JP2002335422A - 映像信号処理装置、映像信号の処理方法及び映像信号の処理方法のプログラム - Google Patents

映像信号処理装置、映像信号の処理方法及び映像信号の処理方法のプログラム

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JP2002335422A
JP2002335422A JP2001137172A JP2001137172A JP2002335422A JP 2002335422 A JP2002335422 A JP 2002335422A JP 2001137172 A JP2001137172 A JP 2001137172A JP 2001137172 A JP2001137172 A JP 2001137172A JP 2002335422 A JP2002335422 A JP 2002335422A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、映像信号処理装置及び映像信号の
処理方法に関し、例えば2−3プルダウン方式により作
成された映像信号より2−3プルダウン方式のフィール
ドシーケンスを検出する場合に適用して、従来に比して
一段と精度良くフィールドシーケンスを検出することが
できるようにする。 【解決手段】 本発明は、動きベクトル(Vx、Vy)
の大きさを基準にした繰り返しに係る同一フィールドの
検出と、フィールド間における動きベクトル差分値Δ
(Vx、Vy)を基準にした同一フィールドの直前フィ
ールドの検出とに基づいて、例えば2−3プルダウン方
式における繰り返しに係る同一フィールドを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号処理装
置、映像信号の処理方法及び映像信号の処理方法のプロ
グラムに関し、例えば2−3プルダウン方式により作成
された映像信号より2−3プルダウン方式のフィールド
シーケンスを検出する場合に適用することができる。本
発明は、動きベクトルの大きさを基準にした繰り返しに
係る同一フィールドの検出と、フィールド間における動
きベクトル差分値を基準にした同一フィールドの直前フ
ィールドの検出とに基づいて、例えば2−3プルダウン
方式における繰り返しに係る同一フィールドを判定する
ことにより、従来に比して一段と精度良くフィールドシ
ーケンスを検出することができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、テレシネ装置は、2−3プルダウ
ン方式により24〔コマ/秒〕の映画フィルムより60
〔フィールド/秒〕の映像信号を生成するようになされ
ている。
【0003】すなわちこの2−3プルダウン方式におい
ては、図4に示すように、映画フィルムによる2コマよ
り5フィールドの映像信号VSを生成する処理を繰り返
すことにより、フィールド数を変換してNTSC方式に
よる映像信号VSを生成する。このためテレシネ装置で
は、映画フィルムの2コマ毎に、同一コマの撮像を繰り
返して撮像結果を処理することにより、5フィールド毎
に、1フィールドだけ間を開けて、同一のフィールドが
繰り返されてなるように映像信号VSを生成するように
なされている。なおこの図4において、この繰り返しに
係る同一フィールドをハッチングにより示す。
【0004】これによりこのようにして作成された映像
信号VSにおいては、連続するフィールドで動きが不連
続となる欠点があり、例えば特開平5−183884号
公報、特開平8−237694号公報においては、この
ような2−3プルダウン方式におけるフィールドシーケ
ンスを検出して不連続な動きを補正するようになされて
いる。
【0005】図5は、この特開平5−183884号公
報に開示のフィールドシーケンス検出回路を示すブロッ
ク図である。このフィールドシーケンス検出回路1にお
いて、フレームメモリ(FM)2は、映像信号VSを一
時保持して出力することにより、映像信号VSを1フレ
ーム分だけ遅延させて出力する。
【0006】減算回路3は、フレームメモリ2の入出力
信号を順次減算し、絶対値化回路4は、この減算回路3
の出力信号を絶対値化して出力する。積算回路5は、フ
ィールド周期のフィールドクロックFCKを基準にして
絶対値化回路4の出力値を各フィールド毎に累積加算
し、累積加算結果を出力する。比較回路(COM)6
は、この積算回路5より出力される累積加算結果を所定
の比較基準値により判定し、これにより繰り返しに係る
同一フィールドで論理0に立ち下がる判定結果を出力す
る。これによりフィールドシーケンス検出回路1は、対
応するフィールド間で各画素の差分値を検出して繰り返
しに係る同一フィールドを検出するようになされてい
る。
【0007】レジスタ(R)7A〜7Eは、フィールド
クロックFCKを基準にしてこの判定結果を順次転送
し、オア回路8は、これらレジスタ7A〜7Eの出力の
論理和を出力する。インバーター9は、最終段のレジス
タ7Eの出力を受け、論理値を反転して出力する。アン
ド回路10は、レジスタ7A〜7Eの出力、オア回路8
の出力、インバーター9の出力を受け、これら出力の論
理積をフィールドシーケンス検出結果S1として出力す
る。これによりフィールドシーケンス検出回路1におい
ては、繰り返しに係る同一フィールドが5フィールド毎
に繰り返される2−3プルダウン方式の規則性を有効に
利用して誤検出を防止するようになされている。
【0008】これに対して図6は、特開平8−2376
94号公報に開示のフィールドシーケンス検出回路であ
り、このフィールドシーケンス検出回路11では、動き
ベクトルを基準にしてフィールドシーケンスを検出す
る。すなわちこのフィールドシーケンス検出回路11に
おいて、前置フィルタ13は、映像信号VSを構成する
輝度信号VSYが選択的に入力され、動きベクトル検出
時におけるエラーを低減するために、この輝度信号VS
Yを帯域制限して出力する。
【0009】フレームメモリ(FM)14は、この輝度
信号VSYを一次保持して出力することにより、輝度信
号VSYを1フレーム分だけ遅延させて出力する。動き
ベクトル検出回路15は、このフレームメモリ14より
出力される輝度信号VSYを基準にして前置フィルタ1
3から出力される輝度信号VSYの動きベクトル(V
x,Vy)を検出する。なお動きベクトル検出回路15
は、例えばマクロブロック単位で輝度信号VSYの動き
ベクトル(Vx,Vy)を検出する。
【0010】比較回路(COM)16は、動きベクトル
(Vx,Vy)に対応する2次元の動き判定基準値
(α、β)により、動きベクトル(Vx,Vy)の大き
さを判定し、動き判定基準値(α、β)より動きベクト
ル(Vx,Vy)が小さい場合に、入力された動きベク
トル(Vx,Vy)をそのまま出力する。
【0011】多数決回路17は、比較回路16より出力
される動きベクトル(Vx,Vy)をフィールド単位で
集計することにより、各フィールドで最も検出回数の多
い動きベクトル(Vx,Vy)の個数を検出し、この個
数が所定値以上か否か判断する。これにより多数決回路
17は、動きベクトルが値0近傍に集中するフィールド
の検出により繰り返しに係る同一フィールドを検出す
る。
【0012】遅延回路(DL)18は、この多数決回路
17の判定結果を5フィールド分遅延して出力し、判定
回路19は、この遅延回路18の入出力を比較し、比較
結果をフィールドシーケンス検出結果S1により出力す
る。これによりこのフィールドシーケンス検出回路11
においても、繰り返しに係る同一フィールドが5フィー
ルド毎に繰り返される2−3プルダウン方式の規則性を
有効に利用して誤検出を有効に回避するようになされて
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで特開平5−1
83884号公報に開示のフィールドシーケンス検出回
路1においては、対応するフィールド間で各画素の差分
値を検出して繰り返しに係る同一フィールドを検出する
ことにより、このようにして繰り返されるフィールド間
に動きがあると、フィールドシーケンスを正しく検出で
きなくなる。
【0014】これに対してこのような映像信号VSを生
成するテレシネ装置においては、同一コマの撮像を繰り
返してこの繰り返しに係る同一フィールドを作成し、ま
た映画フィルムのコマ送り時に、モータの回転むら、ギ
ヤ等の機械的要因により、ぶれが発生する場合があり、
これによりこのような繰り返しに係る同一フィールドで
動きが発生する場合がある。
【0015】これにより特開平5−183884号公報
に開示のフィールドシーケンス検出回路1においては、
ぶれによりフィールドシーケンスを正しく検出できなく
なる問題があった。
【0016】これに対して特開平8−237694号公
報に開示のフィールドシーケンス検出回路11において
は、比較回路16における動き判定基準値(α、β)の
設定により、このようなぶれによるフィールドシーケン
スの誤検出を防止することができる。すなわちコマ送り
時のぶれにおいては、小さなものであることにより、動
き判定基準値(α、β)の設定により、ぶれ程度の値の
小さな動きベクトルだけを選択的に処理するようにし
て、ぶれによる誤検出を防止することができる。またこ
のようなぶれにあっては、コマの連続する方向(すなわ
ち表示画像の縦方向である)に発生することによって
も、動き判定基準値(α、β)において、横方向の判定
基準値αを小さく設定して、ぶれによる誤検出を防止す
ることができる。
【0017】しかしながらこのように設定すると、却っ
てぶれに対して敏感になり、これより却ってフィールド
シーケンスを誤検出する問題がある。また連続するフィ
ールドで動き速度が低速度の場合には、繰り返しに係る
同一フィールドを誤検出し、これによりフィールドシー
ケンスを誤検出する問題がある。さらに動きベクトルを
誤検出した場合にも、同様に、フィールドシーケンスを
誤検出する問題がある。
【0018】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比して一段と精度良くフィールドシーケンス
を検出することができる映像信号処理装置及び映像信号
の処理方法を提案しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、映像信号の連続するフィ
ールドより、フィールド数変換処理における繰り返しに
係る同一フィールドを検出する映像信号処理装置に適用
して、画素単位で又は所定のブロック単位で、映像信号
の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、動
きベクトル検出手段で検出された動きベクトルより、フ
ィールド単位で、動き判定基準値以下の動きベクトルの
個数を計算し、該個数が第1の個数判定基準値以上のフ
ィールドを検出する第1のフィールド検出手段と、連続
するフィールド間で、動きベクトル検出手段で検出され
た動きベクトル間の差分値を検出する差分値検出手段
と、フィールド単位で、差分値判定基準値以上の差分値
の個数を計算し、該個数が第2の個数判定基準値以下の
フィールドを検出する第2のフィールド検出手段と、第
2のフィールド検出手段で該当するフィールドが検出さ
れた後、続くフィールドが第1のフィールド検出手段に
より該当するフィールドと検出された場合に、第1のフ
ィールド検出手段により検出されたフィールドを繰り返
しに係る同一フィールドと判定する判定手段とを備える
ようにする。
【0020】また請求項2の発明においては、請求項1
の構成において、判定手段による判定結果に基づいて、
繰り返しに係る同一フィールドの動きベクトルを処理対
象より除外する選択手段を有するようにする。
【0021】また請求項3の発明においては、映像信号
の連続するフィールドより、フィールド数変換処理にお
ける繰り返しに係る同一フィールドを検出する映像信号
の処理方法に適用して、画素単位で又は所定のブロック
単位で、映像信号の動きベクトルを検出する動きベクト
ル検出のステップと、動きベクトル検出のステップで検
出された動きベクトルより、フィールド単位で、動き判
定基準値以下の動きベクトルの個数を計算し、該個数が
第1の個数判定基準値以上のフィールドを検出する第1
のフィールド検出のステップと、連続するフィールド間
で、動きベクトル検出のステップで検出された動きベク
トル間の差分値を検出する差分値検出のステップと、フ
ィールド単位で、差分値判定基準値以下の差分値の個数
を計算し、該個数が第2の個数判定基準値以上のフィー
ルドを検出する第2のフィールド検出のステップと、第
2のフィールド検出のステップで該当するフィールドが
検出された後、続くフィールドが第1のフィールド検出
のステップにより該当するフィールドと検出された場合
に、第1のフィールド検出のステップにより検出された
フィールドを繰り返しに係る同一フィールドと判定する
判定のステップとを有するようにする。
【0022】また請求項4の発明においては、映像信号
の処理方法のプログラムに適用して、請求項3に記載の
映像信号の処理方法によるプログラムであるようにす
る。
【0023】請求項1の構成によれば、映像信号の連続
するフィールドより、フィールド数変換処理における繰
り返しに係る同一フィールドを検出する映像信号処理装
置に適用して、画素単位で又は所定のブロック単位で、
映像信号の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手
段と、動きベクトル検出手段で検出された動きベクトル
より、フィールド単位で、動き判定基準値以下の動きベ
クトルの個数を計算し、該個数が第1の個数判定基準値
以上のフィールドを検出する第1のフィールド検出手段
とを有することにより、この第1のフィールド検出手段
によって、本来、動きの無い繰り返し係る同一フィール
ドを検出することができる。また連続するフィールド間
で、動きベクトル検出手段で検出された動きベクトル間
の差分値を検出する差分値検出手段と、フィールド単位
で、差分値判定基準値以下の差分値の個数を計算し、該
個数が第2の個数判定基準値以上のフィールドを検出す
る第2のフィールド検出手段とを備えることにより、こ
の第2のフィールド検出手段により、本来、動きベクト
ルの差分値が0である繰り返しに係る同一フィールドの
直前フィールドを検出することができる。これにより第
2のフィールド検出手段で該当するフィールドが検出さ
れた後、続くフィールドが第1のフィールド検出手段に
より該当するフィールドと検出された場合に、第1のフ
ィールド検出手段により検出されたフィールドを繰り返
しに係る同一フィールドと判定する判定手段を備えるこ
とにより、その分、従来に比して検出精度を向上するこ
とができる。すなわち第2のフィールド検出手段で検出
される直前のフィールドにおいては、同一のコマより取
得されるフィールド間で検出される動きベクトルの差分
値であることにより、コマ送りがぶれた場合でも、ほぼ
値0となり、これにより第1のフィールド検出手段にお
ける動き判定基準値を緩やかにする等して、ぶれに対す
る感度を低くすることができる。また動きが遅い場合
に、第1のフィールド検出手段において誤検出した場合
でも、第2のフィールド検出手段においては、正しく検
出することができる。また動きベクトル検出において誤
りが発生した場合でも、1フィールド後においてはエラ
ーによる偏位量が少ないことにより、従来に比して検出
精度を向上することができる。
【0024】また請求項2の構成によれば、請求項1の
構成において、判定手段による判定結果に基づいて、繰
り返しに係る同一フィールドの動きベクトルを処理対象
より除外する選択手段を有することにより、このように
して高い精度により検出されるフィールドシーケンスを
有効に利用して、例えば勾配法により動きベクトルを検
出する場合に、検出精度の低下を有効に回避することが
できる。
【0025】これにより請求項3又は請求項4の構成に
よれば、従来に比して一段と精度良くフィールドシーケ
ンスを検出することができる映像信号の処理装置、映像
信号の処理方法又は映像信号の処理方法のプログラムを
提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0027】(1)第1の実施の形態 (1−1)第1の実施の形態の構成 図1は、本発明の実施の形態に係るフィールドシーケン
ス検出回路を示すブロック図である。このフィールドシ
ーケンス検出回路21において、図6について説明した
フィールドシーケンス検出回路11と同一の構成は、対
応する符号を付して示し、重複した説明は省略する。
【0028】このフィールドシーケンス検出回路21に
おいて、動きベクトル検出回路15は、8画素×8ライ
ンのマクロブロックを単位にして、例えばブロックマッ
チングの手法により動きベクトル(Vx,Vy)を検出
する。これにより動きベクトル検出回路15は、1フィ
ールドで、2700個の動きベクトル(Vx,Vy)を
検出する。また比較回路16においては、動き判定基準
値(α、β)を(±l画素、±2ライン)とした。これ
らによりこのフィールドシーケンス検出回路21におい
ては、動き判定基準値(α、β)以下の動きベクトル
(Vx,Vy)を順次検出するようになされている。
【0029】累算比較回路22は、このようにして検出
される動き判定基準値(α、β)以下の動きベクトル
(Vx,Vy)の個数γをフィールド単位で計算し、こ
の個数γが所定の判定基準値γ1以上か否か判定して判
定結果を出力する。ここでこの判定基準値γ1は、1フ
ィールドのブロック数2700個に対して、2000と
した。これによりフィールドシーケンス検出回路21に
おいては、繰り返しに係る同一フィールドと判断される
フィールドを動きベクトルの大きさを基準にして検出す
るようになされている。
【0030】遅延回路23は、動きベクトル検出回路1
5で検出される動きベクトル(Vx,Vy)を1フィー
ルド遅延させて出力する。差分回路24は、この遅延回
路23の入出力間で差分値を計算することにより、連続
して検出される動きベクトル(Vx,Vy)について、
フィールド間の差分値を計算する。これによりフィール
ドシーケンス検出回路21は、動きベクトル(Vx,V
y)の時間軸方向の偏位量Δ(Vx,Vy)を計算す
る。
【0031】比較選択回路25は、差分回路24の出力
値Δ(Vx,Vy)と、この出力値に対応する所定の差
分値判定基準値(α2、β2)と比較し、この差分値判
定基準値(α2、β2)以下の出力値Δ(Vx,Vy)
を選択出力する。累算比較回路26は、比較選択回路2
5より出力される出力値Δ(Vx,Vy)の個数をフィ
ールド単位で計算し、この個数βが所定の判定基準値β
1以上か否か判定して判定結果を出力する。これにより
比較選択回路25は、動きベクトル(Vx,Vy)の生
成基準のコマを等しくしてなるフィールドの連続を検出
するようになされている。
【0032】すなわち図2に示すように、2−3プルダ
ウン方式によるフィールド間において、繰り返しに係る
同一フィールド(ハッチングにより示す)の直前の2フ
ィールドにおいては、同一コマによる撮像結果が動きベ
クトルの検出基準に設定され、さらに同一のコマの撮像
結果より生成されることにより、それぞれ値0以外の動
きベクトルa及びbが計算される場合であっても、これ
ら動きベクトルa及びbの差分値Δ(a−b)において
は、殆ど値0となる。またこのような差分値Δ(a−
b)においては、コマ送りにぶれが発生している場合で
も、極めて0に近い値となり、むろん画像自体の動きが
小さな場合でも、極めて0に近い値となる。
【0033】これによりこのような差分値Δ(a−b)
が殆ど0となるようなフィールドに続くフィールド2O
DD、4EVENにおいては、繰り返しに係る同一フィ
ールドと判断することができる。
【0034】これによりこの実施の形態では、上述した
累算比較回路22における判定結果と併せて、この判定
方法を採用し、フィールドシーケンスを検出する。この
ようにすれば、その分、従来に比して、動き速度が低速
度の場合でも、繰り返しに係る同一フィールドの誤検出
を防止することができる。また比較回路16における判
定基準(α、β)をその分緩やかに設定して、ぶれに対
する感度を低減することができる。また動きベクトルの
検出に誤りが発生した場合でも、1フィールド後のエラ
ー偏位量は少ないことにより、図6について説明したよ
うに、1つのフィールドを判定対象に設定して動きベク
トルcだけで繰り返しに係る同一フィールドを検出する
場合に比して、動きベクトルの誤検出による繰り返しに
係る同一フィールドの誤検出も有効に回避することがで
きる。
【0035】これにより判定回路27は、累算比較回路
22及び26の出力を判定し、直前のフィールドで、判
定基準値(α2、β2)以下である動きベクトル(V
x,Vy)の差分値Δ(Vx,Vy)が個数βが所定値
β1以上の場合であって、かつ判定基準(α、β)以下
の動きベクトル(Vx,Vy)の個数γが所定個数γ1
以上であるフィールドを検出し、このフィールドを繰り
返しに係る同一フィールドと判定してフィールドシーケ
ンス検出結果S1を出力する。
【0036】(1−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、このフィールドシーケンス検出回
路21においては、2−3プルダウン方式により生成さ
れた映像信号のうち、輝度信号VSYが前置フィルタ1
3に入力され、ここで動きベクトル検出時に誤りが発生
しないように、帯域制限される。この輝度信号VSY
は、続くフレームメモリ14において、1フレーム分遅
延され、これによりこのフレームメモリ14に入力され
る輝度信号VSYの偶数フィールド及び奇数フィールド
に対して、それぞれ対応する直前の偶数フィールド及び
奇数フィールドが生成される。これら対応する1組の輝
度信号VSYは、動きベクトル検出回路15に入力さ
れ、ここで8×8画素毎に、動きベクトル(Vx、V
y)が検出される。
【0037】このようにして検出される動きベクトル
(Vx、Vy)は、比較回路16で所定の動き判定基準
値(α、β)以下の、0近傍のものが選択され、累算比
較回路22で各フィールド毎に、この動き判定基準値
(α、β)以下の動きベクトルの個数が計算され、この
計算された個数γが所定の判定基準値以上のフィールド
で、判定結果が立ち上げられる。これによりフィールド
シーケンス検出回路21では、本来動きが0である2−
3プルダウン方式の繰り返しに係る同一フィールドが動
きベクトルの大きさを基準にして検出される。
【0038】このようにして検出される繰り返しに係る
同一フィールドにおいては、動きベクトルの大きさを基
準にして検出されることにより、輝度信号VSYで動き
が少ない場合には、他のフィールドが誤って検出される
ことになる。またこのような誤検出を防止するために、
動き判定基準値(α、β)を小さくすると、コマ送りに
よるぶれによって本来検出されるべきフィールドが検出
されなくなり、これによりぶれに対して敏感になる。ま
た動きベクトルの誤検出によっても、影響を受けること
になる。
【0039】フィールドシーケンス検出回路21では、
このような動きベクトルの大きさを基準にしたフィール
ドの判定に加えて、動きベクトル検出回路15より出力
される動きベクトルが遅延回路23で1フィールド分遅
延され、続く差分回路24でこの遅延された動きベクト
ルと元の動きベクトルとの間で差分値が検出される。こ
の差分値は、続く比較選択回路25において、差分値判
定基準値(α2、β2)と比較され、この差分値判定基
準値(α2、β2)以下の差分値が累算比較回路26で
各フィールド毎に計算される。さらにこの計算された個
数βが判定基準値β1以上場合に、2−3プルダウン方
式の繰り返しに係る同一フィールドの直前フィールドと
判定される。これによりフィールドシーケンス検出回路
21では、動きベクトルの差分値を基準にして、繰り返
しに係る同一フィールドの直前フィールドが検出され
る。
【0040】このようにして検出される直前フィールド
に係る動きベクトルの差分値においては、同一コマより
作成されたフィールド間で計算されることにより、コマ
送りにぶれがある場合でも、また元の映画フィルム上で
動きがある場合でも、ほぼ値0となる。これによりこの
実施の形態では、確実に繰り返しに係る同一フィールド
の直前フィールドを検出することができる。
【0041】フィールドシーケンス検出回路21では、
このようにして異なる手法による検出結果が判定回路2
7で判定され、これにより繰り返しに係る同一フィール
ドが検出される。従ってこの検出結果においては、2系
統により検出した分、従来に比して高い精度によりフィ
ールドシーケンスを検出することができる。すなわち動
きベクトルの差分値によりフィールドを判定する分、動
き判定基準値を緩やかに設定してぶれに対する感度を低
くすることができる。また動きが遅い場合に、動きベク
トル側で誤検出した場合でも、差分値側においては、正
しく同一フィールドを検出することができ、その検出精
度を向上することができる。また動きベクトル検出にお
いて誤りが発生した場合でも、1フィールド後において
はエラーによる偏位量が少ないことにより、従来に比し
て検出精度を向上することができる。
【0042】(1−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、動きベクトルの大きさを基準にし
た繰り返しに係る同一フィールドの検出と、フィールド
間における動きベクトル差分値を基準にした同一フィー
ルドの直前フィールドの検出とに基づいて、2−3プル
ダウン方式における繰り返しに係る同一フィールドを判
定することにより、従来に比して一段と精度良くフィー
ルドシーケンスを検出することができる。
【0043】(2)第2の実施の形態 図3は、勾配法による動きベクトル検出回路を示すブロ
ック図である。この動きベクトル検出回路41は、例え
ば動きベクトルを用いた動き内挿により映像信号におけ
る動きの不連続性を補正する装置(例えば特開平1−3
0957号公報、特開平3−280681号方向)に適
用される。
【0044】この動きベクトル検出回路41において、
初期偏位ベクトル選択回路43は、動きベクトルメモリ
42に記録された既に検出済の動きベクトルより、初期
偏位ベクトルV0を選択して出力する。ここで初期偏位
ベクトルV0は、処理対象のフィールドの動きベクトル
を計算する際に使用される初期値である。初期偏位ベク
トル選択回路43は、動きベクトルメモリ42に記録さ
れた既に検出済の動きベクトルをこの初期偏位ベクトル
V0の候補として受け、これらの候補より初期偏位ベク
トルV0を選択して出力する。ここでこの候補として
は、処理対象のフィールドにおいて、動きベクトル検出
対象のブロックに対して、既に動きベクトルを検出して
なる隣接ブロックの動きベクトル(例えばラスタ走査に
おいて処理対象のブロックに比して速い時点で走査され
るブロックの動きベクトル)、前フィールドにおける動
きベクトルの平均値等が適用される。初期偏位ベクトル
選択回路43は、これら各候補の動きベクトルのうちで
最も予測誤差の小さなものを選択して初期偏位ベクトル
V0に設定する。
【0045】勾配法演算回路44は、このようにして計
算される初期偏位ベクトルを用いて前フィールド及び対
象フィールドの画像データを演算処理することにより、
初期偏位ベクトルV0に対して、処理対象フィールドに
おける動きベクトルの偏位ベクトルVaを計算する。加
算回路45は、この偏位ベクトルVaを初期偏位ベクト
ルV0と加算し、これにより処理対象フィールドの動き
ベクトルV0+Vaを計算する。
【0046】メモリ書き込み制御回路46は、このよう
にして計算される動きベクトルにより動きベクトルメモ
リ42の記録を更新すると共に、図示しない内挿回路等
に動きベクトルを出力する。この処理においてメモリ書
き込み制御回路46は、フィールドシーケンス検出回路
21で検出されるフィールドシーケンスに従って、2−
3プルダウン方式の繰り返しに係る同一フィールドにつ
いては、動きベクトルメモリ42の更新を中止する。
【0047】すなわち図2を用いて説明したように、2
−3プルダウン方式の繰り返しに係る同一フィールドに
おいては、本来、値0の動きベクトル(動きベクトル
(c)及び(h))が検出される。これに対して勾配法
による動きベクトルの検出においては、それまでのフィ
ールド等で検出されている動きベクトルを基準にして動
きベクトルを検出することにより、この同一フィールド
に続くフィールドにおいては、値0の動きベクトルを基
準にして動きベクトルを検出することになる。これによ
りこのような繰り返しに係る同一フィールドの動きベク
トルを、他のフィールドで検出される動きベクトルと同
様に処理して動きベクトルを検出したのでは、動きが大
きい場合に、検出精度が著しく劣化することになる。
【0048】しかしながらこの実施の形態のように、動
きベクトルメモリ42の更新を中止して、繰り返しに係
る同一フィールドで検出される動きベクトルを処理対象
から除外すれば、結局、直前のフィールドを基準にし
て、同一フィールドに続くフィールドの動きベクトルを
検出することができ、検出精度の劣化を防止することが
できる。
【0049】図3に示す構成によれば、勾配法により動
きベクトルを検出して処理する際に、繰り返しに係る同
一フィールドの動きベクトルを処理対象より除外するこ
とにより、動きベクトルの検出精度の低下を防止するこ
とができる。
【0050】(3)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、単に2系統によるフ
ィールド判定結果によりフィールドシーケンスを検出す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各系
統によるフィールド判定結果に、図5及び図6について
説明したような5フィールド周期で同一のシーケンスが
繰り返される2−3プルダウン方式の規則性を利用した
誤検出防止の機構を設けるようにしてもよい。
【0051】また上述の第1の実施の形態においては、
輝度信号を処理する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、コンポジットビデオ信号を処理する場合等
にも広く適用することができる。
【0052】また上述の第1の実施の形態においては、
前置フィルタによる帯域制限して輝度信号を処理する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応
じて省略するようにしてもよい。
【0053】また上述の実施の形態においては、テレシ
ネ装置で2−3プルダウン方式により生成された60
〔フィールド/秒〕の映像信号を処理する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、要はフィールド数を
変換して生成された各種映像信号の処理に広く適用する
ことができる。
【0054】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、動きベク
トルの大きさを基準にした繰り返しに係る同一フィール
ドの検出と、フィールド間における動きベクトル差分値
を基準にした同一フィールドの直前フィールドの検出と
に基づいて、例えば2−3プルダウン方式における繰り
返しに係る同一フィールドを判定することにより、従来
に比して一段と精度良くフィールドシーケンスを検出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るフィールドシ
ーケンス検出回路を示すブロック図である。
【図2】図1のフィールドシーケンス検出回路の動作の
説明に供する略線図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る動きベクトル
検出回路を示すブロック図である。
【図4】2−3プルダウン方式の説明に供する略線図で
ある。
【図5】従来のフィールドシーケンス検出回路を示すブ
ロック図である。
【図6】従来の他の例に係るフィールドシーケンス検出
回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、11、21……フィールドシーケンス回路、2、1
4……フレームメモリ、15、41……動きベクトル検
出回路、6、16……比較回路、22、26……累算比
較回路、24……差分回路、25……比較選択回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA58 PA72 PA78 PA82 RA01 RA15 SA23 ZA00 5L096 HA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号の連続するフィールドより、フィ
    ールド数変換処理における繰り返しに係る同一フィール
    ドを検出する映像信号処理装置において、 画素単位で又は所定のブロック単位で、前記映像信号の
    動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、 前記動きベクトル検出手段で検出された動きベクトルよ
    り、フィールド単位で、動き判定基準値以下の動きベク
    トルの個数を計算し、該個数が第1の個数判定基準値以
    上のフィールドを検出する第1のフィールド検出手段
    と、 連続するフィールド間で、前記動きベクトル検出手段で
    検出された動きベクトル間の差分値を検出する差分値検
    出手段と、 フィールド単位で、差分値判定基準値以下の前記差分値
    の個数を計算し、該個数が第2の個数判定基準値以上の
    フィールドを検出する第2のフィールド検出手段と、 前記第2のフィールド検出手段で該当するフィールドが
    検出された後、続くフィールドが前記第1のフィールド
    検出手段により該当するフィールドと検出された場合
    に、前記第1のフィールド検出手段により検出されたフ
    ィールドを前記繰り返しに係る同一フィールドと判定す
    る判定手段とを備えることを特徴とする映像信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記判定手段による判定結果に基づいて、
    前記繰り返しに係る同一フィールドの動きベクトルを処
    理対象より除外する選択手段を有することを特徴とする
    請求項1に記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】映像信号の連続するフィールドより、フィ
    ールド数変換処理における繰り返しに係る同一フィール
    ドを検出する映像信号の処理方法において、 画素単位で又は所定のブロック単位で、前記映像信号の
    動きベクトルを検出する動きベクトル検出のステップ
    と、 前記動きベクトル検出のステップで検出された動きベク
    トルより、フィールド単位で、動き判定基準値以下の動
    きベクトルの個数を計算し、該個数が第1の個数判定基
    準値以上のフィールドを検出する第1のフィールド検出
    のステップと、 連続するフィールド間で、前記動きベクトル検出のステ
    ップで検出された動きベクトル間の差分値を検出する差
    分値検出のステップと、 フィールド単位で、差分値判定基準値以下の前記差分値
    の個数を計算し、該個数が第2の個数判定基準値以上の
    フィールドを検出する第2のフィールド検出のステップ
    と、 前記第2のフィールド検出のステップで該当するフィー
    ルドが検出された後、続くフィールドが前記第1のフィ
    ールド検出のステップにより該当するフィールドと検出
    された場合に、前記第1のフィールド検出のステップに
    より検出されたフィールドを前記繰り返しに係る同一フ
    ィールドと判定する判定のステップとを有することを特
    徴とする映像信号の処理方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の映像信号の処理方法によ
    るプログラムであることを特徴とする映像信号の処理方
    法のプログラム。
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