JP4039273B2 - 動きベクトル検出装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はデジタルテレビジョン信号の動きベクトル検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のテレビジョン信号の動きベクトル検出装置は、テレビジョン画像を多数のブロック状の検出領域に分割し、動画像の前後フレーム間の対応する領域同士の相関を求めるブロックマッチング方式がある。図9は従来のブロックマッチング方式の概略図である。入力された映像信号はフレームメモリ1により、1フレーム遅延された後、減算器4にてフレーム差分が求められる。求められたフレーム差分は絶対値手段5により差分絶対値となる。この差分絶対値が累積手段6にて、ブロック状の検出領域期間累積される。つぎに、2つの画像を少しずつずらしながら、再度差分絶対値の累積を求める。これらを検出するべき動きベクトルの範囲内ですべて行い、最小値検出手段7によって、最小値を検出し、この最小値を動きベクトルとして出力するものである。(例えば非特許文献1参考)
また、入力映像の傾きを使用して動きベクトルを求める方法として、グラジエント方式と呼ばれるものを使用しているものもある。グラジエント方式では、注目画素の近辺の傾きと静止方向の差分値を用いて、動き量を求めるものであり、たとえば図10のように水平方向1次元でのベクトルを考えた場合、移動量v1、注目画素の傾きE=x1−x2、静止方向のフレーム差分F=x1−y1とすると、F=−v1xEと示すことができる。(例えば非特許文献1参考、特許文献1参照。)。
【0003】
【非特許文献1】
吹抜 敬彦、“画像のデジタル信号処理”、日刊工業新聞社(223、224ページ)
【特許文献1】
特開昭61−70882号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の動きベクトル検出回路は、図5に示すように、注目画素の近辺は1フレーム後も静止しているにも関わらず、動きを伴った画素が差分絶対値を累積するブロック内の周辺に移動してきた場合、各動きベクトルの累積値として本来静止ベクトルの累積値が最小となるはずが、上記動き画素が検出範囲に存在しない方向のベクトルnの差分絶対値の累積値の方が小さくなってしまうという問題があった。
【0005】
また、図6に示すように非常に信号レベルの近い波形が動きベクトルの検出範囲に存在した場合、本来は誤ったベクトルであるにも関わらず、差分絶対値の累積結果が小さく出てしまい、ベクトル検出を誤ってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、周辺の画素情報を利用したブロックマッチングによる動きベクトル検出の精度を損なうことなく、注目画素の動きベクトルを精度よく検出する動きベクトル検出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る動きベクトル検出装置は、1フレーム期間入力信号を遅延させる遅延手段と、予め設定されている複数のベクトルを求めるため、入力された映像信号と1フレーム遅延信号を指定された時間だけ水平または垂直に移動させる第1及び第2の映像シフト手段と、第1及び第2の映像シフト手段の出力信号の差の絶対値を求める差分絶対値手段と、注目する画素周辺の同一方向の差分絶対値を累積するべく、設定された期間差分絶対値手段の出力を累積する累積手段と、予め設定された複数のベクトルの中から累積結果の最小値を求める最小値検出手段と、外部より設定可能な第1の閾値と最小値を比較する第1の比較手段により、閾値より小さい場合に最小値を与える動きベクトルを注目する画素に対する動きベクトルであると判定する、動きベクトル検出装置において、外部より設定可能な第2の閾値と差分絶対値を比較し、注目画素以外の差分絶対値が与えられた閾値より大きい場合に、該当する差分絶対値を累積から除外するよう前記累積手段を制御する第2の比較手段を有する動きベクトル検出装置。
【0008】
本発明に係る動きベクトル検出装置は、第2の比較手段の結果、注目画素の差分絶対値が与えられた閾値より大きい場合に、該当する方向を動きベクトルの候補から除外するよう前記最小値検出手段を制御する第2の比較手段を有する動きベクトル検出装置。
【0009】
本発明に係る動きベクトル検出装置は、第1及び第2の映像シフト手段より出力された夫々の映像信号の水平または垂直の傾きを求める第1及び第2の遅延手段と第1及び第2の演算手段と、求められた傾きの1フレーム間の差分の絶対値を求める第2の差分絶対値手段と、注目する画素周辺に設定された期間第2の差分絶対値手段の出力を累積する第2の累積手段と、外部より設定可能な第3の閾値と第2の累積値を比較し、第2の累積値が与えられた第3の閾値より大きい場合に、該当する方向を動きベクトルの候補から除外するよう前記最小値検出手段を制御する第3の比較手段を有する動きベクトル検出装置。
【0010】
本発明に係る動きベクトル検出装置は、入力された映像信号の傾きのフレーム差分である第2の差分絶対値手段の出力と、外部より設定可能な第4の閾値を比較し、第2の差分絶対値が与えられた閾値より大きい場合に、該当する方向を動きベクトルの候補から除外するよう最小値検出手段を制御する第4の比較手段を有する動きベクトル検出装置。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
【0012】
(実施の形態1)
以下に、本発明の請求項1に記載された発明の実施の形態について、図1及び図5、図7を用いて説明する。
【0013】
図1は本発明の第1の実施例を示す構成図である。入力された映像信号100はフレームメモリ1を用いて1映像期間遅延される。次に、動きベクトルの方向との相関を検出するために、現入力信号100と1フレーム遅延信号107は、制御信号101と映像シフト器によって、動きベクトルに一致した分だけ映像を水平または垂直移動させられる。制御信号101は、検出するべき動きベクトルと1対1に対応しており、本制御信号により、現在どの動きベクトルの演算を行っているかが同時に判別可能である。また、映像シフト手段は、1水平映像期間遅延できるラインメモリや1画素分遅延できるレジスタなどと制御信号101による選択手段などによって構成可能である。このようにして、ある方向にシフトされた画素同士の差分の絶対値を減算器4と絶対値手段5とで求める。さらに、累積手段6によって、ある一定期間累積する事によって、図7に示されるように注目画素周辺の同一ベクトル方向の差分絶対値を累積する。図7では、ある動きベクトルに関して、注目画素周辺の15画素分の差分の絶対値が累積されている場合の概念図を示す。このとき比較器9によって、注目画素以外の画素の差分絶対値がある閾値を超えていた場合、累積から除外する制御信号を発生させる。この作業を設定された複数のベクトルに関して実行し、最小値検出手段7によって、差分の絶対値の累積が最小となるベクトルを求め、さらに比較器8によって最小値が閾値より小さい場合に注目画素に該当するベクトルとして出力する。この時、比較器9が存在しない場合、例えば図5に示されるように、注目画素近辺はほとんど静止しているにも関わらず、累積期間周辺の画素に非常にレベル差の大きい動きがあった場合、本来なら静止方向を示すベクトルと一致する差分絶対値の累積が最小となるべきところが、動きのある画素を含まない方向のベクトルが最小値となってしまうことがある。そこで、比較器9により、注目画素以外で著しく差分絶対値が大きい場合は累積から除外する事で本来のベクトルを精度良く検出する事が可能となる。
【0014】
(実施の形態2)
以下に、本発明の請求項2に記載された発明の実施の形態について、図2を用いて説明する。
【0015】
図2は第2の実施例を示す構成図である。第1の実施例と同様に、動きベクトル方向の画素単位の差分絶対値を計算したあと、注目画素以外で非常に大きな差分絶対値が累積対象から除かれ累積手段6によって累積される。同様に比較器9によって、注目画素が非常に大きな差分絶対値をもつ場合、最小値検出手段10による最小値検出から除外する。そして、比較器8によって最小値が設定された閾値より小さい場合に注目画素に該当するベクトルとして出力する。これにより、注目画素が非常に大きな差分をもつにも関わらず、周辺の画素のフレーム差分が非常に小さい場合にも誤ったベクトルを検出することなく、正しいベクトルを精度良く検出することが可能となる。
【0016】
(実施の形態3)
以下に、本発明の請求項3に記載された発明の実施の形態について、図3、図6、図8を用いて説明する。
【0017】
図3は第3の実施例を示す構成図である。第1及び第2の実施例と同様に、動きベクトル方向の画素単位の差分絶対値を計算し、注目画素周辺を含むある一定期間累積する。次に、遅延手段11と減算器13により、1フレーム遅延後とベクトル方向にシフトされた映像信号の水平または垂直の傾きを計算する。同様に遅延手段12と減算器18により、ベクトル方向にシフトされた現入力映像信号の水平または垂直の傾きを計算する。さらに、減算器14と絶対値手段15により、1フレーム間のベクトル方向シフトされた映像信号の傾きの差分の絶対値を計算する。通常の1フレーム間のベクトル方向差分の場合と同様に、注目画素周辺の累積を累積手段16によって行う。次に比較器17によって、この傾きの差分絶対値の累積値が設定された閾値を超えた場合に、差分絶対値の最小値検出回路10から該当するベクトルを検出から除外する。そして、比較器8により、設定された閾値より検出された最小値が小さい場合に、注目画素に対する動きベクトルとして最小値に該当する動きベクトルを出力する。次に図6により、信号レベルが非常に近いが波形の傾きが異なる場合の差分の絶対値の累積がどのようになるかを説明する。図6(a)の波形の注目画素部分は、予め設定された動きベクトルの検出範囲を超えて図に対して水平方向に左に動きを伴っており、設定された動きベクトルの範囲内で検出される事は無い。さらに、注目画素と信号レベルが近いが傾きが異なる波形が、動きベクトルとしては水平方向に対して映像の動きと逆側に存在する。このような場合図6(b)に示されるように、比較器8にて比較される閾値103より小さな値を持つ累積値を出力する場合が存在する。次に図8を用いて、信号レベルが違いが傾きが異なるような2つの波形の演算結果を説明する。2つの波形間の差分絶対値は|a1−b1|、|a2−b2|、|a3−b3|であるが、図8(b)のように、波形が交差する点に近いa2,b2では、差分の絶対値が小さく出てしまうことがある。次に、2つの波形の水平方向の傾きを求めた後の差分絶対値は、問題となっていたa2,b2の差分値は|(a3−a2)−(b3−b2)|となり、図8(b)の様に差分絶対値が大きくなるため、傾きの差分絶対値を累積することにより、図6(b)でおきていた極小点を最小値検出から除くことが可能となる。このように、信号レベルが非常に近いが傾きが異なる波形を含む動きベクトル検出の精度向上が可能となる。
【0018】
(実施の形態4)
以下に、本発明の請求項4に記載された発明の実施の形態について、図4を用いて説明する。
【0019】
図4は第4の実施例を示す構成図である。第1及び第2、第3の実施例と同様に、動きベクトル方向の画素単位の差分絶対値を計算し、注目画素周辺を含むある一定期間累積する。累積された結果が最小値検出手段10に入力される。比較器9からは、画素単位での閾値判別により、累積手段6、最小値検出手段10を制御する制御信号が出力される。また、絶対値手段15からは、水平または垂直の傾きを用いた動きベクトル方向の差分の絶対値が出力され、累積手段16、比較器17により、同様に最小値検出手段10を制御する。ここで、絶対値手段15から出力される画素単位の傾きのフレーム差分が設定される閾値より大きい場合、該当する動きベクトルを最小値検出から除外する制御信号を最小値検出手段10に出力する。最小値検出手段10から出力される最小値が設定される閾値より小さい場合に該当する動きベクトルを注目画素の動きベクトルとして出力する。このように、画素ごとの信号レベルが非常に近く、また傾きも累積範囲内で一部のみが異なる波形の場合でも、誤った動きベクトルを出力することなく、動きベクトル検出の精度向上が可能となる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、1フレーム期間入力信号を遅延させる遅延手段と、予め設定されている複数のベクトルを求めるため、入力された映像信号と1フレーム遅延信号を指定された時間だけ水平または垂直に移動させる第1及び第2の映像シフト手段と、第1及び第2の映像シフト手段の出力信号の差の絶対値を求める差分絶対値手段と、注目する画素周辺の同一方向の差分絶対値を累積するべく、設定された期間差分絶対値手段の出力を累積する累積手段と、予め設定された複数のベクトルの中から累積結果の最小値を求める最小値検出手段と、外部より設定可能な第1の閾値と最小値を比較する第1の比較手段により、閾値より小さい場合に最小値を与える動きベクトルを注目する画素に対する動きベクトルであると判定する、動きベクトル検出装置において、外部より設定可能な第2の閾値と差分絶対値を比較し、注目画素以外の差分絶対値が与えられた閾値より大きい場合に、該当する差分絶対値を累積から除外するよう前記累積手段を制御する第2の比較手段を有することにより、誤った動きのある画素を含まない方向のベクトルが最小値となることなく、正しいベクトルと一致する差分絶対値の累積が最小となる動きベクトル検出装置が可能となる。
【0021】
また、本発明によれば、第2の比較手段の結果、注目画素の差分絶対値が与えられた閾値より大きい場合に、該当する方向を動きベクトルの候補から除外するよう前記最小値検出手段を制御する第2の比較手段を有することにより、注目画素が非常に大きな差分をもつにも関わらず、周辺の画素のフレーム差分が非常に小さい場合にも誤ったベクトルを検出することなく、正しいベクトルを精度良く検出することが可能となる。
【0022】
また、本発明によれば、第1及び第2の映像シフト手段より出力された夫々の映像信号の水平または垂直の傾きを求める第1及び第2の遅延手段と第1及び第2の演算手段と、求められた傾きの1フレーム間の差分の絶対値を求める第2の差分絶対値手段と、注目する画素周辺に設定された期間第2の差分絶対値手段の出力を累積する第2の累積手段と、外部より設定可能な第3の閾値と第2の累積値を比較し、第2の累積値が与えられた第3の閾値より大きい場合に、該当する方向を動きベクトルの候補から除外するよう前記最小値検出手段を制御する第3の比較手段を有することにより、信号レベルが非常に近いが傾きが異なる波形を含む動きベクトル検出の精度向上が可能となる。
【0023】
また、本発明によれば、入力された映像信号の傾きのフレーム差分である第2の差分絶対値手段の出力と、外部より設定可能な第4の閾値を比較し、第2の差分絶対値が与えられた閾値より大きい場合に、該当する方向を動きベクトルの候補から除外するよう最小値検出手段を制御する第4の比較手段を有することにより、画素ごとの信号レベルが非常に近く、また傾きも累積範囲内で一部のみが異なる波形の場合でも、誤った動きベクトルを出力することなく、動きベクトル検出の精度向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における動きベクトル検出装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における動きベクトル検出装置のブロック図
【図3】本発明の実施の形態3における動きベクトル検出装置のブロック図
【図4】本発明の実施の形態4における動きベクトル検出装置のブロック図
【図5】累積加算手段6の出力の第1の説明図
【図6】累積加算手段6の出力の第2の説明図
【図7】累積加算手段6の動作説明図
【図8】本発明実施の形態3における演算結果の波形図
【図9】従来例を示すブロック図
【図10】動き量を示す波形図
【符号の説明】
1 フレームメモリ
2、3 映像シフト手段
4、13、14、18 減算手段
5、15 絶対値手段
6、16 累積手段(累積加算器)
7、10 最小値検出手段
8、9、17、19 比較手段
11、12 遅延手段

Claims (4)

  1. 動画像の動き情報の検出を行う動きベクトル検出装置であり、1フレーム期間入力信号を遅延させる遅延手段と、予め設定されている複数のベクトルを求めるため、入力された映像信号と1フレーム遅延信号を指定された時間だけ水平または垂直に移動させる第1及び第2の映像シフト手段と、前記第1及び第2の映像シフト手段の出力信号の差の絶対値を求める差分絶対値手段と、注目する画素周辺の同一方向の差分絶対値を累積するべく、設定された期間前記差分絶対値を累積する累積手段と、前記予め設定された複数のベクトルの中から前記累積結果の最小値を求める最小値検出手段と、外部より設定可能な第1の閾値と前記最小値を比較する第1の比較手段により、前記第1の閾値より前記最小値が小さい場合に前記最小値を与える動きベクトルを、注目する画素に対する動きベクトルであると判定する、動きベクトル検出装置において、外部より設定可能な第2の閾値と前記差分絶対値を比較する第2の比較手段を有し、注目画素以外の差分絶対値が与えられた閾値より大きい場合に、該当する差分絶対値を累積から除外するよう前記累積手段を制御することを特徴とする動きベクトル検出装置。
  2. 請求項1に記載の動きベクトル検出装置において、第2の比較手段の結果、注目画素の差分絶対値が与えられた閾値より大きい場合に、該当する方向を動きベクトルの候補から除外するよう前記最小値検出手段を制御することを特徴とする動きベクトル検出装置。
  3. 請求項1及び2に記載の動きベクトル検出装置において、前記第1及び第2の映像シフト手段より出力された夫々の映像信号の水平または垂直の傾きを求める第1及び第2の遅延手段と第1及び第2の演算手段と、前記求められた傾きの1フレーム間の差分の絶対値を求める第2の差分絶対値手段と、注目する画素周辺に設定された期間前記第2の差分絶対値を累積する第2の累積手段と、外部より設定可能な第3の閾値と前記第2の累積値を比較する第3の比較手段を有し、第2の累積値が与えられた第3の閾値より大きい場合に、該当する方向を動きベクトルの候補から除外するよう前記最小値検出手段を制御することを特徴とする動きベクトル検出装置。
  4. 請求項3に記載の動きベクトル検出装置において、入力された映像信号の傾きのフレーム差分である前記第2の差分絶対値と、外部より設定可能な第4の閾値を比較する第4の比較手段を有し、前記第2の差分絶対値が与えられた閾値より大きい場合に、該当する方向を動きベクトルの候補から除外するよう最小値検出手段を制御することを特徴とする動きベクトル検出装置。
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