JPH0546770A - 動画像の領域分割方式 - Google Patents
動画像の領域分割方式Info
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- JPH0546770A JPH0546770A JP3186157A JP18615791A JPH0546770A JP H0546770 A JPH0546770 A JP H0546770A JP 3186157 A JP3186157 A JP 3186157A JP 18615791 A JP18615791 A JP 18615791A JP H0546770 A JPH0546770 A JP H0546770A
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- JP
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- image
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- frame
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 動きの異なる複数の領域で構成される動画像
において、画素単位でのより正確な動画像の領域分割を
可能とする。 【構成】 入力画像である第(n+1)フレーム画像1
01は領域分割回路13に供給され、フレームメモリA
11からは第nフレーム画像102が領域分割回路13
と領域分割回路14に供給され、かつフレームメモリ1
2からは第(n−1)フレーム画像103が領域分割回
路14に供給される。領域分割回路14では順方向フレ
ーム間の動き情報を検出して、この検出結果を利用して
第nフレーム画像102を領域分割して分割結果105
を出力する。一方、領域分割回路13では逆方向フレー
ム間の動き情報を検出して、この検出結果を利用して第
nフレーム画像102を領域分割して分割結果104を
出力する。領域補正回路15では2つの領域分割回路1
04,105とから補正された領域分割結果107を求
めて出力する。
において、画素単位でのより正確な動画像の領域分割を
可能とする。 【構成】 入力画像である第(n+1)フレーム画像1
01は領域分割回路13に供給され、フレームメモリA
11からは第nフレーム画像102が領域分割回路13
と領域分割回路14に供給され、かつフレームメモリ1
2からは第(n−1)フレーム画像103が領域分割回
路14に供給される。領域分割回路14では順方向フレ
ーム間の動き情報を検出して、この検出結果を利用して
第nフレーム画像102を領域分割して分割結果105
を出力する。一方、領域分割回路13では逆方向フレー
ム間の動き情報を検出して、この検出結果を利用して第
nフレーム画像102を領域分割して分割結果104を
出力する。領域補正回路15では2つの領域分割回路1
04,105とから補正された領域分割結果107を求
めて出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動画像の領域分割方式に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像の領域分割方式において
は、分割の対象である第nフレーム画像における第(n
−1)フレーム画像からの順方向フレーム間での動き検
出結果を基に画素毎あるいは小ブロック毎の分割を行う
方式が知られている(特願平3−000523号「動画
像の符号化方式」)。この方式では前記順方向フレーム
間動き検出結果をもとに動画像内の被写体毎にパラメー
タpi=(ai,bi,ci,di,ei,fi)を計
算により求める。そして該被写体領域内の各画素の順方
向動きベクトル(vx,vy)を式(1)に示す画素位
置(x,y)の一次変換により求める。
は、分割の対象である第nフレーム画像における第(n
−1)フレーム画像からの順方向フレーム間での動き検
出結果を基に画素毎あるいは小ブロック毎の分割を行う
方式が知られている(特願平3−000523号「動画
像の符号化方式」)。この方式では前記順方向フレーム
間動き検出結果をもとに動画像内の被写体毎にパラメー
タpi=(ai,bi,ci,di,ei,fi)を計
算により求める。そして該被写体領域内の各画素の順方
向動きベクトル(vx,vy)を式(1)に示す画素位
置(x,y)の一次変換により求める。
【0003】
【数1】
【0004】画像内に動きの異なるn個の領域が存在す
る場合には、計算により求めたn個のパラメータpi
(i=1...n)に対して画素毎に式(1)で動きベ
クトルを展開して順方向動き補償フレーム間差分が最も
小さくなるパラメータを選択して、該画素をこの選択パ
ラメータで特徴づけられる被写体領域に分類する。
る場合には、計算により求めたn個のパラメータpi
(i=1...n)に対して画素毎に式(1)で動きベ
クトルを展開して順方向動き補償フレーム間差分が最も
小さくなるパラメータを選択して、該画素をこの選択パ
ラメータで特徴づけられる被写体領域に分類する。
【0005】以上のように動きの異なる被写体領域毎に
動きを表現するパラメータを求め、これら検出された複
数のパラメータのうち最適なものを画素単位で選択する
ことにより領域分割を行うので、被写体毎の動きに応じ
たより正確な領域分割を実現することが可能となる。
動きを表現するパラメータを求め、これら検出された複
数のパラメータのうち最適なものを画素単位で選択する
ことにより領域分割を行うので、被写体毎の動きに応じ
たより正確な領域分割を実現することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第nフレーム画像の領
域分割において第(n−1)フレーム画像からの順方向
フレーム間での動き検出結果を基に画像の領域分割を行
う方式では、動く被写体の背後から現れる画像部分を正
確に分類して領域分割を行うことは困難である。このた
め動く被写体の輪郭付近で背景部分を前記被写体の一部
とする誤った領域分割を行う場合や、被写体同士の隣接
部分が何れの領域にも分類できず残される場合などがあ
る。
域分割において第(n−1)フレーム画像からの順方向
フレーム間での動き検出結果を基に画像の領域分割を行
う方式では、動く被写体の背後から現れる画像部分を正
確に分類して領域分割を行うことは困難である。このた
め動く被写体の輪郭付近で背景部分を前記被写体の一部
とする誤った領域分割を行う場合や、被写体同士の隣接
部分が何れの領域にも分類できず残される場合などがあ
る。
【0007】本発明の目的は、画像内に動きの異なる複
数の領域が存在する場合に、第nフレーム画像の領域分
割を実現するに際して、第(n−1)フレーム画像から
の順方向フレーム間動き情報を用いて領域分割を行うだ
けでなく、第(n+1)フレーム画像からの逆方向フレ
ーム間動き情報を検出して領域分割を行い、これら2つ
の領域分割結果から補正された領域分割結果を得ること
で、被写体同士の隣接部分でもより正確な領域分割を可
能とする動画像の領域分割方式を提供することにある。
数の領域が存在する場合に、第nフレーム画像の領域分
割を実現するに際して、第(n−1)フレーム画像から
の順方向フレーム間動き情報を用いて領域分割を行うだ
けでなく、第(n+1)フレーム画像からの逆方向フレ
ーム間動き情報を検出して領域分割を行い、これら2つ
の領域分割結果から補正された領域分割結果を得ること
で、被写体同士の隣接部分でもより正確な領域分割を可
能とする動画像の領域分割方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の動画像の
領域分割方式は、順方向フレーム間での動き情報を検出
して前記動き情報を基にフレーム画像を画素毎あるいは
小ブロック毎に領域分割して順方向領域分割結果を出力
する手段と、逆方向フレーム間での動き情報を検出して
前記動き情報を基にフレーム画像を画素毎あるいは小ブ
ロック毎に領域分割して逆方向領域分割結果を出力する
手段と、前記2つの領域分割結果を利用して補正された
フレーム画像の領域分割結果を出力する手段とを備える
ことを特徴とする。
領域分割方式は、順方向フレーム間での動き情報を検出
して前記動き情報を基にフレーム画像を画素毎あるいは
小ブロック毎に領域分割して順方向領域分割結果を出力
する手段と、逆方向フレーム間での動き情報を検出して
前記動き情報を基にフレーム画像を画素毎あるいは小ブ
ロック毎に領域分割して逆方向領域分割結果を出力する
手段と、前記2つの領域分割結果を利用して補正された
フレーム画像の領域分割結果を出力する手段とを備える
ことを特徴とする。
【0009】本発明の第2の動画像の領域分割方式は、
第(n+1)フレーム画像が現入力画像である場合、第
nフレーム画像を出力する手段と、第(n−1)フレー
ム画像を出力する手段と、第nフレーム画像における第
(n−1)フレーム画像からの順方向フレーム間での動
き情報を検出して前記動き情報を基に第nフレーム画像
を画素毎あるいは小ブロック毎に領域分割して順方向領
域分割結果を出力する手段と、第nフレーム画像におけ
る第(n+1)フレーム画像からの逆方向フレーム間で
の動き情報を検出して前記動き情報を基に第nフレーム
画像を画素毎あるいは小ブロック毎に領域分割して逆方
向領域分割結果を出力する手段と、前記2つの領域分割
結果を利用して補正された第nフレーム画像の領域分割
結果を出力する手段とを備えることを特徴とする。
第(n+1)フレーム画像が現入力画像である場合、第
nフレーム画像を出力する手段と、第(n−1)フレー
ム画像を出力する手段と、第nフレーム画像における第
(n−1)フレーム画像からの順方向フレーム間での動
き情報を検出して前記動き情報を基に第nフレーム画像
を画素毎あるいは小ブロック毎に領域分割して順方向領
域分割結果を出力する手段と、第nフレーム画像におけ
る第(n+1)フレーム画像からの逆方向フレーム間で
の動き情報を検出して前記動き情報を基に第nフレーム
画像を画素毎あるいは小ブロック毎に領域分割して逆方
向領域分割結果を出力する手段と、前記2つの領域分割
結果を利用して補正された第nフレーム画像の領域分割
結果を出力する手段とを備えることを特徴とする。
【0010】本発明の第3の動画像の領域分割方式は、
第(n+1)フレーム画像が現入力画像である場合、第
nフレーム画像を出力する手段と、第(n+1)フレー
ム画像における第nフレーム画像からの順方向フレーム
間での動き情報を検出して前記動き情報を基に第(n+
1)フレーム画像を画素毎あるいは小ブロック毎に領域
分割して順方向領域分割結果を出力する手段と、前記順
方向領域分割結果を1フレーム期間遅延して出力する領
域分割情報記憶手段と、第nフレーム画像における第
(n+1)フレーム画像からの逆方向フレーム間での動
き情報を検出して前記動き情報を基に第nフレーム画像
を画素毎あるいは小ブロック毎に領域分割して逆方向領
域分割結果を出力する手段と、前記逆方向領域分割結果
と前記1フレーム遅延されて出力された順方向領域分割
結果を利用して補正された第nフレーム画像の領域分割
結果を出力する手段とを備えることを特徴とする。 本
発明の第4の動画像の領域分割方式は、前述の本発明の
第2又は第3の領域分割方式に、前記補正された領域分
割結果をもとに背景領域部分の画素値をあらかじめ定め
た値に固定するフィルタ手段とを備えることを特徴とす
る。
第(n+1)フレーム画像が現入力画像である場合、第
nフレーム画像を出力する手段と、第(n+1)フレー
ム画像における第nフレーム画像からの順方向フレーム
間での動き情報を検出して前記動き情報を基に第(n+
1)フレーム画像を画素毎あるいは小ブロック毎に領域
分割して順方向領域分割結果を出力する手段と、前記順
方向領域分割結果を1フレーム期間遅延して出力する領
域分割情報記憶手段と、第nフレーム画像における第
(n+1)フレーム画像からの逆方向フレーム間での動
き情報を検出して前記動き情報を基に第nフレーム画像
を画素毎あるいは小ブロック毎に領域分割して逆方向領
域分割結果を出力する手段と、前記逆方向領域分割結果
と前記1フレーム遅延されて出力された順方向領域分割
結果を利用して補正された第nフレーム画像の領域分割
結果を出力する手段とを備えることを特徴とする。 本
発明の第4の動画像の領域分割方式は、前述の本発明の
第2又は第3の領域分割方式に、前記補正された領域分
割結果をもとに背景領域部分の画素値をあらかじめ定め
た値に固定するフィルタ手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明の動画像の領域分割方式では、入力画像
は動きの異なる複数の領域で構成されており、各領域の
動きは画像平面内の平行移動と回転および拡大・縮小の
動きのみで近似できることを前提とする。このような近
似は、画像内の動きがカメラ操作に起因する場合や被写
体の2フレーム間での動きが小さい場合などに広く適用
できる。この場合に特定の被写体領域Siの動きはパラ
メータpi=(ai,bi,ci,di,ei,fi)
で記述でき、該領域Si内の各画素の動きベクトルは
「従来の技術」項の式(1)に示した一次変換式により
画像内の位置の関数として計算により求めることができ
る。また前記パラメータpiの検出方式は特願平3−0
00523号「動画像の符号化方式」において説明され
ている。この方式では小ブロック毎に動きベクトルをも
とめ、隣接ブロック間で前記動きベクトルの差分が小さ
いブロック同士を統合することで画像全体を粗く領域分
割して、分割された領域毎に前記ブロック単位に検出さ
れた動きベクトルから最小2乗誤差法によりパラメータ
を求めている。
は動きの異なる複数の領域で構成されており、各領域の
動きは画像平面内の平行移動と回転および拡大・縮小の
動きのみで近似できることを前提とする。このような近
似は、画像内の動きがカメラ操作に起因する場合や被写
体の2フレーム間での動きが小さい場合などに広く適用
できる。この場合に特定の被写体領域Siの動きはパラ
メータpi=(ai,bi,ci,di,ei,fi)
で記述でき、該領域Si内の各画素の動きベクトルは
「従来の技術」項の式(1)に示した一次変換式により
画像内の位置の関数として計算により求めることができ
る。また前記パラメータpiの検出方式は特願平3−0
00523号「動画像の符号化方式」において説明され
ている。この方式では小ブロック毎に動きベクトルをも
とめ、隣接ブロック間で前記動きベクトルの差分が小さ
いブロック同士を統合することで画像全体を粗く領域分
割して、分割された領域毎に前記ブロック単位に検出さ
れた動きベクトルから最小2乗誤差法によりパラメータ
を求めている。
【0012】本発明の第1の実施例である第nフレーム
画像の領域分割の作用を図1において説明する。このと
き外部からの入力画像は第(n+1)フレーム画像10
1であり、フレームメモリA11は第nフレーム画像1
02を出力して、フレームメモリB12は第(n−1)
フレーム画像103を出力している。まず領域分割回路
B14において、第nフレーム画像102における第
(n−1)フレーム画像103からの被写体毎の順方向
フレーム間の動きを記述する複数のパラメータを検出し
て、この検出パラメータを用いて第1段階の領域分割を
行う。領域分割では検出された複数のパラメータから画
素毎に「従来の技術」項の式(1)に示した一次変換式
を用いて動きベクトルを展開して、動き補償フレーム間
差分が最小となるパラメータを選択する。該画素は選択
されたパラメータで特徴づけられる領域に分割され、こ
の操作を画像内の全ての画素に行うことで画像全体の領
域分割結果105を出力する。ところで画像が図4に示
すように背景領域S1とその前方にある動く被写体領域
S2で構成されていると仮定すると、図4(a)の斜線
部で示した動く被写体後方の部分では誤った領域分割が
発生する可能性が高い。なぜならばこの斜線部は第(n
−1)フレーム画像上では表示されていないためであ
る。次に領域分割の第2段階として、領域分割回路A1
3において第nフレーム画像102における第(n+
1)フレーム画像101からの被写体毎の逆方向フレー
ム間の動きを記述する複数のパラメータを検出して、こ
のパラメータを利用した領域分割を行い領域分割結果1
04を出力する。この場合には図4(b)の斜線部で示
した動く被写体前方で領域分割に誤りが生じ易くなる。
しかしこの第2段階では図4(a)の斜線部である動く
被写体後方では、検出されたパラメータによるフレーム
間対応を求めることが可能なので正確な領域分割が実現
できる。そこで領域補正回路15でこれら第1・第2段
階で検出された2つの領域分割結果104,105を補
足しあうことで補正されたより正確な領域分割結果10
7が得られる。具体的には第1段階での領域分割結果の
うち、何れのパラメータを用いても順方向動き補償フレ
ーム間差分があらかじめ定めたしきい値より大きい画素
はパラメータ未適用画素に分類する。次に第1段階でパ
ラメータ未適用画素に分類された画素に対して、第2段
階で検出された複数のパラメータから最適なものを選択
する。このとき図4(a)(b)の斜線部以外の画素で
は第1・第2段階の双方で最適なパラメータが正確に選
択されており双方のパラメータの対応関係が明らかであ
る。そこで第2段階でのみパラメータ選択が行われた画
素は前記対応づけに基づき第1段階で分割された何れか
の領域に分類される。
画像の領域分割の作用を図1において説明する。このと
き外部からの入力画像は第(n+1)フレーム画像10
1であり、フレームメモリA11は第nフレーム画像1
02を出力して、フレームメモリB12は第(n−1)
フレーム画像103を出力している。まず領域分割回路
B14において、第nフレーム画像102における第
(n−1)フレーム画像103からの被写体毎の順方向
フレーム間の動きを記述する複数のパラメータを検出し
て、この検出パラメータを用いて第1段階の領域分割を
行う。領域分割では検出された複数のパラメータから画
素毎に「従来の技術」項の式(1)に示した一次変換式
を用いて動きベクトルを展開して、動き補償フレーム間
差分が最小となるパラメータを選択する。該画素は選択
されたパラメータで特徴づけられる領域に分割され、こ
の操作を画像内の全ての画素に行うことで画像全体の領
域分割結果105を出力する。ところで画像が図4に示
すように背景領域S1とその前方にある動く被写体領域
S2で構成されていると仮定すると、図4(a)の斜線
部で示した動く被写体後方の部分では誤った領域分割が
発生する可能性が高い。なぜならばこの斜線部は第(n
−1)フレーム画像上では表示されていないためであ
る。次に領域分割の第2段階として、領域分割回路A1
3において第nフレーム画像102における第(n+
1)フレーム画像101からの被写体毎の逆方向フレー
ム間の動きを記述する複数のパラメータを検出して、こ
のパラメータを利用した領域分割を行い領域分割結果1
04を出力する。この場合には図4(b)の斜線部で示
した動く被写体前方で領域分割に誤りが生じ易くなる。
しかしこの第2段階では図4(a)の斜線部である動く
被写体後方では、検出されたパラメータによるフレーム
間対応を求めることが可能なので正確な領域分割が実現
できる。そこで領域補正回路15でこれら第1・第2段
階で検出された2つの領域分割結果104,105を補
足しあうことで補正されたより正確な領域分割結果10
7が得られる。具体的には第1段階での領域分割結果の
うち、何れのパラメータを用いても順方向動き補償フレ
ーム間差分があらかじめ定めたしきい値より大きい画素
はパラメータ未適用画素に分類する。次に第1段階でパ
ラメータ未適用画素に分類された画素に対して、第2段
階で検出された複数のパラメータから最適なものを選択
する。このとき図4(a)(b)の斜線部以外の画素で
は第1・第2段階の双方で最適なパラメータが正確に選
択されており双方のパラメータの対応関係が明らかであ
る。そこで第2段階でのみパラメータ選択が行われた画
素は前記対応づけに基づき第1段階で分割された何れか
の領域に分類される。
【0013】本発明に係わる第2の実施例の作用を図2
を用いて説明する。ここでは現入力画像が第(n+1)
フレーム画像201であるときに、フレームメモリ21
から出力される第nフレーム画像202の領域分割を実
現することを考える。まず領域分割回路B23において
第(n+1)フレーム画像201における第nフレーム
画像202からの被写体毎の順方向フレーム間の動きを
記述する複数のパラメータを検出して、この検出パラメ
ータにより第(n+1)フレーム画像201の領域分割
を行う。この順方向の動きに基づく第(n+1)フレー
ム画像201の領域分割結果205は、遅延回路24で
1フレーム期間遅延させて次なるフレーム期間での第
(n+1)フレーム画像201の領域分割に用いる。一
方、領域分割回路A22において第nフレーム画像20
2における第(n+1)フレーム画像201からの被写
体毎の逆方向フレーム間の動きを記述する複数のパラメ
ータを検出して、この検出パラメータにより第nフレー
ム画像202の領域分割を行う。領域補正回路25では
領域分割回路A22での領域分割結果204と領域分割
回路B23の出力を1フレーム期間遅延した領域分割結
果206を用いて補正された領域分割結果207を得
る。
を用いて説明する。ここでは現入力画像が第(n+1)
フレーム画像201であるときに、フレームメモリ21
から出力される第nフレーム画像202の領域分割を実
現することを考える。まず領域分割回路B23において
第(n+1)フレーム画像201における第nフレーム
画像202からの被写体毎の順方向フレーム間の動きを
記述する複数のパラメータを検出して、この検出パラメ
ータにより第(n+1)フレーム画像201の領域分割
を行う。この順方向の動きに基づく第(n+1)フレー
ム画像201の領域分割結果205は、遅延回路24で
1フレーム期間遅延させて次なるフレーム期間での第
(n+1)フレーム画像201の領域分割に用いる。一
方、領域分割回路A22において第nフレーム画像20
2における第(n+1)フレーム画像201からの被写
体毎の逆方向フレーム間の動きを記述する複数のパラメ
ータを検出して、この検出パラメータにより第nフレー
ム画像202の領域分割を行う。領域補正回路25では
領域分割回路A22での領域分割結果204と領域分割
回路B23の出力を1フレーム期間遅延した領域分割結
果206を用いて補正された領域分割結果207を得
る。
【0014】本発明に係わる第3の実施例の作用を図3
を用いて説明する。現入力画像である第(n+1)フレ
ーム画像301はフレームメモリ31と領域分割手段3
2に供給される。同時にフレームメモリ31は1フレー
ム期間遅延させた第nフレーム画像302を領域分割手
段32とフィルタ処理回路33に供給する。まず領域分
割手段32では第nフレーム画像302の領域分割を行
い分割結果307をフィルタ処理回路33に出力する。
このとき領域分割手段32では本発明の第2の動画像の
領域分割方式あるいは本発明の第3の動画像の領域分割
方式を用い、フレームメモリ31は図1のフレームメモ
リAllまたは図2のフレームメモリ21を用いて前記
第nフレーム画像302の領域分割を実現する。次にフ
ィルタ処理回路33では第nフレーム画像302に対し
て前記領域分割結果307が示す背景領域部分をあらか
じめ設定した値に置き換える。背景領域の選択は、パン
ニングやズーミング等のどの様なカメラ操作が行われて
いるかが予め判っている場合には、検出されたパラメー
タから容易に実現することができる。具体的には「従来
の技術」項の式(1)に示した一次変換式のパラメータ
pi=(ai,bi,ci,di,ei,fi)におい
て、(ei,fi)はパンニングの大きさを示す値に、
zi=(ai+di)/2はズーミングによる拡大・縮
小の大きさを示す値に、またRi=(−bi+ci)/
2は回転の大きさを示す値にそれぞれ対応する。また背
景が画像周辺部分の多くを占める様な画像では、画像の
周辺部分で最も多くの画素が分類された領域を背景領域
とすることも可能である。以上のような背景領域におけ
るフィルタ処理を行えば動画像のフレーム間差分符号化
において背景部分の符号化が不要である場合に、動く被
写体部分の画質を損ねることなく背景部分からの発生符
号量を抑制することが可能となる。
を用いて説明する。現入力画像である第(n+1)フレ
ーム画像301はフレームメモリ31と領域分割手段3
2に供給される。同時にフレームメモリ31は1フレー
ム期間遅延させた第nフレーム画像302を領域分割手
段32とフィルタ処理回路33に供給する。まず領域分
割手段32では第nフレーム画像302の領域分割を行
い分割結果307をフィルタ処理回路33に出力する。
このとき領域分割手段32では本発明の第2の動画像の
領域分割方式あるいは本発明の第3の動画像の領域分割
方式を用い、フレームメモリ31は図1のフレームメモ
リAllまたは図2のフレームメモリ21を用いて前記
第nフレーム画像302の領域分割を実現する。次にフ
ィルタ処理回路33では第nフレーム画像302に対し
て前記領域分割結果307が示す背景領域部分をあらか
じめ設定した値に置き換える。背景領域の選択は、パン
ニングやズーミング等のどの様なカメラ操作が行われて
いるかが予め判っている場合には、検出されたパラメー
タから容易に実現することができる。具体的には「従来
の技術」項の式(1)に示した一次変換式のパラメータ
pi=(ai,bi,ci,di,ei,fi)におい
て、(ei,fi)はパンニングの大きさを示す値に、
zi=(ai+di)/2はズーミングによる拡大・縮
小の大きさを示す値に、またRi=(−bi+ci)/
2は回転の大きさを示す値にそれぞれ対応する。また背
景が画像周辺部分の多くを占める様な画像では、画像の
周辺部分で最も多くの画素が分類された領域を背景領域
とすることも可能である。以上のような背景領域におけ
るフィルタ処理を行えば動画像のフレーム間差分符号化
において背景部分の符号化が不要である場合に、動く被
写体部分の画質を損ねることなく背景部分からの発生符
号量を抑制することが可能となる。
【0015】
【実施例】本発明について図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例のブロック図
である。図1において、入力画像101がフレームメモ
リA11と領域分割回路A13に供給される。またフレ
ームメモリA11に供給された画像は、1フレーム期間
遅延した画像102として領域分割回路A13と領域分
割回路B14とフレームメモリB12に出力される。フ
レームメモリB12では供給された画像を更に1フレー
ム期間遅延した画像103として領域分割回路B14に
出力する。領域分割回路B14では画像102における
画像103からの順方向フレーム間の動き情報を利用し
た領域分割を行い領域分割結果105を領域補正回路1
5に出力する。一方、領域分割回路A13では画像10
2における画像101からの逆方向フレーム間の動き情
報を利用した領域分割を行い領域分割結果104を領域
補正回路15に出力する。領域補正回路15では供給さ
れた2つの領域分割結果104,105を用いて画像1
02に対する補正された領域分割結果107を出力す
る。
である。図1において、入力画像101がフレームメモ
リA11と領域分割回路A13に供給される。またフレ
ームメモリA11に供給された画像は、1フレーム期間
遅延した画像102として領域分割回路A13と領域分
割回路B14とフレームメモリB12に出力される。フ
レームメモリB12では供給された画像を更に1フレー
ム期間遅延した画像103として領域分割回路B14に
出力する。領域分割回路B14では画像102における
画像103からの順方向フレーム間の動き情報を利用し
た領域分割を行い領域分割結果105を領域補正回路1
5に出力する。一方、領域分割回路A13では画像10
2における画像101からの逆方向フレーム間の動き情
報を利用した領域分割を行い領域分割結果104を領域
補正回路15に出力する。領域補正回路15では供給さ
れた2つの領域分割結果104,105を用いて画像1
02に対する補正された領域分割結果107を出力す
る。
【0017】図2は本発明の第2の実施例のブロック図
である。図2において、入力画像201はフレームメモ
リ21と領域分割回路A22と領域分割回路B23に供
給される。またフレームメモリ21に供給された画像2
01は、1フレーム期間遅延した画像202として領域
分割回路A22と領域分割回路B23に出力される。領
域分割回路B23ではまず画像201における画像20
2からの順方向フレーム間の動き情報を利用した領域分
割を行い領域分割結果205を遅延回路24供給する。
遅延回路24では供給された領域分割結果205を1フ
レーム期間遅延させて領域分割結果206として領域補
正回路25に出力する。一方、領域分割回路A22では
画像202における画像201からの逆方向フレーム間
の動き情報を利用した領域分割を行い領域分割結果20
4を領域補正回路25に出力する。領域補正回路25で
は供給された2つの領域分割結果204,206を用い
て画像202に対する補正された領域分割結果207を
求めて出力する。
である。図2において、入力画像201はフレームメモ
リ21と領域分割回路A22と領域分割回路B23に供
給される。またフレームメモリ21に供給された画像2
01は、1フレーム期間遅延した画像202として領域
分割回路A22と領域分割回路B23に出力される。領
域分割回路B23ではまず画像201における画像20
2からの順方向フレーム間の動き情報を利用した領域分
割を行い領域分割結果205を遅延回路24供給する。
遅延回路24では供給された領域分割結果205を1フ
レーム期間遅延させて領域分割結果206として領域補
正回路25に出力する。一方、領域分割回路A22では
画像202における画像201からの逆方向フレーム間
の動き情報を利用した領域分割を行い領域分割結果20
4を領域補正回路25に出力する。領域補正回路25で
は供給された2つの領域分割結果204,206を用い
て画像202に対する補正された領域分割結果207を
求めて出力する。
【0018】図3は本発明の第3の実施例のブロック図
である。図3において、入力画像301はフレームメモ
リ31と領域分割手段32に供給される。またフレーム
メモリ31は供給された画像を1フレーム期間遅延させ
て画像302として領域分割手段32とフィルタ処理回
路33に出力する。領域分割手段32では本発明の第2
の動画像の領域分割方式あるいは本発明の第3の動画像
の領域分割方式を用い、フレームメモリ31は図1のフ
レームメモリA11または図2のフレームメモリ21を
用いて領域分割を行い、領域分割結果307をフィルタ
処理回路33に供給する。フィルタ処理回路33では領
域分割結果307を利用してフレームメモリ31から供
給された画像302の背景領域に対してフィルタ処理を
実行して、フィルタ処理後の画像308を出力する。
である。図3において、入力画像301はフレームメモ
リ31と領域分割手段32に供給される。またフレーム
メモリ31は供給された画像を1フレーム期間遅延させ
て画像302として領域分割手段32とフィルタ処理回
路33に出力する。領域分割手段32では本発明の第2
の動画像の領域分割方式あるいは本発明の第3の動画像
の領域分割方式を用い、フレームメモリ31は図1のフ
レームメモリA11または図2のフレームメモリ21を
用いて領域分割を行い、領域分割結果307をフィルタ
処理回路33に供給する。フィルタ処理回路33では領
域分割結果307を利用してフレームメモリ31から供
給された画像302の背景領域に対してフィルタ処理を
実行して、フィルタ処理後の画像308を出力する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、領域分
割対象とするフレーム画像に対して時間的に前後する2
つのフレームからの順方向と逆方向とのフレーム間動き
情報をもとに領域分割を行うので、動く被写体の背後か
ら現れる部分も含めたより正確な領域分割を実現でき
る。またこの分割結果を用いた背景領域に対するフィル
タ処理では動く被写体領域への影響を排除しつつ、効率
的な背景領域のフィルタ処理を実現でき、動画像のフレ
ーム間差分符号化での符号量を削減するのに効果があ
る。
割対象とするフレーム画像に対して時間的に前後する2
つのフレームからの順方向と逆方向とのフレーム間動き
情報をもとに領域分割を行うので、動く被写体の背後か
ら現れる部分も含めたより正確な領域分割を実現でき
る。またこの分割結果を用いた背景領域に対するフィル
タ処理では動く被写体領域への影響を排除しつつ、効率
的な背景領域のフィルタ処理を実現でき、動画像のフレ
ーム間差分符号化での符号量を削減するのに効果があ
る。
【図1】本発明に係わる第1の実施例の基本ブロック図
である。
である。
【図2】本発明に係わる第2の実施例の基本ブロック図
である。
である。
【図3】本発明に係わる第3の実施例の基本ブロック図
である。
である。
【図4】動画像の順方向および逆方向フレーム間動き情
報による領域分割を説明する図である。
報による領域分割を説明する図である。
11 フレームメモリA 12 フレームメモリB 13,22 領域分割回路A 14,23 領域分割回路B 15,25 領域補正回路 21,31 フレームメモリ 24 遅延回路 32 領域分割手段 33 フィルタ処理回路 101,201,301 第(n+1)フレーム入力画
像 102,202,302 第nフレーム画像 103 第(n−1)フレーム画像 104,204 逆方向領域分割結果 105,205 順方向領域分割結果 206 1フレーム期間遅延した順方向領域分割結果 107,207,307 領域分割結果 308 フィルタ処理画像
像 102,202,302 第nフレーム画像 103 第(n−1)フレーム画像 104,204 逆方向領域分割結果 105,205 順方向領域分割結果 206 1フレーム期間遅延した順方向領域分割結果 107,207,307 領域分割結果 308 フィルタ処理画像
Claims (4)
- 【請求項1】 動画像を複数領域に分割する方式におい
て、順方向フレーム間での動き情報を検出して前記動き
情報を基にフレーム画像を画素毎あるいは小ブロック毎
に領域分割して順方向領域分割結果を出力する手段と、
逆方向フレーム間での動き情報を検出して前記動き情報
を基にフレーム画像を画素毎あるいは小ブロック毎に領
域分割して逆方向領域分割結果を出力する手段と、前記
2つの領域分割結果を利用して補正されたフレーム画像
の領域分割結果を出力する手段とを備えることを特徴と
する動画像の領域分割方式。 - 【請求項2】 動画像を複数領域に分割する方式におい
て、第(n+1)フレーム画像が現入力画像である場
合、第nフレーム画像を出力する手段と、第(n−1)
フレーム画像を出力する手段と、第nフレーム画像にお
ける第(n−1)フレーム画像からの順方向フレーム間
での動き情報を検出して前記動き情報を基に第nフレー
ム画像を画素毎あるいは小ブロック毎に領域分割して順
方向領域分割結果を出力する手段と、第nフレーム画像
における第(n+1)フレーム画像からの逆方向フレー
ム間での動き情報を検出して前記情報を基に第nフレー
ム画像を画素毎あるいは小ブロック毎に領域分割して逆
方向領域分割結果を出力する手段と、前記2つの領域分
割結果を利用して補正された第nフレーム画像の領域分
割結果を出力する手段とを備えることを特徴とする動画
像の領域分割方式。 - 【請求項3】 動画像を複数領域に分割する方式におい
て、第(n+1)フレーム画像が現入力画像である場
合、第nフレーム画像を出力する手段と、第(n+1)
フレーム画像における第nフレーム画像からの順方向フ
レーム間での動き情報を検出して前記動き情報を基に第
(n+1)フレーム画像を画素毎あるいは小ブロック毎
に領域分割して順方向領域分割結果を出力する手段と、
前記順方向領域分割結果を1フレーム期間遅延して出力
する領域分割情報記憶手段と、第nフレーム画像におけ
る第(n+1)フレーム画像からの逆方向フレーム間で
の動き情報を検出して前記動き情報を基に第nフレーム
画像を画素毎あるいは小ブロック毎に領域分割して逆方
向領域分割結果を出力する手段と、前記逆方向領域分割
結果と前記1フレーム遅延されて出力された順方向領域
分割結果を利用して補正された第nフレーム画像の領域
分割結果を出力する手段とを備えることを特徴とする動
画像の領域分割方式。 - 【請求項4】 前記補正された領域分割結果を基に背景
領域部分の画素値をあらかじめ定めた値に固定するフィ
ルタ手段をさらに備えることを特徴とする請求項2又は
3記載の動画像の領域分割方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186157A JPH0546770A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 動画像の領域分割方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186157A JPH0546770A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 動画像の領域分割方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546770A true JPH0546770A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16183382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3186157A Pending JPH0546770A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 動画像の領域分割方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546770A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019154027A (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-12 | 富士通株式会社 | ビデオ監視システムのパラメータ設定方法、装置及びビデオ監視システム |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP3186157A patent/JPH0546770A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019154027A (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-12 | 富士通株式会社 | ビデオ監視システムのパラメータ設定方法、装置及びビデオ監視システム |
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