JP2002334293A - 特性予測システム、特性予測方法およびその方法を記憶した記憶媒体 - Google Patents

特性予測システム、特性予測方法およびその方法を記憶した記憶媒体

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JP2002334293A JP2001136579A JP2001136579A JP2002334293A JP 2002334293 A JP2002334293 A JP 2002334293A JP 2001136579 A JP2001136579 A JP 2001136579A JP 2001136579 A JP2001136579 A JP 2001136579A JP 2002334293 A JP2002334293 A JP 2002334293A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力データの値が幅を持つものとして与えら
れ場合に、その幅の情報をも生かしつつ入力データを処
理することができる特性予測方法を提供する。 【解決手段】 機器やその部品の特性を入力データをも
とに予測する特性予測システムにおいて、入力データが
幅を持つ値で与えられる場合に、入力データ値をその幅
の中から乱数で決めて記憶する入力データ処理部1、そ
の入力データ処理部1により記憶された入力データ値を
含むデータをもとに累積ハザード法で前記特性を示す分
布関数の母数を演算するデータ処理部2、前記入力デー
タ処理部1およびデータ処理部2による処理を複数回数
繰り返して母数の分布図を作成することにより母数を決
定し記憶する母数決定部3、その母数決定部3により記
憶された母数を用いて前記特性を示す分布関数を出力す
るデータ出力部4を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成機器など
機器、およびその機器を構成しているユニットや部品の
特性である例えば故障率や寿命を予測する特性予測方法
に係わり、特に、特性を予測するために入力する入力デ
ータが幅を持つ値であったり、個々の入力データ値の幅
が違う場合の処理に有効な特性予測方法に関する。
【従来の技術】機器、およびその機器を構成しているユ
ニットや部品の特性を予測する特性予測は従来より行な
われている。例えば、特性を予測するためのモデルを予
め用意しておき、複数の入力値をこのモデルに適用する
ことにより特性(性能)を予測するのである。しかし、
この予測方法は、正確には、ある範囲の入力に基づいて
ある範囲の値を予測するので、予測値を得るために多大
な作業を必要とする。そのため、特開2000−315
244公報に示された装置性能を統計的に予測する方法
では、装置パラメータに対応するある範囲の値を含む入
力データをモデルに与えて、データセットを表す1組の
方程式を導き出し、その方程式を統計的に処理して予測
値を得る。なお、累積ハザード解析などを用いた統計的
手法は個々の入力値を点として捉え、その値が正しいこ
とを前提として処理する方法であるが、市場データなど
には点として値を捉えられないデータもある。ある区間
に値はあるが、その値がどの点かははっきり言えないケ
ースである。そのため、従来は、一定の条件により値を
代表する点を決め、それを入力値としている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】前記した特開2000
−315244公報に示された従来技術は、入力データ
を点としてではなく値の範囲をもつ方程式として捉えて
いるので、入力値の取り得る値の範囲が反映されそうに
思える。しかし、入力データ全体を一組の方程式で表し
ているので、個々のデータが取る範囲が違う場合には対
応できない。さらに、入力データを方程式に直すために
入力データにモデルを与えているが、市場データなどで
はモデル化できないデータもある。また、累積ハザード
解析などを用いた統計的手法では、市場データのよう
に、ある区間に値はあるがその値がどの点かははっきり
言えない場合、一定の条件により値を代表する点を決
め、それを入力値としているが、そのような従来の方法
では入力値が取り得る範囲の情報を生かしたことになら
ず、結果に片寄りが生じる可能性があるという問題があ
る。本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決
することにあり、具体的には、入力データの値が幅を持
つものとして与えられ場合に、その幅の情報をも生かし
て累積ハザード法によるデータ処理を行うことにより、
方程式やモデル化によらずに、入力値の範囲の情報を生
かしつつ入力データを処理することができる特性予測方
法などを提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、機器、その機器を構成
するユニットまたは部品の特性を入力データをもとに予
測する特性予測システムにおいて、入力データが幅を持
つ値で与えられる場合に、入力データ値をその幅の中か
ら乱数で決めて記憶する入力データ処理手段と、その入
力データ処理手段により記憶された入力データ値を含む
データをもとに累積ハザード法で前記特性を示す分布関
数の母数を演算する演算手段と、前記入力データ処理手
段および演算手段による処理を複数回数繰り返して母数
の分布図を作成することにより母数を決定し記憶する母
数決定手段と、その母数決定手段により記憶された母数
を用いて前記特性を示す分布関数を出力するデータ出力
手段とを備えた。また、請求項2記載の発明では、機
器、およびその機器を構成するユニットまたは部品の特
性を入力データをもとに予測する特性予測方法におい
て、入力データが幅を持つ値で与えられる場合に、入力
データ値をその幅の中から乱数で決め、決まった入力デ
ータ値を含むデータをもとに累積ハザード法で前記特性
を示す分布関数の母数を求める処理を複数回数繰り返し
て母数の分布図を作成することにより母数を決定し、決
定した母数を用いて前記特性を示す分布関数を出力する
構成にした。
【0004】また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載の発明において、対象とする機器、ユニットまたは
部品に対して取り得る入力データ値の幅を設定してから
乱数により値を決める構成にした。また、請求項4記載
の発明では、請求項2または請求項3記載の発明におい
て、複数回数繰り返す際の繰り返し毎のデータから繰り
返し毎の母数の平均値を繰り返し毎に算出し、その平均
値の繰り返し回数に対する推移を出力する構成にした。
また、請求項5記載の発明では、請求項2、請求項3、
または請求項4記載の発明において、対象とする機器、
ユニットまたは部品の特性が故障率または寿命である構
成にした。また、請求項6記載の発明では、請求項5記
載の発明において、特性を示すために用いる分布関数と
してワイブル分布を用いてワイブル分布の母数mとηを
求め、ワイブル分布を出力する構成にした。また、請求
項7記載の発明では、請求項2乃至請求項6のいずれか
に記載の発明において、機器が画像形成機器である構成
にした。また、請求項8記載の発明では、プログラムを
記憶した記憶媒体において、請求項2乃至請求項7のい
ずれかに記載の特性予測方法に従ってプログラミングし
たプログラムを記憶した。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す
特性予測システムの構成ブロック図である。このような
構成で、この特性予測システムは機器、およびその機器
を構成するユニットまたは部品の特性(例えば故障率や
寿命)を実験、計測または市場データをもとに予測す
る。なお、前記機器は例えば画像形成機器である。図示
したように、この実施例の特性予測システムは、特性を
予測するための入力データが幅を持つ値で与えられる場
合に、入力データ値をその幅の中から乱数で決めて記憶
する入力データ処理手段である入力データ処理部1、そ
の入力データ処理部1により記憶された入力データ値を
もとに累積ハザード法で前記特性を示す分布関数の母数
を演算する演算手段であるデータ処理部2、前記入力デ
ータ処理部1およびデータ処理部2による処理を複数回
数繰り返えさせて母数の分布図を作成することにより母
数を決定し記憶する母数決定手段である母数決定部3、
その母数決定部3により記憶された母数を用いて前記特
性を示す分布関数を出力するデータ出力手段であるデー
タ出力部4を備える。
【0006】以下、顧客先にある機器の部品が故障して
サービスマンにより交換される場合を例にとって、この
実施例の特性予測方法を図1などにより説明する。な
お、この場合、特性予測対象は部品であり、特性は故障
率分布である。まず、データ処理部2において行なわれ
る累積ハザード法によった統計的データ処理について説
明する。累積ハザード法とは、対象物が故障した時点の
瞬間故障率(ハザード・レイト)を累積して分布関数の
母数を推定する方法である。分布関数には、ワイブル
型,指数型,正規型,対数正規型,極値型など多種あ
り、対象物の特徴に応じて使い分ければ良い。この実施
例では、故障率の分布関数を予測する例であることか
ら、ワイブル型の分布関数を例に取り説明する。累積ハ
ザード法の入力データに必要なものは、部品が故障する
までの時間と観測終了時点における部品の稼動時間であ
る。観測終了時点における部品の稼動時間は、故障する
までに至らず打ち切られたことから、ここではセンサー
ド時間と呼ぶことにする。実際の運用では部品の故障モ
ードが複数ある場合、類別を行うが、この実施例では、
説明の単純化のため、故障モードは一つであり、類別の
必要はないとする。なお、対象とする機器が画像形成機
器の場合、時間ではなくトータルコピー枚数により表す
こともある。市場では機器が使い始められる時期はまち
まちであり、顧客が機器を破棄する時期もまちまちであ
るので、図2に示すように、部品が故障するまでの時間
と、観測終了時点における部品の稼働時間(センサード
時間)が定められる。観測終了時点でのセンサード時間
は、その時点で市場にある機器の場合、時間または日数
などで算出できるが、図2に示した機器#2のように顧
客が廃棄して市場から撤去された場合、顧客から廃棄日
の情報をもらわない限りデータの値を点として与えるこ
とは難しい。したがって、廃棄日が不明の場合、機器#
2については、図3に示すように、センサード時間の範
囲は部品を交換したときから観測終了時点までの範囲と
なる。前記した例は一例であり、市場データの収集シス
テムの仕様、サービスマンや営業マンのワークフローに
より範囲を特定する指標はさまざまである。また、前記
した例は機器個々の幅が違う場合の例であるが、市場デ
ータの収集間隔などによりデータ全体が同じ幅を持つこ
ともあり得る。いずれにせよ、入力データが点ではな
く、ある幅で与えられた場合に対する本発明の実施例を
以下に説明する。
【0007】図1に示した入力データ処理部1では、入
力データの値が取り得る範囲を持つ場合、その範囲の中
から乱数によりその値を決める。図4に、図2に示した
データを部品毎に時間の小さい順に並べ直した例を示
す。但し、値に幅のあるデータはその取り得る範囲を点
線で示し、小さい順から外して記入してある。この例で
は乱数で決めるべきデータはこの1件だけである。用い
る乱数は幅の持つ意味により使い分ければ良い。範囲内
のどこかの確率が高いことが経験的に分かっているなら
ば、その確率分布を反映した乱数を用い、それらを示唆
するデータがないならば一様乱数を用いるのである。図
5A)に、乱数を使った結果の一例を示す。データ処理
部2では、累積ハザード法により故障率分布(ワイブル
分布)の母数mとηとを求める。なお、累積ハザード法
によった算出方法は日科技連信頼性工学シリーズ 第3
巻「信頼性の分布と統計」などに記載されているとおり
である。ここでは、累積ハザードの瞬間故障率を説明す
るにとどめる。図5A)では、最初の故障時の瞬間故障
率は0.14である。最初の故障時にその瞬間まで生き
ていた総数は6個であり、そのうち1つが壊れたからで
ある。次の故障における瞬間故障率は0.25である。
次の故障が起こった瞬間には、4個が生きており、その
うち1個が故障したからである。また、母数決定部3で
は、入力データ処理部1とデータ処理部2における処理
を複数回数繰り返し、瞬間故障率(この例の場合)の分
布の母数mとηを求める。繰り返し回数は通常1万回程
度で良い。母数の分布図を表示することにより母数の収
束状態がわかり、繰り返し回数の判断資料となる。複数
回数繰り返す際の繰り返し毎のデータから繰り返し毎の
母数を求め、その平均値を算出し、その平均値の繰り返
し回数に対する推移を出力するのである。分布図として
は多種の形式があるが、繰り返し回数毎に母数の平均を
算出し、推移が分かるグラフ(図6参照)が適切であ
る。なお、図5B)は、2回目の繰り返しにおいて、幅
を持つデータの値が乱数により最初の故障時より手前の
時間とされた例である。データ出力部4では、母数決定
部3で決定された母数mとηをもとにワイブル分布を出
力する。これが故障率分布となる。出力形態は、ディス
プレイなど表示デバイスへのグラフ表示の他、グラフ印
刷、ワイブル分布式の電子媒体への記録などである。故
障率分布の出力例を図7に示す。
【0008】図8に、この実施例のハードウェア構成を
示す。入力データ処理部1において処理されるデータは
図8に示した入力装置12から入力される。入力装置1
2としてはキーボードが一般的であるが、フロッピー
(登録商標)ディスクから読み取って入力しても良い。
また、通信装置15によりネットワークを介して入力し
ても良い。入力装置12などにより入力されたデータは
記憶装置16に記憶される。入力データ処理部1、デー
タ処理部2、母数決定部3、およびデータ出力部4は情
報処理装置11により実現される。情報処理装置11は
パーソナルコンピュータの中央演算装置のような標準的
な構成で良い。母数決定部3で作成された母数分布は表
示装置13や出力装置14から出力される。表示装置1
3にはディスプレイなどが適切であり、出力装置14と
してはプリンタが適切である。また、データ出力部4で
作成された故障率分布の出力も表示装置13や出力装置
14により表示や印刷が行われる。故障率分布のデータ
は記憶装置16に記憶される。通信装置15によりネッ
トワークを介して他のシステムに渡される場合もある。
以上、一実施例について説明したが、説明したような特
性予測方法に従ってプログラミングしたプログラムを着
脱可能なCD−ROMなど記憶媒体に記憶し、その記憶
媒体をこれまで本発明によった機器や部品などの特性予
測を行なえなかった他の情報処理装置などに装着するこ
とにより、その情報処理装置においても本発明によった
特性予測を行なうことができる。あるいは、他の情報処
理装置が通信装置によりネットワークを介してプログラ
ムを読み込んでもかまわない。また、前記においては、
本発明の特性予測を予測対象が部品の場合で説明した
が、対象はその部品を含む機器であっても良いし、その
機器に含まれるユニットであっても良い。また、対象と
する機器、ユニットまたは部品の特性は故障だけに限定
されない。特性は寿命であっても良いし、それ以外であ
っても良い。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1および請求項2記載の発明では、入力データを
用いて機器や部品の特性を予測する際、入力データが幅
を持つ値で与えられると、入力データ値をその幅の中か
ら乱数で決め、決めた入力データ値を含むデータをもと
に累積ハザード法で前記特性を示す分布関数の母数を求
める処理が複数回数繰り返えされ、それにより作成され
た母数の分布図から母数が決定され、決定された母数を
用いて前記特性を示す分布関数が出力されるので、入力
データ値の幅の情報を生かしたデータ処理と母数の推定
を行うことができ、偏りのないデータ処理結果を得るこ
とができる。また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載の発明において、対象とする機器、ユニットまたは
部品に対して取り得る入力データ値の幅を設定してから
乱数により値を決めるので、入力データ値をその幅の中
から容易に乱数で決めることができる。また、請求項4
記載の発明では、請求項2または請求項3記載の発明に
おいて、複数回数繰り返す際の繰り返し毎のデータから
繰り返し毎の母数の平均値が繰り返し毎に算出され、そ
の平均値の繰り返し回数に対する推移が出力されるの
で、母数の収斂状況がわかり、したがって、母数を容易
に決定できるし、さらに繰り返す必要があるか否かを判
断することができる。
【0010】また、請求項5記載の発明では、請求項
2、請求項3、または請求項4記載の発明において、対
象とする機器、ユニットまたは部品の特性が故障率また
は寿命であるので、前記特性が故障率または寿命の場合
で、請求項2、請求項3、または請求項4記載の発明の
効果を得ることができる。また、請求項6記載の発明で
は、請求項5記載の発明において、特性を示すために用
いる分布関数としてワイブル分布を用いてワイブル分布
の母数mとηが求められ、ワイブル分布が出力されるの
で、請求項5記載の発明の効果が増大する。また、請求
項7記載の発明では、請求項2乃至請求項6のいずれか
に記載の発明において、機器が画像形成機器であるの
で、画像形成機器の特性について請求項2乃至請求項6
のいずれかに記載の発明の効果を得ることができる。ま
た、請求項8記載の発明では、請求項2乃至請求項7の
いずれかに記載の特性予測方法に従ってプログラミング
したプログラムが例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され
るので、その記憶媒体をこれまで請求項2乃至請求項7
のいずれかに記載の発明によった特性予測を行なえなか
った他の情報処理装置などに装着することにより、その
情報処理装置においても請求項2乃至請求項7のいずれ
かに記載の発明の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す特性予測システムの構
成ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す特性予測方法の説明図
である。
【図3】本発明の一実施例を示す特性予測方法の他の説
明図である。
【図4】本発明の一実施例を示す特性予測方法の他の説
明図である。
【図5】本発明の一実施例を示す特性予測方法の他の説
明図である。
【図6】本発明の一実施例を示す特性予測方法の他の説
明図である。
【図7】本発明の一実施例を示す特性予測方法の他の説
明図である。
【図8】本発明の一実施例を示す特性予測システムのハ
ードウェア構成図である。
【符号の説明】
1 入力データ処理部 2 データ処理部 3 母数決定部 4 データ出力部 11 情報処理装置 12 入力装置 13 表示装置 14 出力装置 15 通信装置 16 記憶装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器、その機器を構成するユニットまた
    は部品の特性を入力データをもとに予測する特性予測シ
    ステムにおいて、入力データが幅を持つ値で与えられる
    場合に、入力データ値をその幅の中から乱数で決めて記
    憶する入力データ処理手段と、その入力データ処理手段
    により記憶された入力データ値を含むデータをもとに累
    積ハザード法で前記特性を示す分布関数の母数を演算す
    る演算手段と、前記入力データ処理手段および演算手段
    による処理を複数回数繰り返して母数の分布図を作成す
    ることにより母数を決定し記憶する母数決定手段と、そ
    の母数決定手段により記憶された母数を用いて前記特性
    を示す分布関数を出力するデータ出力手段とを備えたこ
    とを特徴とする特性予測システム。
  2. 【請求項2】 機器、およびその機器を構成するユニッ
    トまたは部品の特性を入力データをもとに予測する特性
    予測方法において、入力データが幅を持つ値で与えられ
    る場合に、入力データ値をその幅の中から乱数で決め、
    決まった入力データ値を含むデータをもとに累積ハザー
    ド法で前記特性を示す分布関数の母数を求める処理を複
    数回数繰り返して母数の分布図を作成することにより母
    数を決定し、決定した母数を用いて前記特性を示す分布
    関数を出力することを特徴とする特性予測方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の特性予測方法において、
    対象とする機器、ユニットまたは部品に対して取り得る
    入力データ値の幅を設定してから乱数により値を決める
    ことを特徴とする特性予測方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の特性予測
    方法において、複数回数繰り返す際の繰り返し毎のデー
    タから繰り返し毎の母数の平均値を繰り返し毎に算出
    し、その平均値の繰り返し回数に対する推移を出力する
    ことを特徴とする特性予測方法。
  5. 【請求項5】 請求項2、請求項3、または請求項4記
    載の特性予測方法において、対象とする機器、ユニット
    または部品の特性が故障率または寿命であることを特徴
    とする特性予測方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の特性予測方法において、
    特性を示すために用いる分布関数としてワイブル分布を
    用いてワイブル分布の母数mとηを求め、ワイブル分布
    を出力することを特徴とする特性予測方法。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至請求項6のいずれかに記載
    の特性予測方法において、機器が画像形成機器であるこ
    とを特徴とする特性予測方法。
  8. 【請求項8】 プログラムを記憶した記憶媒体におい
    て、請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の特性予測
    方法に従ってプログラミングしたプログラムを記憶した
    ことを特徴とする記憶媒体。
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