JP2002334075A - サーバー装置及びクライアント装置及び外字提供プログラム及び外字要求プログラム - Google Patents
サーバー装置及びクライアント装置及び外字提供プログラム及び外字要求プログラムInfo
- Publication number
- JP2002334075A JP2002334075A JP2001137337A JP2001137337A JP2002334075A JP 2002334075 A JP2002334075 A JP 2002334075A JP 2001137337 A JP2001137337 A JP 2001137337A JP 2001137337 A JP2001137337 A JP 2001137337A JP 2002334075 A JP2002334075 A JP 2002334075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external character
- data
- server device
- client device
- font data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Document Processing Apparatus (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 重複していた外字作成作業を廃止し、資源を
有効活用することのできる外字利用システムを構成する
ためのシステムを提供すること。 【解決手段】 クライアント装置2からの要求に対し、
通信ネットワークを介して情報サービスを提供するサー
バー装置1を有するシステムであって、外字識別符号
と、外字フォントデータとが対応付けられて登録された
データベース10と、通信ネットワークを介してクライ
アント装置2からの外字データ要求信号が入力される通
信入力部11と、外字データ要求信号に含まれる外字識
別符号から、対応する外字フォントデータをデータベー
ス10から抽出するデータ抽出部12と、抽出された外
字フォントデータをクライアント装置2に対して送り返
す通信出力部13とを備えた。
有効活用することのできる外字利用システムを構成する
ためのシステムを提供すること。 【解決手段】 クライアント装置2からの要求に対し、
通信ネットワークを介して情報サービスを提供するサー
バー装置1を有するシステムであって、外字識別符号
と、外字フォントデータとが対応付けられて登録された
データベース10と、通信ネットワークを介してクライ
アント装置2からの外字データ要求信号が入力される通
信入力部11と、外字データ要求信号に含まれる外字識
別符号から、対応する外字フォントデータをデータベー
ス10から抽出するデータ抽出部12と、抽出された外
字フォントデータをクライアント装置2に対して送り返
す通信出力部13とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバー装置とク
ライアント装置とを通信ネットワークにより接続し、サ
ーバー装置からクライアント装置へ外字データを提供す
るシステムを構成するためのサーバー装置及びクライア
ント装置及び外字提供プログラム及び外字要求プログラ
ムに関する。
ライアント装置とを通信ネットワークにより接続し、サ
ーバー装置からクライアント装置へ外字データを提供す
るシステムを構成するためのサーバー装置及びクライア
ント装置及び外字提供プログラム及び外字要求プログラ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン等のコンピュータにインストー
ルされたワープロソフトを利用して文書を作成すること
は、ごく一般的に行われている。そして、文書として漢
字を含む日本語文書を作成する場合、JISの第1水準
文字と第2水準文字を中心とした文字がコンピュータシ
ステムに用意されており、これに基づいて、漢字を含む
文書を作成している。
ルされたワープロソフトを利用して文書を作成すること
は、ごく一般的に行われている。そして、文書として漢
字を含む日本語文書を作成する場合、JISの第1水準
文字と第2水準文字を中心とした文字がコンピュータシ
ステムに用意されており、これに基づいて、漢字を含む
文書を作成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1・第2水準文字を中心とした文字では対応できないよ
うな漢字も多く存在し、そのために個々のユーザーは外
字を作成して登録している。このような外字を必要とす
るケースが多いのは、市役所、町役場等の自治体におい
て作成される文書である。かかる自治体では、戸籍抄本
や住民票等の文書を作成するが、個人の名称や住所を表
記する時に第1・第2水準文字では対応できないことが
多いので、外字を必要とするケースが多い。
1・第2水準文字を中心とした文字では対応できないよ
うな漢字も多く存在し、そのために個々のユーザーは外
字を作成して登録している。このような外字を必要とす
るケースが多いのは、市役所、町役場等の自治体におい
て作成される文書である。かかる自治体では、戸籍抄本
や住民票等の文書を作成するが、個人の名称や住所を表
記する時に第1・第2水準文字では対応できないことが
多いので、外字を必要とするケースが多い。
【0004】しかしながら、現状では外字の作成を各自
治体(各ユーザー)毎に個々に行っており、重複した作
業を行っていると共に、メモリ、 ハードディスク等の
ハードウェア資源も無駄に消費している。
治体(各ユーザー)毎に個々に行っており、重複した作
業を行っていると共に、メモリ、 ハードディスク等の
ハードウェア資源も無駄に消費している。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、重複していた外字作成作業を廃止
し、資源を有効活用することのできる外字利用システム
を構成するためのサーバー装置及びクライアント装置及
び外字提供プログラム及び外字要求プログラムを提供す
ることである。
あり、その課題は、重複していた外字作成作業を廃止
し、資源を有効活用することのできる外字利用システム
を構成するためのサーバー装置及びクライアント装置及
び外字提供プログラム及び外字要求プログラムを提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係るサーバー装置は、クライアント装置からの
要求に対し、通信ネットワークを介して情報サービスを
提供するサーバー装置であって、外字識別符号と、外字
フォントデータとが対応付けられて登録されたデータベ
ースと、前記通信ネットワークを介して前記クライアン
トからの外字データ要求信号が入力される通信入力部
と、前記外字データ要求信号に含まれる外字識別符号か
ら、対応する外字フォントデータを前記データベースか
ら抽出するデータ抽出部と、抽出された前記外字フォン
トデータを前記クライアントに対して送り返す通信出力
部とを備えたことを特徴とするものである。
本発明に係るサーバー装置は、クライアント装置からの
要求に対し、通信ネットワークを介して情報サービスを
提供するサーバー装置であって、外字識別符号と、外字
フォントデータとが対応付けられて登録されたデータベ
ースと、前記通信ネットワークを介して前記クライアン
トからの外字データ要求信号が入力される通信入力部
と、前記外字データ要求信号に含まれる外字識別符号か
ら、対応する外字フォントデータを前記データベースか
ら抽出するデータ抽出部と、抽出された前記外字フォン
トデータを前記クライアントに対して送り返す通信出力
部とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】このサーバー装置は、通信ネットワークを
介してクライアント装置からの要求に応じて外字データ
を提供する。そのため、まずデータベースを備えてお
り、このデータベースには、外字識別符号と、外字フォ
ントデータとが対応付けられて登録されている。つま
り、このデータベースを有効活用することにより、外字
作成作業を個々に行う必要がなくなる。外字データを利
用したいクライアント装置は、通信ネットワークを介し
て外字データを要求する。サーバー装置は、外字データ
要求信号に含まれる外字識別符号を解析し、この識別符
号に対応した外字フォントデータを抽出し、クライアン
ト装置に対して送り返す。
介してクライアント装置からの要求に応じて外字データ
を提供する。そのため、まずデータベースを備えてお
り、このデータベースには、外字識別符号と、外字フォ
ントデータとが対応付けられて登録されている。つま
り、このデータベースを有効活用することにより、外字
作成作業を個々に行う必要がなくなる。外字データを利
用したいクライアント装置は、通信ネットワークを介し
て外字データを要求する。サーバー装置は、外字データ
要求信号に含まれる外字識別符号を解析し、この識別符
号に対応した外字フォントデータを抽出し、クライアン
ト装置に対して送り返す。
【0008】つまり、クライアント装置で外字を作成し
ようとする場合、自分でわざわざ外字を作成する必要は
なく、サーバー装置の有するデータベースを利用すれ
ば、自分の欲しい外字を得ることができる。その結果、
重複していた外字作成作業を廃止し、資源を有効活用す
ることのできる外字利用システムを構成するためのサー
バー装置を提供することでができる。
ようとする場合、自分でわざわざ外字を作成する必要は
なく、サーバー装置の有するデータベースを利用すれ
ば、自分の欲しい外字を得ることができる。その結果、
重複していた外字作成作業を廃止し、資源を有効活用す
ることのできる外字利用システムを構成するためのサー
バー装置を提供することでができる。
【0009】本発明の好適な実施形態として、新たに外
字フォントデータを登録するにあたり、当該外字フォン
トデータと、既に前記データベースに登録されている外
字フォントデータとの一致度をチェックする外字データ
編集手段を備えたものがあげられる。
字フォントデータを登録するにあたり、当該外字フォン
トデータと、既に前記データベースに登録されている外
字フォントデータとの一致度をチェックする外字データ
編集手段を備えたものがあげられる。
【0010】サーバー装置のデータベースに外字データ
を登録した後に、別の者が作成した外字データを登録す
ることがある。この場合、そのまま全部登録してしまう
と、外字フォントデータが全く同じかほとんど同じであ
る外字データが登録されてしまうことになり、無駄な情
報をデータベースに蓄積してしまうことになる。そこ
で、これから新たに登録しようとする外字フォントデー
タと、既に登録済みの外字フォントデータとの一致度を
チェックするようにしておけば、同じ外字データを別の
識別符号で登録してしまうことがない。
を登録した後に、別の者が作成した外字データを登録す
ることがある。この場合、そのまま全部登録してしまう
と、外字フォントデータが全く同じかほとんど同じであ
る外字データが登録されてしまうことになり、無駄な情
報をデータベースに蓄積してしまうことになる。そこ
で、これから新たに登録しようとする外字フォントデー
タと、既に登録済みの外字フォントデータとの一致度を
チェックするようにしておけば、同じ外字データを別の
識別符号で登録してしまうことがない。
【0011】本発明の別の好適な実施形態として、前記
外字データ要求信号が送信されてきた回数をカウントす
るカウント手段を備えているものがあげられる。
外字データ要求信号が送信されてきた回数をカウントす
るカウント手段を備えているものがあげられる。
【0012】サーバー装置のデータベースを利用させる
にあたり、利用代金を請求できるように課金システムを
構成する場合がある。そこで、クライアント装置からの
外字データ要求信号が送信されてきた回数をカウントす
ることにより、利用回数に応じた課金を行うことができ
る。
にあたり、利用代金を請求できるように課金システムを
構成する場合がある。そこで、クライアント装置からの
外字データ要求信号が送信されてきた回数をカウントす
ることにより、利用回数に応じた課金を行うことができ
る。
【0013】本発明の課題を解決するため本発明に係る
外字データ提供プログラムは、クライアントからの要求
に対し、通信ネットワークを介して情報サービスを提供
すると共に、外字識別符号と、外字フォントデータとが
対応付けられて登録されたデータベースを備えたサーバ
ー装置に実行させるための外字データ提供プログラムで
あって、前記通信ネットワークを介して前記クライアン
ト装置からの外字データ要求信号が入力される処理と、
前記外字データ要求信号に含まれる外字識別符号から、
対応する外字フォントデータを前記データベースから抽
出する処理と、抽出された前記外字フォントデータを前
記クライアント装置に対して送り返す処理とを前記サー
バー装置に実行させることを特徴とする。
外字データ提供プログラムは、クライアントからの要求
に対し、通信ネットワークを介して情報サービスを提供
すると共に、外字識別符号と、外字フォントデータとが
対応付けられて登録されたデータベースを備えたサーバ
ー装置に実行させるための外字データ提供プログラムで
あって、前記通信ネットワークを介して前記クライアン
ト装置からの外字データ要求信号が入力される処理と、
前記外字データ要求信号に含まれる外字識別符号から、
対応する外字フォントデータを前記データベースから抽
出する処理と、抽出された前記外字フォントデータを前
記クライアント装置に対して送り返す処理とを前記サー
バー装置に実行させることを特徴とする。
【0014】このプログラムをサーバー装置にインスト
ールすることにより、既に説明したように、重複してい
た外字作成作業を廃止し、資源を有効活用することので
きる外字利用システムを構成するためのサーバー装置を
提供することでができる。
ールすることにより、既に説明したように、重複してい
た外字作成作業を廃止し、資源を有効活用することので
きる外字利用システムを構成するためのサーバー装置を
提供することでができる。
【0015】また、本発明の課題を解決するためのクラ
イアント装置は、本発明に係るサーバー装置と通信ネッ
トワークを介して接続されるクライアント装置であっ
て、外字を必要とする文書データを入力するにあたり、
必要とされる前記外字に対応した外字識別符号が入力さ
れ記憶される処理と、入力された前記外字識別符号に対
応した外字フォントデータを前記サーバー装置に対して
要求する処理と、前記サーバー装置から送信されてきた
前記外字フォントデータに基づいて、外字の組み込まれ
た前記文書データを表示又は印刷する処理とを実行可能
なことを特徴とするものである。
イアント装置は、本発明に係るサーバー装置と通信ネッ
トワークを介して接続されるクライアント装置であっ
て、外字を必要とする文書データを入力するにあたり、
必要とされる前記外字に対応した外字識別符号が入力さ
れ記憶される処理と、入力された前記外字識別符号に対
応した外字フォントデータを前記サーバー装置に対して
要求する処理と、前記サーバー装置から送信されてきた
前記外字フォントデータに基づいて、外字の組み込まれ
た前記文書データを表示又は印刷する処理とを実行可能
なことを特徴とするものである。
【0016】クライアント装置からサーバー装置へ外字
データを要求する場合の手順は、以下の通りである。ま
ず、クライアント装置にて作成される文書データにおい
て外字が必要とされる場合は、その外字に対応した外字
識別符号を入力する。入力された後、適切なタイミング
でクライアント装置からサーバー装置へ外字フォントデ
ータの要求信号を送信する。サーバー装置では、送信さ
れてきた要求信号に基づいて、既に説明したような処理
を実行し、クライアント装置へ外字フォントデータを送
り返す。クライアント装置は、その外字フォントデータ
を受け取ることにより、外字の組み込まれた文書データ
をモニターに表示したり、印刷したりすることができ
る。
データを要求する場合の手順は、以下の通りである。ま
ず、クライアント装置にて作成される文書データにおい
て外字が必要とされる場合は、その外字に対応した外字
識別符号を入力する。入力された後、適切なタイミング
でクライアント装置からサーバー装置へ外字フォントデ
ータの要求信号を送信する。サーバー装置では、送信さ
れてきた要求信号に基づいて、既に説明したような処理
を実行し、クライアント装置へ外字フォントデータを送
り返す。クライアント装置は、その外字フォントデータ
を受け取ることにより、外字の組み込まれた文書データ
をモニターに表示したり、印刷したりすることができ
る。
【0017】クライアント装置においては、外字識別符
号を入力すれば済み、外字を独自に作成する必要はな
い。これにより、重複していた外字作成作業を廃止し、
資源を有効活用することのできる外字利用システムを構
成するためのクライアント装置を提供することでができ
る。
号を入力すれば済み、外字を独自に作成する必要はな
い。これにより、重複していた外字作成作業を廃止し、
資源を有効活用することのできる外字利用システムを構
成するためのクライアント装置を提供することでができ
る。
【0018】本発明の好適な実施形態として、前記文書
データの表示又は印刷の処理が終了した後、前記外字フ
ォントデータを記憶部から削除する処理を実行するもの
があげられる。
データの表示又は印刷の処理が終了した後、前記外字フ
ォントデータを記憶部から削除する処理を実行するもの
があげられる。
【0019】外字フォントデータを利用した後は、その
外字フォントデータを記憶部から削除するようにするこ
とで、必要な時に毎回サーバー装置を利用させることが
できる。これにより、外字フォントデータの利用回数に
応じた課金を行うことができる。
外字フォントデータを記憶部から削除するようにするこ
とで、必要な時に毎回サーバー装置を利用させることが
できる。これにより、外字フォントデータの利用回数に
応じた課金を行うことができる。
【0020】本発明の別の好適な実施形態として、前記
外字を必要とする文書データが、個人の氏名住所を含む
データであり、前記文書データを個人認証用の小型記録
媒体に記憶させる処理を実行可能なものがあげられる。
外字を必要とする文書データが、個人の氏名住所を含む
データであり、前記文書データを個人認証用の小型記録
媒体に記憶させる処理を実行可能なものがあげられる。
【0021】小型記録媒体としては、例えば、ICカー
ドに個人認証用のデータを入力したものがある。かかる
データは、個人の氏名や住所が含まれており外字を使用
しなければならないケースが多い。したがって、外字識
別符号か外字フォントデータを使用して文書データを記
憶しておくことにより、正確な氏名や住所を出力させる
ことができる。
ドに個人認証用のデータを入力したものがある。かかる
データは、個人の氏名や住所が含まれており外字を使用
しなければならないケースが多い。したがって、外字識
別符号か外字フォントデータを使用して文書データを記
憶しておくことにより、正確な氏名や住所を出力させる
ことができる。
【0022】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記文書データは、自治体で作成される戸籍、住民票等
のデータであるものがあげられる。
前記文書データは、自治体で作成される戸籍、住民票等
のデータであるものがあげられる。
【0023】自治体で作成される戸籍や住民票では、個
人の氏名や住所や本籍を扱うため、外字を使用する機会
も多い。したがって、かかる自治体において本発明の外
字利用システムは特に有用であると考えられる。
人の氏名や住所や本籍を扱うため、外字を使用する機会
も多い。したがって、かかる自治体において本発明の外
字利用システムは特に有用であると考えられる。
【0024】本発明の課題を解決するため本発明に係る
外字要求プログラムは、サーバー装置と通信ネットワー
クを介して接続されるクライアント装置に実行させるた
めの外字要求プログラムであって、外字を必要とする文
書データを入力するにあたり、必要とされる前記外字に
対応した外字識別符号が入力され記憶される処理と、入
力された前記外字識別符号に対応した外字フォントデー
タを前記サーバー装置に対して要求する処理と、前記サ
ーバー装置から送信されてきた前記外字フォントデータ
に基づいて、外字の組み込まれた前記文書データを表示
又は印刷する処理とを前記クライアント装置に実行させ
ることを特徴とするものである。
外字要求プログラムは、サーバー装置と通信ネットワー
クを介して接続されるクライアント装置に実行させるた
めの外字要求プログラムであって、外字を必要とする文
書データを入力するにあたり、必要とされる前記外字に
対応した外字識別符号が入力され記憶される処理と、入
力された前記外字識別符号に対応した外字フォントデー
タを前記サーバー装置に対して要求する処理と、前記サ
ーバー装置から送信されてきた前記外字フォントデータ
に基づいて、外字の組み込まれた前記文書データを表示
又は印刷する処理とを前記クライアント装置に実行させ
ることを特徴とするものである。
【0025】このプログラムをクライアント装置にイン
ストールすることにより、既に説明したように、重複し
ていた外字作成作業を廃止し、資源を有効活用すること
のできる外字利用システムを構成するためのサーバー装
置を提供することでができる。
ストールすることにより、既に説明したように、重複し
ていた外字作成作業を廃止し、資源を有効活用すること
のできる外字利用システムを構成するためのサーバー装
置を提供することでができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明に係る外字利用システム
(外字集中管理システム)の構成を図1により説明す
る。なお、図1に示すシステムは、本発明の1実施形態
であり、これに限定されるものではない。
(外字集中管理システム)の構成を図1により説明す
る。なお、図1に示すシステムは、本発明の1実施形態
であり、これに限定されるものではない。
【0027】<システム構成図>図1において、集中管
理センターAと、クライアントである自治体Cとは、通
信ネットワークBで接続されている。集中管理センター
Aには、サーバー装置1が設けられており、外字データ
を集中管理する外字データベース10を備えている。自
治体Cには、市役所、町役場等が含まれ、多数のクライ
アント装置であるパソコン2が設けられている。通信ネ
ットワークBとしては、インターネット、イントラネッ
ト、LAN等があげられるが、特定の形態に限定される
ものではない。
理センターAと、クライアントである自治体Cとは、通
信ネットワークBで接続されている。集中管理センター
Aには、サーバー装置1が設けられており、外字データ
を集中管理する外字データベース10を備えている。自
治体Cには、市役所、町役場等が含まれ、多数のクライ
アント装置であるパソコン2が設けられている。通信ネ
ットワークBとしては、インターネット、イントラネッ
ト、LAN等があげられるが、特定の形態に限定される
ものではない。
【0028】自治体Cにおいては、各クライアント装置
2を利用して文書20が作成されている。文書として
は、戸籍謄本、戸籍抄本、住民票、各種証明書等があ
り、ワープロソフト等を用いて文書を作成する。上記の
ような文書では、個人の氏名や住所のデータを入力する
必要があるが、氏名や住所を構成する漢字には種々のも
のがある。一般的には、漢字を含む文書を作成するにあ
たり、JIS第1水準文字や第2水準文字を使用し、こ
れらの文字はあらかじめクライアント装置2のソフトウ
ェアの中に組み込まれており、そのまま使用できる。し
かし、人名や住所には、JIS第1・第2水準文字では
対応できない文字が使用されるケースも多い。そのよう
な場合は、外字作成機能を使用し、クライアント装置2
を使用するものが個々に外字を作成していた。
2を利用して文書20が作成されている。文書として
は、戸籍謄本、戸籍抄本、住民票、各種証明書等があ
り、ワープロソフト等を用いて文書を作成する。上記の
ような文書では、個人の氏名や住所のデータを入力する
必要があるが、氏名や住所を構成する漢字には種々のも
のがある。一般的には、漢字を含む文書を作成するにあ
たり、JIS第1水準文字や第2水準文字を使用し、こ
れらの文字はあらかじめクライアント装置2のソフトウ
ェアの中に組み込まれており、そのまま使用できる。し
かし、人名や住所には、JIS第1・第2水準文字では
対応できない文字が使用されるケースも多い。そのよう
な場合は、外字作成機能を使用し、クライアント装置2
を使用するものが個々に外字を作成していた。
【0029】しかし、外字作成を個々に行っていたので
は、重複した作業を行っていることになり無駄である。
そこで、図1のシステムでは、クライアント側において
は、外字を作成しなくても済むようにしている。すなわ
ち、集中管理センターに備えられたサーバー装置1の外
字データベース10を利用することにより、重複してい
た外字作成作業を排除し、また、メモリ、 ハードディ
スク等の資源の有効活用を図ろうとするものである。
は、重複した作業を行っていることになり無駄である。
そこで、図1のシステムでは、クライアント側において
は、外字を作成しなくても済むようにしている。すなわ
ち、集中管理センターに備えられたサーバー装置1の外
字データベース10を利用することにより、重複してい
た外字作成作業を排除し、また、メモリ、 ハードディ
スク等の資源の有効活用を図ろうとするものである。
【0030】なお、外字を必要とするのは、文書を作成
する場合だけでなく、図1にも示すように小型記録媒体
の1例であるICカード3の中に個人データを記憶させ
る場合にも必要となる。このようなICカード3は、個
人認証用に用いられ、個人データとして個人の氏名や住
所が内部のメモリに記憶される。したがって、外字を必
要とするケースも多い。
する場合だけでなく、図1にも示すように小型記録媒体
の1例であるICカード3の中に個人データを記憶させ
る場合にも必要となる。このようなICカード3は、個
人認証用に用いられ、個人データとして個人の氏名や住
所が内部のメモリに記憶される。したがって、外字を必
要とするケースも多い。
【0031】<ブロック構成図>図2は、図1に示すサ
ーバー装置1とクライアント装置2の制御ブロック構成
図である。通信入力部11は、クライアント装置2から
送信されてきた外字データ要求信号を受信する。データ
抽出部12は、外字データ要求信号に含まれる外字識別
符号(識別コード)を抽出する。そして、この外字識別
符号に対応する外字フォントデータを外字データベース
10を検索することにより抽出する。通信出力部13
は、抽出された外字フォントデータを外字データ要求信
号を出してきたクライアントに返信する。
ーバー装置1とクライアント装置2の制御ブロック構成
図である。通信入力部11は、クライアント装置2から
送信されてきた外字データ要求信号を受信する。データ
抽出部12は、外字データ要求信号に含まれる外字識別
符号(識別コード)を抽出する。そして、この外字識別
符号に対応する外字フォントデータを外字データベース
10を検索することにより抽出する。通信出力部13
は、抽出された外字フォントデータを外字データ要求信
号を出してきたクライアントに返信する。
【0032】カウント手段14は、外字データ要求信号
が送信されてきた回数をクライアント毎にカウントす
る。外字データベース10を有料で使用させる場合に
は、このカウント手段14を設けることにより課金シス
テムを構築することができる。つまり、外字データ要求
信号が送信されてきた回数は、外字データベース10を
利用した回数に等しく、この回数に応じた課金を行うこ
とができる。顧客データベース15には、このシステム
を利用することのできる顧客情報が登録されている。外
字データベース使用回数のデータも、顧客データベース
15に登録される。
が送信されてきた回数をクライアント毎にカウントす
る。外字データベース10を有料で使用させる場合に
は、このカウント手段14を設けることにより課金シス
テムを構築することができる。つまり、外字データ要求
信号が送信されてきた回数は、外字データベース10を
利用した回数に等しく、この回数に応じた課金を行うこ
とができる。顧客データベース15には、このシステム
を利用することのできる顧客情報が登録されている。外
字データベース使用回数のデータも、顧客データベース
15に登録される。
【0033】外字データベース10には、外字情報が多
数登録されており、外字識別符号と外字フォントデータ
とが対応付けられて登録(記憶)されている。これによ
り、識別符号をキーワードとして、外字フォントデータ
を検索することができる。識別符号としては、例えば、
4桁の16進数を用いることができるが、これに限定さ
れるものではない。外字として登録できるのは、日本語
として使用される漢字に限定されるものではなく、中国
語や韓国語として用いられる漢字や、外国文字(ロシア
語等)等を外字として登録してもよい。なお、データベ
ース10には外字の読みもあわせて登録される。
数登録されており、外字識別符号と外字フォントデータ
とが対応付けられて登録(記憶)されている。これによ
り、識別符号をキーワードとして、外字フォントデータ
を検索することができる。識別符号としては、例えば、
4桁の16進数を用いることができるが、これに限定さ
れるものではない。外字として登録できるのは、日本語
として使用される漢字に限定されるものではなく、中国
語や韓国語として用いられる漢字や、外国文字(ロシア
語等)等を外字として登録してもよい。なお、データベ
ース10には外字の読みもあわせて登録される。
【0034】上記データベース10を構築するにあた
り、外字フォントデータを作成する場合は、既に外字フ
ォントを持っているTRONプロジェクトのTRON文
字等をベースとすることができる(TRONはプロジェ
クト名)。
り、外字フォントデータを作成する場合は、既に外字フ
ォントを持っているTRONプロジェクトのTRON文
字等をベースとすることができる(TRONはプロジェ
クト名)。
【0035】外字フォントデータとしては、例えば、ビ
ットマップフォントやアウトラインフォント(例えば、
True Typeフォント)を使用することができ
る。ビットマップフォントは、文字を構成するドットを
1、それ以外を0として文字の形をデジタルデータ化し
たものである。アウトラインフォントは、文字の外形を
データ化したフォントであり、2次スプライン曲線や3
次ベジェ曲線により文字をデジタルデータ化する。
ットマップフォントやアウトラインフォント(例えば、
True Typeフォント)を使用することができ
る。ビットマップフォントは、文字を構成するドットを
1、それ以外を0として文字の形をデジタルデータ化し
たものである。アウトラインフォントは、文字の外形を
データ化したフォントであり、2次スプライン曲線や3
次ベジェ曲線により文字をデジタルデータ化する。
【0036】外字データ編集手段16は、入力部17か
ら入力された外字データを外字データベース10に登録
する前に、入力されようとする外字データと、既に外字
データベース10に登録済みの外字データとを比較チェ
ックし編集するものである。例えば、ある市役所で作成
した外字データ(外字識別符号と外字フォントデータの
組み合わせ)を登録しようとする場合、既に、同じもの
が登録されている可能性もある。入力されるものをすべ
て登録してしまうと、同じ外字が異なる識別符号で登録
されてしまうことになり、無駄な外字登録を行っている
ことになる。そこで、入力されようとする外字の外字フ
ォントデータと、登録済みの外字フォントデータとの一
致度を比較し、一致度が所定値以上であれば、同じ外字
であると判断し、無駄な外字登録を行わないようにす
る。例えば、外字フォントデータがビットマップデータ
であれば、各ドットの0,1の一致度をチェックし、あ
る割合以上に一致すれば、両者は同じであると判定する
ことができる。
ら入力された外字データを外字データベース10に登録
する前に、入力されようとする外字データと、既に外字
データベース10に登録済みの外字データとを比較チェ
ックし編集するものである。例えば、ある市役所で作成
した外字データ(外字識別符号と外字フォントデータの
組み合わせ)を登録しようとする場合、既に、同じもの
が登録されている可能性もある。入力されるものをすべ
て登録してしまうと、同じ外字が異なる識別符号で登録
されてしまうことになり、無駄な外字登録を行っている
ことになる。そこで、入力されようとする外字の外字フ
ォントデータと、登録済みの外字フォントデータとの一
致度を比較し、一致度が所定値以上であれば、同じ外字
であると判断し、無駄な外字登録を行わないようにす
る。例えば、外字フォントデータがビットマップデータ
であれば、各ドットの0,1の一致度をチェックし、あ
る割合以上に一致すれば、両者は同じであると判定する
ことができる。
【0037】入力部17としては、フロッピー(登録商
標)ディスク等の記憶媒体を介しての入力や、キーボー
ドによる入力等があげられる。あるいは、通信ネットワ
ークを経由して入力されても良い。
標)ディスク等の記憶媒体を介しての入力や、キーボー
ドによる入力等があげられる。あるいは、通信ネットワ
ークを経由して入力されても良い。
【0038】サーバー装置1の有する通信入力部11、
データ抽出部12、通信出力部13、カウント手段1
4、外字データ編集手段16の各機能は、所定の外字提
供プログラムをサーバー装置1にインストールすること
により実現することができる。クライアント装置2から
の要求信号に応じて、サーバー装置1がプログラムを実
行することで、所望の外字データを提供するサービスを
行うことができる。なお、サーバー装置1へのプログラ
ムのインストールの方法は、特定の方法に限定されるも
のではない。
データ抽出部12、通信出力部13、カウント手段1
4、外字データ編集手段16の各機能は、所定の外字提
供プログラムをサーバー装置1にインストールすること
により実現することができる。クライアント装置2から
の要求信号に応じて、サーバー装置1がプログラムを実
行することで、所望の外字データを提供するサービスを
行うことができる。なお、サーバー装置1へのプログラ
ムのインストールの方法は、特定の方法に限定されるも
のではない。
【0039】次に、クライアント装置であるパソコン2
の制御ブロックを説明する。文書データは、主としてキ
ーボード等の入力部21を介して入力される。入力され
た文字情報は、文書データ記憶部22に記憶される。文
書データ記憶部22は、例えば、半導体メモリにより構
成される。文書データの確定した内容は、ハードディス
ク等の記憶装置23に記憶される。入力された文書デー
タを印刷するためのプリンター24と、表示するための
モニター25も設けられている。なお、文書データ記憶
部22に記憶されている文字情報は、識別符号(識別コ
ード)であり、2桁や4桁の16進数で表現されてい
る。この識別符号に対応したフォントデータは、記憶装
置23に記憶されている。したがって、文書データを印
刷したり、モニターに表示させたりするときは、識別符
号に対応したフォントデータを記憶装置23から読み出
して、プリンター24やモニター25の印刷制御部や表
示制御部に送るようにしている。
の制御ブロックを説明する。文書データは、主としてキ
ーボード等の入力部21を介して入力される。入力され
た文字情報は、文書データ記憶部22に記憶される。文
書データ記憶部22は、例えば、半導体メモリにより構
成される。文書データの確定した内容は、ハードディス
ク等の記憶装置23に記憶される。入力された文書デー
タを印刷するためのプリンター24と、表示するための
モニター25も設けられている。なお、文書データ記憶
部22に記憶されている文字情報は、識別符号(識別コ
ード)であり、2桁や4桁の16進数で表現されてい
る。この識別符号に対応したフォントデータは、記憶装
置23に記憶されている。したがって、文書データを印
刷したり、モニターに表示させたりするときは、識別符
号に対応したフォントデータを記憶装置23から読み出
して、プリンター24やモニター25の印刷制御部や表
示制御部に送るようにしている。
【0040】ここで、入力しようとしている文字が外字
の場合は、その外字に対応した外字識別符号を入力部2
1から入力する。かかる外字とその識別符号の対応表
は、あらかじめ集中管理センターAにて用意したものを
利用する。外字を入力しようとする場合、その外字に対
応した外字フォントデータがクライアント装置2のシス
テムには用意されていない。そこで、外字が入力される
と、要求信号発生部26により、外字データ要求信号を
発生する。この要求信号は通信ネットワーク経由でサー
バー装置1に送信される。サーバー装置1から、外字フ
ォントデータが返信されてくると、外字データ受信部2
7により受信する。受信された外字フォントデータは、
記憶装置23に記憶されるか、印刷或いは表示のために
一時的に文書データ記憶部22に記憶される。
の場合は、その外字に対応した外字識別符号を入力部2
1から入力する。かかる外字とその識別符号の対応表
は、あらかじめ集中管理センターAにて用意したものを
利用する。外字を入力しようとする場合、その外字に対
応した外字フォントデータがクライアント装置2のシス
テムには用意されていない。そこで、外字が入力される
と、要求信号発生部26により、外字データ要求信号を
発生する。この要求信号は通信ネットワーク経由でサー
バー装置1に送信される。サーバー装置1から、外字フ
ォントデータが返信されてくると、外字データ受信部2
7により受信する。受信された外字フォントデータは、
記憶装置23に記憶されるか、印刷或いは表示のために
一時的に文書データ記憶部22に記憶される。
【0041】また、文書データは、必要に応じて外部記
憶媒体28、例えば、図1において説明したICカード
3にも記憶されるようになっている。クライアント装置
2が外字データを要求する機能も、所定のプログラムを
クライアント装置2にインストールすることにより、実
現することができる。
憶媒体28、例えば、図1において説明したICカード
3にも記憶されるようになっている。クライアント装置
2が外字データを要求する機能も、所定のプログラムを
クライアント装置2にインストールすることにより、実
現することができる。
【0042】<外字利用手順(第1 実施形態)>次に、
図1,2のシステムを使用して外字フォントデータの取
得を行う場合の手順を図3のフローチャートにより説明
する。
図1,2のシステムを使用して外字フォントデータの取
得を行う場合の手順を図3のフローチャートにより説明
する。
【0043】クライアント側のパソコンを用いて文書を
作成するにあたり、外字を使用しなければならないケー
スが生じたとする。パソコン使用者は、外字と外字識別
符号との変換表を見ながら、文書中に使用したい外字の
識別符号をキーボードにより入力する(#1)。識別符
号の入力が終了すると、外字データ要求信号を発生し、
サーバー装置1に外字データ要求信号を送信する(#
2)。
作成するにあたり、外字を使用しなければならないケー
スが生じたとする。パソコン使用者は、外字と外字識別
符号との変換表を見ながら、文書中に使用したい外字の
識別符号をキーボードにより入力する(#1)。識別符
号の入力が終了すると、外字データ要求信号を発生し、
サーバー装置1に外字データ要求信号を送信する(#
2)。
【0044】サーバー装置1は、外字データ要求信号を
受信する(#20)。サーバー装置1のカウント手段1
4は、外字データ要求信号を受信すると、顧客IDを割
り出し、そのクライアントについてカウント値を1プラ
スする(#21)。更新されたカウント値は、顧客デー
タベース15に登録される。これにより、顧客に対して
適正な課金を行うことができる。なお、課金システムと
しては任意のものを採用することができる。
受信する(#20)。サーバー装置1のカウント手段1
4は、外字データ要求信号を受信すると、顧客IDを割
り出し、そのクライアントについてカウント値を1プラ
スする(#21)。更新されたカウント値は、顧客デー
タベース15に登録される。これにより、顧客に対して
適正な課金を行うことができる。なお、課金システムと
しては任意のものを採用することができる。
【0045】データ抽出部12は、外字データ要求信号
から識別符号を抽出する(#22)。そして、この識別
符号に対応した外字フォントデータを外字データベース
10を用いて検索する(#23)。該当する外字フォン
トデータが抽出されると(#24)、外字データ要求信
号を送信してきた顧客のクライアント装置2に対して、
外字フォントデータを返信する(#25)。
から識別符号を抽出する(#22)。そして、この識別
符号に対応した外字フォントデータを外字データベース
10を用いて検索する(#23)。該当する外字フォン
トデータが抽出されると(#24)、外字データ要求信
号を送信してきた顧客のクライアント装置2に対して、
外字フォントデータを返信する(#25)。
【0046】このように抽出された外字フォントデータ
は顧客のパソコン2の外字データ受信部27で受信され
る(#3)。この外字フォントデータは、文書データ記
憶部22にて一旦記憶される(#4)。もちろん、記憶
装置23の方に記憶させるようにしても良い。クライア
ント装置2のモニター25には、受信した外字フォント
データに基づいて、入力した文書データが表示されるこ
とになる(#5)。これにより、クライアント側では、
自分で外字を作成することなく、外字フォントデータを
取得することができる。この文書をプリンター24で印
刷する場合も、取得した外字フォントデータを使用して
プリントすることができる。
は顧客のパソコン2の外字データ受信部27で受信され
る(#3)。この外字フォントデータは、文書データ記
憶部22にて一旦記憶される(#4)。もちろん、記憶
装置23の方に記憶させるようにしても良い。クライア
ント装置2のモニター25には、受信した外字フォント
データに基づいて、入力した文書データが表示されるこ
とになる(#5)。これにより、クライアント側では、
自分で外字を作成することなく、外字フォントデータを
取得することができる。この文書をプリンター24で印
刷する場合も、取得した外字フォントデータを使用して
プリントすることができる。
【0047】文書作成業務が終了して(#6)、ワープ
ロソフトのウィンドウを閉じると、一旦記憶された外字
フォントデータは消去される(#7)。したがって、次
の機会に同じ外字を使用したい場合は、再度サーバー装
置1との通信を行い外字データベース10を利用するこ
とになる。これにより、利用回数に応じた課金を行うこ
とができる。
ロソフトのウィンドウを閉じると、一旦記憶された外字
フォントデータは消去される(#7)。したがって、次
の機会に同じ外字を使用したい場合は、再度サーバー装
置1との通信を行い外字データベース10を利用するこ
とになる。これにより、利用回数に応じた課金を行うこ
とができる。
【0048】<外字利用手順(第2実施形態)>次に外
字フォントデータを取得する場合の別の実施形態を図4
のフローチャートを用いて説明する。
字フォントデータを取得する場合の別の実施形態を図4
のフローチャートを用いて説明する。
【0049】図3の実施形態では、外字識別符号の入力
を行った後に、直ちにサーバー装置1に対して外字デー
タ要求信号を送信していた。図4では、外字識別符号を
入力しただけでは外字データ要求信号を送信しないよう
にしている。したがって、ステップ#11のモニター表
示では、外字フォントデータを利用して外字を表示でき
ないので、画面上では、例えば黒い四角マークが表示さ
れる。このマークを画面上で表示させることにより、文
書中の特定個所に外字が使用されていることが理解でき
る。
を行った後に、直ちにサーバー装置1に対して外字デー
タ要求信号を送信していた。図4では、外字識別符号を
入力しただけでは外字データ要求信号を送信しないよう
にしている。したがって、ステップ#11のモニター表
示では、外字フォントデータを利用して外字を表示でき
ないので、画面上では、例えば黒い四角マークが表示さ
れる。このマークを画面上で表示させることにより、文
書中の特定個所に外字が使用されていることが理解でき
る。
【0050】さて、文書の作成が終了してプリンター2
4に対して印刷指令を行う(#12)。この印刷指令に
基づいて、外字データ要求信号を発生する(#13)。
その後の、サーバー装置1において実行される処理は、
図3と同様である。外字フォントデータを受信すると
(#14)、このデータをプリンター24に転送し、取
得した外字フォントデータを利用して文書を印刷するこ
とができる(#16)。モニター画面上では外字フォン
トデータを確認できなかったが、印刷されたプリント文
書にて確認することができる。
4に対して印刷指令を行う(#12)。この印刷指令に
基づいて、外字データ要求信号を発生する(#13)。
その後の、サーバー装置1において実行される処理は、
図3と同様である。外字フォントデータを受信すると
(#14)、このデータをプリンター24に転送し、取
得した外字フォントデータを利用して文書を印刷するこ
とができる(#16)。モニター画面上では外字フォン
トデータを確認できなかったが、印刷されたプリント文
書にて確認することができる。
【0051】<別実施形態>本実施形態では、自治体が
外字を利用する形態について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、任意の顧客に利用させることができ
る。
外字を利用する形態について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、任意の顧客に利用させることができ
る。
【0052】外字データ要求信号を発生するタイミング
について、図3, 4で説明したが、これに限定されるも
のではない。例えば、特定のキー操作を行った時に、外
字データ要求信号を発生するように構成しても良い。
について、図3, 4で説明したが、これに限定されるも
のではない。例えば、特定のキー操作を行った時に、外
字データ要求信号を発生するように構成しても良い。
【0053】本発明のシステムを構成するにあたり、サ
ーバー装置及びクライアント装置を1台で構成するか複
数台で構成するかは適宜選択できるものである。複数台
で構成して機能を分散することにより、各サーバー装置
及びクライアント装置の負担を軽減することができる。
また、通信ネットワークも有線・無線のいずれかに限定
されるものではない。
ーバー装置及びクライアント装置を1台で構成するか複
数台で構成するかは適宜選択できるものである。複数台
で構成して機能を分散することにより、各サーバー装置
及びクライアント装置の負担を軽減することができる。
また、通信ネットワークも有線・無線のいずれかに限定
されるものではない。
【図1】外字利用システムの構成を示す模式図
【図2】サーバー装置とクライアント装置の制御ブロッ
ク図
ク図
【図3】外字フォントデータを取得する場合の手順を示
すフローチャート
すフローチャート
【図4】外字フォントデータを取得する場合の手順を示
すフローチャート
すフローチャート
1 サーバー装置 2 パソコン(クライアント装置) 3 ICカード 10 外字データベース 11 通信入力部 12 データ抽出部 13 通信出力部 14 カウント手段 16 外字データ編集手段 17 入力部 21 入力部 22 文書データ記憶部 23 記憶装置 24 プリンター 25 モニター 26 要求信号発生部 27 外字データ受信部 28 外部記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 RA14 VC03 5C082 AA01 AA17 BA02 BB01 BB53 DA15 DA73 DA86 MM02 MM09
Claims (9)
- 【請求項1】 クライアント装置からの要求に対し、通
信ネットワークを介して情報サービスを提供するサーバ
ー装置であって、 外字識別符号と、外字フォントデータとが対応付けられ
て登録されたデータベースと、 前記通信ネットワークを介して前記クライアントからの
外字データ要求信号が入力される通信入力部と、 前記外字データ要求信号に含まれる外字識別符号から、
対応する外字フォントデータを前記データベースから抽
出するデータ抽出部と、 抽出された前記外字フォントデータを前記クライアント
に対して送り返す通信出力部とを備えたサーバー装置。 - 【請求項2】 新たに外字フォントデータを登録するに
あたり、当該外字フォントデータと、既に前記データベ
ースに登録されている外字フォントデータとの一致度を
チェックする外字データ編集手段を備えたことを特徴と
する請求項1に記載のサーバー装置。 - 【請求項3】 前記外字データ要求信号が送信されてき
た回数をカウントするカウント手段を備えていることを
特徴とする請求項1又は2に記載のサーバー装置。 - 【請求項4】 クライアントからの要求に対し、通信ネ
ットワークを介して情報サービスを提供すると共に、外
字識別符号と、外字フォントデータとが対応付けられて
登録されたデータベースを備えたサーバー装置に実行さ
せるための外字データ提供プログラムであって、 前記通信ネットワークを介して前記クライアント装置か
らの外字データ要求信号が入力される処理と、 前記外字データ要求信号に含まれる外字識別符号から、
対応する外字フォントデータを前記データベースから抽
出する処理と、 抽出された前記外字フォントデータを前記クライアント
装置に対して送り返す処理とを前記サーバー装置に実行
させるための外字提供プログラム。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のサ
ーバー装置と通信ネットワークを介して接続されるクラ
イアント装置であって、 外字を必要とする文書データを入力するにあたり、必要
とされる前記外字に対応した外字識別符号が入力され記
憶される処理と、 入力された前記外字識別符号に対応した外字フォントデ
ータを前記サーバー装置に対して要求する処理と、 前記サーバー装置から送信されてきた前記外字フォント
データに基づいて、外字の組み込まれた前記文書データ
を表示又は印刷する処理とを実行可能なクライアント装
置。 - 【請求項6】 前記文書データの表示又は印刷の処理が
終了した後、前記外字フォントデータを記憶部から削除
する処理を実行することを特徴とする請求項5に記載の
クライアント装置。 - 【請求項7】 前記外字を必要とする文書データが、個
人の氏名住所を含むデータであり、前記文書データを個
人認証用の小型記録媒体に記憶させる処理を実行可能な
請求項5又は6に記載のクライアント装置。 - 【請求項8】 前記文書データは、自治体で作成される
戸籍、住民票等のデータであることを特徴とする請求項
5〜7のいずれか1項に記載のクライアント装置。 - 【請求項9】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のサ
ーバー装置と通信ネットワークを介して接続されるクラ
イアント装置に実行させるための外字要求プログラムで
あって、 外字を必要とする文書データを入力するにあたり、必要
とされる前記外字に対応した外字識別符号が入力され記
憶される処理と、 入力された前記外字識別符号に対応した外字フォントデ
ータを前記サーバー装置に対して要求する処理と、 前記サーバー装置から送信されてきた前記外字フォント
データに基づいて、外字の組み込まれた前記文書データ
を表示又は印刷する処理とを前記クライアント装置に実
行させるための外字要求プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001137337A JP2002334075A (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | サーバー装置及びクライアント装置及び外字提供プログラム及び外字要求プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001137337A JP2002334075A (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | サーバー装置及びクライアント装置及び外字提供プログラム及び外字要求プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002334075A true JP2002334075A (ja) | 2002-11-22 |
Family
ID=18984455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001137337A Pending JP2002334075A (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | サーバー装置及びクライアント装置及び外字提供プログラム及び外字要求プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002334075A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014191741A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 外字登録装置及びidカード作成システム |
-
2001
- 2001-05-08 JP JP2001137337A patent/JP2002334075A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014191741A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 外字登録装置及びidカード作成システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5682549A (en) | Image data management system for accessing image data from communication network by reading file name information stored in an IC card | |
US20060268352A1 (en) | Digitized document archiving system | |
US9507953B2 (en) | Information processing system, information processing method, and information processing apparatus | |
US20030007172A1 (en) | Printing apparatus, its control method, print system, program, and memory medium | |
EP1542141A1 (en) | Drawings data management | |
EP1914674A2 (en) | Image forming system, groupware server, image forming apparatus, image forming method, and image forming program | |
JP2002202858A (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、印刷処理方法、及び記憶媒体 | |
US8203735B2 (en) | Content managing system | |
JPH11120191A (ja) | 文書管理システム、方法および記録媒体 | |
JP2002334075A (ja) | サーバー装置及びクライアント装置及び外字提供プログラム及び外字要求プログラム | |
JP2006227703A (ja) | 課金管理方法 | |
JP3605052B2 (ja) | あいまい検索機能を備える図面管理システム | |
US20200372469A1 (en) | Business card information management system and business card information management program | |
JP2000330983A (ja) | かな漢字変換システム、かな漢字変換方法、および記録媒体 | |
EP1061462A1 (en) | Storing and retrieving name card information | |
JP2016146124A (ja) | 管理装置とその制御方法、個人番号管理システム、及びプログラム | |
JPH05225086A (ja) | メッセージ転送システム | |
JPH1063813A (ja) | イメージ文書管理方法及びその装置 | |
JP3000578B2 (ja) | メールサービスシステム | |
JP4662620B2 (ja) | 住民記録データ・戸籍データ検索装置 | |
JP4248447B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム | |
JPH04347768A (ja) | 機密文書管理方式 | |
JPH1125156A (ja) | 業務用電子マニュアル提供装置とそれに接続される端末装置及びプログラム記憶媒体 | |
JPH06311324A (ja) | 電子ファイリングシステム | |
JPH09204473A (ja) | 帳票管理装置 |