JP2002333833A - 拠点案内システム - Google Patents

拠点案内システム

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JP2002333833A JP2001141335A JP2001141335A JP2002333833A JP 2002333833 A JP2002333833 A JP 2002333833A JP 2001141335 A JP2001141335 A JP 2001141335A JP 2001141335 A JP2001141335 A JP 2001141335A JP 2002333833 A JP2002333833 A JP 2002333833A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拠点について広告などの拠点情報と地図とを
提供するシステムにおける維持管理の負担を軽減する。 【解決手段】 地図システム100、拠点情報提供シス
テム20をネットワークで接続する。地図システム10
0は、要求された地点近傍の地図を提供する汎用的な地
図提供サーバである。拠点情報提供システム20は、店
舗などの拠点について広告その他の拠点情報を提供する
サーバである。拠点情報提供システム20には、拠点情
報と関連付けられた状態で、表示制御情報、即ち地図シ
ステム100に地図を表示させるために要求される情報
が記憶される。拠点情報提供システム20は、地図シス
テム100の管理下にあるか否かに関わらず、表示制御
情報を用いて地図表示を行うことができる。こうするこ
とにより、2つのサーバを独立して運用することが可能
となり、維持管理の負担を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子地図を用いた
拠点案内に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータによって表示可能な電子地
図の普及に伴い、拠点情報と地図との関連付けが行われ
るようになってきた。拠点とは、種々の店舗、施設、名
勝などを意味し、拠点情報とは、これらの拠点に関する
広告その他の案内情報を意味する。両者の関連づけは、
例えばHTML(Hyper Text Markup Language)のリン
クを用いて実現される。拠点情報の提供をHTMLファ
イルで行い、その中に電子地図へのリンクを設けること
により、閲覧者の要求に応じて地図を表示させることが
できる。地図は、拠点に関与しない汎用の地図データベ
ースから、拠点の位置などに基づいて生成されるのが通
常である。かかる態様での関連付けは、特にインターネ
ットを介した拠点案内に有用である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、位置情報の受け
渡しを円滑に行うため、拠点情報と地図データベースは
統合的に管理されるのが通常であった。広告その他の拠
点情報は、比較的頻繁に変更が行われるため、その度に
地図データベースも含めた全体の更新、動作確認等が必
要であった。地図データベースは、非常に膨大なデータ
量であり、その更新等にかかる負担は非常に大きかっ
た。かかる負担は、拠点情報の提供者が増えるにつれ、
看過しえないほど大きくなっていた。また、拠点情報の
更新が電子地図の提供者に委ねられるため、拠点情報の
提供者にとっては、タイムリーかつ柔軟な情報更新を行
うことができないという課題があった。更に、拠点情報
の提供者にとっては、地図データベースの管理者に対し
て、拠点情報の開示が必要であるという課題があった。
このため、パスワード等でアクセス者が制限されたWe
bページにおいて、ノウハウその他の秘匿化を望む情報
を地図とともに開示することが困難であった。
【0004】本発明は、これらの課題に鑑みてなされた
ものであり、地図を含む拠点情報の案内において、拠点
情報の柔軟な更新を可能にするとともに、データベース
の管理負荷を軽減する拠点案内システムを提供すること
を目的とする。また、拠点情報を外部に開示することな
く拠点案内を行うことが可能なシステムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明では、
拠点情報を提供する拠点情報提供サーバと、地図を提供
する地図サーバとを別体とし、両者をネットワークで接
続することによって拠点案内システムを構築した。拠点
情報とは、拠点に関連する種々の関連情報から地図サー
バによって提供される情報を除くものを意味し、少なく
とも地図サーバによって提供される地図情報を除いたも
のを意味する。関連情報には、例えば、拠点の広告、ガ
イド情報などが含まれ、更に、地図サーバに依らない略
地図等を含めても良い。
【0006】本発明において、地図サーバと拠点情報提
供サーバとは、単にネットワークで接続された分散シス
テムとして稼働するのではなく、それぞれ独立したシス
テムとして稼働し、地図の表示が要求された場合などの
適切なタイミングで連携を採りながら拠点案内を行う。
かかる連携を実現するための手段を、拠点情報等の登録
時、拠点案内の実行時に分けて、順次説明する。
【0007】本発明において、拠点情報等を登録するた
めのデータ登録システムは、地図サーバに表示制御情報
送信部を備えることによって構成される。表示制御情報
送信部は、汎用的な地図データを用いて拠点に関する地
図を表示するために要求される表示制御情報を生成し、
拠点情報提供サーバに送信する機能を奏する。拠点情報
提供サーバは、この表示制御情報を保持しておき、地図
の表示要求に応じて地図サーバに出力することにより、
拠点に応じた地図表示を実現することができる。つま
り、地図サーバから拠点情報提供サーバへの表示制御情
報の受け渡しにより、両者の独立性を保ちつつ、拠点に
応じた地図の表示を実現することができる。かかるシス
テムによれば、拠点情報を地図サーバ側に受け渡す必要
がないため、拠点情報を地図サーバに開示することな
く、拠点案内を実現することができる利点もある。
【0008】この表示制御情報の生成は、例えば、地図
サーバにおいて、地図データ保持部、入力部、表示制御
情報生成部を備えることにより、実現することができ
る。地図データ保持部は、拠点に関与しない汎用的な地
図データを保持する。即ち、拠点に固有の地図データを
保持するのではなく、指定に応じて種々の地図を出力可
能な地図データを保持する。入力部は、拠点に関する地
図の表示に関する指定を入力する。入力方法は、地図サ
ーバ自体に設けられた操作部を用いるものとしてもよい
し、ネットワークを介して入力するものとしてもよい。
地図サーバに接続されたクライアントに対して、表示に
関する指定を入力するためのインタフェースを表示し、
このインタフェースを利用して上記指定を入力するもの
としてもよい。表示制御情報生成部は、こうして入力さ
れた情報に基づいて表示制御情報を生成する。
【0009】表示制御情報には、地図サーバによる地図
表示を制御するための種々の情報を含め得る。例えば、
表示制御情報には、拠点の位置を特定する座標を含める
ことが望ましい。こうすることにより、拠点周辺の地図
を適切に表示することができる。また、地図の表示態様
を特定する情報を含めることも望ましい。表示態様を特
定する情報としては、例えば、地図の表示スケール、地
図のサイズ、拠点を示すシンボルに関する情報などを含
めることができる。地図サーバがいわゆる3次元的な地
図を表示可能な場合、表示制御情報には、2次元表示お
よび3次元表示の指定を含めても良い。
【0010】表示制御情報の形式は任意に設定可能であ
る。例えば、表示制御情報は、拠点に関する地図の表示
を要求する際に、地図サーバに直接伝達可能な形式で生
成することができる。かかる形式としては、例えば、表
示制御情報をパラメータに含んだURL(Uniform Reso
urce Locator)の形式を用いることができる。こうすれ
ば、地図表示時に速やかに表示制御情報を地図サーバに
伝達することができる。また、この場合には、表示制御
情報を暗号化することも好ましい。表示制御情報は、地
図サーバが生成するものであり、地図表示時には地図サ
ーバ自身が利用するものであるから、暗号化および復号
化を容易に行うことができる。表示制御情報を暗号化す
ることにより、地図サーバによって地図を表示させるた
めのフォーマット等を秘匿することができるため、地図
サーバへの不正なアクセスを回避することができる。
【0011】表示に関する指定の入力は、先に説明した
通り、地図サーバにネットワークで接続された顧客シス
テムから行うものとすることができる。
【0012】かかる構成を適用する場合、地図サーバへ
の不正なアクセスを回避するため、地図サーバには、ネ
ットワーク上で顧客システムを特定するための情報に基
づいて、アクセスを制限する認証部を備えることが望ま
しい。認証に用いる情報としては、顧客システムのIP
アドレスなどのアドレス情報やURLを用いることがで
きる。
【0013】本発明において、拠点情報提供サーバは、
例えば、拠点情報データ保持部、入力部、および表示制
御情報保持部を備える構成とすることができる。拠点情
報データ保持部は、拠点について拠点情報を保持する。
入力部は、地図サーバにおいて生成された表示制御情報
を入力する。表示制御情報保持部は、入力された表示制
御情報を、拠点情報に関連づけて保持する。関連付け
は、種々の方法で行うことができ、例えば、拠点情報と
表示制御情報に共通の識別情報を付与する方法を採るこ
とができる。かかる関連付けを行うことにより、拠点情
報に対応した地図表示を実現することができる。
【0014】本発明において拠点の案内を行う拠点案内
システムは、拠点情報提供サーバおよび地図サーバにそ
れぞれ次の構成を備えることにより、構築することがで
きる。即ち、拠点情報提供サーバには、表示制御情報保
持部と、表示制御情報送信部とを備える。表示制御情報
保持部は、先に説明した表示制御情報を、拠点と関連づ
けて予め保持する。表示制御情報送信部は、拠点に関す
る地図の表示要求がなされた場合に、この表示制御情報
を、地図サーバに対して直接的または間接的に伝達す
る。直接的な伝達とは、拠点情報提供サーバと地図サー
バとの直接的な通信による伝達を意味し、間接的な伝達
とは、両者間の情報を仲介するクライアント等を介した
伝達を意味する。かかる構成により、拠点の地図の表示
を行うために必要な情報が地図サーバに受け渡される。
【0015】一方の地図サーバには、拠点に関与しない
汎用的な地図データを用い、拠点情報提供サーバから受
け渡された表示制御情報に基づいて、拠点に関する地図
を提示する。
【0016】本発明において、関連情報を表示させるた
めの表示装置が、拠点情報提供サーバおよび地図サーバ
と、ネットワークを介して接続されている場合には、こ
の表示装置を介して間接的に表示制御情報の伝達を行う
ことができる。
【0017】このように間接的に表示制御情報の伝達を
行う場合、表示制御情報を一旦地図サーバに送信し、地
図サーバで表示制御情報を含む所定のフォーマットで表
示要求情報を生成し、この表示要求情報を地図サーバか
ら受け取った後、表示装置を介して間接的に地図サーバ
に送信するものとしてもよい。地図サーバが直接利用す
ることができない態様で表示制御情報が保持されている
場合、一旦地図サーバで適切な形式への変換を行わせる
態様に相当する。こうすることにより、地図サーバのう
ち、地図を表示する機能は変更することなく、拠点情報
提供サーバに保持される表示制御情報の形式を柔軟に設
定することが可能となる。
【0018】間接的に表示制御情報を送信する際には、
少なくとも表示制御情報が暗号化された状態で情報の伝
達を行うことが望ましい。こうすることにより、地図サ
ーバへの不正なアクセスを回避することができる。かか
る目的による暗号化は、地図サーバに受け渡される情報
全体に施される必要はなく、少なくとも表示制御情報に
ついてのみ行われれば足りる。例えば、表示制御情報が
URLのパラメータに含まれた状態で伝達される場合に
は、パラメータの部分のみを暗号化すればよい。
【0019】本発明において、地図の表示は、地図サー
バから表示装置に直接行うものとしてもよいし、間接的
に行うものとしてもよい。後者の態様としては、例え
ば、地図サーバで生成された地図データを、拠点情報提
供サーバが地図サーバから受信し、表示装置など外部に
提示する構成を採ることができる。この際、拠点情報提
供サーバは、地図データに拠点情報の追加等の加工を施
した上で、提示するものとしてもよい。
【0020】表示制御情報の少なくとも一部が暗号化さ
れている場合には、地図サーバは、表示制御情報の復号
化を行って地図の提示を行う。本発明では、先に説明し
た通り、かかる暗号化は、地図サーバが予め施しておく
ことができる。このような構成を採ることにより、復号
化も非常に容易に行うことができる。また、暗号化の方
法を外部から秘匿することができる。もちろん、暗号化
は、拠点情報提供サーバが施すものとしても構わない。
【0021】本発明においては、拠点情報提供サーバか
ら地図サーバに提供される情報には、地図の影響可否に
関与する時間情報を含めることもできる。この場合、地
図サーバは、地図の提示が可能となるための予め設定さ
れた条件を、時間情報が満足している場合に地図の提示
を行う。
【0022】こうすれば、地図を提供可能な時間を制限
することができ、その態様に応じて種々の利点がある。
第1の態様として、ある時刻以降は地図の表示を不能と
することができる。こうすれば、同一の表示制御情報で
長期間に亘って地図サーバにアクセスすることを回避で
き、地図サーバの不正な利用を制限することができる。
かかる制御は、特に、地図サーバが地図の提供を有料で
行っている場合に、有効である。第1の態様には、例え
ば、時間情報として表示制御情報の生成時刻を含み、地
図表示をその生成時刻から一定の期間内に制限する方法
が相当する。この一定期間は、拠点情報提供サーバから
提示するものとしてもよいし、地図サーバに予め登録し
ておくものとしてもよい。別の方法として、表示を許可
する制限時刻を時間情報として含むものとしてもよい。
【0023】また、第2の態様として、地図表示をある
時刻以降に限定してもよい。こうすれば、拠点情報は開
示しつつもその場所の開示を、一定期間控えることがで
きる。例えば、新規店舗の開店情報などの提供時に活用
することができる。第2の態様においても、時間情報と
して表示制御情報の生成時刻を含み、地図の提示をその
時刻から一定期間経過後に許可する方法、および時間情
報として地図の提示を許可する時刻を含める方法などを
採ることができる。以上で説明した時間情報は、拠点情
報提供サーバで生成するものとしてもよいし、地図サー
バが表示要求情報の生成時に併せて生成するものとして
もよい。
【0024】本発明は、上述した拠点案内システム全体
としての構成の他、このシステムのサブコンビネーショ
ンである地図サーバ、拠点情報提供サーバとして構成し
てもよい。また、これらのシステムにおいて、拠点案内
に必要なデータを予め登録しておくためのデータ登録方
法、拠点案内を行う拠点案内方法などの態様で構成して
もよい。
【0025】更に、本発明は、これらのデータ登録、拠
点案内の機能をコンピュータに実現させるためのプログ
ラムとして構成してもよい。また、これらのプログラム
および電子地図データを記録した記録媒体として構成し
てもよい。なお、記録媒体としては、フレキシブルディ
スクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、R
OMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符
号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置
(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等
の、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用でき
る。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下の項目に分けて説明する。 A.第1実施例: A1.システム構成: A2.データの登録: A3.拠点案内: A4.効果: B.第2実施例: C.第3実施例: D.第4実施例:
【0027】A.第1実施例: A1.システム構成:図1は第1実施例としての拠点案
内システムの概略構成を示す説明図である。拠点案内シ
ステムは、顧客システム10、地図システム100、閲
覧用コンピュータ14から構成される。顧客システム1
0は、拠点情報提供システム20と登録用コンピュータ
12から構成される。これらの各システムは、インター
ネットINTを介して接続されている。各システムの接
続には、必ずしもインターネットを用いる必要はなく、
LAN(Local Area Network)や専用線によるネットワ
ークなど限定的なネットワークを用いても良い。
【0028】本実施例において、地図システム100は
インターネットを介して地図を提供するサーバである。
地図システム100の内部には、汎用の電子地図を保持
する地図データベース120が備えられている。地図表
示部140は、ソフトウェア的に構築された機能ブロッ
クであり、外部からの要求に応じて、地図データベース
120を参照して、要求された地点近傍の地図を提供す
る。本実施例では、地図システム100は、このように
地図を提供する機能の他、拠点情報提供システム20と
連携して、所定の拠点に関連した地図を提供する機能も
奏する。かかる連携を実現するための機能ブロックとし
て、地図システム100は、登録情報提供部110を備
える。登録情報提供部110は、連携を実現するために
必要な情報を、地図システム100から拠点情報提供シ
ステム20に送信する機能を奏する。本実施例では、か
かる連携は所定の顧客を対象として行うものとした。顧
客データベース130は、対象となる顧客に関する情報
を保持する。この情報には、地図システム100との連
携の可否に関する情報のみならず、かかる連携について
顧客に応じたカスタマイズ情報を含めることもできる。
【0029】顧客システム10は、先に説明した通り、
拠点情報提供システム20と登録用コンピュータ12か
ら構成される。本実施例では、両者はインターネットI
NTを介して接続するものとしたが、ローカルに接続し
ても構わない。但し、インターネットINTを介して接
続するものとすれば、登録用コンピュータ12は、イン
ターネットに接続されてさえいれば、不特定のコンピュ
ータを利用することができる利点がある。
【0030】拠点情報提供システム20は、顧客に関連
した所定の拠点について、種々の拠点情報を提供する機
能を奏する。拠点とは、種々の店舗、施設、名勝などを
意味し、拠点情報とは、これらの拠点に関する広告その
他の案内情報を意味する。かかる機能を実現するため、
拠点情報提供システム20は、ソフトウェア的に構築さ
れた次の機能ブロックを備える。
【0031】登録部30は、登録用コンピュータ12か
らの指示によって、拠点情報を登録する機能を奏する。
拠点情報は、拠点情報データベース40に登録される。
登録された拠点情報は、情報表示部60が参照し、閲覧
用コンピュータ14に表示される。
【0032】本実施例では、拠点情報データベース40
に登録された情報のみならず、閲覧用コンピュータ14
からの要求によって、その拠点近傍の地図も提供する。
この地図の提供は、先に説明した地図システム100に
よって行われる。地図システム100に備えられている
のは、汎用の地図データベース120であるから、拠点
近傍の地図を表示させるためには、拠点の位置など地図
表示に要求される情報(以下、表示制御情報と呼ぶ)を
地図システム100に伝達する必要がある。拠点情報提
供システム20は、拠点に関連した表示制御情報を、表
示制御情報データベース50に予め保持している。後述
する通り、この表示制御情報は、拠点情報の登録と併せ
て地図システム100によって予め生成された情報であ
る。
【0033】閲覧用コンピュータ14および登録用コン
ピュータ12は、汎用のパーソナルコンピュータを用い
ることができる。また、パーソナルコンピュータ以外に
も、携帯電話、PDAなどの各種端末を用いることも可
能である。本実施例では、それぞれ、地図システム10
0および拠点情報提供システム20からWebページの
形で提供される情報をブラウザによって表示可能とし
た。提供される情報の表示は、ブラウザに限らず、種々
のアプリケーションソフトウェアを用いることができ
る。
【0034】図1では、図示の都合上、顧客システムお
よび閲覧用コンピュータ14をそれぞれ一つずつ示した
が、周知の通り、インターネット上には、これらを多数
設けることが可能である。
【0035】A2.データの登録:図2はデータの登録
に関与する機能ブロックを示す説明図である。図1に示
した各システムのうち、データの登録に関連する部分の
み詳細に示した。先に説明した通り、各システムは、イ
ンターネットINTで接続されている。
【0036】顧客システムにおいては、拠点情報提供シ
ステム20における拠点情報データベース40、表示制
御情報データベース50、登録部30、および登録用コ
ンピュータ12が関与する。地図システム100におい
ては、登録情報提供部110、地図データベース120
および顧客データベース130が関与する。拠点情報デ
ータベース40および表示制御情報データベース50
は、一つの統合化されたデータベースとして構築するこ
とも可能である。
【0037】登録部30には、図示する通り、更に詳細
な機能ブロックが用意されている。登録画面提供部31
は、登録用コンピュータ12に拠点情報等の登録時に利
用されるインタフェース画面を表示させる機能を奏す
る。より具体的には、HTML(Hyper Text Markup La
nguage)などによってWebページの形式でインタフェ
ース画面を生成し、登録用コンピュータ12に出力する
機能等を奏する。
【0038】拠点情報入力部32は、登録用コンピュー
タ12から、拠点情報を入力する機能を奏する。入力さ
れた拠点情報は、拠点情報データベース40に登録され
る。本実施例では、拠点情報は、「拠点名称、拠点住所
…」などのようにテキストデータで拠点情報データベー
ス40に登録される。図中には、整理番号「aaa」で
特定される拠点に、「拠点名称、拠点住所…」という拠
点情報が登録されている場合を模式的に例示した。拠点
情報データベース40は、拠点情報自体を保持するもの
としてもよいし、その所在、即ち拠点情報提供システム
20におけるパスのみを管理するものとしてもよい。拠
点情報は、HTMLにより、後で閲覧用コンピュータ1
4に提供されるWebページの形式で生成してもよい。
かかる場合には、整理番号「aaa」で特定される拠点
に、「bbb.htm」などHTMLファイル名を拠点情報デ
ータベース40に登録することができる。
【0039】表示制御情報入力部33は、地図システム
100を利用した地図表示に要求される表示制御情報を
地図システム100から入力する機能を奏する。入力さ
れた表示制御情報は、表示制御情報データベース50に
保持される。図中では、整理番号「aaa」で特定され
る拠点に対して、「LAT(緯度),LON(経度)
…」という表示制御情報が保持されている状態を模式的
に示した。表示制御情報の内容は、種々の設定が可能で
あり、後に詳述する。表示制御情報は、整理番号によっ
て、拠点情報と関連付けられている。拠点ごとに固有の
整理番号を用いることにより、顧客システムは、複数の
拠点について、拠点情報および表示制御情報を保持する
ことができる。
【0040】一方、地図システム100の登録情報提供
部110にも、図示する詳細な機能ブロックが用意され
ている。認証部111は、地図システム100へのアク
セスを制限する認証機能を奏する。認証は、顧客データ
ベース130の登録内容に基づいて行われる。
【0041】登録用インタフェース表示部112は、登
録用コンピュータ12に対し、地図表示制御情報の登録
に関するインタフェースを提供する機能を奏する。拠点
情報提供システム20の登録画面提供部31と類似の機
能である。登録内容には、拠点の位置情報などが含まれ
る。位置情報を容易に指定可能とするため、登録用イン
タフェース表示部112は、地図データベース120を
用いて位置情報登録用の地図表示も行う。かかるインタ
フェースを介して登録された内容は、表示制御情報送信
部113に受け渡される。表示制御情報送信部113
は、登録内容を所定の形式で拠点情報提供システム20
の表示制御情報入力部33に送信する。
【0042】図3はデータ登録時の処理手順を示す説明
図である。登録者PC、即ち登録用コンピュータ12、
拠点情報提供システム20および地図システム100間
の情報伝達を時系列的に示した。図4はデータ登録時の
画面例を示す説明図である。左側に、拠点情報提供シス
テム20による表示画面、右側に、地図システムによる
表示画面を例示した。これらの図を参照して、データ登
録の処理内容について説明する。
【0043】データ登録は、登録用コンピュータ12か
ら拠点情報提供システム20への「初期画面のリクエス
ト」によって開始される(ステップSt10)。このリ
クエストは、登録用コンピュータ12で起動するブラウ
ザにおいて、拠点情報提供システム20のURLを入力
することによって行われる。拠点情報提供システム20
は、このリクエストに呼応して、初期画面の表示を行う
(ステップSt11)。
【0044】図4の左上に初期画面V1を例示した。本
実施例では、初期画面において、拠点情報登録および表
示制御情報登録の2種類を含むメニューが選択可能であ
る。拠点情報登録と表示制御情報登録とは、必ずしも2
つのメニューとする必要はない。例えば、拠点情報登録
の画面内に表示制御情報登録の画面へのリンクを設け、
両者を一連の作業として行い得るようにしてもよい。
【0045】登録者が拠点情報登録のメニューを選択す
ると、拠点情報提供システム20に対して、拠点情報登
録画面のリクエストが送信される(ステップSt1
2)。拠点情報提供システム20は、このリクエストに
呼応した画面表示を行う(ステップSt13)。
【0046】図4の左下に拠点情報の登録画面V2を例
示した。ここでは、拠点について、整理番号および名
称、区分、広告などの項目を入力可能とした。更に多く
の情報を含めても良い。情報は、文書であってもよい
し、画像を含んでも良い。地図システム100によって
提供される詳細な地図とは別に、拠点近傍の概略地図を
含んでも良い。地図システム100の整理番号は、先に
説明した通り、拠点情報と表示制御情報との関連付けに
利用される情報であり、拠点に固有の情報である。整理
番号は、拠点情報提供システム20内でのみ利用される
情報であるため、地図システム100との関係を考慮す
ることなく、独自に設定可能である。ここでは、整理番
号としたが、拠点情報と表示制御情報との関連付けが可
能な種々の情報を用いることができる。
【0047】登録者は、この画面を利用して、拠点情報
の設定を行う(ステップSt14)。拠点情報提供シス
テム20は、設定された拠点情報を拠点情報データベー
ス40内に登録する(ステップSt15)。本実施例で
は、拠点情報は、拠点情報提供システム20でのみ管理
されるため、地図システム100への提示は不要であ
る。従って、顧客は、外部に秘匿したい情報を拠点情報
に含めることも可能である。
【0048】拠点情報の登録の後、登録者が初期画面V
1において表示制御情報登録のメニューを選択すると、
その登録用画面のリクエストが拠点情報提供システム2
0に送信される(ステップSt16)。本実施例では、
表示制御情報の登録は、地図システム100との間で行
う。従って、拠点情報提供システム20は、表示制御情
報登録画面のリクエストに呼応して、拠点情報提供シス
テム20から、登録用コンピュータ12に、地図システ
ム100へのリンク情報を含んだHTMLを送信するこ
とにより、アクセス先を地図システム100に切り換え
させる(ステップSt17)。つまり、登録用コンピュ
ータ12のアクセス先を地図システム100に切り換え
させる。拠点情報提供システム20から地図システム1
00へのアクセス先の切り換えは、いわゆるリダイレク
ト機能によって行ってもよい。
【0049】リダイレクトにより、登録用コンピュータ
12は、地図システム100にアクセスする。この際、
リダイレクト元、即ち、拠点情報提供システム20のU
RLが地図システム100に受け渡される(ステップS
t18)。地図システム100は、このURLに基づい
て認証を行う(ステップSt19)。受け取ったURL
が、顧客データベース130に登録されている場合に限
り地図システム100へのアクセスを許容する。つま
り、顧客データベース130に登録されている特定のサ
ーバから遷移した場合にのみアクセスを許容する。認証
には、URLの他、拠点情報提供システム20を特定可
能な種々の情報、例えば、IPアドレス、サーバ名など
を用いることが可能である。
【0050】アクセスを許可すると、地図システム10
0は、登録用コンピュータ12に対して、アイコン等の
設定画面を表示する(ステップSt20)。登録者は、
この設定画面を利用してアイコン等の設定を行う(ステ
ップSt21)。
【0051】図4の右上にアイコン等の設定画面V3を
例示した。アイコンとは、ここでは、地図上に拠点の位
置を表示するために用いられるシンボルを意味する。図
示する通り、この設定画面では、地図システム100が
用意した種々のアイコンが表示される。登録者は、マウ
スでクリック等することによって使用するアイコンを指
定することができる。
【0052】この設定画面V3では、併せて地図の検索
方法を指定するものとした。図示する通り、郵便番号か
ら検索を行う場合、住所から検索を行う場合などのメニ
ューが選択される。登録者は、任意の方法を選択するこ
とができる。この選択は、拠点位置の登録用の地図表示
において使用されるだけであり、実際の拠点案内時には
使用されない。
【0053】アイコン等の設定が完了すると、地図シス
テム100は、拠点の位置を登録するための地図表示を
行う(ステップSt22)。この地図は、先に指定した
検索条件に基づいて表示される。登録者は、この地図を
利用して拠点の位置の設定を行う(ステップSt2
3)。
【0054】図4中の右下に登録用の地図表示V4を例
示した。このように拠点近傍の地図および表示スケール
が表示される。地図の位置を移動させるためのボタン等
を併せて設けるものとしてもよい。登録者は、この地図
中の部位をマウス等でクリックすることで、拠点の位置
を登録することができる。また、表示スケールをクリッ
クすることで、拠点案内時に最初に表示される地図のス
ケールを設定することができる。クリックされた位置の
画面上での座標は、地図システム100によって、拠点
の緯度、経度に換算される。
【0055】こうして地図の表示に関連する種々の設定
が完了すると、地図システム100は、設定された一連
の情報を表示制御情報として拠点情報提供システム20
に送信する(ステップSt24)。拠点情報提供システ
ム20は、受け取った表示制御情報に整理番号を付与し
て、表示制御情報データベース50に登録する(ステッ
プSt25)。
【0056】本実施例では、地図システム100と拠点
情報提供システム20とが登録用コンピュータ12を介
さずに直接通信することによって、表示制御情報の伝達
を行うものとした。かかる伝達は、例えば、HTTP
(HyperText Transport Protocol)やFTP(File Tran
sport Protocol)などを用いて実現することができる。
登録用コンピュータ12を介して間接的に拠点情報提供
システム20に伝達するものとしてもよい。かかる伝達
は、例えば、地図システム100から拠点情報提供シス
テム20へのリダイレクト時に、URL中に表示制御情
報をパラメータとして含めることにより実現することが
できる。
【0057】表示制御情報の送信と併せて、地図システ
ム100は、地図システム100から、登録用コンピュ
ータ12に、拠点情報提供システム20に戻るリンクを
含んだHTMLを送信することにより、アクセス先を拠
点情報提供システム20に切り換えさせる(ステップS
t26、St27)。拠点情報提供システム20が、こ
れに呼応して初期画面または完了画面などを表示する
(ステップSt28)ことにより、一連のデータ登録処
理が完了する。地図システム100から拠点情報提供シ
ステム20への切り換えは、いわゆるリダイレクトによ
って行ってもよい。
【0058】表示制御情報は、以上で例示した以外に、
地図の表示に関する種々の情報を含めることが可能であ
る。例えば、拠点の位置情報は緯度、経度で表すものと
したが、地図システム100の構成に応じて種々の座標
を用いることができる。比較的狭い領域の地図を提供す
る地図システムを用いる場合には、直交座標を用いるも
のとしてもよい。また、緯度、経度は、度分秒の形式、
ミリ秒の形式、小数点付き度の形式など種々の表示形式
を利用可能であることは言うまでもない。
【0059】表示制御情報には、この他、地図のサイズ
を含めても良い。サイズは、例えば、地図の縦横の画素
数で指定することができる。これらの表示制御情報は、
暗号化して受け渡すものとしてもよい。後述する通り、
表示制御情報は、地図システム100によって利用され
るものであるため、表示制御情報の内容が拠点情報提供
システム20が解読不能に暗号化されていても構わな
い。このような暗号化を行うことにより、地図システム
100は、表示制御情報の内容を拠点情報提供システム
20も含む第三者から秘匿することができ、地図システ
ム100の不正利用を回避することができる。
【0060】上述の説明では、拠点情報の登録を先に行
う場合を例示したが、表示制御情報の登録を先に行うも
のとしてもよい。
【0061】A3.拠点案内:図5は拠点案内に関与す
る機能ブロックを示す説明図である。図1に示した各シ
ステムのうち、拠点案内に関連する部分のみ詳細に示し
た。先に説明した通り、各システムは、インターネット
INTで接続されている。
【0062】顧客システムにおいては、拠点情報提供シ
ステム20における拠点情報データベース40、表示制
御情報データベース50および情報表示部60が関与す
る。地図システム100においては、地図表示部14
0、地図データベース120および顧客データベース1
30が関与する。また、これらの情報を閲覧する装置と
して閲覧用コンピュータ14が関与する。拠点情報デー
タベース40および表示制御情報データベース50は、
一つの統合化されたデータベースとして構築することも
可能である。
【0063】情報表示部20には、図示する通り、詳細
な機能ブロックが用意されている。拠点情報提供部61
は、閲覧用コンピュータ14からのリクエストに応じ
て、Webページの形で拠点情報を表示する。この表示
は、拠点情報データベース40に登録されたデータに基
づいて行われる。
【0064】閲覧者が、拠点に関する地図の表示を要求
すると、この要求は、表示制御情報送信部62に受け渡
される。表示制御情報送信部62は、表示制御情報デー
タベース50に保持されている表示制御情報を、地図シ
ステム100に送信する。後述する通り、地図システム
100は、この表示制御情報に基づいて地図を提供する
ためのURLを返信する。URL受信部63は、地図シ
ステム100から、このURLを、拠点情報提供部61
に受け渡す。拠点情報提供部61が、このURLに基づ
いて閲覧用コンピュータ14のアクセス先をリダイレク
トすると、拠点に対応した地図が地図システム100に
よって提供される。
【0065】一方の地図システム100にも、図示する
詳細な機能ブロックが用意されている。認証部142
は、表示制御情報送信部62から表示制御情報の受信可
否を判断する機能を奏する。かかる認証は、例えば顧客
データベース130の内容に基づき、拠点情報提供シス
テム20のIPアドレスによるアクセス制限によって行
われる。受信が許可された場合には、表示制御情報が、
拠点情報提供システム20からURL生成部143に受
け渡される。URL生成部143は、表示制御情報に基
づき、地図表示用のURLを生成する。このURLのパ
ラメータには、表示制御情報が含まれる。
【0066】地図表示部141は、閲覧用コンピュータ
14から送信された地図表示用のURLに呼応して、地
図データベース120を用いた地図の表示を行う。
【0067】図6は拠点案内の処理手順を示す説明図で
ある。閲覧者PC,即ち閲覧用コンピュータ14、拠点
情報提供システム20、および地図システム100の間
での情報の授受について示した。図7は拠点案内時の画
面例を示す説明図である。左側に拠点情報提供システム
20による表示画面、右側に地図システム100による
表示画面を例示した。
【0068】拠点案内は、閲覧用コンピュータ14から
拠点情報提供システム20に対して、拠点情報をリクエ
ストすることにより開始される(ステップSt50)。
拠点情報提供システム20は、これに呼応して拠点情報
を表示する(ステップSt51)。
【0069】図7の左側に拠点情報の表示例V11を示
した。先に図4で示した拠点情報がWebページとして
閲覧用コンピュータ14のブラウザに表示される。拠点
情報には併せて、地図の表示を要求するボタン「MA
P」も表示される。
【0070】閲覧者がこの「MAP」ボタンを押すと、
地図表示のリクエストが拠点情報提供システム20に送
信される(ステップSt52)。拠点情報提供システム
20は、これに応じて表示制御情報データベース50に
保持されている表示制御情報を地図システム100に送
信する(ステップS53)。
【0071】表示制御情報の送信は、閲覧用コンピュー
タ14を介さずに、拠点情報提供システム20と地図シ
ステム100との間で直接行うものとした。通信方法
は、データ登録時の表示制御情報の伝達と同様である。
表示制御情報は、閲覧用コンピュータ14を介して間接
的に送信するものとしてもよい。地図システム100
は、この通信時に拠点情報提供システム20のアクセス
権限について認証を行う。本実施例では、拠点情報提供
システム20のIPアドレスに基づく認証を行うものと
した。つまり、地図システム100は、顧客データベー
ス130に登録された特定のIPアドレスを有するサー
バについてのみアクセスを許可する。認証は、IPアド
レスの他、拠点情報提供システム20のURL、サーバ
名などの情報を用いて行うことが可能である。
【0072】地図システム100は、こうして受信した
表示制御情報に基づいて地図表示用のURLを生成し
(ステップSt54)、拠点情報提供システム20に返
信する(ステップSt55)。本実施例では、パラメー
タ中に表示制御情報を含むURLを生成するものとし
た。また、表示制御情報は暗号化して含めるものとし
た。この暗号化は、URL中のパラメータのフォーマッ
トを外部から秘匿するためのものである。地図システム
100は、URL中に含まれる表示制御情報に基づいて
地図を提供する機能を奏するから、表示制御情報のフォ
ーマットを第三者に知られた場合には、地図システム1
00の不正利用が行われる可能性がある。かかる不正利
用を回避する観点から、本実施例では、表示制御情報の
暗号化を行うものとした。生成されたURLは、地図シ
ステム100自身が利用するものであるから、秘密鍵を
用いた方法など、周知の種々の手法を容易に適用可能で
ある。
【0073】なお、本実施例では、URLの生成時に暗
号化を行うものとしたが、表示制御情報の生成時に暗号
化を予め行っておくものとしてもよい。また、暗号化を
行うか否かを顧客ごとに指定可能としてもよい。
【0074】同じく、地図システム100の不正利用を
制限する観点から、地図表示用のURL内に、地図シス
テム100がそのURLを生成した時刻に関する情報を
含めるものとしてもよい。URLの有効期限を制限する
ことにより、一旦生成されたURLを繰り返し利用した
長期間に亘る地図表示を行うことを回避できる。
【0075】拠点情報提供システム20は、受信したU
RLに基づいて閲覧用コンピュータ14のアクセス先を
地図システム100にリダイレクトする(ステップSt
56)。これにより、閲覧用コンピュータ14から地図
システム100に対して、表示制御情報がパラメータと
して受け渡される(ステップSt57)。地図システム
100は、この情報に基づいて地図データを生成し(ス
テップSt58)、閲覧用コンピュータ14に地図を表
示する(ステップSt59)。
【0076】図7の右側に地図の表示例V12を示し
た。予め登録された表示スケールに従って、拠点近傍の
地図が表示される。拠点には、設定されたアイコンが表
示される。地図を移動させるための地図移動ボタンおよ
び表示スケールを併せて表示するものとしてもよい。な
お、アイコンをクリックすることにより、拠点情報の表
示V11に戻ることができるよう、アイコンにリンクを
設けるものとしてもよい。
【0077】図8は地図データ生成処理のフローチャー
トである。地図システム100が表示制御情報に基づい
て地図データを生成する際の処理に相当する。ここで
は、表示制御情報が暗号化されており、表示制御情報に
は、URLの生成時刻に関する情報が含まれているもの
として説明する。
【0078】この処理は、地図の表示が要求されること
により開始される。処理が開始されると、地図システム
100はURLのパラメータを取得する(ステップS1
00)。先に説明した通り、このパラメータは暗号化さ
れているため、地図システム100は、これを復号化し
て表示制御情報を取得する(ステップS102)。
【0079】次に、URLが生成された後の経過時間が
所定の閾値Tlimを超えているか否かを判断する(ス
テップS104)。所定の閾値Tlimは、生成された
URLの有効期限に相当する値であり、任意に設定可能
である。例えば、この値を顧客ごとに個別に設定するも
のとしてもよい。この場合には、閾値Tlimを顧客デ
ータベース130に保持しておくことになる。
【0080】経過時間がTlimを超えている場合に
は、地図システム100は、URLの有効期限を過ぎて
いると判断し、不正な利用を回避するため、エラーメッ
セージを閲覧用コンピュータ14に表示する(ステップ
S106)。
【0081】経過時間がTlim以内である場合には、
表示制御情報に基づいて地図の描画を行う(ステップS
108)。ここでは、表示制御情報のうち、拠点の座
標、表示スケールなどの情報が利用される。地図のサイ
ズ等の情報を利用するものとしてもよい。
【0082】次に、描画された地図に対して、指定され
たアイコンを設置する(ステップS110)。アイコン
の設置とともに、拠点情報提供システム20へのリンク
を設ける処理も行うものとしてもよい。こうして生成さ
れた地図データを閲覧用コンピュータ14に送信するこ
とにより(ステップS112)、地図の表示を行うこと
ができる。
【0083】A4.効果:以上で説明した本実施例とし
ての拠点案内システムによれば、次に挙げる種々の利点
がある。
【0084】第1に、地図システム100と拠点情報提
供システム20とを独立したシステムとして運用できる
利点がある。本実施例のシステムでは、拠点の地図は、
地図システム100に対し、表示制御情報を送信するこ
とにより実現される。表示制御情報は、拠点情報の登録
時に生成される情報であり、表示制御情報が生成された
後は、地図システム100が拠点情報提供システム20
を管理し続ける必要がない。このように両者が独立した
システムとして運用されることにより、地図システム1
00にとっては、多数の顧客に関する拠点情報を管理す
る負担が解消する。顧客、即ち拠点情報提供システム2
0にとっては、地図システム100に依らず、柔軟かつ
迅速に拠点情報の更新その他の維持管理を行うことがで
きる。双方にとって、膨大なデータベースを扱うことに
伴う不利益が軽減されることになる。
【0085】第2に、地図システム100が生成する表
示要求用URLを用いて地図表示を行うことにより、地
図システム100の柔軟性を維持することができる利点
がある。地図システム100には、拠点案内システムに
固有のシステムではなく、要求に応じた地図を出力する
汎用的なシステムを利用することができる。表示要求用
URLを生成する機能ブロックが一種のAPI(Applic
ation Program Interface)として機能することによ
り、このように柔軟なシステム構築を実現することがで
きる。
【0086】第3に、授受される情報を暗号化すること
により、地図システム100の不正利用を回避すること
ができる。しかも、この暗号化は地図システム100が
自ら行うため、非常に高い秘匿性を確保することができ
る。
【0087】第4に、拠点情報を地図システム100か
ら秘匿することができる利点がある。本実施例では、表
示に必要な情報および拠点情報の管理は、地図システム
100とは独立して拠点情報提供システム20が行うこ
とができるからである。顧客としては、パスワードなど
を設定して、拠点情報を提示するWebページへのアク
セスを制限することも可能となる。
【0088】第5に、URLが生成された後の経過時間
に基づいて、地図システム100の不正利用を回避する
ことができる。なお、地図提示の制限は、その他、種々
の方法で行うことができる。生成された後の経過時間に
代えて、地図の提示を許可する制限時刻を伝達するもの
としてもよい。地図システム100は、この時刻以降
は、地図の提示を行わないことになる。逆に、地図の提
示を所定の時刻以降に限るものとしてもよい。例えば、
URLの生成から一定期間経過した後にのみ地図を提供
するものとしたり、URLと共に伝達された所定の時刻
を超えた後にのみ地図を提供するものとしてもよい。こ
うすることで、地図の提示タイミングを調整することが
できる。
【0089】B.第2実施例:図9は第2実施例として
の拠点案内システムの概略構成を示す説明図である。第
1実施例では、地図の表示時に、表示制御情報から地図
表示用のURLを生成する場合を例示した。第2実施例
では、予め地図表示用のURLを生成しておく場合を例
示する。
【0090】第2実施例における拠点案内システムのハ
ードウェア構成および主な機能ブロックは、第1実施例
と同様(図1参照)である。第2実施例の地図システム
100Aは、第1実施例における表示制御情報送信部1
13(図2参照)に代えて、URL生成部117Aを備
える点で相違する。
【0091】図中には、データの登録時および拠点案内
時における情報の授受についても併せて示した。図の煩
雑化を回避するため、第1実施例と共通する手順は省略
した。
【0092】第2実施例では、登録者は、第1実施例と
同様、登録用コンピュータ12から地図システム100
Aにアクセスして、拠点の位置情報等を登録する(ステ
ップSt100)。地図システム100Aでは、この登
録内容を受けて、URL生成部117Aが表示要求用の
URLを生成する。URLの形式は、第1実施例におい
て地図表示時に生成されるURLと同様である。パラメ
ータの部分は、暗号化することが望ましい。
【0093】こうして生成されたURLは、拠点情報提
供システム20Aに送信され(ステップSt101)、
表示制御情報データベースに保存される(ステップSt
102)。
【0094】拠点案内時には、閲覧用コンピュータ14
が拠点情報提供システム20Aに対して地図表示要求を
行う(ステップSt103)。拠点情報提供システム2
0Aは、これに応じて表示要求用URLに基づくリダイ
レクトを行う(ステップSt104,St105)。地
図システム100Aは、このURLに基づいて地図を表
示する(ステップSt106)。第2実施例では、表示
要求用のURLが予め保持されているため、このURL
を生成するステップを省略することができる。
【0095】C.第3実施例:第1実施例および第2実
施例では、地図システムから閲覧用コンピュータ14に
対して地図を提供する場合を例示した。第3実施例で
は、地図システムから拠点情報提供システムを介して閲
覧用コンピュータ14に地図を提供する場合を例示す
る。
【0096】図10は第3実施例としての拠点案内シス
テムの概略構成を示す説明図である。第3実施例のハー
ドウェア構成は、第1実施例と同様であるが、地図の表
示に関連する機能ブロックが第1実施例と相違する。第
3実施例では、地図システム100Bから拠点情報提供
システム20Bに情報を送信するための機能ブロックと
して、第1実施例におけるURL生成部143に代えて
地図表示部141Bを備える。また、拠点情報提供シス
テム20Bには、閲覧用コンピュータ14に対して地図
を提示するための機能ブロックとしてHTML生成部6
4Bを備える。
【0097】第3実施例におけるデータの登録は、第1
実施例と同様である。即ち、登録者が、拠点の位置等を
登録すると(ステップSt110)、地図システム10
0Bは表示制御情報を生成し、これを拠点情報提供シス
テム20Bに登録する(ステップSt111、St11
2)。
【0098】拠点案内時には、閲覧用コンピュータ14
が拠点情報提供システム20Bに対して地図表示要求を
行う(ステップSt113)。拠点情報提供システム2
0Bは、これに応じて表示制御情報を地図システム10
0Bに送信する(ステップSt114)。地図システム
100Bでは、地図表示部141Bが、表示制御情報に
基づいて地図の描画を行い、生成された地図データを拠
点情報提供システム20Bに送信する(ステップSt1
15)。
【0099】拠点情報提供システム20Bでは、HTM
L生成部64Bが、この地図データに基づいて地図表示
用のWebページをHTMLによって生成し、閲覧用コ
ンピュータ14に送信する(ステップSt116)。地
図表示用のWebページには、地図の他、拠点情報を併
せて含めてもよい。
【0100】D.第4実施例:第1実施例では、表示制
御情報に基づき地図表示用のURLを生成する場合を例
示した。これに対し、地図表示時に、表示制御情報を、
そのまま地図システムに受け渡すものとしてもよい。
【0101】図11は第4実施例としての拠点案内シス
テムの概略構成を示す説明図である。第4実施例のハー
ドウェア構成は、第1実施例と同様であるが、地図の表
示に関連する機能ブロックが第1実施例と相違する。第
4実施例では、第1実施例におけるURL生成部14
3、URL受信部63などが不要である。
【0102】第4実施例におけるデータの登録は、第1
実施例と同様である。即ち、登録者が、拠点の位置等を
登録すると(ステップSt120)、地図システム10
0Cは表示制御情報を生成し、これを拠点情報提供シス
テム20Cに登録する(ステップSt121、St12
2)。
【0103】拠点案内時には、閲覧用コンピュータ14
が拠点情報提供システム20Cに対して地図表示要求を
行う(ステップSt123)。拠点情報提供システム2
0Cは、これに応じて表示制御情報を地図システム10
0Cに送信する(ステップSt124、St125)。
この送信は、地図システム100Cへのリダイレクトを
行うとともに、そのパラメータとして表示制御情報を受
け渡すことにより実現される。地図システム100C
は、この表示制御情報に基づいて、閲覧用コンピュータ
14に地図表示を行う(ステップSt126)。
【0104】第2〜4実施例によっても、地図システム
100A〜100Cと拠点情報提供システム20A〜2
0Cとを独立して運用することが可能である。これらの
実施例において、やりとりされる情報は、第1実施例と
同様、暗号化することが望ましい。また、データを登録
するためのシステムと、地図を表示するシステムとを独
立して運用するものとしてもよい。
【0105】以上、本発明の種々の実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。例えば、以上の各処理はソフトウ
ェアで実現する他、ハードウェア的に実現するものとし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例としての拠点案内システムの概略構
成を示す説明図である。
【図2】データの登録に関与する機能ブロックを示す説
明図である。
【図3】データ登録時の処理手順を示す説明図である。
【図4】データ登録時の画面例を示す説明図である。
【図5】拠点案内に関与する機能ブロックを示す説明図
である。
【図6】拠点案内の処理手順を示す説明図である。
【図7】拠点案内時の画面例を示す説明図である。
【図8】地図データ生成処理のフローチャートである。
【図9】第2実施例としての拠点案内システムの概略構
成を示す説明図である。
【図10】第3実施例としての拠点案内システムの概略
構成を示す説明図である。
【図11】第4実施例としての拠点案内システムの概略
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10…顧客システム 12…登録用コンピュータ 14…閲覧用コンピュータ 20、20A、20B、20C…拠点情報提供システム 30…登録部 31…登録画面提供部 32…拠点情報入力部 33…表示制御情報入力部 40…拠点情報データベース 50…表示制御情報データベース 60…情報表示部 61…拠点情報提供部 62…表示制御情報送信部 100、100A、100B、100C…地図システム 110…登録情報提供部 111…認証部 112…登録用インタフェース表示部 113…表示制御情報送信部 120…地図データベース 130…顧客データベース 140…地図表示部 141、141B…地図表示部 142…認証部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A (72)発明者 神保 佳子 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比 寿ガーデンプレイスタワー13階 株式会社 ゼンリンデータコム内 (72)発明者 中西 一登 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比 寿ガーデンプレイスタワー13階 株式会社 ゼンリンデータコム内 (72)発明者 西田 大輔 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比 寿ガーデンプレイスタワー13階 株式会社 ゼンリンデータコム内 Fターム(参考) 2C032 HB05 5B075 KK42 KK63 ND06 UU14

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の拠点について地図を含む関連情報
    を提供可能に、データを予め登録しておくためのデータ
    登録システムであって、 前記拠点に関与しない汎用的な地図データを保持してお
    く地図サーバと、 前記拠点について、前記関連情報のうち少なくとも地図
    を除く案内である拠点情報を保持する拠点情報提供サー
    バとを備え、 前記地図サーバと前記拠点情報提供サーバとは、ネット
    ワークで接続されており、 前記地図サーバは、前記汎用的な地図データを用いて前
    記拠点に関する地図を表示するために要求される表示制
    御情報を生成し、前記拠点情報提供サーバに送信する表
    示制御情報送信部を備えるデータ登録システム。
  2. 【請求項2】 所定の拠点についての地図を提供する地
    図サーバであって、 前記拠点に関与しない汎用的な地図データを保持する地
    図データ保持部と、 前記拠点に関する地図の表示に関する指定を入力する入
    力部と、 前記汎用的な地図データを用いて前記拠点に関する地図
    を表示するために要求される表示制御情報を、前記入力
    された情報に基づいて生成し、出力する表示制御情報生
    成部とを備える地図サーバ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の地図サーバであって、 前記表示制御情報には、前記拠点の位置を特定する座標
    が含まれる地図サーバ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の地図サーバであって、 前記表示制御情報には、前記地図の表示態様を特定する
    情報が含まれる地図サーバ。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の地図サーバであって、 前記表示制御情報は、前記拠点に関する地図の表示を要
    求する際に、前記地図サーバに直接伝達可能な形式で生
    成される地図サーバ。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の地図サーバであって、 該地図サーバには、所定の顧客システムがネットワーク
    を介して接続されており、 前記入力部は、該ネットワークを介して前記顧客システ
    ムから前記指定の入力を行う地図サーバ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の地図サーバであって、 ネットワーク上で前記顧客システムを特定する情報に基
    づいて、該地図サーバへのアクセスを制限する認証部を
    備える地図サーバ。
  8. 【請求項8】 所定の拠点について地図を含む関連情報
    を提供する拠点情報提供サーバであって、 該拠点情報提供サーバは、所定の表示制御情報に基づい
    て地図を提供可能な地図サーバとネットワークで接続さ
    れており、 前記拠点について、前記関連情報のうち少なくとも地図
    を除く案内である拠点情報を保持する拠点情報データ保
    持部と、 前記地図サーバにおいて生成された前記拠点に関する前
    記表示制御情報を入力する入力部と、 該表示制御情報を、前記拠点情報に関連づけて保持する
    表示制御情報保持部とを備える拠点情報提供サーバ。
  9. 【請求項9】 ネットワークで接続された地図サーバと
    拠点情報提供サーバとを備え、所定の拠点について地図
    を含む関連情報を提供する拠点案内システムであって、 前記拠点情報提供サーバは、 前記地図サーバに前記拠点に関連した地図を表示させる
    ために必要となる表示制御情報を、該拠点と関連づけて
    予め保持しておく表示制御情報保持部と、 該拠点に関する地図の表示要求がなされた場合に、前記
    表示制御情報を、前記地図サーバに対して直接的または
    間接的に伝達する表示制御情報送信部とを備え、 前記地図サーバは、 前記拠点に関与しない汎用的な地図データを保持してお
    く地図データ保持部と、 前記地図サーバは、前記表示制御情報に基づいて前記拠
    点に関する地図を提示する地図提示部とを備える拠点案
    内システム。
  10. 【請求項10】 所定の拠点について地図を含む関連情
    報を提供する拠点情報提供サーバであって、 該拠点情報提供サーバは、所定の表示制御情報に応じて
    地図を提示する地図サーバとネットワークを介して接続
    されており、 前記拠点に関し、地図以外の拠点情報を提示する拠点情
    報提示部と、 前記表示制御情報を、該拠点と関連づけて予め保持して
    おく表示制御情報保持部と、 前記拠点に関する地図の表示要求がなされた場合に、前
    記表示制御情報を、前記地図サーバに対して直接的また
    は間接的に伝達する表示制御情報送信部とを備える拠点
    情報提供サーバ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の拠点情報提供サーバ
    であって、 該拠点情報提供サーバは、前記関連情報を表示させるた
    めの表示装置とも、前記ネットワークを介して接続され
    ており、 前記表示制御情報送信部は、前記表示装置を介して間接
    的に前記表示制御情報の伝達を行う拠点情報提供サー
    バ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の拠点情報提供サーバ
    であって、 前記表示制御情報送信部の動作に先立って、前記表示制
    御情報を一旦前記地図サーバに送信し、該地図サーバで
    該表示制御情報を含む所定のフォーマットに加工された
    表示要求情報を受信する表示要求情報取得手段を備え、 前記表示制御情報送信部は、該表示要求情報の伝達を行
    う拠点情報提供サーバ。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の拠点情報提供サーバ
    であって、 前記表示制御情報送信部は、少なくとも前記表示制御情
    報が暗号化された状態で前記伝達を行う拠点情報提供サ
    ーバ。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の拠点情報提供サーバ
    であって、 前記表示制御情報に基づいて前記地図サーバで生成され
    た地図データを、該地図サーバから受信し、外部に提示
    する地図案内部を備える拠点情報提供サーバ。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の拠点情報提供サーバ
    であって、 前記表示制御情報送信部は、前記地図サーバにおける地
    図の提供可否に関与する時間情報の伝達も行う拠点情報
    提供サーバ。
  16. 【請求項16】 所定の拠点についての地図を提供する
    地図サーバであって、 該地図サーバは、前記拠点に関連した地図の表示に必要
    となる表示制御情報を、該拠点と関連づけて予め保持す
    る拠点情報提供サーバとネットワークで接続され、 前記拠点に関わらず汎用的な地図データを保持しておく
    地図データ保持部と、 前記拠点情報提供サーバから直接的または間接的に前記
    表示制御情報を受信し、該表示制御情報に基づいて前記
    拠点に関する地図を提示する地図提示部とを備える地図
    サーバ。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の地図サーバであっ
    て、 前記表示制御情報は、少なくとも一部が暗号化された情
    報であり、 前記地図提示部は、該表示制御情報の復号化を行って前
    記地図の提示を行う地図サーバ。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の地図サーバであっ
    て、 前記地図提供部の動作に先立って、前記拠点情報提供サ
    ーバから前記表示制御情報を受信し、所定のフォーマッ
    トで該表示制御情報を含む表示要求情報を生成して、該
    拠点情報提供サーバに返信する表示要求情報生成部を備
    え、 前記地図提供部は、該表示要求情報に基づいて地図を提
    示する地図サーバ。
  19. 【請求項19】 請求項16記載の地図サーバであっ
    て、 前記拠点情報提供サーバから受信する情報には、地図の
    提供可否に関与する時間情報が含まれており、 前記地図提示部は、地図の提示が可能となるための予め
    設定された条件を、前記時間情報が満足している場合に
    前記地図の提示を行う地図サーバ。
  20. 【請求項20】 拠点情報提供サーバ、地図サーバ、及
    びデータ登録クライアントがネットワークで接続された
    環境において、該登録クライアントを用いて、所定の拠
    点について地図を含む関連情報を提供可能なデータを、
    前記拠点情報提供サーバに予め登録しておくためのデー
    タ登録方法であって、 前記拠点情報提供サーバに、前記関連情報のうち少なく
    とも地図を除く案内である拠点情報を登録する工程と、 前記地図サーバによって表示された地図を用いて、該地
    図サーバに対し、前記拠点の位置を指定する工程と、 前記地図サーバに、前記汎用的な地図データを用いて前
    記拠点に関する地図を表示するために要求される表示制
    御情報を生成させ、前記拠点情報提供サーバに送信させ
    る工程とを備えるデータ登録方法。
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