JP2001022767A - 広告提供システム及び方法 - Google Patents

広告提供システム及び方法

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JP2001022767A
JP2001022767A JP11192818A JP19281899A JP2001022767A JP 2001022767 A JP2001022767 A JP 2001022767A JP 11192818 A JP11192818 A JP 11192818A JP 19281899 A JP19281899 A JP 19281899A JP 2001022767 A JP2001022767 A JP 2001022767A
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JP11192818A
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English (en)
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Takashi Takenaga
隆 竹永
Toshiaki Nakano
年章 中野
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Pioneer Corp
Geotechnologies Inc
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Increment P Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークなどを介して提供される地図上
に、広告料金に見合った広告効果を期待できる広告情報
の表示を可能とするシステムを提供する。 【解決手段】 ユーザに対して表示された地図上の所定
位置に、広告依頼者の広告料金の支払いに基づき、広告
対象物アイコンを表示する。ユーザが前記広告対象物ア
イコンを指定したことを検出し、広告対象物アイコンの
指定回数を計数する。また、前記広告対象物アイコンの
指定を検出した時に、指定された広告対象物アイコンに
対応する広告情報をユーザに対して表示する。そして、
前記指定回数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に
対応する所定の回数に達した時に、前記指定された広告
対象物アイコンに対応する広告情報の表示を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークなど
を介して提供される地図上に広告を表示する広告提供シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットプロトコルを使用
したインターネット上には、WWW(World Wide Web)
サーバにより世界中から多種多様な情報が提供されてお
り、ユーザはインターネットに接続された端末を操作
し、検索を行うことにより所望の情報を得ることができ
る。
【0003】このようなインターネットを介して提供さ
れる情報サービスは多種多様に存在するが、その一つと
して地図情報検索表示サービスがある。これは、地図デ
ータベースを備え、インターネットに接続されたWWW
サーバにアクセスすることにより、所望の地図情報を取
得して端末上に表示することができるサービスである。
【0004】一方、地図情報検索サービスに限らず、イ
ンターネット上に接続された各種WWWサーバのホーム
ページ、その他の画面には、一般的に「バナー」と呼ば
れる広告情報(以下、「バナー広告」と呼ぶ。)が表示
される場合がある。これは、WWWサーバを運営する企
業や個人に対して、顧客(広告依頼者)が広告料金を支
払ってそのホームページに広告を表示するものであり、
広告は画面上の任意の箇所に表示される。このようなバ
ナー広告は上述の地図情報検索表示サービスにおいても
行われており、例えば表示画面中の地図情報の近傍にバ
ナー広告が表示される。
【0005】一般に、地図情報とバナー広告とは無関係
であるが、これらを関連づけ、提供するシステムが存在
する(特許2756483号)。かかるシステムは、地
図表示サービスの運営会社と広告依頼者との契約に基づ
き、地図画面上に広告依頼者の店名等のランドマーク及
び、広告対象物アイコンを表示させ、地図情報検索サー
ビスを利用するユーザが広告対象物アイコンを指定(ク
リック)することにより、広告依頼者の詳細な広告情報
を表示するものである。このシステムにより、地域ご
と、広告依頼者の店舗等ごとに関連づけられた広告を表
示することができるため、上述した一般のバナー広告よ
りも広告効果を高めることができる。
【0006】また、地図表示サービスの運営会社と広告
依頼者との広告料金の契約は、一般に、何年何月何日〜
何年何月何日という期間限定で一定料金を支払うという
形態をとっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる期間中
に地図上に表示された広告対象物アイコンをユーザが実
際に指定(クリック)し、広告依頼者の詳細な広告情報
を見る頻度は、広告対象物アイコンごと異なっている。
【0008】特に、都心の広告対象物アイコンは、ユー
ザがかかるアイコンを含む地図を表示する機会が多いの
に対し、地方の広告対象物アイコンはユーザがかかるア
イコンを含む地図を表示する機会が少ないため、地図を
表示する機会の多い地域に広告対象物アイコン表示を契
約する広告依頼者と、かかる機会が少ない地域にかかる
表示を契約する広告依頼者との間で公平を期すことはで
きない。
【0009】即ち、後者は、前者と同一期間、同一料金
で契約したにも関わらず、ユーザがかかる地域にアクセ
スする機会が少ないため、同一の広告効果を期待できな
い。
【0010】また、広告依頼者は、実際に、どの位多く
のユーザがかかる広告を見たのか分からず、広告効果を
予測できない。
【0011】そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされ
たものであり、その課題は、広告料金に見合った広告効
果を期待できる広告情報の表示を可能とするシステムを
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、ユーザに対して所定範囲の
地図を表示する地図表示手段と、表示された地図上の所
定位置に、広告依頼者の広告料金の支払いに基づき、広
告対象物アイコンを表示するアイコン表示手段と、ユー
ザが前記広告対象物アイコンを指定したことを検出する
指定検出手段と、前記指定検出手段による、広告対象物
アイコンの指定回数を計数する指定回数計数手段と、前
記指定検出手段が広告対象物アイコンの指定を検出した
時に、指定された広告対象物アイコンに対応する広告情
報をユーザに対して表示する広告表示手段と、前記指定
回数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に対応する
所定の回数に達した時に、前記指定された広告対象物ア
イコンに対応する広告情報の表示を停止する広告停止手
段と、を備えるように構成する。
【0013】上記のように構成された広告提供システム
によれば、ユーザに対して表示された地図上の所定位置
に、広告依頼者の広告料金の支払いに基づき、広告対象
物アイコンを表示する。ユーザが前記広告対象物アイコ
ンを指定したことを検出し、広告対象物アイコンの指定
回数を計数する。また、前記広告対象物アイコンの指定
を検出した時に、指定された広告対象物アイコンに対応
する広告情報をユーザに対して表示する。そして、前記
指定回数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に対応
する所定の回数に達した時に、前記指定された広告対象
物アイコンに対応する広告情報の表示を停止する。従っ
て、ユーザが広告依頼者の広告情報を見る回数に対応し
て広告料金を設定できるので、広告依頼者は、ユーザが
実際に広告依頼者の広告情報を見る回数を保証でき、支
払った広告料金に見合った広告効果を期待できる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の広告提供システムにおいて、前記広告停止手段は、前
記指定回数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に対
応する所定の回数に達した時に、前記アイコン表示手段
を動作不能とすることにより、前記指定された広告対象
物アイコンに対応する広告情報の表示を停止するように
構成する。従って、ユーザが広告依頼者の広告情報を見
る回数に対応して広告料金を設定できるので、広告依頼
者は、ユーザが実際に広告依頼者の広告情報を見る回数
を保証でき、支払った広告料金に見合った広告効果を期
待できる。
【0015】請求項3記載の発明は、ユーザに対して所
定範囲の地図を表示する地図表示手段と、表示された地
図上の所定位置に、広告依頼者の広告料金の支払いに基
づき、広告対象物アイコンを表示するアイコン表示手段
と、前記広告対象物アイコンが前記表示された地図内に
表示されたことを検出する表示検出手段と、前記表示検
出手段による、広告対象物アイコンの表示回数を計数す
る表示回数計数手段と、前記表示回数が、前記広告依頼
者が支払った広告料金に対応する所定の回数に達した時
に、前記広告対象物アイコンの表示を停止するアイコン
表示停止手段と、を備えるように構成する。
【0016】上記のように構成された広告提供システム
によれば、ユーザに対して表示された地図上の所定位置
に、広告依頼者の広告料金の支払いに基づき、広告対象
物アイコンを表示する。前記広告対象物アイコンが前記
表示された地図内に表示されたことを検出し、広告対象
物アイコンの表示回数を計数する。そして、前記表示回
数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に対応する所
定の回数に達した時に、前記広告対象物アイコンの表示
を停止する。従って、ユーザが広告依頼者の広告対象物
アイコンを表示する回数に対応して広告料金を設定でき
るので、広告依頼者は、ユーザが実際に広告依頼者の広
告対象物アイコンを表示する回数を保証できる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の広告提供システムにおいて、ユーザが広告対象物アイ
コンを指定した時に、指定された広告対象物アイコンに
対応する広告情報をユーザに対して表示する広告表示手
段を備えるように構成する。従って、ユーザは、広告対
象物アイコンを指定した時に、指定された広告対象物ア
イコンに対応する広告情報を見ることができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の広告提供システムにおいて、前記表示回数が、前記広
告依頼者が支払った広告料金に対応する所定の回数に達
した時に、前記広告表示手段を動作不能とするように構
成する。従って、広告依頼者の広告が表示される回数に
対応して広告料金を設定できるので、広告依頼者として
は支払った広告料金に見合った広告効果を期待できる。
従って、ユーザが広告依頼者の広告対象物アイコンを表
示する回数に対応して広告料金を設定できるので、広告
依頼者は、ユーザが実際に広告依頼者の広告対象物アイ
コンを表示する回数を保証できる。
【0019】請求項6に記載の発明は、ユーザに対して
所定範囲の地図を表示する地図表示工程と、表示された
地図上の所定位置に、広告依頼者の広告料金の支払いに
基づき、広告対象物アイコンを表示するアイコン表示工
程と、ユーザが前記広告対象物アイコンを指定したこと
を検出する指定検出工程と、前記指定検出工程による、
広告対象物アイコンの指定回数を計数する指定回数計数
工程と、前記指定検出工程が広告対象物アイコンの指定
を検出した時に、指定された広告対象物アイコンに対応
する広告情報をユーザに対して表示する広告表示工程
と、前記指定回数が、前記広告依頼者が支払った広告料
金に対応する所定の回数に達した時に、前記指定された
広告対象物アイコンに対応する広告情報の表示を停止す
る広告停止工程と、を備えるように構成する。
【0020】上記のように構成された広告提供方法によ
れば、ユーザに対して表示された地図上の所定位置に、
広告依頼者の広告料金の支払いに基づき、広告対象物ア
イコンが表示される。ユーザが前記広告対象物アイコン
を指定したことを検出し、広告対象物アイコンの指定回
数が計数される。また、前記広告対象物アイコンの指定
が検出された時に、指定された広告対象物アイコンに対
応する広告情報がユーザに対して表示される。そして、
前記指定回数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に
対応する所定の回数に達した時に、前記指定された広告
対象物アイコンに対応する広告情報の表示が停止され
る。従って、ユーザが広告依頼者の広告情報を見る回数
に対応して広告料金を設定できるので、広告依頼者は、
ユーザが実際に広告依頼者の広告情報を見る回数を保証
でき、支払った広告料金に見合った広告効果を期待でき
る。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の広告提供方法において、前記広告停止工程は、前記指
定回数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に対応す
る所定の回数に達した時に、前記アイコン表示工程を不
能とすることにより、前記指定された広告対象物アイコ
ンに対応する広告情報の表示を停止するように構成す
る。従って、ユーザが広告依頼者の広告情報を見る回数
に対応して広告料金を設定できるので、広告依頼者は、
ユーザが実際に広告依頼者の広告情報を見る回数を保証
でき、支払った広告料金に見合った広告効果を期待でき
る。
【0022】請求項8に記載の発明は、ユーザに対して
所定範囲の地図を表示する地図表示工程と、表示された
地図上の所定位置に、広告依頼者の広告料金の支払いに
基づき、広告対象物アイコンを表示するアイコン表示工
程と、前記広告対象物アイコンが前記表示された地図内
に表示されたことを検出する表示検出工程と、前記表示
検出工程による、広告対象物アイコンの表示回数を計数
する表示回数計数工程と、前記表示回数が、前記広告依
頼者が支払った広告料金に対応する所定の回数に達した
時に、前記広告対象物アイコンの表示を停止するアイコ
ン表示停止工程と、を備えるように構成する。
【0023】上記のように構成された広告提供方法によ
れば、ユーザに対して表示された地図上の所定位置に、
広告依頼者の広告料金の支払いに基づき、広告対象物ア
イコンが表示される。前記広告対象物アイコンが前記表
示された地図内に表示されたことが検出され、広告対象
物アイコンの表示回数が計数される。そして、前記表示
回数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に対応する
所定の回数に達した時に、前記広告対象物アイコンの表
示が停止される。従って、ユーザが広告依頼者の広告対
象物アイコンを表示する回数に対応して広告料金を設定
できるので、広告依頼者は、ユーザが実際に広告依頼者
の広告対象物アイコンを表示する回数を保証できる。
【0024】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の広告提供方法において、ユーザが広告対象物アイコン
を指定した時に、指定された広告対象物アイコンに対応
する広告情報をユーザに対して表示する広告表示工程を
備えるように構成する。従って、ユーザは、広告対象物
アイコンを指定した時に、指定された広告対象物アイコ
ンに対応する広告情報を見ることができる。
【0025】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の広告提供方法において、前記表示回数が、前記広告
依頼者が支払った広告料金に対応する所定の回数に達し
た時に、前記広告表示工程を不能とするように構成す
る。従って、ユーザが広告依頼者の広告対象物アイコン
を表示する回数に対応して広告料金を設定できるので、
広告依頼者は、ユーザが実際に広告依頼者の広告対象物
アイコンを表示する回数を保証できる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明は、インターネットなどで
提供される地図及び広告サービス画面において、広告依
頼者の広告表示をユーザが実際に見る回数を保証するこ
とを特徴とする。ユーザが実際に、広告依頼者の広告を
見る回数に対応して広告料金を設定できるので、広告依
頼者としては支払った広告料金に見合った広告効果を期
待できる。以下、図面を参照して本発明の好適な実施の
形態について説明する。 [1]第1実施形態 第1実施形態では、地図画面上に表示された広告対象物
アイコンをユーザが指定(クリック)した回数により、
広告依頼者の広告の表示を継続するか、或いは停止する
かの決定を行うものである。
【0027】1−1:システム構成 図1に、本発明の実施形態にかかる地図及び広告情報提
供システムの概略的構成を示す。図1において、地図デ
ータベースセンタ10及び地図情報提供サイト20及び
顧客情報サイト30がインターネット5に接続されてい
る。さらに、ユーザ端末1がインターネット5に接続さ
れている。
【0028】ユーザ端末1は、WWWブラウザと呼ばれ
るアプリケーションプログラムを使用することによりW
WWのサービスを受けることができる。図1の例では、
ユーザ端末1はWWWブラウザを使用して地図情報提供
サイト20に接続し、そのホームページを閲覧すること
により地図及び広告情報の提供サービスを受けることが
可能となる。
【0029】地図データベースセンタ10は、インター
ネット上で地図情報提供サービスを実施するためのセン
タであり、地図サーバ11と地図データベース12を備
える。
【0030】地図データベース12は、地図上の位置情
報(座標情報)、例えば、緯度及び経度の情報と、その
位置情報に対応する地図情報の画像データを含んでい
る。地図情報の画像データは、縮尺に応じて複数の階層
構造に構成されている。即ち、日本全体の図、都道府県
レベルの図というように、複数の縮尺の画像データが用
意され、夫々にその画像データを特定する地域ファイル
名が付されている。縮尺情報と地域ファイルとが対応付
けされている。
【0031】地図サーバ11は、ユーザ端末からの指
定、指示などに応じて対応する地図情報の画像データ
(即ち、地域ファイル)を地図データベース12から検
索、取得し、インターネット5を介してユーザ端末1に
送信する。また、地図サーバ11は、地図情報提供サー
バ(WWWサーバ)21からの要求に応じて地図情報の
検索、送信も行う。
【0032】地図情報提供サイト20はWWWサイトで
ある。WWWは、ハイパーテキストを使用して文字情
報、画像情報、音声情報などのマルチメディア情報を提
供するインターネット上の広域情報システムである。W
WWによりサービスを行うサイトをWWWサイトとい
う。地図情報提供サイト20は、地図情報提供サーバ2
1、ランドマークデータベース22、地域ファイルデー
タベース23を備える。
【0033】ランドマークデータベース22は、ある特
定の住所、駅名、ランドマーク(施設、遊技場、遊園
地、店舗(広告依頼者の店舗も含む)など)と、それら
の位置情報(座標情報)との対応を示すデータを記憶し
ている。よって、地図情報提供サーバ21は、ランドマ
ークデータベース22を参照することにより、特定の位
置情報からそれに対応する住所、駅名、ランドマークを
特定することができる。また、逆に、特定の住所、駅
名、ランドマーク名などから対応する位置情報を取得す
ることもできる。
【0034】地域ファイルデータベース23は、各地域
ファイルと位置情報(座標情報)との対応を記憶してい
る。即ち、各地域ファイル名に対応する位置情報、例え
ば北緯○○度乃至○○度、東経○○度乃至○○度、とい
う情報が記憶されている。よって、地図情報提供サーバ
21は、地域ファイルデータベース23を参照すること
により、その位置情報に対応する地域ファイル(即ち、
地図画像データ)を特定することができる。ここで、
「地域」とは、特定の場所の地理的な区分であり、地域
ファイルは大区分から小区分までの複数の階層構造に分
類して定められている。
【0035】顧客情報サイト30は、顧客(広告依頼
者)の広告に関する情報を記憶し、必要に応じて、広告
提供サービスを実施するためのサイトであり、顧客情報
サーバ31と顧客情報データベース32を備える。
【0036】顧客情報データベース32は、広告依頼者
ごとに対応付けされた広告に関する情報及び地図表示サ
ービスの運営会社と広告依頼者との契約に関する情報を
記憶している。顧客情報データベース32内の記憶情報
例を図2に示す。図2に示すように、広告依頼者ごと
に、広告対象物アイコン文字情報、地域ファイル名、広
告対象物アイコン位置情報(座標情報)、広告対象物ア
イコン契約指定回数、広告対象物アイコン指定回数、広
告対象物アイコンに対応する詳細な広告情報、広告依頼
者のパスワード、その他必要な情報をテーブル形式に記
憶している。
【0037】広告対象物アイコン文字情報とは、ユーザ
端末1の地図画面上に広告対象物アイコンを表示するた
めの文字情報である。広告対象物アイコンは、ユーザが
かかる広告対象物アイコンを指定(クリック)する回数
が契約指定回数に達した後は表示されない。地域ファイ
ル名とは、上記地図情報提供サーバ21により特定され
るファイル名である。広告対象物アイコン契約指定回数
とは、地図情報検索サービスの運営会社と広告依頼者と
の契約により決定される回数である。広告対象物アイコ
ン指定回数とは、ユーザが地図画面上の広告対象物アイ
コンを指定(クリック)するごとにカウントされる回数
をいう。広告対象物アイコンに対応する詳細な広告情報
とは、広告依頼者の店舗等に関するサービス等の情報を
いい、ユーザが地図画面上の広告対象物アイコンを指定
(クリック)することにより、ユーザ端末1画面上に表
示される。
【0038】顧客情報サーバ31は、ユーザ端末からの
指定、指示などに応じて対応する広告対象物アイコンを
顧客情報データベース32から検索、取得し、インター
ネット5を介してユーザ端末1に送信する。但し、この
時、顧客情報データベース32を参照し、広告対象物ア
イコン指定回数が契約指定回数に達している否かの判断
を行い、達している場合は送信しない。かかる判断を行
うプログラムは顧客情報サーバ31に記憶されている。
また、顧客情報サーバ31は、ユーザ端末1からの広告
対象物アイコンが指定(クリック)された信号をカウン
トし、広告対象物アイコン指定回数を更新するととも
に、広告対象物アイコンに対応する詳細な広告情報を顧
客情報データベース32から検索、取得し、インターネ
ット5を介してユーザ端末1に送信も行う。かかる指定
(クリック)のカウントを行うプログラムも顧客情報サ
ーバ31も記憶されている。
【0039】1―2:地図情報提供動作 地図情報提供動作について、図3を参照して説明する。
図3は、地図情報の提供動作を示すフローチャートであ
る。以下、端末1のユーザが地図情報提供サイトに接続
して、地図情報及び広告情報を取得する場合を例にとっ
て説明する。
【0040】先ず、ユーザは端末1のWWWブラウザを
使用して、地図情報提供サイトのURLを指定する(ス
テップS2)。URLとは、WWW上の特定のリンク先
を指定するアドレス情報である。これにより、端末1
は、インターネット5を介して地図情報提供サイト20
の地図情報提供サーバ21に接続する。
【0041】これに応答し、地図情報提供サーバ21は
地図情報提供サイトのホームページのHTML(Hypert
ext Markup Language)テキストを端末1に送る。HT
MLテキストとは、HTMLと呼ばれる言語で記述され
たテキストファイルであり、関連付けされた画像情報、
音声情報などの保存先の情報を含めることができる。端
末1のWWWブラウザは、このHTMLテキストを受信
し、端末1上に表示する(ステップS4)。
【0042】図4に、こうして表示される当該ホームペ
ージの初期画面の例を示す。図4において、表示画面の
中央には地図表示部40があり、そこに地図画像データ
が表示される。地図表示部40の直ぐ下には、縮尺指定
部42があり、これが地図表示部40内に表示されてい
る地図の縮尺(スケール)を示している。縮尺指定部4
2内の各ボタン(この例では11段階)は異なる縮尺に
対応している。図4の例では、最も小さい(左側の日本
地図マークに近い)縮尺で地図の表示がなされている。
表示された地図画像を拡大したい場合には、縮尺指定部
42中の右寄り(“詳細”に近い)のボタンを指定(ク
リック)すると、縮尺の大きい地図画像が表示される。
【0043】縮尺指定部42の左側には、スクロール部
44が表示される。スクロール部44は、現在表示され
ている地図の周辺部を表示したい場合に使用され、現在
の表示位置を中心として8方向へ向けた矢印が表示され
ている。例えば、ユーザがスクロール部44内の上向き
の矢印をクリックすると、現在表示されている場所の直
ぐ北に位置する周辺部の地図が表示される。即ち、クリ
ックされた位置が表示画像の中心となるように地図情報
の表示が変更される。
【0044】スクロール部44の左側には、検索したい
場所を指定又は入力するための入力欄46が表示され
る。入力欄46内には、「キーワードからさがす」、
「一覧からさがす」及び「周辺からさがす」の入力ボッ
クスが表示され、ユーザは所望の住所、駅名などをキー
ボードを使用して直接入力し、検索することができる。
即ち、検索した住所、駅名などに対応した地図が表示さ
れる。
【0045】次に、図4のように地図情報提供サイトの
ホームページが表示された状態で、ユーザは表示させた
い目的地を指定、入力する。この指定は、入力欄46内
の入力ボックス内に、駅名、住所などを直接タイプ入力
することにより行ってもよく、縮尺指定部42内の一番
右側のボタンを指定(クリック)することにより行って
もよい。こうして指定された目的地情報は、端末1から
インターネット5を介して地図情報提供サーバ21へ送
られる(ステップS6)。これと同時に、現在選択され
ている縮尺情報も地図情報提供サーバ21へ送られる。
【0046】地図情報提供サーバ21は、この情報を受
け取り、ランドマークデータベース22を参照して当該
目的地に対応する位置情報(座標情報)を取得する。ま
た、取得した位置情報に基づき、地域ファイルデータベ
ース23を参照して当該位置情報に対応する地域ファイ
ルを特定する。そして、地図情報提供サーバ21は、上
記位置情報をHTMLテキストに作成して端末1へ送信
する(ステップS8)。このHTMLテキストには、さ
らにそれを受け取った端末1がアクセスすべきサーバ名
(即ち、地図サーバ11、顧客情報サーバ31)、現在
選択されている縮尺に応じて選択される地域ファイル
名、端末1上に表示すべき文などが含まれている。
【0047】端末1のWWWブラウザは、このHTML
テキストを受け取り、それに含まれる文を表示する。ま
た、当該HTMLテキスト中に記述された地図サーバ1
1へ地域ファイル名、位置情報、サイズ情報、縮尺情報
などの情報を送信する。地図サーバ11は、地図データ
ベース12にアクセスし、縮尺情報及び位置情報により
特定される地域ファイルの画像データのうち、位置情報
を中心とし、サイズ情報により決定される範囲に対応す
る画像データを取得し、これを地図画像データ(GIF
データ)として端末1へ送信する(ステップ10)。
【0048】端末1は、地図サーバ11から送信された
地図画像データを、先に地図情報提供サーバ21から送
信されたHTMLテキストで指定された表示個所に表示
する(ステップ12)。
【0049】1−3:広告情報提供動作 さて、端末1は受信した地域ファイル名を顧客情報サー
バ31にも送信し、顧客情報サーバ31はこれを受けと
って広告表示処理を開始する(ステップS14)。以下
に、広告情報の提供動作について、図5を参照して説明
する。図5は、広告情報の提供動作を示すフローチャー
トである。
【0050】端末1は地域ファイル名を顧客情報サーバ
31に送信する(ステップ22)。顧客情報サーバ31
は、顧客情報データベース32にアクセスし、受信した
地域ファイル名に対応する広告対象物アイコンがあるか
を検索する(ステップS24)。検索した結果、対応す
る広告対象物アイコンが存在しない場合、顧客情報サー
バ31の処理は終了する。対応する広告対象物アイコン
が存在する場合、対応する全ての広告対象物アイコンご
とに、広告対象物アイコンを表示するか否かについての
判断を行う(ステップS26)。
【0051】即ち、顧客情報サーバ31は顧客情報デー
タベース32より、広告対象物アイコン指定回数と広告
対象物アイコン契約指定回数を読み出し、広告対象物ア
イコン指定回数が契約指定回数に達しているかどうかを
判別する。かかる判別は、対応する全ての広告対象物ア
イコンについて実施し、全ての広告対象物アイコンにつ
いての判別が終了した後、指定回数が契約指定回数に達
していない広告対象物アイコンに限り、その文字データ
及び、その位置情報をHTMLテキストに作成して端末
1へ送信する(ステップS28)。端末1のWWWブラ
ウザは、このHTMLテキストを受け取り、広告対象物
アイコンを地図上の対応する位置に表示する(ステップ
S30)。ステップS26の判断により、既に指定回数
が契約指定回数に達している広告対象物アイコンについ
ては、広告対象物アイコンの表示のための処理が行われ
ないので、結果的に表示が停止され、対応する広告依頼
者のランドマークのみが表示されることとなる。
【0052】図6に、こうして表示される地図表示画面
の例を示す。図6に示すように、未だ、広告対象物アイ
コン指定回数が契約指定回数に達していない広告依頼者
の店舗「○○バーガー」というランドマーク62の近傍
には、それに対応する「50%OFF」という広告対象
物アイコン64が表示されているが、契約指定回数に達
した広告依頼者の店舗「○○デパート」というランドマ
ーク66の近傍には、広告対象物アイコンは表示されて
いない。
【0053】ここで、広告対象物アイコンの契約指定回
数は、地図表示サービスの運営会社と広告依頼者との広
告料金の契約により取り決めるが、例えば、ユーザが地
図画面上に表示される広告対象物アイコンを指定(クリ
ック)する回数1000回につき、○○○○円というよ
うに行い、両者間の契約が成立した時点で、地図表示サ
ービス運営会社のオペレータが、顧客情報データベース
32にアクセスし、その広告依頼者についての契約指定
回数を増加させる処理を行う。なお、広告対象物アイコ
ンとして表示する文字も上記契約段階で取り決める。
【0054】次に、図6のように地図画面上に広告対象
物アイコン64が表示されている状態で、端末1は、ユ
ーザが広告対象物アイコンを指定(クリック)したか否
かを判別する(ステップS32)。指定がされた場合、
この指定(クリック)された信号は、端末1からインタ
ーネット5を介して顧客情報サーバ31へ送信される。
顧客情報サーバ31は、この信号を受け取り、顧客情報
データベース32内の対応する広告対象物アイコン指定
回数を1カウントアップする(ステップS34)。かか
るカウントアップは、ユーザが端末より広告対象物アイ
コンを指定(クリック)するごとに行われるものであ
り、その都度、顧客情報データベース32より、かかる
アイコンに対応する広告対象物アイコン指定回数を読み
出し、その指定回数に1カウントアップする計算処理を
行った後、顧客データベース32内の当該広告対象物ア
イコン指定回数のメモリ領域に上書保存する。
【0055】また、顧客情報サーバ31は、顧客情報デ
ータベース32を検索し、詳細な広告情報を取得し、上
記位置情報をHTMLテキストに作成して端末1へ送信
する(ステップS36)。端末1のWWWブラウザは、
このHTMLテキストを受け取り、詳細な広告情報(ス
テップS38)表示する。
【0056】図7に、こうして表示される詳細な広告情
報の例を示す。図7に示す詳細な広告情報は、図6に示
した「○○バーガー」というランドマーク62近傍の
「50%OFF」という広告対象物アイコン64をユー
ザが指定(クリック)することにより、表示されたもの
である。この詳細な広告情報の内容は、地図表示サービ
スの運営会社と広告依頼者との契約により取り決める。
なお、既に広告対象物アイコン指定回数が、契約指定回
数に達した広告依頼者の店舗「○○デパート」というラ
ンドマーク66の近傍には、広告対象物アイコンは表示
されていないため、ユーザは、かかる店舗の詳細な広告
情報を見ることはできない。
【0057】上記の例では、広告対象物アイコン指定回
数が広告対象物アイコン契約指定回数に達した場合、広
告対象物アイコンを表示しないこととしている。広告の
表示を停止する他の方法としては、広告対象物アイコン
指定回数と契約指定回数が一致したとき、広告対象物
アイコンは表示するが、かかるアイコンを指定(クリッ
ク)しても、詳細な広告情報を表示しないこととする、
広告依頼者のランドマーク及び広告対象物アイコン
共、表示しないこととする、などの方法も可能である。
【0058】更に、上記に示した広告の表示を停止する
3つの方法を一つのシステム上で併用することも可能で
ある。それら3つの方法を一つのシステム上で併用する
場合、地図表示サービスの運営会社と広告依頼者との契
約により、いずれの方法を採用するかについて取り決め
る。
【0059】なお、広告依頼者は、自己の端末からイン
ターネットを介して顧客情報サイトへ接続し、自己の広
告に関する情報を閲覧、確認することができ、また、変
更することもできる。例えば、現時点でどの程度のユー
ザが、詳細な広告情報を見たかについて、自己のパスワ
ードを入力することにより、広告対象物アイコン指定回
数を確認することができる。また、広告依頼者は、自己
のパスワードを入力することにより、広告対象物アイコ
ンの文字及び、詳細な広告情報の内容を変更することも
できる。
【0060】以上説明したように、本発明によれば、ユ
ーザが地図表示画面上の広告対象物アイコンをクリック
し、実際に、詳細な広告情報を見る回数をカウントし、
これが契約指定回数に達した時点で広告の表示を停止す
る。即ち、支払った料金に対応する回数の広告の表示が
保証されるので、広告依頼者は広告料金に見合った広告
効果を期待できる。 [2]第2実施形態 第2実施形態では、広告対象物アイコンがユーザの画面
選択により、地図画面上に表示された回数により、広告
依頼者の広告の表示を継続するか、或いは停止するかの
決定を行うものである。
【0061】2−1:システム構成 システム構成は、基本的に、第1実施形態と同様である
が、顧客情報サーバ内の処理及び、顧客情報データベー
ス内の構成において異なる。
【0062】本実施形態においても、顧客情報データベ
ース32は、広告依頼者ごとに対応付けされた広告に関
する情報及び地図表示サービスの運営会社と広告依頼者
との契約に関する情報を記憶している。顧客情報データ
ベース32内の記憶情報例を図8に示す。図8に示すよ
うに、広告依頼者ごとに、広告対象物アイコン文字情
報、地域ファイル名、広告対象物アイコン位置情報(座
標情報)、広告対象物アイコン契約表示回数、広告対象
物アイコン表示回数、広告対象物アイコンに対応する詳
細な広告情報、広告依頼者のパスワード、その他必要な
情報をテーブル形式に記憶している。広告対象物アイコ
ン契約表示回数とは、地図情報検索サービスの運営会社
と広告依頼者との契約により決定される回数である。広
告対象物アイコン表示回数とは、ユーザの選択により、
地図画面上に広告対象物アイコンが表示されるごとにカ
ウントされる回数をいう。
【0063】よって、第1実施形態における広告対象物
アイコン指定回数と異なり、広告対象物アイコンがユー
ザ端末1の地図画面内に表示されれば、ユーザがその広
告対象物アイコンを指定(クリック)したか否かに拘わ
らず、広告対象物アイコン表示回数が1カウントアップ
される。
【0064】顧客情報サーバ31は、ユーザ端末からの
指定、指示などに応じて対応する広告対象物アイコンを
顧客情報データベース32から検索、取得し、インター
ネット5を介してユーザ端末1に送信する。但し、この
時、顧客情報データベース32を参照し、広告対象物ア
イコン表示回数が契約表示回数に達している否かの判断
を行い、達している場合は送信しない。かかる判断を行
うプログラムは顧客情報サーバ31に記憶されている。
また、顧客情報サーバ31は、ユーザ端末1からの広告
対象物アイコンが表示された信号をカウントし、広告対
象物アイコン表示回数を更新するとともに、広告対象物
アイコンに対応する詳細な広告情報を顧客情報データベ
ース32から検索、取得し、インターネット5を介して
ユーザ端末1に送信も行う。かかる表示のカウントを行
うプログラムも顧客情報サーバ31も記憶されている。
【0065】2−2:地図情報提供動作 地図情報提供動作のフローについては、図2に示す第1
実施形態と同様であるので、重複した説明は行わない。
【0066】2−3:広告情報提供動作 さて、広告表示処理では、端末1は受信した地域ファイ
ル名を顧客情報サーバ31にも送信し、顧客情報サーバ
31はこれを受けとって広告表示処理を開始する(ステ
ップS14)。以下に、広告情報の提供動作について、
図9を参照して説明する。図9は、広告情報の提供動作
を示すフローチャートである。
【0067】端末1は地域ファイル名を顧客情報サーバ
31に送信する(ステップ42)。顧客情報サーバ31
は、顧客情報データベース32にアクセスし、受信した
地域ファイル名に対応する広告対象物アイコンがあるか
を検索する(ステップS44)。検索した結果、対応す
る広告対象物アイコンが存在しない場合、顧客情報サー
バ31の処理は終了する。対応する広告対象物アイコン
が存在する場合、顧客情報サーバ31は、顧客情報デー
タベース32内の広告対象物アイコン表示回数を1カウ
ントアップする(ステップS46)。かかるカウントア
ップは、ユーザ端末1にて広告対象物アイコンが地図画
面上に表示されるごとに行われるものである。即ち、あ
る地図情報がユーザ端末1上に表示されるたびに、顧客
情報サーバ31は、顧客情報データベース32より、そ
の領域内に属する全ての広告対象物アイコンの表示回数
を読み出し、その表示回数に1カウントアップする計算
処理を行った後、顧客データベース32内の当該広告対
象物アイコン表示回数のメモリ領域に上書保存する。そ
して、対応する全ての広告対象物アイコンごとに、広告
対象物アイコンを表示するか否かについての判断を行う
(ステップS48)。
【0068】即ち、顧客情報サーバ31は顧客情報デー
タベース32より、広告対象物アイコン表示回数と広告
対象物アイコン契約表示回数を読み出し、広告対象物ア
イコン表示回数が契約表示回数に達しているかどうかを
判別する。かかる判別は、対応する全ての広告対象物ア
イコンについて実施し、全ての広告対象物アイコンにつ
いての判別が終了した後、表示回数が契約表示回数に達
していない広告対象物アイコンに限り、その文字データ
及び、その位置情報をHTMLテキストに作成して端末
1へ送信する(ステップS50)。端末1のWWWブラ
ウザは、このHTMLテキストを受け取り、広告対象物
アイコンを地図上の対応する位置に表示する(ステップ
S52)。ステップS48の判断により、既に表示回数
が契約表示回数に達している広告対象物アイコンについ
ては表示が行われず、対応する広告依頼者のランドマー
クのみ表示されることとなる。
【0069】こうして表示される地図表示画面の例は、
図6に示す第1実施形態と同様である。
【0070】次に、図6のように地図画面上に広告対象
物アイコン64が表示されている状態で、端末1は、ユ
ーザは広告対象物アイコンを指定(クリック)したか否
かを判別する(ステップS54)。指定(クリック)が
された場合、顧客情報サーバ31は、顧客情報データベ
ース32を検索し、詳細な広告情報を取得し、上記位置
情報をHTMLテキストに作成して端末1へ送信する
(ステップS56)。端末1のWWWブラウザは、この
HTMLテキストを受け取り、詳細な広告情報を表示す
る(ステップS58)。
【0071】こうして表示される詳細な広告情報の例
は、図7に示す第1実施形態と同様である。
【0072】上記の例では、広告対象物アイコン表示回
数が広告対象物アイコン契約表示回数に達した場合、広
告対象物アイコンを表示しないこととしている。広告の
表示を停止する他の方法としては、広告対象物アイコン
表示回数と契約表示回数が一致したとき、広告対象物
アイコンは表示するが、かかるアイコンを指定(クリッ
ク)しても、詳細な広告情報を表示しないこととする、
広告依頼者のランドマーク及び広告対象物アイコン
共、表示しないこととする、などの方法も可能であり、
第1実施形態と同様に上記に示した広告の表示を停止す
る3つの方法を一つのシステム上で併用することも可能
である。
【0073】更に、第1実施形態と第2実施形態を同一
のシステム上で併用することも可能であり、この場合も
地図表示サービスの運営会社と広告依頼者との契約によ
り、何れの手段を採用するかについて取り決めることが
できる。例えば、広告対象物アイコンの指定回数と表示
回数の両方をカウントし、何れか一方が契約回数に達し
た時点で、広告の表示を停止することができる。また、
指定回数と表示回数の合計が契約回数に達した時点で広
告の表示を停止することもできる。
【0074】また、広告対象物アイコンを指定(クリッ
ク)することにより、広告料金の一部が募金として寄付
されるようにすることも可能である。
【0075】また、本発明は、一般のバナー広告におい
ても適用することが可能である。例えば、図4に示すバ
ナー広告表示部50がユーザにより指定(クリック)さ
れた場合に、端末及びサーバは、図5に示す広告表示処
理と同等の処理を行い、バナー広告指定回数が契約指定
回数に達した時にバナー広告の表示を停止することがで
きる。また、図4に示すように、バナー広告表示部50
がユーザの画面選択により、表示された場合に、端末及
びサーバは、図9に示す広告表示処理と同等の処理を行
い、バナー広告表示回数が契約表示回数に達した時にバ
ナー広告の表示を停止することもできる。更に、第1実
施形態及び第2実施形態で説明した広告の表示を停止す
る3つの方法を一つのシステム上で併用すること、また
は、上記第1実施形態と第2実施形態を同一のシステム
上で併用すること、をバナー広告に適用することも可能
である。
【0076】以上説明したように、本発明によれば、一
定の広告料金の支払いにより、ユーザ端末の地図画面上
に広告対象物アイコンが所定回数表示されることが保証
される。よって、広告依頼者は広告料金に見合った広告
効果が期待できる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、第1実施形態の発
明によれば、ユーザが地図画面上の広告対象物アイコン
をクリックし、実際に、詳細な広告情報を見る回数と関
連付けて広告料金を設定できるので、広告依頼者は広告
料金に見合った広告効果が期待できる。従って、ユーザ
が実際に広告依頼者の詳細な広告を見る回数を保証する
ことができる。
【0078】また、第2実施形態の発明によれば、ユー
ザが地図画面上に広告対象物アイコンを表示した回数と
関連付けて広告料金を設定できるので、広告依頼者は広
告料金に見合った広告効果が期待できる。従って、ユー
ザが実際に広告依頼者の広告を見る回数を保証すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる地図及び広告情報提
供システムの概略的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかる顧客情報データ
ベース内の記憶情報例を示す図である。
【図3】地図情報の提供動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】端末上に表示された初期画面の例を示す図であ
る。
【図5】本発明の第1実施形態にかかる広告情報の提供
動作を示すフローチャートである。
【図6】端末上に表示された地図画面の例を示す図であ
る。
【図7】端末上に表示された広告画面の例を示す図であ
る。
【図8】本発明の第2実施形態にかかる顧客情報データ
ベース内の記憶情報例を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態にかかる広告情報の提供
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…端末 5…インターネット 10…地図データベースセンタ 11…地図サーバ 12…地図データベース 20…地図情報提供サイト 21…地図情報提供サーバ 22…ランドマークデータベース 23…地域ファイルデータベース 30…顧客情報サイト 31…顧客情報サーバ 32…顧客情報データベース 40…地図表示部 42…縮尺指定部 44…スクロール部 46…入力欄 50…バナー広告表示部 62…○○バーガーのランドマーク 64…○○バーガー広告対象物アイコン 66…○○デパートのランドマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 年章 東京都目黒区下目黒一丁目7番1号 イン クリメント・ピー株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK38 KK43 ND06 ND24 NK25 PP03 PP13 PP28 PQ02 UU14 5B082 FA11 GC03 GC05 5B089 GA11 GA21 GB03 GB04 HA10 JA08 JA22 JB03 JB22 KA13 KB04 LB07 LB14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザに対して所定範囲の地図を表示す
    る地図表示手段と、 表示された地図上の所定位置に、広告依頼者の広告料金
    の支払いに基づき、広告対象物アイコンを表示するアイ
    コン表示手段と、 ユーザが前記広告対象物アイコンを指定したことを検出
    する指定検出手段と、 前記指定検出手段による、広告対象物アイコンの指定回
    数を計数する指定回数計数手段と、 前記指定検出手段が広告対象物アイコンの指定を検出し
    た時に、指定された広告対象物アイコンに対応する広告
    情報をユーザに対して表示する広告表示手段と、 前記指定回数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に
    対応する所定の回数に達した時に、前記指定された広告
    対象物アイコンに対応する広告情報の表示を停止する広
    告停止手段と、を備えることを特徴とする広告提供シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記広告停止手段は、前記指定回数が、
    前記広告依頼者が支払った広告料金に対応する所定の回
    数に達した時に、前記アイコン表示手段を動作不能とす
    ることにより、前記指定された広告対象物アイコンに対
    応する広告情報の表示を停止することを特徴とする請求
    項1に記載の広告提供システム。
  3. 【請求項3】 ユーザに対して所定範囲の地図を表示す
    る地図表示手段と、 表示された地図上の所定位置に、広告依頼者の広告料金
    の支払いに基づき、広告対象物アイコンを表示するアイ
    コン表示手段と、 前記広告対象物アイコンが前記表示された地図内に表示
    されたことを検出する表示検出手段と、 前記表示検出手段による、広告対象物アイコンの表示回
    数を計数する表示回数計数手段と、 前記表示回数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に
    対応する所定の回数に達した時に、前記広告対象物アイ
    コンの表示を停止するアイコン表示停止手段と、を備え
    ることを特徴とする広告提供システム。
  4. 【請求項4】 ユーザが広告対象物アイコンを指定した
    時に、指定された広告対象物アイコンに対応する広告情
    報をユーザに対して表示する広告表示手段を備えること
    を特徴とする請求項3に記載の広告提供システム。
  5. 【請求項5】 前記表示回数が、前記広告依頼者が支払
    った広告料金に対応する所定の回数に達した時に、前記
    広告表示手段を動作不能とすることを特徴とする請求項
    4に記載の広告提供システム。
  6. 【請求項6】 ユーザに対して所定範囲の地図を表示す
    る地図表示工程と、 表示された地図上の所定位置に、広告依頼者の広告料金
    の支払いに基づき、広告対象物アイコンを表示するアイ
    コン表示工程と、 ユーザが前記広告対象物アイコンを指定したことを検出
    する指定検出工程と、 前記指定検出工程による、広告対象物アイコンの指定回
    数を計数する指定回数計数工程と、 前記指定検出工程が広告対象物アイコンの指定を検出し
    た時に、指定された広告対象物アイコンに対応する広告
    情報をユーザに対して表示する広告表示工程と、 前記指定回数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に
    対応する所定の回数に達した時に、前記指定された広告
    対象物アイコンに対応する広告情報の表示を停止する広
    告停止工程と、を備えることを特徴とする広告提供方
    法。
  7. 【請求項7】 前記広告停止工程は、前記指定回数が、
    前記広告依頼者が支払った広告料金に対応する所定の回
    数に達した時に、前記アイコン表示工程を不能とするこ
    とにより、前記指定された広告対象物アイコンに対応す
    る広告情報の表示を停止することを特徴とする請求項6
    に記載の広告提供方法。
  8. 【請求項8】 ユーザに対して所定範囲の地図を表示す
    る地図表示工程と、 表示された地図上の所定位置に、広告依頼者の広告料金
    の支払いに基づき、広告対象物アイコンを表示するアイ
    コン表示工程と、 前記広告対象物アイコンが前記表示された地図内に表示
    されたことを検出する表示検出工程と、 前記表示検出工程による、広告対象物アイコンの表示回
    数を計数する表示回数計数工程と、 前記表示回数が、前記広告依頼者が支払った広告料金に
    対応する所定の回数に達した時に、前記広告対象物アイ
    コンの表示を停止するアイコン表示停止工程と、を備え
    ることを特徴とする広告提供方法。
  9. 【請求項9】 ユーザが広告対象物アイコンを指定した
    時に、指定された広告対象物アイコンに対応する広告情
    報をユーザに対して表示する広告表示工程を備えること
    を特徴とする請求項8に記載の広告提供方法。
  10. 【請求項10】 前記表示回数が、前記広告依頼者が支
    払った広告料金に対応する所定の回数に達した時に、前
    記広告表示工程を不能とすることを特徴とする請求項9
    に記載の広告提供方法。
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