JP2002332050A - 管理機能付包袋 - Google Patents

管理機能付包袋

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JP2002332050A
JP2002332050A JP2001299393A JP2001299393A JP2002332050A JP 2002332050 A JP2002332050 A JP 2002332050A JP 2001299393 A JP2001299393 A JP 2001299393A JP 2001299393 A JP2001299393 A JP 2001299393A JP 2002332050 A JP2002332050 A JP 2002332050A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種多様のものの製造が容易であり、また容
易かつ確実に開閉可能な封をすることができ、さらに種
々の情報の記載及び他への転記作業を容易にすることで
管理性が向上する管理機能付包袋の提供を目的とするも
のである。 【解決手段】 透視シート2とベースシート3とが開口
外縁部7以外の外縁部8で袋状に貼着され、内容物が視
認可能な管理機能付包袋1であって、このベースシート
3として粘着封止層(離型シート4)と粘着剤層5と基
材シート層6とをこの順に備えたものが用いられてお
り、この粘着剤層5の開口外縁部7以外の外縁部8が粘
着封止層(離型シート4)によって被覆されておらず、
この被覆されていない粘着剤層5の外縁部8により透視
シート2とベースシート3とが粘着されていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から内容物が
視認可能であり、特に病院等で使用される薬袋等に好適
な管理機能付包袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】少なくとも片面に透明シートを用い、外
部から内容物を視認することができる管理機能付包袋
は、病院等において患者に配布される薬袋や患者に投与
されるアンプル等の包袋、又は種々の機械部品等を分別
して保管するための包袋などに用いられている。
【0003】かかる管理機能付包袋としては、従来、合
成樹脂フィルム等の透明シートと紙素材等からなるベー
スシートとを重ね合わせ、これらの外縁部をヒートシー
ル等の手段により貼着することで袋状に形成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の管理機能付
包袋は、透明シートとベースシートとの貼着手段にヒー
トシール等が用いられていることから、製造が容易では
なく、多種多様の形状及び大きさのものが必要な管理機
能付包袋の製造コストの低減化にはある程度の限界があ
る。
【0005】また、従来の管理機能付包袋は、開閉自在
の封を設けようとすると、一方のシートの開口外縁部に
フラップ部を延出し、このフラップ部に粘着剤を塗布す
るなどの手段が必要であり、製造作業及びコストの上昇
を招く結果となる。
【0006】さらに、管理機能付包袋には、内容物の名
称、バーコード等の管理コード、個数、当該内容物を処
方等する場合の対象者(患者)の名称等の個人データ、
処方等の完了の如何などを記載し、同様の内容を他の記
録書類等に転記する必要がある場合が多いが、従来の管
理機能付袋はかかる記載や転記については何ら考慮され
ていない。
【0007】本発明はこれらの不都合に鑑みてなされた
ものであり、多種多様のものの製造が容易であり、また
容易かつ確実に開閉可能な封をすることができ、さらに
種々の情報の記載及び他への転記作業が容易な管理機能
付包袋の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた発明は、透視シートとベースシートとが開口
外縁部以外の外縁部で袋状に貼着され、内容物が視認可
能な管理機能付包袋であって、このベースシートとして
粘着封止層と粘着剤層と基材シート層とをこの順に備え
たものが用いられており、この粘着剤層の開口外縁部以
外の外縁部が粘着封止層によって被覆されておらず、こ
の被覆されていない粘着剤層の外縁部により透視シート
とベースシートとが粘着されていることを特徴とする。
【0009】ここで、「透明」とは、半透明を含む概念
であり、かつ、無色透明及び有色透明の別は問わない概
念である。また、「粘着封止層」とは、粘着剤層表面の
粘着性の発現を遮蔽可能な層であり、例えば単なる紙素
材、離型紙等が使用される。さらに、「透視シート」と
は、一方側から他方側が透視可能なシートを意味し、透
明シートには限定されず、何らかの処理をすることで透
視が可能になるものも含まれ、例えば一の層を剥離する
ことで透視可能になる積層体も含まれる。
【0010】当該管理機能付包袋は、ベースシートとし
て粘着封止層、粘着剤層及び基材シート層をこの順に備
えたものを用い、粘着封止層の開口外縁部以外の外縁部
を帯状に剥離すること等の手段によって、粘着剤層の開
口外縁部以外の外縁部の粘着封止層による被覆を解除
し、この無被覆の粘着剤層外縁部により透視シートとベ
ースシートとを粘着することで袋状に形成されている。
従って、従来の管理機能付袋のように透視シートとベー
スシートとの貼着にヒートシール等の加熱手段を付設す
る必要がないため、当該管理機能付包袋によれば、製造
及び設計変更が容易であり、多種多様の形状のものを容
易に製造することができる。
【0011】上記ベースシートの粘着剤層と基材シート
層との間に合成樹脂層を積層し、この合成樹脂層と基材
シート層との間を疑似接着状態とし、ベースシートのシ
ート面を所定領域に区分するカード用切込みを基材シー
ト層に形成するとよい。ここで、「疑似接着状態」と
は、両層が通常の使用状態では接着しているが、両層を
剥離させる場合に特に工具等を用いずとも人手で引っ張
るのみで容易に剥離し、単に重ね合わせて押圧するのみ
では再接着できない状態を意味する。この「単に重ね合
わせて押圧するのみでは再接着できない状態」という点
において、疑似接着状態は通常の粘着剤による積層とは
異なる。この手段によれば、合成樹脂層と基材シート層
との間が疑似接着状態であることから、基材シート層の
みを人手で容易に剥離することができ、剥離後の基材シ
ート層の剥離面が清浄である。そのため、カード用切込
みによって区分された所定領域の基材シート層を剥離
し、管理や記録用のカードとして使用することができ
る。従って、当該管理機能付包袋のベースシート外面に
汎用のプリンター等で印字し、基材シート層外面の所定
領域に内容物の名称(例えば薬名)、使用対象者(例え
ば患者名)、その他の情報を表示しておけば、かかる情
報が表示された所定領域の基材シート層は、剥離後後、
例えば薬局で薬を再受取りするときに提出する内容明細
カードなどに好適となる。
【0012】また、上記ベースシートの粘着剤層と基材
シート層との間に2層の合成樹脂層を積層し、これらの
合成樹脂層の間を疑似接着状態とし、ベースシートのシ
ート面を所定領域に区分するカード用切込みを基材シー
ト層とこの基材シート層に積層される一の合成樹脂層と
からなる積層体に形成してもよい。この手段によって
も、同様に裏面が清浄な基材シート層及び一の合成樹脂
層からなる積層体を人手で容易に剥離することができ、
剥離した上記積層体を管理、記録等の便に供することが
できる。また、この手段によれば、疑似接着状態となる
界面が2層の合成樹脂層の間であることから、疑似接着
状態の形成が容易である。
【0013】上記ベースシートの粘着封止層として粘着
剤層側の面に離型機能を有する離型シートを用い、シー
ト面を所定領域に区分するシール用切込みを基材シート
層から粘着剤層までの積層体に形成するとよい。この手
段によれば、粘着封止層として粘着剤層側面に離型機能
を有する離型シートが用いられているため、粘着剤層か
ら基材シート層までの積層体を粘着封止層から容易に剥
離することができる。そのため、シール用切込みによっ
て区分された所定領域の上記積層体を容易に剥離し、剥
離した上記積層体を粘着剤層によって他の管理書類等に
貼着することができる。従って、当該管理機能付包袋の
ベースシート外面に汎用のプリンター等で印字し、基材
シート層外面の所定領域に前述の内容物に関する情報を
表示しておけば、かかる情報が表示された上記積層体を
当該管理機能付包袋から剥がし、カルテその他の記録書
類に貼り直し、管理、記録等の便に供することができ
る。
【0014】当該管理機能付包袋において、上記粘着封
止層の開口外縁部が剥離可能な封用切込みを粘着封止層
に形成するとよい。この手段によれば、封用切込みによ
って開口外縁部の粘着封止層を剥離することで、開口外
縁部の粘着剤層を露出させることができ、その結果、開
口外縁部において透視シートとベースシートとを貼着さ
せ、当該管理機能付包袋の封が可能になる。従って、こ
のように封をすることで当該管理機能付包袋からの内容
物の抜け落ちを防止することができる。
【0015】また、上記ベースシートが開口外縁部から
延出するフラップ部を有し、このフラップ部の粘着封止
層が剥離可能な封用切込みを粘着封止層に形成するとよ
い。この手段によれば、封用切込みによってフラップ部
の粘着封止層を剥離し、このフラップ部を折り曲げ、透
視シート側に貼着することで、当該管理機能付包袋の封
が可能になる。
【0016】さらに、上記透視シート又はベースシート
に気孔を形成するとよい。この手段によれば、透視シー
ト又はベースシートに形成された気孔により当該管理機
能付包袋内部の空気が抜けるため、当該管理機能付包袋
が汎用のプリンター等への挿入がスムーズになり、印字
を確実に行うことができる。
【0017】上記透視シートとして、他の粘着封止層と
他の粘着剤層と他の基材シート層とをこの順に備えたも
のを用いることができる。この手段によれば、当該管理
機能付包袋を構成する透視シートとベースシートとを同
様の構造の積層シートとすることから、構成材料点数の
低減化を促進でき、さらに当該管理機能付包袋の強度を
高めることができる。また、当該透視シートの他の粘着
封止層を透明な離型シートとし、他の基材シート層を不
透明なシートとすると、他の基材シート層及び他の粘着
剤層を他の粘着封止層から剥離した状態でのみ内容物の
視認が可能になるため、上記内容物の視認機能に加え、
内容物の秘匿機能をも備えることができる。
【0018】上記透視シートの他の粘着剤層と他の基材
シート層との間に他の合成樹脂層を積層し、この他の合
成樹脂層と他の基材シート層との間を疑似接着状態とす
るとよい。この手段によれば、上記ベースシートと同様
に、透視シートの他の基材シート層と他の合成樹脂層と
の間が疑似接着状態とされていることから、他の基材シ
ート層のみを人手で容易に剥離することができ、かつ、
剥離後の基材シート層の剥離面が清浄である。そのた
め、透視シートの他の基材シート層をも管理用、記録用
等のシートとして使用することができる。また、当該透
視シートの他の粘着封止層、他の粘着剤層及び他の合成
樹脂層を透明とし、他の基材シート層を不透明とする
と、他の基材シート層を剥離した状態でのみ内容物の視
認が可能になるため、上記手段と同様に内容物の視認性
と秘匿性とを併有することができる。
【0019】また、上記透視シートの他の粘着剤層と他
の基材シート層との間に2層の他の合成樹脂層を積層
し、これらの他の合成樹脂層間を疑似接着状態としても
よい。この手段によっても、上記手段と同様に、剥離後
の積層体を管理用、記録用等のカードとして使用するこ
とができ、また、視認性と秘匿性とを併有することがで
きる。さらに、この手段によれば、2層の他の合成樹脂
層を備えることから、疑似接着状態の形成が容易にな
る。
【0020】なお、上記疑似接着状態の界面での剥離強
度(疑似接着状態の界面を境にした上下両層を剥離する
ための強度)としては0.02N/5cm以上5N/5
cm以下が好ましい。この程度の剥離強度とすること
で、当該管理機能付包袋の表面への印刷時等の際に意図
せぬ剥離を起こしてしまうことがなく、かつ、基材シー
ト層を含む表層を容易に剥離することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しつつ本発
明の実施の形態を詳説する。図1(a)及び(b)は本
発明の一実施形態に係る管理機能付包袋を示す模式的断
面図及び模式的平面図、図2は図1の管理機能付包袋の
使用状態を示す模式的斜視図、図3〜図7は図1の管理
機能付包袋とは異なる形態に係る管理機能付包袋を示す
模式的断面図である。
【0022】図1の管理機能付包袋1は、透視シート2
とベースシート3とを備えている。このベースシート3
は、離型シート(上記「粘着封止層」に相当する)4と
粘着剤層5と基材シート層6とがこの順に積層されてい
る。このベースシート3の離型シート4の表面側に透視
シート2が重ねて配設されている。
【0023】透視シート2は、透明な合成樹脂フィルム
が用いられており、この合成樹脂フィルムの素材として
は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチル
ペンテン、エチレン酢酸ビニル樹脂、エチレンエチルア
クリレート樹脂、エチレンアクリル酸樹脂、エチレンメ
タクリル酸樹脂、エチレンアクリル酸メチル樹脂、アイ
オノマー樹脂、ポリビニルアルコール、ポリエステル等
が挙げられる。
【0024】離型シート4は、粘着剤層5側の面に離型
機能(粘着剤層5に対する剥離を容易にする機能)を有
するシートであり、紙素材又は上記透視シート2と同様
の合成樹脂フィルムが使用される。この離型シート4を
粘着剤層5表面に積層することで、粘着剤層5の粘着性
が遮蔽される。なお、上記離型機能は、表面に離型剤を
塗工又は含浸すること等によって発現される。かかる離
型剤としては、(a)フッ素系、(b)シリコン系、
(c)パラフィン、ポリエチレンワックス等の炭化水素
系、(d)高級脂肪酸等の脂肪酸系、(e)アルキレン
ビス脂肪酸アミド等の脂肪酸アミド系、(f)脂肪酸低
級アルコールエステル等のエステル系、(g)多価アル
コール等のアルコール系などを使用することができる。
【0025】粘着剤層5は、粘着剤を基材シート層6の
表面又は離型シート4の裏面に塗工等することで形成さ
れる。用いられる粘着剤としては、既知の種々のものが
使用可能であるが、一般的には熱可塑性樹脂に粘着付与
剤と可塑剤とが添加されたものであり、具体的には溶剤
系、エマルジョン系、水を膨潤させて接着する水溶性の
ポリビニル有機溶剤が挙げられる。
【0026】基材シート層6は、紙素材、合成樹脂フィ
ルム等を用いることができる。この紙素材としては、例
えば未晒クラフト紙、晒クラフト紙、上質紙、中性紙、
片艶未晒クラフト紙、純白ロール、グラシン紙、感熱
紙、感圧紙、合成紙、和紙、トレーシングペーパー、各
種コート紙、板紙、ライナー紙等が挙げられる。また、
合成樹脂フィルムの素材としては、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、エチレン酢
酸ビニル樹脂、エチレンエチルアクリレート樹脂、エチ
レンアクリル酸樹脂、エチレンメタクリル酸樹脂、エチ
レンアクリル酸メチル樹脂、アイオノマー樹脂、ポリビ
ニルアルコール、ポリエステル等が挙げられる。
【0027】基材シート層6に紙素材を用いる場合、こ
の紙素材の秤量は、特には限定されないが、一般的には
30g/m以上450g/m以下程度とされる。ま
た、基材シート層6に合成樹脂フィルムを用いる場合、
この合成樹脂フィルムの厚みは特には限定されないが、
一般的には8μm以上100μm以下程度とされる。
【0028】上記透視シート2、基材シート層6及び粘
着剤層5は全て同一形状の方形に形成されているが、離
型シート4はこの形状より少し小さく形成されており、
粘着剤層5の4辺の外縁部のうち開口外縁部7が離型シ
ート4によって被覆され、開口外縁部7以外の外縁部8
(開口辺以外の3辺に該当する外縁部)が離型シート4
によって被覆されていない。そのため、ベースシート3
の粘着剤層5が外縁部8で露出され、この露出した外縁
部8の粘着剤層5によって透視シート2とベースシート
3とが3辺で貼着され、袋状に形成されている。従っ
て、当該管理機能付包袋1は、図2に示すように、透視
シート2とベースシート3の離型シート4との間に収容
スペース9が形成され、この収容スペース9に薬、アン
プル、機械部品等の管理が必要な物品を収容することが
でき、このように収容された物品を透明な透視シート2
を通して外部から視認することができる。
【0029】当該管理機能付包袋1の製造方法として
は、まず各層4、5、6が同一形状のベースシート3を
形成した後に、離型シート4の外縁部8のみを切除し、
次に当該ベースシート3の離型シート4側に同一形状の
透視シート2を重ねて、外縁部8の露出した粘着剤層5
によって透視シート2とベースシート3とを貼着する方
法などが採用される。従って、透視シート2とベースシ
ート3との貼着にヒートシール等の加熱行程や別途接着
剤の塗布行程が不要であり、比較的容易に当該管理機能
付包袋1を製造することができる。また、ベースシート
3と同様の層構造の積層体を製造しておけば、これと透
視シート2とを所定の形状に裁断することで、任意形状
の管理機能付包袋1を容易に製造することができる。そ
のため、管理機能付包袋1の設計変更が容易である。
【0030】また、当該管理機能付包袋1のベースシー
ト3における基材シート層6及び粘着剤層5からなる積
層体には、シート面を所定領域10に区分するシール用
切込み11が形成されている。そのため、当該管理機能
付包袋1のベースシート3の外面(つまり基材シート層
6の外面)、特に所定領域10に汎用のプリンター等を
用いて内容物の名称、管理コード、患者名等の情報を印
字しておき、使用・確認等の後に所定領域10の基材シ
ート層6及び粘着剤層5からなる積層体を剥離し(図2
参照)、カルテその他の記録書類に添付することで、管
理、記録等の容易性及び確実性を高めることができる。
【0031】さらに、当該ベースシート3の離型シート
4における開口外縁部7には、離型シート4の開口外縁
部7のみが剥離可能な封用切込み12が形成されてい
る。この封用切込み12に沿って離型シート4の開口外
縁部7を剥離し、露出した開口外縁部7の粘着剤層5に
透視シート2を貼着することで、当該管理機能付包袋1
の封をすることができる。なお、この封は粘着剤層5を
構成する粘着剤を適宜選定することで開閉自在にするこ
とができる。当該管理機能付包袋1に物品を収納した後
にこのように封をすることで、使用過程での内容物の抜
け落ちを防止することができる。また、離型シート4の
開口外縁部7を部分的に剥離して部分的に封をすること
で、上記内容物の抜け落ちを低減しつつ、封がされてい
ない開口部からの内容物の出し入れが可能となる。
【0032】また、当該管理機能付包袋1の透視シート
2とベースシート3とには気孔13が貫穿されている。
そのため、ベースシート3の外面への印字時にプリンタ
ー等に開口外縁部7側から挿入しても、収容スペース9
中の空気が気孔13から抜けて印字を確実かつスムーズ
に行うことができる。
【0033】図3の管理機能付包袋15は、上記図1の
管理機能付包袋1と同様に、透視シート2とベースシー
ト3とが重ねて袋状に貼着されており、この透視シート
2とベースシート3との間に収容スペースが形成され、
この収容スペース内に収納された内容物が透視シート2
を介して視認される。この透視シート2及びベースシー
ト3は、上記管理機能付包袋1と同様であるため、同一
番号を付して説明を省略する。
【0034】この管理機能付包袋15は、ベースシート
3の外縁部8の幅が大きくされており、このベースシー
ト3の外縁部8の縁側が透視シート2側へ曲折され、透
視シート2外面の外縁部にもベースシート3が貼着され
ている。そのため、当該管理機能付包袋15は、ベース
シート3と透視シート2との剥離が防止され、袋として
の強度が向上する。
【0035】図4の管理機能付包袋21は、上記図1の
管理機能付包袋1と同様に、透視シート22とベースシ
ート3とが重ねて袋状に貼着されており、この透視シー
ト22とベースシート3との間に収容スペースが形成さ
れ、この収容スペース内に収納された内容物が透視シー
ト22を介して視認される。このベースシート3は、上
記管理機能付包袋1と同様であるので、同一番号を付し
て説明を省略する。
【0036】この透視シート22は、上記ベースシート
3と同様に、離型シート(上記「他の粘着封止層」に相
当する)23と粘着剤層24と基材シート層25とがこ
の順に積層されており、図示していないがこの粘着剤層
24も開口外縁部7以外の外縁部8が離型シート23に
よって被覆されていない。従って、この透視シート22
とベースシート3とは、互いの離型シート4と離型シー
ト23とを合わせるよう重ねられ、露出した互いの粘着
剤層5及び粘着剤層24の外縁部8によって袋状に貼着
されている。当該管理機能付包袋21は、透視シート2
2も多層構造であるため、強度が向上する。
【0037】当該管理機能付包袋21の透視シート22
は、構成する各層23、24、25を透明とすることで
内容物を視認可能とすることも可能である。また、離型
シート23のみを透明とし、粘着剤層24及び基材シー
ト層25からなる積層体に所定領域26を剥離可能とす
る切込み27を形成することも可能である。このように
することで、通常の使用状態では内容物の視認が不可能
であり、切込み27によって所定領域26の上記積層体
を剥離することで、透明な離型シート23を通して内容
物の視認が可能になる。従って、当該管理機能付包袋2
1は、内容物の視認性に加え、内容物の秘匿性を併有す
ることができる。
【0038】図5の管理機能付包袋31は、上記図1の
管理機能付包袋1と同様に、透視シート2とベースシー
ト32とが重ねて袋状に貼着されており、この透視シー
ト2とベースシート32との間に収容スペースが形成さ
れ、この収容スペース内に収納された内容物が透視シー
ト2を介して視認される。このベースシート32は、離
型シート4と粘着剤層5と合成樹脂層33と基材シート
層6とが透視シート2側からこの順に積層されており、
この合成樹脂層33と基材シート層6との間が疑似接着
状態とされている。この透視シート2や、ベースシート
32の離型シート4、粘着剤層5及び基材シート層6
は、上記管理機能付包袋1と同様であるので、同一番号
を付して説明を省略する。
【0039】合成樹脂層33は、熱可塑性樹脂等の合成
樹脂から形成されており、例えば合成樹脂組成物を溶融
してTダイから押し出し、基材シート層6にラミネート
加工することにより形成される。合成樹脂層33に使用
可能な合成樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリメチルペンテン、エチレン酢酸ビニル樹
脂、エチレンエチルアクリレート樹脂、エチレンアクリ
ル酸樹脂、エチレンメタクリル酸樹脂、エチレンアクリ
ル酸メチル樹脂、アイオノマー樹脂、ポリビニルアルコ
ール、ポリエステル等が挙げられる。また、いわゆるメ
タロセン触媒を用いて重合されたポリエチレン、ポリプ
ロピレン等も、好適に用いることができる。合成樹脂層
33の厚みは特には限定されないが、一般的には8μm
以上100μm以下程度とされる。
【0040】この合成樹脂層33と基材シート層6との
具体的な剥離強度としては0.02N/5cm以上5N
/5cm以下が好ましく、0.05N/5cm以上1N
/5cm以下が特に好ましい。この程度の引剥強度とす
ることで、当該管理機能付包袋31の使用時、例えば表
面への印刷時等において基材シート層6が意図せぬ剥離
を起こしてしまうことがなく、かつ、引剥時には基材シ
ート層6を合成樹脂層33から人手で容易かつ確実に引
き剥がすことができる。
【0041】ここで、上記引剥強度の測定方法について
説明する。まず、このベースシート32を幅50mm、
長さ200mmに裁断して試験片を得る。この試験片の
片側面を両面テープで金属板に貼着し、試験片の長さ方
向が鉛直方向となるように金属板をセットする。そし
て、試験片の下側部分において基材シート層6のみを剥
離し、ある程度上方に巻き上げてチャックする。このチ
ャック部分を上方に300mm/minの引張速度で引
っ張って剥離を進行させ、この間の応力を測定する。こ
の応力の平均値が剥離強度とされる。
【0042】基材シート層6と合成樹脂層33との間を
疑似接着状態とする手段としては、(a)合成樹脂層3
3のラミネート加工時に基材シート層6に接触する溶融
合成樹脂組成物の温度を比較的低温とすること、(b)
基材シート層6をあらかじめ冷却しておくこと、(c)
基材シート層6の積層面にあらかじめ離型処理を施して
おくこと、(d)押し出された合成樹脂組成物と基材シ
ート層6との積層圧力を比較的小さくすること、(e)
互いの接着力が小さい組み合わせとなるように基材シー
ト層6と溶融合成樹脂組成物との材質を選択すること等
が挙げられる。
【0043】当該管理機能付包袋31のベースシート3
2における基材シート層6、合成樹脂層33及び粘着剤
層5からなる積層体には、シート面を所定領域34に区
分するシール用切込み35が形成されている。また、基
材シート層6には、シート面を所定領域36に区分する
カード用切込み37が形成されている。そのため、当該
管理機能付包袋31のベースシート32の外面(つまり
基材シート層6の外面)、特に所定領域34、36に汎
用のプリンター等を用いて内容物の名称及び管理コー
ド、患者名等の情報を印字しておき、管理、確認等の後
に所定領域34の上記積層体を剥離し、カルテその他の
記録書類に添付することで、管理、記録等の容易性及び
確実性を高めることができ、所定領域36の基材シート
層6を剥離することで、裏面に粘着性がなく清浄な管理
用等のカードとして使用することができる。
【0044】図6の管理機能付包袋41は、上記図1の
管理機能付包袋1と同様に、透視シート2とベースシー
ト42とが重ねて袋状に貼着されており、この透視シー
ト2とベースシート42との間に収容スペースが形成さ
れ、この収容スペース内に収納された内容物が透視シー
ト2を介して視認される。このベースシート42は、離
型シート4と粘着剤層5と合成樹脂層43と合成樹脂層
44と基材シート層6とが透視シート2側からこの順に
積層されており、この合成樹脂層43と合成樹脂層44
との間が疑似接着状態とされている。この透視シート2
やベースシート42の離型シート4、粘着剤層5及び基
材シート層6は上記管理機能付包袋1と同様であるの
で、同一番号を付して説明を省略する。また、合成樹脂
層43及び合成樹脂層44は上記管理機能付包袋31の
合成樹脂層33と同様である。
【0045】当該管理機能付包袋41は、2層の合成樹
脂層43、44がベースシート42に積層されており、
この2層の合成樹脂層43、44間が疑似接着状態とさ
れている。そのため、当該管理機能付包袋41は、紙素
材等の種々の材料が用いられる基材シート層6との間で
疑似接着状態としなければならない上記管理機能付包袋
31に比べて疑似接着状態の確保が簡易かつ確実にな
る。
【0046】当該管理機能付包袋41のベースシート3
2における基材シート層6、合成樹脂層43、合成樹脂
層44及び粘着剤層5からなる第一の積層体には、シー
ト面を所定領域45に区分するシール用切込み46が形
成されている。また、基材シート層6及び合成樹脂層4
4からなる第二の積層体には、シート面を所定領域47
に区分するカード用切込み48が形成されている。その
ため、当該管理機能付包袋41のベースシート42の外
面、特に所定領域45、47に汎用のプリンター等を用
いて各種情報を印字しておき、所定領域45の上記第一
の積層体を剥離し、他の記録書類に添付することで、管
理、記録等の容易性及び確実性を高めることができ、所
定領域47の上記第二の積層体を剥離することで、裏面
に粘着性がなく清浄な管理用等のカードとして使用する
ことができる。
【0047】図7の管理機能付包袋51は、上記図1の
管理機能付包袋1と同様に、透視シート52とベースシ
ート42とが重ねて袋状に貼着されており、この透視シ
ート52とベースシート42との間に収容スペースが形
成され、この収容スペース内に収納された内容物が透視
シート52を介して視認される。このベースシート42
は上記管理機能付包袋41と同様であるので、同一番号
を付して説明を省略する。
【0048】透視シート52は、上記ベースシート42
と同様に、離型シート53と粘着剤層54と合成樹脂層
55と合成樹脂層56と基材シート層57とがベースシ
ート42側からこの順に積層されており、合成樹脂層5
5と合成樹脂層56との間が疑似接着状態とされてい
る。この離型シート53、粘着剤層54、合成樹脂層5
5、合成樹脂層56及び基材シート層57の内容は上記
ベースシート42と同様であり、疑似接着状態を獲得す
る手段も上記と同様である。このように当該管理機能付
包袋51は、透視シート52も多層構造であるため、当
該管理機能付包袋51は強度がさらに向上する。
【0049】当該管理機能付包袋21の透視シート22
は、各層53、54、55、56、57を透明とするこ
とで内容物を視認可能とすることも可能である。また、
離型シート53のみを透明とし、粘着剤層54、合成樹
脂層55、合成樹脂層56及び基材シート層57からな
る第一の積層体に所定領域58を剥離可能とする切込み
59を形成することも可能である。さらに、離型シート
53、粘着剤層54及び合成樹脂層55を透明とし、合
成樹脂層56及び基材シート層57からなる第二の積層
体に所定領域60を剥離可能とする切込み61を形成す
ることも可能である。このすることで、通常の使用状態
では内容物の視認が不可能であり、切込み59によって
所定領域58の上記第一の積層体を剥離すること、又
は、切込み61によって上記第二の積層体を剥離するこ
とで内容物の視認が可能になる。従って、当該管理機能
付包袋51は、内容物の視認性及び秘匿性を併有するこ
とができる。また、上記ベースシート42と同様に、剥
離した上記第一の積層体をシールとして用い、上記第二
の積層体をカードとして用いることで、管理等の便に供
することも可能である。
【0050】なお、本発明の管理機能付包袋は上記実施
形態に限定されるものではなく、例えば、上記ベースシ
ート3が開口外縁部7から延出するフラップ部を有する
ものとし、このフラップ部の粘着封止層(離型シート)
が剥離可能な封用切込みを粘着封止層に形成することも
可能である。この手段によれば、封用切込みによってフ
ラップ部の粘着封止層を剥離し、このフラップ部を折り
曲げて透視シート側に貼着することで、当該管理機能付
包袋の封が可能になる。
【0051】また、本発明の管理機能付包袋は、図示し
ていないが上記図4の透視シート22と図6のベースシ
ート42とを袋状に貼着することも可能であり、図7の
透視シート52と図1のベースシート3とを袋状に貼着
することも可能である。さらに、本発明の透視シートと
しては図示していないが上記図5のベースシート32と
同様の構成のものも可能であり、この構成の透視シート
と上記形態のベースシートとが袋状に貼着された管理機
能付包袋も可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の管理機能
付包袋によれば、製造、特に多種多様のものの製造が容
易であり、また容易に封をすることができる。さらに種
々の情報の記載及び他への転記作業を容易かつ確実にす
ることができ、管理性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)及び(b)は、本発明の一実施形態
に係る管理機能付包袋を示す模式的断面図及び模式的平
面図である。
【図2】図2は、図1の管理機能付包袋の使用状態を説
明する模式的斜視図である。
【図3】図3は、図1の管理機能付包袋とは異なる形態
の管理機能付包袋を示す模式的断面図である。
【図4】図4は、図1及び図3の管理機能付包袋とは異
なる形態の管理機能付包袋を示す模式的断面図である。
【図5】図5は、図1、図3及び図4の管理機能付包袋
とは異なる形態の管理機能付包袋を示す模式的断面図で
ある。
【図6】図6は、図1、図3、図4及び図5の管理機能
付包袋とは異なる形態の管理機能付包袋を示す模式的断
面図である。
【図7】図7は、図1、図3、図4、図5及び図6の管
理機能付包袋とは異なる形態の管理機能付包袋を示す模
式的断面図である。
【符号の説明】
1・・・管理機能付包袋 2・・・透視シート 3・・・ベースシート 4・・・離型シート 5・・・粘着剤層 6・・・基材シート層 7・・・開口外縁部 8・・・外縁部 9・・・収容スペース 10・・・所定領域 11・・・シール用切込み 12・・・封用切込み 13・・・気孔 15・・・管理機能付包袋 21・・・管理機能付包袋 22・・・透視シート 23・・・離型シート 24・・・粘着剤層 25・・・基材シート層 26・・・所定領域 27・・・切込み 31・・・管理機能付包袋 32・・・ベースシート 33・・・合成樹脂層 34・・・所定領域 35・・・シール用切込み 36・・・所定領域 37・・・カード用切込み 41・・・管理機能付包袋 42・・・ベースシート 43・・・合成樹脂層 44・・・合成樹脂層 45・・・所定領域 46・・・シール用切込み 47・・・所定領域 48・・・カード用切込み 51・・・管理機能付包袋 52・・・透視シート 53・・・離型シート 54・・・粘着剤層 55・・・合成樹脂層 56・・・合成樹脂層 57・・・基材シート層 58・・・所定領域 59・・・切込み 60・・・所定領域 61・・・切込み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 久也 大阪府大阪市東淀川区上新庄1丁目2番5 号 恵和株式会社内 Fターム(参考) 3E064 AA05 BA21 BB03 BC13 BC17 EA04 HA10 HB02 HD02 HE04 HN01 HN70 3E067 AA11 AB81 BA12A BA31A BB14A BB25A CA11 EA11 EB07 EE01 EE06 GD08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透視シートとベースシートとが開口外縁
    部以外の外縁部で袋状に貼着され、内容物が視認可能な
    管理機能付包袋であって、 このベースシートとして、粘着封止層と粘着剤層と基材
    シート層とをこの順に備えたものが用いられており、 この粘着剤層の開口外縁部以外の外縁部が粘着封止層に
    よって被覆されておらず、この被覆されていない粘着剤
    層の外縁部により透視シートとベースシートとが粘着さ
    れていることを特徴とする管理機能付包袋。
  2. 【請求項2】 上記ベースシートの粘着剤層と基材シー
    ト層との間に合成樹脂層が積層され、この合成樹脂層と
    基材シート層との間が疑似接着状態とされており、 ベースシートのシート面を所定領域に区分するカード用
    切込みが基材シート層に形成されている請求項1に記載
    の管理機能付包袋。
  3. 【請求項3】 上記ベースシートの粘着剤層と基材シー
    ト層との間に2層の合成樹脂層が積層され、これらの合
    成樹脂層の間が疑似接着状態とされており、ベースシー
    トのシート面を所定領域に区分するカード用切込みが基
    材シート層とこの基材シート層に積層される一の合成樹
    脂層とからなる積層体に形成されている請求項1に記載
    の管理機能付包袋。
  4. 【請求項4】 上記ベースシートの粘着封止層として、
    粘着剤層側の面に離型機能を有する離型シートが用いら
    れており、 ベースシートのシート面を所定領域に区分するシール用
    切込みが基材シート層から粘着剤層までの積層体に形成
    されている請求項1、請求項2又は請求項3に記載の管
    理機能付包袋。
  5. 【請求項5】 上記粘着封止層の開口外縁部が剥離可能
    な封用切込みが粘着封止層に形成されている請求項1か
    ら請求項4のいずれか1項に記載の管理機能付包袋。
  6. 【請求項6】 上記ベースシートが開口外縁部から延出
    するフラップ部を有し、このフラップ部の粘着封止層が
    剥離可能な封用切込みが粘着封止層に形成されている請
    求項1から請求項5のいずれか1項に記載の管理機能付
    包袋。
  7. 【請求項7】 上記透視シート又はベースシートに気孔
    が形成されている請求項1から請求項6のいずれか1項
    に記載の管理機能付包袋。
  8. 【請求項8】 上記透視シートとして、他の粘着封止層
    と他の粘着剤層と他の基材シート層とをこの順に備えた
    ものが用いられている請求項1から請求項7のいずれか
    1項に記載の管理機能付包袋。
  9. 【請求項9】 上記透視シートの他の粘着剤層と他の基
    材シート層との間に他の合成樹脂層が積層され、この他
    の合成樹脂層と他の基材シート層との間が疑似接着状態
    とされいる請求項8に記載の管理機能付包袋。
  10. 【請求項10】 上記透視シートの他の粘着剤層と他の
    基材シート層との間に2層の他の合成樹脂層が積層さ
    れ、これらの他の合成樹脂層の間が疑似接着状態とされ
    ている請求項8に記載の管理機能付包袋。
  11. 【請求項11】 上記疑似接着状態の界面での剥離強度
    が0.02N/5cm以上5N/5cm以下である請求
    項2、請求項3、請求項9又は請求項10に記載の管理
    機能付包袋。
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