JP2002332013A - 袋口部自動封緘装置 - Google Patents

袋口部自動封緘装置

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JP2002332013A JP2001136999A JP2001136999A JP2002332013A JP 2002332013 A JP2002332013 A JP 2002332013A JP 2001136999 A JP2001136999 A JP 2001136999A JP 2001136999 A JP2001136999 A JP 2001136999A JP 2002332013 A JP2002332013 A JP 2002332013A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 折り曲げた口部フラップが重なる対向壁
面に幅方向に帯状に設けられた粘着剤層に貼り合わせる
ことで口部を封緘する構造の袋を封緘する時に粘着剤層
を覆っている離型紙を剥がして口部フラップを折り曲げ
且つ粘着剤層に貼り合わせて封緘するまでの一連の行程
を自動的に行う袋口部自動封緘装置を提供すること。 【課題】 内容物が充填された袋10を口部12が上に
向いた状態で移動経路を移動手段31により進行させ、
移動経路における離型紙除去位置には離型紙除去装置3
6が設置され、それより前方側には離型紙除去装置36
により袋10の粘着剤層23表面から離型紙24を除去
した後に口部フラップ22を折り曲げて粘着剤層に重ね
合わせる口部フラップ折曲げ手段38が設けられ、更に
その前方側には折り曲げられた口部フラップ22を粘着
剤層に圧着する加圧手段42が設けられていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は袋口部自動封緘装
置に関し、更に詳しくは、折り曲げた口部フラップを対
向壁面に幅方向に設けられた帯状の粘着剤層に貼り合わ
せることで口部を封緘する構造の袋を用い、この袋を封
緘する時、帯状の粘着剤層を覆っている離型紙を剥がし
て口部フラップを折り曲げ且つ粘着剤層に貼り合わせて
封緘するまでの一連の行程を自動的に行う袋口部自動封
緘装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主にクラフト紙からなるひだ付き
の階段切り紙袋は、ピンチ袋と称して国際的にも広く使
用されており非常によく知られている。一般的に、ピン
チ袋とは、クラフト紙からなり且つ両端が階段切りで形
成されたひだ付き筒状体を基本構成要素とし、底部とす
る一端部の階段面を所定位置で折り曲げて接着すること
により閉鎖し、口部となる他端部階段面のフラップには
ホットメルト系接着剤を塗布して冷却固化したものを言
う。
【0003】このように構成されたピンチ袋を使用する
際には、内容物を口部から充填し、その後当該ピンチ袋
の口部をトップシーラーと呼ばれている封緘機により封
緘する。このトップシーラーは、口部階段面のフラップ
に予め塗布されて冷却固化されたホットメルト系接着剤
に熱風を吹き付けて再活性させると共に階段切り端部を
所定位置で折り曲げ、再活性したホットメルト系接着剤
で貼り合わせるものである。
【0004】このようなピンチ袋は、防漏性や防湿性等
に優れ、また口部及び底部が対称形であることから堆積
性(ピンチ袋を積み上げる時の重なり具合)にも優れて
いる。そのため、粉体や粒状物等の輸送に際して最も優
れた袋として既に長年に渡って使用されてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のピンチ袋では、前述したようにトップシーラー
を使用しないと階段切り口部の封緘ができないという問
題があった。従って、例えば農家で作業者が手作業で封
緘する米麦袋としては使用することができなかった。そ
のため、このようなピンチ袋をこのような米麦袋として
も使用できるように、即ち内容物充填後の階段切り口部
の封緘を手作業でも簡単に行うことができるような口部
構造を備えた紙袋の提供が望まれていた。
【0006】また、この種のピンチ袋は、前述したよう
に内容物充填後の口部封緘手段として、階段面に形成さ
れた口部フラップにホットメルト系接着剤を塗布して冷
却固化するため、製造に時間が掛かり、そのため生産効
率が余り良くないという問題があった。
【0007】そこで、このような従来の問題を解決すべ
くピンチ袋を構成している基本構成要素である両端が階
段切りで形成されたひだ付き筒状体をそのまま利用し、
一端を所定位置で少なくとも1回折り曲げ、これを当て
紙で包囲固定して底部としたひだ付き袋本体を形成し、
その口部となる他端では、閉鎖時に折り曲げたフラップ
が重なる壁面に、封緘前は離型紙で覆われた粘着剤層を
設け、内容物充填後に粘着剤層の離型紙をはがし、フラ
ップを折り曲げてその全面を正確に粘着剤層に重ね合わ
せて接着封緘できるようにしたひだ付き紙袋が提案され
た。
【0008】このひだ付き紙袋によると、内容物を充填
した後に離型紙を粘着剤層から剥がし、口部のフラップ
を所定の折曲げ線で折り曲げて貼り付けるだけで簡単に
封緘できることに加えて、このひだ付き紙袋におけるひ
だ付き袋本体の構成が従来のピンチ袋のそれに近似して
いるため防漏性、防湿性又は堆積性にも優れている、と
いう利点もあり、大変便利で使い勝手のよいものである
として評価されている。
【0009】しかし、折り曲げられた口部フラップが重
なる対向壁面に離型紙で覆われた粘着剤層を封緘手段と
して設けたひだ付き紙袋は、本来、手封緘(離型紙を粘
着剤層からはがし、口部フラップを当該粘着剤層に折り
重ねて貼り付ける作業を紙袋一つづつすべて手作業で行
う封緘)専用の紙袋として企画されたものであった。
【0010】すなわち、このようなひだ付き紙袋は、前
述したピンチ袋とは封緘手段が異なるため当然にトップ
シーラーを使用することはできず、そのため、多数のこ
の種のひだ付き紙袋を迅速に封緘するには不適当であっ
た。勿論、離型紙付き粘着剤層を封緘手段とするこの種
のひだ付き紙袋は、元々、手封緘用として開発されたも
のであるから、扱うひだ付き紙袋の数が少ない農家など
ではむしろ封緘作業が簡単で、便利がよいことから大変
喜ばれている。
【0011】ところで、生産効率の良い、離型紙付き粘
着剤層を封緘手段とするこの種のひだ付き紙袋を、例え
ばライスセンターのように大量の紙袋を扱う所でも使用
したい、という要望が出ている。しかしながら、前述し
たように封緘手段として離型紙付き粘着剤層を用いてい
るため、一々手作業で封緘をしていたのでは作業効率が
悪く、そのためこの種のひだ付き紙袋の封緘を自動的に
行う装置の開発が望まれていた。
【0012】この発明の目的は、かかる従来の問題点を
解決するためになされたもので、折り曲げた口部フラッ
プが重なる対向壁面に幅方向に帯状に設けられた粘着剤
層に貼り合わせることで口部を封緘する構造の袋を封緘
する時に粘着剤層を覆っている離型紙を剥がして口部フ
ラップを折り曲げ且つ粘着剤層に貼り合わせて封緘する
までの一連の行程を自動的に行う袋口部自動封緘装置を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、折り曲げた
口部フラップが重なる対向壁面に幅方向に帯状に設けら
れた粘着剤層に貼り合わせて口部を封緘する構造の袋を
用い、粘着剤層を覆っている離型紙を剥がして口部フラ
ップを前記粘着剤層に貼り合わせることにより、袋の口
部を自動的に封緘する袋口部自動封緘装置であって、内
容物が充填された前記袋を移動経路上で進行させる移動
手段と、移動経路における離型紙除去位置に設置された
離型紙除去装置と、離型紙除去装置により袋の粘着剤層
表面から離型紙を除去した後に口部フラップを折り曲げ
て粘着剤層に重ね合わせる口部フラップ折曲げ手段と、
折り曲げられた口部フラップを粘着剤層に圧着する加圧
装置とから構成されていることを特徴とする。
【0014】この発明の袋口部自動封緘装置では、離型
紙除去装置が袋の移動方向に間隔をあけて設けられた第
1及び第2の吸盤を備えると共に、移動手段で移動され
てくる袋に離隔接近可能に支持され、両吸盤が粘着剤層
を覆っている離型紙の所定表面位置に密着した後、少な
くとも袋の移動方向前方側に位置する第1の吸盤が袋の
移動方向後方側に位置する仮想の回転中心軸線を中心に
回動して、離型紙の端部を吸着したまま袋から離れるよ
うに可動に支持されていることを特徴とする。
【0015】また、この発明の袋口部自動封緘装置で
は、粘着剤層が袋のほぼ全幅に亘って設けられ、第1の
吸盤は、袋が離型紙除去位置に来た時、袋の移動方向前
方側における側縁から部分的にはみ出した状態で離型紙
端部に密着するように位置決めされていることを特徴と
する。
【0016】更に、この発明の袋口部自動封緘装置で
は、離型紙除去装置が、袋の移動方向前方側に位置する
第1の吸盤が回転中心軸線を中心に回動する時、この仮
想の回転中心軸線が袋の移動方向後方側に位置する第2
の吸盤における後方側の側縁部近傍に位置し、これによ
り第2の吸盤も一緒に袋に対して回動しながら離れるよ
うに可動に支持されていることを特徴とする。
【0017】更にまた、この発明の袋口部自動封緘装置
では、少なくとも離型紙除去位置で粘着剤層の配設位置
より下側の袋の壁面を両側から挟んで口部を扁平状態に
挟持する挟持手段が設けられていることを特徴とする。
【0018】ところで、この発明の袋口部自動封緘装置
では、袋の移動経路に沿って設置され、袋の両壁面側か
ら袋の口部近傍を挟んで当該口部のみを扁平状態に保持
しながら正確な経路を通過させる袋口部保持装置を更に
含み、この袋口部保持装置が、口部を扁平状態に挟持す
る前述の挟持手段を兼用していることを特徴とする。
【0019】そして、この発明の袋口部自動封緘装置に
は、少なくとも離型紙除去位置で粘着剤層の配設位置よ
り上側の口部フラップが離型紙除去装置側に倒れないよ
うに押さえるフラップ押さえ手段が設けられていること
が好ましい。その際、このフラップ押さえ手段として
は、袋の移動経路における一方のサイドに設置されたエ
ンドレスチェーン又はベルト装置で構成することができ
る。
【0020】なお、発明の袋口部自動封緘装置において
用いられる袋は、主にクラフト紙からなるひだ付きの階
段切り紙袋であることが望ましい。その際、ひだ付き階
段切り紙袋として、開封可能な底部閉鎖部を備え、この
底部閉鎖部が端部を少なくとも1回以上巻き込むように
折り曲げ、この折曲げ部を開封テープ付き当て紙で包囲
固定して構成されている紙袋であることが望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の袋口部自動封緘
装置を図に示される実施形態について更に詳細に説明す
る。図1には本発明の一実施形態に係る袋口部自動封緘
装置30が示されている。この実施形態に係る袋口部自
動封緘装置30について説明する前に、この袋口部自動
封緘装置30を用いて口部を封緘する袋について最初に
説明する。
【0022】この発明の袋口部自動封緘装置30に適用
可能な袋としては、ひだ付き階段切り紙袋が代表的であ
る。このひだ付き階段切り紙袋の構成は既に公知である
ので簡単に説明する。図8には、扁平な状態にされた2
層のひだ付き階段切り紙袋10が概略的に示されてい
る。このひだ付き階段切り紙袋10は、従来のピンチ袋
において基本構成要素とされている、クラフト紙からな
り且つ両端が階段切りで形成されたひだ付き筒状体11
(図9)から構成され、このひだ付き筒状体11の一端
を内容物充填のための口部12とし、他端を予め閉鎖し
た底部閉鎖部13とされている。
【0023】このひだ付き階段切り紙袋10の底部閉鎖
部13は、ひだ付き筒状体11の他端階段面部(他端フ
ラップ)14(図9)を所定位置で少なくとも2回以上
折り曲げることにより、図10にその縦断面構造が模式
的に示されているように折曲げ部15を形成し、その後
開封テープ16が内面に貼り付けられた当て紙17でこ
の折曲げ部15を包囲する。
【0024】そして、この当て紙17は、所定位置に塗
布された接着剤18によってひだ付き筒状体11の両壁
面19a、19bの外面に接着され、これによってひだ
付き階段切り紙袋10が構成される。このようなひだ付
き階段切り紙袋10を示す図8〜図10では、当該ひだ
付き階段切り紙袋10の構成を明瞭に示すため、通常必
要な層間の糊入れ部などを省略して示している。
【0025】また、このひだ付き階段切り紙袋10にお
ける口部12については、図8に示されるように最も下
側の端縁(この紙袋10の場合には最外層の端縁)20
に沿って該端縁20の外方側又は内方側をフラップ折曲
げ予定線21とし、このフラップ折曲げ予定線21より
外側の階段切り端面(口部フラップ)22を当該フラッ
プ折曲げ予定線21で折り曲げて、対向する壁面に接着
する。
【0026】このフラップ折曲げ予定線21により区画
形成された口部フラップ22が、当該フラップ折曲げ予
定線21で折り曲げられてひだ付き階段切り紙袋10の
壁面19aに重なる領域部分(図8に影線で示す)に
は、粘着剤層23が設けられ、更にこの粘着剤層23の
表面には離型紙24が貼り付けられている(この離型紙
24は口部フラップ22が重ね合わされる際に剥がされ
る)。ところで、離型紙24の付いた粘着剤層23は、
市販されている所定幅の両面接着テープを壁面と同じ幅
寸法の長さで切って貼り付けることによって設けること
ができる。
【0027】次に、このひだ付き階段切り紙袋10内に
口部12から内容物を充填した時に、その口部を自動的
に封緘する本発明の袋口部自動封緘装置について説明す
る。図1は本発明の一実施形態に係る袋口部自動封緘装
置30の正面図であり、図2は図1に示される袋口部自
動封緘装置30を右方向から見た側面図である。この実
施形態の袋口部自動封緘装置30は、これを正面側から
見た時左右方向に伸長するベルトコンベヤ装置31を備
えている。
【0028】このベルトコンベヤ装置31は、内容物が
充填されたひだ付き階段切り紙袋(以下、単に「紙袋」
と称する)10を搬送するもので、当該ベルトコンベヤ
装置31の上部空間が紙袋10の移動経路となり、この
ベルトコンベヤ装置31が紙袋10を移動経路内を進行
させる移動手段である。
【0029】このベルトコンベヤ装置31の上方部には
移動経路に沿ってガイド棒32が配設されている。この
ガイド棒32は、紙袋10の口部12を上方に向け且つ
ひだ面を進行方向に向けて当該紙袋10をベルトコンベ
ヤ装置31に乗せる際に、ベルトコンベヤ装置31上に
対して正確な位置決めをすると共に紙袋10がその移動
中に背面側に倒れるのを防ぐためのものである。
【0030】また、ベルトコンベヤ装置31によって紙
袋10が移動される移動経路において、前述したガイド
棒32の上方には、袋口部保持装置33が前述した移動
経路に沿ってその始端側(図1で見て右側の端部)から
終端側まで配設されている。この袋口部保持装置33
は、移動経路の始端側及び終端側にそれぞれ回転可能に
設置されたプーリーによって支持された一対のエンドレ
スベルト33aで構成されている。
【0031】すなわち、一対のエンドレスベルト33a
は、ベルトコンベヤ装置31に乗せられて移動する紙袋
10の口部12を、離型紙24付き粘着剤層23より下
側部分で両壁面19a、19b側から挟み、口部12の
扁平状態を維持し得るようにすると共に紙袋10の口部
12が安定して正確な経路を通るようにするものであ
る。
【0032】ベルトコンベヤ装置31に乗せられて移動
させられる紙袋10の口部12が袋口部保持装置33を
構成する一対のエンドレスベルト33aの間に最初に進
入して挟み込まれる始端側には、紙袋10の口部12が
正確に一対のエンドレスベルト33a間に入り込むよう
に導入ガイド板34が設置されている。
【0033】ベルトコンベヤ装置31に沿った移動経路
内において、袋口部保持装置33を構成する一対のエン
ドレスベルト33aの始端側から移動方向前方にある程
度進んだ位置が離型紙除去位置として設定されている。
すなわち、この離型紙除去位置には、ベルトコンベヤ装
置31により移動経路内を搬送されてくる紙袋10の口
部12における離型紙24付き粘着剤層23より上側を
両壁面19a、19b側から挟んで口部フラップ22が
倒れないように支持するフラップ押さえ手段35が設け
られている。
【0034】このフラップ押さえ手段35は、図3及び
図4に示されるように扁平状態となっている紙袋10の
口部フラップ22を両壁面19a、19b側から挟み込
むように配置された一対のエンドレスベルト35aによ
って構成されている。このフラップ押さえ手段35を構
成する一対のエンドレスベルト35aは、離型紙除去位
置における短区間だけに設置され、且つその幅は口部フ
ラップ22をほぼ隠す程度の大きさとされている。
【0035】更に、この離型紙除去位置には、離型紙除
去装置36が設置されている。この離型紙除去装置36
は、図3及び図4に示されるように紙袋10の移動方向
に間隔をあけて設けられた第1及び第2の吸盤37a、
37bを備えて構成されている。これら2つの吸盤37
a、37bは、移動経路内を移動してくる紙袋10の口
部近傍における壁面19aに設けられている粘着剤層2
3を覆う離型紙24の通過位置にあってその吸着面が当
該紙袋10の壁面19aに向き且つ両吸盤全体が紙袋1
0の壁面19aに対して直角方向に離隔接近可能に支持
されている。
【0036】更に、第1及び第2の吸盤37a、37b
は、これらが紙袋10の壁面19aに対してほぼ垂直な
状態(壁面に直交する状態)で接近し、それらの吸着面
が紙袋10の壁面19aに設けられている粘着剤層23
上の離型紙24表面に密着した後、紙袋10の移動方向
後方側に位置する第2の吸盤37bにおける後方側の側
縁部近傍を通る仮想の回転中心軸線を中心に、第1の吸
盤37aが最初に紙袋10の壁面19aから離れるよう
に回動可能に支持されている。
【0037】これにより、第1及び第2の吸盤37a、
37bの回動時には、第1の吸盤37aの前方向の側縁
部が離型紙24表面から離れ始め、次いで第1の吸盤3
7a全体が、そして第2の吸盤37bにおける前方側の
側縁部が離型紙24から離れる。このような第1及び第
2の吸盤37a、37bからなる離型紙除去装置36が
設置された離型紙除去位置より更に前方(紙袋の移動方
向側)には紙袋10の口部フラップ22を壁面19a側
に所定の折曲げ予定線21で折り曲げる口部フラップ折
曲げ手段38が設けられている。
【0038】この口部フラップ折曲げ手段38は、移動
経路を進行する紙袋10の口部フラップ背面側即ち紙袋
10の壁面19b側に位置するように配置された折り板
金38aから構成されている。この折り板金38aは、
最初は、紙袋10の口部フラップ22と同様に垂直に立
っており、紙袋10の移動方向側に行くに従って上部が
図1で見て手前側に倒れながら図5に示されるように断
面ほぼ横L字形に変化し、更に紙袋10の移動方向側に
行くとほぼ逆V字形に曲がっている。
【0039】従って、紙袋10が移動経路内を離型紙除
去位置から進行方向へ更に前進すると、紙袋10の背面
側の壁面19bからほぼ垂直に立ち上がっている口部フ
ラップ22は、紙袋10の移動に伴い、垂直な状態から
横L字形に、そして逆V字形に変化する折り板金38a
になぞられるようにして折り曲げられる。
【0040】しかし、紙袋10の口部フラップ22が、
当該紙袋10の移動によって前述したように折り板金3
8aで折り曲げ成形される時、紙袋10の正面側即ち壁
面19a側を支えていないと口部フラップ22は正面側
に倒れ掛かるだけで所望するような形には折れ曲らな
い。そのため、離型紙除去位置から折り板金38aが断
面L字形に変化する位置までの間、紙袋10の口部近傍
を正面側と背面側から挟んで支える口部押さえ装置39
が配置されている。
【0041】この口部押さえ装置39は、図5に示され
るように紙袋10の壁面19aに設けられた粘着剤層2
3に沿って正面側に配置されたエンドレスベルト39a
と、壁面19aの粘着剤層23が設けられている位置と
は正反対の位置となる壁面19bの対応位置における背
面側に配置されたエンドレスベルト39bとより構成さ
れている。
【0042】この口部押さえ装置39を構成する一方の
エンドレスベルト39aの表面は粘着剤層23の表面に
接触して紙袋10の口部近傍を支える必要があることか
ら、当該エンドレスベルト39aの表面には離型性処理
層40が設けられている。この離型性処理層40は粘着
剤層23に接着しないように離型性処理された層であ
る。
【0043】このような離型性処理層形成の方法として
は、粘着剤に対して非接着性を有する合成樹脂を薄くコ
ーティングするか或いはフィルムなどを貼り付ける例が
代表的である。口部押さえ装置39を構成する他方のエ
ンドレスベルト39bは、一方のエンドレスベルト39
aと共同して紙袋10の口部を挟む。そのために折り板
金38aの一部には紙袋10の口部背面を露出させる窓
即ちスロット41が形成されている。
【0044】これにより他方のエンドレスベルト39b
は折り板金38aに形成されたスロット41から露出す
る紙袋10の口部背面に接触することができ、一方のエ
ンドレスベルト39aと協力して紙袋10の口部を両壁
面側からしっかりと挟み込んで支えることができる。
【0045】紙袋10の口部フラップ22を折り曲げる
折り板金38aの設置位置より更に進行方向側には、こ
の折り板金38aでほぼ180度に折り曲げれられて粘
着剤層23に対向する口部フラップ22を粘着剤層23
に強く押しつけて接着強度を発揮させるための加圧装置
42が配置されている。
【0046】この加圧装置42は、フラップ押さえ手段
35と同様に一対のエンドレスベルト42aで構成さ
れ、当該一対のエンドレスベルト42aは、逆V字形に
折り曲げられた口部フラップ22を粘着剤層23に押し
つけることができるように紙袋10の口部を両壁面19
a、19b側から挟むことができるような位置に設置さ
れている。
【0047】次に、このように構成された本実施形態に
係る袋口部自動封緘装置30の動作について説明する。
図6及び図7に示されるように袋口部自動封緘装置30
のベルトコンベヤ装置31の始端部上に、内容物が所定
量充填された紙袋10が所定の間隔で順次乗せられる。
【0048】この時、紙袋10は、離型紙24付き粘着
剤層23が設けられている口部近傍壁面19aを図1で
見て正面側に向けると共に背面側の壁面19bをガイド
棒32に近接させ且つ口部フラップ22の背面側を導入
ガイド板34に接触させるように乗せられる。
【0049】ベルトコンベヤ装置31上に乗せられた紙
袋10は、当該ベルトコンベヤ装置31の搬送ベルトに
よって図1で見て左方に移動され、これにより紙袋10
の口部12は、導入ガイド板34に沿いながら移動して
袋口部保持装置33を構成している一対のエンドレスベ
ルト33a間に入り込んで離型紙24付き粘着剤層23
のほぼ下側付近を両壁面19a、19b側から挟まれ、
扁平状態を保ちながら進行させられる。
【0050】そして、紙袋10が離型紙除去位置まで来
ると、その位置でベルトコンベヤ装置31の動作が一時
停止して、紙袋10を静止させる。この時、紙袋10の
口部近傍壁面19aに設けられている粘着剤層23より
上に位置する口部フラップ22は、フラップ押さえ手段
35を構成する一対のエンドレスベルト35aにより挟
まれて支持されている。
【0051】これと同時に、離型紙除去装置36を構成
している第1及び第2の吸盤37a、37bが図4に矢
印43で示されるように一体となって紙袋10の口部近
傍壁面19aに設けられている粘着剤層23に接近し
て、これを覆っている離型紙24の表面に吸着面が密着
する。
【0052】この時、2つの吸盤37a、37bは、前
方側の第1の吸盤37aが紙袋10の移動方向前方側に
おける側縁から部分的(吸盤半径の約半分程度が好まし
い)にはみ出した状態で離型紙24の端部に密着する。
このように第1の吸盤37aが部分的に離型紙24の前
端部からはみ出すようにするには、離型紙除去位置での
紙袋10の停止位置を制御するだけで行える。
【0053】その後、離型紙除去装置36は、第2の吸
盤37bにおける後方側の側縁部近傍を通る仮想の回転
中心軸線を中心に、図4に矢印44で示される如く第1
の吸盤37aが離型紙24から当該表面に直交する方向
で且つ離れる方向に回動する。これにより最初に第1の
吸盤37aで吸着された離型紙24の前端部が粘着剤層
23から剥がれ、離型紙除去装置36の前述した回動に
伴って徐々に後方側にその剥がれが及んで行く。
【0054】図4に点線で示されているように第1及び
第2の吸盤37a、37bが紙袋壁面19aに対してほ
ぼ90度回動したところで剥がされた離型紙24を保持
したまま離型紙除去装置36の回動は停止する。そし
て、再び、ベルトコンベヤ装置31が動き出すと、紙袋
10の移動に伴って離型紙24は粘着剤層23から完全
に剥がされることになる。
【0055】このようにして粘着剤層23から離型紙2
4が剥がされた紙袋10は、移動経路内を更に進行する
と、紙袋10の正面側即ち壁面19a側と背面側即ち壁
面19b側とから、口部押さえ装置39を構成する一対
のエンドレスベルト39a、39bにより図5に示され
るように支えられ始め、その間、ほぼ垂直に立ち上がっ
ていた口部フラップ22が口部フラップ折曲げ手段38
である折り板金38aによって成形され始める。
【0056】口部押さえ装置39を構成する一対のエン
ドレスベルト39a、39bの内、一方のエンドレスベ
ルト39aはその表面が既に離型紙24の剥がされた粘
着剤層23に接触することになるが、既に説明したよう
にこのエンドレスベルト39aの表面には離型性処理層
40が形成されているためエンドレスベルト39aがこ
の粘着剤23に貼り付く心配はない。
【0057】口部フラップ折曲げ手段38である折り板
金38aによる口部フラップ22の成形については、既
に説明しているように紙袋10の移動方向に向かって断
面が横L字形から逆V字形に変化する折り板金38aの
形状に沿って口部フラップ22が移動することにより、
口部フラップ22が折り板金38aに摺接しながらその
変化形状に折り曲げられて行く。
【0058】このようにして紙袋10の移動中に口部フ
ラップ22が折り板金38aによって折り曲げ予定線2
1でほぼ逆V字形に折り曲げられた後の紙袋10は、そ
の口部が加圧装置42を構成する一対のエンドレスベル
ト42a間に入る。その結果、紙袋10の当該口部は、
一対のエンドレスベルト42aによって両壁面側から挟
まれ、ほぼ逆V字形に折り曲げられた口部フラップ22
が粘着剤層23に押しつけられて接着される。
【0059】これにより紙袋10の口部が封緘され、ベ
ルトコンベヤ装置31の終端側に出てくる。このような
紙袋10の封緘動作は、ベルトコンベヤ装置31の始端
側に乗せられる複数の紙袋10について流れ作業的に順
次行われ、これにより口部近傍の壁面19aに離型紙付
き粘着剤層を口部フラップの封緘手段として備えるひだ
付き階段切り紙袋10の封緘を連続的に且つ自動的に行
うことができる。
【0060】なお、前述した実施形態の袋口部自動封緘
装置30において、ベルトコンベヤ装置31は電動モー
タなどにより駆動力が与えられ、これにより当該ベルト
コンベヤ装置31に乗せられた内容物充填済みのひだ付
き階段切り紙袋10を搬送するが、この移動力だけでは
ひだ付き階段切り紙袋の口部を安定した姿勢のまま各種
の加工をすることは難しい。
【0061】そのため袋口部保持装置33を構成する一
対のエンドレスベルト33aについても、ベルトコンベ
ヤ装置31と同期した速度で積極的に動かすように電動
モータなどを使用して駆動することが好ましい。しか
し、それ以外のフラップ押さえ手段35、口部押さえ装
置39及び加圧装置42をそれぞれ構成する一対のエン
ドレスベルトについては特に動力を設けなくてもよい。
【0062】もちろん、これらのフラップ押さえ手段3
5、口部押さえ装置39及び加圧装置42をそれぞれ構
成する一対のエンドレスベルトについても電動モータで
駆動しても何の問題もなく、その場合には当然にその速
度はベルトコンベヤ装置31と同期させるように制御す
る必要があることは言うまでもない。
【0063】前述した本発明の一実施形態に係る袋口部
自動封緘装置30では、ひだ付き階段切り紙袋10を例
にして説明したが、本発明の袋口部自動封緘装置で封緘
可能な袋としてひだ付き階段切り紙袋に限定されるもの
ではなく、口部フラップを折り曲げて、それが対向する
壁面に設けられた離型紙付き粘着剤層に貼り付ける形式
の袋であればどのような構造のものであっても適用する
ことができる。
【0064】また、本発明の袋口部自動封緘装置では、
袋口部保持装置33、フラップ押さえ手段35、口部押
さえ装置39及び加圧装置42がそれぞれ一対のエンド
レスベルトを用いて構成されていたが、必ずしもベルト
に限定されるものではなく、必要に応じてエンドレスチ
ェーン又は密接に配列された多数のローラなどを用いる
ことができる。また、ベルトコンベヤ装置31について
も他のコンベヤ装置、例えばローラコンベヤなどを用い
ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の袋口部自
動封緘装置によれば、口部フラップを折り曲げて、それ
が対向する壁面に設けられた離型紙付き粘着剤層に貼り
付ける形式の袋に内容物を入れた後の口部封緘を自動的
に且つ連続に行うことができることから、この種の形式
の袋を、例えばライスセンターのような施設でも大量に
取り扱うことができる、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る袋口部自動封緘装置
を概略的に示す正面図である。
【図2】図1に示される袋口部自動封緘装置を右側方か
ら見た側面図である。
【図3】図1に示される袋口部自動封緘装置の主要部で
ある離型紙除去装置を拡大して示す部分的な正面図であ
る。
【図4】図3に示される離型紙除去装置を上方から見た
部分的な平面図であって、離型紙除去装置の動きを示す
平面図である。
【図5】図1に示される袋口部自動封緘装置の主要部で
ある口部フラップ折曲げ手段を拡大して示す部分的な断
面図である。
【図6】図1に示される袋口部自動封緘装置によりひだ
付き階段切り紙袋の口部を流れ作業的に封緘する様子を
概略的に示す正面図である。
【図7】図6に示される袋口部自動封緘装置の動作状態
を右側方から見た側面図である。
【図8】本発明の袋口部自動封緘装置で封緘可能なひだ
付き階段切り紙袋を扁平状態にして示す平面図である。
【図9】図8に示されるひだ付き階段切り紙袋の構成要
素であるひだ付き階段切り筒状体を扁平状態で示す平面
図である。
【図10】図8に示されるひだ付き階段切り紙袋を10
−10線で切断してその底部閉鎖部における構成を概略
的に示す断面図である。
【符号の説明】 10 ひだ付き階段切り紙袋 11 ひだ付き筒状体 12 口部 13 底部閉鎖部 14 底部側のフラップ 15 底部側の折曲げ部 16 開封テープ 17 当て紙 18 接着剤 19a ひだ付き階段切り紙袋の一方の壁面 19b ひだ付き階段切り紙袋の他方の壁面 20 ひだ付き階段切り紙袋の口部12における最外層
の端縁 21 フラップ折曲げ予定線 22 口部フラップ 23 粘着剤層 24 離型紙 30 袋口部自動封緘装置 31 コンベヤベルト装置 32 ガイド棒 33 袋口部保持装置 33a 一対のエンドレスベルト 34 導入ガイド板 35 フラップ押さえ手段 35a 一対のエンドレスベルト 36 離型紙除去装置 37a 第1の吸盤 37b 第2の吸盤 38 口部フラップ折曲げ手段 38a 折り板金 39 口部押さえ装置 39a エンドレスベルト 39b エンドレスベルト 40 離型性処理層 41 窓即ちスロット 42 加圧装置 42a エンドレスベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平岩 健市 埼玉県鴻巣市本町3丁目3番8−208号 Fターム(参考) 3E094 AA12 CA28 DA06 EA06 HA02 HA05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り曲げた口部フラップが重なる対向壁
    面に幅方向に帯状に設けられた粘着剤層に貼り合わせて
    口部を封緘する構造の袋を用い、前記粘着剤層を覆って
    いる離型紙を剥がして前記口部フラップを前記粘着剤層
    に貼り合わせることにより、前記袋の口部を自動的に封
    緘する袋口部自動封緘装置であって、内容物が充填され
    た前記袋を移動経路上で進行させる移動手段と、前記移
    動経路における離型紙除去位置に設置された離型紙除去
    装置と、前記離型紙除去装置により前記袋の前記粘着剤
    層表面から前記離型紙を除去した後に前記口部フラップ
    を折り曲げて前記粘着剤層に重ね合わせる口部フラップ
    折曲げ手段と、折り曲げられた前記口部フラップを前記
    粘着剤層に圧着する加圧装置とから構成されていること
    を特徴とする袋口部自動封緘装置。
  2. 【請求項2】 前記離型紙除去装置が前記袋の移動方向
    に間隔をあけて設けられた第1及び第2の吸盤を備える
    と共に、前記移動手段で移動されてくる前記袋に離隔接
    近可能に支持され、前記両吸盤が前記粘着剤層を覆って
    いる前記離型紙の所定表面位置に密着した後、少なくと
    も前記袋の移動方向前方側に位置する前記第1の吸盤が
    前記袋の移動方向後方側に位置する仮想の回転中心軸線
    を中心に回動して、前記離型紙の端部を吸着したまま前
    記袋から離れるように可動に支持されていることを特徴
    とする請求項1に記載の袋口部自動封緘装置。
  3. 【請求項3】 前記粘着剤層が前記袋のほぼ全幅に亘っ
    て設けられ、前記第1の吸盤は、前記袋が前記離型紙除
    去位置に来た時、前記袋の移動方向前方側における側縁
    から部分的にはみ出した状態で前記離型紙端部に密着す
    るように位置決めされていることを特徴とする請求項2
    に記載の袋口部自動封緘装置。
  4. 【請求項4】 前記離型紙除去装置が、前記袋の移動方
    向前方側に位置する前記第1の吸盤が前記回転中心軸線
    を中心に回動する時、この仮想の回転中心軸線が前記袋
    の移動方向後方側に位置する前記第2の吸盤における後
    方側の側縁部近傍に位置し、これにより前記第2の吸盤
    も一緒に前記袋に対して回動しながら離れるように可動
    に支持されていることを特徴とする請求項2又は3に記
    載の袋口部自動封緘装置。
  5. 【請求項5】 前記袋口部自動封緘装置には、少なくと
    も前記離型紙除去位置で前記粘着剤層の配設位置より下
    側の前記袋の壁面を両側から挟んで前記口部を扁平状態
    に挟持する挟持手段が設けられていることを特徴とする
    請求項2〜4のいずれかに記載の袋口部自動封緘装置。
  6. 【請求項6】 前記袋口部自動封緘装置は、前記袋の前
    記移動経路に沿って設置され、前記袋の両壁面側から前
    記袋の口部近傍を挟んで当該口部のみを扁平状態に保持
    しながら正確な経路を通過させる袋口部保持装置を更に
    含み、この袋口部保持装置が、前記口部を扁平状態に挟
    持する前記挟持手段を兼用していることを特徴とする請
    求項5に記載の袋口部自動封緘装置。
  7. 【請求項7】 前記袋口部自動封緘装置には、少なくと
    も前記離型紙除去位置で前記粘着剤層の配設位置より上
    側の前記口部フラップが前記離型紙除去装置側に倒れな
    いように押さえるフラップ押さえ手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の袋口
    部自動封緘装置。
  8. 【請求項8】 前記フラップ押さえ手段が、前記袋の前
    記移動経路における一方のサイドに設置されたエンドレ
    スチェーン又はベルト装置で構成されていることを特徴
    とする請求項7に記載の袋口部自動封緘装置。
  9. 【請求項9】 前記袋が主にクラフト紙からなるひだ付
    きの階段切り紙袋であることを特徴とする請求項1〜8
    のいずれかに記載の袋口部自動封緘装置。
  10. 【請求項10】 前記ひだ付きの階段切り紙袋が、開封
    可能な底部閉鎖部を備え、この底部閉鎖部が端部を少な
    くとも1回以上巻き込むように折り曲げ、この折曲げ部
    を開封テープ付き当て紙で包囲固定して構成されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の袋口部自動封緘装
    置。
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