JP2001278230A - 小袋付き包装袋製造装置及び小袋の包装袋への取り付け方法 - Google Patents

小袋付き包装袋製造装置及び小袋の包装袋への取り付け方法

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JP2001278230A
JP2001278230A JP2000096313A JP2000096313A JP2001278230A JP 2001278230 A JP2001278230 A JP 2001278230A JP 2000096313 A JP2000096313 A JP 2000096313A JP 2000096313 A JP2000096313 A JP 2000096313A JP 2001278230 A JP2001278230 A JP 2001278230A
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small
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packaging bag
manufacturing
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Shinichi Hiramoto
真一 平本
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Toyo Jidoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小袋を、製袋の途中で、フィルムシートの包
装袋の内面側となる面上に効率よく自動的に貼着し、し
かも、小袋に特別の取り付け代を必要とせず、また小袋
にヒートシール性を付与する必要がなく、包装のシール
性に悪影響を与えることのない、小袋付き包装袋の製造
装置、及び、小袋の包装袋への取り付け方法を提供す
る。 【解決手段】 原反からフィルムシート7を繰り出し、
三角板19を用いてフィルムシートをその長手方向に沿
った折り曲げ部で折り曲げて重ね合わせ、底部及び側部
をシール装置23、27でそれぞれシールして、側部シ
ール部の所定の位置でカッタ35で切断して包装用袋を
製造する。二つ折りする前の工程で、フィルムシート上
の所定の位置に糊供給装置57で糊59を供給し、一方
小袋供給装置66から小袋51、52を供給し、移送装
置61で糊の上に移送し、圧着装置81で押して貼着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装袋の製造装置及び
方法に関し、さらに詳細には、脱酸素剤等を内包した小
袋の付いた包装袋の製造装置、及び、小袋の包装袋への
取り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば菓子等各種食品を内部
に収納して包装した包装袋内に、これらの食品の鮮度を
保つために脱酸素剤等の鮮度保持剤を内包した小袋が封
入されている。また、インスタントラーメン等の場合に
は、薬味或いは調味料等の小袋が封入されている。
【0003】ところで、このように包装された食品を袋
を開封して食する際に、食品との混食を防止するために
は、この小袋を包装袋に貼着して、食品を取り出す際に
この小袋が包装袋内に残るようにすることが望ましい。
この貼着する作業を手作業で行う場合、手間が掛かる上
に袋口が曲がっていたり、或いは先に入れられた食品の
存在によって貼着の作業自体が容易でない場合が多い。
また取り付け位置にも制限が生じる場合が多い。
【0004】一方、この小袋の貼着を、包装袋の製袋作
業の途中で自動的に行う装置も提案されている。その一
つとして、特開昭62−235020号に、以下のよう
な方法及び装置が開示されている。すなわち、外装がバ
リヤー性で内層がヒートシール性を有する包装袋材を、
途中で二つ折りにして供給し、これに対して、少なくと
も一辺縁部がヒートシール性を備えて形成された、品質
保持剤を封入した小袋を、そのヒートシール性を有する
縁部が包装袋の二つ折りした部分の折り目に合致するよ
うに投入し、この折り目部分をヒートシールすることに
より、小袋を包装袋に取り付けている。
【0005】しかし上記の方法では、小袋を取り付ける
ための取り付け代を小袋に設ける必要があり、小袋が大
きくなる。また、その取り付け代の部分にヒートシール
性を与えるための加工が必要になる。さらに、その取り
付け部分を包装袋の表裏のシートで挟むため、ヒートシ
ールを行った際にその部分で段差を生じ、包装袋のヒー
トシール部を均等に加圧できず、シール性が悪くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点に鑑みなされたものであり、小袋を、製袋の途中
で、フィルムシートの包装袋の内面側となる面上に効率
よく自動的に貼着し、しかも、小袋に特別の取り付け代
を必要とせず、また小袋にヒートシール性を付与する必
要がなく、包装のシール性に悪影響を与えることのな
い、小袋付き包装袋の製造装置、及び、小袋の包装袋へ
の取り付け方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る小袋付き包装袋製造装置においては、
フィルムシートを保持するフィルムシート保持装置と、
フィルムシートを順次繰り出す繰り出し装置と、フィル
ムシートをその長手方向に沿った折り曲げ部において二
つ折りに重ね合わせる重ね合わせ装置と、重ね合わされ
たフィルムシートを所定の箇所においてシールするシー
ル装置とを備えた包装袋製造装置に、さらに、重ね合わ
せ装置の前において、フィルムシートの、重ね合わせ装
置により重ね合わされたときに内側の面となる内側面上
に、所定の小袋を貼着固定する小袋貼着装置を設けた。
【0008】ある実施の形態では、この小袋貼着装置
は、小袋を保持して順次供給する小袋供給装置と、該供
給された小袋を前記フィルムシートの内側面上の所定の
位置に移送する小袋移送装置と、前記小袋の少なくとも
一方の外表面及び/又はフィルムシートの内側面の所定
の位置に接着要素を供給する接着要素供給装置と、小袋
をフィルムシートの内側面に対し押圧する押圧装置とを
備えている。
【0009】そして本発明に係る小袋付き包装袋の製造
方法においては、長尺状フィルムシートを順次繰り出し
て、該フィルムシートをその長手方向に沿った折り曲げ
部において二つ折りにして重ね合わせ、該重ね合わせた
フィルムシートを所定の箇所においてシールして、折り
曲げ部に対向する縁部を袋口とする包装袋を製造する方
法において、さらに、折り曲げ部において折り曲げる前
に、フィルムシートの、折り曲げたときに内側となる内
側面上の所定の位置に、所定の小袋を供給し、小袋接着
要素を用いて貼着固定する小袋貼着工程を備えている。
【0010】ある実施の形態においては、その小袋貼着
工程は、小袋及び/又はフィルムシートの内側面の所定
の位置に接着要素を付与する工程と、小袋をフィルムシ
ートの内側面の所定の位置に移送する工程と、小袋をフ
ィルムシートに対して押圧する工程とを含んでいる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の具
体的実施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に
説明される実施の形態に限定されるものではない。
【0012】図1は、本発明に係る小袋付き包装袋の製
袋装置を使用した、製袋包装機1の全体の概略構成を示
す斜視図である。すなわち、この製袋包装機1では、前
段の製袋装置3で包装袋9を原反のフィルムシート7か
ら製造し、その製造された袋9を自動包装装置5に供給
し、所定の食品等の内容物を充填した後、袋口をシール
し、完成した製品11とするものである。
【0013】図において、符号7は包装袋9の材料とな
る原反フィルムシート(以下単にフィルムシートとい
う)であり、片面(包装袋に成形した場合に内側となる
面)が熱溶着性を有する素材が使用され、図示のように
ロール状のものとして供給され、図示しない支持手段に
より支持されている。フィルムシート7は、フィードロ
ーラ13を備えたフィルム供給装置により一定の時間間
隔で定量ずつ繰り出される。15a、15b、15cは
ガイドローラである。
【0014】符号17は、重ね合わせ装置であり、フィ
ルムシート7の走行経路の途中に設けられ、フィルムシ
ート7をその長手方向の中心線に沿って二つ折りして、
熱溶着性を有する面が内側となるようにして長手方向の
左右の部分を重ね合わせるものである。この装置17
は、略二等辺三角形の形をした三角板19を備え、この
三角板19は、図示のとおりその頂角部分をフィルムシ
ート7の長手方向中心線に合わせて斜めに傾けて配置さ
れている。フィルムシート7はこれにより中心線に沿っ
て左右に分けられ、それぞれ三角板の頂角を挟む二辺に
案内されて移動する。そして三角板19の下流側には一
対のガイドローラ21が設けられ、左右に分けられたフ
ィルムシート7がその間を通過することにより、重ね合
わされる。ところで、このフィルムシート7には、それ
がフィードローラ13を通過し、重ね合わせ装置17に
入る前の段階で小袋が貼付されるが、それについては後
述する。
【0015】符号23はボトムシール装置であり、フィ
ルムシート7を挟んで配置される一対の熱棒を備え、フ
ィルムシート7の折り曲げられた、袋9の底部となる部
分を溶着する。25は冷却装置であり、溶着された底部
を冷却するものである。そして符号27はサイドシール
装置であり、袋9の両側縁部となる部分を所定の幅でシ
ールする。符号29は冷却装置である。これらのシール
装置及び冷却装置は間欠的に挟圧動作を行う。
【0016】符号31は、光電管による検知装置であ
り、フィルムシート7に予め一定間隔(通常は製造され
る包装袋9の横幅寸法に等しい)で印刷されている位置
検出用マーク(図示せず)を検出し、その検出信号に基
づきフィードローラ33の駆動を制御し、フィルムシー
ト7を所定量だけ間欠的に搬送する。なお、先に説明し
たフィードローラ13にも、これに対応して同様の検知
装置が設けられている。符号35はカッタであり、サイ
ドシール部分をその幅の中央線に沿って切断し、一端が
開口した袋9として切り離す。この袋9は包装袋とし
て、製袋装置3に隣接して配置された自動包装装置5に
引き渡される。
【0017】この包装装置5は回転テーブル式のもので
あり、回転テーブル37の円周方向に等間隔で、本実施
の形態の場合8組の袋把持装置(図示せず)が配置され
ており、図示しない駆動装置により8つの工程を順次通
過するよう間欠回転される。すなわち第1の工程で製袋
装置3から受渡し装置39にて袋9を受け取り、図示し
ない袋把持装置で袋9の上部の袋口の両側縁部を挟持、
把持する。工程2で図示しない印刷装置により日付け等
の印刷が行われ、工程3では吸盤等適宜手段を用いた開
口装置41により袋口が開かれる。工程4では充填装置
(図示せず)により内容物がホッパ43を介して充填さ
れ、工程5及び6では袋9の底部を振動させて内容物を
袋内で均一の状態にし、押圧板等(図示せず)を使用し
て袋内の空気抜きを行う。工程7では袋口がシール装置
45によりシールされ、工程8では冷却装置47により
袋口が冷却され、排出コンベア49上に製品11として
排出される。
【0018】図2は、先に説明した製袋装置3により袋
9を形成する過程、具体的には重ね合わせ装置17にフ
ィルムシート7が入る前の段階で、本実施の形態では脱
酸素剤とインジケータをそれぞれ内包した小袋51と5
3が、フィルムシート7の袋9の内側となる面7aに、
小袋貼着装置55により貼着される状態を示す斜視図で
ある。すなわちフィルムシート7はフィードローラ(図
示せず)により、袋の内側となる内側面7aが上を向い
た状態で繰り出され、その面7a上に小袋51と53が
貼付される。
【0019】本実施の形態での貼着装置55は、糊供給
装置57を備えている。すなわち、糊供給装置57はノ
ズル58を備え、内部にホットメルトタイプの糊を収納
している。そして加熱することにより粘液化した糊59
をノズル58から所定の量だけフィルムシート7の内側
面7a上の所定の位置に滴下する。本実施の形態では、
糊供給装置57は2台のユニット57a、57bで構成
され、そのノズル58aと58bの先端は、それぞれ、
フィルムシート7の両側縁部7b、7cから所定の等し
い距離だけ離れた位置に配置されている。なお、その位
置は前述したボトムシール及び袋口のシールを施される
位置からは外れている。またノズル58aと58bの位
置は、フィルムシート7の長手方向では互いに所定の距
離だけ離れているが、当然に袋9が形成されるときのサ
イドシールされる部分からは外れている。
【0020】符号63a、63bは、後述する小袋移送
装置61の一部を構成するガイドシュートである。ガイ
ドシュート63aと63bとは、フィルムシート7の移
動方向において前述の糊供給装置57のノズル58aと
58bと同じ間隔で離れている。そしてフィルムシート
7が所定の量だけ移動すると、ガイドシュート63の先
端に設けられた開口65a、65bの下に先に滴下され
た糊59が位置し、ガイドシュート63を滑り降りてき
た小袋51、53がこの開口65を通って糊59の上に
配置され、内側面7a上に貼着される。そして重ね合わ
せ装置17の三角板19の下面側19a、すなわちフィ
ルムシート7の内側面7aに対向する側の面には、図4
に示すように、底辺19bに垂直に伸びる溝19c、1
9dが、頂角部19eを通る中心線19fに関して対称
の位置に形成されている。溝19c、19dの幅及び深
さは小袋51、53が通過できる寸法となっている。な
お溝19c、19dはその頂角部19e側において、三
角板19の厚み方向全長に渡って形成された溝或いは切
り欠き19g、19hに繋がっている。この溝19g、
19hを通って小袋51、53は三角板19の下面側1
9aから表側へ通過できる。また、ガイドローラ21及
びフィードローラ33(図1)には小袋51、53の通
過を妨げないように、小径部21a、33aが形成され
ている(図1及び2)。
【0021】図3は小袋貼着装置55の概略構成図であ
る。小袋貼着装置55はそれぞれ小袋51と53を供給
貼着する二つのユニット55a、55bで構成されてい
る。それぞれのユニット55a、55bの構成は同じで
よいので、ユニット55aに付いてのみ説明する。な
お、以下の説明では符号aは省略する。
【0022】小袋貼着55は、小袋供給装置66を備
え、この装置66には小袋51が帯状に連なった帯状体
51aが巻き付けられた保持ロール67を備え、この帯
状体51aはガイドローラ69、70、71を通って誘
導される。さらにガイドローラ72に誘導された帯状体
51aは、押さえローラ73により送りだされ、光電管
センサ75により個別の小袋51が検知され、フィード
ローラ77により送りだされ、カッタ79により一個ず
つに分離され、前述の小袋移送装置であるガイドシュー
ト63の入口64に投入される。そして小袋51はガイ
ドシュート63内を移動し、前述の開口65に達し、そ
の下に位置している糊59の上に載る。符号81は圧着
装置で、伸縮するロッド83の先端に圧着子85を備
え、小袋51を上から押して、フィルムシート7の内側
面7aに確実に貼着する。この場合、図示してないが、
フィルムシート7を下側において受け止める部材が配置
されている。
【0023】図5は本発明の第2の実施の形態に係る小
袋付き包装袋製造装置を構成する小袋貼着装置101の
概略構成図である。本実施の形態では、第1の実施の形
態で使用された糊供給装置は使用されず、変わって接着
テープ供給装置107が小袋供給装置105と組み合わ
さて配置されている。また、本実施の形態でも、脱酸素
剤とインジケータの小袋103、104が貼着されるよ
うになっており、小袋貼着装置101はフィルムの移動
方向に沿って所定の間隔で配置された二つのユニット1
02a、102bから構成されており、以下の説明では
一方のユニット102aのみを説明する。
【0024】小袋供給装置105は符号109で示され
る繰り出しローラを備え、これに小袋103が帯状に連
なった帯状体103aが巻かれている。そして帯状体1
03aはガイドローラ111を介して繰り出される。そ
して、接着テープ供給装置107が小袋供給装置105
と向かい合うようにして配置され、その繰り出しローラ
115にはライナ114にラミネートされている両面接
着テープ113が巻かれており、ガイドローラ116を
介して繰り出されるようになっている。符号117は後
述の如く両面テープ113が剥ぎ取られた後のライナ1
14を巻き取る巻き取りローラである。
【0025】小袋の帯状体103aと接着テープ113
とは共にテープ付き小袋形成装置119の受けロール1
21と圧着ロール123との間に通され、ここを通過す
るあいだに両面接着テープ113はライナ114から剥
がされて、小袋の帯状体103a上に移される。その後
接着テープ付きの帯状体103aは符号125で示され
る送りローラで繰り出され、センサ127でカット位置
を検出され、カッタ129でその切断位置で切断され、
ガイドシュート131の入口133に投入される。その
際、接着テープ113が貼着された側の面が下向きとな
るように入口133に適宜な傾きが設けられている。ガ
イドシュート131に入った小袋103は、第1の実施
の形態と同じようにガイドシュート131内を他端側に
形成された開口(図示せず)に向かって移動し、開口を
通ってフィルムシート7上に載置され、圧着装置81の
圧着子85によってフィルムシート7上に押しつけら
れ、確実に取り付けられる。なお、送りローラ125の
接着テープ113に接触する側のローラとガイドシュー
ト131の内面は接着テープが付かないように剥離処理
がされている。
【0026】図6は本発明の第3の実施の形態に係る小
袋付き包装袋製造装置を構成する小袋貼着装置151の
概略構成図である。この実施の形態は、第2の実施の形
態とその小袋供給装置105、接着テープ供給装置10
7及びテープ付き小袋形成装置119とを共通にするの
で、これらについては同じ参照番号を付し、説明を省略
する。
【0027】この実施の形態では、第2の実施の形態で
の小袋103をフィルムシート7上の所定の位置に移送
する小袋移送装置と、小袋103をフィルムシート7に
対して圧着する圧着装置とが同一の部材により構成され
ている。すなわち、この実施の形態では、テープ付き小
袋形成装置119の下方に、揺動アーム153が図示の
如く回転軸155に支承されて、図中実線で示す位置と
2点鎖線で示す位置との間で往復動可能とされている。
そして揺動アーム153の自由端部側には、図示しない
切替え弁を介して真空源に接続された吸盤156が設け
られている。
【0028】図中実線で示す状態で、吸盤156は真空
源に連通し、小袋の帯状体103aの一番下の小袋10
3に接し、これを吸着している。この状態でカッタ12
9が作動し、この小袋103が切り離される。そして揺
動アーム153は図中2点鎖線の位置まで回動し、小袋
103をフィルムシート7上の所定の位置に移送する。
そして揺動アーム153に加わる力によって、フィルム
シート7上に押圧され、テープ113を介してフィルム
シート7上に貼着される。そして吸盤156の真空源と
の連通は切替え弁の作動により遮断され、揺動アーム1
53は実線の位置に復帰する。次いで帯状体103aが
1ピッチ分進められ、再度吸盤156は真空源に連通し
て、次の小袋を吸着する。なお、吸盤156の真空源と
の遮断は、揺動アーム153が2点鎖線の位置に回動し
た後、直ちに行われてもよい。
【0029】なお、他の実施の形態としては、先に説明
した第1の実施の形態における小袋移送装置61と圧着
装置81とに代えて、第3の実施の形態での吸盤155
付きの揺動アーム153を用いてもよい。なおこの場合
には、第1の実施の形態での糊供給装置57はそのまま
使用する。
【0030】
【発明の効果】上記説明から明らかなとおり、本発明に
よれば、小袋を、製袋の途中で、フィルムシートの包装
袋の内面側となる面上に効率よく自動的に貼着でき、小
袋封入の作業効率が大幅に向上する。しかも、従来例の
ごとく、小袋に特別の取り付け代を設ける必要がなく、
小袋が大きくなることもない。また、わざわざ小袋にヒ
ートシール性を付与する必要もない。そして袋のシール
されない内側面に貼着されるので、包装のシール性に悪
影響を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る小袋付き包装
袋製造装置を使用した製袋包装機の全体の概略を示す斜
視図である。
【図2】小袋貼着装置により小袋を貼着する状態を示す
斜視図である。
【図3】小袋貼着装置の概略構成図である。
【図4】三角板の斜視図である。
【図5】第2の実施の形態に係る小袋貼着装置の概略構
成図である。
【図6】第3の実施の形態に係る小袋貼着装置の概略構
成図である。
【符号の説明】
1 製袋包装機 3 包装袋製造装置 5 自動包装装置 7 フィルムシート 9 包装袋 17 重ね合わせ装置 19 三角板 51、53 小袋 51a 帯状体 55 小袋貼着装置 57 糊供給装置 58 ノズル 59 糊 61 小袋移送装置 63 ガイドシュート 65 開口 66 小袋供給装置 67 保持ローラ 77 フィードローラ 81 圧着装置 85 圧着子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状フィルムシートを保持するフィル
    ムシート保持装置と、前記フィルムシートを順次繰り出
    す繰り出し装置と、前記フィルムシートをその長手方向
    に沿った折り曲げ部において二つ折りに重ね合わせる重
    ね合わせ装置と、前記重ね合わされたフィルムシートを
    所定の箇所においてシールするシール装置とを備えた包
    装袋製造装置において、前記包装袋製造装置はさらに、
    前記重ね合わせ装置において前記フィルムシートを重ね
    合わせる前に、前記フィルムシートの、重ね合わせ装置
    により重ね合わされたときに内側の面となる内側面上
    に、所定の小袋を供給して貼着固定する小袋貼着装置を
    備えていることを特徴とする、小袋付き包装袋製造装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の小袋付き包装袋製造装置
    において、前記小袋貼着装置は、前記小袋を保持して順
    次供給する小袋供給装置と、該供給された小袋を前記フ
    ィルムシートの前記内側面上の所定の位置に移送する小
    袋移送装置と、前記小袋の少なくとも一方の外表面及び
    /又は前記フィルムシートの前記内側面の前記所定の位
    置に接着要素を供給する接着要素供給装置と、前記小袋
    を前記フィルムシートの前記内側面に対し押圧する押圧
    装置とを備えていることを特徴とする、小袋付き包装袋
    製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の小袋付き包装袋製造装置
    において、前記接着要素供給装置は、前記内側面上に前
    記接着要素を供給することを特徴とする、小袋付き包装
    袋製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の小袋付き包装袋製造装置
    において、前記貼着は接着剤であることを特徴とする、
    小袋付き包装袋製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の小袋付き包装袋製造装置
    において、前記貼着要素供給装置は、前記小袋の外表面
    に前記接着要素を付与することを特徴とする、小袋付き
    包装袋製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の小袋付き包装袋製造装置
    において、前記貼着要素は両面接着テープであることを
    特徴とする、小袋付き包装袋製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6のいずれか1に記載の小
    袋付き包装袋製造装において、前記小袋移送装置と前記
    押圧装置とは、移送押圧装置として同一の部材により構
    成されていることを特徴とする、小袋付き包装袋製造装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の小袋付き包装袋製造装置
    において、前記移送押圧装置は、一端において軸支さ
    れ、第1の位置と第2の位置との間で揺動自在とされた
    揺動アームと、該アームの他端側に設けられた、真空源
    に接続された吸着装置とを備え、前記揺動アームが第1
    の位置にあるときに前記小袋供給装置から供給された小
    袋を吸着して保持し、第2の位置に移動して前記小袋を
    前記フィルムシート上の前記所定の位置に移送し、か
    つ、該小袋を前記フィルムシート上に押圧することを特
    徴とする、小袋付き包装袋製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1に記載の小
    袋付き包装袋製造装置において、前記重ね合わせ装置
    は、略2等辺三角形の形をした板状部材を備え、該板状
    部材は前記フィルムシートの上に、その頂角部を下側に
    して斜めに配置され、前記頂角部により前記折り曲げ部
    を画成し、前記板状部材の下面側には、前記フィルムシ
    ートに貼着された小袋の通過を許容する溝が形成されて
    いることを特徴とする、小袋付き包装袋製造装置。
  10. 【請求項10】 長尺状フィルムシートを順次繰り出し
    て、該フィルムシートをその長手方向に沿った折り曲げ
    部において二つ折りにして重ね合わせ、該重ね合わせた
    フィルムシートを所定の箇所においてシールして、前記
    折り曲げ部に対向する縁部を袋口とする包装袋を製造す
    る方法において、前記折り曲げ部において折り曲げる前
    に、前記フィルムシートの、折り曲げたときに内側とな
    る内側面上に、接着要素を用いて所定の小袋を貼着固定
    する小袋貼着工程を備えていることを特徴とする、小袋
    付き包装袋の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の小袋付き包装袋の製
    造方法において、前記小袋貼着工程は、前記小袋及び/
    又は前記フィルムシートの前記内側面の所定の位置に接
    着要素を付与する工程と、前記小袋を前記フィルムシー
    トの前記内側面の前記所定の位置に移送する工程と、前
    記小袋を前記フィルムシートに対して押圧する工程とを
    含んでいることを特徴とする、小袋付き包装袋の製造方
    法。
JP2000096313A 2000-03-31 2000-03-31 小袋付き包装袋製造装置及び小袋の包装袋への取り付け方法 Withdrawn JP2001278230A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106626530A (zh) * 2016-10-19 2017-05-10 广德县七彩斑马包装科技有限公司 一种纸制包装袋封边装置
KR102217097B1 (ko) * 2020-09-22 2021-02-17 이현승 복합필름 성형용 원료중첩장치

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