JP2002330508A - 可撓管体の敷設方法 - Google Patents

可撓管体の敷設方法

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JP2002330508A JP2001202217A JP2001202217A JP2002330508A JP 2002330508 A JP2002330508 A JP 2002330508A JP 2001202217 A JP2001202217 A JP 2001202217A JP 2001202217 A JP2001202217 A JP 2001202217A JP 2002330508 A JP2002330508 A JP 2002330508A
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Akihiko Iijima
明彦 飯島
Kenji Suzuki
健司 鈴木
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智幸 青山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓管体を敷設する際に、可撓管体の捩じれ
を矯正する。 【解決手段】 巻き癖又は捩じれ癖のつく前の可撓管体
(20)には小さな荷重によって任意に変形し又は撓んで可
撓管体とともに巻回され得る少なくとも2本の姿勢矯正
ワイヤー体(22)を相互に対向してかつ少なくとも可撓管
体の全長にわたって直線的に、しかも一体的に設け、可
撓管体の牽引時に少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤー体
に大きな張力を与えて直線状に伸展させることにより、
可撓管体の巻き癖又は捩じれ癖を矯正しながら可撓管体
を敷設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可撓管体の敷設方法
に関し、例えば光ファイバー用の保護管を供給リールか
ら巻き出しながら敷設する際に保護管の捩じれを矯正で
きるようにした方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、光ファイバーを利用して情報シ
ステムネットワークを構築する場合、地中に埋設した大
口径管路に可撓性を有する合成樹脂製の保護管を敷設
し、あるいは建築構造物の内部に保護管を敷設し、保護
管から分岐保護チューブを分岐させ、保護管内や分岐保
護チューブ内に光ファイバーを通線することが行われて
いる。
【0003】上述の保護管については運搬及び敷設の作
業上、保護管を予め供給リールに巻回しておき、供給リ
ールごと敷設現場まで運び、供給リールから保護管を巻
き出して敷設するという方式が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、保護管を供給
リールに巻回すると、保護管に巻き癖や捩じれ癖がつ
き、敷設中に保護管に捩れが発生することがあり、捩じ
れた保護管内に光ファイバーを挿通すると、光ファイバ
ーが折れ曲がり、光ファイバーを伝わる信号の損失が増
大するという問題があった。
【0005】特に、最近は既設の下水道施設を利用して
各家庭まで光ファイバーを敷設し、情報システムネット
ワークを構築することが提案されているが、下水道施設
は下水道本管に各家庭の公共枡から延びる取付け管を接
続した構造が採用され、取付け管は公共枡と下水道本管
との相対的な位置関係に起因して、下水道本管に対して
水平方向や斜め方向から接続されており、上述のように
保護管に捩じれがあると、下水道本管から取付け管に分
岐される分岐保護チューブに極端な折れ曲がりが生じて
光ファイバーを通線できず、たとえ通線できても光ファ
イバーも極端に折れ曲がり、信号を伝達できないおそれ
がある。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑み、保護管を供
給リールから巻き出しながら敷設する際に、保護管の捩
じれを矯正できるようにした可撓管体の敷設方法を提供
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る可
撓管体の敷設方法は、巻き癖又は捩じれ癖のある可撓管
体を牽引して敷設するにあたり、巻き癖又は捩じれ癖の
つく前の可撓管体には小さな荷重によって任意に撓み又
は変形して上記可撓管体とともに巻回され得る少なくと
も2本の姿勢矯正ワイヤー体を相互に対向してかつ少な
くとも可撓管体の全長にわたって直線的に、しかも一体
的に設け、上記可撓管体の敷設時に上記少なくとも2本
の姿勢矯正ワイヤー体に大きな張力を与えて直線状に伸
展させながら上記可撓管体を牽引することにより、上記
可撓管体の巻き癖又は捩じれ癖を矯正しながら上記可撓
管体を敷設するようにしたことを特徴とする。
【0008】本発明の特徴の1つは可撓管体に少なくと
も2本の姿勢矯正ワイヤー体を相互に対向して取付け、
可撓管体の牽引時に少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤー
体に大きな張力を与えるようにした点にある。
【0009】これにより、少なくとも2本の姿勢矯正ワ
イヤー体に張力が付与されると、少なくとも2本の姿勢
矯正ワイヤーが可撓管体に対してはあたかも平面体(3
本以上の場合には複数の平面体)として作用し、可撓管
体に巻き癖や捩じれ癖があってもその平面体を維持する
ように可撓管体に対して荷重を作用させるので、可撓管
体は巻き癖や捩じれ癖を矯正されながら牽引され、可撓
管体を正確に敷設できることとなる。
【0010】ところで、姿勢矯正ワイヤー体として真直
性を示すワイヤー体を用いることが考えられるが、その
場合には可撓管体を供給リールに巻回する際にワイヤー
体が突っ張ってしまい、可撓管体を円滑に巻回すること
が難しい。
【0011】これに対し、本発明では少なくとも2本の
姿勢矯正ワイヤー体には小さな荷重で任意に変形し又は
撓み得るワイヤー体を用いているので、姿勢供給ワイヤ
ーが可撓管体を供給リールに巻回する際に障害とするこ
とはなく、可撓管体をスムーズに供給リールに巻回でき
る。
【0012】複数の可撓管体を相互に一体化、例えば3
本を三角形の各頂点の位置に配列して一体化したもので
あっても上記と同様の作用効果を奏する。即ち、本発明
に係る可撓管体の敷設方法は、巻き癖又は捩じれ癖のあ
る可撓管体を牽引して敷設するにあたり、少なくとも1
本が巻き癖又は捩じれ癖を有しかつ相互に一体化された
複数の可撓管体には上記少なくとも1本の可撓管体に巻
き癖又は捩じれ癖がつく前に、小さな荷重によって任意
に撓み又は変形して上記複数の可撓管体とともに巻回さ
れ得る少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤー体を相互に対
向してかつ少なくとも全長にわたって直線的に、しかも
一体的に設け、上記複数の可撓管体の敷設時に上記少な
くとも2本の姿勢矯正ワイヤー体に大きな張力を与えて
直線状に伸展させながら上記可撓管体を牽引することに
より、上記可撓管体の捩じれを矯正しながら上記複数の
可撓管体を敷設するようにしたことを特徴とする。
【0013】姿勢矯正ワイヤー体に付与する張力は姿勢
矯正ワイヤー体を直線状に伸展できる程度の大きな張力
であればよいが、他方で可撓管体が破損する等、その特
性が損なわれない程度の張力であることが望ましい。例
えば、光ファイバー用の合成樹脂製の保護管の場合には
735N〜2450N(75Kgf〜250kgf)、
好ましくは980N〜1960N(100Kgf〜20
0kgf)の範囲内の張力を与えるのが好ましい。
【0014】可撓管体は牽引ロープで直接的に牽引して
もよいが、姿勢矯正ワイヤー体に張力を付与するために
複雑な機構を必要とするおそれがある。そこで、少なく
とも2本の姿勢矯正ワイヤー体を牽引することにより可
撓管体を牽引するようにすると、張力の付与と牽引とを
簡単な機構によって同時に行うことができる。
【0015】光ファイバーを敷設する場合、可撓管体か
らチューブを分岐して光ファイバーを通線することが行
われる。この場合、分岐チューブを可撓管体とは別工程
で敷設してもよいが、本発明の特徴の1つが捩じれを虚
勢しつつ可撓管体を敷設できる点にあることを考慮する
と、一括敷設できるのが好ましい。
【0016】そこて、可撓管体内に分岐チューブ体を挿
通して可撓管体の所定部位から引き出して組立て体とな
すとともに、分岐チューブの可撓管体から引き出された
部分に牽引ロープを連結し、可撓管体及び分岐チューブ
体を同期して牽引して一括敷設するようにするのがよ
い。
【0017】管路は地中に埋設した大口径管路でもよい
が、下水道本管とすると、本発明の可撓管体の捩じれ矯
正の効果はより一層大きい。
【0018】また、本発明に係る敷設方法は可撓管体を
地中に敷設する時ばかりでなく、建築構造物内に敷設す
る場合にも同様に適用できる。さらに、本発明に係る敷
設方法は光ファイバー用の保護管の敷設に適用すると、
その効果が大きいが、巻き癖や捩じれ癖ある他の可撓管
体の敷設にも適用できる。
【0019】また、姿勢矯正ワイヤー体は小さな荷重で
任意に撓み又は変形し得るワイヤー状のものであればよ
く、例えばワイヤーやロープを用いることができる。
【0020】また、上述のように牽引によって敷設時に
捩じれを防止できるようにした可撓管体も新規である。
即ち、本発明に係る可撓管体は、巻き癖又は捩じれ癖を
矯正しながら敷設するのに適した可撓管体であって、そ
の周壁の相互に対向する位置には小さな荷重によって任
意に変形し又は撓み得る少なくとも2本の姿勢矯正ワイ
ヤー体が少なくとも全長にわたって直線的に、しかも一
体的に設けられており、牽引時に上記少なくとも2本の
姿勢矯正ワイヤー体に大きな張力が与えられて直線状に
伸展されることにより、巻き癖又は捩じれ癖が矯正され
るようになしたことを特徴とする。
【0021】また、本発明に係る可撓管体は、巻き癖又
は捩じれ癖を矯正しながら敷設するのに適した可撓管体
であって、少なくとも1本の可撓管体が巻き癖又は捩じ
れ癖を有しかつ複数の可撓管体が相互に一体化され、該
複数の可撓管体の相互に対向する位置には小さな荷重に
よって任意に変形し又は撓んで可撓管体とともに巻回さ
れ得る少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤー体が少なくと
も可撓管体の全長にわたって直線的に、しかも一体的に
設けられており、牽引時に上記少なくとも2本の姿勢矯
正ワイヤー体に大きな張力が与えられて直線状に伸展さ
れることにより、捩じれ巻き癖又は捩じれ癖が矯正され
るようになしたことを特徴とする。
【0022】少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤー体は可
撓管体の外面又は内面に固定してもよいが、可撓管体に
は合成樹脂材料が用いられることが多い。そこで、可撓
管体は合成樹脂材料を用い、その相互に対向する位置に
少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤーを少なくとも全長に
わたって直線的に延びて一体成形するのがよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体例に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図3は本発明に係る可撓管
体の敷設方法の好ましい実施形態を模式的に示し、これ
は光ファイバー用の合成樹脂製保護管を下水道施設に敷
設する場合に適用した例である。下水道施設は地中に下
水道本管(管路)10が埋設され、下水道本管10には
家庭の公共枡12・・・から延びる取付け管11・・・
が接続され、又下水道本管10には所定の距離、例えば
50m毎にマンホール13、14が設けられている。
【0024】下水道施設に光ファイバー用の合成樹脂製
保護管(可撓管体)20及び合成樹脂製分岐チューブ
(分岐チューブ体)21を敷設する場合、保護管20の
所定の箇所には1又は複数の取出孔を形成し、該保護管
20内に必要な数の分岐チューブ21・・・を挿通して
取出孔から適宜引き出し、保護管20と分岐チューブ2
1の組立て体を予め組立てておく。
【0025】また、保護管20の外表面両側にはステン
レスワイヤー(姿勢矯正ワイヤー体)22、22を相互
に対向して、かつ敷設すべき保護管20の全長を越えて
直線的に固定しておく。このステンレスワイヤーは小さ
な荷重で任意に変形し又は撓み得る材質又は外径のワイ
ヤーを用いる。なお、保護管20を成形する際にその周
壁の相互に対向する位置に2本のステンレスワイヤー
(姿勢矯正ワイヤー体)22、22を長手方向に直線的
に配置して一体成形するようにするのがよい。
【0026】次に、図1に示されるように、一方のマン
ホール14から牽引台車30及び牽引ロープ31を他方
のマンホール13に向けて通し、牽引台車30に保護管
20の2本のステンレスワイヤー22、22の先端を取
付けるとともに、各公共枡12・・・から牽引ロープ3
2・・・を挿通して保護管20から引き出した分岐チュ
ーブ21・・・に接続する。
【0027】こうして準備ができると、ケーブルウイン
チ40によって牽引ロープ3を引っ張るが、ケーブルウ
インチ40には牽引距離機能及び張力計測機能が搭載さ
れているので、2本のステンレスワイヤー22、22を
これに所定の張力、例えば980N〜1960N(10
0Kgf〜200kgf)の範囲内の張力を与えながら
牽引すると、保護管20に損傷を与えることなく、保護
管20も同時に牽引される。
【0028】また、分岐チューブ21・・・についても
各公共枡12・・・から降ろした牽引ロープ32・・・
をステンレスワイヤ22、22と同期して引っ張って牽
引する。
【0029】その際、保護管20には供給リール(図示
せず)への巻き取り等に起因して巻き癖や捩じれ癖がつ
いていることがあり、その場合には図2の(a) に示され
るように、保護管20には捩じれが発生するおそれがあ
る。
【0030】しかし、本例では図2の矢印Aに示される
ように保護管20に捩じれがあると、2本のステンレス
ワイヤー22、22が保護管20に対しては、図2の
(b) に示されるように捩じれた平面体Pとして作用して
いることとなり、相互に対向する2本のステンレスワイ
ヤー22、22に所定の張力を与えると、捩じれた平面
体Pは矢印Fで示されるように、最も安定な平坦な平面
に戻ろうとするので、保護管20の捩じれは図2の(c)
に示されるように矯正される。
【0031】そして、牽引台車30を一方のマンホール
14まで牽引するとともに、牽引ロープ32を引っ張る
と、保護管20及び分岐チューブ21・・・は図3に示
されるように、下水道施設に正確に、即ち捩じれを発生
させることなく敷設することができる。
【0032】なお、保護管20及び分岐チューブ21・
・・の敷設作業に関する他の技術的事項は従来の方法と
同じであるので、その詳細な説明は省略する。
【0033】従って、本例の敷設方法によれば、保護管
20の外表面に2本のステンレスワイヤー22、22を
対向して取付け、これらに大きな張力が付与するように
したので、保護管20に巻き癖がついていても、2本の
ステンレスワイヤー22、22が保護管20に対しては
あたかも1つの平面体として作用し、平坦な平面体を維
持するように保護管20に対して荷重を作用させて巻き
癖を矯正できる。
【0034】その結果、保護管20内に通線される光フ
ァイバーに折れ曲がりだ発生することがない。また、分
岐チューブ21の保護管20からの引き出し方向が取付
け管11に対してずれることがなく、分岐チューブ21
に通線される光ファイバーにも折れ曲がりが起こること
がない。その結果、光ファイバーの信号伝送の信頼性を
大幅に向上できる。
【0035】また、保護管20の外表面に小さな荷重で
任意に変形し又は撓み得る2本のステンレスワイヤー2
2、22を対向して取付けるようにしたので、保護管2
0を供給リールに巻回する際にステンレスワイヤー2
2、22が邪魔になることはなく、保護管20を円滑に
供給リールに巻回することができる。
【0036】なお、上記の実施形態では可撓管体が1本
の場合について説明したが、本発明は複数本を相互に一
体化した可撓管体、例えば2本を相互に一体化した可撓
管体、3本を三角形の各頂点に配置して一体化した可撓
管体、4本の四角形の各頂点に配置して一体化した可撓
管体にも少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤー体を相互に
対向してかつ少なくとも全長にわたって直線的に一体的
に設けることにより、同様の作用効果を奏するが、上記
の実施形態から容易に理解できるので、その詳細な説明
は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る可撓管体の敷設方法の好ましい
実施形態の敷設開始時の状態を模式的に示す図である。
【図2】 上記実施形態における作用を説明するための
図である。
【図3】 上記実施形態の敷設後の状態を模式的に示す
図である。
【符号の説明】
10 下水道本管(管路) 20 保護管(可撓管体) 21 分岐チューブ(分岐チューブ体) 22 ステンレスワイヤー(姿勢矯正ワイヤー体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390001454 日本電気システム建設株式会社 東京都品川区東品川1丁目39番9号 (72)発明者 西川 敏記 香川県綾歌郡飯山町東小川1969番地の10 (72)発明者 谷本 順三 香川県丸亀市飯野町東二1681 (72)発明者 飯島 明彦 香川県坂出市福江町2丁目3−58 (72)発明者 鈴木 健司 香川県綾歌郡飯山町東坂元2051−2 (72)発明者 青山 智幸 埼玉県川口市小谷場101−5−201 Fターム(参考) 2D063 BA11 BA20 BA32 5G357 DA06 DA10 DB10 DD01 DD05 DD10 DE10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻き癖又は捩じれ癖のある可撓管体を牽
    引して敷設するにあたり、 巻き癖又は捩じれ癖のつく前の可撓管体には小さな荷重
    によって任意に撓み又は変形して上記可撓管体とともに
    巻回され得る少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤー体を相
    互に対向してかつ少なくとも可撓管体の全長にわたって
    直線的に、しかも一体的に設け、 上記可撓管体の敷設時に上記少なくとも2本の姿勢矯正
    ワイヤー体に大きな張力を与えて直線状に伸展させなが
    ら上記可撓管体を牽引することにより、上記可撓管体の
    巻き癖又は捩じれ癖を矯正しながら上記可撓管体を敷設
    するようにしたことを特徴とする可撓管体の敷設方法。
  2. 【請求項2】 巻き癖又は捩じれ癖のある可撓管体を牽
    引して敷設するにあたり、 少なくとも1本が巻き癖又は捩じれ癖を有しかつ相互に
    一体化された複数の可撓管体には上記少なくとも1本の
    可撓管体に巻き癖又は捩じれ癖がつく前に、小さな荷重
    によって任意に撓み又は変形して上記複数の可撓管体と
    ともに巻回され得る少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤー
    体を相互に対向してかつ少なくとも全長にわたって直線
    的に、しかも一体的に設け、 上記複数の可撓管体の敷設時に上記少なくとも2本の姿
    勢矯正ワイヤー体に大きな張力を与えて直線状に伸展さ
    せながら上記可撓管体を牽引することにより、上記可撓
    管体の捩じれを矯正しながら上記複数の可撓管体を敷設
    するようにしたことを特徴とする可撓管体の敷設方法。
  3. 【請求項3】 上記可撓管体の敷設時に上記姿勢矯正ワ
    イヤーに735N〜2450Nの範囲内の張力を付与す
    るようにした請求項1又は2記載の可撓管体の敷設方
    法。
  4. 【請求項4】 上記少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤー
    体に上記張力を与えた状態で該少なくとも2本の姿勢矯
    正ワイヤー体を牽引することにより上記可撓管体を牽引
    するようにした請求項1又は2記載の可撓管体の敷設方
    法。
  5. 【請求項5】 上記可撓管体内に分岐チューブ体を挿通
    して上記可撓管体の所定部位から引き出して組立て体と
    なすとともに、上記分岐チューブの上記可撓管体から引
    き出された部分に牽引ロープを連結し、上記可撓管体及
    び分岐チューブ体を同期して牽引して一括敷設するよう
    にした請求項1ないし4のいずれかに記載の可撓管体の
    敷設方法。
  6. 【請求項6】 上記管路が下水道本管である請求項1な
    いし5のいすれかに記載の可撓管体の敷設方法。
  7. 【請求項7】 巻き癖又は捩じれ癖を矯正しながら敷設
    するのに適した可撓管体であって、 その周壁の相互に対向する位置には小さな荷重によって
    任意に変形し又は撓み得る少なくとも2本の姿勢矯正ワ
    イヤー体が少なくとも全長にわたって直線的に、しかも
    一体的に設けられており、牽引時に上記少なくとも2本
    の姿勢矯正ワイヤー体に大きな張力が与えられて直線状
    に伸展されることにより、巻き癖又は捩じれ癖が矯正さ
    れるようになしたことを特徴とする可撓管体。
  8. 【請求項8】 巻き癖又は捩じれ癖を矯正しながら敷設
    するのに適した可撓管体であって、 少なくとも1本の可撓管体が巻き癖又は捩じれ癖を有し
    かつ複数の可撓管体が相互に一体化され、該複数の可撓
    管体の相互に対向する位置には小さな荷重によって任意
    に変形し又は撓んで可撓管体とともに巻回され得る少な
    くとも2本の姿勢矯正ワイヤー体が少なくとも可撓管体
    の全長にわたって直線的に、しかも一体的に設けられて
    おり、牽引時に上記少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤー
    体に大きな張力が与えられて直線状に伸展されることに
    より、捩じれ巻き癖又は捩じれ癖が矯正されるようにな
    したことを特徴とする可撓管体。
  9. 【請求項9】 合成樹脂材料を用い、その相互に対向す
    る位置に上記少なくとも2本の姿勢矯正ワイヤーが少な
    くとも全長にわたって直線的に延びて管状に一体成形さ
    れている請求項7又は8記載の可撓管体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL2006064C2 (en) * 2011-01-25 2012-07-26 Jelcer Ip B V A guide member and a method for positioning a cable into a sewerage system.

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NL2006064C2 (en) * 2011-01-25 2012-07-26 Jelcer Ip B V A guide member and a method for positioning a cable into a sewerage system.
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