JP2002330297A - 画像制御装置及び画像データ処理方法 - Google Patents

画像制御装置及び画像データ処理方法

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JP2002330297A
JP2002330297A JP2001133034A JP2001133034A JP2002330297A JP 2002330297 A JP2002330297 A JP 2002330297A JP 2001133034 A JP2001133034 A JP 2001133034A JP 2001133034 A JP2001133034 A JP 2001133034A JP 2002330297 A JP2002330297 A JP 2002330297A
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JP2001133034A
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Joji Oki
丈二 大木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの使用している画像を用いた補正を可
能とし、ユーザの手をわずらわせることなく補正をおこ
なうこと。 【解決手段】 S701では、プリンタ制御ユニットか
らFAX回線を通じて、ページメモリ内のRGB画像と
色変換パラメタのガンマ補正値と印字結果を受信する。
S702では、受信したRGB画像からページ内で使用
されている色の頻度分布を算出する。S703では、算
出した頻度分布のうち高頻度の色が使用されている位置
を算出する。S704では、算出した位置を元に受信し
た印字結果の濃度を計測する。S705では、RGB画
像の値と印字結果の濃度とガンマ補正値から結果を補正
するような新規のガンマ補正値を算出する。S706で
は、ガンマ補正値を印刷装置に補正コマンドとして送出
する。ユーザの使用している画像を用いた補正を自動的
に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像制御装置及び
画像データ処理方法に関し、より詳細には、、遠隔画像
診断補正装置を備えた画像制御装置及び画像データ処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像制御装置として、入力された
描画コマンドを解析し、中間データに変換する中間デー
タ生成手段と、中間データを標準カラー空間の画像に描
画する手段と、概画像を印刷用画像の色空間に変換し画
像を生成する画像生成手段と、生成された画像を、印刷
装置を通して出力する出力手段を有する画像制御装置が
知られている。この画像制御装置では、色補正手段とし
て以下の方法を行っていた。
【0003】図4は、従来の色補正手段の一例を示す図
で、図中符号401は画像読み出し部であり、ユーザの
操作に従って予めプリンタ本体のRAMに内蔵されてい
る画像パターンを読み出す。ここで画像は、YMCKの
値毎のパッチパターンになっており、YMCK各8ビッ
トの色空間で格納されている。
【0004】符号402は画像変換部であり、画像読み
出し部401で読み出された画像を、YMCKの色毎に
プリンタエンジンに対応したガンマ補正をかけた後、中
間調処理を行いYMCK各色4ビットのデータに変換す
る。
【0005】符号403は画像出力部であり、画像変換
部402で生成された画像をプリンタエンジンに転送し
て画像出力を得る。404は画像読み取り部で、出力さ
れた画像をユーザが手動でスキャナにセットし、画像読
み出し部401で読み出された画像パターンに対応した
濃度を読み取る。
【0006】符号405は補正値算出部で、画像読み出
し部401で読み出された画像パターンと画像読み取り
部404で読み取った濃度を比較し、画像読み取り部4
04の読み取り濃度が期待されている値と異なる場合に
は補正値を算出する。符号406はパラメタ変更部であ
り、画像読み取り部404で算出した値を画像変換部4
02のガンマ補正値に適応することにより補正値をセッ
トする。
【0007】図5は、画像補正の例を示す図で、図5
(a)は、画像読み出し部401の画像を入力とし、画
像変換部402ではガンマ=1.0を設定し、画像出力
部403を出力とした場合の理想的な濃度特性を示す図
で、入力に対して出力はリニアに変化している。図5
(b)は、ある時間経過後の、画像読み出し部401の
画像を入力とし、画像変換部402ではガンマ=1.0
を設定し、画像出力部403を出力とした場合の濃度特
性を示す図で、入力に対して出力は非線形(ガンマ=
1.2)に変化している。このような結果になった場合
には、画像補正値算出部405では、入力に対して出力
がリニアになるような補正ガンマ(ガンマ=1/1.
2)が算出され、406のパラメタ変更部により、補正
ガンマテーブルが402のガンマ変換部に設定される。
図5(c)は、補正値算出部405で算出した補正ガン
マテーブルを示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像制御装置では、補正をかけるための画像
が、予めプリンタ本体のRAMに内蔵されている画像パ
ターンを用い、かつ、予め決められたパッチパターンを
用いているため、ユーザが使用している画像に適した画
像補正を行うことが困難であった。
【0009】また、画像読み取り部では、出力された画
像をユーザが手動でスキャナにセットし、画像読み出し
部401で読み出された画像パターンに対応した濃度を
読み取っていたため、ユーザの負荷を伴っていた。
【0010】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ユーザの使用して
いる画像を用いた補正が可能となり、ユーザの手をわず
らわせることなく補正を可能とした画像制御装置及び画
像データ処理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、入力さ
れた描画コマンドを解析して、中間データに変換する中
間データ生成手段と、該中間データ生成手段による中間
データを標準カラー空間の画像に描画する画像描画手段
と、該画像描画手段による画像を印刷用画像の色空間に
変換して画像を生成する画像生成手段と、該画像生成手
段により生成された画像を、印刷装置を通して出力する
出力手段を有し、遠隔画像診断補正装置を備えた画像制
御装置であって、前記遠隔画像診断補正装置は、前記画
像制御装置からネットワークを通じて各種印刷情報を取
得する情報取得手段と、前記ネットワークを通じて前記
画像制御装置に各種印刷補正情報を送出する情報送出手
段とを有し、前記印刷装置は、前記各種印刷補正情報を
用いて印刷する印刷手段を有することを特徴とする。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記各種印刷情報は、前記画像
生成手段により生成された画像を、前記印刷装置を介し
てスキャナで読み取った情報であることを特徴とする請
求項1に記載の画像制御装置。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記各種印刷情報は、前記標準
カラー空間の画像に描画した結果の情報であることを特
徴とする。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記各種印刷情報は、前記標準
カラー空間の画像を印刷用画像の色空間に変換する際の
変換パラメタであることを特徴とする。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記ネットワークはファクシミ
リであることを特徴とする。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、入力され
た描画コマンドを解析して、中間データに変換する中間
データ生成ステップと、該中間データ生成ステップによ
る中間データを標準カラー空間の画像に描画する画像描
画ステップと、該画像描画ステップによる画像を印刷用
画像の色空間に変換して画像を生成する画像生成ステッ
プと、該画像生成ステップにより生成された画像を、印
刷装置を通して出力する出力ステップを有し、遠隔画像
診断補正装置の画像データ処理ステップを含む画像制御
装置の画像データ処理方法であって、前記遠隔画像診断
補正装置の画像データ処理ステップは、前記画像制御装
置からネットワークを通じて各種印刷情報を取得する情
報取得ステップと、前記ネットワークを通じて前記画像
制御装置に各種印刷補正情報を送出する情報送出ステッ
プとを有し、前記印刷装置の出力ステップは、前記各種
印刷補正情報を用いて印刷する印刷ステップを有するこ
とを特徴とする。
【0017】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の発明において、前記処理ステップを行うタイミ
ングはユーザの指示に従うことを特徴とする。
【0018】また、請求項8に記載の発明は、請求項6
に記載の発明において、前記処理ステップを行うタイミ
ングは予め定められた間隔で自動的に行うことを特徴と
する。
【0019】また、請求項9に記載の発明は、請求項6
に記載の発明において、前記予め定められた間隔とは一
定時間経過後に行うことを特徴とする。
【0020】また、請求項10に記載の発明は、請求項
6に記載の発明において、前記予め定められた間隔とは
一定枚数の印刷が終了した時点で行うことを特徴とす
る。
【0021】また、請求項11に記載の発明は、請求項
6に記載の発明において、前記遠隔画像診断補正装置の
画像データ処理ステップは、プリンタ制御ユニットから
FAX回線を通じて、ページメモリ内のRGB画像と色
変換パラメタのガンマ補正値と印字結果を受信する受信
ステップと、該受信ステップで受信されたRGB画像か
らページ内で使用されている色の頻度分布を算出する分
布算出ステップと、該分布算出ステップで算出された頻
度分布の内、高頻度の色が使用されている位置を算出す
る位置算出ステップと、該位置算出ステップで算出され
た位置を元に、受信した印字結果の濃度を計測する濃度
計測ステップと、前記RGB画像の値と印字結果の濃度
と前記受信ステップで受信されたガンマ補正値から、結
果を補正するような新規のガンマ補正値を算出する補正
値算出ステップと、補正値算出ステップで算出されたガ
ンマ補正値を印刷装置に補正コマンドとして送出する送
出ステップとを有することを特徴とする。
【0022】また、請求項12に記載の発明は、入力さ
れた描画コマンドを解析して、中間データに変換する中
間データ生成ステップと、該中間データ生成ステップに
よる中間データを標準カラー空間の画像に描画する画像
描画ステップと、該画像描画ステップによる画像を印刷
用画像の色空間に変換して画像を生成する画像生成ステ
ップと、該画像生成ステップにより生成された画像を、
印刷装置を通して出力する出力ステップを有し、遠隔画
像診断補正装置の画像データ処理ステップを含む画像制
御装置の画像データ処理をコンピュータに行わせるため
のプログラムであって、前記遠隔画像診断補正装置の画
像データ処理ステップは、前記画像制御装置からネット
ワークを通じて各種印刷情報を取得する情報取得ステッ
プと、前記ネットワークを通じて前記画像制御装置に各
種印刷補正情報を送出する情報送出ステップとを有し、
前記印刷装置の出力ステップは、前記各種印刷補正情報
を用いて印刷する印刷ステップを有し、前記各ステップ
をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。
【0024】[第1実施例]以下、本発明の画像制御装
置としてレーザ・ビーム・プリンタ(以下、LBPとい
う)に適用した例についてする。本実施例の構成を説明
する前に、本実施例を適用するLBPの構成を図1及び
図2を参照して説明する。
【0025】図1は、本実施例のLBPの内部構造を示
す断面図で、図2は、図1に示したLBP本体の制御構
成を説明するブロック図である。図中符号100はLB
P本体であり、外部に接続されているホストコンピュー
タ(図2の201)から供給される文字印字命令、各種
図形描画命令、イメージ描画命令及び色指定命令等に従
って対応する文字パターンや図形、イメージ等を作成
し、記録媒体である記録用紙上に像を形成する。
【0026】符号151は、操作のためのスイッチ、及
びプリンタの状態を表示するLED表示器やLCD表示
器等が配されている操作パネルである。101は、LB
P100全体の制御及びホストコンピュータから供給さ
れる文字印字命令等を解析するプリンタ制御ユニットで
ある。
【0027】なお、本実施例におけるLBPは、RGB
の色情報をM(マゼンタ)C(シアン)Y(イエロー)
K(ブラック)に変換し、それらを並列で像形成・現像
するため、MCYKそれぞれが像形成・現像機構を有す
る。プリンタ制御ユニット101は、MCYKそれぞれ
の印字イメージを生成し、ビデオ信号に変換してMCY
Kそれぞれのレーザ・ドライバに出力する。
【0028】M(マゼンタ)のレーザ・ドライバ110
は、半導体レーザ111を駆動するための回路であり、
入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ111から
発射されるレーザ光112をオン・オフ切り替えする。
レーザ光112は、回転多面鏡113で左右方向に振ら
れて静電ドラム114上を走査する。これにより、静電
ドラム114上には文字や図形のパターンの静電潜像が
形成される。この潜像は、静電ドラム114の周囲の現
像ユニット(トナーカートリッジ)115によって現像
された後、記録用紙に転写される。
【0029】C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラ
ック)に関しても、M(マゼンタ)と同様の像形成・現
像機構を有し、符号120、121、122、123、
124、125は、C(シアン)用の像形成・現像機
構、符号130、131、132、133、134、1
35は、Y(イエロー)用の像形成・現像機構、符号1
40、141、142、143、144、145は、K
(ブラック)用の像形成・現像機構である。個々の機能
は、M(マゼンタ)の像形成・現像機構と同じであるの
で説明は省略する。
【0030】記録用紙にはカット・シートを用い、カッ
ト・シート記録紙は、LBPに装着した給紙カセット1
02に収納されバネ103で一定の高さに保たれてお
り、給紙ローラ104及び搬送ローラ105と106と
により装置内に取り込まれ、用紙搬送ベルト107に乗
せられてMCYKの各像形成・現像機構を通過する。
【0031】記録用紙に転写されたMCYKの各トナー
(粉末インク)は、定着器108で熱と圧力により記録
用紙に固定され、記録用紙は、搬送ローラ109と15
0によってLBP本体上部に出力される。
【0032】図2は、図1に示したLBPの制御系の概
略構成を示すブロック図で、このLBPの制御系101
は、印刷情報の発生源である、ホストコンピュータ20
1より送られてきた文字、図形、イメージの各描画命令
及び色情報等からなるデータ218を入力し、ページ単
位で文書情報等を印刷するようにしている。
【0033】符号202は、ホストコンピュータ201
と各種情報をやりとりする入出力インターフェース部、
203は入出力インターフェース部202を介して入力
された各種情報を一時記憶する入力バッファである。
【0034】符号204は、文字パターン発生器で、文
字の幅や高さ等の属性や実際の文字パターンのアドレス
が格納されているフォント情報部222、文字パターン
自身が格納されている文字パターン部223、及びその
読みだし制御プログラムから成る。読みだし制御プログ
ラムはROM219に含まれ、文字コードを入力すると
そのコードに対応する文字パターンのアドレスを算出す
るコード・コンバート機能をも有している。
【0035】符号205はRAMで、文字パターン発生
器204より出力された文字パターンを記憶するフォン
トキャッシュ領域207、ホストコンピュータ201よ
り送られてきた外字フォントやフォーム情報及び現在の
印字環境等を記憶する記憶領域206を含んでいる。
【0036】このように、一旦文字パターンに展開した
パターン情報をフォントキャッシュとしてフォントキャ
ッシュ領域207に記憶しておくことにより、同じ文字
を印刷する時に再度同じ文字を復号してパターン展開す
る必要がなくなるため、文字パターンへの展開が速くな
る。
【0037】符号208は、プリンタの制御系全体を制
御するためのCPUで、ROM219に記憶されたCP
U208の制御プログラムにより装置全体の制御を行っ
ている。209は入力データ218を元に生成される内
部的なデータ群を格納する中間バッファである。
【0038】1ページ分のデータの受信が完了し、それ
らがよりシンプルな中間データに変換されて中間バッフ
ァに蓄えられた後、レンダラ210により数ライン単位
でレンダリングされ、印字イメージとしてバンドバッフ
ァ211に出力される。
【0039】なお、レンダラ210は、数ライン単位に
RGB各色8ビット/ピクセルの描画ビットマップイメ
ージを生成することができる。また、バンドバッファ2
11には少なくとも8ラインぶんのRGB描画ビットマ
ップイメージを記憶することができる。
【0040】バンドバッファ211に出力されたイメー
ジは、圧縮部212によりスキャンライン単位に圧縮さ
れ、ページメモリ213に格納される。1ページ分の中
間バッファメモリをレンダリング終了し、それらがペー
ジメモリ213に格納された後、伸長部214において
数ライン単位で読み出され、伸長される。
【0041】次に、伸長されたデータは色変換部215
において、RGB各色8ビット/ピクセルのビットマッ
プイメージをYMCK各色4ビット/ピクセルのビット
マップイメージに変換しさらにガンマ補正をかける。
【0042】次に、出力インターフェース部216でビ
デオ信号に変換されてプリンタ印字部217に出力され
る。プリンタ印字部217は出力インターフェース部2
16からのビデオ信号に基づいた画像情報を印刷するペ
ージ・プリンタの印刷機構部分である。
【0043】先に図2を用いて説明したように、本実施
例におけるLBPでは、MCYKの像形成・現像を並列
で行うため、出力インターフェース部216は、M出力
インターフェース部、C出力インターフェース部、Y出
力インターフェース部、K出力インターフェース部の4
つのインターフェース部で構成され、それぞれが独立に
色変換部215からドットデータを獲得し、ビデオ信号
に変換して各プレーンのレーザ・ドライバ110、12
0、130、140へ出力する。
【0044】符号220は、一般のEEPROM等で構
成する不揮発性メモリであり、以後NVRAM(Non
Volatile RAM)と称す。NVRAM22
0には操作パネル151で指定されるパネル設定値など
が記憶される。221はLBPからホストコンピュータ
201に送信されるデータである。
【0045】なお、ROM215には、ホストコンピュ
ータ201から入力されるデータの解析、中間データの
生成、印刷機構本体部213の制御プログラム、及びR
GB色空間からMCYK色空間への色変換テーブル、M
CYK各色ごとのガンマ補正テーブル等も含まれる。
【0046】なお、本実施形態では、印刷装置の一例と
してカラーレーザプリンタで説明しているが、カラーイ
ンクジェットプリンタ、カラー熱転写プリンタ等のカラ
ープリンタであっても良い。
【0047】なお、レンダラ210は、RGB各色8ビ
ット/ピクセルの描画ビットマップイメージを生成する
としたが、YMCKであっても、グレイであっても良
い。また、各色のビット/ピクセルはどのような値であ
っても良い。
【0048】この場合、バンドバッファ211、圧縮部
212、ページメモリ213、伸長部214は、レンダ
ラ210が生成する色空間、ビット/ピクセルに対応し
ていれば良い。
【0049】さらに、伸長されたデータは色変換部21
5において、レンダラ210で生成されたデータを出力
インターフェース部216に対応する色空間、ビット/
ピクセルに変換するものであれば良い。
【0050】図3は、中間バッファに格納される中間デ
ータの例を示す図で、図3(a)は、望まれる印字結果
を示す図で、図3(b)は、中間データを示す図であ
る。まず、入力コマンドが文字コマンドか、図形コマン
ドか、イメージコマンドかを判定し、中間データ格納部
209に格納する中間データにそれぞれのフラグを備え
る(図3(b))。
【0051】具体的には、object1として、属
性:文字、印字位置(X、Y)、フォント、サイズ、文
字コード、色を備え、object2として、属性:図
形、印字位置(X、Y)、形状(円)、半径、色を備
え、object3として、属性:イメージ、印字位置
(X、Y)、イメージの幅、高さ、拡大率、イメージの
実体へのポインタを備える。
【0052】このように中間データは、それぞれの描画
オブジェクトの形、色、印字位置の情報を含んでいる。
中間データをレンダラ210により描画すると望まれる
印字結果と同等の結果が得られる(図3(a))。
【0053】図6は、本実施例の画像制御装置の動作を
説明するためのフローチャートで、まず、S601は、
ホストコンピュータ201からの入力データ218をC
PU208で解析し、その種類を判別する。もし入力デ
ータが補正データならばS602に進み、もし入力デー
タがPDLデータならばS603に進む。
【0054】次にS602は、受信した補正データを色
変換部215のガンマ補正データに置き換え、S601
にもどる。S603は、PDLデータを解析し、PDL
ジョブ中のページ毎にS604以降の処理を行う。S6
04は、中間バッファ209にディスプレイリストを作
成し、S605に進む。
【0055】S605は、1ページ分のディスプレイリ
ストができると、S210において画像を生成し、さら
に、S215において色変換、ガンマ補正を行う。S6
06は、216によりプリンタ部217に対し画像出力
を行い、印字結果を得る。S607は、ページの出力枚
数を加算し、ページ数Pが所定値MならばS608に進
み、そうでなければS611に進む。
【0056】S608は、ページ数Pを初期値の0に戻
す。また、プリンタ起動時は、ページ数Pは初期値であ
るものとする。S609は、ページメモリ内のRGB画
像と、色変換部215で用いた色変換パラメタのガンマ
補正値を、FAX回線を用いて遠隔補正装置に転送す
る。
【0057】S610は、プリンタ部217からダイレ
クトに接続されている不図示のFAX装置から印字結果
を遠隔補正装置に転送する。S611は、PDLデータ
のジョブが概ページで終了か否かを判別し、ジョブ終了
であればS601に戻り、ジョブ終了でなければS60
3に戻る。
【0058】図7は、遠隔画像診断補正装置の動作を説
明するためのフォローチャートで、まず、S701で
は、プリンタ制御ユニット101からFAX回線を通じ
て、S609で送信したページメモリ内のRGB画像と
色変換パラメタのガンマ補正値と、S610で送信した
印字結果を受信する。
【0059】次にS702では、受信したRGB画像か
らページ内で使用されている色の頻度分布を算出する。
S703では、S702で算出した頻度分布の内、高頻
度の色が使用されている位置を算出する。
【0060】S704では、S703で算出した位置を
元に、受信した印字結果の濃度を計測する。S705で
は、RGB画像の値と、印字結果の濃度と、S701で
受信したガンマ補正値から、結果を補正するような新規
のガンマ補正値を算出する。算出方法は、図5で用いた
算出方法と同等である。
【0061】S706では、S705で算出したガンマ
補正値を印刷装置に補正コマンドとして送出する。以上
のしくみにより、ユーザの使用している画像を用いた補
正が可能となるとともに、ユーザの手をわずらわせるこ
となく自動的に補正が可能となる。
【0062】[第2実施例]第1の実施例においては、
S607において枚数をカウントしたが、経過時間をカ
ウントし、経過時間Tがある一定時間Mより大きいか否
かを判断してもよい。この場合、S608ではTを初期
値の0に戻す。
【0063】[第3実施例]第1の実施例においては、
S607において枚数をカウントしたが、ユーザからの
実行指示の有無を判断してもよい。ユーザからの実行指
示はプリンタに付随する操作パネルからの支持でもよい
し、ホストコンピュータ201からのデータ218に付
随する指示コマンドでもよいのは言うまでもない。実行
指示はNVRAM220に格納される。この場合、S6
08ではNVRAM220に格納された指示フラグは初
期値の「不指示」にもどされる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遠
隔画像診断補正装置は、画像制御装置からネットワーク
を通じて各種印刷情報を取得する情報取得手段と、ネッ
トワークを通じて画像制御装置に各種印刷補正情報を送
出する情報送出手段とを有し、印刷装置は、各種印刷補
正情報を用いて印刷する印刷手段を有するので、ユーザ
の使用している画像を用いた補正が可能となる。また、
ユーザの手をわずらわせることなく補正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のLBPの内部構造を示す断面図であ
る。
【図2】図1に示したLBP本体の制御構成を説明する
ブロック図である。
【図3】中間バッファに格納される中間データの例を示
す図である。
【図4】従来の色補正手段の一例を示す図である。
【図5】画像補正の例を示す図である。
【図6】本実施例の画像制御装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図7】遠隔画像診断補正装置の動作を説明するための
フォローチャートである。
【符号の説明】
100 プリンタ本体 101 プリンタ制御ユニット 102 給紙カセット 103 用紙を持ち上げるためのバネ 104 給紙ローラ 105 用紙搬送ローラ 106 用紙搬送ローラ 107 用紙搬送ベルト 108 定着器 109 用紙搬送ローラ 110 レーザ・ドライバ(マゼンタ用) 111 半導体レーザ発射装置(マゼンタ用) 112 レーザ・ビーム(マゼンタ用) 113 回転多面鏡(マゼンタ用) 114 静電ドラム(マゼンタ用) 115 トナーカートリッジ(マゼンタ用) 120 レーザ・ドライバ(シアン用) 121 半導体レーザ発射装置(シアン用) 122 レーザ・ビーム(シアン用) 123 回転多面鏡(シアン用) 124 静電ドラム(シアン用) 125 トナーカートリッジ(シアン用) 130 レーザ・ドライバ(イエロー用) 131 半導体レーザ発射装置(イエロー用) 132 レーザ・ビーム(イエロー用) 133 回転多面鏡(イエロー用) 134 静電ドラム(イエロー用) 135 トナーカートリッジ(イエロー用) 140 レーザ・ドライバ(ブラック用) 141 半導体レーザ発射装置(ブラック用) 142 レーザ・ビーム(ブラック用) 143 回転多面鏡(ブラック用) 144 静電ドラム(ブラック用) 145 トナーカートリッジ(ブラック用) 150 用紙搬送ローラ 151 操作パネル 201 ホストコンピュータ 202 ホストコンピュータとの入出力インターフェー
ス部 203 入力バッファ 204 文字パターン発生器 205 RAM 206 各種登録データ及び印刷環境等が記憶される記
憶領域 207 フォントキャッシュ領域 208 CPU 209 印刷データが蓄積される記憶領域 210 レンダラ 211 最終的な出力イメージが生成されるバンドバッ
ファ 212 圧縮部 213 ページメモリ 214 伸長部 215 色変換部 216 印刷機構部への出力インターフェース部 217 印刷機構部 218 ホストコンピュータからの入力データ 219 ROM 220 NVRAM 221 LBPからホストコンピュータに送信されるデ
ータ 222 フォント情報部 223 文字パターン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA28 CA01 CA08 CA16 CA19 CB01 CB08 CB16 CC01 CE17 CH01 CH11 DA16 DB06 DB09 DC25 5C077 LL01 LL16 MP01 MP08 NN02 NP02 PP15 PP32 PQ12 PQ19 PQ23 SS01 TT03 5C079 HA03 HB12 LA12 LB00 MA02 MA05 MA11 NA17 PA03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された描画コマンドを解析して、中
    間データに変換する中間データ生成手段と、該中間デー
    タ生成手段による中間データを標準カラー空間の画像に
    描画する画像描画手段と、該画像描画手段による画像を
    印刷用画像の色空間に変換して画像を生成する画像生成
    手段と、該画像生成手段により生成された画像を、印刷
    装置を通して出力する出力手段を有し、遠隔画像診断補
    正装置を備えた画像制御装置であって、 前記遠隔画像診断補正装置は、前記画像制御装置からネ
    ットワークを通じて各種印刷情報を取得する情報取得手
    段と、前記ネットワークを通じて前記画像制御装置に各
    種印刷補正情報を送出する情報送出手段とを有し、 前記印刷装置は、前記各種印刷補正情報を用いて印刷す
    る印刷手段を有することを特徴とする画像制御装置。
  2. 【請求項2】 前記各種印刷情報は、前記画像生成手段
    により生成された画像を、前記印刷装置を介してスキャ
    ナで読み取った情報であることを特徴とする請求項1に
    記載の画像制御装置。
  3. 【請求項3】 前記各種印刷情報は、前記標準カラー空
    間の画像に描画した結果の情報であることを特徴とする
    請求項1に記載の画像制御装置。
  4. 【請求項4】 前記各種印刷情報は、前記標準カラー空
    間の画像を印刷用画像の色空間に変換する際の変換パラ
    メタであることを特徴とする請求項1に記載の画像制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークはファクシミリである
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像制御装置。
  6. 【請求項6】 入力された描画コマンドを解析して、中
    間データに変換する中間データ生成ステップと、該中間
    データ生成ステップによる中間データを標準カラー空間
    の画像に描画する画像描画ステップと、該画像描画ステ
    ップによる画像を印刷用画像の色空間に変換して画像を
    生成する画像生成ステップと、該画像生成ステップによ
    り生成された画像を、印刷装置を通して出力する出力ス
    テップを有し、遠隔画像診断補正装置の画像データ処理
    ステップを含む画像制御装置の画像データ処理方法であ
    って、 前記遠隔画像診断補正装置の画像データ処理ステップ
    は、前記該画像制御装置からネットワークを通じて各種
    印刷情報を取得する情報取得ステップと、前記ネットワ
    ークを通じて前記画像制御装置に各種印刷補正情報を送
    出する情報送出ステップとを有し、 前記印刷装置の出力ステップは、前記各種印刷補正情報
    を用いて印刷する印刷ステップを有することを特徴とす
    る画像制御装置のデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記処理ステップを行うタイミングはユ
    ーザの指示に従うことを特徴とする請求項6に記載の画
    像制御装置のデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 前記処理ステップを行うタイミングは予
    め定められた間隔で自動的に行うことを特徴とする請求
    項6に記載の画像制御装置のデータ処理方法。
  9. 【請求項9】 前記予め定められた間隔とは一定時間経
    過後に行うことを特徴とする請求項6に記載の画像制御
    装置のデータ処理方法。
  10. 【請求項10】 前記予め定められた間隔とは一定枚数
    の印刷が終了した時点で行うことを特徴とする請求項6
    に記載の画像制御装置のデータ処理方法。
  11. 【請求項11】 前記遠隔画像診断補正装置の画像デー
    タ処理ステップは、 プリンタ制御ユニットからFAX回線を通じて、ページ
    メモリ内のRGB画像と色変換パラメタのガンマ補正値
    と印字結果を受信する受信ステップと、 該受信ステップで受信されたRGB画像からページ内で
    使用されている色の頻度分布を算出する分布算出ステッ
    プと、 該分布算出ステップで算出された頻度分布の内、高頻度
    の色が使用されている位置を算出する位置算出ステップ
    と、 該位置算出ステップで算出された位置を元に、受信した
    印字結果の濃度を計測する濃度計測ステップと、 前記RGB画像の値と印字結果の濃度と前記受信ステッ
    プで受信されたガンマ補正値から、結果を補正するよう
    な新規のガンマ補正値を算出する補正値算出ステップ
    と、 補正値算出ステップで算出されたガンマ補正値を印刷装
    置に補正コマンドとして送出する送出ステップとを有す
    ることを特徴とする請求項6に記載の画像制御装置のデ
    ータ処理方法。
  12. 【請求項12】 入力された描画コマンドを解析して、
    中間データに変換する中間データ生成ステップと、該中
    間データ生成ステップによる中間データを標準カラー空
    間の画像に描画する画像描画ステップと、該画像描画ス
    テップによる画像を印刷用画像の色空間に変換して画像
    を生成する画像生成ステップと、該画像生成ステップに
    より生成された画像を、印刷装置を通して出力する出力
    ステップを有し、遠隔画像診断補正装置の画像データ処
    理ステップを含む画像制御装置の画像データ処理をコン
    ピュータに行わせるためのプログラムであって、 前記遠隔画像診断補正装置の画像データ処理ステップ
    は、前記画像制御装置からネットワークを通じて各種印
    刷情報を取得する情報取得ステップと、前記ネットワー
    クを通じて前記画像制御装置に各種印刷補正情報を送出
    する情報送出ステップとを有し、 前記印刷装置の出力ステップは、前記各種印刷補正情報
    を用いて印刷する印刷ステップを有し、 前記各ステップをコンピュータに実行させるためのプロ
    グラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10440206B2 (en) 2016-12-15 2019-10-08 Hp Printing Korea Co., Ltd. Fax function diagnosis method, and apparatus for performing the method

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