JP2002330110A - 放送システム及び受信装置 - Google Patents

放送システム及び受信装置

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JP2002330110A
JP2002330110A JP2002065571A JP2002065571A JP2002330110A JP 2002330110 A JP2002330110 A JP 2002330110A JP 2002065571 A JP2002065571 A JP 2002065571A JP 2002065571 A JP2002065571 A JP 2002065571A JP 2002330110 A JP2002330110 A JP 2002330110A
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JP
Japan
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package data
receiving device
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Pending
Application number
JP2002065571A
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English (en)
Inventor
Hiroichi Tsuchiya
博一 土屋
Mitsuhiro Nishibe
光洋 西部
Takayuki Usami
貴之 宇佐美
Toshihiro Tsunoda
智弘 角田
Yasuaki Yamagishi
靖明 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Sony Network Communications Inc
Original Assignee
Sony Corp
Sony Communications Network Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタルラジオ放送をする際、受信装置の仕様
に合わせて番組を編成すると、受信装置の仕様が多岐に
わたるため複数の番組を編成しなければならず、番組編
成コストが高くなり、且つ複数の番組を同時に送信しな
ければならないため送信波の周波数帯域を広く確保しな
ければならない。 【解決手段】番組をデータの種類に応じて複数のパッケ
ージデータ3に分割し、受信装置2は仕様に応じて再生
するパッケージデータと破棄するパッケージデータとを
フィルタ21で選別する。尚、どの種類のパッケージデ
ータを再生するかはフィルタ制御テーブル22に規定さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画データ、静止
画データ、音声データ、テキストデータ等の各種データ
を放送する放送システムと該放送システムに使用される
受信装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば従来のアナログ信号を送信するラ
ジオ放送では、放送波の周波数帯域が狭いため送信され
るデータは音声信号がメインであり、一部文字データを
送信することができるにとどまっていた。これに対して
デジタル信号を送信する送信システムを想定すると、周
波数帯域を拡げなくても音声データや文字データの他に
動画データや静止画データを送信することができる。
尚、ここでいう動画データは、デジタルテレビ放送で放
送される動画データではなく、小さな画像で、且つそれ
ほどスムーズな動作を再現しない、比較的容量の小さい
データである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような各種デー
タを用いるマルチメディアコンテンツで構成された番組
を放送する場合、例えばBML(Broadcast
Markup Language)やその他のデータ放
送専用記述言語等を用いてデータの表示形式などを記述
し放送する。このような番組を受信した受信端末は受信
した内容に含まれるデータの表示形式等に従い受信デー
タを表示する。従って、この場合、どの受信装置でも同
一の内容の受信データが表示されることになる。
【0004】このため各受信装置全てに一定以上の表示
機能を備えさせる必要が生じる。また、各受信装置の仕
様に応じて受信したいデータの表示方法を変更すること
が極めて困難である。更に、将来的に表示機能等を拡張
することが難しいという不具合がある。
【0005】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、全
ての受信装置の仕様が一定でなくてもよく、受信装置毎
に受信したいデータの表示方法を変更することができ、
将来的に拡張しやすい放送システム及び受信装置を提供
することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による放送システムは、構成された番組データ
をデータの種類毎にパッケージデータに分離し、各パッ
ケージデータにデータの種類を示すデータを付加して、
送信局からパッケージデータを順次送信すると共に、受
信装置は少なくとも1種類以上のパッケージデータを選
別して再生することを特徴とする。
【0007】また、本発明による受信装置は、送信局か
ら送信される複数の種類のパッケージデータを受信し、
所定の種類のパッケージデータのみを通過させるフィル
タ部を備え、該フィルタ部を通過したパッケージデータ
を再生することを特徴とする。
【0008】例えば動画データとテキストデータとを含
んだ番組が送信された場合、受信装置側で例えばテキス
トデータだけを取り出す再編成を行うことができない。
そこで、この場合であれば、動画データとテキストデー
タとを別個のパッケージデータとして送信し、受信装置
側で所望するパッケージデータを選別して再生すればよ
い。このように構成すれば送信局は従来の番組をパッケ
ージデータに分割するだけでよく、受信装置は個々の受
信装置に最適な態様で番組を再生することができる。
【0009】受信装置で選択されるパッケージデータの
種類は受信装置の仕様によって決まるため、選択するパ
ッケージデータの種類は受信装置毎に決定されるが、視
聴者の希望等により選択するパッケージデータの種類を
変更できるようにしてもよい。
【0010】ところで、パッケージデータの種類として
は少なくとも動画データ、静止画データ、音声データ、
テキストデータが考えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1は送信局であ
り、番組を編成してデジタル信号として送信する。送信
された番組は受信装置2により受信され再生される。送
信局1では番組編成にあたり、複数の種類の番組素材1
1を基に番組を編成する。番組素材とは、動画、静止画
等の画像、音声や音楽、文字等である。
【0012】これら番組素材11は編成システム12に
よって1つの番組として編成される。従来であると編成
システム12によって編成された番組を送出システム1
3に送り、そのまま送信するが、本発明では編成システ
ム12から送出システム13に番組を送る際に1つのデ
ータとしてではなく複数のパッケージデータ3に分割し
て送るようにした。
【0013】パッケージデータ3は番組を構成する複数
のデータをデータの種類毎にパッケージしたものであ
る。本実施の形態では、動画データ31、音声データ3
2、静止画データ33、文字データ34、及びプログラ
ムデータ35の5種類のパッケージに分割した。
【0014】一方、送信局1から送信された放送波が受
信装置2に受信されると、所定の復調処理がされた後、
受信データの中から予め設定された所定の種類のパッケ
ージデータを選択するフィルタ21に受信データが送ら
れる。該フィルタ21では順次送られてくるパッケージ
データ3の種類を読み取り、フィルタ制御テーブル22
に設定されている種類のパッケージデータのみを残し、
設定されていない種類のパッケージデータは、該フィル
タ21で破棄される。従って、受信メモリが浪費される
ことはない。但し受信レートの算出のため破棄したパッ
ケージデータも含めて全てもパッケージデータの送デー
タ量はカウントされる。
【0015】フィルタ21を通過したパッケージデータ
はストリームデータとパケットデータとに選別される。
そしてストリームデータは第1メモリ23に送られスト
ックされる。一方、パケットデータは第2メモリ24に
送られ同じくストックされる。そして、第1メモリ23
及び第2メモリ24にストックされたデータは各々表示
出力プロセス25に送られて再生される。すなわち、動
画や静止画等の画像データ及び文字等のテキストデータ
は液晶モニター等の表示部に送られて表示され、音声デ
ータはスピーカー等の発音体に送られ発音体を鳴動させ
る。
【0016】ところで、フィルタ制御テーブル22は受
信装置2の仕様に応じて予め設定されており、受信装置
2の仕様に応じてどの種類のパケットデータを再生する
かが予め規定されている。但し、該フィルタ制御テーブ
ル22の内容は外部から視聴者が操作して書き換えるこ
とができる。例えば受信装置2が動画を再生することの
できる仕様であっても、視聴者が動画の再生を望まない
場合には動画を再生しない設定を行うことができるよう
に構成されている。視聴者が例えば動画の再生を停止す
る操作を行うとフィルタ制御テーブル22の内容が書き
換えられ、フィルタ21で動画のパケットデータを破棄
する設定に変更される。
【0017】尚、送信されたデータがどのような種類の
パケットデータで構成されているかを示す制御データは
第2メモリ24にストックされフィルタ制御テーブル2
2に送られる。
【0018】図2に示すように、動画データからなるパ
ッケージデータ31にはデータの種類が動画であること
を示す識別データ31aが付加されている。上記フィル
タ21は該識別データ31aを見てパッケージデータ3
1は動画に関するデータであることを識別する。同じく
文字データからなるパッケージデータ32を始め他のパ
ッケージデータ33・34・35にも各々識別データ3
2a・33a・34a・35aが付加されている。
【0019】本図に示した実施の形態では、パッケージ
データ31〜35の5個のパッケージデータが周期t毎
に繰り返して周期的に送信されている。そして、パッケ
ージデータ31には周期tの間再生する量の動画データ
が含まれており、パッケージデータ32には同じく周期
tの間再生する量の音声データが含まれている。尚、パ
ッケージデータ33の静止画データ及びパッケージデー
タ34のテキストデータは周期tの間表示し続ける。
尚、パッケージデータ31〜35は必ずしも全て周期t
毎に送信する必要はなく、例えば静止画は次の静止画に
変更するタイミングまで新たなデータを送信する必要は
ない。
【0020】受信装置2には図3に示す仕様のものがあ
る。受信装置2aはデータの処理速度が速く、メモリも
十分に備えているので、全てのパッケージデータ31〜
35を再生する。これに対して、携帯性を持たせるため
受信装置2aより小型化した受信装置2bでは、データ
の処理速度が低くなるため、音声データ、静止画デー
タ、テキストデータを再生する。従って、受信装置2b
に内蔵されているフィルタはパッケージデータ32・3
3・34以外を破棄する。更に、より小型化した受信装
置2cでは従来のポケットラジオ受信機のように、音声
データのみを再生する。従って、受信装置2cに内蔵さ
れているフィルタはパッケージデータ32以外のパッケ
ージデータを全て破棄する。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、1つの番組を複数の種類のパッケージデータに分割
し、受信装置側で再生するパッケージデータを選別する
ようにしたので、受信装置の仕様が多岐にわたっても送
信局側は受信装置の仕様に配慮することなく番組を編成
することができ、編成に要するコストを削減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
【図2】パッケージデータの状態を示す図
【図3】受信装置の仕様を示す図
【符号の説明】
1 送信局 2 受信装置 3 パッケージデータ
フロントページの続き (72)発明者 西部 光洋 東京都品川区北品川4丁目7番35号 ソニ ーコミュニケーションネットワーク株式会 社内 (72)発明者 宇佐美 貴之 東京都品川区北品川4丁目7番35号 ソニ ーコミュニケーションネットワーク株式会 社内 (72)発明者 角田 智弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山岸 靖明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA25 BA01 BA14 BA25 BA27 CA02 CA09 CA19 DA01 DA05 5C063 AB03 AB07 AC01 AC02 AC05 AC10 CA23 CA34 DA01 DA02 DA03 DA05 DA07 DA13 5K061 FF01 FF11 JJ07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構成された番組データをデータの種類
    毎にパッケージデータに分離し、各パッケージデータに
    データの種類を示すデータを付加して、送信局からパッ
    ケージデータを順次送信すると共に、受信装置は少なく
    とも1種類以上のパッケージデータを選別して再生する
    ことを特徴とする放送システム。
  2. 【請求項2】 上記受信装置で選別し再生するパッケ
    ージデータの種類を受信装置側で変更し得ることを特徴
    とする請求項1記載の放送システム。
  3. 【請求項3】 上記データの種類は、少なくとも動画
    データ、静止画データ、音声データ、テキストデータで
    あることを特徴とする請求項1または請求項2記載の放
    送システム。
  4. 【請求項4】 送信局から送信される複数の種類のパ
    ッケージデータを受信し、所定の種類のパッケージデー
    タのみを通過させるフィルタ部を備え、該フィルタ部を
    通過したパッケージデータを再生することを特徴とする
    受信装置。
  5. 【請求項5】 上記フィルタ部を通過させるパッケー
    ジデータの種類の設定を変更し得ることを特徴とする請
    求項4記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 上記データの種類は、少なくとも動画
    データ、静止画データ、音声データ、テキストデータで
    あることを特徴とする請求項4または請求項5記載の受
    信装置。
JP2002065571A 2002-03-11 2002-03-11 放送システム及び受信装置 Pending JP2002330110A (ja)

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