JP2002329881A - 太陽電池モジュール配線用ケーブル及び当該ケーブルを用いた太陽電池モジュール配線構造 - Google Patents
太陽電池モジュール配線用ケーブル及び当該ケーブルを用いた太陽電池モジュール配線構造Info
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Abstract
ても比較的少ないケーブルで接続を行えるようにする。 【解決手段】 プラス側導線9とマイナス側導線10が
一本化された2芯の基幹ケーブル3と、当該基幹ケーブ
ル3に設けられた分岐部2から分岐した分岐ケーブル5
と、分岐ケーブル5の先端に太陽電池モジュール21側
に接続するためのコネクタ14,15とを有する太陽電
池モジュール配線用ケーブルであって、2芯の基幹ケー
ブル3の分岐部2からは、前記プラス側導線9から分岐
した単芯の第1分岐ケーブル11と、前記マイナス側導
線10から分岐した単芯の第2分岐ケーブル12とがそ
れぞれ別個に延設されている。
Description
に設置される太陽電池モジュール配線用ケーブルと、当
該ケーブルを用いた太陽電池モジュール配線構造に関す
るものである。
特開2000−282647号公報に記載のものが知ら
れている。この太陽電池モジュールは、太陽電池の端子
ボックスから突設されたプラス側のリード線とマイナス
側のリード線とを有している。屋根に設置される各太陽
電池のリード線は、隣り合う太陽電池のリード線に対し
て順次接続され、隣り合う6個の太陽電池が直列に接続
される。
直列回路が複数組形成され、この複数組の太陽電池の直
列回路に接続されたケーブル(接続線)を屋根上から建
物の内部に落として接続箱に接続して並列接続される。
例えば、上記従来技術のように6直列接続で、屋根の上
に120個の太陽電池モジュールを設置した場合、6個
の太陽電池の直列回路が20組形成される。1組の太陽
電池の直列回路は、プラス側のケーブルとマイナス側の
ケーブルの計2本のケーブルが必要とされるため、20
組の場合、40本のケーブルが屋根上から落とされる。
池では、1つの太陽電池あたりの電圧が40V程度と比
較的低かったため、上記従来技術のように6個の太陽電
池を直列接続して1組とし、1組あたりの電圧を200
V以上に高めていた。ところが、近年、太陽電池の発電
電圧が高いものが開発されており、例えば、1つの太陽
電池で100V程度の電圧を発生するものもある。この
場合、200Vの電圧を得るには、2つの太陽電池を直
列接続すればよいことになる。そして、2直列接続の太
陽電池は、互いに並列接続されることになる。すなわ
ち、1組の太陽電池の直列回路は、2個の太陽電池モジ
ュールからなる。
0個の太陽電池モジュールを設置すると、2個の太陽電
池の直列回路が60組形成される。これら60組を従来
と同様に配線すると、実に120本もの大量のケーブル
が必要となり、ケーブル数が非常に多くなる。本発明の
課題は、上記問題を解決することにあり、上記のような
場合であっても、比較的少ないケーブル数で配線するこ
とができる太陽電池モジュール配線用ケーブルと、この
太陽電池モジュール配線用ケーブルを用いた有用な太陽
電池モジュール配線構造を提供することを目的とする。
本発明は、次の技術的手段を採用した。すなわち、太陽
電池モジュールに係る本発明の特徴は、プラス側導線と
マイナス側導線が一本化された2芯の基幹ケーブルと、
当該基幹ケーブルに設けられた分岐部から分岐した分岐
ケーブルと、分岐ケーブルの先端に太陽電池モジュール
側に接続するためのコネクタとを有する太陽電池モジュ
ール配線用ケーブルであって、2芯の基幹ケーブルの分
岐部からは、前記プラス側導線から分岐した単芯の第1
分岐ケーブルと、前記マイナス側導線から分岐した単芯
の第2分岐ケーブルとがそれぞれ別個に延設されている
点にある。
第2分岐ケーブルに太陽電池モジュールを接続すると、
分岐部が複数あれば、各分岐部に接続されたそれぞれの
太陽電池モジュールは並列接続となる。したがって、並
列接続数が複数(例えば、10個)あったとしても、そ
の出力線となる基幹ケーブルは1本で済むため、並列接
続数が多くなっても必要なケーブル数の増加を抑えるこ
とができる。しかも、基幹ケーブルは、プラス側導線と
マイナス側導線が一本化された2芯ケーブルであるか
ら、出力線としてプラス側ケーブルとマイナス側ケーブ
ルの2本を用意する必要がなく、この点からもケーブル
数を減少させることができ、配線が容易となる。
ケーブルあるのに対して、分岐ケーブルとしては、単芯
の第1分岐ケーブルと第2分岐ケーブルとに分けられて
いるので、分岐ケーブルの先端に設けられているコネク
タを比較的小さくでき、配線の容易性が確保される。つ
まり、基幹ケーブルとともに分岐ケーブルも2芯として
しまうと、単芯のものに比べてコネクタの大きさが大き
くなってしまう。特に太陽電池モジュール側に接続され
るコネクタには防水性が必要とされるため、大きくなり
がちであり、2芯用のコネクタとなると、コネクタがか
なり大型化する。太陽電池モジュールの配線は、太陽電
池モジュールの裏側のごく限られたスペースで行われる
ため、コネクタの大型化は、配線作業を困難にしたり、
場合によっては必要なスペースが確保できなという問題
を発生させる。
ルを2芯としてケーブル数を少なくできるにもかかわら
ず、分岐ケーブルは単芯として第1分岐ケーブルと第2
分岐ケーブルとに分けられているので、コネクタを比較
的小さくでき、配線作業が容易である。前記第1分岐ケ
ーブルは前記基幹ケーブルの長手方向一方側に向かって
延び、前記第2分岐ケーブルは前記第1分岐ケーブルと
は反対に前記基幹ケーブルの長手方向他端側に向かって
延びるように前記分岐部から延設されているのが好まし
い。かかる構成を採用すると、ケーブル全体としてコン
パクトになり少ないスペースであっても比較的容易に配
線を行うことができる。
岐ケーブルとは、異なる長さとされているのが好まし
い。かかる構成を採用すると、分岐ケーブルが、第1分
岐ケーブルと第2分岐ケーブルとに分かれていても、そ
れらの長さによって容易に両者を区別することができる
ため、配線ミスを防止することができる。さらに、前記
第1分岐ケーブル又は前記第2分岐ケーブルの電気経路
中に、逆流防止ダイオードが設けられているのが好まし
い。逆流防止ダイオードが設けられていることで、並列
接続された太陽電池モジュール間に電圧差が生じた場合
に、低い電圧の太陽電池モジュールに電流が逆流するこ
とを防止することができる。
水をするための分岐ブッシングが設けられているのが好
ましい。分岐ブッシングを設けることで、分岐部の防水
を図ることができる。そして、第1分岐ケーブル又は第
2分岐ケーブルの電気経路中における電流の逆流を防止
するための逆流防止ダイオードが、前記分岐ブッシング
内部に設けられているのが好ましい。分岐ブッシング内
部に逆流防止ダイオードを設けることで構成を簡易化す
ることができる。なお、ここで開示する太陽電池モジュ
ール配線用ケーブルの特徴は、プラス側導線とマイナス
側導線が一本化された2芯の基幹ケーブルと、当該基幹
ケーブルの長手方向複数箇所に設けられた分岐部から分
岐した分岐ケーブルと、分岐ケーブルの先端に太陽電池
モジュール側に接続するためのコネクタとを有する太陽
電池モジュール配線用ケーブルであって、前記分岐部内
には、逆流防止ダイオードが設けられている点にもあ
る。逆流防止ダイオードが設けられていることで、並列
接続された太陽電池モジュール間に電圧差が生じた場合
に、低い電圧の太陽電池モジュールに電流が逆流するこ
とを防止することができる。
徴は、出力線としてプラス側リード線とマイナス側リー
ド線とをそれぞれ別個に有する太陽電池モジュールを、
前記太陽電池モジュール配線用ケーブルを用いて接続す
るための配線構造であって、ある太陽電池モジュールの
プラス側リード線と他の太陽電池モジュールのマイナス
側リード線とを接続して複数の太陽電池モジュールが直
列接続された太陽電池モジュールセットが構成され、前
記太陽電池モジュールセットの直列一端側のプラス側リ
ード線は、ある分岐部から分岐した前記第1分岐ケーブ
ルに接続され、前記太陽電池モジュールセットの直列他
端側のマイナス側リード線は、前記第1分岐ケーブルと
同一の分岐部から分岐した前記第2分岐ケーブルに接続
されて、複数の太陽電池モジュールセットが互いに並列
接続され、前記基幹ケーブルが並列接続された複数の太
陽電池モジュールセットの総出力線とされている点にあ
る。
有する太陽電池モジュールを複数個直列接続して太陽電
池モジュールセットを構成すると、直列一端側にはプラ
ス側リード線が残り、直列他端側にはマイナス側リード
線が残る。直列一端側のプラス側リード線に第1分岐ケ
ーブルを接続し、他端側のマイナス側リード線に第2分
岐ケーブルを接続することで、複数の太陽電池モジュー
ルセットを並列接続することができる。このとき、直列
一端側のプラス側リード線と、直列他端側のマイナス側
リード線は、別々の太陽電池モジュールのリード線であ
るから、両リード線の位置は離れているが、本発明で
は、分岐ケーブルとしては第1分岐ケーブルと第2分岐
ケーブルに分かれているので、直列一端側のプラス側リ
ード線と直列他端側のマイナス側リード線とが離れた位
置にあっても、第1分岐ケーブルと第2分岐ケーブルを
それぞれ接続することが容易である。
ブルとが反対方向に延設されている場合には、プラス側
リード線とマイナス側リード線が離れていても接続が容
易である。また、本発明に係る配線構造の他の特徴は、
出力線としてプラス側リード線とマイナス側リード線と
をそれぞれ別個に有する太陽電池モジュールを、逆流防
止ダイオードを有する前記太陽電池モジュール配線用ケ
ーブルを用いて接続するための配線構造であって、ある
太陽電池モジュールのプラス側リード線と他の太陽電池
モジュールのマイナス側リード線とを接続して複数の太
陽電池モジュールが直列接続された太陽電池モジュール
セットが構成され、前記太陽電池モジュールセットの直
列一端側のプラス側リード線は、ある分岐部から分岐し
た前記第1分岐ケーブルに接続され、前記太陽電池モジ
ュールセットの直列他端側のマイナス側リード線は、前
記第1分岐ケーブルと同一の分岐部から分岐した前記第
2分岐ケーブルに接続される一方、前記太陽電池モジュ
ール配線用ケーブルの他のある分岐部から分岐した第1
及び第2分岐ケーブルには、前記太陽電池モジュールセ
ットが非接続とされていると共に、当該第1及び第2分
岐ケーブルのコネクタが互いに接続されている点にあ
る。
ュールが接続されていない状態で施工を終えると、第1
及び第2分岐ケーブルの先端のコネクタに錆が生じた
り、漏電が発生するおそれがある。錆や漏電の発生を防
止するには、コネクタに防水キャップを取り付けてコネ
クタの金属部分が露出しないようにすることが考えられ
る。一方、防水キャップのような別部材を用いると面倒
であるため、防水キャップを用いずに錆や漏電の発生を
防止するべく、第1及び第2分岐ケーブルのコネクタ同
士を互いに接続することが考えられる。
イナス側導線とが短絡してしてしまうため、通常は、第
1及び第2分岐ケーブル同士を接続することはできな
い。ところが、本発明において、逆流防止ダイオードを
有する太陽電池モジュール配線用ケーブルの場合、当該
逆流防止ダイオードは、接続された第1及び第2分岐ケ
ーブルによって基幹ケーブルのプラス側導線からマイナ
ス側導線に電流が流れることをも防止する。よって、第
1及び第2分岐ケーブル同士を接続することができ、上
記の配線構造が可能となる。
屋根の形状の制約などの理由から、すべての分岐部の第
1及び第2分岐ケーブルに太陽電池モジュールを接続し
ない場合には、そのような第1及び第2分岐ケーブル同
士を互いに接続しておくことで、錆や漏電の発生を簡単
に防止することができ、配線の自由度が高まり、配線作
業が容易となる。なお、ここでは、他の配線構造とし
て、出力線としてプラス側リード線とマイナス側リード
線とをそれぞれ別個に有する太陽電池モジュールを、前
記太陽電池モジュール配線用ケーブルを用いて接続する
ための配線構造であって、ある太陽電池モジュールのプ
ラス側リード線と他の太陽電池モジュールのマイナス側
リード線とを接続して複数の太陽電池モジュールが直列
接続された太陽電池モジュールセットが構成され、前記
太陽電池モジュールセットの直列一端側のプラス側リー
ド線は、第1の分岐部から分岐した前記第1分岐ケーブ
ルに接続され、前記太陽電池電池モジュールセットの直
列他端側のマイナスリード線は、第2の分岐部から分岐
した第2分岐ケーブルに接続され、前記第1の分岐部の
第2分岐ケーブルのコネクタと、前記第2の分岐部の第
1分岐ケーブルのコネクタには、コネクタを防水するた
めの防水キャップがそれぞれ嵌められているものを開示
する。
る太陽電池モジュール同士の位置が離れている場合、同
一の分岐部から分岐した第1分岐ケーブルと第2分岐ケ
ーブルを同一の太陽電池モジュールセットのリード線に
接続するのは困難な場合がある。この場合、太陽電池モ
ジュールセットのリード線を第1の分岐部と第2の分岐
部に分けて接続することもできる。しかし、このような
接続を行うと、太陽電池モジュールに接続されたない分
岐ケーブルが残ってしまう。
タは、錆や漏電の発生の原因となるため、リード線に非
接続の分岐ケーブルのコネクタに、防水キャップを嵌め
ておくことで、リード線に非接続の分岐ケーブルがあっ
ても、錆や漏電などの問題の発生を避けることができ
る。したがって、上記のような第1の分岐部と第2分岐
部に分けた配線が可能となることから、配線の自由度が
高まり、配線作業が容易となる。
基づいて説明する。図1〜図4は、本発明の配線構造で
用いられる太陽電池モジュール配線用ケーブル1を示し
ている。この配線用ケーブル1は、長手方向の複数箇所
に分岐部2を有する基幹ケーブル3と、分岐部2から分
岐した分岐ケーブル5とを備えており、屋根などの施工
面において太陽電池モジュールの背面空間に通されて太
陽電池モジュール同士を接続するためのものである。
への引き込み側端とされており、この引き込み側端3a
には基幹コネクタ7が設けられている。この基幹コネク
タ7は、接続箱(図示省略)へ接続するためなどに用い
られる。基幹ケーブル3は、2本の被覆導線9,10を
2本まとめて絶縁体により被覆して1本化された2芯ケ
ーブルである。2本の被覆導線9,10のうち、一方の
導線9がプラス側導線であり、他方の導線10がマイナ
ス側導線として用いられる。なお、基幹ケーブル3が2
芯ケーブルであることに対応して、基幹コネクタ7も、
プラス側の接続端子とマイナス側の接続端子の双方を備
えている。
途部と基幹ケーブル1の長手方向他端側(基幹コネクタ
7の反対側)に設けられている。なお、各分岐部2は等
間隔に設けられている。分岐部2の数は、任意の数とす
ることができるが、10個程度が好適である。ただし、
施工される太陽電池モジュールの端数に対応するため、
分岐部2の数が1〜9個のケーブル1も用意しておくの
が好ましい。分岐部2からは、分岐ケーブル5として、
第1分岐ケーブル11と第2分岐ケーブル12の2本の
ケーブルが枝分かれして延設されている。第1分岐ケー
ブル11と第2分岐ケーブル12は、それぞれ1本の導
線が絶縁体で被覆されてなる単芯ケーブルである。
タ14(以下、「第1コネクタ」ともいう)が設けられ
ており、第2分岐ケーブルの先端にも、コネクタ15
(以下、「第2コネクタ」ともいう)が設けられてい
る。これらのコネクタ15は、それぞれ防水コネクタで
あり、後述の太陽電池モジュールのリード線に設けられ
たコネクタと接続するためのものである。第1及び第2
コネクタ14,15は、雄雌嵌合によってリード線のコ
ネクタと接続されるものであり、ここでは、第1コネク
タ14が雌コネクタとされ、第2コネクタ15が雄コネ
クタとされている。また、第1コネクタ14と第2コネ
クタ15とを雄雌嵌合により互いに接続することもでき
るように第1及び第2コネクタ14,15は互いに対応
した形状となっている。
ナス側導線10、第1分岐ケーブル11、及び第2分岐
ケーブル12が接続されている。この分岐部2における
接続部を防水するため、分岐部2には分岐ブッシング1
7が設けられている。つまり、プラス側導線9、マイナ
ス側導線10、第1分岐ケーブル11、及び第2分岐ケ
ーブル12の接続部は分岐ブッシング17によって覆わ
れて防水されている。分岐部2において、第1分岐ケー
ブル11は、端子18を介してプラス側導線9と接続さ
れている。また、第2分岐ケーブル12は、端子18を
介してマイナス側導線10と接続されている。
ル12は、基幹ケーブル3と並行となるように前記分岐
ブッシング17から延設されている。また、第1分岐ケ
ーブル11は、ケーブル1の長手方向他端側に向かうよ
うに延設されているのに対し、第2分岐ケーブル12
は、第1分岐ケーブル11とは反対に、ケーブル1の長
手方向一端側(基幹コネクタ7側)に向かうように延設
されている。なお、図2に示すように、基幹ケーブル3
の長手方向中途部にある分岐ブッシング17からは、長
手方向両方向に基幹ケーブル3が延びているが、基幹ケ
ーブル3の長手方向他端の分岐ブッシング17からは、
図3に示すように、長手方向一方にのみ基幹ケーブル3
が延びている。
ル12より長く形成されており、図示のものでは、第1
分岐ケーブル11は、第2分岐ケーブル12より約10
0mm長く形成されている。分岐部2内には、電流の逆
流を防止するための逆流防止ダイオード19が設けられ
ている。この逆流防止ダイオード19は、第1分岐ケー
ブル11による電気経路からプラス側導線9側に電流が
流れるのを許容し、その逆には電流が流れないようにす
るためのものである。逆流防止ダイオード19は、第1
分岐ケーブル11の基端部にある端子18と、プラス側
導線9の端子18との間に配置されている。換言する
と、第1分岐ケーブル11は逆流防止ダイオードを介し
てプラス側導線9に接続されている。
岐ケーブル12とマイナス側導線10の間に介在させて
もよい。この場合、マイナス側導線10側から第2分岐
ケーブルによる電気経路へ電流が流れるのを許容し、そ
の逆には電流が流れないように逆流ダイオード19の向
きを設定する。図5及び図6は、屋根などの施工面に設
置される太陽電池モジュール21を示している。太陽電
池モジュール21は、背面に位置するベース部(バック
アップ材)22の表面側に太陽電池部23を取り付けて
主構成されている。
ており、前部(軒側)に左右一対の固定ブラケット2
5,25を備え、その表面には左右一対の支持板26,
26を備えている。また、ベース部22表面の左右方向
中央部の軒側には、太陽電池部23の端子ボックス28
に対応した収納凹部29が形成されている。さらに、ベ
ース部22背面(下面)には、後側(棟側)から前側
(軒側)に延びる配線溝(ケーブルスペース)30が凹
状に形成されている。配線溝30は4本形成されてい
る。
定するための固定部31と、固定部31の後部(棟側)
から立ち上がった立ち上がり部32と、立ち上がり部3
2の上部から前方(軒側)に突出した受け部33とを有
している。太陽電池部23をベース部22に取り付けた
状態で、太陽電池部23の軒側の背面(下方)には、配
線空間が形成されており、この配線空間に配線を通すこ
とができる。太陽電池部23の背面側には、端子ボック
ス28が設けられている。この端子ボックス28から
は、太陽電池部23の出力線として、単芯のプラス側リ
ード線35と、単芯のマイナス側リード線36とがそれ
ぞれ延設されている。各リード線35,36の先端には
コネクタ37,38がそれぞれ設けられている。プラス
側リード線35のプラス側コネクタ37と、マイナス側
リード線36のマイナス側コネクタ38とは、雄雌嵌合
により接続可能なものである。
クタであり、他の太陽電池モジュールのマイナス側コネ
クタ38(雌コネクタ)と接続可能であり、マイナス側
コネクタ38は、雌コネクタであり、他の太陽電池モジ
ュールのプラス側コネクタ37(雄コネクタ)と接続可
能である。また、雄コネクタであるプラス側コネクタ3
7は、ケーブル1の第1分岐ケーブル11の第1コネク
タ(雌コネクタ)14とも接続可能であり、同様に、雌
コネクタであるマイナス側コネクタ38は、第2分岐ケ
ーブル23の第2コネクタ(雄コネクタ)15とも接続
可能である。
の太陽電池モジュール21を実際に接続した配線図を示
している。ここで、太陽電池モジュールとしては、横に
3枚並んだ太陽電池モジュール21a,21b,21c
の軒側(下段)に、横に3枚並んだ太陽電池モジュール
21d,21e,21fが配置されている。左上の第1
の太陽電池モジュール21aのプラス側リード線35
は、右隣りの第2の太陽電池モジュール21bのマイナ
ス側リード線36と接続されている。これにより第1太
陽電池モジュール21aと第2太陽電池モジュール21
bは直列接続されて1組の太陽電池モジュールセット
(2直列1組)を構成していることになる。
1cのプラス側リード線35は、渡り線40を介して、
軒側に隣接する第4の太陽電池モジュール21dのマイ
ナス側リード線36と接続されている。これにより第3
太陽電池モジュール21cと第4太陽電池モジュール2
1dは直列接続されて1組の太陽電池モジュールセット
(2直列1組)を構成していることになる。なお、渡り
線40は、長手方向一端に雄コネクタを有し、他端に雌
コネクタを有する単芯ケーブルである。さらに、中央下
の第5の太陽電池モジュール21eのプラス側リード線
35は、左隣りの第6の太陽電池モジュール21fのマ
イナス側リード線36と接続されている。これにより第
5太陽電池モジュール21eと第5太陽電池モジュール
は直列接続されて1組の太陽電池モジュールセット(2
直列1組)を構成していることになる。
並列に接続するために、前記ケーブル1が用いられる。
ケーブル1の1つの分岐部2を1つの太陽電池モジュー
ルセットに対応させ、第1分岐ケーブル11を太陽電池
モジュールセットの直列一端側に残っているプラス側リ
ード線35に直接又は渡り線40を介して接続する。一
方、第2分岐ケーブル12を太陽電池モジュールセット
の直列他端側に残っているマイナス側リード線36に接
続する。
成する2枚の太陽電池モジュール21の端子ボックス2
8,28同士は離れた位置にあるが、第1分岐ケーブル
11と第2分岐ケーブルは、互いに反対方向に延びてい
るので、接続作業が容易である。また、第1分岐ケーブ
ル11と第2分岐ケーブルは長さが異なるので、作業者
は容易に両ケーブル11,12を判別でき、配線ミス防
止に役立つ。図7(b)のようにすべての太陽電池モジ
ュールセットに対する結線が完了すると、3組の太陽電
池モジュールセットは互いに並列接続されたことにな
り、6個の太陽電池モジュール21から出力された電流
は、基幹ケーブル3に流れて6個分の総出力となる。
シング17を固定ブラケット25の固定部31と受け部
33とで挟ませるようにはめ込んで仮固定されている
(図7(b)参照)。なお、配線は、太陽電池部23の
軒側背面の配線空間や、配線溝30を通される。このと
き、第1分岐ケーブル11と第2分岐ケーブル12とは
ともに基幹ケーブル3と並行に延びるように設けられて
いるので、かさらばず、配線空間が狭くとも容易に配線
できる。
しか図示していないが、10個の分岐部2を有する太陽
電池モジュール配線用ケーブル1の場合、20枚の太陽
電池モジュール21を接続することができる。つまり、
1つの屋根に120枚の太陽電池モジュールがある場
合、6本のケーブルがあればよいことになる。6本(複
数の)のケーブル1は、引き込み端3aが屋内に引き込
まれ、基幹コネクタ7が図示しない接続箱に接続され
る。図9及び図10は、ある分岐部2aを飛ばして太陽
電池モジュール21を接続するときの配線構造を示して
いる。屋根にトップライト45などが設置されて、この
場所45に太陽電池モジュールが設置されないときに
は、トップライト45近傍の分岐部2aから延設された
第1及び第2分岐ケーブル11,12には接続すべき太
陽電池モジュール21が存在しない。この場合、図9の
ように分岐部2aの第1分岐ケーブル11の第1コネク
タ14と、第2分岐ケーブル12の第2コネクタ15と
を接合させる。第1及び第2コネクタ14,15は防水
コネクタであるから、この接合によって第1及び第2コ
ネクタ14,15における防水が行われる。
よって、第1分岐ケーブル11と第2分岐ケーブル12
とを接合しても、プラス側導線9からマイナス側導線1
0側に電流が流れることは阻止されており、短絡しな
い。図11は、ケーブル1を用いた他の配線構造の例を
示している。2つの太陽電池モジュールの間にトップラ
イト45などがあって、直列接続される太陽電池モジュ
ール21g,21hの間に大きな間隔がある場合、一方
の太陽電池モジュール21gのプラス側リード線35と
他方の太陽電池モジュール21hのマイナス側リード線
36とを1本又は複数本の渡り線40で接続して、2つ
の太陽電池モジュール21g,21hを直列接続する。
のプラス側リード線35(直列一端側のプラス側リード
線35)を、ある分岐部2b(以下、「第1分岐部2
b」という)の第1分岐ケーブル11に接続する。ま
た、一方の太陽電池モジュール21gのマイナス側リー
ド線36を、他の分岐部2c(以下、「第2分岐部2
c」という)の第1分岐ケーブル11に接続する。これ
によって、2つの太陽電池モジュール21g,21hは
直列接続されるとともに、第1分岐部2b及び第2分岐
部2c以外の分岐部に接続された太陽電池モジュールセ
ットと並列接続される。
ル12の第2コネクタ15と、第2分岐部2cの第1分
岐ケーブル11の第1コネクタ14を何も接続しないで
そのままにしておくと、錆や漏電の発生の原因となるの
で、これらの第1及び第2コネクタ14,15には、防
水キャップ47,48が嵌め込まれて、コネクタ14,
15の防水が図られている。雌コネクタである第1コネ
クタ14には、これに雄雌嵌合する雄形状の防水キャッ
プ47が用いられ、雄コネクタである第2コネクタ15
には、これに雄雌嵌合する雌形状の防水キャップ48が
用いられる。この防水キャップ47,48は、必要に応
じて、他の配線(リード線35,36など)のコネクタ
に嵌めることもできる。
例を示している。図12は、配線構造の第1実施例であ
り、1本の太陽電池モジュール配線用ケーブル1に対し
て、19枚の太陽電池モジュール21が存在している。
ここでは、2枚の太陽電池モジュールを直列に接続し
て、その組である太陽電池モジュールセットをケーブル
1に接続している。したがって、1枚の太陽電池モジュ
ールだけをケーブル1に接続することはできない。その
ため、1つの施工面の設置枚数が奇数の場合、1枚の太
陽電池モジュール21iは、ダミーとなる。ダミーの太
陽電池モジュール21iは、施工面に設置されるだけで
ケーブル1への配線はされない。図12においてダミー
の太陽電池モジュール21iは、左下角に位置してい
る。
2を有するケーブル1を用いてダミーを除く18枚の太
陽電池モジュール21への接続がなされる。すなわち、
9組の太陽電池モジュールセットが並列接続される。分
岐部2が10個あるのに対し、太陽電池モジュールセッ
トは9組であるので、1個の分岐部2aは余る。余った
分岐部2aは、図9に示す分岐部2aのように、第1及
び第2分岐ケーブル11,12のコネクタ14,15同
士が接続されて防水処理が施される。あるいは、図11
に示した防水キャップ47,48を余った分岐部2aの
第1及び第2分岐ケーブルのコネクタ14,15にそれ
ぞれ嵌めて防水処理を施してもよい。
に関しては、プラス側リード線35及びマイナス側リー
ド線36のコネクタ37,38同士を接続して防水処理
を施すことができる。あるいは、ダミーの太陽電池モジ
ュール21iのプラス側リード線35のコネクタ37と
マイナス側リード線36のコネクタ38にそれぞれ防水
キャップ47,48を嵌めておいてもよい。後者の場
合、太陽電池の出力が開放状態となり太陽電池の性能上
好ましい状態を維持してコネクタの防水を図れる。
となっており、この横配線は、太陽電池部23の背面軒
側の配線空間を通される。一本のケーブルを配線接続し
ていく途中で左又は右端にきた場合、下段の左又は右端
の太陽電池モジュールに移り、続けて横配線が行われ
る。上段から下段に移る場合、ケーブル1は、配線溝2
3を通される。また、直列接続される2枚の太陽電池モ
ジュールが上下段にまたがる場合、渡り線40を介して
直列接続される。図13の第2実施例では、9個の分岐
部2を有するケーブル1を用いて18枚の太陽電池モジ
ュール21への接続がなされている。図13では、ダミ
ーの太陽電池モジュール21も余った分岐部2も存在し
ない。なお、説明を省略した点については、第1実施例
と同様である。
陽電池モジュール21iを含めて13枚の太陽電池モジ
ュールがあり、6個の分岐部2を有するケーブル1を用
いてダミーを除く12枚の太陽電池モジュール21への
接続がなされている。なお、説明を省略した点について
は、第1実施例と同様である。図15の第4実施例で
は、1枚のダミー太陽電池モジュール21iを含めて1
3枚のモジュールがあり、7個の分岐部2を有するケー
ブル1を用いてダミーを除く12枚の太陽電池モジュー
ル21への接続がなされており、分岐部2aが1つ余っ
ている。また、太陽電池モジュール21の配置は、上下
段において横方向に1/2幅づつずらした千鳥状配置と
されている。なお、説明を省略した点については、第1
実施例と同様である。
陽電池モジュール21iを含めて11枚の太陽電池モジ
ュールがあり、6個の分岐部を有するケーブル1を用い
てダミーを除く10枚の太陽電池モジュール21への接
続がなされており、分岐部2aが1つ余っている。ま
た、太陽電池モジュール21の配置は、上下段において
横方向に1/2幅づつずらした千鳥状配置とされてい
る。なお、説明を省略した点については、第1実施例と
同様である。
並列接続数が多くなっても比較的少ないケーブルで接続
を行うことができる。
ある。
である。
図である。
を用いた簡略配線図であり、(b)は(a)に対応する
配線実体図である。
線の他の例を示す配線図である。
配線のさらに他の例を示す配線図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 プラス側導線(9)とマイナス側導線
(10)が一本化された2芯の基幹ケーブル(3)と、
当該基幹ケーブル(3)に設けられた分岐部(2)から
分岐した分岐ケーブル(5)と、分岐ケーブル(5)の
先端に太陽電池モジュール(21)側に接続するための
コネクタ(14,15)とを有する太陽電池モジュール
配線用ケーブルであって、 2芯の基幹ケーブル(3)の分岐部(2)からは、前記
プラス側導線(9)から分岐した単芯の第1分岐ケーブ
ル(11)と、前記マイナス側導線(10)から分岐し
た単芯の第2分岐ケーブル(12)とがそれぞれ別個に
延設されていることを特徴とする太陽電池モジュール配
線用ケーブル。 - 【請求項2】 前記第1分岐ケーブル(11)は前記基
幹ケーブル(3)の長手方向一方側に向かって延び、前
記第2分岐ケーブル(12)は前記第1分岐ケーブル
(11)とは反対に前記基幹ケーブル(3)の長手方向
他端側に向かって延びるように前記分岐部(2)から延
設されていることを特徴とする請求項1記載の太陽電池
モジュール配線用ケーブル。 - 【請求項3】 前記第1分岐ケーブル(11)又は前記
第2分岐ケーブル(12)の電気経路中に、逆流防止ダ
イオード(19)が設けられていることを特徴とする請
求項1又は2に記載の太陽電池モジュール配線用ケーブ
ル。 - 【請求項4】 出力線としてプラス側リード線(35)
とマイナス側リード線(36)とをそれぞれ別個に有す
る太陽電池モジュール(21)を、請求項1〜3のいず
れかに記載の太陽電池モジュール配線用ケーブル(1)
を用いて接続するための配線構造であって、 ある太陽電池モジュール(21a)のプラス側リード線
(35)と他の太陽電池モジュール(21b)のマイナ
ス側リード線(36)とを接続して複数の太陽電池モジ
ュール(21a,21b)が直列接続された太陽電池モ
ジュールセットが構成され、 前記太陽電池モジュールセットの直列一端側のプラス側
リード線(35)は、ある分岐部(2)から分岐した前
記第1分岐ケーブル(11)に接続され、前記太陽電池
モジュールセットの直列他端側のマイナス側リード線
(36)は、前記第1分岐ケーブル(11)と同一の分
岐部(2)から分岐した前記第2分岐ケーブル(12)
に接続されて、複数の太陽電池モジュールセットが互い
に並列接続され、 前記基幹ケーブル(3)が並列接続された複数の太陽電
池モジュールセットの総出力線とされていることを特徴
とする太陽電池モジュール配線構造。 - 【請求項5】 出力線としてプラス側リード線(35)
とマイナス側リード線(36)とをそれぞれ別個に有す
る太陽電池モジュール(21)を、請求項3記載の太陽
電池モジュール配線用ケーブル(1)を用いて接続する
ための配線構造であって、 ある太陽電池モジュール(21)のプラス側リード線
(35)と他の太陽電池モジュール(21)のマイナス
側リード線(36)とを接続して複数の太陽電池モジュ
ールが直列接続された太陽電池モジュールセットが構成
され、 前記太陽電池モジュールセットの直列一端側のプラス側
リード線(35)は、ある分岐部(2)から分岐した前
記第1分岐ケーブル(11)に接続され、前記太陽電池
モジュールセットの直列他端側のマイナス側リード線
(36)は、前記第1分岐ケーブル(11)と同一の分
岐部(2)から分岐した前記第2分岐ケーブル(12)
に接続される一方、 前記太陽電池モジュール配線用ケーブル(1)の他のあ
る分岐部(2a)から分岐した第1及び第2分岐ケーブ
ル(11,12)には、前記太陽電池モジュールセット
が非接続とされていると共に、当該第1及び第2分岐ケ
ーブル(11,12)のコネクタ(14,15)が互い
に接続されていることを特徴とする太陽電池モジュール
配線構造。
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WO2012077393A1 (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-14 | 株式会社東芝 | 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールのコネクタ |
JP7536280B2 (ja) | 2020-08-04 | 2024-08-20 | 松山株式会社 | 農作業機用コネクタ接続システム |
-
2001
- 2001-05-01 JP JP2001134503A patent/JP4169490B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN103262355A (zh) * | 2010-12-08 | 2013-08-21 | 株式会社东芝 | 太阳能电池组件和太阳能电池组件连接器 |
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