JP2002329331A - 情報記録媒体、情報再生装置、情報再生方法 - Google Patents
情報記録媒体、情報再生装置、情報再生方法Info
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- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
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Abstract
誤差の影響により再生が不安定になるのを防止すること
が可能な情報記録媒体を提供すること。 【解決手段】許容偏心誤差の範囲で貼り合せられたディ
スク状の複数の情報記録層を有する情報記録媒体であっ
て、各情報記録層に設けられたデータ領域(11)は、
前記データ領域の最内周の半径位置から外周側に向かっ
て所定の半径距離までの間に、ユーザデータが記録され
ないガードトラック(14)を備えている。
Description
数有する光学式情報記録媒体に関する。また、このよう
な情報記録媒体を再生する情報再生装置及び情報再生方
法に関する。さらに、このような情報記録媒体に対して
情報を記録する情報記録装置に関する。
倍もの容量を有するDVDが開発され、普及しつつあ
る。DVDディスクには、その特性上、再生専用のDV
D−ROMディスク、追記形のDVD−Rディスク、書
換形のDVD−RAMディスクなどがある。DVDディ
スクは、主情報の他に補助情報を記録したリードイン領
域を有する。例えば、DVD−RAMディスクを規定す
るJIS X 6243によれば、データ書換可能な主
情報記録領域であるデータゾーンの内周側にエンボスプ
リピット列によるリードインゾーンが設けられている。
このエンボスリードインゾーンには、ディスクの構造や
記録再生パラメータなど物理フォーマット情報が記録さ
れている。また、DVD−ROMディスクには、JIS
X 6241によれば、片面2層のものもあり、片面
1層のディスクに比べて面当たりの大容量化が図られて
いる。近年ROMディスクだけでなく、書換型ディスク
の2層化の研究開発も進められている。
化に当たっては、他の層(対物レンズ側から見て奥の層
又は手前の層)からの影響があり、これの対策方法が、
例えば特開2000−36130号公報に提案されてい
る。特開2000−36130号公報においては、第1
層と第2層の反射率及び光吸収率の関係を限定するこ
と、さらに対物レンズから見て奥に位置する第2層への
記録に先んじて手前の第1層への記録を行うことで、デ
ータ書換可能領域の他の層からの影響を低減し、記録再
生が可能になるようにしている。
当たっては、偏心誤差による他の層からの影響がさらに
問題となる。リードインゾーンとデータゾーンとは、光
反射率及び光吸収率が異なる。偏心誤差が全くなけれ
ば、第1層におけるリードインゾーン及びデータゾーン
と、第2層におけるリードインゾーン及びデータゾーン
とが、全く同じ半径位置に配置されることになり、他の
層からの影響をある程度予測して対策することができ
る。しかし、全く偏心誤差のないディスクの製造はほぼ
不可能である。このため、第1層におけるリードインゾ
ーン及びデータゾーンと、第2層におけるリードインゾ
ーン及びデータゾーンとの夫々の半径位置が微妙に異な
る。このことが、リードインゾーン及びデータゾーンの
境界付近の再生時に多大な影響を及ぼし、結果的に再生
が不安定になるという問題があった。
生専用領域とデータ記録領域との境界の前後にそれぞれ
データの記録再生を行なわないガード領域を形成した光
ディスクが開示されている。しかし、偏心誤差対策を想
定したものではなく、この技術により上記した問題の解
決には至らない。
鑑み成されたものであって、下記の情報記録媒体、情報
再生装置、及び情報再生方法を提供することにある。
して、偏心誤差の影響により再生が不安定になるのを防
止することが可能な情報記録媒体。
を受けることなく、正確に情報を再生することが可能な
情報再生装置。
を受けることなく、正確に情報を再生することが可能な
情報再生方法。
達成するために、この発明の情報記録媒体、情報再生装
置、及び情報再生方法は、以下のように構成されてい
る。
心誤差の範囲で貼り合せられたディスク状の複数の情報
記録層を有する情報記録媒体であって、前記各情報記録
層は、所定の半径位置に配置された領域であって、エン
ボスピットによりリードインデータが記録されたエンボ
スリードイン領域と、前記エンボスリードイン領域に隣
接しこの領域より外周側に配置されたデータ領域と、を
備え、前記データ領域は、前記データ領域の最内周の半
径位置から外周側に向かって所定の半径距離までの間に
配置されるガードトラックと、前記ガードトラックより
外周側に配置され、相変化記録マークによりユーザデー
タが記録されるデータ記録トラックと、を備えている。
情報記録媒体を再生する情報再生装置であって、その情
報記録媒体は、所定の半径位置に配置された領域であっ
て、エンボスピットによりリードインデータが記録され
たエンボスリードイン領域と、前記エンボスリードイン
領域に隣接しこの領域より外周側に配置されたデータ領
域と、を備え、前記データ領域は、前記データ領域の最
内周の半径位置から外周側に向かって所定の半径距離ま
での間に配置されるガードトラックと、前記ガードトラ
ックより外周側に配置され、相変化記録マークによりユ
ーザデータが記録されるデータ記録トラックと、を備
え、前記ガードトラックにより前記許容偏心誤差が吸収
された前記データ記録トラックから前記ユーザデータを
再生する再生手段を備えている。
情報記録媒体を再生する情報再生方法であって、その情
報記録媒体は、所定の半径位置に配置された領域であっ
て、エンボスピットによりリードインデータが記録され
たエンボスリードイン領域と、前記エンボスリードイン
領域に隣接しこの領域より外周側に配置されたデータ領
域と、を備え、前記データ領域は、前記データ領域の最
内周の半径位置から外周側に向かって所定の半径距離ま
での間に配置されるガードトラックと、前記ガードトラ
ックより外周側に配置され、相変化記録マークによりユ
ーザデータが記録されるデータ記録トラックと、を備
え、前記ガードトラックにより前記許容偏心誤差が吸収
された前記データ記録トラックから前記ユーザデータを
再生する。
情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であ
って、その情報記録媒体は、所定の半径位置に配置され
た領域であって、エンボスピットによりリードインデー
タが記録されたエンボスリードイン領域と、前記エンボ
スリードイン領域に隣接しこの領域より外周側に配置さ
れたデータ領域と、を備え、前記データ領域は、前記デ
ータ領域の最内周の半径位置から外周側に向かって所定
の半径距離までの間に配置されるガードトラックと、前
記ガードトラックより外周側に配置され、相変化記録マ
ークによりユーザデータが記録されるデータ記録トラッ
クと、を備え、前記ガードトラックを除き、前記データ
記録トラックに対して前記ユーザデータを記録する記録
手段を備えたことを特徴とする情報記録装置。
情報記録媒体に対して情報を記録する情報記録方法であ
って、その情報記録媒体は、所定の半径位置に配置され
た領域であって、エンボスピットによりリードインデー
タが記録されたエンボスリードイン領域と、前記エンボ
スリードイン領域に隣接しこの領域より外周側に配置さ
れたデータ領域と、を備え、前記データ領域は、前記デ
ータ領域の最内周の半径位置から外周側に向かって所定
の半径距離までの間に配置されるガードトラックと、前
記ガードトラックより外周側に配置され、相変化記録マ
ークによりユーザデータが記録されるデータ記録トラッ
クと、を備え、前記ガードトラックを除き、前記データ
記録トラックに対して前記ユーザデータを記録すること
を特徴とする情報記録方法。
いて図面を参照して説明する。
の一例を示す図である。この情報記録再生装置は、この
発明の情報記録媒体(光ディスク1)に対して情報を記
録したり、この情報記録媒体に記録された情報を再生し
たりするものである。
放射された光ビームはコリメートレンズ112で平行光
となり、偏光ビームスプリッタ(以下PBS)113に
入射し透過する。PBS113を透過したビームは4分
の1波長板114を透過し、対物レンズ115により光
ディスク1の情報記録面に集光される。
スサーボ・トラッキングサーボ系により、記録面上に最
良の微小スポットが得られる状態で維持されるように制
御が掛けられる。この発明の情報記録媒体のように、光
ディスク1上に情報記録面が複数、積層方向に存在する
場合には、フォーカスサーボ系により記録再生すべき情
報記録面が選択され、目標とする情報記録面上に最良の
微小スポットが得られる状態で維持されるように制御さ
れる。
記録面内の反射膜あるいは反射性記録膜により反射され
る。反射光は対物レンズ115を逆方向に透過し、再度
平行光となる。反射光は4分の1波長板114を透過
し、入射光に対して垂直な偏光を持ち、PBS113で
は反射される。PBS113で反射されたビームは集光
レンズ116により収束光となり、光検出器117に入
射される。光検出器117に入射した光束は光電変換さ
れて電気信号となり、プリアンプ118に送られる。プ
リアンプ118にて増幅された信号は信号処理回路11
9にて等化、2値化の処理をされ、復調回路120に送
られる。復調回路120では所定の変調方式に対応した
復調動作を施されて、記録情報の再生データ121とな
る。
2は、変調回路123により所定のチャネルビット系列
に変調される。記録データ122に対応したビット系列
124は、記録制御回路125によりレーザ駆動波形に
変換される。記録制御回路125は、レーザ111をパ
ルス駆動し、所望のビット系列124に対応したデータ
を光ディスク1上に記録する。
示す断面図である。この発明の情報記録媒体は情報記録
層を複数有しており、図5は一例として2層ディスクの
断面図を示す。図5に示すように、基板21上に第2の
情報記録層22、中間層23を介して第1の情報記録層
24が形成されている。さらに第1の情報記録層24上
に保護層25が設けられている。対物レンズ115から
照射される光ビーム37は、保護層25側から入射さ
れ、第1の情報記録層24若しくは第2の情報記録層2
2に焦点が合うように制御される。
生時には、第1の情報記録層24及び中間層23を介し
て第2の情報記録層22に到達した光が、第2の情報記
録層22で反射し、その逆の経路を辿って、第1の情報
記録層24での反射光と同様に光検出器117に入る。
また、第2の情報記録層22への記録若しくは再生時に
は、第1の情報記録層24で反射した光が、第2の情報
記録層22での反射光と同様に光検出器117に入るこ
とになる。
て、各情報記録層にエンボスプリピット列によるエンボ
スリードイン領域を有する場合の、エンボスプリピット
列の他の層への影響を考えてみる。
び第2の情報記録層22(第2層と略記)が設けられた
ディスクの、第2層から得られる再生信号を図5に示
す。この図5では、二つのケースの再生信号を示す。一
つは、第1層及び第2層の同一位置(対物レンズ側から
見て重なり合う位置)に、案内溝(トラック)のみが形
成されており、エンボス部がなく相変化マークも記録さ
れていない場合である。もう一つは、第1層及び第2層
の同一位置のうち、第1層にはエンボスプリピット列の
トラックがあり、第2層には案内溝のみでエンボス部が
なく相変化マークが記録されていない場合である。図5
から分かるように、第2層の同一条件のエリアを再生し
たにも関わらず、第1層の影響により再生信号にレベル
差が生じる。
にエンボスリードイン領域を有し、その外周側に書き換
え可能なデータ領域を有するようなディスク構造を取
り、さらに図6に示すように第1層(対物レンズ側から
見て手前)と第2層(対物レンズ側から見て奥)とで芯
ずれ(偏心誤差)がある場合を考える。このようなディ
スクの第2層における所定トラック再生時に得られる再
生信号レベルを図7に示す。この所定トラックは、第2
層におけるデータ領域の、例えば最内周のトラックであ
るとする。第1層に重ね合わせて考えると、この所定の
トラックのある部分は第1層のエンボスリードイン領域
に重複しない部分、つまりデータ領域に重複する部分を
通過しており、別の部分は第1層のエンボスリードイン
領域に重複する部分を通過している。このような現象が
生じる原因は、第1層及び第2層の偏心誤差である。図
7に示されているように、再生信号は、第1層及び第2
層の両層においてエンボスリードイン領域が重ならない
部分から重なっている部分へは、遷移期間を経て、再生
信号のレベルが変化する。
値化する2値化回路の一例を示す。この2値化回路は、
図9に示す信号処理回路119の一部である。この2値
化回路は、スライスレベルをディスク内のレベル変動に
追従させるためにデューティーフィードバック構成とな
っている。HF信号は、コンパレータ81の正入力に入
力され、コンパレータ81で反転入力に入力された電圧
と比較されて2値化される。コンパレータ81の出力と
反転出力は、差動増幅器82に入力され、差動増幅器8
2の出力は、積分器83に入力され、積分器83の出力
がコンパレータ81の反転入力に入力される。積分器8
3の時定数は、傷、ゴミなどには反応せず、ディスク内
のレベル変動に追随できるように設計される。2値化回
路は、図7のような信号の変化に対して、スライスすべ
きレベルを追従させることになるが、急激な変化には応
答しないため、信号レベルが変化している間とその直後
では2値化エラーが生じてしまい、情報が正しく再生で
きないことになる。このような信号の変化は、第2層再
生時同様、第1層再生時にも発生する。
報記録媒体は、以下のように構成される。
のフォーマットの一例を示す図である。この光学式情報
記録媒体は、中心穴13を有し、さらに許容偏心誤差の
範囲で貼り合せられたディスク状の複数の情報記録層を
有する。各情報記録層は、中心から同一半径位置に、記
録再生領域(データ領域)11及びエンボスリードイン
領域12を備えている。
域に隣接しこの領域より外周側に配置された領域であっ
て、内周側から外周側に向かってスパイラルトラックが
形成されている。さらに、このデータ領域11の最内周
の半径位置から外周側に向かって所定の半径距離までの
間に配置されるスパイラルトラックは、ガードトラック
14として機能する。つまり、データ領域11に形成さ
れたスパイラルトラックのうち、内周側のスパイラルト
ラックは、ガードトラック14として機能する。それ以
外のトラック、つまり、ガードトラック14より外周側
のトラックは、データ記録トラックとして機能する。ス
パイラルトラックには、全域に渡って、一定間隔毎に、
エンボスピットによる物理アドレスが記録されている。
この物理アドレスと物理アドレスとの間に相変化記録領
域が形成されている。ガードトラック14における相変
化記録領域にはユーザデータは記録されない。言い換え
ると、ガードトラック14における相変化記録領域に対
するユーザデータの記録は、禁止されている。一方、デ
ータ記録トラックにおける相変化記録領域には適宜ユー
ザデータが記録される。
径位置に配置された領域である。このエンボスリードイ
ン領域12には、エンボスピットにより形成されるスパ
イラルトラックが配置されている。エンボスリードイン
領域12におけるスパイラルトラックには、エンボスピ
ットにより物理アドレスとリードインデータが記録され
ている。
全面に記録された物理アドレスデータについて説明す
る。各情報記録層は、上記したように、エンボスリード
イン領域及びデータ領域を備えている。さらに、各情報
記録層は、データ領域に隣接するエンボスリードアウト
領域を備えている。このエンボスリードアウト領域に
は、エンボスリードイン領域に記録されるデータと同じ
データが記録されている。
って、ガードトラックを含むスパイラルトラックを有し
ている。つまり、エンボスリードイン領域、データ領
域、及びエンボスリードアウト領域にわたり、スパイラ
ルトラックが形成されている。このスパイラルトラック
には、一定間隔毎に、エンボスピットによる物理アドレ
スデータが記録されている。物理アドレスデータの割り
振り方には、例えば2通りある。一つは、各情報記録層
において、内周側から外周側に向かって、物理アドレス
データを割り振る方法である。つまり、各情報記録層に
おいて、パラレルに物理アドレスデータが割り振られる
方法である。もう一つは、ある情報記録層においては内
周側から外周側に向かって物理アドレスデータを割り振
り、次の情報記録層においては外周側から内周側に向か
って物理アドレスデータを割り振る方法である。つま
り、各情報記録層において、オポジットに物理アドレス
データが割り振られる方法である。
断面を模式的に示す図である。基板21上に第2の情報
記録層22が形成され、さらに中間層23を介して第1
の情報記録層24が形成され、この第1の情報記録層2
4の上に保護層25が形成される。図示しない光ビーム
は、保護層側から照射される。図2は、第1の情報記録
層24(第1層と略記)と第2の情報記録装置22(第
2層と略記)の中心がずれている場合を示している。つ
まり、第1層及び第2層は、許容偏心誤差の範囲で貼り
合せられている。
域26に隣接して第1層記録再生領域(データ領域)2
7が配置されている。この第1層記録再生領域27の最
内周の半径位置から外周側に向かって所定の半径距離ま
での間に第1層ガードトラック28が配置されている。
この第1層ガードトラックのさらに外周側には、ユーザ
データが記録されるデータ記録トラックが配置されてい
る。第1層ガードトラック28にはユーザデータは記録
されない。つまり、図9に示す記録再生装置は、この第
1層ガードトラック28を記録対象から外して、データ
記録トラックに対してのみユーザデータを記録する。
ドイン領域29に隣接して第2層記録再生領域(データ
領域)30が配置されている。この第2層記録再生領域
30の最内周の半径位置から外周側に向かって所定の半
径距離までの間に第2層ガードトラック31が配置され
ている。この第2層ガードトラックのさらに外周側に
は、ユーザデータが記録されるデータ記録トラックが配
置されている。第2層ガードトラック31にはユーザデ
ータは記録されない。つまり、図9に示す記録再生装置
は、この第2層ガードトラック31を記録対象から外し
て、データ記録トラックに対してのみユーザデータを記
録する。
域)27及び30をこのような構造にすることにより、
第1層及び第2層記録再生領域27及び30における実
際にユーザデータが記録される領域(データ記録トラッ
ク)は、必ず他層のエンボスプリピット列と重ならない
ことになる。これにより、実際にユーザデータが記録さ
れる領域では、ヘッダフィールドの信号レベルの大きな
変動は起きなくなり、2値化回路のスライスレベルが追
従しないことによるエラーは発生しなくなる。
偏心量(許容偏心誤差)をxとしたとき、層間のずれは
x以下となる。このため、ガードトラックが配置される
半径距離(領域)は、少なくともxの距離(幅)を有す
ることが好ましい。
る偏心量をx、各層間の物理距離をt、情報の記録再生
に用いる対物レンズNA(開口数)=n・sinθ
(n:各層間の中間層の屈折率)としたとき、図3に示
すように、第2の層に焦点が結ばれた状態での第1層上
の光ビーム37の半径は、t・tanθで表される。この
ため、ガードトラックが配置される半径距離(領域)
は、少なくとも(x+t・tanθ)の距離(幅)を有す
ることが好ましい。
2層上の光ビーム37の半径も同様にt・tanθで表さ
れる。
の復調回路120は、ガードトラックにより許容偏心誤
差が吸収されたデータ記録トラックからユーザデータを
正しく再生することができる。
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形
態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複
数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発
明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成
要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
情報再生装置、及び情報再生方法を提供できる。
響により再生が不安定になるのを防止することが可能な
情報記録媒体。
正確に情報を再生することが可能な情報再生装置。
正確に情報を再生することが可能な情報再生方法。
トの一例を示す図である。
に示す図である。
録層に光ビームがジャストフォーカスしたときの、他方
の情報記録層における光ビームの半径距離を説明するた
めの図である。
である。
て、各情報記録層のエンボスリードイン領域が重なって
いる領域から得られる再生信号と、重なっていない領域
から得られる再生信号との信号レベル差を示す図であ
る。
問題を説明するための図である。
で起こり得る問題を説明するための図であり、エンボス
リードイン領域が重なっているときと、重なっていない
ときに生じるHF信号の不具合を説明するための図であ
る。
示すブロック図である。
ブロック図である。
めの図である。
Claims (9)
- 【請求項1】許容偏心誤差の範囲で貼り合せられたディ
スク状の複数の情報記録層を有する情報記録媒体であっ
て、 前記各情報記録層は、 所定の半径位置に配置された領域であって、エンボスピ
ットによりリードインデータが記録されたエンボスリー
ドイン領域と、 前記エンボスリードイン領域に隣接しこの領域より外周
側に配置されたデータ領域と、 を備え、 前記データ領域は、 前記データ領域の最内周の半径位置から外周側に向かっ
て所定の半径距離までの間に配置されるガードトラック
と、 前記ガードトラックより外周側に配置され、相変化記録
マークによりユーザデータが記録されるデータ記録トラ
ックと、 を備えたことを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項2】前記許容偏心誤差をXと定義すると、 前記所定の半径距離をXに設定し、前記ガードトラック
により前記許容偏心誤差を吸収させることを特徴とする
請求項1に記載の情報記録媒体。 - 【請求項3】前記許容偏心誤差をX、前記各情報記録層
の層間距離をt、前記各情報記録層に対する記録再生用
の対物レンズの開口数をn・sinθ(n:各情報記録
層の層間に配置される中間層の屈折率)と定義すると、 前記所定の半径距離を(X+t・tanθ)に設定し、
前記ガードトラックにより前記許容偏心誤差を吸収させ
ることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。 - 【請求項4】前記ガードトラックには、 物理アドレスデータがエンボスピットにより記録されて
いることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項
3に記載の情報記録媒体。 - 【請求項5】前記各情報記録層は、前記エンボスリード
イン領域及び前記データ領域にかけて、内周側から外周
側に向かって、前記ガードトラックを含むスパイラルト
ラックを有し、 前記各情報記録層におけるスパイラルトラックには、所
定間隔毎に、内周側から外周側に向かって順にエンボス
ピットによる物理アドレスデータが記録されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。 - 【請求項6】情報記録媒体を再生する情報再生装置であ
って、 前記情報記録媒体は、 所定の半径位置に配置された領域であって、エンボスピ
ットによりリードインデータが記録されたエンボスリー
ドイン領域と、 前記エンボスリードイン領域に隣接しこの領域より外周
側に配置されたデータ領域と、 を備え、 前記データ領域は、 前記データ領域の最内周の半径位置から外周側に向かっ
て所定の半径距離までの間に配置されるガードトラック
と、 前記ガードトラックより外周側に配置され、相変化記録
マークによりユーザデータが記録されるデータ記録トラ
ックと、 を備え、 前記ガードトラックにより前記許容偏心誤差が吸収され
た前記データ記録トラックから前記ユーザデータを再生
する再生手段を備えたことを特徴とする情報再生装置。 - 【請求項7】情報記録媒体を再生する情報再生方法であ
って、 前記情報記録媒体は、 所定の半径位置に配置された領域であって、エンボスピ
ットによりリードインデータが記録されたエンボスリー
ドイン領域と、 前記エンボスリードイン領域に隣接しこの領域より外周
側に配置されたデータ領域と、 を備え、 前記データ領域は、 前記データ領域の最内周の半径位置から外周側に向かっ
て所定の半径距離までの間に配置されるガードトラック
と、 前記ガードトラックより外周側に配置され、相変化記録
マークによりユーザデータが記録されるデータ記録トラ
ックと、 を備え、 前記ガードトラックにより前記許容偏心誤差が吸収され
た前記データ記録トラックから前記ユーザデータを再生
することを特徴とする情報再生方法。 - 【請求項8】情報記録媒体に対して情報を記録する情報
記録装置であって、 前記情報記録媒体は、 所定の半径位置に配置された領域であって、エンボスピ
ットによりリードインデータが記録されたエンボスリー
ドイン領域と、 前記エンボスリードイン領域に隣接しこの領域より外周
側に配置されたデータ領域と、 を備え、 前記データ領域は、 前記データ領域の最内周の半径位置から外周側に向かっ
て所定の半径距離までの間に配置されるガードトラック
と、 前記ガードトラックより外周側に配置され、相変化記録
マークによりユーザデータが記録されるデータ記録トラ
ックと、 を備え、 前記ガードトラックを除き、前記データ記録トラックに
対して前記ユーザデータを記録する記録手段を備えたこ
とを特徴とする情報記録装置。 - 【請求項9】情報記録媒体に対して情報を記録する情報
記録方法であって、 前記情報記録媒体は、 所定の半径位置に配置された領域であって、エンボスピ
ットによりリードインデータが記録されたエンボスリー
ドイン領域と、 前記エンボスリードイン領域に隣接しこの領域より外周
側に配置されたデータ領域と、 を備え、 前記データ領域は、 前記データ領域の最内周の半径位置から外周側に向かっ
て所定の半径距離までの間に配置されるガードトラック
と、 前記ガードトラックより外周側に配置され、相変化記録
マークによりユーザデータが記録されるデータ記録トラ
ックと、 を備え、 前記ガードトラックを除き、前記データ記録トラックに
対して前記ユーザデータを記録することを特徴とする情
報記録方法。
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