JP2002329117A - 広告情報処理システム - Google Patents

広告情報処理システム

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JP2002329117A
JP2002329117A JP2001129855A JP2001129855A JP2002329117A JP 2002329117 A JP2002329117 A JP 2002329117A JP 2001129855 A JP2001129855 A JP 2001129855A JP 2001129855 A JP2001129855 A JP 2001129855A JP 2002329117 A JP2002329117 A JP 2002329117A
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Taiji Kajita
泰司 梶田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メディア側で持っている空き広告枠の情報を
正確にスポンサー側に提示すると共に、空き広告情報な
どの広告情報の入力ミスをなくすことが可能な広告管理
システムを構築すること。 【解決手段】 メディア側端末装置は、依頼の情報が経
理用データベースに入力されると、情報管理用データベ
ースに同じ情報を入力し、情報管理用データベースの情
報を情報管理装置に送信し、情報管理装置は、メディア
側端末装置からの情報管理用データベースの情報を受信
し、情報管理用データベースの情報を受信した情報に更
新し、情報管理用データベースの情報をネットワーク網
に送信し、その情報をホームページなどに公開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新聞、雑誌、テレ
ビなどのメディアと広告代理店との間で広告枠の管理を
行なう広告情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、新聞、雑誌、テレビ、ラジ
オ、インターネットなど様々なメディアにおいて、その
メディアの一部分を利用して商品やサービスを宣伝す
る、いわゆる「広告」というものがある。一般に、商品
やサービスの宣伝をしたいと思っているクライアント
は、上記各メディアの一部分(広告枠)をメディアから
借りて、その広告枠の中で商品やサービスの宣伝をして
いる。
【0003】そして、メディア側(出版社やテレビ局な
ど)とクライアント側との間に、通常は、広告枠を管理
して、現在、どの広告枠が空いているか否かの情報をス
ポンサーに提供する広告代理店が存在する。この広告代
理店は、メディア側の広告枠の空き状況を把握し、クラ
イアントに現在の広告枠の情報を正確に且つ効率よく知
らせなければならない。
【0004】このように、広告代理店がメディア側とク
ライアント側との間に入り、空き広告枠の状況を管理す
ることで、メディア側は、クライアントに提供したい空
き広告枠を要領よく伝えることができ、クライアント
は、メディア側に直接、広告枠の状況を問い合わせるこ
となく広告代理店が提示する広告枠の空き情報を確認し
て、広告枠の依頼をする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、メディア側に、きちんとした広告枠の空き状況を管
理する管理システムが十分整っていない場合が少なくな
い。管理システムが十分でない場合、メディア側で持っ
ている空き広告枠の情報を広告代理店に正確に伝えられ
ず、最新の空き広告枠の情報をクライアントに正確に提
供することができないという問題が生じていた。
【0006】また、メディア側において、クライアント
から広告枠の使用依頼があると、まず、オペレータが経
理伝票の管理のために、経理用データベースにクライア
ントに関する情報などを打ち込む。そして、更に、オペ
レータは、広告枠が埋まったことを広告代理店に報告す
るための情報管理用データベースに、上記クライアント
に関する情報などを打ち込む。
【0007】このように、同じ情報を経理用データベー
スと情報管理用データベースとに2度打ち込む作業は、
オペレータの入力ミスという人為的なミスを招いてしま
うことがある。そして、このような入力ミスによって、
広告の掲載注文をしたにもかかわらず広告が掲載されな
かった、或いは、広告を掲載したにもかかわらずその請
求がクライアントに行かなかったなど、メディア側や広
告代理店の信用を損なう恐れがある。
【0008】そこで、本発明は、メディア側で持ってい
る空き広告枠の情報を正確にクライアントに提示すると
共に、広告枠情報を管理する際の情報の入力ミスをなく
すことが可能な広告管理システムを構築することを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、以下のような構成を採用した。すなわ
ち、本発明の一態様によれば、広告情報処理システム
は、広告枠を提供するメディア側に設置されるメディア
側端末装置と上記広告枠を管理する広告代理店側に設置
される情報管理装置とがネットワーク網を介して上記広
告枠の情報を伝送する広告情報処理システムであって、
上記メディア側端末装置は、クライアントからの広告枠
利用依頼の情報が経理用データベースに入力されること
に応じて、広告枠が空いているか否かの情報を管理する
第1の情報管理用データベースに上記依頼情報に該当す
る広告枠が埋まったことを示す情報を入力する情報入力
手段と、上記第1の情報管理用データベースの情報を上
記情報管理装置に送信する送信手段とを備え、上記情報
管理装置は、上記メディア側端末装置からの上記情報管
理用データベースの情報を受信する受信手段と、上記情
報管理装置が備える第2の情報管理用データベースの情
報を上記受信した第1の情報管理用データベースの情報
に更新し、上記第2の情報管理用データベースの情報を
上記ネットワーク網に公開する公開手段とを備える。
【0010】また、好適には、本発明の広告情報処理シ
ステムは、上記ネットワーク網は、インターネット又は
携帯電話通信網であることが望ましい。また、好適に
は、本発明の広告情報処理システムは、上記第2の情報
管理用データベースの情報が、広告枠が掲載されるメデ
ィアの種類を示す情報、広告枠の掲載時間を示す情報、
及び広告枠の掲載位置を示す情報に分かれており、上記
ネットワーク網に公開する情報が、広告枠が空いている
か否かの2通りで表示することが望ましい。
【0011】また、好適には、本発明の広告情報処理シ
ステムは、上記広告枠が埋まったことを示す情報が、上
記クライアントの名称であることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明の広告情報処理シス
テム1の全体構成図である。図1において、広告情報処
理システム1は、出版社やテレビ局などのメディア側に
設置されるメディア側端末装置2と、出版社やテレビ局
などのメディア側と商品やサービスの宣伝をしたいと思
っているクライアントとを仲介して広告枠に関する情報
処理を行なう広告代理店に設置される情報管理装置3
と、広告枠を使用したいと思うクライアント側に設置さ
れる情報端末装置4とを備え、メディア側端末装置2、
情報管理装置3、及び情報端末装置4がネットワーク網
5に接続され、互いにデータを送受信している。尚、ネ
ットワーク網5は、インターネット網、電話網、または
光通信網などの有線通信網であっても、携帯電話などの
無線通信網であっても当該広告情報処理システム1で扱
うデータを伝送することが可能ならば、特には限定され
ない。
【0013】上記メディア側端末装置2は、広告枠に関
する情報を処理する広告枠情報サーバ21と、情報管理
装置3に対して、どのような広告枠が空いているか否か
の広告枠に関する情報を送信したり、ネットワーク網5
に接続して情報提供装置3が提供する広告枠の空き状況
を示す情報を取得したりするための伝送手段22とを備
える。
【0014】上記広告枠情報サーバ21は、広告枠に関
する情報及び経理会計に関する情報などを管理する経理
用データベース、並びにどのような広告枠が空いている
か否かの広告枠に関する情報を管理する情報管理用デー
タベースとを備えており、オペレータは、クライアント
から広告枠を利用したい旨の広告枠依頼を受けると、上
記経理用データベースにクライアントに関する情報や広
告枠に関する情報などを入力する。
【0015】経理用データベースに依頼情報が入力され
ると、上記広告枠情報サーバ21は、経理用データベー
スに入力された情報と同様の情報を情報管理用データベ
ースに書き込む。そして、情報管理用データベースの内
容が更新されると、伝送手段22によって、情報管理用
データベースの情報を情報管理装置3に送信する。
【0016】上記情報管理装置3は、メディア側から受
信する情報管理用データベースの情報を処理する情報提
供サーバ31と、メディア側端末装置2から情報管理用
データベースを受信したり、ネットワーク網5に接続し
てホームページや携帯電話用のWebページに表示され
る広告枠の空き状況を示す情報を提供または取得したり
するための伝送手段32とを備える。
【0017】上記情報提供サーバ31は、メディア側端
末装置2から受信する情報管理用データベースの情報を
メディア別に管理し、その情報管理用データベースの情
報をネットワーク網5においてホームページまたは携帯
電話用のWebページで確認できるように、ホームペー
ジ用のデータまたは携帯電話用のWebページのデータ
に変換したりするところである。尚、ここでいうホーム
ページは、トップページを含め、同一テーマ、同一企
業、または同一開設者によってパソコン向けにインター
ネット上に掲出されているページ全体のことを示し、W
ebページは、上記携帯電話用にインターネット上に掲
出されているページ全体を示すものとする。
【0018】上記情報端末装置4は、情報管理装置3が
提供する情報管理用データベースのホームページ用また
は携帯電話用のWebページ用の広告枠情報を画面に表
示するためのコンピュータ41と、ネットワーク網5に
接続する伝送手段42とを備える。
【0019】上記コンピュータ41は、クライアントが
どのようなメディアのどのような広告枠が空いているか
を確認するために、上記情報管理用データベースの情報
提供サーバ31が提供するホームページや携帯電話用W
ebページを表示させるためのWebブラウザ機能を備
えており、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話
などが考えられる。
【0020】図2は、OO出版社のメディア側端末装置
2における広告枠情報サーバ21内のデータ処理を説明
する図である。図2(a)におけるデータベース101
は、上記経理用データベースの一例を示すものであり、
ここでは、OO出版社の経理用データベースを示してい
る。
【0021】データベース101は、OO出版社が出版
する雑誌毎の情報レコード110(110−1、110
−2、110−3、110−4、・・・)が格納されて
いる。各情報レコード110は、例えば、雑誌のタイト
ルを示す雑誌タイトル領域101a、広告枠を区別する
ためのコードを示すコード領域101b、及び広告枠が
掲載される年月日を示す日付領域101cとからなる広
告枠情報領域101’と、広告枠の料金を示す料金領域
101d、図では示していないが経理や会計処理のため
の経理会計情報を示す経理領域、及びクライアントの依
頼情報を示すクライアント情報領域などからなる依頼情
報領域101”とで構成されている。
【0022】次に、図2(b)におけるデータベース1
02は、上記情報管理用データベースの一例を示すもの
であり、データベース101と同様に、OO出版社の情
報管理用データベースを示している。データベース10
2は、OO出版社が出版する雑誌毎の情報レコード12
0(120−1、120−2、120−3、120−
4、・・・)が格納されている。各情報レコード120
は、雑誌タイトル領域102a、広告を区別するための
コード領域102b、及び広告枠が掲載される年月日を
示す日付領域102cとからなる広告枠情報領域10
2’と、広告枠が空いているか否かを示すフラグ領域1
02d及びクライアントの名称を示す広告主領域102
eとからなる依頼情報領域102”とで構成されてい
る。
【0023】まず、データベース101の広告枠情報領
域101’の情報が更新されると、同じように、データ
ベース102の広告枠情報領域102’の情報も更新す
る。尚、ここでの情報の更新は、主に、新しい広告枠が
メディア側から追加される時や広告枠の掲載が終わって
しまった時に行なわれるものである。
【0024】そして、データベース101の依頼情報領
域101”に依頼情報が入力されると、依頼情報領域1
02”のフラグ領域102dを「1」に書き換え、広告
主領域102eにクライアントの名称を入力する。すな
わち、メディア側端末装置2において、クライアントか
ら広告枠を利用したいという新しい依頼を受けると、デ
ータベース101の上記広告枠に該当する情報レコード
110の依頼情報領域101”(図では不図示)にクラ
イアントの名称や連絡先などの情報がオペレータによっ
て入力される。
【0025】すると、広告枠情報サーバ21は、上記情
報レコード110に該当するデータベース102の情報
レコード120のフラグ領域102dを「1」に書き換
え、更に、広告主領域102eにクライアントの名称を
入力し、広告枠が埋まったことを示す。
【0026】そして、更新したデータベース102の情
報を情報管理装置3に送信する。尚、データベース10
2の情報は、更新される毎に送信するようにしてもよい
し、決まった時間に送信するようにしてもよい。そし
て、情報管理装置3は、データベース102の情報を伝
送手段32で受信すると、情報提供サーバ31におい
て、ホームページ用または携帯電話用のWebページの
データに変換する。そして、ホームページ用または携帯
電話用のWebページに変換したデータをネットワーク
網5を介して公開する。
【0027】これにより、広告代理店やクライアント
は、ホームページ上または携帯電話用のWebページ上
で最新の空き広告枠の状況を確認することができる。
尚、図2では、OO出版社における経理用データベース
及び情報管理用データベースについて説明したが、メデ
ィアが、例えば、OO新聞社であれば、OO新聞社にお
ける経理用データベース及び情報管理用データベースが
広告枠情報サーバ21に備えられ、メディアがOOテレ
ビ局であれば、OOテレビ局における経理用データベー
ス及び情報管理用データベースが広告枠情報サーバ21
に備えられる。
【0028】このように、基本となる経理用データベー
ス(データベース101)に広告枠に関する情報を1度
入力するだけで、ホームページ上で確認するための情報
管理用データベース(データベース102)も同時に更
新される。これより、経理用データベース及び管理用デ
ータベースについて、2度の広告枠情報の打ち込みをす
る必要がなくなり、オペレータによる入力ミスをなくす
ことが可能となる。
【0029】次に、広告代理店やクライアントが広告枠
情報を確認するためのホームページ上または携帯電話用
のWebページ上での情報公開について説明する。図3
は、情報管理装置3が提供する広告枠情報のホームペー
ジまたは携帯電話用のWebページのページ構成301
を示すものである。尚、図3は、ホームページまたは携
帯電話用のWebページにおけるページの構成を示すと
同時に、情報管理用データベースがメディア側端末装置
3毎に管理されていることも示している。また、ホーム
ページ用または携帯電話のWebページ用に変換する際
のデータ変換の説明(HTML:Hyper Text
Markup Language等を使ったホームペ
ージまたは携帯電話用のWebページの作成方法の説明
など)はここでは省略する。
【0030】図3において、ページ302は、情報管理
装置3が提供する広告枠情報のホームページのトップ画
面を示すものである。このホームページ上の広告枠情報
を閲覧したいと思う者(インターネットにアクセスでき
る環境にいる者であれば広告代理店側の者でもクライア
ントでも構わなく、以下、閲覧者という)は、まず、こ
のページ302において、メディアを選択する。
【0031】すなわち、閲覧者は、選択ボタン302a
内にある各種メディアの内の1つのメディアを選択し、
次のページ、例えば、「OO出版社」のページ303に
いく。尚、ここでのメディアの選択方法は、マウスによ
って行なうようにしても、カーソルを移動させて行なう
ようにしてもよく、以下、ホームページまたは携帯電話
のWebページにおける選択を行なう際の方法も同様と
する。
【0032】このように、閲覧者は、ページ302の選
択ボタン302aでメディアを選び、希望する「OO出
版社」のページ303、「OOテレビ」のページ30
4、「OOメールマガジン社」のページ305・・・の
何れかのメディアのページに移ることができる。
【0033】また、ページ303(ページ303a、ペ
ージ303b、ページ303c、・・・)は、上記「O
O出版社」におけるデータベース102に相当してい
る。同様に、ページ304(ページ304a、ページ3
04b、ページ304c、・・・)は、「OOテレビ」
におけるデータベース102に相当し、ページ305
(ページ305a、ページ305b、ページ305c、
・・・)は、「OOメールマガジン社」におけるデータ
ベース102に相当する。
【0034】以下、ページ303のOO出版社が選択さ
れた時について説明する。図4は、情報管理装置3が提
供するホームページのトップ画面であるページ302を
示す図である。尚、このページは、図3におけるページ
302を拡大したものである。
【0035】上述したように、閲覧者は、選択ボタン3
02a内にある各メディアの内、閲覧したいと思うメデ
ィアを選択し、その選択したメディアの広告枠の状況を
確認する。尚、図4の例では、「OO出版社」、「OO
テレビ」、「OOメールマガジン社」の提供する広告枠
の空き状況を見ることができるが、この他にも「OO新
聞社」、「OOラジオ」など色々なメディアが考えられ
る。
【0036】次に、図5は、図4において、「OO出版
社」が選択されたときの次のホームページ画面(ページ
303a)を示す図である。ページ303aは、「OO
出版社」が出版している雑誌のタイトルを選択させる選
択ボタン303a−1を備えており、選択ボタン303
a−1には、上から、「週刊OO」、「OOマガジ
ン」、「ファッションOO」、「月刊OO」・・・と各
雑誌の広告枠のタイトルが示されている。閲覧者は、ど
の雑誌の広告枠の空き状況を確認したいかを選択ボタン
303a−1内の広告枠のタイトルによって選択する。
尚、図4で選択したメディアが「OOテレビ」であれ
ば、選択ボタン303a−1の選択肢には、番組名が示
され、「OOメールマガジン社」であれば、ホームペー
ジ内の広告バナーの位置が示される。
【0037】次に、図6は、図5において、「週刊O
O」が選択されたときの次のホームページ画面(ページ
303b)を示す図である。ページ303bは、「週刊
OO」が提供している広告枠の種類を選択させる選択ボ
タン303b−1を備えており、選択ボタン303b−
1には、「週刊OOメール広告」、「週刊OOバナー広
告」、及び「週刊OO雑誌広告」と広告枠を載せる媒体
の種類が示されている。閲覧者は、「週刊OO」におい
て、どの種類の広告枠の空き状況を確認したいかを選択
ボタン303b−1によって選択する。尚、図4で選択
したメディアが「OOテレビ」であれば、選択ボタン3
03b−1の選択肢には、番組内のコマーシャルの15
分枠、30分枠・・・という時間帯枠が示され、選択し
たメディアが「OOメールマガジン社」であれば、広告
バナ−の記載日を選択させる選択肢が示される。
【0038】図7(a)は、図6において、「週刊OO
メール広告」が選択されたときの次のホームページ画面
(303c)を示す図である。図7(a)のページ30
3cは、左側の列に「週刊OOのメール広告」が配信さ
れる年月日を示す配信日303c−1と、右側の行に、
メールヘッダ1、メールヘッダ2、メールヘッダ3、及
びメールミドルとメール広告の位置を示す広告枠位置3
03c−2とで構成されている。
【0039】広告枠が決まっているところ、つまり、広
告主が既に存在するところは「決定」というマークで示
されており、まだ広告枠が決まっていないところは
「空」というマークで示されている。これらマークは、
上述した情報管理用データベースのフラグ領域102d
が「1」であるとき「決定」となり、「0」であるとき
「空」となる。
【0040】すなわち、2001/02/09金のメー
ルヘッダ1、2001/02/16金のメールヘッダ
1、2001/03/02金のメールミドル、及び20
01/04/06金のメールミドルの広告枠が「決定」
となっていることから、これらの広告枠にはもう広告主
が存在することを示している。
【0041】また、図7(b)は、図6において「週刊
OOバナー広告」が選択されたときの次のホームページ
画面(ページ303c)を示す図である。図7(b)の
ページ303cは、左側の列にバナー位置が示されてお
り、右側の行に掲載日が示さている。ここでは、広告枠
が決まったところを「決定」というマークで示してお
り、まだ広告枠が決まっていないところは空白になって
いる。
【0042】また、図7(c)は、図6において「週刊
OO雑誌広告」が選択されたときの次のホームページ画
面(ページ303c)を示す図である。図7の(a)と
同様に、左側の列に「週刊OO」の雑誌の配信日303
c−1’(2001/02/09金 1253号、20
01/02/16金 1254号・・・)902、右側
の行に広告枠位置303c−2’(4C縦1/3、1C
縦1/3・・・)903が示されており、広告枠が埋ま
っていれば、「決定」というマークが示されており、広
告枠が空いていれば、「空」というマークが示されてい
る。
【0043】このように、広告枠が既に決まっていると
ころは、「決定」というマークで示されているので、広
告代理店やクライアントは、どの広告枠が埋まってい
て、どの広告枠がまだ埋まっていないかを簡単に確認す
ることができる。次に、図8(a)は、メディア側が広
告の空き情報を確認するためのホームページ画面(ペー
ジ303c’)を示す図である。このページ303c’
には、例えば、始めのトップ画面(ページ302)でパ
スワードやIDナンバーを入力することによってくるこ
とができる。つまり、ページ303c’は、メディア側
がどんな広告主がどんな広告枠を利用しているかを確認
する画面であり、パスワードやIDナンバーを入力しな
い限りこのページにはこられないようになっている。
尚、このページ303c’にくるまでの選択画面は、図
5、6と同様である。
【0044】図8(a)のページ303c’は、左側の
列に配信日303c−1”と右側の行に広告枠位置30
3c−2”とで構成されている点は、図7(a)のペー
ジ303cと同じであるが、図7(a)のページ303
cと異なる点は、「決定」というマークの代わりに広告
主の名称が表示されていることである。例えば、200
1/02/09金のメールヘッダ1では、「OOドリン
ク」が広告主であり、2001/03/02金のメール
ミドルでは、「OO自動車」が広告主ということが簡単
にわかるようになっている。
【0045】次に、図8(b)に示すホームページ画面
(ページ303c’)も、メディア側用のホームページ
画面である。図7(b)と同様に左側の列にバナー位
置、右側の行に広告枠の掲載日が示されている。そし
て、「決定」というマークの変わりに広告主の名称が表
示されている。
【0046】そして、図8(c)に示すホームページ画
面(ページ303c’)も、メディア側用のホームペー
ジ画面である。図7(c)と同様に左側の列に「週刊O
O」の雑誌の配信日、右側の行に広告枠位置が示されて
おり、広告枠が埋まっていることを示す「決定」という
マークの代わりに広告主の名称が示されている。
【0047】このように、広告代理店やクライアント
は、ホームページ上で空き広告枠の情報を確認すること
ができるので、電話やFAXなどによる空き広告枠情報
の問い合わせをする必要がなくなる。次に、情報管理装
置3が提供する広告枠情報の携帯電話用のWebページ
画面を説明する。
【0048】図9は、上記情報管理装置3が提供する広
告枠情報の携帯電話用のWebページのトップ画面(ペ
ージ302’)を示す図である。広告代理店やクライア
ントは、この携帯電話用のWebページを見ることによ
って、電話やFAXによる空き広告情報の問い合わせを
する必要がなくなる。
【0049】図9において、ページ302’は、ホーム
ページの場合と同様に、「OO出版社」、「OOテレ
ビ」、及び「OOメールマガジン社」を選択させる選択
ボタン302a’を備えている。尚、この選択ボタン3
02a’内に示すメディアの他にも「OO新聞社」や
「OOラジオ」など色々なメディアが考えられる。
【0050】図10は、図9のトップ画面(ページ30
2’)において、「OO出版社」が選択されたときの次
のWebページ(ページ303a’)を示す図である。
ページ303a’は、「Magnet cafe」、
「POPEYE」、「anan」・・・と「OO出版
社」で出版している雑誌のメール広告を選択する選択ボ
タン303a’−1が備えられている。尚、図9のトッ
プ画面(ページ302’)において、選択したメディア
が「OOテレビ」であれば、ページ303a’は、「O
Oテレビ」で行っている番組名が表示され、また、「O
Oメールマガジン社」であれば、ページ303a’に
は、「OOメールマガジン社」のホームページ画面での
ページ位置が表示される。
【0051】図11は、図10のページ303a’にお
いて、「anan」が選択されたときの次のWebペー
ジ(ページ303b’)を示す図である。ページ303
b’は、メール広告の発信予定日を選択する選択ボタン
303b’−1が備えられている。
【0052】ここでは、どの日付で発信されるメール広
告の空き広告枠の情報が見たいのかを選択するようにな
っている。尚、図9のトップ画面(ページ302’)に
おいて、選択したメディアが「OOテレビ」であれば、
選択ボタン303b’−1には、番組の放送日が表示さ
れる。また、図9のトップ画面(ページ302’)にお
いて、選択したメディアが「OOメールマガジン社」で
あれば、選択ボタン303b’−1には、ページの更新
日が示される。
【0053】次に、図12は、図11のページ303
b’において、「anan−2000/12/01」が
選択されたときの次のWebページ(ページ303
c’)を示す図である。図12において、ページ303
c’は、2000年12月1日に送信されるメール広告
において、どの広告スペースが空いているか否かを閲覧
者が確認することができる広告スペース確認欄303
c’−1を備える。広告スペース303c’−1の「ヘ
ッダー1」は、その広告枠に既に広告が予定されている
ことを示す(予)が示されている。また、他の「ヘッダ
ー2」、「ヘッダー3」、「メールミドル」、「フッタ
ー」については、その広告枠に広告が決まっていないこ
とを示す(空)が示されている。
【0054】尚、トップ画面(ページ302’)におい
て、「OOテレビ」が選択された場合、このページ30
3c’では、番組内のどのコマーシャル枠が空いている
か否かを確認することができ、「OOメールマガジン
社」が選択された場合、ページ303c’では、ホーム
ページ内のどの部分の広告枠が空いているか否かを確認
することができる。
【0055】図13は、図12のページ303c’にお
いて、「ヘッダー1(予)」が選択されたときの次のW
ebページ(ページ303d’)を示す図である。この
ページ303d’は、選択した広告枠の予約状況を詳細
に示すものである。このように、メディア側の広告枠の
空き状況を広告代理店などに問い合わせることなく、イ
ンターネットや携帯電話のWebページなどで簡単に確
認することが可能となる。
【0056】尚、上述では、メディア側端末装置2にお
いて、空き広告枠の状況を確認するための情報管理用デ
ータベースを作成し、その情報管理用データベースを情
報管理装置3に送り、情報管理装置3でホームページ用
または携帯電話のWebページ用のデータを作成すると
いう構成であるが、メディア側端末装置2において、情
報端末装置3を介さず直接ホームページ用または携帯電
話のWebページ用のデータを作成し、ホームページ上
または携帯電話用のWebページ上に広告枠情報を公開
するようにしてもよい。
【0057】また、上述のように、本発明の実施の形態
を、図面を参照しながら説明してきたが、本発明が適用
されるメディア側端末装置または情報管理装置は、その
機能が実行されるのであれば、上述の実施の形態に限定
されることなく、単体の装置であっても、複数の装置か
らなるシステムあるいは統合装置であっても、LAN、
WAN等のネットワークを介して処理が行われるシステ
ムであってもよいことは言うまでもない。
【0058】また、バスに接続されたCPU、ROMや
RAMのメモリ、入力装置、出力装置、外部記録装置、
媒体駆動装置、可搬記録媒体、ネットワーク接続装置で
構成されるシステムでも実現できる。即ち、前述してき
た実施の形態のシステムを実現するソフトウェアのプロ
グラムコードを記録したROMやRAMのメモリ、外部
記録装置、可搬記録媒体を、メディア側端末装置または
情報管理装置に供給し、そのメディア側端末装置または
情報管理装置のコンピュータがプログラムコードを読み
出し実行することによっても、達成されることは言うま
でもない。
【0059】この場合、記録媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記録した可搬記録媒体
等は本発明を構成することになる。プログラムコードを
供給するための可搬記録媒体としては、例えば、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD
ーROM、DVDーRAM、磁気テープ、不揮発性のメ
モリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通
信等のネットワーク接続装置(言い換えれば、通信回
路)を介して記録した種々の記録媒体などを用いること
ができる。
【0060】また、コンピュータがメモリ上に読み出し
たプログラムコードを実行することによって、前述した
実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS
などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理
によっても前述した実施の形態に機能が実現される。
【0061】さらに、可搬記録媒体から読み出されたプ
ログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張
ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに
備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコード
の指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニッ
トに備わるCPUなどが実際の処理に一部または全部を
行ない、その処理によっても前述した実施の形態に機能
が実現され得る。
【0062】即ち、本発明は、以上に述べた実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
【0063】
【発明の効果】以上、本発明によれば、広告枠に関する
情報を経理用データベースに入力すると、ホームページ
上または携帯電話用のWebページ上で公開する情報管
理用データベースも同時に更新されるので、経理用デー
タベースの入力と情報管理用データベースの入力の2度
の入力をする必要がなくなり、オペレータによる入力ミ
スを無くすことができ、正確な広告枠の空き状況をクラ
イアントなどに提示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】広告管理システムの全体構成図である。
【図2】メディア側端末装置における広告枠情報サーバ
内のデータ処理を説明する図である。
【図3】情報管理装置における情報提供サーバ内のデー
タベースの構成を示す図である。
【図4】情報管理装置が提供するホームページのトップ
画面を示す図である。
【図5】OO出版社が選択されたときの次のホームペー
ジ画面を示す図である。
【図6】週刊OOが選択されたときの次のホームページ
画面を示す図である。
【図7】(a)週刊OOメール広告が選択されたときの
次のホームページ画面を示す図である。(b)週刊OO
バナー広告が選択されたときの次のホームページ画面を
示す図である。(c)週刊OO雑誌広告が選択されたと
きの次のホームページ画面を示す図である。
【図8】(a)〜(c)メディア側が広告の空き情報を
確認するためのホームページ画面を示す図である。
【図9】携帯電話用のWebページのトップ画面を示す
図である。
【図10】「OO出版社」を選択したときの次のWeb
ページを示す図である。
【図11】「anan」を選択したときの次のWebペ
ージを示す図である。
【図12】「anan−2000/12/01」を選択
したときの次のWebページを示す図である。
【図13】広告枠の予約状況を詳細に示すものである。
【符号の説明】
1 広告情報処理システム 2 メディア側端末装置 3 情報管理装置 4 情報端末装置 5 ネットワーク網 21 広告枠情報サーバ 22 伝送手段 31 情報提供サーバ 32 伝送手段 41 コンピュータ 42 伝送手段 101、102 データベース 101a、102a 雑誌タイトル 101b、102b コード 101c、102c 日付 101d 料金 102d フラグ 110、120 情報レコード 301 ページ構成 302〜305、303a〜303c、303c’、3
02’、303a’〜303d’ ページ 302a、303a−1、303b−1、302a’、
303a’−1、303b’−1、303c’−1 選
択ボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告枠を提供するメディア側に設置され
    るメディア側端末装置と前記広告枠の情報を管理する広
    告代理店側に設置される情報管理装置とがネットワーク
    網を介して前記広告枠の情報を伝送する広告情報処理シ
    ステムにおいて、 前記メディア側端末装置は、クライアントからの広告枠
    利用依頼の情報が経理用データベースに入力されること
    に応じて、広告枠が空いているか否かを示す情報を管理
    する第1の情報管理用データベースに前記広告枠利用依
    頼の情報に該当する広告枠が埋まったことを示す情報を
    入力する情報入力手段と、 前記第1の情報管理用データベースの情報を前記情報管
    理装置に送信する送信手段と、 を備え、 前記情報管理装置は、前記メディア側端末装置から前記
    第1の情報管理用データベースの情報を受信する受信手
    段と、 前記情報管理装置が備える第2の情報管理用データベー
    スの情報を前記受信した第1の情報管理用データベース
    の情報に更新し、前記第2の情報管理用データベースの
    情報を前記ネットワーク網に公開する公開手段と、 を備えることを特徴とする広告情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワーク網は、インターネット
    又は携帯電話通信網であることを特徴とする請求項1に
    記載の広告情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の情報管理用データベースの情
    報は、広告枠が掲載されるメディアの種類を示す情報、
    広告枠の掲載時間を示す情報、及び広告枠の掲載位置を
    示す情報に分かれており、前記ネットワーク網に公開す
    る情報は、広告枠が空いているか否かの2通りで表示す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の広告情報処
    理システム。
  4. 【請求項4】 前記広告枠が埋まったことを示す情報
    は、前記クライアントの名称であることを特徴とする請
    求項1に記載の広告情報処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006078990A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広告表示システムおよび広告表示システムの制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4521812B2 (ja) * 2004-09-13 2010-08-11 日本電信電話株式会社 広告表示システムおよび広告表示システムの制御方法

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