JP2002328851A - 制御方法及び伝送装置 - Google Patents

制御方法及び伝送装置

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JP2002328851A
JP2002328851A JP2001132904A JP2001132904A JP2002328851A JP 2002328851 A JP2002328851 A JP 2002328851A JP 2001132904 A JP2001132904 A JP 2001132904A JP 2001132904 A JP2001132904 A JP 2001132904A JP 2002328851 A JP2002328851 A JP 2002328851A
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controller
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Makoto Sato
真 佐藤
Takuya Igarashi
卓也 五十嵐
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用のネットワークを使用して機器制御を行
う場合に、コントロール側の機器が複数の場合などで
も、コマンドの特別な仕分け処理などをしなくても、良
好に制御できるようにする。 【解決手段】 所定のネットワークを介してコントロー
ラがターゲット機器を制御する場合に、ターゲット機器
が、コントローラからの所定のアプリケーションの制御
の開始を要求するコマンドを受信したとき、そのときの
制御に関するセッション番号を発行して、コントローラ
からの所定のアプリケーションの制御の終了が要求され
るまで発行したセッション番号を管理し、コントローラ
はアプリケーションを制御するコマンドをターゲット機
器に送るとき、その発行されたセッション番号を付加し
て伝送するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIPネット
ワークで用いる機器制御プロトコルを使用して、機器間
で映像や音声などのコンテンツを伝送する場合の制御に
適用して好適な制御方法及び伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオ用レコーダ、オーディオ用
レコーダ、テレビジョン受像機、各種放送受信用のチュ
ーナ、オーディオ用アンプなどの映像機器や音声機器
(以下これらの機器をAV機器又はAVデバイスと称す
る)を、何らかのネットワークに接続して、その接続し
た機器間でビデオデータやオーディオデータを伝送させ
て、機器間のデータの受け渡しができるようにしたもの
が提案され、実用化されつつある。
【0003】例えば、IEEE(The Institute of Ele
ctrical and Electronics Engineers )1394方式の
シリアルデータバスを用いたネットワークを介して、A
V機器でデータ伝送を行えるようにしたものが開発され
ている。このネットワークにおいては、ビデオデータや
オーディオデータなどのコンテンツデータを、ストリー
ムデータとして伝送でき、また、所定のコマンド(AV/C
Command TransactionSet:以下AV/Cコマンドと称
する)を用いることにより、ネットワークに接続されて
いるAV機器を制御することも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
規定されたネットワークでコンテンツデータの伝送など
を行うためには、伝送路のチャンネルや帯域を取得し
て、各機器のデータ出力プラグや入力プラグを設定する
プラグ管理を行い、その管理で設定されたプラグを使用
して、コンテンツを転送させる制御が必要で、比較的複
雑な伝送管理が必要であった。コンピュータ装置などの
電子機器が接続可能な汎用的なネットワークとしては、
いわゆるインターネットプロトコル(以下IPと称す
る)で構築可能なネットワーク(以下このIPによるネ
ットワークをIPネットワークと称する)が広く普及し
ており、インターネットなどで使用されている。
【0005】このIPネットワークを使用した機器制御
プロトコルについて既に提案されている。このIPネッ
トワークを使用した機器制御プロトコルでは、制御の動
作を制御するコントローラから、ネットワーク内のター
ゲット機器に対してコマンドを送るようにしてある。こ
こで、コントローラからIPネットワークを介してコマ
ンドを送る際には、例え一連の連続的な制御であって
も、1つ1つのコマンドが独立したコマンドとして送ら
れるようにしてある。これは、汎用のネットワークであ
るIPネットワーク上のリソースを、ネットワーク内の
各機器で有効に活用できるようにする等のためである。
【0006】ここで、ネットワーク上には複数のコント
ローラが存在する場合もあり、そのためにどのコントロ
ーラがどのコンテンツを制御するコマンドを送っている
のかを仕分けするサービスなども存在するが、このよう
なサービスが実装されてない機器においては、ターゲッ
ト機器側で受信したコマンドの関連が判断できない場合
があり得る。
【0007】このようなことがあると、例えば複数のコ
ントローラからのコマンドが競合したようなとき、ター
ゲット機器でのコンテンツデータの処理状態(送出状態
など)が乱れたものになってしまう問題があった。
【0008】本発明は、かかる点に鑑み、汎用のネット
ワークを使用して機器制御を行う場合に、コントロール
側の機器が複数の場合などでも、コマンドの特別な仕分
け処理などをしなくても、良好に制御できるようにする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定のネット
ワークを介してコントローラがターゲット機器を制御す
る場合に、ターゲット機器が、コントローラからの所定
のアプリケーションの制御の開始を要求するコマンドを
受信したとき、そのときの制御に関するセッション番号
を発行して、コントローラからの所定のアプリケーショ
ンの制御の終了が要求されるまで発行したセッション番
号を管理し、コントローラはアプリケーションを制御す
るコマンドをターゲット機器に送るとき、その発行され
たセッション番号を付加して伝送するようにしたもので
ある。
【0010】このようにしたことで、ターゲット機器か
ら通知されたセッション番号を付加してコントローラが
制御コマンドを送ることで、ターゲット機器では、どの
アプリケーションに対する制御コマンドであるか判断で
き、ターゲット機器でのアプリケーションの実行が正し
く行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して説明する。
【0012】本例においては、IPプロトコルにより構
築されたネットワークを使用して、コントローラとなる
機器の制御に基づいて、AV機器などの複数台の機器間
で、コンテンツデータなどの伝送(転送)を行うように
したものであり、まずシステム構成例を図1を参照して
説明する。
【0013】図1では、所定のネットワーク1で、第1
のコントローラ10と複数台のAVデバイス20,30
が接続させてある。また本例のネットワーク1には、第
2のコントローラ40についても接続させてある。IP
プロトコルにより構築されたネットワーク1としては、
例えばイーサネット(登録商標)が適用できる。また、
インターネットなどを経由してネットワークを構成させ
る場合もある。
【0014】第1のコントローラ10は、AVデバイス
20,30などの制御が行える機器としてあり、例えば
パーソナルコンピュータ装置が使用できる。コントロー
ラ10の構成としては、制御などのための演算処理を行
う中央制御ユニット(CPU)11と、表示などのため
の処理を実行する処理ブロック12と、データ記憶手段
としてのハードディスクドライブ13と、ネットワーク
1と通信を行うための通信手段であるインターフェース
14などが、内部バスで接続してある。また、キーボー
ドなどの操作手段で構成される操作キー15の操作情報
が、ポート16を介して内部に供給される構成としてあ
る。また、処理ブロック12で生成された映像データ
が、ポート17を介して第1のコントローラ10に接続
されたディスプレイ18に供給されて、表示される構成
としてある。
【0015】AVデバイス20は、ここでは放送を受信
してビデオデータやオーディオデータを得る受信装置2
1が接続してあり、この受信装置21からデバイス20
内の処理ブロック21に得られたビデオデータやオーデ
ィオデータを、コンテンツデータとして、内部の記憶手
段であるハードディスクドライブ23でハードディスク
に記憶させることができる。またAVデバイス20は、
制御手段であるCPU24と、ネットワーク1と通信を
行うための通信手段としてのインターフェース25とを
備えて、ハードディスクに記憶されたコンテンツなど
を、ネットワーク1に送出させたり、或いはネットワー
ク1側からインターフェース25が受信したコンテンツ
データを、ハードディスクに記憶させること等が行える
ようにしてある。
【0016】AVデバイス30は、ここでは受信したオ
ーディオデータを出力させるスピーカ35と、受信した
ビデオデータを表示させるディスプレイ36とが接続し
てある。このAVデバイス30は、ネットワーク1と通
信を行うための通信手段であるインターフェース31
と、記憶手段であるハードディスクドライブ32と、ビ
デオデータやオーディオデータを処理する手段である処
理ブロック33と、制御手段であるCPU34を備えて
いる。ハードディスクドライブ32を使用して、ネット
ワーク1を介して受信したコンテンツなどを記憶させた
り、或いはハードディスクに記憶されたコンテンツをネ
ットワーク1に送出させたりすることができる。また、
ハードディスクに記憶されたコンテンツがオーディオデ
ータやビデオデータであるとき、そのオーディオデータ
やビデオデータを、処理ブロック33で出力処理して、
接続されたスピーカ35からオーディオを出力させた
り、ディスプレイ36にビデオを表示させることができ
る構成としてある。
【0017】第2のコントローラ40については、ここ
では内部の構成を説明しないが、例えば第1のコントロ
ーラ10と同様にパーソナルコンピュータ装置で構成し
て、IPネットワーク1を介して通信が行える構成とし
て、第1のコントローラ10と同様のネットワーク上の
機器の制御が行える構成とする。
【0018】本例においては、このような第1のコント
ローラ10,第2のコントローラ40とAVデバイス2
0,30がネットワーク1で接続されたシステム構成と
した上で、IPプロトコルにより第1のコントローラ1
0又は第2のコントローラ40が各AVデバイス20,
30にコマンドを送り、それぞれのAVデバイス20,
30の動作を制御できるようにしてある。例えば、AV
デバイス20が蓄積したコンテンツデータを、ネットワ
ーク1を介してAVデバイス30に伝送させる等の制御
ができる。なお、第1のコントローラ10などからネッ
トワーク1を介して各デバイス20,30にコマンドを
送ったときには、そのコマンドの受信先からレスポンス
が返送されるようにしてある。また、各コントローラに
より制御される機器(AVデバイス20,30)は、コ
ントローラとの関係ではターゲット機器と称される。
【0019】ここで、ネットワーク1で接続されたAV
デバイス20,30のコントローラ10からの指令によ
る、デバイス20,30間のデータ伝送を行うために必
要な機能的なネットワーク構成例を、図2に示す。ここ
では、AVデバイス20のハードディスクに蓄積された
コンテンツデータを、AVデバイス30に伝送する例と
してある。送出側の機器であるAVデバイス20はソー
スと称され、受信側の機器であるAVデバイス30はシ
ンクと称される。
【0020】AVデバイス20側では、ハードディスク
に蓄積されたコンテンツに関するデータとして、コンテ
ンツディレクトリ20aを備え、このコンテンツディレ
クトリ20aに、蓄積したコンテンツに関するリスト
が、記憶させてある。このコンテンツディレクトリ20
aは、IPプロトコルで転送可能なHTTP(Hyper Te
xt Transfer Protocol)形式による表現方法で表された
データとしてある。それぞれのコンテンツが蓄積された
ドライブ名(ドライブ1,ドライブ2など)と、そのコ
ンテンツのデータ形式(MPEG2など)が含まれる。
またリストには、それぞれのコンテンツがどのような転
送プロトコル(例えばHTTP,FTP,rtspな
ど)で出力されるかの情報も示してある。
【0021】また、コンテンツディレクトリ20aに記
憶されたコンテンツの情報には、機器20内で一元化さ
れた場所の情報が含まれ、URL(Uniform Resource l
ocator)と称される標準的な表記法によるロケータで場
所(絶対的なパス名など)を開示するようにしてある。
なお、本例のAVデバイス20が受信するURLには、
後述するようにセッション番号の情報が含まれる場合が
あり、そのURLに含まれるセッション番号を抽出する
ことができる構成としてある。
【0022】即ち、例えば図3に示すように、ネットワ
ーク1を介してAVデバイス20が受信したHTTPプ
ロトコルのデータを処理するHTTPプロトコル処理部
91で、HTTPプロトコルに従ってURLが判別さ
れ、その判別されたURLのデータを、GENAハンド
ラ92を介して、URL判別部93に供給する。GEN
Aハンドラ92では、GENA(General Event Notifi
cation Architecture )と呼ばれるHTTP上で構成さ
れた通信プロトコルの処理が行われ、そのGENAハン
ドラ92で抽出されたURLのデータを、URL判別部
93に供給する。URL判別部93では、URLにセッ
ション番号の情報が含まれるとき、本来のロケータとし
て機能するデータと、そのセッション番号の情報とを分
離して、それぞれの処理部に供給する。URLにセッシ
ョン番号の情報が含まれる例については後述する。ま
た、セッション番号以外の付加情報がURLに含まれる
場合には、その付加情報の分離処理もこの判別部93で
行うようにしても良い。
【0023】また、コンテンツディレクトリ20aに記
憶されたコンテンツの情報には、そのコンテンツを転送
する際に使用する論理的又は物理的なプラグを、仮想的
なコンテンツとして示した情報も含まれるようにしてあ
る。また、論理的又は物理的なプラグを、仮想的なコン
テンツとして示す際には、データ転送における出力側と
入力側の両方で表現することができる。
【0024】また、AVデバイス20等のターゲット機
器は、デバイス情報をデバイスディスクリプションとし
て持つ。図4は、デバイスディスクリプションの例を示
した図である。この例では、デバイスタイプのデータ、
名称のデータ、製造会社のデータなどのデバイスを特定
するデータに続いて、サービスリストが付加されてい
る。サービスリストでは、サービスディスクリプション
のタイプのデータ、サービスタイプ、サービスディスク
リプションのデータの場所を示すURLなどを有する。
ここでは、ターゲット機器のある機能を後述するコマン
ドやイベントによって制御できるようにしたものをサー
ビスと呼び、機能毎に種々のサービスを定義するように
してある。
【0025】図2の説明に戻ると、双方のデバイス2
0,30は、コネクタの情報20b,30aを持ち、コ
ネクションIDの指示で、どのコネクションを使用する
か設定できるようにしてある。
【0026】さらに、それぞれのデバイス20,30
は、コントローラ10からのIPプロトコルに従ったA
Vトランスポート(AV Transport)のサービスのコマン
ドを判別して、そのコマンドに基づいた処理を実行する
機能部20c,30bを備える。このAVトランスポー
トのコマンドでは、ソース機器からコンテンツデータな
どをネットワークに送出させるアップロード、ネットワ
ークに送出されたデータをシンク機器で受信するダウン
ロード、コンテンツデータなどをメディアに記録させる
レコード、その記録を一時停止させるポーズ、メディア
からの再生を指示するプレイなどがある。また、変速再
生などのその他のコマンドを用意しても良い。
【0027】また本例のシンク側のデバイス30は、デ
ィスプレイ/オーディオのコマンドを判別する機能部3
0cを備えて、コントローラ10からの該当するコマン
ドの伝送で、例えばデバイス30に接続されたディスプ
レイ36で表示される画像の調整や、スピーカ35から
出力されるオーディオの調整などが行えるようにしてあ
る。
【0028】ソースとシンクの間でのコンテンツデータ
などの伝送は、アイソクロナス転送又は非アイソクロナ
ス転送で伝送される。なお、オーディオデータやビデオ
データなどのコンテンツデータを伝送させる代わりに、
ソースに用意された何らかのデータが格納されたファイ
ルを、コンテンツとしてコンテンツディレクトリとして
示して、ファイルに相当するコンテンツが指示されたと
き、同様の処理でファイル転送を行うようにしても良
い。また、コントロールデータの伝送に使用するネット
ワークは、IPネットワーク1とは別の伝送路を使用し
ても良い。
【0029】次に、コントローラからターゲット機器に
コマンドを送って、ターゲット機器の制御を行う例につ
いて説明する。このターゲット機器の制御を行うための
コマンド通信は、SOAP(Simple Object Access Pro
tocol )と称されるHTTP上で構成された通信プロト
コルを使用する。ターゲット機器の制御としては、実際
にターゲット機器での動作の実行を指示するアクション
と、ターゲット機器に対して動作状態などを問い合わせ
るクワイリーの2種類が存在する。このクワイリーのコ
マンドでは、ターゲット機器が持つサービスディスクリ
プションのステートバリューの値を取り出すことで、該
当する問い合わせの応答を得ることができる。
【0030】また、ターゲット機器での動作状態などに
変化があったとき、コントロールに通知することもでき
る。この通知は、GENA(General Event Notificati
on Architecture )と呼ばれるHTTP上で構成された
通信プロトコルが使用される。コントロールポイント
は、サービスディスクリプションを解析すると、ターゲ
ット機器の保持する変数を知ることができる。その変数
のうち、センドイベント(sendEvents)がイエスに設定
されている変数に関しては、コントロールポイントから
サブスクリプションをしておくことによって、変数の変
更があったときにターゲット機器から通知を受け取るこ
とができる。ここでは、これをイベント通知と称し、こ
れを受けるために、コントロールは事前にターゲット機
器に登録しておく必要がある。
【0031】本例においては、これらの処理を実行する
上で、ターゲット機器がセッション番号を発行して、そ
のセッション番号を管理するようにしてある。即ち、コ
ントローラから特定のアプリケーションの制御の開始要
求コマンドをターゲット機器が受信したとき、ターゲッ
ト機器はセッション番号を発行し、そのアプリケーショ
ンの制御の終了要求がコントローラからあるまで、その
セッション番号を記憶して、その記憶したセッション番
号を使用してセッションの管理を行うようにしてある。
【0032】本例でのターゲット機器でのセッションの
管理は、AVトランスポート(AV Transport)のサービ
スで行うようにしてある。セッションの開始は、オープ
ン(Open)コマンドを使用し、セッションの終了はクロ
ーズ(Close )コマンドを使用する。このオープンコマ
ンドとクローズコマンドは、例えば以下のように表記さ
れる。
【0033】AV Transport::Open(IN ContentID, IN Se
ssionId, IN <sequence> TransportProtocol, OUT Sess
ionId,OUT AliveTime, OUT TransportProtocol) AV Transport::Close(IN SessionID)
【0034】それぞれのコマンドに付加された(IN)パ
ラメータは、コマンドを送るときに指定するパラメータ
であり、(OUT )パラメータは、レスポンスによって返
送されるパラメータである。セッション番号であるセッ
ションIDは、レスポンスでターゲット機器から返送さ
れる。また、セッション番号が伝送される際には、有効
時間を示すデータ(AliveTime )がターゲット機器から
付加されて伝送される。このデータで示される期間の
間、発行されたセッション番号が有効となるものであ
る。但し、コントローラ側からこのセッション番号を指
定したコマンドが送られる毎に、有効時間は更新され
る。また、有効時間としては、無限大(∞)を設定する
こともできるようにしてある。この無限大の有効時間を
設定したときには、クローズコマンドが発行されないか
ぎり、発行されたセッション番号がターゲット機器に記
憶され続け、有効となる。トランスポートプロトコルで
は、FTPなどのプロトコルが指定される。クローズコ
マンドでは、終了させるセッション番号がコントローラ
から伝送される。
【0035】このようなコマンドの伝送は、例えば図5
に示すようにして実行される。即ち、コントローラとタ
ーゲット機器との間で、TCPコネクションを確立した
上で、コントローラは、HTTPのSOAPのプロトコ
ルで、ターゲット機器のデバイス情報(デバイスディス
クリプション)に記述されるコントロールURLを宛先
として、リクエストを送る。ターゲット機器は、そのリ
クエストに対するレスポンスをコントローラに返送す
る。
【0036】また、イベント通知については、例えば図
6に示すように処理される。即ち、コントローラからタ
ーゲット機器に対してイベント登録を予め行っておく。
そして、その登録したイベントに関する変更があると、
ターゲット機器はイベント通知をHTTPのリクエリト
で行い、その通知をコントローラが受けると、ターゲッ
ト機器に対してレスポンスを返送する。なお、TCPコ
ネクションを確立させる処理は、それぞれのリクエスト
とコマンドの伝送がある毎に実行される。
【0037】次に、このようにして、実際にコントロー
ラとターゲット機器との間で伝送が行われる例を説明す
る。最初の例を図7を参照して説明すると、まずネット
ワーク1に接続された各機器がアドレスを取得するアド
レッシング処理が実行される(ステップS11)。例え
ばDHCP又はAutoIPなどの処理でアドレッシン
グ処理が実行される。
【0038】各機器がアドレスを取得すると、コントロ
ーラはコントロールしたいターゲット機器を発見する処
理を行い、ターゲット機器は、その発見されたターゲッ
ト機器のデバイスディスクリプションURL,サービス
URL,AVトランスポート,コンテンツディレクトリ
などの情報を収集する(ステップS12)。
【0039】その後、例えばコントローラはターゲット
機器に送るAVトランスポートのデータ取得コマンド
(GET)で、デバイスディスクリプションURLを指
定する(ステップS13)。このURLが指定される
と、ターゲット機器は、デバイスディスクリプションに
記憶された情報を、レスポンスでコントローラに返送す
る(ステップS14)。コントローラでは、その送られ
たデータを記憶しておく。
【0040】その後、コントローラはターゲット機器が
持つコンテンツを調べるために、SOAPのサーチコマ
ンドをターゲット機器に送り(ステップS15)、レス
ポンスでコンテンツリストを得る(ステップS16)。
【0041】そして、その得られたコンテンツリストな
どを参照して、特定のアプリケーションの処理を開始さ
せるコマンドであるオープンコマンドを、AVトランス
ポートのサービスのコマンドとして送る(ステップS1
7)。このとき、ターゲット機器がこのコマンドに応じ
ることができるとき、セッション番号(セッションI
D)を発行して、その発行したセッション番号と、その
セッション番号の有効時間の情報を、レスポンスに付加
して返送する(ステップS18)。ここでは、例えばセ
ッション番号として、ID=001が設定されたとす
る。また、有効時間をカウントするタイマが、セッショ
ン番号を発行したとき(時間t0 )に起動される。
【0042】このタイマが起動すると、このタイマが予
め設定した時間(有効時間)をカウントしたとき、発行
されたセッション番号が無効になる。セッション番号が
有効な間に、このセッション番号が付加された何らかの
コマンドが伝送されることで、タイマの値が初期値にリ
セットされ、有効時間が延長される。
【0043】セッション番号が有効である間は、コント
ローラがセッション番号を指定してターゲット機器にコ
マンドを送ることで、そのときの開始させたアプリケー
ションに関するターゲット機器の動作の制御や、ターゲ
ット機器の状態の問い合わせができる。次にコマンドの
例を示す。
【0044】AV Transport::Play(IN SessionId) AV Transport::GetCurrentTransportState(In SessionI
d),Out TransportStatus
【0045】〔Play〕のコマンドを送ることで、ターゲ
ット機器での再生が開始される。また、〔GetCurrentTr
ansportState〕のコマンドを送ることで、ターゲット機
器の出力状態が得られる。その他のターゲット機器の動
作を制御する各種コマンドを用意して、セッション番号
を付加すれば良い。
【0046】ここで、例えばステップS19に示すよう
に、有効時間を延長させることだけを目的としたコマン
ドをコントローラから送って、タイマを時間t1 で初期
値にリセットするようにしても良い。この有効時間を延
長させるコマンドとしては、例えば次のように構成され
る。
【0047】AV Transport::KeepAlive(IN SessionId)
【0048】このように、このときのコマンドには、有
効時間の延長指示と、セッション番号を付加する。その
コマンドによりタイマがリセットされたとき、指示が処
理されたことを示すレスポンスを返す(ステップS2
0)。
【0049】そして、セッション番号が有効な間に、例
えばコントローラからターゲット機器に対してイベント
登録を行うコマンド(ステップS21,S22)が送ら
れ、そのコマンドを許諾するレスポンス(ステップS2
3)があったとする。このとき、その登録されたイベン
トに何らかの変化があると、ターゲット機器からGEN
Aのプロトコルでイベント通知がコントローラに対して
行われ(ステップS24)、コントローラがそのイベン
ト通知を正しく受け取れたとき、そのことを示すレスポ
ンスがターゲット機器に返送される(ステップS2
5)。
【0050】また、コントローラから、SOAPのプロ
トコルで、クローズのコマンドがセッション番号を付加
してターゲット機器に送られたとき(ステップS2
6)、このときターゲット機器で管理されたセッション
番号(ID=001)が消去されて、そのセッション番
号のアプリケーションの処理が終了する。
【0051】また、第1のコントローラ10とは別の第
2のコントローラ40からの要求で、別のアプリケーシ
ョンのセッション番号をターゲット機器が発行すること
もできる。即ち、第2のコントローラから別のアプリケ
ーションの開始要求があると(ステップS31)、その
要求に対してセッション番号(ID=002)を発行し
て、レスポンスで通知する(ステップS32)。このセ
ッション番号の発行があっても、セッション番号001
の処理とは個別に実行され、ステップS24でのイベン
ト通知時には、このセッション番号002が登録された
第2のコントローラ40に対してはイベント通知は行わ
れない。また、セッション番号002を発行したタイミ
ングt2 でタイマを起動させて、そのタイマが有効時間
の経過をタイミングt4 でカウントしたとき、そのセッ
ション番号002は無効となる。有効時間としては、例
えば30分程度を設定する。
【0052】なお、本例の場合には、コントローラから
ターゲット機器に伝送されるコマンドに指定したセッシ
ョン番号が、ターゲット機器が記憶したセッション番号
と一致する限り、どのコントローラからのコマンドであ
っても、一部又は全てのコマンドを受け付けるようにし
てある。このために、ターゲット機器が持つセッション
番号のデータをコントローラが調べるコマンドを用意し
てある。このコマンドの例を次に示す。
【0053】AV Transport::GetCurrently AvailableSe
ssion Out sequence SessionId
【0054】図8は、このコマンドの使用例を示した図
である。この例では、例えばターゲット機器でセッショ
ン番号(ID=000)が既に発行されている状態であ
る。このとき、例えば第1のコントローラがセッション
番号取得コマンドをターゲット機器に送ると(ステップ
S41)、そのレスポンスでセッション番号(ID=0
00)が得られる(ステップS42)。そして、第1の
コントローラは、セッション番号(ID=000)を付
加してコマンド(再生コマンド)を送ることで(ステッ
プS43)、その動作がターゲット機器で実行され、レ
スポンスが返送される(ステップS44)。
【0055】また、第1のコントローラとは別の第2の
コントローラからも、同様のセッション番号取得コマン
ドがターゲット機器に送られると(ステップS51)、
そのコマンドに対するレスポンスでセッション番号(I
D=000)が第2のコントローラに送られる(ステッ
プS52)。そして、第2のコントローラからセッショ
ン番号(ID=000)が付加されたコマンド(停止コ
マンド)が送られると(ステップS53)、ステップS
43で開始された再生動作が停止し、レスポンスが送ら
れる(ステップS54)。
【0056】なお、第1のコントローラ側で、イベント
通知が行われている場合には、例えばそのことを示すデ
ータが、ターゲット機器から第1のコントローラに送ら
れ(ステップS45)、そのレスポンスが返送される
(ステップS46)。
【0057】また、このように複数のコントローラから
の制御があるのが好ましくない場合には、セッション番
号を占有するコマンドを、特定のコントローラからター
ゲット機器に送って、他のコントローラからのコマンド
を受け付けないようにしても良い。また、占有するコマ
ンドが送られてセッション番号が占有された状態で、そ
の占有状態を解放するコマンドが送られたとき、その占
有状態を解放することもできる。次に示したコマンド
は、この占有させるコマンド及び解放するコマンドを、
APIで表現したものである。
【0058】AV Transport::AcquireExclusiveControl
(IN SessionId) AV Transport::ReleaseExclusiveControl(IN SessionI
d)
【0059】図9は、この占有コマンド及び解放コマン
ドの使用例を示した図である。例えば、第1のコントロ
ーラからターゲット機器に対して、オープンコマンドが
送られて(ステップS61)、特定のアプリケーション
に対するセッション番号(ID=001)が発行され
て、レスポンスでそのセッション番号が通知されたとす
る(ステップS62)。その後、上述した占有コマンド
が第1のコントローラから送られ(ステップS63)、
その占有コマンドを許諾するレスポンスがあると(ステ
ップS64)、その後は第1のコントローラからのコマ
ンドだけが実行される。即ち、例えば第1のコントロー
ラから録音を実行させるコマンドが送られると(ステッ
プS65)、ターゲット機器で録音動作が実行されて、
レスポンスが返される(ステップS66)。
【0060】この状態で、第2のコントローラから、発
行されたセッション番号を調べるコマンドが送られて
(ステップS71)、そのレスポンスでセッション番号
が判ったとき(ステップS72)、その後に該当するセ
ッション番号(ID=001)のコマンド(例えば録音
の停止コマンド)が第2のコントローラから送られても
(ステップS73)、そのコマンドは拒絶され、レスポ
ンスでそのことが示される(ステップS74)。なお、
第1のコントローラからセッション番号の有効時間の延
長コマンドが送られ(ステップS67)、許諾するレス
ポンスが返される(ステップS68)、そのときの占有
状態が継続する。そして、図9に示してないが、解放す
るコマンドが送られた後には、第2のコントローラも制
御できるようになる。なお、該当するセッション番号の
記憶がなくなると、自動的に占有状態から解放されるこ
とになる。
【0061】ここまで説明したそれぞれの伝送例でコン
トローラがターゲット機器の制御を行うことで、ターゲ
ット機器が管理するセッション番号を使用して、コント
ローラが効率良くターゲット機器の制御を行えるように
なる。従って、例えばコントローラが複数存在する場合
の制御処理が、それぞれのコマンドを的確に使用するこ
とで有効に行えるようになる。
【0062】なお、ここまでの説明では、ターゲット機
器としては、オーディオデータやビデオデータなどのコ
ンテンツデータを扱うAVデバイスとしたが、その他の
ネットワークに接続可能な機器をターゲット機器として
も良い。
【0063】また、ここまで説明した実施の形態では、
IPプロトコルによるイーサネットなどの汎用のネット
ワークを使用したが、その他のプロトコルや、その他の
ネットワークを使用した場合にも、本発明の処理が適用
できることは勿論である。この場合、有線の伝送路を使
用したネットワークの他に、ブルートゥース(Bluetoot
h :商標)規格などの無線ネットワークを使用しても良
い。
【0064】
【発明の効果】本発明によると、ターゲット機器から通
知されたセッション番号を付加してコントローラが制御
コマンドを送ることで、ターゲット機器では、どのアプ
リケーションに対する制御コマンドであるか判断でき、
ターゲット機器でのアプリケーションの実行が正しく行
われる。
【0065】この場合、ネットワークは、インターネッ
トプロトコルネットワークであり、コントローラからタ
ーゲット機器にセッション番号を送る際には、インター
ネットプロトコルネットワーク上の資源の場所を表すロ
ケータに付加して示すようにしたことで、セッション番
号の送信用の特別な伝送エリアを用意することなく、簡
単にセッション番号を伝送できるようになる。
【0066】また、ターゲット機器が発行するセッショ
ン番号には、有効期限を設定し、その設定した有効期限
が経過してから、該当するセッション番号が付加された
コマンドをターゲット機器が受信したとき、そのコマン
ドの指示を無効とするようにしたことで、例えばコマン
ドが長期間伝送されない特定のセッション番号の管理が
継続することを有効に阻止できる。
【0067】また、このように有効期限を設定する場合
に、有効期限が経過する前に、コントローラがターゲッ
ト機器に対してセッション番号の継続を要求するコマン
ドを送信したとき、有効期限を延長するようにしたこと
で、コントローラはターゲット機器から与えられたセッ
ション番号を継続的に使用できるようになる。
【0068】また、有効期限を設定する場合に、無限大
の有効期限を設定できるようにしたことで、重要なイベ
ントを制御するときなどのように、セッション番号が無
効になるのを確実に阻止できるようになる。ん
【0069】また、アプリケーションの制御の開始を要
求したコントローラ以外のコントローラから、ネットワ
ークを介してセッション番号が付加された所定のコマン
ドをターゲット機器が受信し、そのセッション番号が管
理されたセッション番号と一致したとき、そのコマンド
をターゲット機器は受け付けるようにしたことで、複数
のコントローラからの制御に応じることが可能になる。
【0070】また、このように複数のコントローラから
の制御に応じるようにした場合に、セッション番号を管
理するターゲット機器は、ネットワークを介してセッシ
ョン番号を問い合わせるコマンドを受信したとき、管理
しているセッション番号を、コマンドの送信元に送るよ
うにしたことで、ネットワーク上のそれぞれのコントロ
ーラがセッション番号の情報を得られるようになる。
【0071】また、特定のコントローラから送信され
た、制御の権利を占有するコマンドをターゲット機器が
受信したとき、その受信したターゲット機器は、特定の
コントローラからのコマンドだけを受け付けるようにし
たことで、ネットワーク上の他のコントローラからのコ
マンドにより制御状態が乱れるようなことを確実に阻止
できるようになる。
【0072】また、このように制御の権利を占有した後
に、ターゲット機器は、制御の権利を解放するコマンド
を受信したとき、特定のコントローラ以外のコントロー
ラからのコマンドを受け付けるようにしたことで、管理
されたセッション番号のアプリケーションの制御が、他
のコントローラでも行えるようになる。
【0073】また、コントローラがセッション番号が付
加された特定のコマンドをターゲット機器に送ったと
き、ターゲット機器は、所定のアプリケーションに関す
るターゲット機器の状態変化があったとき、そのことを
コントローラに通知するようにしたことで、コントロー
ラ側で該当するアプリケーションに関する状態の変化を
自動的に検知できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるシステム構成例を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による伝送状態の例を示
す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるURLの判別処理
例を示す構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態による機器情報(デバイ
スディスクリプション)の例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態によるSOAPコマンド
とその応答の伝送例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態によるGENAイベント
の処理による伝送例を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態による第1の伝送例を示
す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態による第2の伝送例を示
す説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態による第3の伝送例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1…ネットワーク、10…第1のコントローラ、20…
AVデバイス(ターゲット機器)、30…AVデバイス
(ターゲット機器)、40…第2のコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04L 13/00 309C Fターム(参考) 5B089 GA23 GB02 HB02 JA35 JB02 JB10 KG03 5K034 CC02 CC05 EE10 FF01 GG02 GG06 HH14 KK29 MM39 NN04 5K048 BA02 DA03 DC07 EA14 EB01 EB02 EB13 HA04 HA06

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のネットワークを介してコントロー
    ラがターゲット機器を制御する制御方法において、 上記ターゲット機器が、上記コントローラからの所定の
    アプリケーションの制御の開始を要求するコマンドを受
    信したとき、そのときの制御に関するセッション番号を
    発行して、上記コントローラからの上記アプリケーショ
    ンの制御の終了が要求されるまで発行したセッション番
    号を管理し、 上記コントローラは上記アプリケーションを制御するコ
    マンドを上記ターゲット機器に送るとき、上記セッショ
    ン番号を付加して伝送する制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の制御方法において、 上記ネットワークは、インターネットプロトコルネット
    ワークであり、上記コントローラから上記ターゲット機
    器に送るセッション番号は、インターネットプロトコル
    ネットワーク上の資源の場所を表すロケータに付加して
    示すようにした制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の制御方法において、 上記ターゲット機器が発行するセッション番号には、有
    効時間を設定し、その設定した有効時間が経過してか
    ら、該当するセッション番号が付加されたコマンドを上
    記ターゲット機器が受信したとき、そのコマンドの指示
    を無効とする制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の制御方法において、 上記有効時間が経過する前に、上記コントローラが上記
    ターゲット機器に対してセッション番号の継続を要求す
    るコマンドを送信したとき、有効時間を延長するように
    した制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の制御方法において、 上記有効時間として、無限大の有効時間を設定できるよ
    うにした制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の制御方法において、 上記アプリケーションの制御の開始を要求したコントロ
    ーラ以外のコントローラから、上記ネットワークを介し
    てセッション番号が付加された所定のコマンドをターゲ
    ット機器が受信し、そのセッション番号が管理されたセ
    ッション番号と一致したとき、そのコマンドを上記ター
    ゲット機器は受け付けるようにした制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の制御方法において、 上記セッション番号を管理するターゲット機器は、上記
    ネットワークを介してセッション番号を問い合わせるコ
    マンドを受信したとき、管理しているセッション番号
    を、上記コマンドの送信元に送るようにした制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の制御方法において、 特定のコントローラから送信された、制御の権利を占有
    するコマンドをターゲット機器が受信したとき、その受
    信したターゲット機器は、上記特定のコントローラから
    のコマンドだけを受け付けるようにした制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の制御方法において、 上記制御の権利を占有するコマンドをターゲット機器が
    受信した後に、制御の権利を解放するコマンドを受信し
    たとき、上記特定のコントローラ以外のコントローラか
    らのコマンドを上記ターゲット機器が受け付けるように
    した制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の制御方法において、 上記コントローラが上記セッション番号が付加された特
    定のコマンドを上記ターゲット機器に送ったとき、上記
    ターゲット機器は、上記アプリケーションに関するター
    ゲット機器の状態変化があったとき、そのことを上記コ
    ントローラに通知する制御方法。
  11. 【請求項11】 所定の伝送路によるネットワークを介
    して相手の機器と通信を行う通信手段と、 通信に関する情報を記憶する記憶手段と、 上記通信手段が、所定のアプリケーションの制御の開始
    を要求するコマンドを受信したとき、そのときの制御に
    関するセッション番号を発行して上記記憶手段に記憶さ
    せ、上記コマンドの送信元に対して、発行されたセッシ
    ョン番号を上記通信手段から送信させ、上記通信手段が
    受信したコマンドに付加されたセッション番号が、上記
    記憶手段に記憶されたセッション番号と一致したとき、
    そのコマンドで指定された処理を実行する制御手段とを
    備えた伝送装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の伝送装置において、 上記通信手段が通信を行う伝送路を構成するネットワー
    クは、インターネットプロトコルネットワークであり、 上記通信手段は、ロケータに含まれるセッション番号を
    分離する分離手段を有する伝送装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の伝送装置において、 上記制御手段が発行するセッション番号には有効時間を
    設定し、その設定した有効時間が経過したとき、上記記
    憶手段に記憶されたセッション番号を無効とする伝送装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の伝送装置において、 上記有効時間が経過する前に、上記通信手段がセッショ
    ン番号の継続を要求するコマンドを受信したとき、上記
    制御手段は上記有効時間を延長する伝送装置。
  15. 【請求項15】 請求項11記載の伝送装置において、 上記通信手段が、所定のアプリケーションの制御の終了
    を要求するコマンドを受信したとき、上記制御手段は上
    記記憶手段に記憶されたセッション番号を無効とする伝
    送装置。
  16. 【請求項16】 請求項11記載の伝送装置において、 上記通信手段が、上記所定のアプリケーションの制御の
    開始を要求するコマンドの送信元以外の機器からのコマ
    ンドを受信したとき、そのコマンドに付加されたセッシ
    ョン番号が、上記記憶手段に記憶されたセッション番号
    との一致を上記制御手段が検出した場合に、上記制御手
    段は、受信したコマンドで指定された処理を実行する伝
    送装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の伝送装置において、 上記通信手段がセッション番号を問い合わせるコマンド
    を受信したとき、上記制御手段は、上記記憶手段に記憶
    されたセッション番号を上記通信手段から返送させる伝
    送装置。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の伝送装置において、 上記通信手段が、制御の権利を占有するコマンドを受信
    したとき、上記制御手段は、その占有するコマンドの送
    信元からのコマンドだけを受け付けて、そのコマンドに
    対応した処理を実行する伝送装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の伝送装置において、 上記通信手段が制御の権利を占有するコマンドを受信し
    た後に、制御の権利を解放するコマンドを受信したと
    き、上記制御手段は、上記占有するコマンドの送信元以
    外からのコマンドも受け付けるようにした伝送装置。
  20. 【請求項20】 請求項11記載の伝送装置において、 上記記憶手段が記憶したセッション番号が付加された特
    定のコマンドを上記通信手段が受信したとき、上記制御
    手段は上記アプリケーションに関する状態変化を検出し
    たとき、そのことを上記通信手段から上記特定のコマン
    ドの送信元に伝送させる伝送装置。
  21. 【請求項21】 所定の伝送路によるネットワークを介
    して相手の機器と通信を行う通信手段と、 通信に関する情報を記憶する記憶手段と、 上記通信手段で通信可能なターゲット機器に対して、所
    定のアプリケーションの制御の開始を要求するコマンド
    を上記通信手段から送信させて、その送信させたコマン
    ドに対する応答でセッション番号を上記通信手段が受信
    したとき、上記記憶手段に受信したセッション番号を記
    憶させ、上記ターゲット機器の制御を行うとき、上記通
    信手段が送信するコマンドに、上記記憶手段が記憶した
    セッション番号を付加する制御を行う制御手段とを備え
    た伝送装置。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の伝送装置において、 上記ネットワークはインターネットプロトコルネットワ
    ークであり、 上記通信手段が送信するコマンドへのセッション番号の
    付加は、インターネットプロトコルネットワーク上の資
    源の場所を表すロケータに付加する伝送装置。
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