JP2002328758A - 小型情報端末装置におけるメニュー項目選択方法 - Google Patents

小型情報端末装置におけるメニュー項目選択方法

Info

Publication number
JP2002328758A
JP2002328758A JP2001135254A JP2001135254A JP2002328758A JP 2002328758 A JP2002328758 A JP 2002328758A JP 2001135254 A JP2001135254 A JP 2001135254A JP 2001135254 A JP2001135254 A JP 2001135254A JP 2002328758 A JP2002328758 A JP 2002328758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
item
time
selection
menu item
cursor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001135254A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Oshikiri
実 押切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2001135254A priority Critical patent/JP2002328758A/ja
Priority to US10/136,788 priority patent/US20020163543A1/en
Publication of JP2002328758A publication Critical patent/JP2002328758A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機等の小型情報端末装置において、
メニュー項目の選択操作を簡単化する。 【解決手段】 (A),(C)に示すように表示器の画
面にメニュー項目1〜5を表示すると共にカーソルCS
で項目1〜5を順次に且つ循環的に指示する。必要に応
じて、(A),(B)に示すようにカーソルCSがいず
れかの項目を指示するたびに例えば「ピッ」等の誘導音
を発生してもよい。ユーザは、カーソルCSが所望の項
目を指示した状態(又は所望の項目に対応した誘導音が
発生された状態)において、選択ボタンを押す。選択ボ
タンの操作に応答してカーソルCSで指示された項目を
選択する。選択ボタンの操作のみで簡単にメニュー項目
を選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機等の
小型情報端末装置におけるメニュー項目選択方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機におけるメニュー項目
選択方法としては、図7又は図8に示すものが知られて
いる。
【0003】図7に示す方法は、例えば図2に示すよう
な携帯電話機10において、表示器22Aにメニュー項
目1〜5を表示した状態で下矢印ボタンDB又は上矢印
ボタンUBを適宜操作してカーソルCSを所望のメニュ
ー項目に当てて選択ボタンSBを押し下げ操作すること
によりメニュー項目を選択するものである。
【0004】すなわち、カーソルCSが項目1を指示す
る選択画面P1の状態では、選択ボタンSBの操作によ
り項目1を選択可能である。この状態において、下矢印
ボタンDBを1回押し下げると、カーソルCSが項目2
を指示する選択画面P2の状態となり、この状態では、
選択ボタンSBの操作により項目2を選択可能である。
【0005】次に、選択画面P2の状態において、下矢
印ボタンDBを1回押し下げると、カーソルCSが項目
3を指示する選択画面P3の状態となり、この状態で
は、選択ボタンSBの操作により項目3を選択可能であ
る。この状態において、下矢印ボタンDBを1回押し下
げると、カーソルCSが項目4を指示する選択画面P4
の状態となり、この状態では、選択ボタンSBの操作に
より項目4を選択可能である。
【0006】この後、下矢印ボタンDBを1回押し下げ
ると、カーソルCSが項目5「戻る」を指示する選択画
面P5の状態となり、この状態では、選択ボタンSBの
操作により、図9に示すように階層的(ツリー状)に構
成された複数のメニュー画面における上位の階層のメニ
ュー画面(図7のメニュー画面が呼び出されたメニュー
画面)を表示可能である。また、選択画面P5の状態に
おいて、上矢印ボタンUBを1回押し下げると、選択画
面P4の状態に戻り、項目4の選択が可能になる。
【0007】図8の方法は、選択画面P1の状態におい
て、所望の項目に対応する数字ボタンを押し下げること
により項目を選択するものである。例えば、数字ボタン
「4」を1回押し下げることにより項目4を選択する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7の方法によると、
所望の項目へカーソルを移動させるために、矢印ボタン
DB又はUBを操作する必要があり、特に項目数の多い
メニューにおいて下方の項目を選択する際には複数回の
ボタン操作が不可欠であって、操作が容易でないという
問題点がある。
【0009】また、図8の方法によると、ボタン操作と
しては1回で済むものの、例えば携帯電話機を片手で持
ちながら同じ手の親指1本で操作する場面では、電話機
下部の数字ボタンの位置を確認しながら親指を不自然且
つ窮屈に折り曲げてボタンを押し下げる必要があり、操
作が容易でないという問題点がある。
【0010】この発明の目的は、携帯電話機等の小型情
報端末装置において、メニュー項目の選択操作を簡単化
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るメニュー
項目選択方法は、表示器及び選択ボタンを有する小型情
報端末装置におけるメニュー項目選択方法であって、前
記表示器の表示面に複数のメニュー項目を表示するステ
ップと、前記複数のメニュー項目を順次に且つ循環的に
指示するようにカーソルを前記表示面に表示するステッ
プと、前記複数のメニュー項目のうちの各メニュー項目
毎に該メニュー項目が前記カーソルで指示されている状
態で前記選択ボタンが操作されたことを検出するステッ
プと、この検出するステップで前記選択ボタンの操作が
検出されるのに応答して前記カーソルで指示されている
メニュー項目を選択するステップとを含むものである。
【0012】この発明のメニュー項目選択方法によれ
ば、表示器の表示面において、複数のメニュー項目が順
次に且つ循環的にカーソルで指示される。所望のメニュ
ー項目がカーソルで指示されている状態においてユーザ
が選択ボタンを操作すると、この選択ボタンの操作が検
出され、この検出に応答してカーソルで指示されている
メニュー項目が選択される。従って、選択ボタンを1回
操作するだけで簡単にメニュー項目を選択することがで
きる。
【0013】この発明のメニュー項目選択方法において
は、複数のメニュー項目のうちの各メニュー項目毎に該
メニュー項目をカーソルで指示するのに伴って誘導音を
発生するようにしてもよい。このようにすると、例えば
誘導音を数えるなどしてメニュー項目を選択することが
でき、選択操作が一層簡単になる。この場合において、
各メニュー項目毎にカーソルの表示開始タイミングから
所定時間遅れて誘導音の発生を開始するのが好ましい。
ユーザは、誘導音の発生開始よりわずかに早く選択ボタ
ンを操作することがあり、カーソルの表示開始タイミン
グと同時に誘導音を発生開始する仕組にしておくと、早
めの選択ボタン操作のために所望のメニュー項目を選択
できないことがある。そこで、誘導音の発生開始タイミ
ングをカーソルの表示開始タイミングより若干遅くなる
ように設定しておくと、かようなメニュー項目選択の失
敗を防ぐことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
係る携帯電話機の回路構成を示すものである。
【0015】携帯電話機10において、バス12には、
CPU(中央処理装置)14、ROM(リード・オンリ
ィ・メモリ)16、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)18、入力部20、表示部22、タイマ24、通信
部26、音声処理部28、楽曲再生部30、インターフ
ェース32等が接続されている。
【0016】CPU14は、ROM16にストアされた
プログラムに従って発信処理、着信処理、メニュー項目
選択処理等の各種処理を実行するもので、メニュー項目
選択処理については図3〜6を参照して後述する。な
お、ROM16には、プログラムの他に、着信音、保留
音、BGM音等の楽音を発生するための楽曲データや後
述する誘導音を発生するための音声データ等も記憶され
ている。
【0017】RAM18は、CPU14による各種処理
の際にレジスタ、フラグ等として使用される記憶部を含
むものである。RAM18には、楽曲データ配信センタ
34からアンテナAT及び通信部26を介して取込んだ
着信音発生用の楽曲データを記憶することもできる。
【0018】入力部20は、図2に示すように電話機1
0の本体に設けられた各種の入力ボタン(入力キー)を
含むもので、例えば「0」〜「9」の数字ボタン、上矢
印ボタンUB、下矢印ボタンDB、左矢印ボタンLB、
右矢印ボタンRB、選択ボタンSB等を含んでいる。
【0019】表示部22は、図2に示すように電話機1
0の本体に設けられた液晶表示器等の表示器22Aを含
むもので、表示器22Aの表示面には各種の情報が表示
される。後述するメニュー項目選択処理の際には、表示
器22Aの表示面に、図2に示すようにメニュー項目と
して例えば5つの選択項目(項目1〜4及び項目5「戻
る」)が表示されると共にカーソルCSが項目1〜5を
順次に且つ循環的に指示するように表示される。
【0020】タイマ24は、時間進行に従って時刻を表
わす時間情報を発生するものである。
【0021】通信部26は、アンテナATで受信された
信号を復調すると共に、送信すべき信号を変調してアン
テナATから送信するものである。アンテナATは、図
2に示すように電話機10の本体に伸縮自在に設けられ
ている。
【0022】音声処理部28は、音声信号を高能率圧縮
符号化/復号化するためのコーダ/デコーダを備えたも
のである。マイクロホンMCから入力された送話用の音
声信号は、音声処理部28において圧縮符号化されて通
信部26に供給される。また、通信部26で復調された
受話信号は、音声処理部28において復号化されて楽曲
再生部30に供給され、スピーカSで音声に変換され
る。
【0023】楽曲再生部30は、ROM16又はRAM
18に記憶された着信音発生用の楽曲データに基づいて
着信音信号を形成するもので、着信音信号は、スピーカ
により着信音として発音される。楽曲再生部30で
は、ROM16に記憶された楽曲データに基づいて保留
音信号及びBGM音信号も形成され、これらの信号は、
スピーカSから発音可能である。また、後述するメニ
ュー項目選択処理の際には、楽曲再生部30において、
ROM16に記憶された音声データに基づいて誘導音信
号が形成され、スピーカS,Sのいずれか一方(又
は両方)から誘導音として出力される。
【0024】インターフェース32は、パーソナルコン
ピュータ等の外部機器36との間でデータの授受を行な
うために設けられたものである。外部機器36としてパ
ーソナルコンピュータを接続した場合には、パーソナル
コンピュータから楽曲データをRAM18にダウンロー
ドすることができる。また、ダウンロードした楽曲デー
タに基づいて着信音信号を形成可能である。
【0025】次に、図3を参照してこの発明に係るメニ
ュー項目選択方法を説明する。上位の階層の操作によっ
てあるメニュー項目選択処理が起動されると、表示器2
2Aの表示面には、図3(A),(C)に示すように選
択画面P0が表示される。この選択画面P0には、メニ
ュー項目として項目1〜4及び項目5「戻る」が表示さ
れるだけで、カーソルは表示されない。選択画面P0
は、ユーザがメニューの内容を理解し、把握するのを可
能にするために所定時間TBの間表示される。選択画面
P0が表示されている間は、メニュー項目の選択を行な
うことができないものとする。図3(C)に示すように
選択画面P0の表示開始時刻(メニュー表示開始時刻)
をTSとすると、時刻TSから時間TBの間選択画面P
0が表示される。時間TBは、表示初期時間であり、ユ
ーザが任意に指定可能である。なお、図3〜6におい
て、tは時間を示す。
【0026】時刻TSから時間TBが経過した時刻t1
になると、図3(A),(C)に示すように選択画面P
0の代りに選択画面P1が表示される。選択画面P1に
は、項目1〜5が表示されると共に、カーソルCSが項
目1を指示するように表示される。
【0027】次に、時刻t1から所定時間TCが経過し
た時刻t2になると、図3(A),(C)に示すように
選択画面P1の代りに選択画面P2が表示される。選択
画面P2には、項目1〜5が表示されると共に、カーソ
ルCSが項目2を指示するように表示される。時間TC
は、表示切替時間であり、ユーザが任意に指定可能であ
る。
【0028】時刻t2から時間TCが経過した時刻t3
になると、図3(A),(C)に示すように選択画面P
2の代りに選択画面P3が表示される。選択画面P3に
は、項目1〜5が表示されると共に、カーソルCSが項
目3を指示するように表示される。この後は、同様にし
て、図3(A),(C)に示すように、カーソルCSが
項目4を指示する選択画面P4、カーソルCSが項目5
を指示する選択画面P5が順次に表示される。この例で
は、項目数nを5としたが、nは、任意に設定可能であ
る。
【0029】次に、時刻t5から時間TCが経過した時
刻t6になると、図3(A),(C)に示すように、選
択画面P5の代りに、カーソルCSが項目1を指示する
選択画面P1が表示される。そして、時刻t6から時間
TCが経過した時刻t7になると、図3(A),(C)
に示すように、選択画面P1の代りに、カーソルCSが
項目2を指示する選択画面P2が表示される。この後
は、同様にして、選択画面P3,P4,P5が一定の時
間間隔TCで順次に表示され、さらにP5からP1に戻
って循環的に選択画面切替表示が行なわれる。このよう
な選択画面切替表示は、カーソルCSの動きに着目する
と、カーソルCSが項目1〜5を順次に且つ循環的に指
示するように表示されるカーソル移動表示であるともい
える。
【0030】上記した時刻t1,t2,t3,t4…
は、メニュー表示開始時刻TSと、表示初期時間TB
と、表示切替時間TCとを用いると、 t1=TS+TB+TC×0、 t2=TS+TB+TC×1、 t3=TS+TB+TC×2、 t4=TS+TB+TC×3 …のように表わされる。
【0031】ユーザは、上記のような選択画面の変化
(すなわちカーソルの移動)を目で追いながら、カーソ
ルが所望の項目を指示しているときに選択ボタンSBを
押すことによりメニュー項目を選択することができる。
【0032】図4は、画面表示に基づくメニュー項目選
択操作例を示すもので、図4(A)には、図3(C)と
同様に選択画面P0〜P5の表示タイミングを示す。
【0033】図4(B)は、一例として、n=5、TS
=0、TB=3、TC=2とした場合において、t1,
t2,t3,t4…を、 t1=TS+TB+TC×0=0+3+2×0=3、 t2=TS+TB+TC×1=0+3+2×1=5、 t3=TS+TB+TC×2=0+3+2×2=7、 t4=TS+TB+TC×3=0+3+2×3=9 …のように求め、求めたt1,t2,t3,t4…に関
して選択画面P0〜P5の表示タイミングを示したもの
である。
【0034】例えば、項目4を選択するものとすると、
自動的に移動するカーソルCSが項目3から項目4に移
動した後項目5に移動するまでの間(9≦t<11,1
9≦t<21…の時刻)に選択ボタンSBを押して選択
操作を行なう。この結果、1種類のボタンを1回押す
(ワンクリック)だけで所望の項目を選択することがで
き、しかも従来の数字ボタンの場合のように親指を大き
く移動させることは必要でない。従って、メニュー項目
の選択操作が極めて簡単になる。
【0035】上記したメニュー項目選択方法にあって
は、図3(A),(B)に示すようにt1+TD,t2
+TD,t3+TD,t4+TD…のタイミングで選択
操作を誘導するための誘導音S1,S2,S3,S4…
をそれぞれ発生させるようにしてもよい。ここで、TD
は、t1等の表示切替時刻に対する発音遅延時間であ
り、0<TD<TCの範囲内でユーザが任意に指定可能
である。このようにメニュー項目毎にカーソルの表示開
始タイミングより誘導音の発生開始タイミングを遅らせ
るのは、ユーザが誘導音の発生開始より早めに選択ボタ
ンを押すのに対処するためである。
【0036】時刻t1+TDになると、図3(A),
(B)に示すように誘導音S1が発生開始される。誘導
音S1の発生は、表示切替時間TCより短い所定時間の
間継続される。同様にして、時刻t2+TDになると、
誘導音S2が発生され、時刻t3+TDになると、誘導
音S3が発生され、時刻t4+TDになると、誘導音S
4が発生され、時刻t5+TDになると、誘導音S5が
発生される。
【0037】この後、時刻t6+TDになると、図3
(A),(B)に示すように誘導音S1が発生される。
そして、上記したと同様に誘導音S2,S3,S4,S
5が一定の時間間隔TCで順次に発生され、さらにS5
からS1に戻って循環的に誘導音発生が行なわれる。こ
の結果、図3に示すように、誘導音S1,S2,S3,
S4,S5,S1…の発生は、選択画面P1,P2,P
3,P4,P5,P1…の表示にそれぞれ同期して行な
われる。
【0038】ユーザは、上記のようにして発生される一
連の誘導音を聞きながら項目の番号に対応して誘導音の
数を「1」,「2」,「3」,「4」…のように数え、
所望の項目の番号に対応する数の誘導音が発生された状
態で選択ボタンSBを押すことによりメニュー項目を選
択することができる。
【0039】図5は、誘導音に基づくメニュー項目選択
操作例を示すもので、図5(A)及び(B)には、それ
ぞれ図3(B)及び(C)と同様に選択画面P0〜P5
の表示タイミング及び誘導音S1〜S5の発生タイミン
グを示す。
【0040】図5(C)は、一例として、TS=0、T
B=3、TC=2、TD=0.5とした場合において、
t1,t2,t3,t4…を図4(B)の場合と同様に
して求めて各々の値として3,5,7,9…を得ると共
に、誘導音S1〜S4をいずれも「ピッ」、誘導音S5
を「ポッ」とし、t1+TD=3.5,t2+TD=
5.5,t3+TD=7.5,t4+TD=9.5…に
関して誘導音S1,S2,S3,S4…の発生タイミン
グを示したものである。この場合、誘導音の発生状況
は、図5(D)に示すようになり、ユーザは、図5
(E)に示すように誘導音を計数することができる。
【0041】例えば、項目4を選択するものとすると、
自動的に発生される誘導音を計数していって4番目の
「ピッ」が発生されたときに選択ボタンSBを押して選
択操作を行なう。この時の選択操作は、4番目の誘導音
S4が発生される時刻のTD前から5番目の誘導音S5
が発生される時刻のTD前までの間(9≦t<11の時
刻)に可能である。特に、誘導音S4の発生開始タイミ
ングを選択画面P4の表示開始タイミングt4よりTD
だけ遅らせたので、誘導音S4の発生開始時刻t4+T
Dの直前のTDの時間内に(早めに)選択ボタンSBを
押しても、項目4を選択することができる。なお、9≦
t<11の時刻の後、19≦t<21等の時刻において
も、項目4を選択するための選択操作が可能である。
【0042】上記した誘導音に基づく選択操作において
も、操作方法そのものは1種類のボタンを1回押すだけ
であるから、図4に関して前述した画面表示に基づく選
択操作と同様の作用効果が得られる。その上、メニュー
項目と誘導音の回数、種類等との対応関係を把握すれ
ば、選択画面の細かな文字を注視しなくても選択操作を
行なえるので、選択操作が一層容易になる。特に、慣れ
てくれば、誘導音のみに基づいて選択操作を行なうこと
が可能であり、極端な場合、視覚障害者であっても操作
が可能である。
【0043】誘導音としては、「ピッ」「ポッ」等の単
純な音を例示したが、これに限らず、「いち」、「に
い」、「さん」…等の項目識別性の高い音声(言葉)を
発生させるようにしてもよい。
【0044】ユーザが時間TB,TC,TDを指定する
際には、習熟度や能力等に応じて適切な時間値を指定す
ればよい。例えば、高齢者や障害者は、長めの時間値を
指定してゆっくりした選択操作を可能にし、習熟度の高
い人は、短めの時間値を指定してスピーディ且つリズミ
カルな選択操作を可能にすることができる。
【0045】図6は、メニュー項目選択処理を示すもの
である。ステップ40では、メニュー表示開始時刻TS
として、タイマ24から発生される時間情報が指示する
時刻(以下、タイマ時刻と称する)tをセットすると共
に、フレーム番号ix及び項目番号iとしていずれも0
をセットする。
【0046】次に、ステップ42では、表示器22Aの
表示面に初期選択画面P0を図3(A)に示したように
表示する。そして、ステップ44では、メニュー表示開
始時刻TSと表示初期時間TBとの合計値よりタイマ時
刻tが小(t<(TS+TB))か判定する。この判定
の結果が肯定的(Y)であれば、t≧(TS+TB)に
なるまで(図3(C)の時刻t1になるまで)待つ。こ
れは、図3(A),(C)において、選択画面P0を時
刻TSから時間TBの間表示する動作に相当する。
【0047】t≧(TS+TB)になると、ステップ4
4の判定結果が否定的(N)となり、ステップ46でi
xの値を1増大させると共に、MOD((ix−1),
n)+1の演算結果をiとしてセットする。ここで、M
OD(a,b)は、aをbで割算(整数演算)したとき
の余りを表わす。nは、メニューの項目数であり、一例
としてn=5とする。ステップ40の後初めてステップ
46にきたときは、ix=1になるから、MOD((1
−1),5)は、0になり、iとしては1がセットされ
る。
【0048】次に、ステップ48では、選択画面Piに
表示を切替える。ステップ42の後初めてステップ48
にきたときは、Pi=P1であるので、表示器22Aの
表示面には、選択画面P0に代えて選択画面P1を表示
する。これは、図3(A),(C)において、時刻t1
で選択画面P1を表示する動作に相当する。
【0049】ステップ50では、選択ボタンSBが押さ
れたか判定する。この判定の結果が否定的(N)であれ
ば、ステップ52に移る。ステップ52では、メニュー
表示開始時刻TSと表示初期時間TBと表示切替時間T
C及び(ix−1)の積と発音遅延時間TDとの合計値
よりタイマ時刻tが小(t<(TS+TB+TC×(i
x−1)+TD))か判定する。この判定の結果が肯定
的(Y)であれば、ステップ50で選択ボタンSBが押
されたか判定しながらt≧(TS+TB+TC×(ix
−1)+TD)になるまで待つ。ステップ40の後初め
てステップ52にきたときは、ix=1であるので、t
≧(TS+TB+TD)になるまで(図3(B)の時刻
t1+TDになるまで)待つ。
【0050】t≧(TS+TB+TC×(ix−1)+
TD)になると、ステップ52の判定結果が否定的
(N)となり、ステップ54で誘導音Siの発生開始を
楽曲再生部30に対して指示する。楽曲再生部30で
は、誘導音Siの発生開始の指示に応答してSi対応の
音声データをROM16から読出してSi対応の誘導音
信号を形成し、スピーカS1,S2のいずれか一方(又
は両方)に供給する。この結果、誘導音Siが発生され
る。誘導音Siの発生は、TCより短い所定時間の間継
続される。ステップ40の後初めてステップ52を経て
ステップ54にきたときは、図3(B)に示したように
時刻t1+TDで誘導音S1が発生される。
【0051】次に、ステップ56では、選択ボタンSB
が押されたか判定する。この判定の結果が否定的(N)
であれば、ステップ58に移る。ステップ58では、メ
ニュー表示開始時刻TSと表示初期時間TBと表示切替
時間TC及びixの積との合計値よりタイマ時刻tが小
(t<(TS+TB+TC×ix))か判定する。この
判定の結果が肯定的(Y)であれば、ステップ56で選
択ボタンSBが押されたか判定しながらt≧(TS+T
B+TC×ix)になるまで待つ。ステップ40の後初
めてステップ58にきたときは、ix=1であるので、
t≧(TS+TB+TC)になるまで(図3(C)の時
刻t2になるまで)待つ。
【0052】t≧(TS+TB+TC×ix)になる
と、ステップ58の判定結果が否定的(N)となり、ス
テップ46に戻る。そして、ステップ46以降の処理を
上記したと同様に繰返す。この結果、図3に示したよう
に選択画面P2,P3,P4,P5,P1…が順次に且
つ循環的に表示されると共に、このような選択画面P
2,P3,P4,P5,P1…の表示にそれぞれ同期し
て誘導音S2,S3,S4,S5,S1…が発生され
る。
【0053】ユーザは、上記のような選択画面の表示及
び/又は誘導音の発生に基づいて所望の項目に対応する
タイミングで選択ボタンSBを押す。このときの選択ボ
タンの押し下げは、(TS+TB+TC×(ix−
1))≦t<(TS+TB+TC×(ix−1)+T
D)のとき(例えばt1≦t<(TS+TB+TD)=
(t1+TD)のとき)はステップ50で検出され、
(TS+TB+TC×(ix−1)+TD)≦t<(T
S+TB+TC×ix)のとき(例えば(t1+TD)
≦t<(TS+TB+TC)=t2のとき)はステップ
56で検出される。すなわち、ステップ50又は56の
判定結果が肯定的(Y)になると、ステップ60で番号
iの項目を選択する。例えば、選択画面P4及び/又は
誘導音S4に対応するタイミングで選択ボタンを押す
と、ステップ60では、項目4が選択される。
【0054】図6のメニュー項目選択処理において、誘
導音を発生しない処理とするときは、ステップ52〜5
6を含む誘導音発生処理SPを省略すればよい。この場
合、ステップ58の判定結果が肯定的(Y)であったと
きは一点鎖線で示すようにステップ50に戻り、選択ボ
タンSBが押されたか判定しながらt≧(TS+TB+
TC×ix)になるまで待つようにする。
【0055】なお、この発明は、携帯電話機に限らず、
ゲーム装置等の小型情報端末装置に応用可能である。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のメニュー項目をカーソルで順次に且つ循環的に指示す
ると共にカーソルで指示されているメニュー項目を選択
ボタンの操作に応じて選択する構成にしたので、選択ボ
タンの操作のみで簡単にメニュー項目を選択できる効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る携帯電話機の回
路構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の電話機の外観構成を示す正面図であ
る。
【図3】 この発明に係るメニュー項目選択方法を説明
するための図であって、(A)は、選択画面及び誘導音
の推移を示す図、(B)は、誘導音の発生タイミングを
示すタイムチャート、(C)は、選択画面の表示タイミ
ングを示すタイムチャートである。
【図4】 画面表示に基づくメニュー項目選択操作例を
示す図であって、(A)は、選択画面の表示タイミング
を示すタイムチャート、(B)は、選択画面表示の具体
例を示すタイムチャートである。
【図5】 誘導音に基づくメニュー項目選択操作例を示
す図であって、(A)は、誘導音の発生タイミングを示
すタイムチャート、(B)は、選択画面の表示タイミン
グを示すタイムチャート、(C)は、誘導音発生の具体
例を示すタイムチャート、(D)は、誘導音の発生状況
を示す図、(E)は、誘導音に基づくユーザの計数状況
を示す図である。
【図6】 メニュー項目選択処理を示すフローチャート
である。
【図7】 従来のメニュー項目選択方法の一例を示す図
である。
【図8】 従来のメニュー項目選択方法の他の例を示す
図である。
【図9】 従来の階層的なメニュー構成の一例を示す図
である。
【符号の説明】
10:携帯電話機、12:バス、14:CPU、16:
ROM、18:RAM、20:入力部、22:表示部、
22A:表示器、24:タイマ、26:通信部、28:
音声処理部、30:楽曲再生部、32:インターフェー
ス、34:楽曲データ配信センタ、36:外部機器、A
T:アンテナ、MC:マイクロホン、S ,S:スピ
ーカ、UB,DB,RB,LB:矢印ボタン、SB:選
択ボタン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器及び選択ボタンを有する小型情報
    端末装置におけるメニュー項目選択方法であって、 前記表示器の表示面に複数のメニュー項目を表示するス
    テップと、 前記複数のメニュー項目を順次に且つ循環的に指示する
    ようにカーソルを前記表示面に表示するステップと、 前記複数のメニュー項目のうちの各メニュー項目毎に該
    メニュー項目が前記カーソルで指示されている状態で前
    記選択ボタンが操作されたことを検出するステップと、 この検出するステップで前記選択ボタンの操作が検出さ
    れるのに応答して前記カーソルで指示されているメニュ
    ー項目を選択するステップとを含むメニュー項目選択方
    法。
  2. 【請求項2】 前記複数のメニュー項目のうちの各メニ
    ュー項目毎に該メニュー項目を前記カーソルで指示する
    のに伴って誘導音を発生するステップを更に含む請求項
    1記載のメニュー項目選択方法。
  3. 【請求項3】 各メニュー項目毎に前記カーソルの表示
    開始タイミングから所定時間遅れて前記誘導音の発生を
    開始する請求項2記載のメニュー項目選択方法。
JP2001135254A 2001-05-02 2001-05-02 小型情報端末装置におけるメニュー項目選択方法 Pending JP2002328758A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001135254A JP2002328758A (ja) 2001-05-02 2001-05-02 小型情報端末装置におけるメニュー項目選択方法
US10/136,788 US20020163543A1 (en) 2001-05-02 2002-05-01 Menu item selection method for small-sized information terminal apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001135254A JP2002328758A (ja) 2001-05-02 2001-05-02 小型情報端末装置におけるメニュー項目選択方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002328758A true JP2002328758A (ja) 2002-11-15

Family

ID=18982751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001135254A Pending JP2002328758A (ja) 2001-05-02 2001-05-02 小型情報端末装置におけるメニュー項目選択方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002328758A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008512016A (ja) * 2004-09-03 2008-04-17 トムソン ライセンシング 電子機器の制御方法
JP2008165557A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sharp Corp 情報表示装置および情報表示方法
WO2009028472A1 (ja) * 2007-08-24 2009-03-05 Kyocera Corporation 携帯電子機器
JP2009129012A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Kokusai Dengyo Co Ltd 携帯情報機器、その制御プログラム及び制御プログラムの記録媒体
KR100917190B1 (ko) * 2002-11-27 2009-09-15 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 메뉴 선택 알림 방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146175A (en) * 1980-04-15 1981-11-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electronic device
JPH06149517A (ja) * 1992-11-10 1994-05-27 Hitachi Ltd メニュー選択方法及び装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146175A (en) * 1980-04-15 1981-11-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electronic device
JPH06149517A (ja) * 1992-11-10 1994-05-27 Hitachi Ltd メニュー選択方法及び装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100917190B1 (ko) * 2002-11-27 2009-09-15 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 메뉴 선택 알림 방법
JP2008512016A (ja) * 2004-09-03 2008-04-17 トムソン ライセンシング 電子機器の制御方法
JP2013034241A (ja) * 2004-09-03 2013-02-14 Thomson Licensing 電子機器の制御方法
JP2008165557A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sharp Corp 情報表示装置および情報表示方法
WO2009028472A1 (ja) * 2007-08-24 2009-03-05 Kyocera Corporation 携帯電子機器
KR101156352B1 (ko) 2007-08-24 2012-06-14 교세라 가부시키가이샤 휴대 전자 기기
US8907888B2 (en) 2007-08-24 2014-12-09 Kyocera Corporation Portable electronic device
JP2009129012A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Kokusai Dengyo Co Ltd 携帯情報機器、その制御プログラム及び制御プログラムの記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100496066C (zh) 移动终端中的屏幕改变方法
US20020163543A1 (en) Menu item selection method for small-sized information terminal apparatus
US7682893B2 (en) Method and apparatus for providing an instrument playing service
TW437241B (en) Melodic alerts for communications device
JP2001094635A (ja) 電話端末装置
KR20060091169A (ko) 휴대용 단말기에서 연주 기능을 수행하는 장치 및 방법
JP2002111795A (ja) 移動通信端末装置及びそれに用いるメロディ同期表示制御方法
KR100774533B1 (ko) 이동통신 단말기에서 외부입력 장치를 이용한 사운드 효과발생 방법
JP2002328758A (ja) 小型情報端末装置におけるメニュー項目選択方法
JP2005237014A (ja) 情報端末機能付き腕時計及び携帯電話
US20080051136A1 (en) Method terminal and method for reproducing button sound thereof
JP2001053832A (ja) 携帯端末装置
KR20060072877A (ko) 이동통신 단말기 상에서 mp3 파일을 이용한 알람벨 설정방법
KR100678119B1 (ko) 이동통신 단말기에서 음악파일 재생방법
JP2002057746A (ja) 通信装置および方法、並びに記録媒体
JP2003008726A (ja) メニュー項目選択方法と小型情報端末装置
KR100925424B1 (ko) 음량 및 진동량 조절 기능을 갖는 이동 단말기
JPH11154993A (ja) 携帯無線装置およびその着信音作成方法
JP2001197160A (ja) 携帯電話装置
KR101055721B1 (ko) 녹음 데이터를 ui 사운드로 이용하는 방법 및 장치
KR20030042239A (ko) 착신벨 자동 변환을 위한 이동통신 단말기와 그의 착신벨설정 및 울림 방법
KR20060017043A (ko) Mp3 음악을 이용한 휴대폰의 벨소리 서비스방법
JP2001007895A (ja) 無線電話装置
KR20020089637A (ko) 리모콘 겸용 이동 통신 단말기 및 그 제어 방법
JPH1188211A (ja) 携帯無線装置及びその着信音作成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050906