JP2002324116A - 荷物の配送方法、及びその為の装置 - Google Patents

荷物の配送方法、及びその為の装置

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JP2002324116A
JP2002324116A JP2001126785A JP2001126785A JP2002324116A JP 2002324116 A JP2002324116 A JP 2002324116A JP 2001126785 A JP2001126785 A JP 2001126785A JP 2001126785 A JP2001126785 A JP 2001126785A JP 2002324116 A JP2002324116 A JP 2002324116A
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JP2001126785A
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Masahide Tanaka
雅英 田中
Tetsushi Nomoto
徹志 野本
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Nikon Corp
Nikon Gijutsu Kobo KK
Original Assignee
Nikon Corp
Nikon Gijutsu Kobo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】自分の都合の良い時に荷物を引き取ることがで
き、宅配業者は、荷受人が不在の場合でも再配達が不要
となる荷物の配送支援方法の提供。 【解決手段】荷物を荷受人に代わって宅配業者1から受
取り荷受人2に引き渡す代理荷受人3と、荷受人2と代
理荷受人3とを関連付けた代理受領者情報を第1のコン
ピュータを情報センタ4に記憶し、宅配業者1は、荷受
人2が留守のとき、代理受領者情報を荷受人2の代理荷
受人3に荷物を配送し、代理受領者情報の情報提供料を
情報センタに支払い、情報センタは、荷物の荷受人と荷
受人2とを関連付けた代理受領者情報を記録し、宅配業
者1に代理受領者情報を供給し、代理受領者情報の情報
提供料を宅配業者1に請求し、代理荷受人3は、宅配業
者1から荷受人2宛ての荷物を受取り、荷受人2からの
求めに応じて荷物を荷受人2に引き渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅配便の配達方法
及びその為のシステムに関し、特に留守勝ちな配達先へ
の配達方法及びその為のシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の宅配便の配達方法は次のようなも
のであった。即ち、まず荷物を宅配業者の集荷場に集荷
する。集荷方法には、発送依頼者が最寄りの宅配取次店
(例えばコンビニエンスストア)に持ち込んだ荷物を宅
配業者が集荷場に運ぶ、宅配業者が荷物を発送依頼者宅
から直接引き取り集荷場に運ぶ、或いは発送依頼者が荷
物を集荷場に直接持ち込むなどの方法がある。
【0003】次いで、この集荷場に集荷された荷物をト
ラックなどの運搬車両に積載し、荷受人の在住地に近い
集荷場に運搬する。そして、この集荷場に運搬された荷
物を荷受人の居宅に配達する。荷受人の居宅への配達時
に荷受人が留守であった場合には、不在伝票を荷受人宅
に置き、荷物を一旦集荷場に持ち帰り保管する。そし
て、荷受人からの再配達希望日時指定の連絡を待って、
指定された日時に再配達する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
核家族化の進行、単身赴任者の増加、主婦の社会進出な
どの社会現象により、荷受人が昼間は留守勝ちになって
いる。この為、宅配業者は再配達を余儀なくされる荷物
の割合が高くなっている。これは、宅配業者の配達業務
を複雑化させ、更に荷物が集荷場に停滞するので余計な
荷物保管スペースが必要となる。また、荷受人の在宅時
間に合わせて配達するには、夜間の配達も必要となる。
このような結果、配達コストの上昇を招いていた。
【0005】一方、荷受人は、指定した再配達日時には
必ず在宅せねばならず、行動が制約される。しかも再配
達日時の指定は、少なくとも数時間の幅を持つ時間帯で
の指定なので極めて不便であった。本発明の目的は、留
守勝ちな荷受人であっても、再配達の日時を指定する事
によって生ずる行動の拘束を受ける事なく、自分の都合
の良い時に荷物を引き取ることができ、宅配業者は、荷
受人が不在の場合でも再配達が不要となる荷物の配送支
援方法、及びその為の装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1は、宅配業者が荷受人に荷物を配送する方法で
あって、前記荷物を荷受人に代わって前記宅配業者から
受取り荷受人に引き渡す代理荷受人と、前記荷受人と前
記代理荷受人とを関連付けた代理受領者情報を記録した
第1のコンピュータを備えた情報センタを設け、前記宅
配業者は、荷受人が留守であったとき、前記代理受領者
情報から検出された前記荷受人の代理荷受人に前記荷物
を配送し、前記情報センタは、荷物の荷受人と前記荷受
人とを関連付けた代理受領者情報を前記第1のコンピュ
ータに記録し、前記宅配業者に前記代理受領者情報を供
給し、前記代理荷受人は、前記宅配業者から前記荷受人
宛ての荷物を受取り、前記荷受人からの求めに応じて前
記荷物を前記荷受人に引き渡すことを特徴とする荷物の
配送方法である。
【0007】上記方法において、前記宅配業者は、前記
荷受人の代理荷受人を前記情報センタに問い合わせ、前
記問合せに対する回答を前記情報センタから受け、前記
情報センタは、前記宅配業者から前記問合せを受け、前
記代理受領者情報を参照して該当する代理荷受人を検出
し、検出した代理荷受人を前記宅配業者に回答するよう
にすることができる。
【0008】又は、前記宅配業者は、所定の地域内の配
送を担当する配送拠点を設け、該配送拠点に第2のコン
ピュータを備えると共に、荷受人に荷物を配送する配送
員を配置し、前記第2のコンピュータは、前記情報セン
タから供給された前記所定の地域内の前記代理受領者情
報を記録し、前記配送員から荷受人の代理荷受人の問い
合わせに応じて、前記代理受領者情報を参照して該当す
る代理荷受人を検出し、検出した代理荷受人を前記配送
員に回答し、前記情報センタは、前記第1のコンピュー
タに記録した前記代理受領者情報を前記第2のコンピュ
ータに供給するようにすることもできる。
【0009】前記目的を達成する本発明の第2は、荷受
人と代理荷受人とを関連付けた代理受領者情報を記録し
た記憶部と、前記宅配業者に前記代理受領者情報を供給
するデータ供給部と、前記代理受領者情報の情報提供料
を前記宅配業者に請求するデータを出力する出力部とを
備えたことを特徴とする情報処理装置である。
【0010】上記装置において、前記データ供給部は、
宅配業者からの任意の荷受人に対する代理荷受人の問合
せに応じて、前記代理受領者情報から前記荷受人に対す
る代理荷受人を検出する検出手段と、前記検出した代理
荷受人の情報を前記宅配業者に通知する通知手段とを備
えるようにすることができる。
【0011】又は、前記データ供給部は、前記代理受領
者情報から所定の地域内の荷受人を選択し、選択された
荷受人に対する代理荷受人の情報を前記宅配業者に供給
するようにすることができる。前記目的を達成する本発
明の第3は、荷受人と代理荷受人とを関連付けた代理受
領者情報を有する情報センタに任意の荷受人の代理荷受
人を問い合わせ、該問合せに対する回答を前記情報セン
タから受ける通信手段と、前記回答に基づいて前記荷受
人の代理荷受人の情報を表示する表示手段とを備えるこ
とを特徴とする携帯情報端末装置である。
【0012】上記装置は、前記回答に基づいて前記荷物
の引き取りを前記代理荷受人に許諾させる引換証を作成
する出力手段をさらに備えることが好ましく、荷物を識
別する識別情報を入力する入力手段をさらに備え、前記
出力手段は前記識別情報を前記引換証に転記出力するこ
とが、より好ましい。
【0013】前記目的を達成する本発明の第4は、宅配
業者が荷受人に荷物を配送する方法であって、前記荷物
を荷受人に代わって前記宅配業者から受取り荷受人に引
き渡す代理荷受人と、前記荷受人と前記代理荷受人とを
関連付けた代理受領者情報を記憶した第1のコンピュー
タを備えた情報センタとを設け、前記第1のコンピュー
タは荷物の荷受人に関する情報を含む配送情報を受け、
前記代理受領者情報を参照して前記荷受人の代理荷受人
を検出し、該検出された代理荷受人の情報を前記配送情
報に添付して前記宅配業者が備える第2のコンピュータ
に出力し、前記第2のコンピュータは前記代理荷受人を
配送先とする配送データを出力することを特徴とする荷
物の配送方法である。
【0014】前記目的を達成する本発明の第5は、荷受
人と代理荷受人とを関連付けた代理受領者情報を記録し
た記憶部と、荷物の荷受人に関する情報を含む配送情報
が入力される入力部と、前記代理受領者情報から前記荷
受人に対する代理荷受人を検出する検出手段と、前記検
出した代理荷受人の情報を前記配送情報に添付して前記
宅配業者に通知する通知手段と、前記代理受領者情報の
情報提供料を前記宅配業者に請求する請求データ出力部
とを備えたことを特徴とする情報処理装置である。
【0015】前記目的を達成する本発明の第6は、荷受
人と代理荷受人とを関連付けた代理受領者情報を記録し
た記憶部と、荷物の荷受人に関する情報を含む配送情報
が入力される入力部と、荷受人と代理荷受人とを関連付
けた代理受領者情報から検出された前記荷受人に対する
代理荷受人を検出する検出手段と、前記荷物を前記検出
した代理荷受人に配送することを指示する配送指示を出
力する出力部を備えたことを特徴とする情報処理装置で
ある。
【0016】前記出力部は前記荷物を前記検出した代理
荷受人に配送することの前記荷受人への通知を更に出力
することが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態例を図
1によって説明する。1は荷物を指定された配送先に配
送する宅配業者である。宅配業者1には配送拠点11と
配送員12とが含まれる。配送拠点11には荷主が配送
依頼をした宅配業者から前記荷物が届けられる。2は前
記荷物の配送先、即ち荷受人である。3は荷物を荷受人
2に代わって宅配業者3から受け取り、荷受人2に引き
渡す代理荷受人である。代理荷受人3は荷受人2の利便
性から荷受人2の自宅に近いことが望ましく、例えばコ
ンビニエンスストアなどが好適である。4は荷受人2に
対する代理荷受人3を登録したコンピュータである情報
サーバー41を備えた登録センタである。
【0018】本発明の方法の手順を説明する。荷受人2
は代理荷受人3(以下、コンビニ3という)と代理受領
契約を締結する()。該代理受取契約には、荷受人2
へ配送されるべき荷物をコンビニ3が代理受領する事、
荷受人2は代理受領された荷物を所定期間内に引き取る
事、代理受領手数料に関する事などが定められている。
コンビニ3は前記契約を締結した荷受人2にIDカード
を発給する。前記代理受領契約は登録センタ4も加えた
3者契約とすることもできる。
【0019】前記契約の情報は登録センタ4に伝えら
れ、登録センタ4は荷受人2に対する代理荷受人3を情
報サーバー41の記憶部に代理荷受人情報として記録・
登録する()。図1の例では、荷受人Aの代理荷受人
はコンビニLのxx店、荷受人Bの代理受取人はコンビ
ニLのyy店、荷受Cの代理荷受人はコンビニSのzz
店であることが登録されている。
【0020】一方、宅配業者1は登録センタ4と代理荷
受人情報受給契約を締結する()。前記代理荷受人情
報受給契約には、登録センタ4が宅配業者1の問い合わ
せに応じて所望の荷受人の代理荷受人に関する情報を提
供すること、情報提供料金に関することなどが定められ
ている。
【0021】前記2種類の契約が締結された状態におい
て、宅配業者1の配送員12は荷受人2、例えばAさん
へ配送すべき荷物を配送車に積載してAさん宅を訪れ
()、Aさんが在宅であれば荷物をAさんに引き渡し
て配送を完了する。Aさんが留守であった場合には、通
信手段を備えた携帯情報端末装置によって登録センタ4
に対しAさんの代理荷受人を問い合わせる。登録センタ
4は情報サーバー41に登録された代理荷受人情報を参
照し、Aさんの代理荷受人の情報(コンビニLのxx
店)を配送員12に回答する()。Aさんの代理荷受
人が登録されていない場合はその旨を回答する。
【0022】配送員12は、Aさん宅に、荷物を登録さ
れた代理荷受人に配達した旨の通知書を残す()。前
記通知書はコンビニから荷物を引き取る際の引換証を兼
ねている。前記携帯情報端末装置は、登録センタ4から
の回答を受け、代理荷受人3が登録されている場合は前
記通知書兼引換証を出力するプリント手段を備えること
が好ましく、前記荷物に付された前記荷物を識別する識
別情報の入力を受けて該識別情報を前記通知書兼引換証
に転記出力する機能を有することが更に好ましい。前記
識別情報は、例えば配送伝票に印刷された一連番号を示
すバーコードである。なお、前記携帯情報端末装置は、
代理荷受人3が登録されていない場合には代理受領契約
の締結を勧める内容の文書を出力する。
【0023】そして、配送員12はAさんの代理荷受人
であるコンビニLのxx店に荷物を引き渡して配送を完
了する()。コンビニLのxx店は代理荷受業務を管
理するコンピュータを備え、代理受領した荷物の識別情
報と日時とを入力する()。 後日、Aさんはコンビ
ニLのxx店に出向き前記引換証を示して荷物を引き取
る。その際、コンビニLのxx店の前記コンピュータは
前記引換証の識別情報と荷物に付された識別情報との入
力を受けて両者が一致することを確認すると共に、引き
渡し完了を記録する。更に引き取り日時の入力を受けて
荷物の引取りが所定の期間内であったか否かをチェック
し、代理受領契約に従って代理受領手数料を請求するデ
ータを出力する()。即ち、前記コンピュータは引き
取りが所定期間を経過した後であった場合は所定の割増
料金を加算した請求書を出力する。所定期間内である場
合の料金は月極めの定額料金としても良いし、引き取り
1回毎の料金としても良い。
【0024】代理荷受人3は、前記荷物の引き取りに際
し代理受領契約を締結した荷受人2に発給したIDカー
ドの提示を求め、正当な荷物引き取り者である事を確認
する。即ち、前記IDカードを前記コンピュータに接続
されたバーコードリーダや磁気情報読み取り手段で読み
取らせ、予め前記コンピュータに記憶させてある代理受
領契約者情報と照合する。
【0025】なお、宅配業者1が登録センタ4に支払う
情報提供料金は月極めの定額である。宅配業者には、荷
受人が不在の場合でも荷物を持ち帰ることなく代理荷受
人に引き渡して配送を完了することができるので、再配
達を無くすことができるという利点がある。一方、荷受
人には、自分の都合の良い時に荷物を引き取ることがで
きるという利点がある。
【0026】上記方法では、荷受人は一つの代理受領契
約によって、登録センタと代理受領者情報受給契約を締
結した全ての宅配業者によって配送される荷物を代理荷
受人に代理受領してもらえるという利点もある。宅配業
者1の配送拠点11はその近隣の所定地域内への配送を
担当している。従って、ある配送拠点に属する配送員は
その配送拠点が担当する地域内の荷受人に対する代理受
領者情報が入手できれば十分である。また、最近の宅配
業者1は、配送拠点11と配送員12との間で各種連絡
を行う通信手段を備えている。そこで、各配送拠点11
のコンピュータ13に担当地域内の代理受領者情報を記
憶させ、配送員12から代理受領者情報の問い合わせを
受け、回答させる(’)ようにしても良い。登録セン
タ4の情報サーバー41は、配送拠点41のコンピュー
タ13に定期的にアクセスして前記コンピュータ13に
記録された代理受領者情報を最新の情報に更新する。
【0027】更に、各配達員12は自身が属する配送拠
点11が担当する地域の一部地域を担当している。従っ
て自身の担当する地域の代理受領者情報のみがあれば充
分である。そこで、前記携帯情報端末機器に当該地域内
の代理受領者情報を情報サーバー41又は前記コンピュ
ータ13からダウンロードして用いるようにしても良
い。
【0028】登録センタ4の情報サーバー41は、代理
受領者情報の登録数に応じた情報提供料金を宅配業者1
に請求する出力を行う。各配送拠点の担当地域内の代理
受領者情報の登録数に応じた情報提供料金をその配送拠
点に請求する出力を行うようにしても良い。
【0029】図2は本発明の第2の実施の形態例を示し
た図である。本実施の形態例では宅配業者1が代理荷受
人3と代理受領契約を締結する()。前記代理受領契
約には、荷受人2へ配送されるべき荷物を代理荷受人3
が代理受領する事、荷受人の求めに応じて前記荷物を荷
受人に引き渡す事、代理受領手数料に関する事などが定
められている。宅配業者1は荷受人2と代理受領先指定
契約を締結し()、宅配業者1のコンピュータ13に
前記荷受人2の代理荷受人3を記録する()。
【0030】前記代理受領先指定契約には、荷受人2宛
ての荷物を荷受人2が指定した代理荷受人3に代理受領
させる事、代理受領の通知を受けた後、所定の期間内に
代理荷受人3から荷物を引き取る事などが定められてい
る。荷受人2は、代理受領先指定契約によって宅配業者
1と代理受領契約を締結した多数のコンビニから好まし
いコンビニを自身の代理荷受人に指定する。
【0031】手順〜は図1の実施の形態例と同様で
ある。但し、代理荷受人情報の問合せと回答()は宅
配業者1の配送拠点11との間で行われ、代理荷受人3
は代理受領手数料を宅配業者1に請求する(’)点が
異なる。本実施の形態例は、宅配業者1による構築が容
易である。しかも、配送拠点11毎に独立したシステム
とすることができるという利点がある。
【0032】図3(a)は本発明の第3の実施の形態例
を示した図である。本実施の形態例では宅配業者1が代
理荷受人3と代理受領契約を締結する()。そして、
宅配業者1の配送員12は荷受人2(Aさん)へ配送す
べき荷物を配送車に積載してAさん宅を訪れ()、A
さんが在宅であれば荷物を荷受人に引き渡して配送を完
了する。Aさんが留守であった場合には、受領方法指定
願書14をAさん宅に残して()荷物を一旦配送拠点
11に持ち帰る。図3(b)に内容の詳細を示した受領
方法指定願書14には、選択し得る代理荷受人、即ち宅
配業者1と代理受領契約を締結したコンビニなどのリス
トが記載されている。
【0033】前記配送車は配送すべき荷物に関する情報
が記録された携帯情報端末装置を備えている。前記情報
は配送拠点11のコンピュータ13に記憶させた配送管
理情報をダウンロードしたものである。配送員12は前
記荷物を持ち帰るときに前記携帯情報端末装置に持ち帰
り情報を入力する。前記携帯情報端末装置は入力された
持ち帰り情報を記録すると共に、前記受領方法指定願書
14をプリント出力する。前記携帯情報端末装置は荷物
の配送依頼者などの情報も前記受領方法指定願書14に
プリント出力する。配送員12は配送拠点11に戻って
前記持ち帰り情報を前記携帯情報端末装置からコンピュ
ータ13に転記する。
【0034】受領方法指定願書14を見たAさんは前記
リストから好ましい代理荷受人を選択して宅配業者1に
通知する()。もちろん、再配達の日時を指定する通
知をすることもできる。受領方法指定通知14を受けた
宅配業者1はコンピュータ13に指定された受領方法を
入力する。コンピュータ13は入力された受領方法に応
じた配送伝票を出力する()。例えば受領方法として
コンビニSのzz店が指定された場合はコンビニSのz
z店を配送先とする配送伝票を出力する。配送員12は
前記配送伝票に基づいて、持ち帰った荷物をコンビニS
のzz店に配送する()。以降の手順は前述の実施の
形態例の以降と同様である。本実施の形態例では、コ
ンビニ3は宅配業者1、荷受人2の双方から手数料を受
取っている()。
【0035】多くの場合、荷受人2は受領方法指定願書
14に記載された配送依頼者から荷物の内容を想像する
ことができるので、想像した荷物に応じて日時を指定し
た自宅へ再配達か、代理荷受人に指定したコンビニで引
き取るかを選択することができる。
【0036】図4は、本発明の第4の実施の形態例を示
す図である。図1と同様の構成には同一符号を付して説
明を省略する。図4において、51は配送依頼者から荷
物の配送を受託する発送側宅配業者5の集荷拠点であ
る。集荷拠点51はコンピュータ52を備えている。コ
ンピュータ52は登録センタ4の情報サーバー41、配
送側宅配業者1のコンピュータ13とインターネット等
を介して情報を授受することができる。なお、集荷拠点
51と配送拠点11とは同一の宅配業者に属さなくても
良い。本実施の形態例の処理手順を説明する。
【0037】まず、集荷された荷物の配送情報がコンピ
ュータ52に登録される()。前記配送情報には荷物
に付された識別情報、発送人情報(住所、氏名、連絡先
など)、荷受人情報(住所、氏名、電話番号や電子メー
ルアドレスなどの連絡先など)などが含まれている。
【0038】次に、コンピュータ52は登録センタ4の
情報サーバー41に前記配送情報を送信する()。情
報サーバー41は前記配送情報に代理受領者情報から検
出した荷受人の代理荷受人の情報を付加して配送拠点1
1のコンピュータ13に転送する()。この処理は配
送情報がコンピュータ52に登録されると同時に行われ
る。従って、配送拠点11のコンピュータ13は、荷物
が配送拠点11に到着する前に前記情報を受領する。
【0039】そして、コンピュータ13は前記情報に荷
受人の電子メールアドレスが含まれている荷受人に荷物
を代理荷受人に配送することを電子メールで通知する
()。前記通知には荷物を代理荷受人から引き取る際
に必要な引換証に相当する情報も含まれている。前記情
報に荷受人の電子メールアドレスが含まれていない場合
は荷物を代理荷受人へ配送した旨の通知と引換証とをプ
リント出力する。
【0040】そして、コンピュータ13は代理荷受人が
指定された荷物について、その配送先を代理荷受人とす
る配送伝票などを出力し()、更に前記情報に基づい
て配送計画を立案する()。即ち、前記代理荷受人の
情報が付加された荷物については配送先を代理荷受人と
して配送順路を立案し配送員に提示する。その際、前記
電子メールで通知をした荷受人については引換証を配送
する必要がないので考慮から除外する。電子メールによ
る通知ができない荷受人には前記引換証を配送する。
【0041】配送側宅配業者1は、代理荷受人に配送す
べき荷物の代理受領者情報を予め入手することができる
ので、配送員は荷受人2の留守宅へ行くことなく直接、
代理荷受人3に配達することができる。従って、荷受人
の留守を確認しその代理荷受人を問い合せる手間がかか
らない。
【0042】荷受人2は電子メールで受けた引換証をも
って代理荷受人3から荷物を引き取る。登録センタ4の
情報サーバー41に荷受人2が在宅する時間帯を登録し
情報サーバー41が前記配送情報にこれを付加してコン
ピュータ13に通知すれば、配送側宅配業者1はコンピ
ュータ13に荷受人2が在宅する時間帯に合わせた配送
計画を立案させることができる。
【0043】なお、登録センタ4の情報サーバー41
は、図1又は図2のコンピュータ13と同様の情報を記
憶した配送側宅配業者のコンピュータ13に代えること
ができる。
【0044】
【発明の効果】留守勝ちな荷受人であっても、再配達の
日時を指定する事によって生ずる行動の拘束を受ける事
なく、自分の都合の良い時に荷物を引き取ることができ
る。宅配業者は、荷受人が不在の場合でも再配達が不要
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例の構成と手順を説
明する図。
【図2】本発明の第2の実施の形態例の構成と手順を説
明する図。
【図3】本発明の第3の実施の形態例の構成と手順を説
明する図。
【図4】本発明の第4の実施の形態例の構成と手順を説
明する図。
【符号の説明】 1………………荷物を宅配する宅配業者 2………………荷受人 3………………代理荷受人 4………………登録センタ 5………………荷物の宅配を受託する宅配業者 13、52……コンピュータ 14……………受領方法指定願書 41……………情報サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野本 徹志 東京都品川区二葉1丁目3番25号 株式会 社ニコン技術工房内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅配業者が荷受人に荷物を配送する方法
    であって、 前記荷物を荷受人に代わって前記宅配業者から受取り荷
    受人に引き渡す代理荷受人と、 前記荷受人と前記代理荷受人とを関連付けた代理受領者
    情報を記録した第1のコンピュータを備えた情報センタ
    とを設け、 前記宅配業者は、荷受人が留守であったとき、前記代理
    受領者情報から検出された前記荷受人の代理荷受人に前
    記荷物を配送し、 前記情報センタは、荷物の荷受人と前記荷受人とを関連
    付けた代理受領者情報を前記第1のコンピュータに記録
    し、前記宅配業者に前記代理受領者情報を供給し、 前記代理荷受人は、前記宅配業者から前記荷受人宛ての
    荷物を受取り、前記荷受人からの求めに応じて前記荷物
    を前記荷受人に引き渡すことを特徴とする荷物の配送方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法において、 前記宅配業者は、前記荷受人の代理荷受人を前記情報セ
    ンタに問い合わせ、前記問合せに対する回答を前記情報
    センタから受け、 前記情報センタは、前記宅配業者から前記問合せを受
    け、前記代理受領者情報を参照して該当する代理荷受人
    を検出し、検出した代理荷受人を前記宅配業者に回答す
    ることを特徴とする荷物の配送方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の方法において、 前記宅配業者は、所定の地域内の配送を担当する配送拠
    点を設け、該配送拠点に第2のコンピュータを備えると
    共に、荷受人に荷物を配送する配送員を配置し、 前記
    第2のコンピュータは、前記情報センタから供給された
    前記所定の地域内の前記代理受領者情報を記録し、前記
    配送員から荷受人の代理荷受人の問い合わせに応じて、
    前記代理受領者情報を参照して該当する代理荷受人を検
    出し、検出した代理荷受人を前記配送員に回答し、 前記情報センタは、前記第1のコンピュータに記録した
    前記代理受領者情報を前記第2のコンピュータに供給す
    ることを特徴とする荷物の配送方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の方法において、 前記情報センタは前記宅配業者に情報提供料金を請求す
    ることを特徴とする荷物の配送方法。
  5. 【請求項5】 荷受人と代理荷受人とを関連付けた代理
    受領者情報を記録した記憶部と、 前記宅配業者に前記代理受領者情報を供給するデータ供
    給部と、 前記代理受領者情報の情報提供料を前記宅配業者に請求
    するデータを出力する出力部とを備えたことを特徴とす
    る情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、 前記データ供給部は、宅配業者からの任意の荷受人に対
    する代理荷受人の問合せに応じて、前記代理受領者情報
    から前記荷受人に対する代理荷受人を検出する検出手段
    と、 前記検出した代理荷受人の情報を前記宅配業者に通知す
    る通知手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の装置において、 前記データ供給部は、前記代理受領者情報から所定の地
    域内の荷受人を選択し、選択された荷受人に対する代理
    荷受人の情報を前記宅配業者に供給することを特徴とす
    る情報処理装置。
  8. 【請求項8】 荷受人と代理荷受人とを関連付けた代理
    受領者情報を有する情報センタに任意の荷受人の代理荷
    受人を問い合わせ、該問合せに対する回答を前記情報セ
    ンタから受ける通信手段と、 前記回答に基づいて前記荷受人の代理荷受人の情報を表
    示する表示手段とを備えることを特徴とする携帯情報端
    末装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置において、 前記回答に基づいて前記荷物の引き取りを前記代理荷受
    人に許諾させる引換証を作成する出力手段をさらに備え
    ることを特徴とする携帯情報端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、 荷物を識別する識別情報を入力する入力手段をさらに備
    え、 前記出力手段は前記識別情報を前記引換証に転記出力す
    ることを特徴とする携帯情報端末装置。
  11. 【請求項11】 宅配業者が荷受人に荷物を配送する方
    法であって、 前記荷物を荷受人に代わって前記宅配業者から受取り荷
    受人に引き渡す代理荷受人と、 前記荷受人と前記代理荷受人とを関連付けた代理受領者
    情報を記憶した第1のコンピュータを備えた情報センタ
    とを設け、 前記第1のコンピュータは荷物の荷受人に関する情報を
    含む配送情報を受け、前記代理受領者情報を参照して前
    記荷受人の代理荷受人を検出し、該検出された代理荷受
    人の情報を前記配送情報に添付して前記宅配業者が備え
    る第2のコンピュータに出力し、 前記第2のコンピュータは前記代理荷受人を配送先とす
    る配送データを出力することを特徴とする荷物の配送方
    法。
  12. 【請求項12】 荷受人と代理荷受人とを関連付けた代
    理受領者情報を記録した記憶部と、 荷物の荷受人に関する情報を含む配送情報が入力される
    入力部と、 前記代理受領者情報から前記荷受人に対する代理荷受人
    を検出する検出手段と、 前記検出した代理荷受人の情報を前記配送情報に添付し
    て前記宅配業者に通知する通知手段と前記代理受領者情
    報の情報提供料を前記宅配業者に請求する請求データ出
    力部とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 荷受人と代理荷受人とを関連付けた代
    理受領者情報を記録した記憶部と、 荷物の荷受人に関する情報を含む配送情報が入力される
    入力部と、 荷受人と代理荷受人とを関連付けた代理受領者情報から
    検出された前記荷受人に対する代理荷受人を検出する検
    出手段と、 前記荷物を前記検出した代理荷受人に配送することを指
    示する配送指示を出力する出力部を備えたことを特徴と
    する情報処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項14の装置において、 前記出力部は前記荷物を前記検出した代理荷受人に配送
    することの前記荷受人への通知を更に出力することを特
    徴とする情報処理装置。
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