JP2002323503A - 試料容器を保持するためのアダプタと、超音波により液面を感知する方法 - Google Patents
試料容器を保持するためのアダプタと、超音波により液面を感知する方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 試料容器内の液面感知を容易にするように、
試料架内に試料容器を保持するアダプタを提供すること
にある。 【解決手段】 アダプタ10のテーパ付き本体部分36
は、主本体部分30の直径より小さい直径を持つ口開口
12を備える。口開口は、液体試料を保持する試料容器
20を直接支持できるように寸法を定めてある。液面感
知中には、超音波検出器100からの超音波を試料容器
20の唇状部フランジ24からと前記試料容器20内の
液面110からとのエコーとして超音波検出器に反射し
て戻す。アダプタのテーパ付き表面は、超音波検出器か
ら遠ざかる向きに音響エコーをそらせる。すなわちアダ
プタは超音波検出器に不可視である。
試料架内に試料容器を保持するアダプタを提供すること
にある。 【解決手段】 アダプタ10のテーパ付き本体部分36
は、主本体部分30の直径より小さい直径を持つ口開口
12を備える。口開口は、液体試料を保持する試料容器
20を直接支持できるように寸法を定めてある。液面感
知中には、超音波検出器100からの超音波を試料容器
20の唇状部フランジ24からと前記試料容器20内の
液面110からとのエコーとして超音波検出器に反射し
て戻す。アダプタのテーパ付き表面は、超音波検出器か
ら遠ざかる向きに音響エコーをそらせる。すなわちアダ
プタは超音波検出器に不可視である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は試料容器内の液位すなわ
ち液面(liquid level)の自動検出、こと
に液面感知(liquid level sensin
g)が容易になるように試料容器を保持する新奇なアダ
プタと、試料容器内の液面を感知する新奇な方法とに関
する。
ち液面(liquid level)の自動検出、こと
に液面感知(liquid level sensin
g)が容易になるように試料容器を保持する新奇なアダ
プタと、試料容器内の液面を感知する新奇な方法とに関
する。
【0002】
【従来の技術】超音波液面感知は米国特許第3,26
8,167号及び同第5,399,497号の各明細書
に記載してある形式の自動試料分析システムに使われる
ことが多い。自動化した試料分析中に血清のような液体
試料は種種の試験を実施する。試験用の原料物質として
使う血清試料は、マイクロテナ(Microtaine
r TM)管のような一定直径の比較的小さい容器に入れる
のが普通である。その理由は、比較的少量の希釈試料で
所望の試験を行うことができるからである。血清につい
ての各別の試験で選定した量の希釈試料を試料容器から
吸引し所定量の試薬と配合してこの試料についての各別
の試験に対応する化学反応を生じさせる。
8,167号及び同第5,399,497号の各明細書
に記載してある形式の自動試料分析システムに使われる
ことが多い。自動化した試料分析中に血清のような液体
試料は種種の試験を実施する。試験用の原料物質として
使う血清試料は、マイクロテナ(Microtaine
r TM)管のような一定直径の比較的小さい容器に入れる
のが普通である。その理由は、比較的少量の希釈試料で
所望の試験を行うことができるからである。血清につい
ての各別の試験で選定した量の希釈試料を試料容器から
吸引し所定量の試薬と配合してこの試料についての各別
の試験に対応する化学反応を生じさせる。
【0003】試料試験により、試験を受ける各個人の健
康又は丈夫さを判定するのに役立つように種種の血液特
性に関する化学的情報を生ずる。
康又は丈夫さを判定するのに役立つように種種の血液特
性に関する化学的情報を生ずる。
【0004】各試薬試験に使われる試料の量は、所定量
の試料を所定量の試薬と配合する期待値に試験判断が基
づくから、適正に制御しなければならない。試薬試験が
選定した各量の試料及び試薬に基づくことを確実にする
公知の一方法では、試料の吸引ごとにその前後に試料容
器内の液面を測定し試薬容器内の試薬に対し対応する測
定を行うようにする。
の試料を所定量の試薬と配合する期待値に試験判断が基
づくから、適正に制御しなければならない。試薬試験が
選定した各量の試料及び試薬に基づくことを確実にする
公知の一方法では、試料の吸引ごとにその前後に試料容
器内の液面を測定し試薬容器内の試薬に対し対応する測
定を行うようにする。
【0005】液面測定情報により、特定の試験に実際上
所期の量の試料の使われたことが確認できる。すなわち
試料容器内の試料液面の逐次の測定により、試料容器か
ら各試験のために所要量の液体の取出されることを確認
する。又各試験に対する試料液面測定により、試料容器
中に留まる液体量の測定続行ができる。
所期の量の試料の使われたことが確認できる。すなわち
試料容器内の試料液面の逐次の測定により、試料容器か
ら各試験のために所要量の液体の取出されることを確認
する。又各試験に対する試料液面測定により、試料容器
中に留まる液体量の測定続行ができる。
【0006】前記したような形式の公知の試料分析シス
テムでは、1個又は複数個の試料容器を試料分析システ
ムの互いに異なる場所に移送するのは普通に行われてい
ることである。各試料容器は通常、試験分析システムに
他の用途を持つバキュテナTM(Vacutaine
rTM)管のようなマイクロテナTM(Microtain
erTM)管より大きい直径の管を支える試料管架で移送
する。この試料管架は、全種類の寸法の管をこれ等の管
が開放状態にあることが多いから直立位置に保持するの
がよい。
テムでは、1個又は複数個の試料容器を試料分析システ
ムの互いに異なる場所に移送するのは普通に行われてい
ることである。各試料容器は通常、試験分析システムに
他の用途を持つバキュテナTM(Vacutaine
rTM)管のようなマイクロテナTM(Microtain
erTM)管より大きい直径の管を支える試料管架で移送
する。この試料管架は、全種類の寸法の管をこれ等の管
が開放状態にあることが多いから直立位置に保持するの
がよい。
【0007】マイクロテナTM管のような比較的小さい試
料容器を直径の一層大きい他の管と共に同時に移送する
ように、各マイクロテナTM管は通常一層大きい直径の管
内に支える。しかしマイクロテナTM管及びバキュテナTM
管の間の寸法の違いが大きいから、イージ・ネスト
TM(Easi−nestTM)保持器のような中間保持装
置内でマイクロテナTM管を保護する必要がある。
料容器を直径の一層大きい他の管と共に同時に移送する
ように、各マイクロテナTM管は通常一層大きい直径の管
内に支える。しかしマイクロテナTM管及びバキュテナTM
管の間の寸法の違いが大きいから、イージ・ネスト
TM(Easi−nestTM)保持器のような中間保持装
置内でマイクロテナTM管を保護する必要がある。
【0008】一端部が開き反対側端部が閉じたイージ・
ネストTM保持器は、マイクロテナTM管をイージ・ネスト
TM保持器に押込んだときにマイクロテナTM管に当たるよ
うに寸法を定めたテーパつき内面を持つ。イージ・ネス
トTM保持器は又、バキュテナ TM管の口部分に乗るのに十
分なだけ大きいフランジを口部分に持つ。バキュテナ TM
管内に保持したイージ・ネストTM保持器内のマイクロテ
ナTM管の支持体はこの場合試料管支持システム又はマイ
クロテナTM管支持システムと呼ばれる。
ネストTM保持器は、マイクロテナTM管をイージ・ネスト
TM保持器に押込んだときにマイクロテナTM管に当たるよ
うに寸法を定めたテーパつき内面を持つ。イージ・ネス
トTM保持器は又、バキュテナ TM管の口部分に乗るのに十
分なだけ大きいフランジを口部分に持つ。バキュテナ TM
管内に保持したイージ・ネストTM保持器内のマイクロテ
ナTM管の支持体はこの場合試料管支持システム又はマイ
クロテナTM管支持システムと呼ばれる。
【0009】マイクロテナTM管内の液面の感知は、マイ
クロテナTM管をイージ・ネストTM保持器内に支え試験管
架又は試料管架内に保持したバキュテナTM管内で高い位
置にする間に行うことができる。
クロテナTM管をイージ・ネストTM保持器内に支え試験管
架又は試料管架内に保持したバキュテナTM管内で高い位
置にする間に行うことができる。
【0010】液面を感知する公知の一方法では超音波検
出器を使う。超音波検出器は、マイクロテナTM管支持シ
ステムを保持する試料管架の移動径路上方の所定の高さ
に位置させる。
出器を使う。超音波検出器は、マイクロテナTM管支持シ
ステムを保持する試料管架の移動径路上方の所定の高さ
に位置させる。
【0011】液面感知中に超音波検出器は、液面に近接
するマイクロテナTM管指示システムの水平面に向かう超
音波を出す。この超音波は、水平面から超音波検出器の
戻る音響エコーとして反射する。エコーの特性は、超音
波検出器により公知の方法で解明し超音波検出器とエコ
ーを反射し又は生成する表面との間の距離を指示する。
するマイクロテナTM管指示システムの水平面に向かう超
音波を出す。この超音波は、水平面から超音波検出器の
戻る音響エコーとして反射する。エコーの特性は、超音
波検出器により公知の方法で解明し超音波検出器とエコ
ーを反射し又は生成する表面との間の距離を指示する。
【0012】エコー生成面が実際上マイクロテナTM管内
の液面であれば、液面及び超音波検出器の間の距離は、
超音波の放出と液面からのエコーの受入れとの間の接続
時間を測定することにより定めることができる。
の液面であれば、液面及び超音波検出器の間の距離は、
超音波の放出と液面からのエコーの受入れとの間の接続
時間を測定することにより定めることができる。
【0013】しかし試料架がイージ・ネストTM保持器内
に支えたマイクロテナTM管とバキュテナTM管とを備える
ときは、超音波をマイクロテナTM管内の液面だけに選択
的に差向けることはむずかしい。この問題を処理するの
に、試料架が超音波検出器の下側を通る際に超音波を周
期的に放出する。すなわち超音波は、液面のほかにマイ
クロテナTM管支持システムの他の水平面に逐次に差向け
る。これ等の水平面はマイクロテナTM管の口部分とイー
ジ・ネストTM保持器の口部分とを含む。
に支えたマイクロテナTM管とバキュテナTM管とを備える
ときは、超音波をマイクロテナTM管内の液面だけに選択
的に差向けることはむずかしい。この問題を処理するの
に、試料架が超音波検出器の下側を通る際に超音波を周
期的に放出する。すなわち超音波は、液面のほかにマイ
クロテナTM管支持システムの他の水平面に逐次に差向け
る。これ等の水平面はマイクロテナTM管の口部分とイー
ジ・ネストTM保持器の口部分とを含む。
【0014】マイクロテナTM管の口部分の基準面からの
既知の高さに基づいて、超音波検出器とマイクロテナTM
管の口部分との間の第1の距離を定めることができる。
又イージ・ネストTM保持器の口部分の基準面からの既知
の高さに基づいて、超音波検出器とイージ・ネストTM保
持器の口部分との間の第2の距離を定めることができ
る。すなわちマイクロテナTM管及びイージ・ネストTM保
持器の各口部分面はそれぞれの対応するエコーから判別
することができる。すなわち残りのエコーはマイクロテ
ナTM管内に液面と協働する。
既知の高さに基づいて、超音波検出器とマイクロテナTM
管の口部分との間の第1の距離を定めることができる。
又イージ・ネストTM保持器の口部分の基準面からの既知
の高さに基づいて、超音波検出器とイージ・ネストTM保
持器の口部分との間の第2の距離を定めることができ
る。すなわちマイクロテナTM管及びイージ・ネストTM保
持器の各口部分面はそれぞれの対応するエコーから判別
することができる。すなわち残りのエコーはマイクロテ
ナTM管内に液面と協働する。
【0015】一般に後述の図10及び11に示すように
マイクロテナTM管20内の液面110は初めにイージ・
ネストTM保持器132の口部分140より高いレベルに
ある。しかし液体80をマイクロテナTM管20から放出
すると、液面110はイージ・ネストTM保持器132の
口部分140のレベルに向かい下降する。マイクロテナ
TM管20内の液面110がイージ・ネストTM保持器13
2の口部分140のレベルに近接すると、マイクロテナ
TM管20内の液面110からのエコーとイージ・ネスト
TM保持器132の口部分140からのエコーとの間の識
別がむずかしくなる。すなわちマイクロテナTM管20内
の液面110にはイージ・ネストTM保持器132の口部
分140のレベルと混同する範囲がありこの範囲では液
面感知に誤差を招くようになる。
マイクロテナTM管20内の液面110は初めにイージ・
ネストTM保持器132の口部分140より高いレベルに
ある。しかし液体80をマイクロテナTM管20から放出
すると、液面110はイージ・ネストTM保持器132の
口部分140のレベルに向かい下降する。マイクロテナ
TM管20内の液面110がイージ・ネストTM保持器13
2の口部分140のレベルに近接すると、マイクロテナ
TM管20内の液面110からのエコーとイージ・ネスト
TM保持器132の口部分140からのエコーとの間の識
別がむずかしくなる。すなわちマイクロテナTM管20内
の液面110にはイージ・ネストTM保持器132の口部
分140のレベルと混同する範囲がありこの範囲では液
面感知に誤差を招くようになる。
【0016】すなわちマイクロテナTM管のような試料容
器に対してマイクロテナTM管支持システムの構造面によ
り生ずるエコーから液面エコーを識別しやすくする試料
管支持構造を設けることが望ましい。
器に対してマイクロテナTM管支持システムの構造面によ
り生ずるエコーから液面エコーを識別しやすくする試料
管支持構造を設けることが望ましい。
【0017】イージ・ネストTM保持器に支えたマイクロ
テナTM管内に液面を測定する際の別の問題は、マイクロ
テナTM管がイージ・ネストTM保持器から突出する量が製
造交差によって変ることである。イージ・ネストTM保持
器内のマイクロテナTM管の一貫しない位置決めも又普通
のことである。その理由は、マイクロテナTM管が通常イ
ージ・ネストTM保持器のテーパ面に対し密に接触する状
態に手動で押付けられるがイージ・ネストTM保持器内の
マイクロテナTM管には一定の停止位置がないからであ
る。すなわち、マイクロテナTM管をつねに支持システム
内の同じ位置に位置させるマイクロテナTM管支持システ
ムを提供することが望ましい。
テナTM管内に液面を測定する際の別の問題は、マイクロ
テナTM管がイージ・ネストTM保持器から突出する量が製
造交差によって変ることである。イージ・ネストTM保持
器内のマイクロテナTM管の一貫しない位置決めも又普通
のことである。その理由は、マイクロテナTM管が通常イ
ージ・ネストTM保持器のテーパ面に対し密に接触する状
態に手動で押付けられるがイージ・ネストTM保持器内の
マイクロテナTM管には一定の停止位置がないからであ
る。すなわち、マイクロテナTM管をつねに支持システム
内の同じ位置に位置させるマイクロテナTM管支持システ
ムを提供することが望ましい。
【0018】
【発明の要約】本発明の複数の目的では、試料容器内の
液面感知を容易にするように試料架内に試料管容器又は
マイクロテナTM管を保持する新奇な支持システム又はア
ダプタと、超音波検出器による試料容器内の液面感知を
容易にするように試料容器を保持する新奇なアダプタ
と、試料容器の直接支持ができるように直径の縮小した
口部分を持つ新規なアダプタと、支持容器及びアダプタ
本体間に中間支持装置を使わないで試料容器の直接支持
のできる新規なアダプタと、試料容器の唇状部フランジ
で試料陽気を直接支える新規なアダプタと、超音波検出
器から遠ざかる向きに超音波エコーをそらせる本体構造
を持つ新規なアダプタと、超音波検出器から遠ざかる向
きに超音波エコーをそらせるようにテーパ付き区分を持
つ本体部分を備えた新奇なアダプタと、試料容器を保持
するが超音波検出器には実質的に不可視でこの超音波検
出器により試料容器の唇状部フランジからと試料容器内
の液面からとの音響エコーだけを受け試料管支持システ
ムの他の構造からはエコーを受けないようにした新規な
アダプタと、試料容器内の液面を超音波により感知する
新規な方法とをそれぞれ提供する。
液面感知を容易にするように試料架内に試料管容器又は
マイクロテナTM管を保持する新奇な支持システム又はア
ダプタと、超音波検出器による試料容器内の液面感知を
容易にするように試料容器を保持する新奇なアダプタ
と、試料容器の直接支持ができるように直径の縮小した
口部分を持つ新規なアダプタと、支持容器及びアダプタ
本体間に中間支持装置を使わないで試料容器の直接支持
のできる新規なアダプタと、試料容器の唇状部フランジ
で試料陽気を直接支える新規なアダプタと、超音波検出
器から遠ざかる向きに超音波エコーをそらせる本体構造
を持つ新規なアダプタと、超音波検出器から遠ざかる向
きに超音波エコーをそらせるようにテーパ付き区分を持
つ本体部分を備えた新奇なアダプタと、試料容器を保持
するが超音波検出器には実質的に不可視でこの超音波検
出器により試料容器の唇状部フランジからと試料容器内
の液面からとの音響エコーだけを受け試料管支持システ
ムの他の構造からはエコーを受けないようにした新規な
アダプタと、試料容器内の液面を超音波により感知する
新規な方法とをそれぞれ提供する。
【0019】本発明の他の目的及び特徴は一部は前記し
た通りであり又一部は後述の通りである。
た通りであり又一部は後述の通りである。
【0020】本発明によれば試料容器を保持するアダプ
タは主本体部分とテーパ付き本体部分とを持つ一般に管
状の構造である。主本体部分は一定の直径を持つのがよ
い。テーパ付き本体部分は、主本体部分からこの主本体
部分より小さい直径を持つ口開口に延びる。テーパ付き
本体部分は口開口から主本体部分に向かう方向に大きさ
の増す外径を持つ。
タは主本体部分とテーパ付き本体部分とを持つ一般に管
状の構造である。主本体部分は一定の直径を持つのがよ
い。テーパ付き本体部分は、主本体部分からこの主本体
部分より小さい直径を持つ口開口に延びる。テーパ付き
本体部分は口開口から主本体部分に向かう方向に大きさ
の増す外径を持つ。
【0021】本アダプタの口開口は、試料容器唇状部部
分又は唇状部フランジがアダプタの口開口に乗るような
比較的小さい直径の試料容器を受入れるように寸法を定
めてある。アダプタのテーパ付き本体部分は、このアダ
プタの口開口内に受入れたときに試料容器にわずかに当
たる内面突起を備える。
分又は唇状部フランジがアダプタの口開口に乗るような
比較的小さい直径の試料容器を受入れるように寸法を定
めてある。アダプタのテーパ付き本体部分は、このアダ
プタの口開口内に受入れたときに試料容器にわずかに当
たる内面突起を備える。
【0022】本発明の若干の実施例ではアダプタはツー
ピース構造として形成され一方の部品はテーパ付き本体
部分であり他方の部品は主本体部分である。
ピース構造として形成され一方の部品はテーパ付き本体
部分であり他方の部品は主本体部分である。
【0023】本発明の他の実施例では本アダプタは拡大
した底部穴を持つ。このアダプタはすなわちワンピース
一体構造として形成する。
した底部穴を持つ。このアダプタはすなわちワンピース
一体構造として形成する。
【0024】本発明の1実施例では主本体部分及びテー
パ付き本体部分はスナップ・フィット(snap fi
t)接合部で相互に接合してある。スナップ・フィット
接合部は、主本体部分及びテーパ付き本体部分のうちの
一方の半径方向外方に突出する第1唇状部と主本体部分
及びテーパ付き本体部分のうちの他方の半径方向内方に
突出する第2唇状部とを備える。すなわち主本体部分及
びテーパ付き本体部分はわずかな締めしろを伴って相互
に飛び越えて進み(bypass)一方の唇状部を他方
の唇状部に対し飛び越えて進ませ主本体部分及びテーパ
付き本体部分の間に分離できないスナップ・フィット接
合部を形成する。
パ付き本体部分はスナップ・フィット(snap fi
t)接合部で相互に接合してある。スナップ・フィット
接合部は、主本体部分及びテーパ付き本体部分のうちの
一方の半径方向外方に突出する第1唇状部と主本体部分
及びテーパ付き本体部分のうちの他方の半径方向内方に
突出する第2唇状部とを備える。すなわち主本体部分及
びテーパ付き本体部分はわずかな締めしろを伴って相互
に飛び越えて進み(bypass)一方の唇状部を他方
の唇状部に対し飛び越えて進ませ主本体部分及びテーパ
付き本体部分の間に分離できないスナップ・フィット接
合部を形成する。
【0025】本発明の別の実施例では主本体部分及びテ
ーパ付き本体部分は接合部に形成した互いに補形的な段
部分で相互に接合する。
ーパ付き本体部分は接合部に形成した互いに補形的な段
部分で相互に接合する。
【0026】本発明の若干の実施例ではアダプタの底部
部分は湾曲した半球形の形状を持つ。
部分は湾曲した半球形の形状を持つ。
【0027】本発明の複数の実施例ではアダプタのテー
パ付き本体部分は2つの各別のテーパ付き区分を持つ。
2つのテーパ付き区分の一方は他方のテーパ付き区分よ
り一層小さい量の傾斜を持つ。一層小さい量の傾斜を持
つテーパ付き区分はアダプタの口開口を備えるのがよ
い。
パ付き本体部分は2つの各別のテーパ付き区分を持つ。
2つのテーパ付き区分の一方は他方のテーパ付き区分よ
り一層小さい量の傾斜を持つ。一層小さい量の傾斜を持
つテーパ付き区分はアダプタの口開口を備えるのがよ
い。
【0028】試料容器に血清を入れこの容器をアダプタ
内に位置させると、このアダプタ内に試料容器の本体部
分全体が受入れられる。すなわち試料容器の唇状部フラ
ンジだけがこのアダプタの口開口に乗る。
内に位置させると、このアダプタ内に試料容器の本体部
分全体が受入れられる。すなわち試料容器の唇状部フラ
ンジだけがこのアダプタの口開口に乗る。
【0029】アダプタの主本体部分は標準寸法の試験管
の直径と同じ直径を持ち標準直径の他の管と共に試料管
架に位置させることができる。この架は液面検出のため
に超音波検出器の下方で移送する。超音波検出器は、試
料容器の口部分と試料容器内の液面とだけからのエコー
として検出器に反射する音波を出す。
の直径と同じ直径を持ち標準直径の他の管と共に試料管
架に位置させることができる。この架は液面検出のため
に超音波検出器の下方で移送する。超音波検出器は、試
料容器の口部分と試料容器内の液面とだけからのエコー
として検出器に反射する音波を出す。
【0030】アダプタのテーパ付き本体部分に達する超
音波は超音波検出器から反射する。従って超音波検出器
は、アダプタからはエコーを受けなくてその結果アダプ
タの表面は認識しない。すなわちアダプタは超音波検出
器には実質的に不可視である。
音波は超音波検出器から反射する。従って超音波検出器
は、アダプタからはエコーを受けなくてその結果アダプ
タの表面は認識しない。すなわちアダプタは超音波検出
器には実質的に不可視である。
【0031】試料容器の唇状部フランジはアダプタ内で
つねに同じ位置にあるから、音響検出器は、つねに試料
容器の唇状部フランジをその生ずるエコーに基づいて認
識することができる。音響検出器により受ける唯一の他
のエコーは、つねに試料容器の唇上部フランジの下方に
ある液面からのものである。従って音響検出器は液面か
らのエコーと試料容器の唇状部フランジからのエコーと
の間を明らかに識別することができる。音響検出器は
又、試料容器及び液面からの各エコーにより実質的に弱
い、試料架からのエコーをはっきり識別することができ
る。
つねに同じ位置にあるから、音響検出器は、つねに試料
容器の唇状部フランジをその生ずるエコーに基づいて認
識することができる。音響検出器により受ける唯一の他
のエコーは、つねに試料容器の唇上部フランジの下方に
ある液面からのものである。従って音響検出器は液面か
らのエコーと試料容器の唇状部フランジからのエコーと
の間を明らかに識別することができる。音響検出器は
又、試料容器及び液面からの各エコーにより実質的に弱
い、試料架からのエコーをはっきり識別することができ
る。
【0032】アダプタ又は試料容器からの他の音響は音
響検出器により受けられないから、本アダプタは試料容
器内の液面の検出を容易にする信頼性のある手段を形成
する。
響検出器により受けられないから、本アダプタは試料容
器内の液面の検出を容易にする信頼性のある手段を形成
する。
【0033】従って本発明は後述の構造及び方法にあ
る。本発明の範囲は特許請求の範囲に記載してある。添
付各図を通じて対応する参照数字は対応する部品を示
す。
る。本発明の範囲は特許請求の範囲に記載してある。添
付各図を通じて対応する参照数字は対応する部品を示
す。
【0034】
【実施例】添付図面でとくに図1及び図4ないし8には
本発明の1実施例によるアダプタ10を示してある。
本発明の1実施例によるアダプタ10を示してある。
【0035】アダプタ10は、なるべくは透明ポリスチ
レンのようなプラスチック材から形成した一般に管状の
構造である。アダプタ10は、唇状部分14(図7)に
より形成した口開口(mouth opening)1
2を持つ上端部と閉した半球形部分16を持つ下端部と
を備える。
レンのようなプラスチック材から形成した一般に管状の
構造である。アダプタ10は、唇状部分14(図7)に
より形成した口開口(mouth opening)1
2を持つ上端部と閉した半球形部分16を持つ下端部と
を備える。
【0036】アダプタ10の口開口12は、マイクロテ
ナTM管のような比較的小さい管状試料容器20に適応す
るように寸法を定める。試料容器20は、唇状部フラン
ジ24により形成した口開口22(図7)と閉じた底部
部分26とを持つ。試料容器20は、アダプタ10の口
開口12内に受入れる一定の直径を持つ本体部分28を
備え試料容器20の唇状部フランジ24が図5に示すよ
うにアダプタ10の唇状部分14に乗るようにしてあ
る。
ナTM管のような比較的小さい管状試料容器20に適応す
るように寸法を定める。試料容器20は、唇状部フラン
ジ24により形成した口開口22(図7)と閉じた底部
部分26とを持つ。試料容器20は、アダプタ10の口
開口12内に受入れる一定の直径を持つ本体部分28を
備え試料容器20の唇状部フランジ24が図5に示すよ
うにアダプタ10の唇状部分14に乗るようにしてあ
る。
【0037】アダプタ10は、一定の直径を持つ主本体
部分30と、主本体部分30から口開口12に延びるテ
ーパ付き本体部分36とを備える。テーパ付き本体部分
36は、口開口12から主本体部分30に向かう方向に
増す直径を持つ外壁38を備える。
部分30と、主本体部分30から口開口12に延びるテ
ーパ付き本体部分36とを備える。テーパ付き本体部分
36は、口開口12から主本体部分30に向かう方向に
増す直径を持つ外壁38を備える。
【0038】接合部40(図8)は、主本体部分30の
上端部46とテーパ付き本体部分36の下端部48とを
互いに連結する。接合部40は、主本体部分30の上端
部46の環状くぼみ44から半径方向外方に突出する。
主本体部分30の環状唇状部42を備えている。
上端部46とテーパ付き本体部分36の下端部48とを
互いに連結する。接合部40は、主本体部分30の上端
部46の環状くぼみ44から半径方向外方に突出する。
主本体部分30の環状唇状部42を備えている。
【0039】接合部40は又テーパ付き本体部分36の
下端部48に形成した内部環状くぼみ50(図8)を備
える。環状くぼみ50は環状のたな60を形成する。環
状のたな60の上方にわずかに間隔を置いた環状の唇状
部分54は環状くぼみ50から半径方向内方に突出す
る。環状の唇状部分54は大体水平の上面58と上向き
に傾斜した下面56とを備える。
下端部48に形成した内部環状くぼみ50(図8)を備
える。環状くぼみ50は環状のたな60を形成する。環
状のたな60の上方にわずかに間隔を置いた環状の唇状
部分54は環状くぼみ50から半径方向内方に突出す
る。環状の唇状部分54は大体水平の上面58と上向き
に傾斜した下面56とを備える。
【0040】主本体部分30の環状唇状部分42が、唇
状部分54の傾斜した下面56に押しつけられてわずか
な締めしろ(interference)を伴って移動
して、唇状部分54を飛び越えて進み(bypass)
環状のくぼみ50(図5)の水平上面58及びたな60
の間に鎖錠された状態になることができるように、主本
体部分30の唇状部分42と、テーパ付き本体部分36
の環状の唇状部分54との寸法を定める。
状部分54の傾斜した下面56に押しつけられてわずか
な締めしろ(interference)を伴って移動
して、唇状部分54を飛び越えて進み(bypass)
環状のくぼみ50(図5)の水平上面58及びたな60
の間に鎖錠された状態になることができるように、主本
体部分30の唇状部分42と、テーパ付き本体部分36
の環状の唇状部分54との寸法を定める。
【0041】テーパ付き本体部分36及び主本体部分3
0を互いに連結する接合部40は分離できないスナップ
・フィット接合部(snap fit joint)で
ある。
0を互いに連結する接合部40は分離できないスナップ
・フィット接合部(snap fit joint)で
ある。
【0042】テーパ付き本体部分36は2つの各別のテ
ーパ付き区分70、72(図8)を持つのがよく、テー
パ付き区分70はテーパ付き区分72より一層小さい傾
斜を備える。互いに等しい間隔を置いた3個の突起74
(図8)はテーパ付き本体部分36の内面76にこの内
面76から内方に所定量だけ突出するように形成してあ
る。各突起74は接合部78でテーパ付き区分70、7
2間に形成するのがよい。各突起74は、試料容器20
を図5に示すようにアダプタ10内に位置させたときに
試料容器20の本体部分26にわずかに接触するように
寸法を定めてある。すなわち試料容器20は、アダプタ
10内に挿入したときに、試料容器20の本体部分26
に対し突起74が接触することにより容器20内にゆる
く受けられる。試料容器20の本体部分26に対する各
突起74の力には、試料容器20の唇状部フランジ24
がアダプタ10の唇状部分14に確実に乗るように容易
に打勝つことができる。
ーパ付き区分70、72(図8)を持つのがよく、テー
パ付き区分70はテーパ付き区分72より一層小さい傾
斜を備える。互いに等しい間隔を置いた3個の突起74
(図8)はテーパ付き本体部分36の内面76にこの内
面76から内方に所定量だけ突出するように形成してあ
る。各突起74は接合部78でテーパ付き区分70、7
2間に形成するのがよい。各突起74は、試料容器20
を図5に示すようにアダプタ10内に位置させたときに
試料容器20の本体部分26にわずかに接触するように
寸法を定めてある。すなわち試料容器20は、アダプタ
10内に挿入したときに、試料容器20の本体部分26
に対し突起74が接触することにより容器20内にゆる
く受けられる。試料容器20の本体部分26に対する各
突起74の力には、試料容器20の唇状部フランジ24
がアダプタ10の唇状部分14に確実に乗るように容易
に打勝つことができる。
【0043】アダプタ10を使う際には試料分析を行お
うとする血清80を入れた試料容器20を図9に示すよ
うにアダプタ10内に支える。アダプタ10はデス(De
s.)を発明者とする米国特許第421,130号明細書
に示してあるような試料架82(図1及び9)に支えて
ある。架82は、公知の移送装置84(図3)に沿い試
料分析システムで自動的に移送するようにしてある。
うとする血清80を入れた試料容器20を図9に示すよ
うにアダプタ10内に支える。アダプタ10はデス(De
s.)を発明者とする米国特許第421,130号明細書
に示してあるような試料架82(図1及び9)に支えて
ある。架82は、公知の移送装置84(図3)に沿い試
料分析システムで自動的に移送するようにしてある。
【0044】図1ないし3に示すように架(rack)
82は複数個のアダプタ10を保持することができ、各
アダプタ10は血清80を入れた試料容器20を保持す
る。各試料容器20内の血清80は通常互いに異なる試
験体から又は個人から採取する。試料架82は又、試料
分析システム内の互いに異なる場所で使われこのような
場所に試料架82で移送される試薬、希釈剤又はその他
の物質92を入れる標準寸法の試験管90を保持するこ
とができる。
82は複数個のアダプタ10を保持することができ、各
アダプタ10は血清80を入れた試料容器20を保持す
る。各試料容器20内の血清80は通常互いに異なる試
験体から又は個人から採取する。試料架82は又、試料
分析システム内の互いに異なる場所で使われこのような
場所に試料架82で移送される試薬、希釈剤又はその他
の物質92を入れる標準寸法の試験管90を保持するこ
とができる。
【0045】選定した試料容器20内の血清80の試料
分析又は試験中に、所定量の血清を行おうとする1連の
試験で各試験ごとに吸引する(図示してない)。液面1
10(図9)の測定は、所要量の試料を確実に吸引し又
各吸引後に試料容器20内に残る血清80の量を測定す
るように血清試料80の各吸引の前後に行う。
分析又は試験中に、所定量の血清を行おうとする1連の
試験で各試験ごとに吸引する(図示してない)。液面1
10(図9)の測定は、所要量の試料を確実に吸引し又
各吸引後に試料容器20内に残る血清80の量を測定す
るように血清試料80の各吸引の前後に行う。
【0046】図3に示すように液面測定は、試料架82
を移送する移送装置84の上方に位置させた公知の超音
波検出器(ultrasound detector)
100を使って行う。超音波試験を行うのに先だって、
超音波検出器100に1連の入力パラメータを加える。
たとえば試料容器20の唇状部フランジ24(図9)は
つねに、選定した基準レベルから一定の高さ「L」にあ
る。すなわち唇状部フランジ24はつねに超音波検出器
100(図9)から一定の距離「M」にある。
を移送する移送装置84の上方に位置させた公知の超音
波検出器(ultrasound detector)
100を使って行う。超音波試験を行うのに先だって、
超音波検出器100に1連の入力パラメータを加える。
たとえば試料容器20の唇状部フランジ24(図9)は
つねに、選定した基準レベルから一定の高さ「L」にあ
る。すなわち唇状部フランジ24はつねに超音波検出器
100(図9)から一定の距離「M」にある。
【0047】図9に示すように試料容器20内の血清8
0の液面110はつねに唇状部フランジ24のレベルの
下方にある。すなわち液面110は超音波検出器100
からつねに、検出器100と試料容器20の唇状部フラ
ンジ24との間の距離Mより大きい距離Nにある。
0の液面110はつねに唇状部フランジ24のレベルの
下方にある。すなわち液面110は超音波検出器100
からつねに、検出器100と試料容器20の唇状部フラ
ンジ24との間の距離Mより大きい距離Nにある。
【0048】超音波検出器100はたとえば超音波検出
器100の直下を通るようにアダプタ10に差向けられ
る超音波を放出する。超音波102が唇状部フランジ2
4の水平面に当たると、エコー104が生じ反射して超
音検出器100に戻る。超音波検出器100は、超音波
の放出とエコー104を受けたときとの間の持続時間に
基づいて超音波検出器100からのエコー発生面(唇状
部フランジ24)の距離を測定するとができる。
器100の直下を通るようにアダプタ10に差向けられ
る超音波を放出する。超音波102が唇状部フランジ2
4の水平面に当たると、エコー104が生じ反射して超
音検出器100に戻る。超音波検出器100は、超音波
の放出とエコー104を受けたときとの間の持続時間に
基づいて超音波検出器100からのエコー発生面(唇状
部フランジ24)の距離を測定するとができる。
【0049】すなわち試料容器20の唇状部フランジ2
4からのエコー104はつねに試料容器20の唇状部フ
ランジ24と超音波検出器100との間の距離Mに対応
する。
4からのエコー104はつねに試料容器20の唇状部フ
ランジ24と超音波検出器100との間の距離Mに対応
する。
【0050】超音波検出器100が試料容器20内の液
面110に達する音波108(図9)を生ずると、エコ
ー112が超音波検出器100に反射する。エコー11
2は、液面110及び音響検出器100の間の距離Nに
対応する。距離Nは距離Mとは異なりこの距離Mより大き
いから、音響検出器100は距離Nを液面を表すものと
して認識する。
面110に達する音波108(図9)を生ずると、エコ
ー112が超音波検出器100に反射する。エコー11
2は、液面110及び音響検出器100の間の距離Nに
対応する。距離Nは距離Mとは異なりこの距離Mより大き
いから、音響検出器100は距離Nを液面を表すものと
して認識する。
【0051】距離Nに対応するエコー112はつねに液
面の既知の範囲内にある。すなわち超音波検出器100
はエコー112を液面を表わす距離Nに対応するものと
して高い信頼性のもとに解明する。
面の既知の範囲内にある。すなわち超音波検出器100
はエコー112を液面を表わす距離Nに対応するものと
して高い信頼性のもとに解明する。
【0052】テーパ付き本体部分36のテーパ付き表面
38に達する、超音波検出器100からの超音波は超音
波検出器100から遠ざかる向きに反射する。すなわち
音響検出器100は、テーパ付き表面38に当たる超音
波からエコーを受けない。従ってアダプタ10のテーパ
付き表面38は、超音波検出器100に対して実質的に
超音波を見わけないすなわち不可視(invisibl
e)である。
38に達する、超音波検出器100からの超音波は超音
波検出器100から遠ざかる向きに反射する。すなわち
音響検出器100は、テーパ付き表面38に当たる超音
波からエコーを受けない。従ってアダプタ10のテーパ
付き表面38は、超音波検出器100に対して実質的に
超音波を見わけないすなわち不可視(invisibl
e)である。
【0053】この構造のもとでは試料容器(管)20を
持つアダプタ10は超音波検出器100に対し検出でき
るエコーを生ずる2つの表面、すなわち試料容器20の
唇状部フランジ24の面と試料容器20内の液面110
の面とだけしか提供しない。従って超音波検出器100
は2つのエコー104、112のうちのいずれが液面1
10を表わし又いずれのエコーが液面を表わさないかを
容易に定めることができる。その理由は、唇状部フラン
ジエコー104はつねに一定で液面エコー112より持
続時間が短いからである。
持つアダプタ10は超音波検出器100に対し検出でき
るエコーを生ずる2つの表面、すなわち試料容器20の
唇状部フランジ24の面と試料容器20内の液面110
の面とだけしか提供しない。従って超音波検出器100
は2つのエコー104、112のうちのいずれが液面1
10を表わし又いずれのエコーが液面を表わさないかを
容易に定めることができる。その理由は、唇状部フラン
ジエコー104はつねに一定で液面エコー112より持
続時間が短いからである。
【0054】液面を識別する際の著しい問題点は、図1
0及び11に示すように図10及び11の試料管20が
それぞれ同じ量の血清80を含んだ従来の試料管支持シ
ステム130から明らかである。
0及び11に示すように図10及び11の試料管20が
それぞれ同じ量の血清80を含んだ従来の試料管支持シ
ステム130から明らかである。
【0055】図10及び11に示すように公知の試料管
支持システム130は、バキユテナ TM管134内に支え
たイージ・ネストTM保持器132に支えたマイクロテナ
TM管のような試料容器20を備える。イージ・ネストTM
保持器132は、試料容器20をイージ・ネストTM保持
器132に受入れたときに試料容器20の本体部分26
に当たるテーパ付き内面138を備える。
支持システム130は、バキユテナ TM管134内に支え
たイージ・ネストTM保持器132に支えたマイクロテナ
TM管のような試料容器20を備える。イージ・ネストTM
保持器132は、試料容器20をイージ・ネストTM保持
器132に受入れたときに試料容器20の本体部分26
に当たるテーパ付き内面138を備える。
【0056】各バキュテナTM管34の高さは実質的に均
等である。イージ・ネストTM保持器132は実質的に一
様な大きさ形状及び寸法を持つがテーバ向き内面138
は、製作交差によって標準からはずれている。試料容器
20は実質低に一様な寸法を持つ。しかし試料容器20
をイージ・ネストTM保持器132内に挿入する量は、テ
ーパ面138の交差と試料容器20をイージ・ネストTM
保持器132内に押込むのに使う手動力の不同性とによ
ってかなり変化する(図10及び11のH及びH’参
照)。
等である。イージ・ネストTM保持器132は実質的に一
様な大きさ形状及び寸法を持つがテーバ向き内面138
は、製作交差によって標準からはずれている。試料容器
20は実質低に一様な寸法を持つ。しかし試料容器20
をイージ・ネストTM保持器132内に挿入する量は、テ
ーパ面138の交差と試料容器20をイージ・ネストTM
保持器132内に押込むのに使う手動力の不同性とによ
ってかなり変化する(図10及び11のH及びH’参
照)。
【0057】イージ・ネストTM保持器132の唇状部フ
ランジ140と超音波検出器100との間の距離K(図
10及び11)は、バキユテナTM管134の一様な高さ
とバキユテナTM管134の口部分に乗る唇状部フランジ
140の一様な厚さとによって実質的に一定である。し
かし図10の基準レベルからの試料容器20の高さHは
図11の試料容器20の基準レベル高さH’とは異なり
試料容器20をイージ・ネストTM保持器132内に押込
む量の不同なことを示す。すなわち図10の試料容器唇
状部フランジ24及び検出器100間の距離Iは図11
の対応距離I’より小さい。従って図10及び11の同
様な各液面110は音響検出器100からの距離J、J’
(図10及び11)が互いに異なる。
ランジ140と超音波検出器100との間の距離K(図
10及び11)は、バキユテナTM管134の一様な高さ
とバキユテナTM管134の口部分に乗る唇状部フランジ
140の一様な厚さとによって実質的に一定である。し
かし図10の基準レベルからの試料容器20の高さHは
図11の試料容器20の基準レベル高さH’とは異なり
試料容器20をイージ・ネストTM保持器132内に押込
む量の不同なことを示す。すなわち図10の試料容器唇
状部フランジ24及び検出器100間の距離Iは図11
の対応距離I’より小さい。従って図10及び11の同
様な各液面110は音響検出器100からの距離J、J’
(図10及び11)が互いに異なる。
【0058】音響検出器(sound detecto
r)100が図10及び11の試料容器20の唇状部フ
ランジ24からエコーを受けると、これ等のエコーは、
図10の唇状部フランジ24が音響検出器100に対
し、最大距離I’にある図11の唇状部フランジ24よ
り近接した距離Iにあるから互いに同じ持続時間を持た
ない。
r)100が図10及び11の試料容器20の唇状部フ
ランジ24からエコーを受けると、これ等のエコーは、
図10の唇状部フランジ24が音響検出器100に対
し、最大距離I’にある図11の唇状部フランジ24よ
り近接した距離Iにあるから互いに同じ持続時間を持た
ない。
【0059】音響検出器100は又図10及び11の血
清80の液面110の面からのエコーを受ける。血清8
0を試料容器20から放出すると、液面110はイージ
・ネストTM保持器132の唇状部フランジ140のレベ
ルに近づく。すなわちイージ・ネストTM保持器132の
唇状部フランジ140からのエコーと液面110からの
エコーとの間には混合がある。図10及び11に示した
従来の試料容器支持システム内の液面を検出する際の問
題は、システム130が音響検出器100にエコーを反
射する少なくとも3つの水平面すなわち試料容器20の
唇状部フランジ24と液面110とイージ・ネストTM保
持器132の唇状部フランジ140とを備えるから明ら
かである。液面110により生ずるエコーはイージ・ネ
ストTM保持器132の唇状部フランジ140により生ず
るエコーと混同するから、図10及び11に示した従来
の試料管支持システム130で検出する液面は信頼性が
ない。
清80の液面110の面からのエコーを受ける。血清8
0を試料容器20から放出すると、液面110はイージ
・ネストTM保持器132の唇状部フランジ140のレベ
ルに近づく。すなわちイージ・ネストTM保持器132の
唇状部フランジ140からのエコーと液面110からの
エコーとの間には混合がある。図10及び11に示した
従来の試料容器支持システム内の液面を検出する際の問
題は、システム130が音響検出器100にエコーを反
射する少なくとも3つの水平面すなわち試料容器20の
唇状部フランジ24と液面110とイージ・ネストTM保
持器132の唇状部フランジ140とを備えるから明ら
かである。液面110により生ずるエコーはイージ・ネ
ストTM保持器132の唇状部フランジ140により生ず
るエコーと混同するから、図10及び11に示した従来
の試料管支持システム130で検出する液面は信頼性が
ない。
【0060】本発明の他の実施例による試料管アダプタ
150を図12に示してある。
150を図12に示してある。
【0061】試料管アダプタ150は主本体部分152
及びテーパ付き本体部分154を備えている。主本体部
分152の上端部とテーパ付き本体部分154の下端部
とは互いに補形的な段部分156、158を備える。段
部分158のような一方の段部分に超音波溶接による出
張り160を設ける。試料管アダプタ150の主本体部
分152及びテーパ付き本体部分154は各段部分15
6、158の超音波溶接によりよく知られているように
して互いに連結する。試料管アダプタ150は、その他
の点では試料管アダプタ10とその構造が同様であり試
料容器20を試料管アダプタ10と同じようにして支え
る。
及びテーパ付き本体部分154を備えている。主本体部
分152の上端部とテーパ付き本体部分154の下端部
とは互いに補形的な段部分156、158を備える。段
部分158のような一方の段部分に超音波溶接による出
張り160を設ける。試料管アダプタ150の主本体部
分152及びテーパ付き本体部分154は各段部分15
6、158の超音波溶接によりよく知られているように
して互いに連結する。試料管アダプタ150は、その他
の点では試料管アダプタ10とその構造が同様であり試
料容器20を試料管アダプタ10と同じようにして支え
る。
【0062】なお別の実施例による試料管アダプタ17
0を図17に示してある。試料管アダプタ170は、底
部穴172、テーパ付き本体部分及び主本部分176を
備えたワンピース構造である。アダプタ170は、その
他の点では構造がアダプタ10又はアダプタ150と同
様であり試料容器20を試料管アダプタ10と同じよう
にして支える。
0を図17に示してある。試料管アダプタ170は、底
部穴172、テーパ付き本体部分及び主本部分176を
備えたワンピース構造である。アダプタ170は、その
他の点では構造がアダプタ10又はアダプタ150と同
様であり試料容器20を試料管アダプタ10と同じよう
にして支える。
【0063】前記した所から明らかな本発明の若干の利
点は試料容器を一定の既知の高さで支える試料管アダプ
タにある。このアダプタ及び試料容器は、構造面すなわ
ち試料容器の唇状部フランジからの1つのエコーだけと
このアダプタにより支えた試料容器内の液面からの1つ
のエコーだけとを超音波検出器に反射する。すなわち超
音波検出器は、液面面からのエコーがつねに唇状部フラ
ンジからのエコーより長い持続時間を持つから、唇状部
フランジから液面を高い信頼性のもとに識別することが
できる。
点は試料容器を一定の既知の高さで支える試料管アダプ
タにある。このアダプタ及び試料容器は、構造面すなわ
ち試料容器の唇状部フランジからの1つのエコーだけと
このアダプタにより支えた試料容器内の液面からの1つ
のエコーだけとを超音波検出器に反射する。すなわち超
音波検出器は、液面面からのエコーがつねに唇状部フラ
ンジからのエコーより長い持続時間を持つから、唇状部
フランジから液面を高い信頼性のもとに識別することが
できる。
【0064】本発明の他の利点は、本発明アダプタがテ
ーパ付き表面を持ち、このアダプタのテーパ付き表面は
これに当たる超音波を超音波検出器からそらせることに
より、この超音波検出器がこのアダプタのテーパ付き表
面の部分からのエコーをなんら検出しないようにする。
このアダプタのその他の表面部分は超音波検出器へエコ
ーを反射して戻さない(not reflect ec
hoes back)に反射しない。すなわち本アダプ
タは超音波検出器には不可視(invisible)で
ある。本発明のなお別の利点は、本アダプタが試料容器
を不変の高さにつねに支えることである。本発明の他の
利点は、試料容器を直接支え試料容器及びアダプタの間
に中間の支持装置の必要をなくすことである。なお別の
利点は、本アダプタが液面検出の簡単新規な方法を提供
し、推測作業及び混同をなくし、このようにして、試料
容器内の液面を検出する公知の従来の方法より一層高い
信頼性のあることである。
ーパ付き表面を持ち、このアダプタのテーパ付き表面は
これに当たる超音波を超音波検出器からそらせることに
より、この超音波検出器がこのアダプタのテーパ付き表
面の部分からのエコーをなんら検出しないようにする。
このアダプタのその他の表面部分は超音波検出器へエコ
ーを反射して戻さない(not reflect ec
hoes back)に反射しない。すなわち本アダプ
タは超音波検出器には不可視(invisible)で
ある。本発明のなお別の利点は、本アダプタが試料容器
を不変の高さにつねに支えることである。本発明の他の
利点は、試料容器を直接支え試料容器及びアダプタの間
に中間の支持装置の必要をなくすことである。なお別の
利点は、本アダプタが液面検出の簡単新規な方法を提供
し、推測作業及び混同をなくし、このようにして、試料
容器内の液面を検出する公知の従来の方法より一層高い
信頼性のあることである。
【0065】以上述べた所から明らかなように本発明の
若干の目的及びその他の利点が達成される。なお本発明
はその精神を逸脱しないで種種の変化変形を行うことが
できる。
若干の目的及びその他の利点が達成される。なお本発明
はその精神を逸脱しないで種種の変化変形を行うことが
できる。
【図1】試料容器を支える本発明アダプタの1実施例
を、試験管及び他の類似のアダプタを設けた試料管架か
らはずして示す斜視図である。
を、試験管及び他の類似のアダプタを設けた試料管架か
らはずして示す斜視図である。
【図2】試料容器をはめたアダプタを試料管架に取付け
超音波検出器の下方に位置させ一部を縦断面にして示す
側面図である。
超音波検出器の下方に位置させ一部を縦断面にして示す
側面図である。
【図3】本アダプタを取付けた架を他の試料管架と共に
逐次に超音波検出器の下方に移送するようにして示す側
面図である。
逐次に超音波検出器の下方に移送するようにして示す側
面図である。
【図4】図1のアダプタの拡大斜視図である。
【図5】図4の5−5線に沿う断面図である。
【図6】図5の6−6線に沿う断面図である。
【図7】図1のアダプタを分解して示す側面図である。
【図8】図7のアダプタを試料容器をはずして分解して
示す拡大縦断面図である。
示す拡大縦断面図である。
【図9】超音波液面感知中の図2のアダプタの拡大縦断
面図である。
面図である。
【図10】超音波液面検出中の従来の試料容器支持シス
テムの縦断面図である。
テムの縦断面図である。
【図11】図10を異なる状態で示す縦断面図である。
【図12】本発明アダプタの他の実施例の斜視図であ
る。
る。
【図13】図12のアダプタを分解して示す拡大縦断面
図である。
図である。
【図14】図12のアダプタ及び試料容器を分解して示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図15】図12の15−15線に沿う断面図である。
【図16】図15の16−16線に沿う拡大断面図であ
る。
る。
【図17】本発明アダプタの他の実施例の銃断面図であ
る。
る。
【図18】図17の18−18線に沿う拡大断面図であ
る。
る。
10 アダプタ 12 口開口 20 試料容器 24 唇状部フランジ 30 主本体部分 36 テーパ付き本体部分 100 超音波検出器 110 液面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 タマス、ダブルュー、ドゥヤング アメリカ合衆国ニューヨーク州12582、ス トームヴィル、オウヴァヒル・ロウド 148番 Fターム(参考) 2F014 FB01 2G058 CB09 CB15 CF09 EB01 GB03 GB06 HA01
Claims (20)
- 【請求項1】 試料容器内の液面感知が容易になるよう
にこの試料容器を保持するためのアダプタにおいて、 (a)第1の外径を持つ主本体部分を備えた大体におい
て管状の構造と、 (b)前記第1の外径より大きさの小さい第2の外径を
持ち、試料容器を受入れて支えるための口開口を備え、
前記主本体部分から延びるテーパ付き本体部分と、を備
え、 (c)前記テーパ付き本体部分が、前記口開口から前記
主本体部分に向かう方向に大きさの増す外径を備えて成
る、試料容器を保持するためのアダプタ。 - 【請求項2】 前記テーパ付き本体部分に互いに間隔を
置いた突起を持つ内面を設け、前記アダプタの前記口開
口内に受入れられる所定寸法の試料容器に押し当てて支
えるように、前記突起が前記内面から半径方向内方に突
出して成る請求項1のアダプタ。 - 【請求項3】 前記主本体部分及びテーパ付き本体部分
をワンピース形一体構造として形成した請求項1のアダ
プタ。 - 【請求項4】 前記主本体部分に底部穴を持つ底部部分
を設けた請求項3のアダプタ。 - 【請求項5】 前記本体部分が湾曲した半球形の形状を
持ち、前記底部穴を前記湾曲した半球形形状の最下方部
分に位置させた請求項4のアダプタ。 - 【請求項6】 前記主体部分に閉じた底部部分を設けた
請求項1のアダプタ。 - 【請求項7】 前記底部部分が湾曲した半球形形状を備
えた請求項6のアダプタ。 - 【請求項8】 前記主本体部分及びテーパ付き本体部分
を、各別に形成し、互いに接合することにより、前記テ
ーパ付き本体部分が、前記主本体部分の連続延長部分に
なるようにした請求項1のアダプタ。 - 【請求項9】 前記主本体部分及びテーパ付き本体部分
をプラスチック材で形成し、超音波溶接により互いに接
合した請求項8のアダプタ。 - 【請求項10】 前記主本体部分及びテーパ付き本体部
分を、プラスチック材で形成し、接合部で互いに連結
し、前記主本体部分及びテーパ付き本体部分のうちの一
方に、半径方向外方に突出する第1の唇状部を設け、前
記主本体部分及びテーパ付き本体部分のうちの他方に、
半径方向内方に突出する第2の唇状部を設け、前記第1
及び第2の唇状部が、わずかな締めしろを伴って相互に
バイパスし、前記唇状部の一方が他方の前記唇状部を飛
び越えて進み、前記主本体部分と前記テーパ付き本体部
分との間に分離できないスナップ・フィット接合部を形
成できるように、前記第1及び第2の唇状部の寸法を定
めた請求項8のアダプタ。 - 【請求項11】 前記テーパ付き本体部分に2つの各別
のテーパ付き区分を設け、これ等のテーパ付き区分のう
ちの一方が、他方のテーパ付き区分より小さい量の傾斜
を持つようにした請求項1のアダプタ。 - 【請求項12】 小さい方の量の傾斜を持つテーパ付き
区分に、前記口開口を設けた請求項11のアダプタ。 - 【請求項13】 試料容器内の液面感知が容易になるよ
うにこの試料容器を保持するためのアダプタにおいて、 (a)一端部の開いた口部分と、反対側端部の底部部分
と、主本体区分と、この主本体区分から延びるテーパ付
き本体区分とを備えた大体において管状の構造を備え、 (b)前記テーパ付き本体区分に、前記管状構造の前記
開いた口部分と、この開いた口部分から前記テーパ付き
本体区分が前記主本体区分に出会う最大直径部まで広が
るテーパ付き壁部分とを設け、 (c)前記主本体区分が、前記テーパ付き本体区分の前
記最大直径を越えない外径を持つようにして成る、試料
容器を保持するためのアダプタ。 - 【請求項14】 前記テーパ付き本体部分に、2つの各
別のテーパ付き区分を設け、これ等のテーパ付き区分の
うちの一方が他方のテーパ付き区分より小さい量の傾斜
を持つようにした請求項13のアダプタ。 - 【請求項15】 小さい方の量の傾斜を持つ前記テーパ
付き区分に口開口を設けた請求項14のアダプタ。 - 【請求項16】 前記主本体部分及びテーパ付き本体部
分を、ワンピース形一体構造として形成した請求項13
のアダプタ。 - 【請求項17】 前記主本体部分に、底部穴を持つ底部
部分を設けた請求項16のアダプタ。 - 【請求項18】 前記主本体部分及びテーパ付き本体部
分を、各別に形成し、互いに接合してこのテーパ付き本
体部分が前記主本体部分の連続延長部分になるようにし
た請求項13のアダプタ。 - 【請求項19】 前記主本体部分及びテーパ付き本体部
分を、プラスチック材で形成し、接合部で互いに連結
し、前記主本体部分及びテーパ付き本体部分のうちの一
方に半径方向外方に突出する第1の唇状部を設け、前記
主本体部分及びテーパ付き本体部分のうちの他方に、半
径方向内方に突出する第2の唇状部を設け、前記の第1
及び第2の唇状部がわずかな締めしろを伴って相互に飛
び越えて進み、前記唇状部のうちの一方に他方の前記唇
状部を飛び越えて進み、前記主本体部分と前記テーパ付
き本体部分との間に分離できないスナップ・フィット接
合部を形成できるように、前記第1及び第2の唇状部の
寸法を定めた請求項18のアダプタ。 - 【請求項20】 試料容器内の液面を超音波により感知
する方法において、 (a)口の開いた試料容器を保持するように寸法を定め
た口開口と、この口開口の下方に延びるテーパ付き本体
部分とを持つアダプタを形成するステップと、 (b)このアダプタを試料管架内に受入れることができ
るように、前記アダプタの口開口より大きい主本体直径
を持つ前記アダプタの主本体部分を、前記テーパ付き本
体部分の下方に延びるように形成するステップと、 (c)前記試料容器の唇状部フランジが、前記アダプタ
の口開口上に位置するように、前記アダプタの口開口内
に前記試料容器を置くステップと、 (d)前記アダプタ内の前記試料容器の前記唇状部フラ
ンジの高さが基準レベルから既知の高さになるように、
前記試料容器を入れた前記アダプタを、試料管架内に配
置するステップと、 (e)前記アダプタ及び試料容器を前記試料管架内に支
えるときに、前記試料容器の唇状部フランジの上方の所
定の高さに超音波検出器を設けるステップと、 (f)前記試料容器に前記超音波検出器から第1の超音
波を差し向け、前記超音波検出器と前記試料容器の唇状
部フランジとの間の既知の距離に基づいてこの試料容器
の唇状部フランジからの第1の超音波エコーを識別する
ステップと、 (g)前記試料容器内の液面に前記超音波検出器から第
2の超音波を差し向け、前記超音波検出器と前記試料容
器の唇状部フランジとの間の距離より前記超音波検出器
と前記液面間との距離の方が大きいので前記第1の超音
波エコーの既知の特性と、第2の超音波エコーと、前記
第1の超音波エコーとの間の差異とに基づいて前記第2
の超音波エコーを前記試料容器内の液面に対応するもの
として識別するステップと、 (h)前記アダプタのテーパ付き表面によりこのテーパ
付き表面からの超音波エコーを前記超音波検出器から遠
ざかる向きにそらせることにより、前記アダプタにより
前記第1及び第2の超音波だけの前記超音波検出器への
エコー反射戻りを許容するステップと、を含む試料容器
内の液面を超音波により感知する方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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US09/798700 | 2001-03-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002323503A true JP2002323503A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=25174057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002055904A Withdrawn JP2002323503A (ja) | 2001-03-02 | 2002-03-01 | 試料容器を保持するためのアダプタと、超音波により液面を感知する方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20020121139A1 (ja) |
EP (1) | EP1237003A3 (ja) |
JP (1) | JP2002323503A (ja) |
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