JP2002323366A - 物品搬送装置 - Google Patents

物品搬送装置

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JP2002323366A
JP2002323366A JP2001127729A JP2001127729A JP2002323366A JP 2002323366 A JP2002323366 A JP 2002323366A JP 2001127729 A JP2001127729 A JP 2001127729A JP 2001127729 A JP2001127729 A JP 2001127729A JP 2002323366 A JP2002323366 A JP 2002323366A
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JP2001127729A
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Asashiro Izumi
淺四朗 泉
Kenichi Tanaka
謙一 田中
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品が接触する搬送面を有する物品搬送装置
において、水分の多い角切り野菜や、漬物や、惣菜等の
粘着性の強い食料品等の物品についても、搬送面への物
品の付着防止効果を十分に得ることができる物品搬送装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 物品が接触する搬送面を有する物品搬送
装置において、上記搬送面に凹凸を設けると共に、凸部
20の表面をシボ状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品搬送装置、詳
しくは物品が接触する搬送面を有する物品搬送装置に関
し、物品搬送装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】例えば、物品が接触する搬送面を有する
物品搬送装置として、複数の計量機に物品をそれぞれ供
給し、各計量機で計量した計量値の中から所定の一定重
量を得るのに最適の計量値の組合せを選択して、その選
定された計量値を有する計量機内の物品のみを排出する
ことにより、上記一定重量の物品を得るようにした組合
せ計量式の自動計量装置が存在する。
【0003】この自動計量装置は、供給された物品を周
囲に分散させる分散テーブルと、この分散された物品を
受けて加振機による振動により先端部から排出するトラ
フと、該トラフから排出された物品を一時貯留するプー
ルホッパと、このプールホッパから排出された物品を受
け止めてその重量を測定する計量ホッパと、該計量ホッ
パから排出された物品を下方に配設された包装機等に排
出する集合シュートとで構成されており、これらの構成
要素の搬送面に物品が直接接触しながら、次の工程に搬
送されるようになっている。
【0004】そのときに、これらの物品が惣菜等の粘着
性を有する物品であったり、野菜等の水分を多く含む物
品である場合、該物品が次工程に移行せずに搬送面に付
着することがある。その場合、付着した物品にさらに別
の物品が付着して次第にその量が増加して堆積すること
となるため、頻繁な清掃が必要であったり、物品が計量
ホッパに付着した場合には、正確に計量したにも拘らず
物品が残留して、製品の計量精度を低下させる虞があ
る。
【0005】そこで、物品が搬送面等に付着するのを防
止するものとして、以下のようなものが開示されてい
る。
【0006】例えば、実用新案登録第3073907号
公報には、すくい部の少なくとも片面に複数の小凹部を
設けて、飯粒が剥離しやすくしたしゃもじが開示されて
いる。
【0007】また、実開昭58−39529号公報に
は、トラフ、プールホッパ、計量ホッパ及び集合シュー
ト等の被計量物接触内面を、円弧状の突起が規則的に或
は不規則的に多数個配置された円滑面として、被計量物
の付着を防止した自動計量装置が開示されている。
【0008】そして、特開平7−55545号公報に
は、筒状の本体と、この本体の下方で開閉して当該本体
の下部開口を開放・閉塞するゲート部とを備える自動計
量装置のホッパにおいて、前記ホッパの内壁面のうち少
なくともゲート部の内壁面に、可撓性の有機材料からな
りかつ表面に複数の凹部の形成された被覆部材を着脱自
在に装着し、被覆部材としてメッシュ状の素材を使用す
ることにより、計量物との接触面積を減少させると共
に、摩擦を減少させて、計量物を付着しにくくしたもの
が開示されている。
【0009】さらに、特開平9−196746号公報に
は、自動計量装置におけるホッパにおいて、ホッパの傾
斜した面に、被計量物の付着を阻止するための凹凸面が
形成されているものが開示されている。
【0010】つまり、これらの公報で開示されている装
置等は、物品の接触面に、凸部又は凹部或は凹凸部を備
え、これらにより物品の付着を防止している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−55545号公報に示されているようなメッシュ状
の搬送面の場合、付着防止効果はある程度得られるもの
の、メッシュの網目に物品が詰まりやすいため、清掃等
のメンテナンスを頻繁に行う必要があり、作業性が悪か
った。
【0012】また、これ以外の公報に示されているよう
な凹凸部をエンボス加工により設けたものについては、
凸部の設置点数が多いため凸部に付着して、メッシュほ
どの付着防止効果を得ることができなかった。特に、水
分の多い角切り野菜や、漬物や、惣菜等の粘着性の強い
食料品等の物品について、十分な付着防止効果を達成し
得なかった。
【0013】そこで、本発明は、物品が接触する搬送面
を有する物品搬送装置において、水分の多い角切り野菜
や、漬物や、惣菜等の粘着性の強い食料品等の物品につ
いても、搬送面への物品の付着防止効果を十分に得るこ
とができる物品搬送装置を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
【0015】まず、本願の請求項1に記載の発明は、物
品が接触する搬送面を有する物品搬送装置であって、上
記搬送面に凹凸が設けられていると共に、その少なくと
も凸部の表面がシボ状とされていることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、物品搬送装置の物品が
接触する搬送面に凹凸を設けているため、物品と搬送面
との接触面積が減少して、物品が搬送面に付着しにくく
なるが、さらにその少なくとも凸部の表面がシボ状とさ
れているので、さらに物品と搬送面との接触面積が減少
して、一層物品が搬送面に付着しにくくなり、搬送面へ
の物品の付着が阻止される。
【0017】そして、本願の請求項2に記載の発明は、
物品が接触する搬送面を有する物品搬送装置であって、
上記搬送面に凹凸が設けられていると共に、隣接する凸
部の高さが異なっていることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、物品搬送装置の物品が
接触する搬送面に凹凸を設けているため、物品と搬送面
との接触面積が減少して、物品が搬送面に付着しにくく
なるが、さらに隣接する凸部の高さが異なっているた
め、高い凸部間の間隔より大きな物品ではその高い凸部
にのみ接触することとなって、実質的に接触面積が減少
して、一層物品が搬送面に付着しにくくなり、搬送面へ
の物品の付着が阻止される。
【0019】次に、本願の請求項3に記載の発明は、請
求項1または請求項2に記載の発明において、隣接する
凸部の形状が異なっていることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、隣接する凸部の形状が
異なっているので、物品と、搬送面のそれぞれの凸部と
の接触状態が不規則かつ異なることとなって、物品の付
着阻止効果がさらに助長される。
【0021】そして、本願の請求項4に記載の発明は、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明におい
て、上記搬送面は金属板で構成されると共に、上記凹凸
はエンボス加工によって形成されていることを特徴とす
る。
【0022】この発明によれば、上記凹凸はエンボス加
工によって形成することができるので、搬送面を構成す
る金属板に、容易に凹凸を形成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
物品搬送装置1について、自動計量装置2に適用した場
合について説明する。
【0024】図1は、この物品搬送装置1を備えた自動
計量装置2の概略の構成を示す1例で、この自動計量装
置2は、上部中央が被計量物(図示せず)の供給部3と
され、該供給部3は、機台4の中央に加振機5を介して
設置され、上方の筒状の投入シュートHから投下された
被計量物を周囲に分散する分散テーブル6と、その周囲
にそれぞれ加振機7…7を介して放射状に配設された複
数の放射トラフ8…8とを有し、これらの放射トラフ8
…8の先端部下方にそれぞれ位置するように複数のプー
ルホッパ9…9が円形に配設され、さらにそれぞれのプ
ールホッパ9…9の下方に計量ホッパ10…10が配設
されている。なお、投入シュートHは、筒状内部に垂直
の内面H’を有する。
【0025】その場合に、このプールホッパ9は、図
1、図2に示すように、前後面9a、9b、及び側面9
c、9cを有し、上部が開口されていると共に、下部に
排出口9dが設けられ、該排出口9dを開閉するゲート
9eを有する。また、側面9c、9cの上部には、斜面
9f、9fが設けられ、被計量物が飛散しないようにな
っている。そして、これらの面9a、9b、9c、9
c、9e、9f、9fのうち、後面9b、斜面9f、9
f、ゲート9eが傾斜状面で、残りの面9a、9c、9
cが垂直面とされている。
【0026】また、計量ホッパ10は、図1に示すよう
に、前後面10a、10b、及び両側面10c、10c
を有し、上部が開口されていると共に、下部に排出口1
0dが設けられ、該排出口10dを開閉するゲート10
eを有する。また、プールホッパ9と同様に側面10
c、10cの上部には、斜面10f、10fが設けら
れ、被計量物が飛散しないようになっている。そして、
これらの面10a、10b、10c、10c、10e、
10f、10fのうち、前面10a、ゲート10e、斜
面10f、10fが傾斜状面で、残りの面10b、10
c、10cが垂直面とされている。
【0027】そして、上記機台4の内部には、これらの
プールホッパ9…9のゲート9e…9e及び計量ホッパ
10…10のゲート10e…10eの開閉を制御するホ
ッパゲート開閉装置11…11が配設されている。この
ホッパゲート開閉装置11は、モータ(図示せず)によ
り駆動され、被計量物排出指令を受けたときに、図示し
ない駆動手段により計量ホッパ10内の被計量物を集合
シュート12内に排出させ、空になった該計量ホッパ1
0内にプールホッパ9内の被計量物を投入させるように
動作する。また、この計量ホッパ10には、図示しない
重量検出器が機台4内に連設されており、計量ホッパ1
0内の被計量物の重量を計量する。
【0028】また、分散テーブル6は、円錐状とされ、
中心から周縁部に向けてなだらかに傾斜した上面6aを
有し、上記放射トラフ8は、底面8a及び側面8b、8
bを有して上部が開放され、集合シュート12は、下部
が開口されたロウト状で下向きの円錐状面12aを有し
ている。
【0029】一方、図1に示す上記投入シュートHの内
面H′、分散テーブル6の上面6a、放射トラフ8の水
平面8aの上面、及び放射トラフ8の側面8bの内面、
図2に示すプールホッパ9…9の前面9a…9aの内面
9a′…9a′、後面9b…9bの内面9b′…9
b′、側面9c…9cの内面9c′…9c′、ゲート9
e…9eの内面9e′…9e′、斜面9f…9fの内面
9f′…9f′、図1に示す計量ホッパ10の前面10
a…10aの内面、後面10b…10bの内面、側面1
0c…10cの内面、ゲート10e…10eの内面、斜
面10f…10fの内面、集合シュート12の円錐状面
12aの内面には、凹凸が設けられている。
【0030】この凹凸は、図3、図4に示すように、複
数の凸部20…20が、等間隔で配置されて凹凸面Aを
構成している。凸部20…20は、表面全体にシボ状の
処理が施された金属板(例えば、耐腐食性に優れるステ
ンレス材等)を、エンボス加工することによって形成さ
れている。そして、それぞれの凸部20…20は、略半
球面状に金属板から盛り上がっており、正面視円形、断
面円弧状とされている。また、この凹凸面Aは、上記シ
ボ状の処理によりその表面全体にさらに小さく不規則な
形状の凹凸を有している。また、凸部20の高さは約1
mmである。
【0031】また、この凹凸は、図5、図6に示すよう
なものであってもよい。その場合、凹凸は、表面が平坦
な金属板に高さが高い(また形も大きい)複数の凸部2
1…21と、高さが低い(また形も小さい)複数の凸部
22…22とが交互に配置され、エンボス加工によって
形成されている。そして、それぞれの凸部21…21、
22…22は、略半球面状に金属板から盛り上がってお
り、正面視円形、断面円弧状とされている。また、複数
の凸部21、22の高さは約1mm、約0.5mmであ
る。この場合には、表面にシボ状の処理が施されていな
い。
【0032】そして、この凹凸は、図7、図8に示すよ
うなものであってもよい。その場合、表面が平坦な金属
板に形状の異なる複数の凸部23…23、24…24が
交互に配置され、エンボス加工によって形成されてい
る。そして、凸部23…23は、略半球面状に金属板か
ら盛り上がって正面視円形、断面円弧状とされ、凸部2
4…24は四角錘体とされている。また、複数の凸部2
3、24の高さは約1mm、約0.5mmである。この
場合には、表面にシボ状の処理が施されていない。
【0033】次に、上記実施の形態の作用を説明する。
【0034】投入シュートHから投下された被計量物
は、分散テーブル6上に落下して、加振機5の振動によ
り各放射トラフ8…8に分散され、さらに加振機7…7
の振動によりプールホッパ9…9に供給され、このプー
ルホッパ9…9を経て各計量ホッパ10…10に供給さ
れる。被計量物は、計量ホッパに連設された各重量検出
器(図示せず)によりそれぞれ計量され、その計量値の
中から所定の一定重量を得るための最適の組合せが選定
されると共に、選定された被計量物はその計量ホッパ1
0…10におけるゲート10eがゲート開閉装置11の
作動によって開かれることにより、下方の集合シュート
12を通過して集合された上で該集合シュート12の下
方に備えられた包装装置(図示せず)に供給される。ま
た、被計量物を排出した計量ホッパ10…10には、上
記ゲート開閉装置11の作動によってゲート10eが閉
じられた後で、上方に位置するプールホッパ9…9のゲ
ート9e…9eが開かれることにより、該ホッパ9…9
から直ちに被計量物が供給され、次回の計量に備えられ
る。
【0035】その後、上記ゲート開閉装置11…11の
作動によってプールホッパ9…9のゲート9e…9eも
閉じられて、この状態で放射トラフ8…8から被計量物
がプールホッパ9…9に供給されることになる。
【0036】そのときに、被計量物が接触しながら搬送
される搬送面である上記投入シュートHの内面H’、分
散テーブル6の上面6a、放射トラフ8の水平面8aの
上面、及び放射トラフ8の側面8bの内面、図2に示す
プールホッパ9…9の前面9a…9aの内面9a′…9
a′、後面9b…9bの内面9b′…9b′、側面9c
…9cの内面9c′…9c′、ゲート9e…9eの内面
9e′…9e′、斜面9f…9fの内面9f′…9
f′、図1に示す計量ホッパ10の前面10a…10a
の内面、後面10b…10bの内面、側面10c…10
cの内面、ゲート10e…10eの内面、斜面10f…
10fの内面、集合シュート12の円錐状面12aの内
面は、前述のいずれかの凹凸面A〜Cとされているか
ら、以下のような作用を生じる。
【0037】まず、図3、図4に示す凹凸面Aでは、表
面全体にシボ状の処理が施された金属板に、複数の凸部
20…20が、それぞれの凸部20…20の間隔が等し
くなるように配置されており、それぞれの凸部20…2
0は、略半球面状に金属板から盛り上がっており、正面
視円形、断面円弧状とされているから、該凸部20…2
0のみによって、被計量物との接触面積が減少して、被
計量物が搬送部材の表面に付着しにくくなるが、該凸部
20…20の表面全体がシボ状とされているので、さら
に物品と搬送面との接触面積が減少して、一層物品が搬
送面に付着しにくくなり、被計量物の付着が阻止され
る。
【0038】また、図5、図6に示す凹凸面Bでは、表
面が平坦な金属板に直径及び高さの異なる複数の凸部2
1…21、22…22が交互に配置されており、それぞ
れの凸部21…21、22…22は、略半球面状に金属
板から盛り上がっており、正面視円形、断面円弧状とさ
れているから、物品と搬送面との接触面積が減少して、
物品が搬送面に付着しにくくなるが、さらに隣接するこ
れらの凸部21…21、22…22の高さが異なってい
るので、高い凸部21…21間の間隔より大きな物品で
は高い凸部21…21にのみ接触することとなって、実
質的に接触面積が減少して、物品が搬送面にさらに付着
しにくくなり、搬送面への物品の付着が阻止される。
【0039】そして、図7、図8に示す凹凸面Cでは、
表面が平坦な金属板に形状の異なる複数の凸部23…2
3、24…24が交互に配置されており、凸部23…2
3は半球面状体とされ、凸部24…24は四角錘体とさ
れて、隣接する凸部の形状が異なっているので、物品
と、搬送面のそれぞれの凸部との接触状態が不規則とな
り、また接触部位毎に異なることとなって、上記物品付
着防止効果がさらに助長される。
【0040】したがって、上記投入シュートHから供給
された被計量物は、少なくとも、投入シュートHの内面
H’分散テーブル6の上面6a、放射トラフ8の水平面
8aの上面、及び放射トラフ8の側面8bの内面、図2
に示すプールホッパ9…9の前面9a…9aの内面9
a′…9a′、後面9b…9bの内面9b′…9b′、
側面9c…9cの内面9c′…9c′、ゲート9e…9
eの内面9e′…9e′、斜面9f…9fの内面9f′
…9f′、図1に示す計量ホッパ10の前面10a…1
0aの内面、後面10b…10bの内面、側面10c…
10cの内面、ゲート10e…10eの内面、斜面10
f…10fの内面、集合シュート12の円錐状面12a
の内面、即ち、複数の搬送面に順次接触しながら、次の
工程に搬送されていくが、これらの搬送面は、凹凸面
A、B、Cのいずれかとされているから、被計量物がこ
れらの面に付着することなく、集合シュート12の下部
の開口部から円滑に排出されることとなる。
【0041】なお、上記実施例では被計量物が接触する
面に全て凹凸が設けられていたが、垂直でない面だけに
凹凸を設けても良く、分散テーブル6の上面6a、放射
トラフ8の側面8bの内面、プールホッパ9…9の後面
9b…9bの内面9b′…9b′、ゲート9e…9eの
内面9e′…9e′、斜面9f…9fの内面9f′…9
f′、計量ホッパ10の前面10a…10aの内面、ゲ
ート10e…10eの内面、斜面10f…10fの内
面、集合シュート12の円錐状面12aがこの垂直でな
い面に該当する。なぜなら、垂直面は、比較的に被計量
物が付着しないからである。また、凹凸は、計量ホッパ
10及び集合シュート12の内面だけでもよい。なぜな
ら、計量誤差が生じるのは計量された後のため、計量ホ
ッパ10の上流では、被計量物が付着しても計量誤差を
生じないからである。
【0042】なお、図3、図4に示す凹凸面Aにおい
て、隣接する凸部20、20の高さを高低相異なるよう
にしてもよい。
【0043】なお、図5〜図8に示す凹凸面B、Cの表
面についても、図3の凹凸面Aと同様のシボ状であって
もかまわない。
【0044】また、図5、6に示す凹凸面Bでは、2種
類の高さの凸部21…21、22…22を交互に配置し
たが、3種類以上の高さの凸部を規則的或は不規則に配
置してもかまわない。また、断面波形のエンボスを用い
てもよい。
【0045】さらに図7、図8に示す凹凸面Cでは、2
種類の形状の凸部23、24を交互に配置したが、図
7、図8のような球面状、四角錘でなく、三角錘等、そ
の他の錘や、直方体等、その他の形状であっても構わな
い。また、平面視が、六角形のハニカム状のものや、三
角形や、五角形や、それ以上の多角形でもよい。また、
3種類以上の凸部の組合せで構成してもかまわない。
【0046】さらに、図3〜図8の凹凸面A、B、Cで
は、凸部を規則的に等間隔で配置したが、不規則に間隔
がそろわない状態で配置してもかまわない。
【0047】また、本実施例では、金属板を用いたが、
搬送面をプラスチックで構成してもよい。ただ、金属板
を用いるた場合、1種類の金属板を加工して各々の部材
を作れるが、プラスチックの場合、各部材毎に型を起こ
さねばならず、コストが高くつく。サイズを変更する場
合も同様である。
【0048】そして、本実施の形態では、自動計量装置
を例として説明したが、供給機、包装機等、物品が接触
しながら搬送される装置一般に適用可能である。なお、
上記凹凸面を採用する箇所は、本実施の形態でとりあげ
た搬送面だけでなく、物品が接触する面の全面或は面の
一部に幅広く適用可能である。さらには、物品が接触し
なくても、これらの凹凸面による支障が生じない面にこ
れらの凹凸面を適用してもよいことは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、水分の
多い角切り野菜や、漬物や、惣菜等の粘着性の強い食料
品等の物品についても、搬送面への物品の付着防止効果
を十分に得ることができる物品搬送装置を提供すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る物品搬送装置を自動計量装置に
適用したときの要部正面図である。
【図2】 同プールホッパ9の平面図である。
【図3】 凹凸面Aの平面図である。
【図4】 図3のD−D線による切断端面図である。
【図5】 凹凸面Bの平面図である。
【図6】 図5のE−E線による切断端面図である。
【図7】 凹凸面Cの平面図である
【図8】 図7のF−F線による切断端面図である。
【符号の説明】
1 物品搬送装置 2 自動計量装置 6 分散テーブル 8 トラフ 9 プールホッパ 10 計量ホッパ 12 集合シュート 20〜24 凸部 A〜C 凹凸面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F011 AA07 BA01 BA10 BB08 3F080 AA51 BA06 BD01 BD15 BF05 CB02 CB09 CB12 CE11 CF11 EA14 FB07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品が接触する搬送面を有する物品搬送
    装置であって、上記搬送面に凹凸が設けられていると共
    に、その少なくとも凸部の表面がシボ状とされているこ
    とを特徴とする物品搬送装置。
  2. 【請求項2】 物品が接触する搬送面を有する物品搬送
    装置であって、上記搬送面に凹凸が設けられていると共
    に、隣接する凸部の高さが異なっていることを特徴とす
    る物品搬送装置。
  3. 【請求項3】 隣接する凸部の形状が異なっていること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品搬送
    装置。
  4. 【請求項4】 上記搬送面は金属板で構成されると共
    に、上記凹凸はエンボス加工によって形成されているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の物品搬送装置。
JP2001127729A 2001-04-25 2001-04-25 物品搬送装置 Pending JP2002323366A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014234230A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 日清フーズ株式会社 充填装置
EP3879242A1 (en) * 2020-03-13 2021-09-15 Ishida Co., Ltd. Conveyance mechanism and combination weighing apparatus

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