JP2001183225A - 組合わせ計量装置 - Google Patents
組合わせ計量装置Info
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- JP2001183225A JP2001183225A JP37407499A JP37407499A JP2001183225A JP 2001183225 A JP2001183225 A JP 2001183225A JP 37407499 A JP37407499 A JP 37407499A JP 37407499 A JP37407499 A JP 37407499A JP 2001183225 A JP2001183225 A JP 2001183225A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】中空逆角錐台形の集合シュートの上に複数の計
量ホッパを有する組合わせ計量装置において、被計量物
の集合を改善する。 【解決手段】組合わせ計量装置1は、周状に配置された
複数のメモリホッパ9と、その下方に配置され、メモリ
ホッパから排出された被計量物を案内して排出口14で
集合させる中空逆角錐台形の集合シュート10とを有す
る。各メモリホッパは集合シュート10の斜面の各稜線
12の上方に配置される。計量値に基づいて複数個のホ
ッパを組み合わせ、所定重量の被計量物を得る。メモリ
ホッパ9から落下した被計量物は、シュートの斜面に対
して稜線12を中心としたある程度の広がりをもって衝
突するが、稜線12から外方にそれた位置では平面11
に衝突して稜線12の方向に反射するので、全体として
広がらずに稜線12の近傍に集まり、稜線12とその近
傍の平面11に沿って落下し、排出口14から速やかに
排出される。
量ホッパを有する組合わせ計量装置において、被計量物
の集合を改善する。 【解決手段】組合わせ計量装置1は、周状に配置された
複数のメモリホッパ9と、その下方に配置され、メモリ
ホッパから排出された被計量物を案内して排出口14で
集合させる中空逆角錐台形の集合シュート10とを有す
る。各メモリホッパは集合シュート10の斜面の各稜線
12の上方に配置される。計量値に基づいて複数個のホ
ッパを組み合わせ、所定重量の被計量物を得る。メモリ
ホッパ9から落下した被計量物は、シュートの斜面に対
して稜線12を中心としたある程度の広がりをもって衝
突するが、稜線12から外方にそれた位置では平面11
に衝突して稜線12の方向に反射するので、全体として
広がらずに稜線12の近傍に集まり、稜線12とその近
傍の平面11に沿って落下し、排出口14から速やかに
排出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品などを容器や
袋に所定質量ずつ包装するために、該食品を所定質量に
計量して排出することができる組合わせ計量装置に関す
る。
袋に所定質量ずつ包装するために、該食品を所定質量に
計量して排出することができる組合わせ計量装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に食品生産ラインの包装工程などで
は、袋詰めなどのために、食品を所定質量ずつ計量して
排出できる組合わせ計量装置が使用されている。
は、袋詰めなどのために、食品を所定質量ずつ計量して
排出できる組合わせ計量装置が使用されている。
【0003】被計量物は、周状に配置された直進フィー
ダ4の中央位置に配置された分散テーブル2上に供給さ
れて、分散テーブル2及び直進フィーダ4により放射状
に外方に向けて搬送される。この被計量物は、各計量ホ
ッパの上にそれぞれ設けられたストックホッパを介して
概ね同量ずつ各計量ホッパ20に落とし込まれ、それぞ
れ質量が計測される。複数の計量ホッパでの計量値には
通常ある程度のばらつきがある。そこで、複数の計量ホ
ッパで得られた計量値に基づき、所望の質量となるよう
に複数の計量ホッパを選択して組合せる。このような組
み合わせになる複数個の計量ホッパを作動させて被計量
物を集合シュートに落下させる。
ダ4の中央位置に配置された分散テーブル2上に供給さ
れて、分散テーブル2及び直進フィーダ4により放射状
に外方に向けて搬送される。この被計量物は、各計量ホ
ッパの上にそれぞれ設けられたストックホッパを介して
概ね同量ずつ各計量ホッパ20に落とし込まれ、それぞ
れ質量が計測される。複数の計量ホッパでの計量値には
通常ある程度のばらつきがある。そこで、複数の計量ホ
ッパで得られた計量値に基づき、所望の質量となるよう
に複数の計量ホッパを選択して組合せる。このような組
み合わせになる複数個の計量ホッパを作動させて被計量
物を集合シュートに落下させる。
【0004】計量ホッパ20から落下した被計量物は、
集合シュート10の斜面に衝突し、斜面を滑って落下す
る。複数の計量ホッパから落下した被計量物は、それぞ
れ斜面を滑って排出口14で集合し、集合シュート10
の下方に落下する。通常、集合シュート10の排出口1
4の下方には、被計量物を包装するための装置が設けら
れている。例えば、袋詰装置を配置しておけば、所定の
質量の被計量物を袋詰にすることができる。
集合シュート10の斜面に衝突し、斜面を滑って落下す
る。複数の計量ホッパから落下した被計量物は、それぞ
れ斜面を滑って排出口14で集合し、集合シュート10
の下方に落下する。通常、集合シュート10の排出口1
4の下方には、被計量物を包装するための装置が設けら
れている。例えば、袋詰装置を配置しておけば、所定の
質量の被計量物を袋詰にすることができる。
【0005】具体的な構造としては、図6及び図7に示
すように、上下面が開口した中空逆角錐台形の集合シュ
ート10が知られている。即ち、被計量物を案内する台
形状の複数の平面11が稜線12を介して角度をもって
周状に連なることにより、被計量物を案内する斜面とな
り、相対的に広い上面側の投入口13と、相対的に狭い
下面側の排出口14を有する筒体を構成しているもので
ある。
すように、上下面が開口した中空逆角錐台形の集合シュ
ート10が知られている。即ち、被計量物を案内する台
形状の複数の平面11が稜線12を介して角度をもって
周状に連なることにより、被計量物を案内する斜面とな
り、相対的に広い上面側の投入口13と、相対的に狭い
下面側の排出口14を有する筒体を構成しているもので
ある。
【0006】複数の計量ホッパ20の数は、図6では一
部の図示を省略しているが、前記集合シュート10にお
いて投入口13と、排出口14と、2本の稜線12,1
2で囲まれた平面11の数と同じになっている。そし
て、各計量ホッパ20は、集合シュート10の各平面1
1の真上にそれぞれ配置されていた。
部の図示を省略しているが、前記集合シュート10にお
いて投入口13と、排出口14と、2本の稜線12,1
2で囲まれた平面11の数と同じになっている。そし
て、各計量ホッパ20は、集合シュート10の各平面1
1の真上にそれぞれ配置されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の組合わせ計量装
置では、図6に示すように各計量ホッパ20は集合シュ
ート10の斜面を構成する各平面11(平面台形状の部
分)の真上にあるので、図8に示すように落下した被計
量物は各平面11の略中央の平坦な部分に向けて落下す
る。そして、平面11に衝突した被計量物は、跳ね返る
際に分散・回転して広がり、斜面上でばらけて個々に異
なる軌跡を描いて排出口14まで到達していた。このた
め、一定量の被計量物を排出した後、全量が排出口14
に集合するまでの時間が長く必要であった。
置では、図6に示すように各計量ホッパ20は集合シュ
ート10の斜面を構成する各平面11(平面台形状の部
分)の真上にあるので、図8に示すように落下した被計
量物は各平面11の略中央の平坦な部分に向けて落下す
る。そして、平面11に衝突した被計量物は、跳ね返る
際に分散・回転して広がり、斜面上でばらけて個々に異
なる軌跡を描いて排出口14まで到達していた。このた
め、一定量の被計量物を排出した後、全量が排出口14
に集合するまでの時間が長く必要であった。
【0008】本発明は、中空逆角錐台形の集合シュート
の上に複数の計量ホッパを有する組合わせ計量装置にお
いて、複数の計量ホッパからの被計量物の集合が速やか
で、従来ほど時間がかからない組合わせ計量装置を提供
することを目的としている。
の上に複数の計量ホッパを有する組合わせ計量装置にお
いて、複数の計量ホッパからの被計量物の集合が速やか
で、従来ほど時間がかからない組合わせ計量装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された組
合わせ計量装置(1)は、周状に配置され、被計量物を
計量し落下させて排出する複数のホッパ(メモリホッパ
9)と、前記ホッパの下方に配置され、複数本の稜線
(12)を介して周状に連続する複数の平面(11)か
らなる斜面を有し、該斜面の下方に形成されて複数の前
記ホッパからの被計量物を集合させて排出する排出口
(14)とを有する逆角錐台形の集合シュート(10)
とを備え、前記ホッパの計量値に基づいて複数個のホッ
パを選択し組み合わせることにより所定質量の被計量物
を得る組合わせ計量装置において、前記各ホッパが、前
記集合シュートの前記各稜線の上方に配置されたことを
特徴としている。
合わせ計量装置(1)は、周状に配置され、被計量物を
計量し落下させて排出する複数のホッパ(メモリホッパ
9)と、前記ホッパの下方に配置され、複数本の稜線
(12)を介して周状に連続する複数の平面(11)か
らなる斜面を有し、該斜面の下方に形成されて複数の前
記ホッパからの被計量物を集合させて排出する排出口
(14)とを有する逆角錐台形の集合シュート(10)
とを備え、前記ホッパの計量値に基づいて複数個のホッ
パを選択し組み合わせることにより所定質量の被計量物
を得る組合わせ計量装置において、前記各ホッパが、前
記集合シュートの前記各稜線の上方に配置されたことを
特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図1
〜図5を参照して説明する。組合わせ計量装置1の上部
中央には分散フィーダ2が設けられている。この分散フ
ィーダ2は、中央が上に向けて突出した平たい円錐状の
テーブル3と、このテーブル3を上下に振動させる駆動
手段とを備えている。図示しない供給手段がテーブル3
の上に被計量物を供給することにより、テーブル3上は
多数の被計量物が常時積み重なった状態となり、テーブ
ル3の振動によって被計量物は周囲に均等にこぼれ落ち
て供給される。
〜図5を参照して説明する。組合わせ計量装置1の上部
中央には分散フィーダ2が設けられている。この分散フ
ィーダ2は、中央が上に向けて突出した平たい円錐状の
テーブル3と、このテーブル3を上下に振動させる駆動
手段とを備えている。図示しない供給手段がテーブル3
の上に被計量物を供給することにより、テーブル3上は
多数の被計量物が常時積み重なった状態となり、テーブ
ル3の振動によって被計量物は周囲に均等にこぼれ落ち
て供給される。
【0011】前記分散フィーダ2の周囲には、複数個の
直進フィーダ4が放射状の配置で設けられている。各直
進フィーダ4は、断面略V字形の直線的な搬送路である
トラフ5と、トラフ5を搬送方向に往復して直動させる
駆動手段6とを備えている。各直進フィーダ4の各トラ
フ5は、分散フィーダ2を中心として周方向について等
角度間隔で放射状に配置されている。従って、分散フィ
ーダ2で各直進フィーダ4のトラフ5に供給された被計
量物は、駆動手段6によるトラフ5の動きによって配置
の外側に向けて搬送されていく。
直進フィーダ4が放射状の配置で設けられている。各直
進フィーダ4は、断面略V字形の直線的な搬送路である
トラフ5と、トラフ5を搬送方向に往復して直動させる
駆動手段6とを備えている。各直進フィーダ4の各トラ
フ5は、分散フィーダ2を中心として周方向について等
角度間隔で放射状に配置されている。従って、分散フィ
ーダ2で各直進フィーダ4のトラフ5に供給された被計
量物は、駆動手段6によるトラフ5の動きによって配置
の外側に向けて搬送されていく。
【0012】各トラフ5の外側の外周側の端部は開放さ
れた状態にあり、ここから被計量物が落下する。各トラ
フ5の外端部の下方には、ストックホッパ7がそれぞれ
配置されている。即ち、分散フィーダ2と同数の複数の
ストックホッパ7が、周状に等間隔で配置されている。
各ストックホッパ7は上面が開口した箱体であり、下面
には開閉可能な蓋が取り付けられている。
れた状態にあり、ここから被計量物が落下する。各トラ
フ5の外端部の下方には、ストックホッパ7がそれぞれ
配置されている。即ち、分散フィーダ2と同数の複数の
ストックホッパ7が、周状に等間隔で配置されている。
各ストックホッパ7は上面が開口した箱体であり、下面
には開閉可能な蓋が取り付けられている。
【0013】各ストックホッパ7の下方には、それぞれ
計量ホッパ8が配置されている。即ち、ストックホッパ
7と同数の複数の計量ホッパ8が、周状に等間隔で配置
されている。計量ホッパ8は上面が開口した箱体であ
り、下面には開閉可能な蓋が取り付けられている。この
計量ホッパ8には秤量装置が設けられており、その内部
に収納された被計量物の質量を計ることができる。
計量ホッパ8が配置されている。即ち、ストックホッパ
7と同数の複数の計量ホッパ8が、周状に等間隔で配置
されている。計量ホッパ8は上面が開口した箱体であ
り、下面には開閉可能な蓋が取り付けられている。この
計量ホッパ8には秤量装置が設けられており、その内部
に収納された被計量物の質量を計ることができる。
【0014】各計量ホッパ8の下方には、それぞれメモ
リホッパ9が配置されている。即ち、計量ホッパ8と同
数の複数のメモリホッパ9が、周状に等間隔で配置され
ている。メモリホッパ9は上面が開口した箱体であり、
下面には開閉可能な蓋が取り付けられている。計量ホッ
パ8で計量された被計量物はメモリホッパ9に収納保持
される。メモリホッパ9に収納された被計量物の質量
は、本装置の制御部に記憶される。
リホッパ9が配置されている。即ち、計量ホッパ8と同
数の複数のメモリホッパ9が、周状に等間隔で配置され
ている。メモリホッパ9は上面が開口した箱体であり、
下面には開閉可能な蓋が取り付けられている。計量ホッ
パ8で計量された被計量物はメモリホッパ9に収納保持
される。メモリホッパ9に収納された被計量物の質量
は、本装置の制御部に記憶される。
【0015】図2に示すように、ストックホッパ7と計
量ホッパ8とメモリホッパ9は、この順に上から下に向
けて縦に並んでおり、かつ上から下に向かうにつれて装
置の内側に配置されるとともに、被計量物の排出方向の
傾斜が緩やかになるように配置されている。最終段のメ
モリホッパ9に収納された被計量物の排出方向は、メモ
リホッパ9の本体(箱体)の形状や傾斜方向などによっ
て決まり、底面の蓋を開くことによって被計量はある所
定の排出方向を中心として幅を持って落下排出される。
量ホッパ8とメモリホッパ9は、この順に上から下に向
けて縦に並んでおり、かつ上から下に向かうにつれて装
置の内側に配置されるとともに、被計量物の排出方向の
傾斜が緩やかになるように配置されている。最終段のメ
モリホッパ9に収納された被計量物の排出方向は、メモ
リホッパ9の本体(箱体)の形状や傾斜方向などによっ
て決まり、底面の蓋を開くことによって被計量はある所
定の排出方向を中心として幅を持って落下排出される。
【0016】円周状に配置された複数のメモリホッパ9
の下方には、漏斗形の集合シュート10が設けられてい
る。本例の集合シュート10は、上面の投入口13が相
対的に大きく下面の排出口14が相対的に小さい中空円
錐台形である。即ち、被計量物を案内する台形状の複数
の平面11が、稜線12を介して角度をもって周状に連
なることにより、被計量物を案内する連続した斜面と、
相対的に広い上面側の投入口13と、相対的に狭い下面
側の排出口14を構成している。本例では、図示のよう
に、稜線12と台形状の平面11の数はそれぞれ8であ
り、従って投入口13と排出口14の形状は8角形であ
る。斜面を構成する平面11と平面11の間、即ち稜線
12の部分には、隣接する平面を仕切る板材は設けられ
ていない。
の下方には、漏斗形の集合シュート10が設けられてい
る。本例の集合シュート10は、上面の投入口13が相
対的に大きく下面の排出口14が相対的に小さい中空円
錐台形である。即ち、被計量物を案内する台形状の複数
の平面11が、稜線12を介して角度をもって周状に連
なることにより、被計量物を案内する連続した斜面と、
相対的に広い上面側の投入口13と、相対的に狭い下面
側の排出口14を構成している。本例では、図示のよう
に、稜線12と台形状の平面11の数はそれぞれ8であ
り、従って投入口13と排出口14の形状は8角形であ
る。斜面を構成する平面11と平面11の間、即ち稜線
12の部分には、隣接する平面を仕切る板材は設けられ
ていない。
【0017】図3及び図5に示すように、各メモリホッ
パ9は、集合シュート10の各稜線12の真上の位置に
配置されている。すなわち最適な条件としては各メモリ
ホッパ9の中心線20が集合シュート10の各稜線12
にほぼ一致するように配置されている。
パ9は、集合シュート10の各稜線12の真上の位置に
配置されている。すなわち最適な条件としては各メモリ
ホッパ9の中心線20が集合シュート10の各稜線12
にほぼ一致するように配置されている。
【0018】本装置における動作を説明する。被計量物
は、分散フィーダ2から各直進フィーダ4によってスト
ックホッパ7に略均等に振り分けられる。被計量物は、
このストックホッパ7を介して概ね同量ずつ各計量ホッ
パ8に落とし込まれ、それぞれ質量が計測されてからメ
モリホッパ9に落とし込まれる。メモリホッパ9に収納
された被計量物の質量は本装置の制御部に記録される。
そして、制御部は、所望の質量値が得られる複数のメモ
リホッパ9の計量値の組み合わせを算出してこれらのメ
モリホッパ9を開く。その間、計量ホッパ8では被計量
物の計量が行なわれている。メモリホッパ9の排出後、
計量が行なわれた計量ホッパ8内の被計量物を直ちにメ
モリホッパ9に投入して次の組み合わせによる排出を行
なう。
は、分散フィーダ2から各直進フィーダ4によってスト
ックホッパ7に略均等に振り分けられる。被計量物は、
このストックホッパ7を介して概ね同量ずつ各計量ホッ
パ8に落とし込まれ、それぞれ質量が計測されてからメ
モリホッパ9に落とし込まれる。メモリホッパ9に収納
された被計量物の質量は本装置の制御部に記録される。
そして、制御部は、所望の質量値が得られる複数のメモ
リホッパ9の計量値の組み合わせを算出してこれらのメ
モリホッパ9を開く。その間、計量ホッパ8では被計量
物の計量が行なわれている。メモリホッパ9の排出後、
計量が行なわれた計量ホッパ8内の被計量物を直ちにメ
モリホッパ9に投入して次の組み合わせによる排出を行
なう。
【0019】集合シュート10の排出口11の下方に
は、図示しない被計量物を包装するための装置が設けら
れており、所定の質量の被計量物を包装することができ
る。
は、図示しない被計量物を包装するための装置が設けら
れており、所定の質量の被計量物を包装することができ
る。
【0020】作用を説明すると、メモリホッパ9の蓋が
開いて集合シュート10から被計量物が落下した時、被
計量物は、図5に示すように中空逆角錐台形の斜面に対
して稜線12を中心としたある程度の広がりをもって衝
突する。即ち、メモリホッパ9の中心線の真下に落下し
た被計量物は稜線12に衝突し、この中心線からそれた
位置では稜線12の両側にある平面11に衝突する。こ
れらの平面11は、稜線12に向けて下り坂となってお
り、被計量物の落下方向に対して凹形状を呈している。
従って、これらの平面11に衝突した被計量物は、内方
の稜線12の方向に反射的に移動するので、全体として
広がることなく稜線12の近傍に集まる。そして稜線1
2の付近に集まった被計量物は、そのまま稜線12とそ
の近傍の平面11に沿って落下して排出口14まで到達
する。このため、メモリホッパ9から排出された一定量
の被計量物は、従来よりも短い時間で速やかに排出口1
4に集合して排出される。
開いて集合シュート10から被計量物が落下した時、被
計量物は、図5に示すように中空逆角錐台形の斜面に対
して稜線12を中心としたある程度の広がりをもって衝
突する。即ち、メモリホッパ9の中心線の真下に落下し
た被計量物は稜線12に衝突し、この中心線からそれた
位置では稜線12の両側にある平面11に衝突する。こ
れらの平面11は、稜線12に向けて下り坂となってお
り、被計量物の落下方向に対して凹形状を呈している。
従って、これらの平面11に衝突した被計量物は、内方
の稜線12の方向に反射的に移動するので、全体として
広がることなく稜線12の近傍に集まる。そして稜線1
2の付近に集まった被計量物は、そのまま稜線12とそ
の近傍の平面11に沿って落下して排出口14まで到達
する。このため、メモリホッパ9から排出された一定量
の被計量物は、従来よりも短い時間で速やかに排出口1
4に集合して排出される。
【0021】中空角錐台状の集合シュート10は、複数
枚の板材を連結した構造でもよいし、一枚の板材からプ
レス等により成形してもよい。
枚の板材を連結した構造でもよいし、一枚の板材からプ
レス等により成形してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、中空角錐台状の集合シ
ュートの上に複数の計量ホッパが周状に配置された組合
わせ計量装置において、各計量ホッパを集合シュートの
稜線の上方に配置したので、計量ホッパから排出されて
2つの平面11,11に落下した被計量物は集合シュー
トで互いに集まる方向に反射的に移動し、稜線に沿って
速やかに集合して排出される。
ュートの上に複数の計量ホッパが周状に配置された組合
わせ計量装置において、各計量ホッパを集合シュートの
稜線の上方に配置したので、計量ホッパから排出されて
2つの平面11,11に落下した被計量物は集合シュー
トで互いに集まる方向に反射的に移動し、稜線に沿って
速やかに集合して排出される。
【図1】本発明の一実施形態である組合わせ計量装置の
平面図である。
平面図である。
【図2】本発明の一実施形態である組合わせ計量装置の
側面図である。
側面図である。
【図3】一実施形態である組合わせ計量装置における集
合シュートとメモリホッパとの位置関係を示す平面図で
ある。
合シュートとメモリホッパとの位置関係を示す平面図で
ある。
【図4】一実施形態である組合わせ計量装置における集
合シュートとメモリホッパとの位置関係を示す側面図で
ある。
合シュートとメモリホッパとの位置関係を示す側面図で
ある。
【図5】図3の(イ)−(イ)切断線における模式的断
面図である。
面図である。
【図6】従来の組合わせ計量装置における集合シュート
とメモリホッパとの位置関係を示す平面図である。
とメモリホッパとの位置関係を示す平面図である。
【図7】従来の組合わせ計量装置における集合シュート
とメモリホッパとの位置関係を示す側面図である。
とメモリホッパとの位置関係を示す側面図である。
【図8】図6の(ロ)−(ロ)切断線における模式的断
面図である。
面図である。
1…組合わせ計量装置、8…計量ホッパ、9…メモリホ
ッパ、10…集合シュート、11…平面、12…稜線、
13…投入口、14…排出口。
ッパ、10…集合シュート、11…平面、12…稜線、
13…投入口、14…排出口。
Claims (1)
- 【請求項1】 周状に配置され、被計量物を計量し落下
させて排出する複数のホッパと、前記ホッパの下方に配
置され、複数本の稜線を介して周状に連続する複数の平
面からなる斜面を有し、該斜面の下方に形成されて複数
の前記ホッパからの被計量物を集合させて排出する排出
口とを有する逆角錐台形の集合シュートとを備え、前記
ホッパの計量値に基づいて複数個のホッパを選択し組み
合わせることにより所定質量の被計量物を得る組合わせ
計量装置において、 前記各ホッパが、前記集合シュートの前記各稜線の上方
に配置されたことを特徴とする組合わせ計量装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37407499A JP2001183225A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 組合わせ計量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37407499A JP2001183225A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 組合わせ計量装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001183225A true JP2001183225A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18503216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37407499A Pending JP2001183225A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 組合わせ計量装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001183225A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017159500A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | 株式会社イシダ | 組合せ計量装置 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37407499A patent/JP2001183225A/ja active Pending
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