JP2002323347A - 反射スケールおよびそれを用いた変位検出装置 - Google Patents
反射スケールおよびそれを用いた変位検出装置Info
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- G01D5/36—Forming the light into pulses
Abstract
測定装置で、光量使用効率を向上させ且つ機械的変動に
も強い検出系を実現する。 【解決手段】 具体的には光源手段と、該光源手段から
の発散性光束を反射させる反射手段と、該反射手段殻の
反射光束を受光する受光手段とを具備した光センサにお
いて、該反射手段は、該光源手段からの発散性光束を2
回以上の反射を繰り返して複数の波面に分割し、該分割
した各光束を任意の位置に重ね合わせる光学特性を備え
たものである。
Description
いた変位測定装置に関し、反射体は物体の有無や、物体
の変化を検出する為に用いられる光源と受光手段を有す
るフォトリフレクタ(フォトセンサ)や反射式のエンコ
ーダあるいは、光学式計測機器等の装置に用いられる反
射標識部材(反射ターゲット部材)、反射式光学目盛
り、反射式光学スケールとして用いるのに好適なもので
ある。また,その反射体を採用した光学スケールを用い
て、特に移動量や移動速度等の変位情報を検出するよう
にしたリニアエンコーダやロータリーエンコーダ等の変
位測定装置に関するものである。
ンサ及びそれを用いたエンコーダを図45から図48を
用いて説明する。
リフレクタ)の概略図である。図46はレンズ付のフォ
トリフレクタである。図47は、図46のレンズ付フォ
トリフレクタの特性を示している。図48は反射式のエ
ンコーダの概略図である。図47中のPSはフォトセン
サを示している。
源部(LED)、102は受光部(フォトダイオードあ
るいはフォトトランジスタ)、103、104はレン
ズ、105は移動情報を検出する為の検知物体、もしく
は変位計測対象体(反射物体)、105aはアルミ反射
膜、105cは非反射部、105bは基板である。
・観測対象物(反射物体)105に光源101からの光
束を照射し、反射物体105からの光束を受光手段10
2で検出することによって反射物体105の有無、また
は、反射率の差、反射と非反射(もしくは吸収)の差を
判定・測定する。必要に応じて測定・観測対象物105
に専用の反射ターゲットが装着され、該反射ターゲット
からの反射光を検出する。
り高精度・高分解能で検知することを可能とする構成で
ある。反射部105aと非反射部105cより成る反射
スリットが細かいピッチで周期的に配列される反射式ス
ケール105dからの光を受光手段102で検知して反
射スリットの明暗の数を計数して移動物体105の変位
を計測する、いわゆる反射光学式のエンコーダなどが用
いられている。
対して、光源101からの光束を照射して、その物体1
05に装着された反射性ターゲット、反射スケール等の
反射スケール105dからの反射光束を受光手段102
にて受光して、物体の有無や移動状態を検出する為の各
種センサや装置が数多く存在している。
測装置等で光源からの光束を照射するための反射ターゲ
ット、反射スケールを有した反射体105は、反射体か
らの反射光の有無、該反射体上の反射率の差、または、
該反射体上の反射と非反射(もしくは吸収)の差、等を
利用している。
・観測対象となる所望の反射部位にアルミ反射膜や金属
反射部材を使用、または反射部位の表面を鏡面とし、一
方、非反射部位の表面を荒らして拡散面とするなどして
いる。
射体105との間の距離と受光素子からの出力電流との
関係を示し、図47(C)は反射体105のエッジの移
動距離と受光素子からの出力電流との関係を示してい
る。
射部位にアルミ反射膜を施し、反射率を高めた反射体
は、反射部位と非反射部位の反射光強度差が十分に取れ
るため移動情報の検出には有効な手段である。
示したように反射体として基板にアルミの蒸着膜を設け
ることは製造が難しく、又、信頼性の面では、高温高湿
度の環境下になるとアルミ膜の剥離が生じやすくなり、
信頼性が低くなるという欠点を有している。
反射率が期待でき、非反射部との十分な反射率差が得ら
れるが、図46における従来の反射型のフォトセンサと
の組み合わせでは、光源101から発生する発散光束を
反射させて、光源側に戻すとき十分な光束を受光素子1
02へ導くことができず、絶対的な光量が不足する傾向
がある。これに対して光源101の発光強度を上げる
(強化する)ことでこの問題を回避しようとすると光源
の消費電力が増大してくるという問題が生じてくる。
題を解決するために、反射体105への単位面積あたり
の光照射強度を高めるために光源101側にレンズ10
3を設け、一方、反射体105からの広い面積の反射光
束を小さな受光面に導くために受光部102側にもレン
ズ104を設けられている。
光部102に各々レンズを設けた反射型のセンサでは、
発光素子101、レンズ103,104、反射体105
・受光素子102の位置により幾何光学的に決定される
理想的な位置関係を保ってフォトセンサPSを組み立て
る必要性があり、また、反射体105とフォトセンサP
Sの組み合わせにおいても、発光、受光間での高い光伝
達効率を得るためには、反射体105の反射姿勢(反射
角度、センサとの距離など)を所定の位置関係に高精度
に保つ必要がある。また、レンズを設けているためにフ
ォトセンサPS自体の厚みが増し、装置の小型化・薄型
化の妨げとなっている。
設ける反射素子を適切に構成することにより、フォトセ
ンサにレンズを用いなくても高い光伝達効率が得られ、
又、反射体とフォトセンサ間の相対的な位置ずれに対し
ても感度の鈍い系となり、反射体の有無や移動状態を高
精度に検出することができる反射体及びそれを用いたエ
ンコーダ等の光学装置の提供を目的とする。
は、照明手段と、該照明手段からの発散性光束を反射さ
せる反射スケールと、該反射スケールからの反射光束を
受光する受光手段とを具備した変位検出装置に採用され
る反射スケールであって、該照明手段からの発散性光束
を少なくとも2回の反射によって前記照明手段と異なる
方向に導光する光学機能を有していることを特徴とす
る。
する光束を相対移動する被測定物に照射する照明手段
と、前記被測定物に構成され且つ前記照明手段によって
照射される光束を少なくとも2回の反射によって前記照
明手段と異なる方向に導光する反射スケールと、前記反
射スケールによって反射された光束光量を検出する受光
手段とを備えたことを特徴とする。
において、第1の前記反射スケールは、前記照明手段か
ら照射される発散光束を、複数光束に波面分割した後、
前記所定の位置で前記波面分割された複数の光束を重ね
合わせる光学機能を有することを特徴とする。
において、第2の前記反射スケールは、前記照明手段か
ら照射される発散光束を、複数光束に波面分割し、前記
受光手段の検出面上に前記波面分割された複数の光束を
重ね合わせる光学機能を有することを特徴とする。
において、第3の前記反射スケールは、2つの反射面を
所定の角度で対抗配置して構成したルーフ型の反射素子
であることを特徴とする。
る反射体(反射素子)の実施形態1の要部斜視図であ
る。
象となる物体に対して、光源からの光束を照射するフォ
トリフレクタ用の反射標識ターゲットやエンコーダ用の
スケールとして用いることができる。図中、3は本発明
の1次元収束性の反射手段OEが含まれる反射体(反射
スケール)である。本実施形態において反射手段OEは
斜視図のほぼ中央に位置する複数のV字型溝群(OE)
を指す。3a,3bはV字型溝を構成する2つの傾斜面
である。この反射素子OEが形成された反射体3の基板
は、透光性部材TT1からなり、ポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、PCP
D系の透明耐熱樹脂(熱変形温度170℃の耐熱性)等
の透光性樹脂の基板より成る。
を所定の角度(85°、95°)で対向配置したルーフ
ミラーを複数個、一次元方向に配列した反射手段(マイ
クロルーフミラーアレイ)を透明基板(透光性樹脂)の
面に設けて構成している。
樹脂の内部全反射による光学作用を用いてもよく、金属
鏡面反射面を用いてもよい。
点信号用の標識部や、モーター制御用エンコーダのコミ
ュテーション信号発生用の標識部として用いることがで
きる。
の反射面として用い、それをエンコーダスケールとして
用いることができる。
射体と対比して説明する。
る。
体105dに入射し、平面より成る反射面105aで反
射して、光束の広がり角度が維持されたまま受光部10
2側へ導かれる様子を示している。
に1つのルーフミラーを用いた場合の光路図である。
角度で対向配置したルーフミラーの1個で光束を反射さ
せるように配置した場合を示している。
された光束が先の図47で示したのとほぼ同等の広がり
角度を持って受光部2側へ導かれる。
1からの発散光束は重なり合うことなく受光部2側へ進
行する。
された発散光束が2つの光束に分割されることを示して
いる。
に放射された光束がルーフミラーを構成する2つの斜面
3a,3bで発散光束は分割分離されている。
放射された光束が受光部2側で左方に導光されている。
重なることなく受光部2側へ進んでいる。
の説明図である。
向配置したルーフミラーを複数個、一次元方向に配列し
た反射手段OEを透明基板3eの一面に設けている。
段OEで反射した後、任意の位置(受光部2又はその近
傍)で互いに重なっている。
略収まり、光源1から広がり角度を持って発光した光束
は受光面2に略収まり、受光部2面上の光束の光線密度
を上げている。
の方向に発散した光束が反射体3に入射し、複数のルー
フミラーによって複数の光束に分割されルーフミラーで
反射した後に、各ルーフミラーで反射した光束が任意の
位置(受光部2又はその近傍)で互いに重なり合う状態
を示している。
光部2又はその近傍で光束が互いに重なり合っている。
分離するが図40(A)と(D)の反射光束は受光面2
上で重なり合い、又、図40(B)と(C)の反射光束
は受光面2上の同じ領域で重なり合っている。
なる透光性部材材質の屈折率の違いによる光線作用の違
いを説明する為の図である。
折率が1.69の場合、図41(B)は屈折率が1.5
3の場合である。
全反射するための光線入射角度が緩和される。本実施例
の反射体では高屈折率の透光性部材を用いており(屈折
率1.65以上)これにより光の利用効率を高めてい
る。
フミラーの数による反射光束の集光状態を示した図であ
る。
ーの数が増すごとに傾斜面1面当りの反射面が光源1を
見込む角度(θr)は小さくなり分割された光束の1光
束の光量は減少するが、同時に受光面2へ導かれるため
反射光束の受光面上の照射領域も小さくなる。
少分は打ち消され、トータル光量は変わらず、受光面2
への照射面積が小さくなる効果のみが有効となる。
持って光源1から受光した光束が反射体3に入射して、
しかも光源との距離を同一にした時を示している。図4
3(A)〜C)において受光面2上へ導かれる光束の光
線密度はルーフミラーのピッチが小さくなるほど高くな
っている。
が成立っている。
1次元収束性の反射素子(反射体)の光学作用を説明す
る。
(不図示)は、図1の反射体3の下方(V字型溝を設け
た面と対向する面)より反射体3に照射され、透光性部
材TT1の内部を光束が進行する。そのうち、V字型溝
部へ到達した光束は、内部全反射の作用により2回の全
反射を繰り返して、再びフォトセンサの光源側の空間へ
戻され、フォトセンサを構成するセンサ受光部へ導かれ
る。なお、図中、Saは反射体3の変位方向を示してい
る。ただし、本発明は、この方向(X軸方向)にのみ限
定するものではなく、Saと直交する(Y軸方向)、そ
の他、XY面内に含まれる他の方向で反射体3の移動を
捕らえることが可能である(実施形態2)。
形態を説明する要部斜視図である。
ダ用スケールとしての反射体3の一部に1次元収束性の
反射手段を適用した場合である。この実施形態において
も先の第1の実施形態と同様に、反射体3の反射部分
は、複数の連続したV字型溝よりなり、光学的な反射作
用は、前述と同様の透光性部材内部全反射の作用と同じ
である。
た、「V字型溝群」OEを一体的な光学エレメントとし
ての反射手段としている。
なる点は、反射体基板面TT2に沿ってV字型溝群OE
を1個ではなく、複数個、移動方向Saに周期的に並べ
た構成になっている点である。
ける光源の発光面に立てた法線で、この法線Laは光源
から反射体3に照射される光束の主光線と一致し、その
主光線と反射スケール(反射体3)はほぼ垂直に交わっ
ている。
コーダ用スケールとしての反射体3を上面(Z軸方向)
から見た図である。
変位測定方向Saに沿って図中、P1で示される間隔
(ピッチ)で配列されている。このピッチP1は、反射
式リニアエンコーダ用スケールのスケールピッチに相当
し、センサによる直線変位測定の際の測定分解能を決定
する。
の反射体3の特徴を説明する。
よびBB断面を表している。
つの傾斜面である。
2・・・),3b(3b1,3b2・・・)のなす角度
(V字型溝の開き角)で、PmはV字型溝の配列ピッチ
dは、V字型の溝深さである。図3のP1は1次元収束
性反射素子OEの配列周期(=エンコーダスケールピッ
チ)上記の形状パラメータに対して、本実施形態での具
体的な設計値例としては、 P1≒169μm Pm≒100〜200μm Ra≒95° Wrma≒85μm d2≒Pm/2+10μm d ≒Pm/2 (50〜100μm) また、図4中、nは光源からの主光線Laと平行な直線
をあらわし、本実施形態ではV字型溝のなす角を2等分
する。
字型溝群の間に存在しており、この部分への裏面TT2
bから照射された光束は、全反射せず透過して、エンコ
ーダ側の受光素子部へ反射導光されることはない。面3
cは実質的に入射光束を反射しなければ機能する。
部の斜面3dと,面3cの法線3eとのなす角度Rbは
射出成形技術で反射スケール3を製造する際に必要な金
型の抜き勾配としての角度を設けており、具体的にはR
b≒3°〜5°程度である。
したV字型溝群による透光性部材の内部全反射の作用を
利用している。このため反射体3は、その基板の表面に
アルミ反射膜などを施さずに、実質的な光束の反射機能
を果たしている。
を利用した透光性部材に限定されることはなく、たとえ
ば、アルミ等の軟質金属板を用いてPx技術などの安価
な加工方法でV字型溝の形状加工して1次元収束性反射
素子を構成してもよい。
面として平面よりなり,その面にアルミ反射膜を施した
反射体と本発明の1次元収束性の反射手段を用いた反射
体とを比較することでその特長を説明する。
りなり,その面にアルミ反射膜を用いた反射体3の説明
図であり、フォトセンサPSの光源1からの光束が反射
体3の反射面3a1を介して受光素子2に導かれるまで
の光路を示している。これは図47で説明したのと同様
である。
Wy×PDWxのサイズの受光素子2、およびアルミ反
射膜3alをその表面に施した反射体3より構成され
る。
の光線を示している。
おける有効光束が照射された部分の幅Lw1はLw1=
1/2PDWyである。いま、受光素子2のサイズを4
00μmとすると、アルミ反射面上では200μm程度
で、光源1から受光素子2へ到達する光線はごくわずか
である。
体3との間のギャップ(距離)と受光部2が受け取る光
量の関係は次式となる。 光量=1/(距離)2 図7は本発明のV字型溝反射面(一次元収束性反射手
段)を有する反射体3を用いた場合の光線を示す概略図
である。先の実施形態1、2では透光性部材の内部全反
射を用いたが、ここでは説明を簡略化させるために、同
様の光学特性を示すV字型溝を形成した金属反射体を用
いて説明する。図7ではV字型溝面は先のアルミ反射膜
と同等の反射率と考え、V字型の溝の開き角(Ra)を
95°程度にして同様の光線パスを取るようにしてい
る。
6(B)と同様で差がない。
w1であるのに対して、図7(A)では光束の発散角を
広げて光束照射幅Lw2としても、V字型溝面で2回反
射された光は図7のように多くの光線をフォトセンサP
Sの受光素子2に導いている。
いるので開き角Raを調整することで目標となる受光位
置に光線を導くことが可能である。ここでは、角度Ra
を95度前後としているために実際の光線は受光素子2
側だけでなく、受光素子2とは光源1について対称な位
置にも光線は導かれる。(図7(B)での点線の光線7
1) 図8は、本発明の反射体の前述したのと別の効果を説明
する為の図である。いわゆる反射型エンコーダにおける
フォトセンサPSと、スケール(反射体)3間のGAP
(間隔)特性に関する性能であって、図8(A)は、セ
ンサPSと反射スケール3を基準位置から遠ざけた場合
の状態を表している。図8(B)は標準的基準距離の場
合を示している。
る光量は実質的に1/(距離)2の比例関係がある。従っ
て図8(A)と図8(B)とでは2倍のギャップの差が
あると,図8(A)では受光素子2で検出される光量は
図8(B)に比べて実質的に光量は25%程度に落ち込
む。
先の図7および、この図8(A)、図8(B)から理解
されるように、受光部で検出される光線はギャップ(距
離)変動に依存していない。よって、図7(B)におい
て受光素子2で検出される光線は1/距離の関係といえ
る。このように本発明ではギャップの変動に対して受光
素子2で検出される光量は鈍感であるの点においても優
れている。
る為の図である。
センサPSと反射体3の相対的なあおり(たおれ)特性
に関する性能であって、図9に示されるように本発明の
反射スケール3の倒れ(θ)が変化しても反射体3から
受光部2へ導かれる光線は安定している。
を有する反射体3を用いた場合にはフォトセンサPSの
受光部2へ導かれる絶対的な光量が従来の反射体を用い
た場合に比べて大きくなるという長所が得られる。
ップ)が変動しても、受光部で検出される光量の変化が
少なく、検出される光量は(1/距離)の関係式とな
る。
(θ)に対して鈍感となリ,検出される光量が大きく減
少することがない。
0を用いて説明する。
めに、V字型溝を形成した金属反射体を例に用いて説明
する。
態であり、その反射体は第2の実施形態と同様の構成で
あるが、唯一、V字型溝の2つの傾斜面3a,3bとの
なす角Raが90度である点が異なる。
2の受光(集光)点位置Pとの距離は、V字型溝の配列
ピッチPmとほぼ等しい値となる。この角度Ra=90
度での光学特性は1次元の再帰反射効果と同等となる。
この角度Ra=90度の設定では発光点位置Lと受光
(集光)点位置Pとが近すぎてしまい、V字型溝のピッ
チPmを大きく設定しないと現実には光源1と受光部2
が機械的に干渉してしまう。
くすると反射体の厚みを増大させてしまうことになりよ
い解決策とはいえない。
問題ない寸法に設定した場合に、実現可能はフォトセン
サ側の構成例として、図12の構成が適用できる。
部材からなり角度Ra=90度の設定である。
トダイオードのチップ上にLED1のチップを載せて実
装し、上述の問題を回避することが可能である。実装密
度が高い点では好ましい構成ともいえるがLED1の発
熱を考慮する必要がある。
(90度よりも大きな角度に設定し)図13のように同
一の実装面にシリコンフォトダイオード2と、LEDチ
ップ1を並べて実装するのが好ましい。
を90度より大きい角度に設定することがよい。
7、図8、図9)の中でもすでにRa=95度前後の設
定で説明している。図.11(A)は角度Ra=90度
の場合、図11(B)は角度Ra=95度の場合の光線
図である。
上の可変パラメータとして重要である。
を施した場合を例に説明した。
らに光学的な全反射の条件が加わり、光源からの光線を
受光素子2へ効率よく導く為にはV字型溝の配列や配列
ピッチのほか、さらに改善可能な構成要素が適用でき
る。
施形態の説明図である。これらの実施形態では、光源1
(L)からの光線で反射体3を介した光束をより効率よ
く受光素子2(P)に導く為のいくつかの例を示してい
る。
実施形態で、比較の為の基本形としての構成(Ra=9
5°設定)を設定した図である。光源1と受光素子2の
位置を離すことができ、この方法で適宜、投・受光位置
を配置できる。
ンドリカル(円筒面または楕円円筒面の一部の)面CL
に沿ってV字型の溝を配列している。透光性部材を用い
た場合には有効で、全反射の条件に対して制約を受けや
すい図14(A)の構成に対して、V字型溝の面への光
線の入射角度許容範囲が広く取れ、光量が安定する。
実施形態であり、図14(B)でのそれぞれのV字型溝
の方向(一点鎖線の角度方向)を維持しつつ、V字型溝
を直線状に配置した例である。図14(B)では湾曲し
た分反射体の厚さが厚くなるがこの例ではその点を改善
している。
型溝のみならず、以下の第7の実施形態である図15
(A)、もしくはその変形例としての第8の実施形態図
15(B)も適用できる。
ドリカル面CLにアルミ蒸着等の反射膜を形成してなる
1次元収束性反射素子の例である。これまでのV字型溝
のタイプと同様に従来の技術課題を解決可能である。
実施形態で、この例では厚みが増す問題点を回避する為
にシリンドリカル面CLを分割して異なる曲率の局面を
組み合わせて成り立っている。分割したシリンドリカル
面CLには反射膜を施している。
の1次元収束性反射素子の閉じ込めることを条件として
比較する。これらの実施形態では同じ厚みtにおいて、
光源からの光束を広い受光部へ導くことが可能な範囲は
シリンドリカル曲面を分割した図15(B)では≒10
°に反射光束が広がる。こうした変形で光量の利用効率
はさらに向上する。
実施形態で、反射体として反射型のフレネルゾーンプレ
ートを用いた場合である。ここでは、反射部305
(A)位にV字型溝の内部全反射の作用をもちいて反射
面を形成している。
0の実施形態で、先の図14(B)の構成をさらに改良
して分割したシリンドリカル面CLにはアルミ反射膜を
施さずにV字型溝の内部全反射の作用を用いて同様に反
射面を形成している。
次元収束性反射素子を有する反射体3をリニアエンコー
ダ用の反射スケールとして適用した構成である。図にお
いて1はフォトセンサPSの光源、2aはフォトセンサ
PSで構成された受光手段である。
11の実施形態で、透光性部材TT1にV字型溝群OE
を周期的に設けた反射型リニアエンコーダの反射スケー
ル3の図で第2の実施形態の構成において、透明基板の
裏面にシリンドリカル面CLを一体的に又は独立して設
けて光の利用効率を高めている。
(B)に示す。光源からの発散光束はシリンドリカル面
CLでほぼ平行光束へ変換され、V字型溝面での2回の
内部全反射を繰り返し再びシリンドリカル面CLを通過
する際に収束光束に変換され受光部(不図示)へ導かれ
る。
1次元収束性反射素子を有した反射体を、例えばエンコ
ーダ等に用いた場合のフォトセンサと反射体間の距離と
フォトセンサの受光部が光を検出したときに発生する光
電流の値との関係を従来の反射板(平板へアルミ蒸着し
た反射体)を用いた場合と比較して示した説明図であ
る。本発明の1次元収束性反射素子を用いた場合には、
受光可能な絶対光量が増し、その結果多くの光電流が得
られる。この結果光電流ピークが増大する。
離)2に対して、本発明では1/距離の特性となるため
優れた特性が得られる。
説明してきたが反射型のロータリーエンコーダ用のスケ
ールとしても同様に適用可能である。
施形態で、2次元光束収束性のある反射体(反射素子)
の実施形態の要部斜視図である。
一の反射作用に加え、そのV字型溝を円筒側面上に配置
したことによる第二の反射作用を備えた点に特徴があ
る。
的な反射作用を説明するために用いた主要断面の形状を
示している。この平面SECを回転軸Roの周りに回転
させると図44(B)に示されるように円筒体側面に複
数のV溝形状が得られる。この円筒体側面表面に形成さ
れたV溝の一部を反射標識体とすることが本発明の「第
二の反射作用」の特徴で、このような複数の曲面により
反射要素OEを構成するルーフミラー、もしくはルーフ
プリズムが形成される。(ここでの説明の図の場合では
2つの円錐面の一部を組み合わせて反射要素OEが形成
されている。)図44(C)、(D)は上記の反射要素
OEを複数個、Y軸方向へ配列した反射標識部の例で図
21と同様のものである。
したV溝形状の回転対称軸である。また、CCはその回
転対称軸上の任意の点である。点FPはこのポイントに
光源を配置し、この反射体に発散光束を照射した場合の
集光位置をあらわしている。
CC位置に一致しない。
に直接光源からの光束を受けるような反射体ではFP=
CCとなる。
bで形成された反射要素OEをY軸方向に複数、配列し
た反射体、言い換えれば、マイクロルーフミラー、もし
くはルーフプリズムを配列した「MRA」反射体、この
「MRA」反射体により光源からの発散光束を収束性と
することが第一の反射作用である。
成する反射面を曲面とし、これらの曲面の光学作用によ
り、第一の反射作用と異なる成分について集光性作用が
得られるような曲面を構成した点にある。注)MRA;
Micro Roofmirror(Prisum)
Arrayよって、本反射体では光源からの発散性光束
を2つの異なる反射収束作用、反射集光作用を用いてい
ることが特徴である。
ミラーとは異なる反射性能特性を示し、反射膜等を用い
ずに2次元の収束性の反射素子が実現可能である。
施形態である2次元収束性の反射素子(反射体)の光学
作用を説明する。
光束(不図示)は、図21の反射体3の下方(V字型溝
を設けた面と対向する面)より反射体3に照射され、透
光性部材TT1の内部を光束が進行する。そのうち、V
字型溝部へ到達した光束は、内部全反射の作用により2
回の全反射を繰り返して、再びフォトセンサの光源10
1側の空間へ戻され、フォトセンサを構成するセンサ受
光部へ導かれる。なお、図中、Saは反射体3の変位方
向を示している。ただし、本実施形態は、この方向(X
軸方向)にのみ限定するものではなく、Saと直交する
(Y軸方向)、その他、XY面内に含まれる他の方向で
反射体3の移動を捕らえることが可能である。
施形態で、反射体の要部斜視図である。
ーダ用スケールとしての反射体3の一部2次元収束性の
反射手段を適用した場合である。この実施形態において
も先の実施形態1と同様に、反射体3の反射部分は、複
数の連続したV字型溝よりなり、光学的な反射作用は、
前述と同様の透光性部材内部全反射の作用と同じであ
る。
た、「V字型溝群」OEを一体的な光学エレメントとし
ての反射手段としている。
点は、反射体基板面TT2に沿ってV字型溝群OEを1
個ではなく、複数個、移動方向Saに周期的に並べた構
成になっている点である。
ける光源の発光面に立てた法線で、この法線Laは光源
から反射体3に照射される光束の主光線と一致し、その
主光線と反射スケール(反射体3)はほぼ垂直に交わっ
ている。
エンコーダ用スケールとしての反射体3を上面(Z軸方
向)から見た図である。
は、変位測定方向Saに沿って図中、P1で示される間
隔(ピッチ)で配列されている。このピッチP1は、反
射式リニアエンコーダ用スケールのスケールピッチに相
当し、センサによる直線変位測定の際の測定分解能を決
定する。
断面図にてこの反射体3の特長を図24、図25で説明
する。
面およびBB断面を表している。前実施形態と共通する
記号および形状パラメータの説明は省略する。
列されているが不図示の面3c(平面平坦部)が、V字
型溝群の間に存在してもよい、この部分への裏面TT2
bから照射された光束は、全反射せず透過して、エンコ
ーダ側の受光素子部へ入射しない。
を利用した透光性部材に限定されることはなく、たとえ
ば、アルミ等の軟質金属板を用いてPx技術などの安価
な加工方法でV字型溝の形状加工して2次元収束性反射
素子を構成してもよい。
射面として平面よりなり,その面にアルミ反射膜を施し
た反射体と本発明の2次元収束性の反射手段を用いた反
射体とを比較することでその特長を説明する。
よりなり,その面にアルミ反射膜を用いた反射体3の説
明図であり、フォトセンサPSの光源1からの光束が反
射体3の反射面3a1を介して受光素子2に導かれるま
での光路を示している。図.26において、光源1、受
光サイズがPDWy×PDWxのサイズの受光素子2、
およびアルミ反射膜3alをその表面に施した反射体3
より構成される。図中、点線は光源、反射体、受光素子
の間の光線を示している。幾何学的な関係からアルミ反
射膜3a1における有効光束が照射された部分の幅Lw
1はLw1=1/2PDWyである。いま、受光素子2
のサイズを400μmとすると、アルミ反射面上では2
00μm程度で、光源1から受光素子2へ到達する光線
はごくわずかである。
体3との間のギャップ(距離)と受光素子2が受光する
光量の関係は次式となる。 光量=1/(距離)2 図27は本発明のV字型溝反射面(一次元収束性反射手
段)を有する反射体3を用いた場合の光線を示す概略図
である。先の第12の実施形態では透光性部材の内部全
反射を用いたが、ここでは説明を簡略化させるために、
同様の光学特性を示すV字型溝を形成した金属反射体を
用いて説明する。図27ではV字型溝面は先のアルミ反
射膜と同等の反射率と考え、V字型の溝の開き角(R
a)を95°程度にして同様の光線パスを取るようにし
ている。図27(B)の側面からの光線パスは先の図.
26(B)と同様で差がない。
(A)のLw1の幅が幅Lwzと広がり多くの光線をフ
ォトセンサPSの受光素子2に導いている。
いるので開き角Raを調整することで目標となる受光位
置に光線を導くことが可能である。ここでは、角度Ra
を95°前後としているために実際の光線は受光素子2
側だけでなく、受光素子2とは光源1について対称な位
置にも光線は導かれる。(図7(A)での点線の光線7
1) 図28は本発明の第12の実施形態2と同様なV字型溝
群が多数配列された反射体3をエンコーダ用反射スケー
ルとして用いた場合の概略図である。同図はフォトセン
サPSの発光素子1から反射体3を介して受光素子2ま
で導かれる概略の光線の様子をあらわしている。以下、
先の図27と同様であるので説明を省く。
アルミ反射膜を施した反射体105と比較して、反射体
3からのより多くの光線が受光素子2に導かれる。
アルミ等の反射膜を設けた反射スケールより反射体から
の光をより効率的に受光部に導くことができる。
別の効果を説明する為の図である。いわゆる反射型エン
コーダにおけるフォトセンサPSと、スケール(反射
体)3間のGAP(間隔)特性に関する性能であって、
図29(A)は、センサPSと反射スケール3を基準位
置から遠ざけた場合の状態を表している。図29(B)
は標準的基準距離の場合を示している。受光効率につい
ては、本出願第1の実施形態と同様である。
する為の図である。
センサPSと反射体3の相対的なあおり(たおれ)特性
に関する性能であって、図30に示されるように本発明
の反射スケール3の倒れ(θ)が変化しても反射体3か
ら受光部2へ導かれる光線は安定している。
を有する反射体3を用いた場合にはフォトセンサPSの
受光部2へ導かれる絶対的な光量が従来の反射体を用い
た場合に比べて大きくなるという長所が得られる。
施形態で、稜線が円弧をなすV字型溝、又はV字型溝群
が移動方向に複数配列された場合の光線光束が複数の位
置(P1〜P4)に集光している状態を説明した図であ
る。
溝群が平面状に構成しているために、実質的な非反射領
域を設けなくてはならないのに対し、本第14の実施形
態はほぼ全光束を利用可能にして、使用効率を向上させ
ている。なお、V字型溝、又はV字型溝群の角度を変化
させると図32のように反射光束の集光位置Pを発光位
置から離すことができる。これにより適宜、図33や図
34のように光源1と受光素子2の位置を設定すること
ができる。
の実施形態による発明を組み合わせても良い。
は第14の実施形態で、先に説明した図21(A)の1
次元収束性反射素子を有する反射体3の発明に第4の実
施形態である図14(B)を組み合わせた2次元収束性
反射素子3で構成されたリニアエンコーダ用の反射スケ
ールである。実質的にV字型溝群の有する稜線によって
形成される包絡面が球面の一部をなした理想的な形態で
ある。
配列した実用的なリニアエンコーダ用の反射スケールで
ある。本実施形態は、図21の第13の実施形態および
図31の第14の実施形態による効果と図14(B)の
第5の実施形態による効果とを備えたものである。図3
7でわかるように下面TT1方向から入射した光源光束
からの発散光束は本実施形態において、適度に収束して
受光素子2の検出面上に集光し、受光効率を向上させて
いる。
面、反射素子、反射素子の配列群間の接合部は実質的非
反射にすることが望ましい。
定、観測対象となる反射体に設ける反射素子を適切に構
成することにより、フォトセンサにレンズを用いなくて
も高い光伝達効率が得られ,又、反射体とフォトセンサ
間の相対的な位置ずれに対しても感度の鈍い特性とな
り、反射体の有無や移動状態を高精度に検出することが
できる反射体及びそれを用いたエンコーダ等の変位検出
装置を達成することができる。
サ用の標識部材、光学スケールとして用いることで、発
光、受光間で高い光伝達効率が得られ、また、反射体、
センサ間の相対的な位置ずれに対しても感度の鈍い特性
にすることができ、レンズが不要なためセンサの小型
化、薄型化が可能となる。又、反射膜等を施すことなく
インジェクションMoやプレス技術で製造可能なため加
工コストもかからずローコスト化に有効となる。
施形態を示す斜視図
施形態で、リニアエンコーダ用スケールとして用いたと
きの斜視図
方向からみた上面図
面図(図3の矢視AA)
面図(図3の矢視BB)
光路図
る反射光光路図
図
束位置のオフセットありとなしの図
セットなしでの図
セットありでの図
示す図
示す図
明する為の図
示す図
示す図
示す斜視図
の実施形態を示す斜視図
施形態で、リニアエンコーダ用スケールとして用いたと
きの斜視図
光軸方向からみた上面図
A断面図
B断面図
の光路図
による反射光光路図
ケールでの反射光光路図
す図
図
位置のオフセット有無の図
セット無しの場合の実施図
セット有りの場合の実施図
示す図
示す図
図
の説明図
タ
の特性
D発光エリアピッチ Pm V溝のピッチ Ra V溝の角度 S1、S2、S3 フォトダイオードのセグメント d V溝の深さ d2 3c面からV溝底部までの深さ L 光源ポイント P 受光ポイント La 光源から立てた法線 Sa センサと反射体の相対変位方向 Wrma V溝群の相対変位方向(X軸方向)の幅 100 基板 101 光源 102 受光部 103、104 レンズ 105 反射スケール 105a 反射部分 105b 反射スケール基板 105c 非反射部分
Claims (15)
- 【請求項1】 照明手段と、該照明手段からの発散性光
束を反射させる反射スケールと、該反射スケールからの
反射光束を受光する受光手段とを具備した変位検出装置
に採用される反射スケールであって、 該照明手段からの発散性光束を少なくとも2回の反射に
よって前記照明手段と異なる方向に導光する光学機能を
有していることを特徴とする反射スケール。 - 【請求項2】 発光光源から発する光束を相対移動する
被測定物に照射する照明手段と、前記被測定物に構成さ
れ且つ前記照明手段によって照射される光束を少なくと
も2回の反射によって前記照明手段と異なる方向に導光
する反射スケールと、前記反射スケールによって反射さ
れた光束光量を検出する受光手段とを備えたことを特徴
とする変位検出装置。 - 【請求項3】 前記反射スケールは、前記照明手段から
照射される発散光束を、複数光束に波面分割した後、前
記所定の位置で前記波面分割された複数の光束を重ね合
わせる光学機能を有することを特徴とする請求項1の反
射スケールまたは請求項2の変位検出装置。 - 【請求項4】 前記反射スケールは、前記照明手段から
照射される発散光束を、複数光束に波面分割し、前記受
光手段の検出面上に前記波面分割された複数の光束を重
ね合わせる光学機能を有することを特徴とする請求項1
の反射スケールまたは請求項2の変位検出装置。 - 【請求項5】 前記反射スケールは、2つの反射面を所
定の角度で対抗配置して構成したルーフ型の反射素子で
あることを特徴とする請求項1の反射スケールまたは請
求項2の変位検出装置。 - 【請求項6】 前記反射スケールは前記ルーフ型の反射
素子を所定の方向に複数配列させていることを特徴とす
る請求項5の反射スケールまたは変位検出装置。 - 【請求項7】 前記反射スケールは前記ルーフ型の反射
素子の各面が接合して形成される稜線が円弧または楕円
の一部を構成していることを特徴とする請求項5の反射
スケールまたは変位検出装置。 - 【請求項8】 前記反射スケールは前記ルーフ型の反射
素子の各面が接合して形成される稜線が構成する包絡面
が球面の一部を構成していることを特徴とする請求項5
の反射スケールまたは変位検出装置。 - 【請求項9】 前記ルーフ型の反射素子を所定の方向に
複数配列した前記反射スケールは金属反射面で形成さ
れ、その反射領域は表面反射型のミラーであることを特
徴とする請求項6から8のいずれか一項の反射スケール
または変位検出装置。 - 【請求項10】 前記ルーフ型の反射素子を所定の方向
に複数配列した前記反射スケールは全反射面で形成さ
れ、その反射領域は内面反射型のミラーであることを特
徴とする請求項6から8のいずれか一項の反射スケール
または変位検出装置。 - 【請求項11】 前記ルーフ型の反射素子を所定の方向
に複数配列した前記反射スケールは光透過性材質で形成
された内面反射型のミラーであって、前記光束入および
出射面側に円筒面を有していることを特徴とする請求項
10の反射スケールまたは変位検出装置。 - 【請求項12】 前記ルーフ型の反射素子を所定の方向
に複数配列した前記反射スケールはその反射面のなす角
度が全て同一であることを特徴とする請求項6から8の
いずれか一項の反射スケールまたは変位検出装置。 - 【請求項13】 前記ルーフ型の反射素子を所定の方向
に複数配列した前記反射スケールはその反射面のなす角
度が反射スケール内前記ルーフ型反射素子配列方向にお
ける中央部から周辺に向かって連続的に増減しているこ
とを特徴とする請求項6から8のいずれか一項の反射ス
ケールまたは変位検出装置。 - 【請求項14】 前記反射スケールは前記ルーフ型の反
射素子が移動方向に複数個に不連続に配列されているこ
とを特徴とする請求項6から8のいずれか一項の反射ス
ケールまたは変位検出装置。 - 【請求項15】 前記反射スケールは前記ルーフ型の反
射素子が移動方向に複数個に不連続に配列されており、
不連続部は実質的な非反射特性を有することを特徴とす
る請求項14の反射スケールまたは変位検出装置。
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