JP2002323155A - 円錐状バルブの切換装置 - Google Patents

円錐状バルブの切換装置

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JP2002323155A
JP2002323155A JP2001126902A JP2001126902A JP2002323155A JP 2002323155 A JP2002323155 A JP 2002323155A JP 2001126902 A JP2001126902 A JP 2001126902A JP 2001126902 A JP2001126902 A JP 2001126902A JP 2002323155 A JP2002323155 A JP 2002323155A
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JP
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conical valve
conical
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switching
valve
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JP2001126902A
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Sumio Ando
寿美男 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円錐状バルブの切換装置における切換回動時
の回動摩擦抵抗をなくして小さな回転トルクで切換動作
ができ耐久性を向上すると共に液洩れや液溜りの発生を
確実に防止する。 【解決手段】 円錐形バルブ2をこれが嵌着する本体3
の円錐形部内において加圧エヤー給排孔6・7から加圧
エヤーの給排によって微小に上下動可能に形成し、液体
移送時には円錐形バルブ2の円錐面を本体3に密着せし
めると共に液体の移送方向の回動切換時には円錐形バル
ブ2の円錐面と本体3との間に微小間隙を形成して回動
摩擦力をなくし小さな回転トルクで切換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は円錐状バルブの切換
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の円錐形バルブはその液体の移送方
向を切換えたり、切換後においてこれを嵌着した本体と
の間に液洩れが生じないように本体に対して密着して嵌
着回動するように形成されているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら円錐形バ
ルブとこれが嵌着する本体の円錐形部とを密着回動する
ように形成することは加工上極めて困難であり、特に切
換操作が頻繁に行われる場合には両者の接触部に摩擦傷
が生じ耐久性が低下すると共にこの部分に液溜りが生じ
食品等の移送の場合には非衛生になったり、異種液体の
混入により変質したりすることがあるばかりでなく、切
換回転トルクも大きく円滑な切換動作ができなくなる等
の問題点がある。
【0004】本発明はこれらの現状に鑑み、小さい回転
トルクによる円滑確実な切換動作ができると共に切換回
動時の摩擦傷の発生を防止できるようにした円錐状バル
ブの切換装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、下底面中心部と円錐面との間に連通孔を穿
設した円錐形バルブを本体の円錐形部内に回動切換自在
に嵌着すると共に前記円錐形バルブの上部と下部におけ
る本体に加圧エヤーの注排孔を夫々設けて夫々の加圧エ
ヤーで前記円錐形バルブを微小範囲に上下移動可能に形
成し、円錐形バルブをその切換時には本体に対して微小
間隙を形成し、食品等の液体の流送時には本体と密着せ
しめるようにしたことを特徴とするものであり、前記円
錐形バルブの回動切換手段は機械的手段でもよいが、ロ
ータリアクチュエターによるエヤー圧の切換作用で行う
のが好ましく、また円錐形バルブのテーパー面には弾性
ラバー材を被着すると本体との合せ面を高精度に加工す
ることなく連通孔を確実に流通孔に密着せしめて液洩れ
を防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図
面について説明すると、下底面中央部と円錐面との間に
円弧状の連通孔1を穿設した円錐形バルブ2は、バルブ
切換装置の本体3の下部に形成された円錐形部に回動自
在に嵌着すると共に該本体3の円錐形部の外側部の前記
連通孔1と対応する部分には等間隔で複数の流通孔A・
Bが設けられ、さらに本体3の下部に嵌着されたカバー
3′には前記連通孔1と連通する流通孔Cが設けられて
いる。
【0007】また前記円錐形バルブ2の上部は一体の支
持軸2′に設けた切割部2″が切換軸4下端の突部4′
に軸方向に僅かに移動可能に結合連結され、前記切換軸
4はロータリアクチュエター5の加圧エヤー供給孔5′
・5″の切換作用によって切換作動片4″で切換回動
し、円錐形バルブ2の円錐面の連通孔1を本体3の流通
孔A・Bの何れかと連通せしめるように構成されてお
り、これらは本質的に従来の円錐状バルブの切換装置と
異なるところはない。
【0008】しかして本発明においては前記本体3の上
部とカバー3′には前記ロータリアクチュエター5と連
動して夫々加圧エヤーを給排する加圧エヤー給排孔6・
7が設けられ、液体移送時には給排孔7から供給された
加圧エヤーが円錐形バルブ2の下底部に作用して円錐形
バルブ2を本体3の円錐形部に密着せしめ、また円錐形
バルブ2の切換回動時には加圧エヤー給排孔6から供給
された加圧エヤーが円錐形バルブ2の上部に作用して円
錐形バルブ2を僅かに下方に加圧移動せしめてその円錐
面と本体3の円錐形部との間に微小間隙が生じるように
形成されている。なお図中8は円錐状バルブ2の上下部
に夫々嵌着されたOリングである。
【0009】図7に示す実施例は、円錐形バルブ2のテ
ーパー面にクッション性の弾性ラバー材9を被着したも
のであり、切換回動時に円錐形バルブ2は本体3に対し
て接触せず回動摩擦が生じないが、連通孔1が流通孔A
又はBに液体を移送する場合にはその弾性で密着して従
来のような本体との合せ面を高精度に加工するこなく、
合せ面の加工歪みによる液洩れを防止して液体を確実に
移送することができるようにしたものである。
【0010】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるので、円錐形バルブ2を回動してその連通孔1の円
錐面の孔部を本体3の流通孔A又はBに連通せしめて液
体を移送するときは、円錐形バルブ2は加圧エヤー給排
孔7からの加圧エヤーによる加圧力でその円錐面が本体
3の円錐形部に密着せしめられた状態に保持され、流通
孔Cからの液体は流通孔A又はBに液洩れすることなく
確実に分岐移送することができ、また流通孔Cからの液
体の移送方向を円錐形バルブ2の回動で切換えるとき
は、加圧エヤー給排孔6からの加圧エヤーの加圧力で円
錐形バルブ2を円錐形部内において僅かに下方に移動せ
しめてその円錐面と本体3の円錐形部との間に微小間隙
を形成した後回動され、円錐面に摩擦傷が生じない状態
にして小さな回転トルクで円滑容易に切換回動できるよ
うにしたものである。
【0011】なお前記実施例は切換軸4の切換回動手段
にロータリアクチュエターによるエヤー圧を利用したも
のであるが、機械的手段で切換しても差支えなく、また
円錐面と連通する流通孔は本体3に等間隔であれば3個
以上設けることも可能であり、更に液体の移送方向は必
ずしも流通孔Cから流通孔A又はB方向に限られるもの
でなく逆方向即ち流通孔A又はBより流通孔C方向に移
送することも可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明は円錐状バルブの切換装置におい
て、液体の移送時には円錐形バルブの円錐面を本体の円
錐形部に確実に密接せしめてその連通孔によって本体下
底部の流通孔と円錐形部の複数の流通孔の何れかの一つ
とを連通せしめ液溜りや液洩れを確実に防止することが
でき、また円錐形バルブの切換時にはその円錐面と本体
の円錐形部との間に微小間隙を形成して円錐形バルブの
円錐面と本体との間の回動摩擦抵抗をなくして摩擦傷が
生じることを防止しながら小さな回転トルクにより円滑
確実に切換動作を行なうことができその耐久性を向上す
ることができる。
【0013】また本発明において円錐形バルブの切換動
作をロータリアクチュエターによって行うときは、円錐
形バルブを微小範囲に上下動する加圧エヤー給排孔のエ
ヤー給排作用とも容易に連動せしめることができ、切換
機構の簡易化と切換作動の円滑かつ確実化を一層向上す
ることができる。
【0014】更に円錐形バルブのテーパー面に弾性ラバ
ー材を被着したときは、本体とのあわせ面に歪みがあっ
てもその弾性で連通孔が流通孔に密着して液洩れを防止
して液体を確実に分岐移送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部切欠正面図。
【図2】同円錐形バルブの正面図。
【図3】同要部の分解正面図。
【図4】同円錐形バルブの平面図。
【図5】同切換作動説明図。
【図6】同切換作動説明図。
【図7】本発明の別実施例の円錐形バルブの正面図。
【符号の説明】
1 連通孔 2 円錐形バルブ 3 本体 6・7 加圧エヤー給排孔 9 弾性ラバー材 A・B・C 流通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H056 AA05 BB06 BB22 BB37 BB41 CA04 CB02 CC06 CC12 CD04 CE03 DD02 GG04 3H067 AA12 AA22 AA38 CC02 CC38 CC39 CC45 DD03 DD12 DD33 DD47 EA05 EA32 EA39 ED20 FF17 GG12 GG27 3H081 AA02 AA28 BB03 HH05 3J040 AA01 EA48 FA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下底面中心部と円錐面との間に連通孔を
    穿設した円錐形バルブを本体の円錐形部内に回動切換自
    在に嵌着すると共に前記円錐形バルブの上部と下部にお
    ける本体に加圧エヤーの注排孔を夫々設けて夫々の加圧
    エヤーで前記円錐形バルブを微小範囲に上下移動可能に
    形成し、円錐形バルブをその切換時には本体に対して微
    小間隙を形成し、食品等の液体の流送時には本体と密着
    せしめるようにしたことを特徴とする円錐状バルブの切
    換装置。
  2. 【請求項2】 円錐形バルブをロータリアクチュエター
    により回動切換自在に形成したことを特徴とする請求項
    1記載の円錐状バルブの切換装置。
  3. 【請求項3】 円錐形バルブのテーパー面に弾性ラバー
    材を被着したことを特徴とする請求項1又は2何れか記
    載の円錐状バルブの切換装置。
JP2001126902A 2001-04-25 2001-04-25 円錐状バルブの切換装置 Pending JP2002323155A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015509575A (ja) * 2012-02-28 2015-03-30 アウト アンド アウト ケミストリー エスピーアールエル バルブを制御するための圧縮空気式デバイス

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JP2015509575A (ja) * 2012-02-28 2015-03-30 アウト アンド アウト ケミストリー エスピーアールエル バルブを制御するための圧縮空気式デバイス

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