JP2004116595A - 切換バルブの切換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】円錐形バルブの切換操作時においてバルブの回動摺接作用によってバルブの円錐面とバルブ本体とに生ずる傷付きを防止してその耐久性を向上せしめると共に切換回動時の回動トルクを軽減せしめ切換作用の円滑化を図る。
【解決手段】円錐形バルブ4を切換回動する操作レバー5を前記切換回動方向と直交する上下方向に回動可能に軸支してバルブ本体2の位置決め溝7に係合状態に保持し、切換時には操作レバー5の下動操作によってバルブ本体2との係合を解除すると共に円錐形バルブ4をバルブ本体2に対して僅かに下方移動して両者の円錐面間に微小間隙を形成した状態で切換回動するようにする。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は食品、その他の液状物、粉体等の流体の移送切換に使用する円錐形切換バルブの切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、食品その他の液状物、粉体等の液体を分岐移送する切換バルブとして、例えば実開平1−77173号公報に見られるように、円錐形バルブによる切換装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような円錐形バルブによる切換方式は構成が簡易で液溜り部がない利点はあるが、バルブ周面の円錐面とバルブ本体との摺接面を密接するように加工形成することは極めて困難であり、円錐形バルブの切換回動作用により互に表面が傷付くカジリ現象が生じ、使用している間に流体の移送時のシール機能が低下し耐久性が劣ると共にその切換回動トルクも大きくなる等の欠陥があり、特にこの傾向は切換操作の頻繁な場合において一層顕著となる。
【0004】
本発明はこのような欠陥を改善して円錐形バルブのシール機能及び耐久性の向上と切換回動操作の円滑化を図るようにした切換バルブの切換装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、複数の流通孔を有するバルブ本体に連通孔を形成した円錐形バルブを回動可能に嵌着して前記円錐形バルブの上部の回動軸に設けた操作レバーで前記円錐形バルブの連通孔をバルブ本体の流通孔に切換自在に形成した切換バルブの切換装置において、前記操作レバーを回動軸に軸支すると共にその前端をバルブ本体に係脱自在係合し、該操作レバーの係合離脱作用により前記円錐形バルブを僅かに下方移動せしめてバルブ本体と円錐形バルブの円錐面との間に微小間隙を形成するようにしたことを特徴とするものであり、前記操作レバーの下方移動手段としては、その離脱作用で操作レバーに設けたカム部を回動軸の頂部に螺着した調節ネジで下方向に押圧するカム作用を利用して円錐形バルブを下方に押圧してバルブ本体下端部のシール部材を圧縮するようにするのが好適であり、また前記操作レバーは回動軸に設けられた一対の支持ボールの係合作用で回動自在に軸支すると共に前記一対の支持ボールは操作レバーに着脱自在に螺着された係止螺子によって係合状態に保持されて操作レバーを回動自在に軸支するようにすると、係止螺子を脱離することにより、操作レバーを容易に回動軸より分離することができ便利であり、円錐形バルブは連通孔を底部と円錐面との間に形成する方式と、連通孔を円錐面間に形成する方式の何れにも適用することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を実施例の図面について説明すると、周囲に複数の流通孔1を設けかつ下部に流通孔1′を有する本体カバー2′を嵌着したバルブ本体2には、周面と下面との間に連通孔3を形成した円錐形バルブ4が回動可能に密接嵌着されると共に該バルブ4の上部には操作レバー5を有する回動軸6が設けられ、公知のように操作レバー5によって円錐形バルブ4を回動することによりバルブ本体2の下部流通孔1′を円錐形バルブ4の連通孔3を介して周囲の任意の流通孔1と切換連通するように構成されており、これらの構成は従来の円錐形切換バルブと異なるところがないが、本発明においては以下説明するように切換時に円錐形バルブ4がバルブ本体2に対して僅かに下方移動できるように構成されていることである。
【0007】
即ち前記バルブ本体2の上端部周囲には前記周囲の流通孔1に対応するように位置決め溝7が設けられると共に回動軸6の上部に一対の支持ボール8・8で上下動自在に軸支された操作レバー5の前端に設けられた係合部5′が前記位置決め溝7の任意のものと係脱自在に形成され、更に該操作レバー5の軸支部の後部にはその係合部5′が位置決め溝7に係合するように付勢された発条9が設けられており、また操作レバー5の軸支部稍々前方上部にはカム部10が形成され、該カム部10は回動軸6の頂部に螺合された調整ネジ11に衡接している。
【0008】
従って図1において操作レバー5を発条9に抗して時計回り方向に押圧回動すると、図2に示すように係合部5′が位置決め溝7から離脱すると共にカム部10によって、操作レバー5は発条9を圧縮しながら円錐形バルブ4を下方に押圧してその下端部は本体カバー2′部分に嵌装されているOリング等のシール部材12を圧縮して円錐形バルブ4を下降位置に保持し円錐形バルブ4の円錐周面とバルブ本体2の内周面間には微小間隙が形成されることになり、この状態において操作レバー5を水平方向に回動することにより流通孔1′を連通孔3を介して任意の流通孔1に切換連通するものである。またこのような円錐形バルブ4の下降状態で洗浄作業を行えば円錐形バルブのテーパー摺接部の洗浄作用も円滑確実に行うことができる。
【0009】
なお前記操作レバー5の軸支部は、図3及び図4に示すように操作レバー5に穿設された収納孔13に一対の支持ボール8・8が脱落しないように収容されると共に回動軸6には前記収納孔13と連通するように稍々細径の係合孔14・14が設けられ、更に前記操作レバー5に着脱自在に螺合された係止螺子15の先端部が前記一対の支持ボール8・8間に圧入して一対の支持ボール8・8の一部を係合孔14・14に係合することによって操作レバー5を回動軸6に軸支するように構成されており、従って係止螺子15を脱すと一対の支持ボール8・8の係合孔14・14に対する係合作用は解除され操作レバー5を回動軸6から分離することができる。
【0010】
しかして前記円錐形バルブ4の下方移動距離はその円錐面のテーパー度によって異なるが、通常は0.2〜0.5mm程度にして円錐部の間隙が0.05mm前後になるようにするのが好ましい。
【0011】
前記実施例は連通孔3を円錐形バルブ4の底部と円錐面との間に形成してバルブ本体2の底部の流通孔1′からの流体をバルブ本体2の周面の流通孔1に分岐移送するようにした方式であるが、円錐形バルブ4の連通孔3を円錐面間に形成すると共にバルブ本体2の連通孔1もその内周面だけに設けて流体を分岐移送する方式にも同様に適用することができる。
【0012】
【発明の効果】
本発明は円錐形バルブの切換装置において切換時に円錐形バルブをバルブ本体内において僅かに下降せしめて円錐形バルブの円錐面とバルブ本体の内周面との間に微小間隙に保持した状態で切換回動操作を行うことができるようにしたので、円錐形バルブの切換回動操作時における円錐形バルブとバルブ本体の摺接面に生ずる傷付くカジリ現象を確実に防止できると共に切換回動トルクも軽減され長期に亘り円滑軽快な切換操作を行うことができ、耐久性を向上すること可能であり、また流体移送時におけるシール機能の低下を阻止して液洩れによる切換装置の汚染やこれが付着して非衛生になることを防止すると同時に洗浄作用も容易に行うことができる。
【0013】
また本発明は操作レバーの装着組立及び分解操作も工具を使用することなく簡易かつ迅速容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体移送時の縦断正面図。
【図2】本発明の切換時の縦断正面図。
【図3】図1A−A線断面図。
【図4】図1A−A線における操作レバー脱離時の断面図。
【符号の説明】
1・1′ 流通孔
2 バルブ本体
3 連通孔
4 円錐形バルブ
5 操作レバー
5′ 係合部
6 回動軸
7 位置決め溝
8 支持ボール
9 発条
10 カム部
11 調整ネジ
12 シール部材
15 係止螺子

Claims (4)

  1. 複数の流通孔を有するバルブ本体に連通孔を形成した円錐形バルブを回動可能に嵌着して前記円錐形バルブの上部の回動軸に設けた操作レバーで前記円錐形バルブの連通孔をバルブ本体の流通孔に切換自在に形成した切換バルブの切換装置において、前記操作レバーを回動軸に軸支すると共にその前端をバルブ本体に係脱自在係合し、該操作レバーの係合離脱作用により前記円錐形バルブを僅かに下方移動せしめてバルブ本体と円錐形バルブの円錐面との間に微小間隙を形成するようにしたことを特徴とする切換バルブの切換装置。
  2. 操作レバーに設けたカム部のカム作用で円錐形バルブを下方移動せしめてバルブ本体下端部のシール部材を圧縮するようにしたことを特徴とする請求項1記載の切換バルブの切換装置。
  3. 操作レバーを回動軸に一対の支持ボールの係合作用で回動自在に軸支したことを特徴とする請求項1又は2何れか記載の切換バルブの切換装置。
  4. 操作レバーに着脱自在に螺着した係止螺子で一対の支持ボールを係合状態に保持し、操作レバーを回動軸に着脱自在に形成したことを特徴とする請求項1乃至3何れか記載の切換バルブの切換装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263134A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Koyo Sangyo Kk ガス栓
JP2008089167A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Toho Gas Co Ltd L型ガス栓
WO2015119008A1 (ja) * 2014-02-07 2015-08-13 カルソニックカンセイ株式会社 弁装置
JP2017223299A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 株式会社不二工機 流路切換弁

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