JP2002322905A - 排気マフラー - Google Patents

排気マフラー

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、排気マフラーの外殻部を成すエン
ドプレートが内板と外板とで消音材層を挟持してなるも
ので、そのエンドプレートの内板と外板の相対変位を許
容することで、耐久性を向上させた排気マフラーを提供
することにある。 【解決手段】 筒状の外殻本体11の両端部を閉鎖する
エンドプレート12,13の内、少なくとも一方が外板
22と同外板の内壁面f2に消音材層23を介して取り
付けた内板24とからなる排気マフラー1において、内
板24の周縁にフランジ243を延出形成し、内壁面f
2に係合部材25を一体接合し、同係合部材には内壁面
f2にフランジ243を重ねた状態で係止可能なつめ部
252を延出形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒状の外殻本体と
その両端部を閉鎖するエンドプレートとで外殻部が形成
された排気マフラー、特に、エンドプレートの内壁面に
消音材を敷設してなる排気マフラーに関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気系に配備される排気マフ
ラは、排気ガス通路の断面積を変化させて排気の圧力波
を低減させるため、排ガス流路断面積を拡大させる膨張
室を設けたり、複数の内部パイプや複数の膨張室を設け
て排ガス流路を分岐させて圧力波を相互に干渉させある
いは特定の周波数で共鳴させるといった構成を採るよう
にしている。更に、排気マフラーの膨張室に流入した排
ガスの圧力波が直接外殻部を通過して外部に拡散すると
騒音源となること、あるいは、高温排ガスが外殻部の内
壁部に直接当たると、外殻本体やエンドプレートが熱膨
張と冷却による収縮を繰り返し、これら外殻部の壁面が
変動し、経時劣化が促進されることより、外殻部内壁等
には吸音材が敷設されることが多い。
【0003】たとえば、実開平06−87619号公報
に開示される排気マフラーは、図8(a)に示すよう
に、筒状外枠100の後端側がエンドプレート110で
閉鎖され、そのエンドプレートが外板120と消音材層
130と外板120の内壁に接合される内板140とを
重ねた構成を採っている。更に、図8(b)に示すよう
に、排気マフラーの筒状外枠の後端を閉鎖するエンドプ
レート150が外板160と図示しない消音材層と同消
音材層を挟持した上で外板160の外周端近傍に外周フ
ランジ171を溶着した内板170とでなるという構成
を採るものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開平06−
87619号公報に示す排気マフラーのように、エンド
プレートの内板140が筒状外枠100の内壁面に直接
溶接されている場合、内板140が高温排ガスを直接受
けることで熱膨張と冷却による収縮を繰り返す際に、筒
状外枠100との溶接部(図8(a)に示す*印部分)
に応力集中が繰り返して加わり、溶接部近傍の経時劣化
が進んでしまう。同様に、図8(b)に示すように、エ
ンドプレートの外板160に消音材層を挟持した外板1
70の外周フランジ171を溶接した場合、内板170
が高温排ガスを直接受けることで熱膨張と冷却による収
縮を繰り返す際に、膨張と収縮に伴なう反力が外板16
0との溶接部(図8(b)に示すw部分)に加わり、同
溶接部wに応力集中が繰り返して加わり、溶接部近傍の
経時劣化が進んで、内板170と外板160間の接合部
wのはがれが生じる場合があり、排気マフラーの耐久性
を低下させる要因となっている。
【0005】本発明は、以上のような課題に基づき、排
気マフラーの外殻部を成すエンドプレートが内板と外板
とで消音材層を挟持してなるもので、そのエンドプレー
トの内板と外板の相対変位を許容することで、耐久性を
向上させた排気マフラーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、筒状
の外殻本体の両端部を閉鎖するエンドプレートの内、少
なくとも一方が外板と同外板の内壁面に消音材層を介し
て取り付けられた内板とからなる排気マフラーにおい
て、上記内板の周縁にフランジを延出形成し、上記外板
内壁面に係合部材を一体接合し、同係合部材には上記外
板内壁面に上記フランジを重ねた状態で係止可能なつめ
部を延出形成したことを特徴とする。このようにつめ部
が外板の内壁面にフランジを重ねた状態で係止すること
で外板の内壁面に消音材層を介して内板を重ねて取り付
けでき、この際、内板の周縁のフランジは外板側のつめ
部に対して相対的に変位可能であり、内板が加振されて
振動したり、加熱、冷却により熱変形するのに伴ないず
れを生じても、外板と内板の溶接部が無いため、両板間
の接合部のはがれ、腐食による経時的劣化を排除でき、
排気マフラーの耐久性を向上できる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の排気マ
フラーにおいて、上記係合部材の外板に接合された基部
と上記つめ部との間の段部の突き出し端にオーバーシュ
ートして屈曲する凸部を形成したことを特徴とする。こ
のように基部とつめ部との間の段部の突き出し端に凸部
を形成したので、フランジを支持するつめ部の支持力を
維持できる。好ましくは、上記係合部材はその長手方向
の途中部位につめ部内側に連通する貫通口を形成しても
よい。この場合、マフラーの冷却時に排気ガスの凝縮液
が係合部材のつめ部内側に流下してきても、これを貫通
口を通して排除でき、フランジ及びつめ部内側の腐食を
抑え、同部のずれ作動が阻害されることを防止でき、係
合部材のつめ部内側の腐食が進むことを防止でき、この
点で排気マフラーの耐久性を向上できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図3には本発明の実施形
態としての排気マフラーを示した。この排気マフラー1
は図示しない車両の排気系Eの後端側の排気管2に流入
管3を接続され、流入する排ガスの圧力波レベルを低減
し、消音済み排ガスを流出管4を通して大気側Aに放出
するように構成される。図1に示すように、排気マフラ
ー1はその外殻内部を中空状に形成した上で、マフラー
長手方向Xに沿って2つの隔壁5,6を配置することで
3つの膨張室7,8,9を順次直列的に形成している。
【0009】排気マフラー1の外殻部は矩形筒状のアウ
タードラム11と、そのアウタードラム11のマフラー
長手方向Xの両端開口を閉鎖する左右エンドプレート1
2,13とで形成され、全体は縦長の矩形箱状を成して
いる。その外殻部の左エンドプレート12からは排気マ
フラー全体を図示しない車体側基部に取り付ける主取り
付け軸14及び補助取り付け軸15が並列状に突き出し
形成される。アウタードラム11の内壁面f1のほぼ全
域にはグラスウール16が敷設され、これは鋼鈑で形成
されたパンチ板17により内壁面f1に離脱不可に取り
付けられている。
【0010】外殻内部は左エンドプレート5と第1隔壁
5間に第1膨張室7が、第1隔壁5とその右側の第2隔壁
6との間に第2膨張室8が、第2隔壁6と右エンドプレ
ート13との間に第3膨張室9がその順で形成される。
図2(b)に示すように、第1隔壁5は流入管3、流出
管4、主取り付け軸14、後述の第1、第2内部パイプ
19,21の各貫通口h1,h2,h3、h4、h5が
形成され、外周縁がアウタードラム11の内壁面f1に
溶接される。なお、第2隔壁6は第1隔壁とほぼ同様の
構成を採り、重複説明を略す。
【0011】第3膨張室9には左エンドプレート12、
第1第2隔壁5,6を順次貫通した流入管3の内側開口
(図1で右開口側)301が開口する。なお、流入管3
の外側開口は排気管2にジョイント18を介して接続さ
れ、排ガスを第3膨張室9に導く。流入管3は左エンド
プレート12と当接する環状隙間を密閉すべく溶接さ
れ、第1第2隔壁5,6に形成された環状湾曲フランジ
501,601とは密に当接し、当接部の一部が溶着さ
れる。
【0012】流入管3は第1、第2膨張室7、8との各
対向部に短絡口の形成域Bをそれぞれ形成され、第3膨
張室9との対向部には短絡口の形成域Bを比較的大きく
形成される。各短絡口の形成域Bは多数の図示しない細
孔を適宜のパターンで分散して形成される。これら各短
絡口の形成域Bは流入管3に流入した排ガスの圧力波を
多段階に分けて拡散させるように機能している。第3膨
張室9は流入管3とは離れて並列配備される第1、第2
内部パイプ19,21を介し第1膨張室7に連通する。
第1、第2内部パイプ19,21は第1第2隔壁5、6に
複数箇所で溶接される。第1、第2内部パイプ19,2
1は共に第2膨張室8との対向部に短絡口の形成域Bが
形成され、第3膨張室9からの排ガスを第2、第1膨張
室8,7に拡散させるように形成される。
【0013】第2膨張室8は流入管3と離れて並列配備
される流出管4が対向配備される。流出管4は第2膨張
室8との対向部のほぼ全域に短絡口の形成域Bを形成さ
れ、これにより第2膨張室8を外気側Aの開口に連通す
る。流出管4は第1第2隔壁5,6に複数箇所で溶接さ
れ、左エンドプレート12と当接する環状部が連続溶接
により密閉される。なお、第1、第2内部パイプ19,
21や流出管4における各短絡口の形成域Bは流入管3
の場合と同様に形成され、それぞれ排ガスの圧力波を多
段階に分けて拡散するように機能する。ここで、左右の
エンドプレート12,13はほぼ同一構成を採り、右エ
ンドプレート12に対して、左エンドプレート13は、
図2(a)に示すように、流入管3、流出管4、主取り
付け軸14の各貫通口h1,h2,h3が形成され、補
助取り付け軸15が溶接される点で相違し、ここでは主
に左エンドプレート12を説明する。
【0014】左エンドプレート12は、筒状外枠である
アウタードラム11の左端を閉鎖するものであり、図
1、図2(a)に示すように、矩形の外板22とその内
壁面f2に重ねて敷設されるグラスウールの消音材層2
3と、同消音材層23を外板22側に圧接するようにし
て外板に重合配備される内板24と、外板22の内壁面
f2に溶接され内板24を外板に取り付ける係合部材2
5とを備える。図4に示すように、外板22は矩形の主
部221と同主部の外周縁全域より屈曲して延出する屈
曲フランジ222とで形成される。主部221は略平板
状を成し、中央部には流入管3、流出管4、主取り付け
軸14の各貫通口h1,h2,h3が形成されている。
屈曲フランジ222はアウタードラム11の左端縁の内
周面に当接し、互いに連続溶接される。この溶接にはガ
ス溶接やアーク溶接が用いられ、気密性を保持するよう
に溶接される。
【0015】グラスウールの消音材層23は外板22の
内壁面f2のほぼ全域に亘って重ねて敷設されるように
形成され、特に、消音機能を発揮できるものが採用され
る。内板24は外板22の内壁面にグラスウールの消音
材層23をずれなく圧接するものであり、主部221の
内壁面f2のほぼ全域を覆う矩形の平板部241とその
外周縁全域より屈曲して延出する段状部242と、段状
部242より更に屈曲して主部221の内壁面f2の外
周端部に沿うように延出するフランジ243とで形成さ
れる。この内板の段状部242の段幅d(図4参照)は
グラスウールの自由状態での嵩高さより多少小さな幅に
形成され、グラスウールの加圧を可能としている。
【0016】内板24のフランジ243の延出部は、左
右それぞれが外板の主部221の内壁面f2の周縁部に
溶接された上下2つの係合部材25により係止されてい
る。各係合部材25は外板の主部221にスポット溶接
された基部251と基部より延出し、内板のフランジの
厚さ相当浮いた状態で内壁面f2に沿って延出するつめ
部252とで形成される。ここで、つめ部252の延出
幅gは内板取り付け時における当接幅iの約倍の幅で形
成され、これにより、フランジ243の係合時における
内板24側のずれを許容するように形成されている。な
お、内板24のフランジ243の延出幅gは挟持幅iよ
り十分に大きく設定され、これによって、つめ部252
にフランジ243を係合する際における弾性変位を容易
化している。
【0017】ここで、係合部材25は直状に形成され、
上下2つが分離して使用されているが、場合により両者
を単体として長く形成してもよく、3分割してもよい。
図1の排気マフラー1は高温の排ガスの流入時に消音作
動して排ガスを排出し、その際に外殻部は膨張変位し、
排ガス流入停止時に外殻部は外気に冷却されて収縮変位
する。
【0018】この際、外殻部の一部の左右エンドプレー
ト12、13の各外板22に対し、内板24は排ガスを
直接受けて、膨張、収縮変位し、両者の膨張、収縮変位
が異なり、相対変形することとなる。特に、第3膨張室
9には流入管3から直接高温高圧の排ガスが流入し、右
エンドプレート13の内板24はその熱膨張が大きい。
しかし、左右エンドプレート12、13の各内板24が
各外板22に対し大きく変位しても、ここでの外板と内
板とは両者を接合する溶接部を持たない。ここでは外板
側の係合部材25のつめ部252に対し、内板24のフ
ランジ243が相対的にずれ変位して熱変形を吸収で
き、内板と外板溶着されているような場合の接合部のは
がれ、腐食による経時的劣化が排除され、排気マフラー
の耐久性を向上できる。上述のところに於いて、内板2
4はそのフランジ243の縦向きに長い左右の部位が直
状に形成されていたが、これに代えて、図5に示すよう
に、内板24aを構成しても良い。
【0019】この内板24aはそのフランジ243の縦
向きに長い左右の部位が中間部においてくびれ部Jを形
成している。この場合、くびれ部Jはそのフランジ幅k
が他部k1より小さな幅に形成される。このため、内板
24aのフランジ243全体を外板の主部221の内壁
面f2に当接し、スライドさせて組み込みを行う際に、
上下一方の係合部材25のつめ部252にくびれ部Jが
対向するように保持した上で当接させるようにすれば、
係合部材25のつめ部252に上下一方側のフランジ2
43部分が干渉せず当接でき、組み込み作業を容易化で
きる。
【0020】上述のところに係合部材25は図4に示す
ように鉤型断面で形成されていたが、これに代えて、図
6(b)に示す様に、基部251aとつめ部252a間
の段部の突き出し端に突き出し方向にオーバーシュート
して屈曲する凸部rを形成し、つめ部252aの弾性変
位の安定化を図り、フランジ243を支持する支持力を
安定して維持できるように構成してもよい。上述のとこ
ろにおいて、係合部材25は縦向きに配設されている
が、図5に2点鎖線で示すように横向きに配設されても
よい。
【0021】図6(a),(b)に示すように、係合部
材25aが横向きに配設された場合、係合部材25aの
つめ部252aと基部251aの内側に排気マフラーの
凝縮液が溜まり易くなることより、その長手方向の途中
部位につめ部252a内側に連通する貫通口nを複数形
成してもよい。この貫通口nを形成すると、つめ部25
2a内側に流入した凝縮液を容易に矢視のように流下さ
せることができ、フランジ243及び係合部材25aの
腐食を抑え、同部のずれ作動が阻害されることを防止で
き、耐久性を向上させることができる。なお、場合によ
り、図2(a)、図5の各縦向きの係合部材25であっ
ても同様に貫通口を形成し、同様の効果を得ることがで
きる。
【0022】上述のところに於いて、排気マフラーの外
殻は矩形箱型であったが、これに代えて、円筒状の排気
マフラー(全体は図示せず)であってもよい。この場
合、円筒状の排気マフラーは円形エンドプレート12b
を備えることとなる。図7に示す様に、円形エンドプレ
ート12bは円板状の内板24bの周縁部に段部242
bを屈曲して延出形成し、更にその突出端より屈曲して
環状フランジ243bを延出形成することとなる。ここ
で、環状フランジ243bは、たとえば、周方向3個所
を3つの湾曲係合部材25bを介し円板状の外板22b
側に係止される。この場合、組み込み時における湾曲係
合部材25bのつめ部252bと環状フランジ243b
の干渉を避けるため、なお、環状フランジ243bには
3つの湾曲くびれ部Jbが形成され、組み込みの容易化
が図られる。その他の構成は図1の排気マフラー1とほ
ぼ同様な構成を採ることとなり、図1の排気マフラー1
と同様の作用効果が得られる。
【0023】上述のところに排気マフラー1は筒状の外
殻本体の両端部を閉鎖する左右のエンドプレート12,
13を備えていたが、場合により左右一方側のみに本発
明のエンドプレートを配備して構成の簡略化を図っても
良い。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明は、つめ部が外板
の内壁面にフランジを重ねた状態で係止することで外板
の内壁面に消音材層を介して内板を重ねて取り付けで
き、この際、内板の周縁のフランジは外板側のつめ部に
対して相対的に変位可能であり、内板が加振されて振動
したり、加熱、冷却により熱変形するのに伴ないずれを
生じても、外板と内板の溶接部が無いため、両板間の接
合部廻りの亀裂、腐食による経時的劣化を排除でき、排
気マフラーの耐久性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての排気マフラーの全
体構成図である。
【図2】図1の排気マフラーの構成部材を示し、(a)
はエンドプレート、(b)は第1隔壁である。
【図3】図1の排気マフラーのエンドプレートの斜視図
である。
【図4】図1中のエンドプレートの要部切欠断面図で、
図5のY−Y線断面図である。
【図5】図1中のエンドプレートの拡大正面図である。
【図6】図1中の係合部材を示し、(a)は正面図、
(b)は要部断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態の排気マフラーで用いる
円形エンドプレートの正面図である。
【図8】従来の排気マフラーで用いるエンドプレートを
示し、(a)は一のエンドプレート廻りの要部断面図、
(b)は他のエンドプレートの斜視図である。
【符号の説明】
1 排気マフラー 11 外殻本体 12,13 エンドプレート 12b 円形エンドプレート 22 外板 23 消音材層 24 内板 243 フランジ 25 係合部材 251 基部 252 つめ部 n 貫通口 r 凸部 f2 外板の内壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 元哉 東京都港区芝五丁目33番8号・三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3G004 BA05 CA01 CA13 DA07 DA14 EA03 EA05 GA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の外殻本体の両端部を閉鎖するエンド
    プレートの内、少なくとも一方が外板と同外板の内壁面
    に消音材層を介して取り付けられた内板とからなる排気
    マフラーにおいて、 上記内板の周縁にフランジを延出形成し、上記外板内壁
    面に係合部材を一体接合し、同係合部材には上記外板内
    壁面に上記フランジを重ねた状態で係止可能なつめ部を
    延出形成したことを特徴とする排気マフラー。
  2. 【請求項2】請求項1記載の排気マフラーにおいて、上
    記係合部材の外板に接合された基部と上記つめ部との間
    の段部の突き出し端にオーバーシュートして屈曲する凸
    部を形成したことを特徴とする排気マフラー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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