JP2002322745A - 建材パネルと水切具と外断熱工法 - Google Patents

建材パネルと水切具と外断熱工法

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JP2002322745A
JP2002322745A JP2001238011A JP2001238011A JP2002322745A JP 2002322745 A JP2002322745 A JP 2002322745A JP 2001238011 A JP2001238011 A JP 2001238011A JP 2001238011 A JP2001238011 A JP 2001238011A JP 2002322745 A JP2002322745 A JP 2002322745A
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Japan
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panel
concrete
building material
flame
retardant
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JP2001238011A
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English (en)
Inventor
Kikumi Fukaya
谷 己久見 深
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SANWA KENSETSU KK
Original Assignee
SANWA KENSETSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンクリート壁を構築する際の工程数を減少さ
せて、工期を短縮させ、建築コストを低減させると共
に、次世代省エネルギー基準を満たすように住宅の高断
熱化を図る。 【解決手段】タイルなどの外装材や壁紙などの内装材の
直張りが可能な耐火性耐力面材(2)と、難燃性又は不
燃性の断熱パネル(P)を、ビス止め可能な難燃材又は
不燃材からなる並行な複数条のスペーサ(4)を介して
積層することにより、コンクリート型枠として使用可能
な強度を有する連続箱型断面構造に形成すると共に、各
箱型断面の中空部をスペーサの長手方向に延びる空気流
路(5)に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁やスラブを構築
する際に内装材や外装材を貼り付ける下地ボードとして
使用する断熱性の高い建材パネルに関するもので、特
に、コンクリート構造物を構築する際には、打設時は型
枠として使用することができ、打設後は型バラシするこ
となくそのまま内装工事及び外装工事を行なうことので
きる建材パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】マンションなどの外壁となるコンクリー
ト壁を構築する場合、まず、その両面側に型枠となるベ
ニヤ板などのせき板を所定間隔で組立て、次いで、せき
板間にコンクリートを打設し、これが硬化した後にせき
板を取り外して型バラシを行い、最後に、屋内側壁面に
は内装仕上げを、また、屋外側壁面には外装仕上を行な
うようにしている。
【0003】内装仕上としては、打ち放しのコンクリー
トの屋内側全面に下地用のボードを貼り付けた後に壁紙
やクロスを張るのが一般的であり、外装仕上としては、
屋外側全面にならしモルタルを塗って櫛目をつけ、その
上に張付けモルタルを塗りながらタイルを圧着するのが
一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな在来工法では、工程数が増加し、工期が長くかか
り、建築コストが嵩むという問題があった。すなわち、
型枠となるせき板はコンクリートを流し込むために使用
する仮設のものであるから、コンクリートが硬化した後
は必ず取り外さなければならない。しかも、コンクリー
ト構築物の全面に配されているので使用枚数も多く、こ
れを取り外すだけで非常に手間がかかる。
【0005】また、せき板を外した後に、コンクリート
の屋内側全面に下地用のボードを貼り付けたり、屋外側
全面にならしモルタルを塗らなければ、内外装の仕上げ
工事を行なうことができないので、その分、工程数が増
加する。
【0006】さらに、コンクリートは自由に造形するこ
とができるという特徴があるにも拘わらず、実際には型
枠の組み立てが煩雑になることから、建築現場ではほと
んどが平面を構築するためにのみ使用されており、湾曲
面を構築することは面倒で工賃が嵩むという問題があっ
た。
【0007】さらにまた、最近では、次世代省エネルギ
ー基準が告示され、住宅の高断熱化や壁内結露防止が叫
ばれているが、在来工法でコンクリート断熱を行なおう
としても、せいぜい内壁面に断熱材と下地用のボードを
2層にして張付けたり、断熱材で形成された下地用のボ
ードを貼り付ける程度であり、十分な断熱効果が得られ
ず、壁内結露を完全に防止できないという問題もあっ
た。
【0008】特に、木造住宅の壁は、間柱の屋内側及び
屋外側の間にグラスウールなどの断熱材を充填し、これ
を挟むように羽目板で木ずりを形成し、屋外側の木ずり
に固定した外装下地材の表面に外装仕上材を取り付ける
方法等が採られているが、グラスウール充填時にその繊
維が舞い上がるため作業者の健康を損ねやすいだけでな
く、間柱の間のスペースは比較的薄いので断熱材を充填
しただけでは高断熱性を図ることができなかった。
【0009】そこで本発明は、平面を構築する場合はも
ちろんのこと、湾曲面を構築する場合であっても、コン
クリート建造物や木造建造物の外壁を構築する際の工程
数を減少させて、工期を短縮させ、建築コストを低減さ
せるだけでなく、次世代省エネルギー基準を満たすよう
に住宅の高断熱化を図ることを技術的課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1の建材パネルは、タイルなどの外装材や壁
紙などの内装材の直張りが可能な耐火性耐力面材と、難
燃性又は不燃性の断熱パネルが、ビス止め可能な難燃材
又は不燃材からなる並行な複数条のスペーサを介して積
層されて、コンクリート型枠として使用可能な強度を有
する連続箱型断面構造に形成されると共に、各箱型断面
の中空部がスペーサの長手方向に延びる空気流路に形成
されたことを特徴としている。
【0011】請求項1の発明によれば、建材パネルが、
コンクリート型枠として使用可能な強度を有する連続箱
型断面構造に形成されているので、請求項2の発明のよ
うに耐火性耐力面材自体がコンクリート型枠として使用
可能な強度を有する場合はもちろんのこと、請求項5の
発明ように可撓性を有する耐力面材で形成されている場
合であっても、コンクリートの型枠として使用した場合
に打設時にかかる荷重に十分耐えることができる。
【0012】ここで、コンクリート壁面を平面状に構築
する場合は、請求項2の発明のような剛性の高い建材パ
ネルを用いることが好ましく、コンクリート壁面を湾曲
面状に構築形成する場合は、請求項5の発明のような可
撓性のある建材パネルを用いればよい。
【0013】この建材パネルをせき板として用い、耐火
性耐力面材を外に向けてコンクリートを打設すれば、コ
ンクリートが硬化した時点で、その表面に内外装用下地
処理が施されたコンクリート壁が構築される。
【0014】また、建材パネルの表面側には、外装材や
壁紙などの内装材を直張りできる耐火性耐力面材が配さ
れているので、コンクリート硬化後にせき板として使用
した建材パネルを型バラシする必要がなく、そのまま内
外装工事を行なうことができ、せき板の撤去工事も、内
外装の下地処理も一切不要となるので、工程数が減少さ
れ、工期が短縮される。
【0015】なお、請求項7及び8の発明のように、断
熱パネルからコンクリートアンカーを突出形成させてお
けば、コンクリートにより強固に接着され、コンクリ−
トと建材パネルの剥がれを生じることもない。
【0016】また、建材パネルのコンクリート面側に
は、断熱パネルが張り付けられているので、コンクリー
ト壁が断熱材で覆れて熱還流が遮断され、外気温の影響
によりコンクリートが温まったり冷え過ぎたりすること
もなければ、屋内の暖気及び涼気がコンクリートを介し
て外部に逃げることもなく、ヒートブリッジが確実に防
止される。また、建材パネル内に空気流路が形成される
ことから、湿った空気がパネル内に滞留することがな
く、結露を生じにくい。
【0017】なお、木造住宅を構築する場合において
は、羽目板で木ずりなどを形成することなく、間柱の屋
外側に建材パネルを打ち付けるだけで、断熱工事と外装
下地工事が完了するので、コンクリート建造物と同様に
工程数が減少され、工期が短縮される。
【0018】請求項3の建材パネルは、壁面の表面に取
り付けれられる外装材や内装材の下地を構成する難燃性
又は不燃性の断熱パネルの表面に、ビス止め可能な難燃
材又は不燃材からなる複数条のスペーサが幅方向に所定
間隔で設けられたことを特徴とする。
【0019】請求項3の建材パネルによれば、その幅方
向に所定間隔で形成されたビス止め可能な難燃材又は不
燃材からなる複数条のスペーサが補強リブとして機能す
るため、耐力面材が設けられていなくても、これを桟木
や大引などの支保材で支えることにより、請求項1の建
材パネルと同様にコンクリート型枠として使用すること
ができる。
【0020】この建材パネルをせき板として用いてコン
クリートを打設すれば、請求項1の建材パネルと同様、
建材パネルを型バラシする必要がなく、そのまま内外装
工事を行なうことができるので、工程数の減少、工期の
短縮を図ることができ、また、ヒートブリッジも確実に
防止される。
【0021】そして、表面に露出されている複数条のス
ペーサに、サイディングボードやタイル下地レールなど
の外装材や内装仕上用下地ボードを固定することによ
り、その間に空気流路が形成されるので結露を生じにく
い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る建材
パネルを示す説明図、図2は本発明に係る外断熱工法を
示す説明図、図3〜図7は他の実施形態を示す説明図、
図8は使用状態を示す説明図である。
【0023】図1に示す建材パネル1は、タイルなどの
外装材や壁紙などの内装材の直張りが可能な耐火性耐力
面材2と、難燃性又は不燃性の断熱パネルPとなる発泡
樹脂パネル3が、その幅方向に所定間隔で配されたビス
止め可能な難燃材又は不燃材からなる並行な複数条のス
ペーサ4…を介して積層されて一体に形成されている。
【0024】これにより、建材パネル1は、表裏両面を
成す耐火性耐力面材2及び発泡樹脂パネル3と、その左
右両側に配された二つのスペーサ4で形成された箱型断
面を連続させ、コンクリート型枠として使用可能な強度
を有する連続箱型断面構造に形成されると共に、各箱型
断面の中空部がスペーサ4…の長手方向に延びる空気流
路5となっている。
【0025】前記耐火性耐力面材2として、本例ではそ
れ単独でコンクリート型枠として使用可能な強度を有す
る耐力板を用いており、より具体的には、無機発泡体及
び繊維状物を含む主剤を結合材で固めた心材板2Aの表
裏両面に、鉱物繊維を含む主剤を結合材で固めた繊維補
強層2B、2Bを一体成形して三層構造に形成した厚さ
9〜12mm程度のダイライト(大建工業株式会社の商
品名)を用いた。
【0026】この耐火性耐力面材2は、無機質原料が繊
維状になって絡み合った多孔質体であり、特類の構造用
合板と同等の強度を有し、防腐、防蟻性、防耐火性、通
気性に優れ、吸湿による膨張も極めて少ないという建材
に適した特性を有している。
【0027】発泡樹脂パネル3としては、熱伝導率が低
く、且つ、耐火性能に優れたものが好ましく、本例で
は、熱伝導率が0.017kcal/m・h・℃(0.020W/m・K)
のフェノール発泡樹脂である厚さ50〜70mmのネオ
マフォーム(旭化成建材株式会社の商品名)を用いた。
【0028】スペーサ4…は、耐火性耐力面材2と断熱
パネル3の間にその長手方向に延びる空気流路5を形成
するためのもので、厚さ18mm程度の硬質木片セメン
ト板(三井耐火野地板:三井建材の商品名)を5〜10
cm幅に切断して形成され、建材パネル1の中央部と左
右両側の3箇所にその長手方向に沿って設けられてい
る。この硬質木片セメント板は、細かな木材片とセメン
トを混ぜ合わせて成形加圧状態で硬化させた不燃材であ
る。
【0029】そして、建材パネル1の上下端面には前記
空気流路5が開口され、左右端面には、耐火性耐力面材
2と断熱パネル3とスペーサ4とで、硬質木片セメント
板で形成された雇いざね6を挿入する凹溝7が形成され
て、建材パネル1同士を雇いざねはぎにより継げるよう
になっている。
【0030】また、建材パネル1には、セパレータ8や
コンクリートアンカー9を取り付ける透孔10が、耐火
性耐力面材2、発泡樹脂パネル3及びスペーサ4を貫通
して形成されている。
【0031】そして、中央のスペーサ4に沿って形成さ
れた透孔10には施工時にセパレータ8が取り付けられ
ると共に、左右両側のスペーサ4に沿って形成された透
孔10には予め又は施工時にコンクリートアンカー9を
取り付ける。
【0032】コンクリートアンカー9は、発泡樹脂パネ
ル3側から透孔10に嵌め込まれた断熱キャップ11
と、耐火性耐力面材2側から透孔10に挿通してキャッ
プ11をネジ止めするボルト12からなる。
【0033】なお、断熱キャップ11は、コンクリート
を打設したときに透孔10を介して外部とコンクリート
との間でヒートブリッジを起こさないように透孔10を
塞ぐように形成されると共に、打設されたコンクリート
から抜け出ないように引張抵抗を増大させるためのフラ
ンジ13が形成されている。
【0034】以上が本発明の一構成例であって、次に本
発明に係る外断熱工法について、図2を伴って説明す
る。
【0035】コンクリート壁を構築する場合、まず、図
2(a)に示すように、屋外側のせき板に本発明に係る
建材パネル1を用いて、その発泡樹脂パネル3をコンク
リート側に向けてセパレータ8により、屋内側のせき板
と所定間隔で立設し、桟木14などにより固定する。
【0036】次いで、図2(b)に示すように、内外装
兼用下地ボード1間にコンクリートを打設し、コンクリ
ートが乾燥硬化した後に桟木14を外せば、外壁面に建
材パネル1が張付けられたコンクリート壁が構築され
る。
【0037】このとき、建材パネル1は、その中央部が
セパレータ8によりコンクリート壁に固定されると共
に、左右両端側がコンクリート内に埋設されたコンクリ
ートアンカー9によりコンクリート壁に強固に固定され
るので、地震などにより強い外力が作用したり、火災な
どにより発泡樹脂パネル3が変形することがあっても建
材パネル1がコンクリート壁から脱落することはない。
【0038】また、コンクリート壁の屋内側のせき板も
建材パネル1を用いれば、内壁面に建材パネル1が張り
付けられたコンクリート壁が構築されるので、せき板と
して使用した下地ボード1を型バラシする必要がない。
したがって、図2(c)に示すように、屋外側の下地ボ
ード1に、張付モルタル15を介してタイル16などの
外装材を張り付けたり、屋内側の建材パネル1に、裏面
に接着剤が塗られた壁紙17などの内装材を貼る内外装
工事をそのまま行なうことができる。すなわち、せき板
の撤去工事も、内外装の下地処理も一切不要となるの
で、工程数が減少され、工期が短縮される。
【0039】また、コンクリート壁の屋外側に張り付け
られた建材パネル1によりコンクリートが完全に覆われ
るので、外気とコンクリートとの間の熱還流が遮断さ
れ、外気温の影響によりコンクリートが温まったり冷え
過ぎたりすることもなく、屋内側と屋外側でヒートブリ
ッジを起こすことがない。さらに、コンクリート壁の屋
内側にも建材パネル1を張り付ければ、屋内の暖気及び
涼気が熱容量の大きいコンクリートに奪われることがな
いので、断熱性能をより向上させることができる。
【0040】また、外断熱工法として、屋内側のせき板
にも屋外側と同じ内外装兼用下地ボード1を使用した場
合について説明したが、本発明はこれに限るものではな
く、通常の型枠を使用してもよい。さらに、外断熱工法
により、屋上スラブを構築する場合は、内外装兼用下地
ボード1を上面側のせき板として使用すればよい。
【0041】図3は建材パネル1をコンクリート壁の外
壁面に張り付けた状態の要部を示す縦断面図であって、
その上下の建材パネル1の隙間には、空気流路5に風雨
が吹き込むのを防止する水切具21が装着されている。
この水切具21は、上下の建材パネル1U、1Dの隙間
22を覆う水切板23の上端縁を上方に位置する建材パ
ネル1Uの耐力面材2の下端部背面側に挿し込む取付片
24Uと、前記水切板23の下端縁を下方に位置する建
材パネル1Dの耐力面材2から浮かした状態に固定する
取付片24Dが当該水切板23の背面側に形成されてい
る。
【0042】そして、水切板23の背面側に形成された
取付片24Dには通気孔25が穿設されて、建材パネル
1U、1Dに形成された空気流路5が前記通気孔25を
介して外部に連通されている。なお、水切具21を装着
する場合に、建材パネル1の両端面には、水切板23の
上端縁に形成された取付片24Uを挿し込む凹溝26
が、耐力面材2及びスペーサ4のいずれか一方又は双方
を削って形成されている。
【0043】なお、上述の説明では、コンクリート建造
物用の建材パネルとして使用する場合について説明した
が、本発明はこれに限らず、木造建造物用の建材パネル
として使用することもできる。この場合、建材パネル1
に透孔10を穿設せず、また、コンクリートアンカー9
を取り付けていないものを用いればよい。
【0044】そして、木造建造物を構築する場合におい
ては、羽目板で木ずりなどを形成することなく、間柱の
屋外側に建材パネル1を打ち付けるだけで、断熱工事と
外装下地工事が完了するので、コンクリート建造物と同
様に工程数が減少され、工期が短縮される。
【0045】また、断熱パネルPは発泡樹脂パネル3に
限らず、より高い耐火性(例えば2時間耐火)が要求さ
れる場合には、図4に示すように、鉱物繊維を含む主剤
を結合剤で板状に固めてその全面に防水処理を施した耐
火性無機質繊維板31と発泡樹脂パネル3を積層しても
よい。
【0046】本例の耐火性無機質繊維板31は、ダイロ
ートン(大建工業株式会社の商品名)などのいわゆるロ
ックウール板32の表裏に防水紙33や防水フィルムを
貼り付け、四辺の木口を防水クラフトテープ34で覆っ
たり、全面に樹脂材を吹き付けて形成したものを用い
た。このロックウール板32は、断熱性と耐火性を併せ
持ち、特に耐火性に優れ、その厚さは、要求される耐火
性能に応じて決定される。
【0047】さらに、図1に示す建材パネル1程の断熱
性能は必要ないが、図4に示す建材パネル1と同等の耐
火性能が必要な場合は、図5に示すように、断熱パネル
Pが、鉱物繊維を含む主剤を結合剤で板状に固めてその
全面に防水処理を施した耐火性無機質繊維板31で形成
されている。
【0048】図6は、さらに他の建材パネル41を示す
もので、外壁面に化粧板を張り付けたり、固定レールを
介してサイディング材を張り付けたりする場合に、耐火
材となるこれらの化粧板やサイディング材を耐力面材に
代替させようとするものである。
【0049】この建材パネル41は、壁面に取り付けれ
られる外装材や内装材の下地を構成する難燃性又は不燃
性の断熱パネルPとなる発泡樹脂パネル3の表面に、そ
の幅方向に所定間隔でビス止め可能な不燃材からなる複
数条のスペーサ4が設けられている。
【0050】また、図1に示す建材パネル1と同様、発
泡樹脂パネル3は、厚さ50〜70mmのネオマフォー
ム(旭化成建材株式会社の商品名)を用いた。また、ス
ペーサ4…は、厚さ18mm程度の不燃性硬質木片セメ
ント板を5〜10cm幅に切断して形成され、発泡樹脂
パネル3の中央部と左右両側の3箇所にその長手方向に
沿って配されている。
【0051】さらに、建材パネル41には、セパレータ
8やコンクリートアンカー9を取り付ける透孔42が、
発泡樹脂パネル3及びスペーサ4を貫通して形成されて
いる。
【0052】そして、中央のスペーサ4に沿って形成さ
れた透孔42にはセパレータ8が取り付けられると共
に、左右両側のスペーサ4に沿って形成された透孔42
にはコンクリートアンカー9が取り付けてある。
【0053】コンクリートアンカー9は、断熱キャップ
11が発泡樹脂パネル3側から透孔42に嵌め込まれ、
ボルト12が発泡樹脂パネル3側から透孔42に挿通さ
れて前記断熱キャップ11をネジ止めしている。
【0054】この建材パネル41によれば、その幅方向
に所定間隔で形成された複数条のスペーサが補強リブと
して機能するため、耐力面材が設けられていなくても、
これを桟木や大引などの支保材で支えることにより、コ
ンクリート型枠として使用することができる。また、発
泡樹脂パネル3は可撓性を有するので、型枠を湾曲させ
て組み立てることにより、曲面状のコンクリート壁を構
築することもできる。
【0055】そして、木毛セメントからなるスペーサ4
…はビスが効くので、打設したコンクリートが硬化した
後に、その表面に外装用化粧板を直接固定したり、乾式
タイルその他のサイディング材43等の固定レール44
をビス止めすることができる。これにより、外装用化粧
板及び固定レール44の背面側には、スペーサ4を介し
て断熱パネル3との間に空気流路5が形成される。
【0056】また、外装用化粧板、サイディング材4
3、固定レール44などの外装材は不燃材で形成されて
いるので、火災の場合でも発泡樹脂パネル3が炎に曝さ
れることがない。さらに、この発泡樹脂パネル3がコン
クリート壁を覆っているので、外気とコンクリートとの
間の熱還流が遮断され、外気温の影響によりコンクリー
トが温まったり冷え過ぎたりすることもなく、屋内側と
屋外側でヒートブリッジを起こすことがない。なお、こ
の建材パネル41を木造建造物用の外壁下地パネルとし
て使用することができるのは、図1に示す建材パネル1
と同様であり、その場合はコンクリートアンカー9を取
り付けていないものを使用すればよい。
【0057】図7及び図8は、さらに本発明の他の実施
形態を示すものである。なお、図1と共通する部分は同
一符号を付して詳細説明を省略する。本例の建材パネル
51は、主として曲面状のコンクリート壁面の型枠及び
内外装下地ボードとして使用する場合に好適なものであ
る。
【0058】この建材パネル51は、耐火性耐力面材5
2と、難燃性又は不燃性の断熱パネルPとなる発泡樹脂
パネル3が、ビス止め可能な難燃材又は不燃材からなる
並行な複数条のスペーサ4を介して積層されて、コンク
リート型枠として使用可能な強度を有する連続箱型断面
構造に形成されると共に、各箱型断面の中空部がスペー
サの長手方向に延びる空気流路5に形成されている点
で、図1に示す建材パネル1と共通する。
【0059】耐火性耐力面材52は、タイルなどの外装
材や壁紙などの内装材の直張りが可能なことはもちろん
のこと、本例では特に、可撓性を有する建材を用いてお
り、より具体的には、無機骨材入ポルトランドセメント
を芯材とし、その表裏両面に耐アルカリ性のガラス繊維
ネットが埋め込まれたセメント系フレキシブルボードで
あるデラクリート(三菱レイヨン株式会社の商品名)を
用いた。
【0060】なお、スペーサ4…は、その一端(上端)
側が建材パネル51から突出されると共に、他端側が建
材パネル51内に隠れるように配されている。これによ
り、建材パネル51をスペーサ4…の長手方向に繋いだ
ときに、建材パネル51から突出されているスペーサ4
…の上端側が、その上方に配される建材パネル51の下
端に挿入されるので、建材パネル51を湾曲させて繋い
でも継目でガタが出にくい。
【0061】そして、コンクリ-トの凸曲壁面及び凹曲
壁面のいずれを形成する場合も、図8に示すように、こ
の建材パネル51をせき板としてコンクリート壁の屋外
面又は屋内面に沿って配し、スペーサ4…の幅方向に沿
って予め設計された曲率に湾曲させながら、裏面側のせ
き板53等に対してセパレータその他のサポート材(図
示せず)により支持固定し、型枠を組み立てる。このと
き、発泡樹脂パネル3を壁面のコンクリート側に向け、
耐火性耐力面材52を壁面の外側(屋内側又は屋内側)に
向けて組み立てるておく。
【0062】このように組み立てられた型枠を用いて、
コンクリートを打設すれば、表面に内外装下地処理が施
された湾曲壁面が形成されることとなるので、建材パネ
ル51を型バラシすることなく、そのまま表面に内外装
仕上工事又は防水仕上工事を行うことができる。
【0063】なお、本例で用いた耐火性耐力面材52は
吸水による寸法安定性が極めて優れているので、浴室等
の高温多湿になる部屋に用いても、壁面に施工した内外
装材にヒビが入ったり、内外装材が脱落することもな
い。したがって、この建材パネルは、曲面を形成する場
合に限らず、平面を形成する場合に用いても良いことは
もちろんである。
【0064】また、上述の説明では、建材パネルを新築
コンクリート構築物の型枠や新築木造建造物の外壁下地
材として使用する場合について説明したが、これに限ら
ず、例えば、外装材を除去した既存のコンクリート建造
物の壁面に本発明に係る建材パネル1をアンカーボルト
などで固定して外装改修をしたり、在来工法で構築した
コンクリート壁やコンクリートスラブの屋内面及び屋外
面に固定して、内装工事、防水工事及び外装工事を行う
際の下地ボードとして使用することもできる。
【0065】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、建
材パネルをコンクリートの型枠(せき板)として用いれ
ば、打設したコンクリートが硬化した時点で、下地材を
表面に固着したコンクリート壁が構築されるので、その
まま内外装工事を行なうことができ、型バラシ、型枠
(せき板)の撤去工事、内外装の下地処理が一切不要と
なり、工程数が減少され、工期が短縮され、建築コスト
を低減することができるという大変優れた効果を奏す
る。
【0066】また、建材パネルを屋外側の壁面に設けれ
ば、外気温の影響によりコンクリートが温まったり冷え
過ぎたりすることもなく、屋内側に設ければ暖気及び涼
気がコンクリートを介して外部に逃げることもなく、熱
還流を遮断してヒートブリッジを防止することができる
という大変優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建材パネルを示す説明図。
【図2】本発明に係る外断熱工法を示す説明図。
【図3】本発明に係る水切具を示す説明図。
【図4】他の実施形態を示す説明図。
【図5】他の実施形態を示す説明図。
【図6】他の実施形態を示す説明図。
【図7】他の実施形態を示す説明図。
【図8】その使用状態を示す説明図。
【符号の説明】
1(1U、1D)、41、51………建材パネル 2、52………耐火性耐力面材 3………発泡樹脂パネル 4………スペーサ 5………空気流路 9………コンクリートアンカー 21………水切具 22………隙間 23………水切板 24U、24D………取付片 25………通気孔 31………耐火性無機質繊維板

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイルなどの外装材や壁紙などの内装材の
    直張りが可能な耐火性耐力面材(2、52)と、難燃性
    又は不燃性の断熱パネル(P)が、ビス止め可能な難燃
    材又は不燃材からなる並行な複数条のスペーサ(4)を
    介して積層されて、コンクリート型枠として使用可能な
    強度を有する連続箱型断面構造に形成されると共に、各
    箱型断面の中空部がスペーサ(4)の長手方向に延びる
    空気流路(5)に形成されたことを特徴とする建材パネ
    ル。
  2. 【請求項2】タイルなどの外装材や壁紙などの内装材の
    直張りが可能で、且つ、コンクリート型枠として使用可
    能な強度を有する耐火性耐力面材(2)と、難燃性又は
    不燃性の断熱パネル(P)が、その幅方向に所定間隔で
    配されたビス止め可能な難燃材又は不燃材からなる複数
    条のスペーサ(4)を介して積層され、前記耐火性耐力
    面材(2)と断熱パネル(P)の間にスペーサ(4)の
    長手方向に延びる空気流路(5)が形成されたことを特
    徴とする建材パネル。
  3. 【請求項3】壁面に取り付けれられる外装材や内装材の
    下地を構成する難燃性又は不燃性の断熱パネル(P)の
    表面に、ビス止め可能な難燃材又は不燃材からなる複数
    条のスペーサ(4)が幅方向に所定間隔で設けられたこ
    とを特徴とする建材パネル。
  4. 【請求項4】前記断熱パネル(P)が、鉱物繊維を含む
    主剤を結合剤で板状に固めてその全面に防水処理を施し
    た耐火性無機質繊維板(31)及び発泡樹脂パネル
    (3)のいずれか一方又はこれらを積層してなる請求項
    1乃至3記載の建材パネル。
  5. 【請求項5】タイルなどの外装材や壁紙などの内装材の
    直張りが可能で、且つ、可撓性を有する耐火性耐力面材
    (52)と、難燃性又は不燃性の断熱パネル(P)が、
    ビス止め可能な難燃材又は不燃材からなる並行な複数条
    のスペーサ(4)を介して積層されて、コンクリート型
    枠として使用可能な強度を有する連続箱型断面構造に形
    成されると共に、各箱型断面の中空部がスペーサ(4)
    の長手方向に延びる空気流路(5)に形成されたことを
    特徴とする建材パネル。
  6. 【請求項6】前記耐火性耐力面材(52)が、無機骨材
    入ポルトランドセメントを芯材とし、その表裏両面に耐
    アルカリ性のガラス繊維ネットが埋め込まれたセメント
    系フレキシブルボードで形成されてなる請求項7記載の
    建材パネル。
  7. 【請求項7】前記断熱パネル(P)からコンクリートア
    ンカー(9)が突出形成されてなる請求項1乃至6記載
    の建材パネル。
  8. 【請求項8】前記コンクリートアンカー(9)が、耐火
    性耐力面材(2)、スペーサ(4)及び断熱パネル
    (P)を貫通する透孔(10)に断熱パネル(P)側か
    ら嵌め込まれた断熱キャップ(11)と、耐火性耐力面
    材(2、52)側から透孔(10)に挿通して前記キャ
    ップ(11)をネジ止めするボルト(12)からなる請
    求項7記載の建材パネル。
  9. 【請求項9】表面板(2)と裏面板(P)との間に上下
    に貫通する空気流路(5)が形成された建材パネル
    (1)を外壁面に張り付ける場合に、上下の建材パネル
    (1U、1D)の隙間(22)から空気流路(5)に風
    雨が吹き込むのを防止する水切具であって、 上下の建材パネル(1U、1D)の隙間(22)を覆う
    水切板(23)の上端縁を上方に位置する建材パネル
    (1U)の表面板下端部背面側に装着する取付片(24
    U)と、前記水切板(23)の下端縁を下方に位置する
    建材パネル(1D)の表面板(2)から浮かした状態に
    固定する取付片(24D)が当該水切板(23)の背面
    側に形成されると共に、建材パネル(1)に形成された
    空気流路(5)の空気を外部に逃がす通気孔(25)が
    前記水切板(23)の背面側に形成されたことを特徴と
    する水切具。
  10. 【請求項10】コンクリート壁やコンクリートスラブを構
    築する際に、耐火性耐力面材(2)と、難燃性又は不燃
    性の断熱パネル(P)が、その幅方向に所定間隔で配さ
    れたビス止め可能な難燃材又は不燃材からなる複数条の
    スペーサ(4)を介して積層された建材パネル(1)を
    屋外側のせき板として、前記耐力面材(2)を外側に向
    けて型枠を組み立て、コンクリートを打設した後に前記
    建材パネル(1)を型バラシすることなくその表面に外
    装仕上工事又は防水仕上工事を直接施すことを特徴とす
    る外断熱工法。
  11. 【請求項11】コンクリート壁の湾曲面を構築する際に、
    可撓性を有する耐火性耐力面材(52)と、難燃性又は
    不燃性の断熱パネル(P)が、その幅方向に所定間隔で
    配されたビス止め可能な難燃材又は不燃材からなる複数
    条のスペーサ(4)を介して積層された建材パネル(5
    1)を屋外側のせき板として、前記耐力面材(52)を
    外側に向け、予め設計されたコンクリート壁の曲面形状
    に沿って湾曲させた型枠を組み立て、コンクリートを打
    設した後に前記建材パネル(51)を型バラシすること
    なくその表面に外装仕上工事又は防水仕上工事を直接施
    すことを特徴とする外断熱工法。
  12. 【請求項12】コンクリート壁やコンクリートスラブを構
    築する際に、壁面に取り付けれられる外装材や内装材の
    下地を構成する難燃性又は不燃性の断熱パネル(P)の
    表面に、ビス止め可能な難燃材又は不燃材からなる複数
    条のスペーサ(4)が幅方向に所定間隔で設けられた建
    材パネル(41)を屋外側のせき板として、スペーサ
    (4)を外側に向けて型枠を組み立て、コンクリートを
    打設した後に前記建材パネル(41)を型バラシするこ
    となくその表面に外装仕上工事又は防水仕上工事を直接
    施すことを特徴とする外断熱工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100504213B1 (ko) * 2002-07-26 2005-08-01 주식회사 준별에프알피산업 콘크리트 구조물의 표면 보호공법
JP2014009500A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Sumitomo Forestry Co Ltd 外壁の外張り断熱耐火構造
JP2015155605A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 舩木商事有限会社 型枠パネルの接続構造

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