JP2002322301A - ハードコートシート - Google Patents

ハードコートシート

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JP2002322301A JP2001127730A JP2001127730A JP2002322301A JP 2002322301 A JP2002322301 A JP 2002322301A JP 2001127730 A JP2001127730 A JP 2001127730A JP 2001127730 A JP2001127730 A JP 2001127730A JP 2002322301 A JP2002322301 A JP 2002322301A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滑り性と、耐擦傷性を両立させ、しかも、滑
り性を更に向上させたハードコートシートを提供する
こ。 【解決手段】 多官能アクリレート100重量部に対し
て放射線硬化型シリコーン樹脂0.1〜100重量部及
び球状フィラー0.5〜100重量部を加えたコート剤
を基材に塗工、硬化して、中心線平均表面粗さが0.0
1〜0.1であるコート層を備えるようにしたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニやドラッ
クストアー等の、プラスチックフィルムで包装された食
品類や、紙箱で包装された薬品類等の商品陳列棚用シー
トとして用いるのに好適なハードコートシートであり、
低摩擦係数のため、商品が滑りやすく、しかも多官能ア
クリレートをベースとしているため、耐擦傷性に優れ、
長期間の使用が可能なハードコートシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品の陳列棚としては、ガラス板
や、塗装鉄板等が棚板として使用され、15°程度の傾
斜をつけて棚板を配設することにより、下方の所定位置
に配置された商品を顧客が取り出す毎に、上方の商品が
下方の所定位置に滑り落ちるようにして、常に商品を所
定位置に供給するようにしている。尚、商品の滑りをよ
くするために、シリコーン処理した剥離フィルムを棚板
に貼着して使用する場合には、滑り性はよくなるもの
の、耐擦傷性が弱いために傷がつき、長期間の使用が不
可能であるという問題がある。また、耐擦傷性を向上さ
せるために、ハードコートシートを使用することも考え
られるが、滑り性に劣るという問題がある。特開平11
―29720号公報で本出願人が提案したハードコート
シートは多官能アクリレートに放射線硬化型シリコーン
樹脂を加え、前記滑り性と、耐擦傷性を両立させること
ができるものであったが、商品陳列棚用のハードコート
シートとして使用するには、更に、滑り性を向上させた
ハードコートシートの提案が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、滑
り性と、耐擦傷性を両立させ、しかも、滑り性を更に向
上させたハードコートシートを提供することをその課題
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のハードコートシ
ートは前記課題を解決するべく、請求項1記載の通り、
多官能アクリレート100重量部に対して放射線硬化型
シリコーン樹脂0.1〜100重量部及び球状フィラー
0.5〜100重量部を加えたコート剤を基材に塗工、
硬化して、中心線平均表面粗さが0.01〜0.1であ
るコート層を備えるようにしたことを特徴とする。ま
た、請求項2記載のハードコートシートは、請求項1記
載のハードコートシートにおいて、前記コート層表面の
テーバー摩耗硬度試験前後のヘイズ値の差が10以下で
あることを特徴とする。また、請求項3記載のハードコ
ートシートは、請求項1または2記載のハードコートシ
ートにおいて、前記コート剤に含まれる球状フィラーの
平均粒径が1.0〜15μmであることを特徴とする。
また、請求項4記載のハードコートシートは、請求項1
乃至3の何れかに記載のハードコートシートにおいて、
前記球状フィラーがシリコーンレジンからなるものであ
ることを特徴とする。また、請求項5記載のハードコー
トシートは、請求項1乃至4の何れかに記載のハードコ
ートシートにおいて、商品陳列棚用シートとして用いる
ことを特徴とする。また、請求項6記載のハードコート
シートは、請求項5記載のハードコートシートにおい
て、前記基材のコート層の反対側の面に粘着剤層を備え
ることを特徴とする
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のハードコートシートで
は、基材の表面に多官能アクリレート100重量部に対
して放射線硬化型シリコーン樹脂0.1〜100重量部
及び球状フィラー0.5〜100重量部を加えたコート
剤を塗工、硬化して得られる、滑り性と耐擦傷性に優れ
たハードコートシートの表面を中心線平均表面粗さ(以
下「Ra」と略す)が0.01〜0.1の範囲に粗面化
することにより、滑り性を更に向上させ、商品陳列棚と
して用いるのに好適なハードコートシートとしたもので
ある。前記Raが0.01未満であると、表面の平滑性
が高く滑り性が悪くなり、また、Raが0.1を超える
と表面の凹凸が大きく、商品が凸部にひっかかり滑り性
が悪くなるため、前記範囲の表面粗さとする必要があ
る。
【0006】ハードコートシートの表面に微細な凸凹を
つけ、前記範囲の表面粗さとするためには、各種フィラ
ーを添加して表面粗さを調整すればよい。前記フィラー
の種類に制限はないが、形状は球状のものを使用する必
要がある。フィラーの例としては、シリコーンレジン、
アクリルレジン、シリカ、マイカ、ガラスなどが挙げら
れるが、滑り性や耐摩耗性の点からシリコーンレジンが
特に好ましい。また、平均粒径に関しては、1.0〜1
5μmが好ましく、更には、1.5〜10μmがより好
ましい。フィラーの添加量は、多官能アクリレート10
0重量部に対し0.5〜50重量部が好ましく、更に
は、1〜30重量部が好ましい。コート層の膜厚は1〜
20μmが好ましく、更には、2〜15μmが好まし
い。
【0007】前記コート層表面のテーバー摩耗硬度試験
前後のヘイズ値の差、即ち、テーバー摩耗硬度試験後の
ヘイズ値からテーバー摩耗硬度試験前のヘイズ値を引い
た値(以下「ΔH」と略す)が、10を超えるものは耐
摩耗性が悪く、滑り性が持続しない。好ましいΔHの範
囲は0〜7である。
【0008】前記基材としては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリカーボネート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、
ポリメチルメタアクリレート、ポリアクリロニトリル、
トリアセチルセルロース等の樹脂フィルムを挙げること
ができる。前記基材は透明でも不透明でもよく、また、
着色されていても無着色であっても構わない。棚板自体
の着色や模様を利用する場合には、透明乃至半透明とす
る必要がある。また、前記基材としては、更に、上質
紙、コート紙、クラフト紙、薄葉紙等の紙を挙げること
ができる。また、前記樹脂フィルムと紙とを貼り合わせ
たシートとしてもよい。また、基材の厚さは6〜250
μm程度に構成するのが好ましい。
【0009】コート剤の樹脂組成物を構成する多官能ア
クリレートとしては、ウレタンアクリレート、ポリエス
テルアクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレ
ート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、エチレンオキ
シド変性されたビスフェノールAのジアクリレート等が
ある。
【0010】放射線硬化型シリコーン樹脂としては、ア
ルケニル基とメルカプト基を含有するラジカル付加型、
アルケニル基と水素原子を含有するヒドロシリル化反応
型、エポキシ基を含有するカチオン重合型、(メタ)ア
クリル基を含有するラジカル重合型の樹脂等が用いら
れ、エポキシ基を含有するカチオン重合型や(メタ)ア
クリル基を含有するラジカル重合型の使用が好ましい。
エポキシ含有、(メタ)アクリル含有のシリコーン樹脂
としては、例えば、エポキシプロポキシプロピル末端ポ
リジメチルシロキサン、(エポキシシクロヘキシルエチ
ル)メチルシロキサン−ジメチルシロキサンコポリマ
ー、メタクリロキシプロピル末端ポリジメチルシロキサ
ン、アクリロキシプロピル末端ポリジメチルシロキサン
等が用いられる。また、ビニル基含有のシリコーン樹脂
として、例えば、末端ビニルポリジメチルシロキサン、
ビニルメチルシロキサンホモポリマー等を使用してもよ
い。
【0011】前記多官能アクリレート100重量部に対
して放射線硬化型シリコーン樹脂0.1〜100重量部
の配合割合とするのは、放射線硬化型シリコーン樹脂の
配合量が0.1重量部未満であるとコート層表面の摩擦
係数が高くなり、滑り性が悪くなる。また、100重量
部を超えると硬化性が低下するからである。
【0012】放射線として電子線を使用する場合は、光
重合開始剤を添加することなく硬化被膜を得ることがで
きる。また、放射線として紫外線を使用する場合は光重
合開始剤として、2−メチル−[4−(メチルチオ)フ
ェニル]−2−モルフォリノ−1−プロパノン(イルガ
キュア 907 チバ・スペシャリティー・ケミカルズ
株式会社製)や、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトン(イルガキュア 184 チバ・スペシャリテ
ィー・ケミカルズ株式会社製)等を添加することによ
り、充分な硬化被膜を得ることができる。その他、ベン
ゾフェノン、アセトフェノン、ベンゾイン、ベンゾイン
メチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテ
ル、ベンゾイン安息香酸、ベンゾイン安息香酸メチル、
ベンゾインジメチルケタール、2,4ージエチルチオキ
サンソン、ベンジルジフェニルサルファイド、テトラメ
チルチウラムモノサルファイド、アゾビスイソブチロニ
トリル、ベンジル、ジベンジル、ジアセチル、βークロ
ールアンスラキノン等の光重合開始剤も使用できる。こ
の場合、その配合割合を多官能アクリレート100重量
部に対し1〜10重量部が好ましい。1重量部未満であ
ると充分な重合開始効果が得られず、また、10重量部
を超えると黄変度が大きく黄色くなり、耐久性も低下し
てしまうからである。
【0013】また、前記コート層に抗菌剤を含ませて抗
菌性を持たせるようにしてもよく、このような抗菌剤と
しては、リン酸ジルコニウムを担持体とした銀系無機抗
菌剤、ゼオライトを担持体とした銀系無機抗菌剤、リン
酸カルシウムを担持体とした銀系無機抗菌剤、シリカゲ
ルを担持体とした銀系無機抗菌剤等の銀系無機抗菌剤、
アミノ酸化合物を配合してなる有機系抗菌剤等のアミノ
酸系有機抗菌剤、窒素含有硫黄系化合物を配合してなる
有機系抗菌剤等の窒素含有硫黄系有機抗菌剤等、各種抗
菌剤が使用され、使用する抗菌剤の種類や必要とされる
抗菌性、その保持時間等に合わせて樹脂組成物中に適当
量配合させればよい。
【0014】また、前記樹脂組成物中には、光安定剤、
紫外線吸収剤、触媒、着色剤、帯電防止剤、滑剤、レベ
リング剤、消泡剤、重合促進剤、酸化防止剤、難燃剤、
赤外線吸収剤、界面活性剤、表面改質剤等の添加成分を
含ませることは任意である。
【0015】前記コート層を形成するには、多官能アク
リレート100重量部に対して放射線硬化型シリコーン
樹脂0.1〜100重量部を含む樹脂組成物を調整し
て、必要により溶剤を加え、これをグラビア塗工、マイ
ヤーバー塗工等の任意の塗工方法によって基材に塗工
後、必要に応じ紫外線や電子線などの放射線を照射する
ことにより、極めて短時間の内に硬化被膜を形成でき、
簡単に製造することができる。尚、前記コート層は一般
には1〜20μm、好ましくは2〜15μm程度の厚さ
に形成するのが好ましい。
【0016】また、前記コート層が形成された基材の裏
面に粘着剤層を設けることにより、ハードコートシート
を棚板に貼着するだけで、滑り性と耐擦傷性に優れる陳
列棚を構成できるので便利である。前記粘着剤として
は、例えば天然ゴム系、合成ゴム系、アクリル樹脂系、
ポリビニルエーテル樹脂系、ウレタン樹脂系、シリコー
ン樹脂系等が挙げられる。合成ゴム系の具体例として
は、スチレン−ブタジエンゴム、ポリイソブチレンゴ
ム、イソブチレン−イソプレンゴム、イソプレンゴム、
スチレン−イソプレンブロック共重合体、スチレン−ブ
タジエンブロック共重合体、スチレン−エチレン−ブチ
レンブロック共重合体等が挙げられる。アクリル樹脂系
の具体例としては、アクリル酸、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸ブチル、アクリロニトリル等の単独重
合体若しくは共重合体等が挙げられる。ポリビニルエー
テル樹脂系の具体例としては、ポリビニルエーテル、ポ
リビニルイソブチルエーテル等が挙げられる。シリコー
ン樹脂系の具体例としては、ジメチルポリシロキサン等
が挙げられる。これら粘着剤は、1種単独で、または、
2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0017】上記粘着剤には、更に必要に応じて粘着付
与剤、充填剤、軟化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、架
橋剤等を配合することができる。粘着付与剤としては、
ロジン系樹脂、テルペンフェノール樹脂、テルペン樹
脂、芳香族炭化水素変性テルペン樹脂、石油樹脂、クマ
ロン・インデン樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹
脂、キシレン樹脂等が挙げられる。充填剤としては、亜
鉛華、酸化チタン、シリカ、炭酸カルシウム、硫酸バリ
ウム等が挙げられる。軟化剤としては、プロセスオイ
ル、液状ゴム、可塑剤等が挙げられる。酸化防止剤とし
ては、アニリド系、フェノール系、ホスファイト系、チ
オエステル系等が挙げられる。紫外線吸収剤としては、
ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系等が挙げら
れ、架橋剤としては、エポキシ系、イソシアナート系、
金属キレート系等が挙げられる。前記粘着剤の厚さは通
常5〜100μm、好ましくは10〜50μm程度とす
る。また、粘着剤面を保護するために、剥離シートを積
層しておくことが好ましい。更に、本発明のハードコー
トシートは、基材に印刷を施し、コート層または粘着剤
層を設けること、或いは、粘着剤層の上に必要であれば
印刷を施すこともできる。
【0018】
【実施例】(実施例1)基材として厚さ125μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルム(A4300 東洋
紡績株式会社)を用い、下記配合のコート剤を乾燥・硬
化後の塗工膜厚4μmになるように、マイヤーバーで塗
工した。 多官能アクリレート:ペンタエリスリトールトリアクリレート 100.0 重量部 (アロニックスM−305 東亞合成株式会社) 放射線硬化シリコーン樹脂:エポキシ変性シリコーン樹脂 40.0 重量部 (X−62−5408 信越化学工業株式会社) 触媒:エポキシ変性シリコーン樹脂硬化触媒 0.8 重量部 (CAT-7603 信越化学工業株式会社) 光重合開始剤 5.0 重量部 (イルガキュア 184 チバ・スペシャリティー・ケミカルズ株式会社) 球状フィラー:シリコーンレジンビーズ(平均粒径4.5μm) 3.0 重量部 (トスパール145 GE東芝シリコーン株式会社) 溶剤:シクロヘキサノン 102.3 重量部 溶剤:トルエン 44.0 重量部 固形分45% 上記コート剤を塗工した後、100℃で2分間乾燥し、
光量250mJ/cm2 の紫外線を照射してハードコー
トシートを得た。
【0019】(実施例2)基材として厚さ125μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルム(A4300 東
洋紡績株式会社)を用い、下記配合のコート剤を乾燥・
硬化後の塗工膜厚4μmになるように、マイヤーバーで
塗工した。 多官能アクリレート:ペンタエリスリトールトリアクリレート 100.0 重量部 (アロニックスM−305 東亞合成株式会社) 放射線硬化シリコーン樹脂:エポキシ変性シリコーン樹脂 40.0 重量部 (X−62−5408 信越化学工業株式会社) 触媒:エポキシ変性シリコーン樹脂硬化触媒 0.8 重量部 (CAT-7603 信越化学工業株式会社) 光重合開始剤 5.0 重量部 (イルガキュア 184 チバ・スペシャリティー・ケミカルズ株式会社) 球状フィラー:シリコーンレジンビーズ(平均粒径2.0μm) 4.0 重量部 (トスパール120 GE東芝シリコーン株式会社) 溶剤:シクロヘキサノン 103.5 重量部 溶剤:トルエン 44.0 重量部 固形分45% 上記コート剤を塗工した後、100℃で2分間乾燥し、
光量250mJ/cm2 の紫外線を照射してハードコート
シートを得た。
【0020】(実施例3)基材として厚さ125μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルム(A4300 東
洋紡績株式会社)を用い、下記配合のコート剤を乾燥・
硬化後の塗工膜厚3μmになるように、マイヤーバーで
塗工した。 多官能アクリレート:ペンタエリスリトールトリアクリレート 100.0 重量部 (アロニックスM−305 東亞合成株式会社) 放射線硬化シリコーン樹脂:エポキシ変性シリコーン樹脂 40.0 重量部 (X−62−5408 信越化学工業株式会社) 触媒:エポキシ変性シリコーン樹脂硬化触媒 0.8 重量部 (CAT-7603 信越化学工業株式会社) 光重合開始剤 5.0 重量部 (イルガキュア 184 チバ・スペシャリティー・ケミカルズ株式会社) 球状フィラー:アクリルビーズ(平均粒径3.0μm) 5.0 重量部 (MX―300 綜研化学株式会社) 溶剤:シクロヘキサノン 104.8 重量部 溶剤:トルエン 44.0 重量部 固形分45% 上記コート剤を塗工した後、100℃で2分間乾燥し、
光量250mJ/cm2 の紫外線を照射してハードコー
トシートを得た。
【0021】(実施例4)基材として厚さ125μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルム(A4300 東
洋紡績株式会社)を用い、下記配合のコート剤を乾燥・
硬化後の塗工膜厚2μmになるように、マイヤーバーで
塗工した。 多官能アクリレート:ペンタエリスリトールトリアクリレート 100.0 重量部 (アロニックスM−305 東亞合成株式会社) 放射線硬化シリコーン樹脂:エポキシ変性シリコーン樹脂 40.0 重量部 (X−62−5408 信越化学工業株式会社) 触媒:エポキシ変性シリコーン樹脂硬化触媒 0.8 重量部 (CAT-7603 信越化学工業株式会社) 光重合開始剤 5.0 重量部 (イルガキュア 184 チバ・スペシャリティー・ケミカルズ株式会社) 球状フィラー:シリカビーズ(平均粒径1.6μm) 3.0 重量部 (SO―C5 株式会社龍森) 溶剤:シクロヘキサノン 102.3 重量部 溶剤:トルエン 44.0 重量部 固形分45% 上記コート剤を塗工した後、100℃で2分間乾燥し、
光量250mJ/cm2 の紫外線を照射してハードコー
トシートを得た。
【0022】(比較例1)厚み125μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム(A4300 東洋紡績株式
会社)を用い、下記配合のコート剤を乾燥・硬化後の塗
工膜厚3μmになるように、マイヤーバーで塗工した。 多官能アクリレート:ペンタエリスリトールトリアクリレート 100.0 重量部 (アロニックスM−305 東亞合成株式会社) 放射線硬化シリコーン樹脂:エポキシ変性シリコーン樹脂 40.0 重量部 (X−62−5408 信越化学工業株式会社) 触媒:エポキシ変性シリコーン樹脂硬化触媒 0.8 重量部 (CAT-7603 信越化学工業株式会社) 光重合開始剤 5.0 重量部 (イルガキュア 184 チバ・スペシャリティー・ケミカルズ株式会社) 溶剤:シクロヘキサノン 99.6 重量部 溶剤:トルエン 43.0 重量部 固形分45% 上記コート剤を塗工した後、100℃で2分間乾燥し、
光量250mJ/cm2 の紫外線を照射してハードコー
トシートを得た。
【0023】(比較例2)厚み125μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム(A4300 東洋紡績株式
会社)を用い、下記配合のコート剤を乾燥・硬化後の塗
工膜厚4μmになるように、マイヤーバーで塗工した。 多官能アクリレート:ペンタエリスリトールトリアクリレート 100.0 重量部 (アロニックスM−305 東亞合成株式会社) 放射線硬化シリコーン樹脂:エポキシ変性シリコーン樹脂 40.0 重量部 (X−62−5408 信越化学工業株式会社) 触媒:エポキシ変性シリコーン樹脂硬化触媒 0.8 重量部 (CAT-7603 信越化学工業株式会社) 光重合開始剤 5.0 重量部 (イルガキュア 184 チバ・スペシャリティー・ケミカルズ株式会社) 不定形フィラー:不定形シリコーンレジンビーズ(平均粒径4.0μm)3.0重量部 (トスパール240 GE東芝シリコーン株式会社) 溶剤:シクロヘキサノン 102.3 重量部 溶剤:トルエン 44.0 重量部 固形分45% 上記コート剤を塗工した後、100℃で2分間乾燥し、
光量250mJ/cm2 の紫外線を照射してハードコー
トシートを得た。
【0024】(比較例3)基材として厚さ38μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルムにシリコーン処理し
たシリコーン系剥離フィルム(PET38PF リンテ
ック株式会社製)
【0025】次に、前記実施例1乃至4並びに比較例1
乃至3のハードコートシート等につき、それらの特性を
試験し、その結果を下記表1及び表2に示した。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】尚、各特性については、次のようにして試
験した。 静摩擦係数,動摩擦係数 JIS K7125に準拠して、ハードコートシートの
コート層表面と、ポリエチレンテレフタレート(PE
T,厚さ50μm)、ポリプロピレン(PP,厚さ40
μm)、厚紙(厚さ100μm)との静摩擦係数及び動
摩擦係数を測定した。荷重は200gとし、測定には万
能型引張試験機テンシロン(株式会社エー・アンド・デ
イ製)を用いた。 スチールウール硬度 スチールウール♯0000でハードコートシートのコー
ト層表面を10往復擦った後の表面状態を目視観察し、
傷及び変色が見られないものを○、傷或いは変色が有る
ものを×とした。 中心線平均表面粗さ(Ra) 表面粗さ測定装置 SAS―2010型(明伸工機株式
会社製)を用いて測定した。 耐摩耗性(テーバー摩耗硬度) JIS K5400に準拠し、摩耗輪CS―10F、荷
重250g、回転数100回にて耐摩耗性試験を行い、
試験後のヘイズ値から試験前のヘイズ値(初期ヘイズ
値)を差し引いた値を耐摩耗性値とした。ヘイズ値の測
定は、JIS K6714に準拠してヘイズメータ(日
本電色工業株式会社製)を用いた。
【0029】(実施例5乃至8、比較例4乃至6)実施
例1乃至4並びに比較例1乃至3のハードコートシート
等の層の反対側の面にアクリル系粘着剤(アクリル酸ブ
チルとアクリル酸の共重合体、アクリル酸ブチル:アク
リル酸=98:2(重量比)を塗布し厚さ20μmの粘
着層を設けた。これらを実施例5乃至8並びに比較例4
乃至6とした。次に、商品滑り性を評価するため、これ
らハードコートシート等を傾斜角15°の棚に貼付し、
コート層表面に商品(株式会社トンボ鉛筆製 消しゴム
「MONO」包材付き、重さ約10g)を置き、滑り落
ちたものを○、滑らない或いは途中で止まったものを×
とした。その結果を下記表3及び表4に示した。
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】上記表1乃至表4に示される通り、本実施
例のハードコートシートのみが、滑り性と耐擦傷性とに
共に優れ、商品陳列棚用シートとして使用するのに有用
であることが明らかである。
【0033】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、多
官能アクリレート100重量部に対して放射線硬化型シ
リコーン樹脂0.1〜100重量部及び球状フィラー
0.5〜100重量部を加えたコート剤を基材に塗工、
硬化して、中心線平均表面粗さが0.01〜0.1であ
るコート層を備えるようにしたため、滑り性と、耐擦傷
性を両立させたハードコートシートを提供することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 65/42 B65D 65/42 A C C09D 4/02 C09D 4/02 183/04 183/04 C09J 7/02 C09J 7/02 Z G09F 3/00 G09F 3/00 M 3/02 3/02 B // C08L 101:00 C08L 101:00 (72)発明者 丸岡 重信 埼玉県浦和市岸町5−10−5 (72)発明者 所司 悟 埼玉県越谷市袋山1459−1−405 Fターム(参考) 3E086 AB01 BA04 BA24 BA35 BB55 DA01 4F006 AA35 AB24 AB39 AB64 AB67 BA02 4F100 AK25B AK52B AL05B AR00C AT00A BA02 BA03 BA07 BA10A BA10C CA23B CC00B DD07B DE04B EH46B EJ08B GB90 JA20B JB14B JK09 JK12B JK16 JL13C 4J004 AB01 CA02 CA03 CA04 CA05 CA06 CB02 CC02 CD05 CE01 FA04 FA06 4J038 CG002 DL002 DL051 DL101 DL111 FA211 FA231 FA251 FA261 FA281 GA13 GA15 HA446 HA466 HA486 KA08 KA20 MA02 MA14 NA11 PA17 PB04 PC08 PC10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多官能アクリレート100重量部に対し
    て放射線硬化型シリコーン樹脂0.1〜100重量部及
    び球状フィラー0.5〜100重量部を加えたコート剤
    を基材に塗工、硬化して、中心線平均表面粗さが0.0
    1〜0.1であるコート層を備えるようにしたことを特
    徴とするハードコートシート。
  2. 【請求項2】 前記コート層表面のテーバー摩耗硬度試
    験前後のヘイズ値の差が10以下であることを特徴とす
    る請求項1記載のハードコートシート。
  3. 【請求項3】 前記コート剤に含まれる球状フィラーの
    平均粒径が1.0〜15μmであることを特徴とする請
    求項1または2記載のハードコートシート。
  4. 【請求項4】 前記球状フィラーがシリコーンレジンか
    らなるものであることを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載のハードコートシート。
  5. 【請求項5】 商品陳列棚用シートとして用いることを
    特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のハードコー
    トシート。
  6. 【請求項6】 前記基材のコート層の反対側の面に粘着
    剤層を備えることを特徴とする請求項5記載のハードコ
    ートシート。
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