JP2002322179A5 - - Google Patents
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R3で示される「置換されていてもよい低級アルキル基」における置換基としては、含窒素複素環式基が挙げられ、さらに具体的には上記R1において、含窒素複素環式基の具体例として例示した基が挙げられる。
本発明の化合物(I)のうち、好ましい化合物としては、一般式(I)において、R1で表される「置換されていてもよい含窒素複素環式基」における置換基が水酸基、ハロゲン原子および低級アルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい低級アルキル基であり、「置換されていてもよいアミノ基」における置換基がヘテロアリール基で置換されていてもよい低級アルキル基、アリール基で置換されていてもよい低級アルキル基および低級アルコキシ基から選ばれる基であり、「置換されていてもよい低級アルコキシ基」における置換基が、(1)水酸基、ハロゲン原子および低級アルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいアリール基または(2)水酸基、ハロゲン原子および低級アルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいヘテロアリール基で置換されていてもよい低級アルキル基であり、R3で表される「置換されていてもよい低級アルキル基」における置換基が含窒素複素環式基であり、「置換されていてもよいヘテロアリール基」における置換基が低級アルキル基、水酸基、ハロゲン原子および低級アルコキシ基から選ばれる基であり、R5で表される「置換されていてもよいアリール基」および「置換されていてもよいヘテロアリール基」における置換基が、水酸基、ハロゲン原子および低級アルコキシ基から選ばれる基であり、XおよびYがいずれも窒素原子である化合物が挙げられる。
他の好ましい態様では、R1で表される「置換されていてもよい含窒素複素環式基」における含窒素複素環式基が、ピロリニル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、ピロリル基、ピロリジニル基、イミダゾリル基、ピペリジル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基およびトリアジニル基から選ばれる5〜6員の単環式含窒素複素環式基または、インドリル基、イソインドリル基、インドリジニル基、キノリル基、イソキノリル基およびプリニル基から選ばれる8〜10員の二環式含窒素複素環式基であり、R4で表される「エステル化若しくはアミド化されていてもよいカルボキシル基」における、アミド化されたカルボキシル基が、低級アルキル基で置換されていてもよいピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、ピロリニル基、ピロリジニル基、イミダゾリル基、ピペリジル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、トリアジニル基、イミダゾリジニル基およびチアゾリル基から選ばれる5〜6員の単環式含窒素複素環式基で置換されていてもよい低級アルキル基置換アミノ基または低級アルキル基で置換されていてもよい、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、ピロリニル基、ピロリジニル基、イミダゾリル基、ピペリジル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、トリアジニル基、イミダゾリジニル基およびチアゾリル基から選ばれる5〜6員の単環式含窒素複素環式基によりアミド化されたカルボキシル基である化合物が挙げられる。
特に好ましい化合物としては、一般式(I)において、R1が、式:
から選ばれる基であり、
R2が水素原子であり、
R3が水素原子であり、
R4が、式:
で示される基で置換されていてもよいアミノ基から選ばれる基によりアミド化されたカルボキシル基であり、
R5が低級アルコキシ基および/またはハロゲン原子により置換されていてもよいフェニル基で置換された低級アルキル基である化合物が挙げられる。
R2が水素原子であり、
R3が水素原子であり、
R4が、式:
R5が低級アルコキシ基および/またはハロゲン原子により置換されていてもよいフェニル基で置換された低級アルキル基である化合物が挙げられる。
[E法〕
R3が水素原子である一般式(VII)または一般式(VII')で示される化合物に、化合物(2)の金属化合物を作用させて閉環した後、酸化することにより、R3を置換されていてもよい低級アルキル基または置換されていてもよいヘテロアリール基に変換でき、一般式(I−1)において、R3が置換されていてもよい低級アルキル基または置換されていてもよいヘテロアリール基である化合物を製することができる。
R3が水素原子である一般式(VII)または一般式(VII')で示される化合物に、化合物(2)の金属化合物を作用させて閉環した後、酸化することにより、R3を置換されていてもよい低級アルキル基または置換されていてもよいヘテロアリール基に変換でき、一般式(I−1)において、R3が置換されていてもよい低級アルキル基または置換されていてもよいヘテロアリール基である化合物を製することができる。
[E法]
R3が水素原子である化合物(VII)または(VII')に、化合物(2)の金属化合物を作用させて閉環する反応は、適当な溶媒中で実施することができる。化合物(2)の金属化合物としては、例えば、化合物(2)の金属塩とシアン化銅から調製される化合物が挙げられる。溶媒としては、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、ベンゼン、エタノール等の該反応を阻害しない溶媒を適宜用いることが出来る。本反応は、−100℃〜50℃、望ましくは−80℃〜室温で好適に進行する。
得られる化合物の酸化反応は、酸化剤の存在下、適当な溶媒中で実施することができる。酸化剤としては、二酸化マンガン、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノン、クロラニル、二酸化セレン、酸素(空気)などを好適に用いることが出来る。溶媒としては、クロロホルム、四塩化炭素、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、p−シノン、キシレン、トルエン、ベンゼン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ニトロベンゼン、ピリジン、酢酸等の該反応を阻害しない溶媒を適宜用いることが出来る。本反応は−20℃〜用いる溶媒の沸点、望ましくは室温〜100℃で好適に進行する。
R3が水素原子である化合物(VII)または(VII')に、化合物(2)の金属化合物を作用させて閉環する反応は、適当な溶媒中で実施することができる。化合物(2)の金属化合物としては、例えば、化合物(2)の金属塩とシアン化銅から調製される化合物が挙げられる。溶媒としては、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、ベンゼン、エタノール等の該反応を阻害しない溶媒を適宜用いることが出来る。本反応は、−100℃〜50℃、望ましくは−80℃〜室温で好適に進行する。
得られる化合物の酸化反応は、酸化剤の存在下、適当な溶媒中で実施することができる。酸化剤としては、二酸化マンガン、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノン、クロラニル、二酸化セレン、酸素(空気)などを好適に用いることが出来る。溶媒としては、クロロホルム、四塩化炭素、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、p−シノン、キシレン、トルエン、ベンゼン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ニトロベンゼン、ピリジン、酢酸等の該反応を阻害しない溶媒を適宜用いることが出来る。本反応は−20℃〜用いる溶媒の沸点、望ましくは室温〜100℃で好適に進行する。
(4)2−ピリジンメタノール(54mg)のテトラヒドロフラン(3ml)溶液を水素化ナトリウム(19.8mg)で室温下1時間処理する。得られるナトリウム塩懸濁液に上記(3)で得た化合物(150mg)を一度に加える。混合物を室温下2時間攪拌する。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、有機層を分離し、水と飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥する。シリカゲルクロマトグラフィーで精製して無色油状物を得、これを酢酸エチル:ジイソプロピルエーテルで再結晶して所望の2−(2−ピリジルメトキシ)−8−(3−クロロ−4−メトキシベンジル)−7,8−ジヒドロ−7−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン(78.8mg)を得る。融点:130〜131℃。IR(nujol):1665、1584、1505、1265、1040、803cm-1。MS(m/z):409(MH+、base peak)。
(3)上記(2)で得られる化合物(10mg)、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノン(5mg)およびジオキサン(2ml)の混合物を室温下8時間攪拌する。2,2−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノン(1mg)を追加後、混合物をさらに15時間室温下攪拌する。2,2−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノン(6mg)をさらに添加後、混合物を室温下1日間攪拌し、さらに60℃で1日間攪拌する。溶媒を留去後、残渣をカラムクロマトグラフィー(NH型、20g、溶媒;酢酸エチル)で精製して無色固体の(S)−2−(2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)−5−メチル−6−メトキシカルボニル−8−(3−クロロ−4−メトキシベンジル)−7,8−ジヒドロ−7−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン(3mg)を得る。MS(APCI):473(MH+)。IR(nujol):1733、1653cm−1。
(4)上記(3)で得られる化合物(80mg)を水素化ナトリウム(60%、44mg)のメタノール(5ml)溶液に室温下懸濁し、混合液を30分間還流する。冷却後、沈殿物を濾取し、冷メタノールで洗浄して、1−(3−クロロ−4−メトキシベンジル)−7−クロロ−1,2−ジヒドロ−2−オキソ−1,6−ナフチリジン(61mg)を得る。融点:208〜209.5℃。MS(m/z):335(MH+)。IR(nujol):1665、1573cm-1。
(6)別法として、上記(2)で得られる3−ホルミル−4−(3−クロロ−4−メトキシベンジルアミノ)−6−クロロピリジン(48mg)、L−プロリノール(78mg)およびNMP(2ml)の混合物を100℃で1日間攪拌する。酢酸エチルと水を加え、有機層を水(3回)と食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥する。硫酸ナトリウムを濾別し、濾液を真空濃縮し、残渣をプレパラティブTLC(溶媒;クロロホルム:メタノール=10:1)で精製して淡黄色アモルファスの3−ホルミル−4−(3−クロロ−4−メトキシベンジル)−6−(S)−(2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)ピリジン(34mg)を得る。MS(APCI):376(MH+)。IR(nujol):1641、1608、1565、1503cm-1。
得られる上記化合物を上記工程(3)および(4)と同様の処理を行って標記目的化合物が得られる。
得られる上記化合物を上記工程(3)および(4)と同様の処理を行って標記目的化合物が得られる。
(2)水素化ナトリウム(60%、36mg)とトリメチルホスフォノ酢酸(70mg)のトルエン(10ml)混合物を室温下1時間攪拌する。上記(1)で得られる化合物(116mg)を加え、混合物を100℃で6時間攪拌する。酢酸エチルと水を加え、有機層を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥する。硫酸ナトリウムを濾別後、濾液を真空濃縮し、残渣をプレパラティブTLC(溶媒;酢酸エチル×2)で精製して、(S)−2−(2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)−5−(2−ピリジル)−8−(3−クロロ−4−メトキシベンジル)−7,8−ジヒドロ−7−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン(21mg)を得る。融点:183.5〜186.5℃。MS(APCI):478(MH+)。IR(nujol):1644、1572、1533cm-1。
(1)数片のヨウ素をマグネシウム(11.0g)のテトラヒドロフラン(350ml)懸濁液に加え、赤色が退色するまで混合物を攪拌する。10分の1容量のビニルブロミド(25ml)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液を加える。反応が開始するまで加熱し、混合物を緩やかに還流する。ビニルブロミドのテトラヒドロフラン溶液を、緩和な還流が継続する割合で滴下する。添加完了後、混合物をさらに30分間還流する。不溶物をデカントして除いてビニルマグネシウムブロミドの1Nテトラヒドロフラン溶液を得る。
(S)−2−(2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)−5−ホルミル−4−(3−クロロ−4−メトキシベンジルアミノ)ピリミジン(4.1g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液をビニルマグネシウムブロミドのテトラヒドロフラン溶液(43.5ml)に0℃で加え、混合物を0℃で1時間攪拌する。飽和塩化アンモニウム水溶液を混合物に加え、混合物を酢酸エチルで抽出し、水と食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥する。
硫酸ナトリウムを濾別し、濾液を真空乾燥し、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル100g、酢酸エチル→酢酸エチル:メタノール=20:1、さらにシリカゲル50g、クロロホルム:メタノール=50:1)で精製して、無色アモルファスの(S)−2−(2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)−5−(1−ヒドロキシメチル−2−プロペン−1−イル)−4−(3−クロロ−4−メトキシベンジルアミノ)ピリミジン(2.70g)を得る。MS(APCI):405(MH+)。IR(nujol):1606、1575cm-1。
(S)−2−(2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)−5−ホルミル−4−(3−クロロ−4−メトキシベンジルアミノ)ピリミジン(4.1g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液をビニルマグネシウムブロミドのテトラヒドロフラン溶液(43.5ml)に0℃で加え、混合物を0℃で1時間攪拌する。飽和塩化アンモニウム水溶液を混合物に加え、混合物を酢酸エチルで抽出し、水と食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥する。
硫酸ナトリウムを濾別し、濾液を真空乾燥し、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル100g、酢酸エチル→酢酸エチル:メタノール=20:1、さらにシリカゲル50g、クロロホルム:メタノール=50:1)で精製して、無色アモルファスの(S)−2−(2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)−5−(1−ヒドロキシメチル−2−プロペン−1−イル)−4−(3−クロロ−4−メトキシベンジルアミノ)ピリミジン(2.70g)を得る。MS(APCI):405(MH+)。IR(nujol):1606、1575cm-1。
(4)n−ブチルリチウムの1.6Mヘキサン溶液(1.76ml)をジシクロヘキシルアミン(510mg)のテトラヒドロフラン(3ml)混合物に−78℃で加え、混合物を−78℃で攪拌する。トリメチルシリル酢酸メチル(462μl)を加え、反応液全体を−78℃で10分間攪拌する。上記(3)で得られる化合物(138mg)のテトラヒドロフラン溶液を混合物に−78℃で滴下し、混合物を0℃で5時間、ついで室温で15時間攪拌する。水と酢酸エチルを加え、有機層を分離し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥する。
硫酸ナトリウムを濾別し、濾液を真空乾燥し、残渣をカラムクロマトグラフィー(NH型25g、溶媒;酢酸エチル)、ついでプレパラティブTLC(酸化アルミニウム、溶媒:酢酸エチル×3)で精製して無色アモルファスの((S)−2−(2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)−5−[2−(4−モルホリニル)エチル]−8−(3−クロロ−4−メトキシベンジル)−7,8−ジヒドロ−7−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン(11mg)を得る。MS(APCI):514(MH+)。IR(nujol):1583cm-1。
硫酸ナトリウムを濾別し、濾液を真空乾燥し、残渣をカラムクロマトグラフィー(NH型25g、溶媒;酢酸エチル)、ついでプレパラティブTLC(酸化アルミニウム、溶媒:酢酸エチル×3)で精製して無色アモルファスの((S)−2−(2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)−5−[2−(4−モルホリニル)エチル]−8−(3−クロロ−4−メトキシベンジル)−7,8−ジヒドロ−7−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン(11mg)を得る。MS(APCI):514(MH+)。IR(nujol):1583cm-1。
Claims (3)
- 一般式(I):
R2は水素原子または低級アルキル基を表し;
R3は水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基または置換されていてもよいヘテロアリール基を表し;
R4は水素原子、低級アルキル基またはエステル化若しくはアミド化されていてもよいカルボキシル基を表し;
R5は置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよいヘテロアリール基およびジ低級アルキルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよい低級アルキル基を表し;
XおよびYは、一方が式:=CH−で示される基で他方が窒素原子であるか、両方が窒素原子を表す)
で示されるピリドピリミジンまたはナフチリジン誘導体またはその薬理的に許容し得る塩。 - R1で表される「置換されていてもよい含窒素複素環式基」における置換基が水酸基、ハロゲン原子および低級アルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい低級アルキル基であり、「置換されていてもよいアミノ基」における置換基がヘテロアリール基で置換されていてもよい低級アルキル基、アリール基で置換されていてもよい低級アルキル基および低級アルコキシ基から選ばれる基であり、「置換されていてもよい低級アルコキシ基」における置換基が、(1)水酸基、ハロゲン原子および低級アルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいアリール基または(2)水酸基、ハロゲン原子および低級アルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいヘテロアリール基で置換されていてもよい低級アルキル基であり、
R3で表される「置換されていてもよい低級アルキル基」における置換基が含窒素複素環式基であり、「置換されていてもよいヘテロアリール基」における置換基が低級アルキル基、水酸基、ハロゲン原子および低級アルコキシ基から選ばれる基であり、
R5で表される「置換されていてもよいアリール基」および「置換されていてもよいヘテロアリール基」における置換基が、水酸基、ハロゲン原子および低級アルコキシ基から選ばれる基であり、
XおよびYがいずれも窒素原子である、請求項1記載の化合物。
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