JP2002321717A - プルタブ貼着装置 - Google Patents

プルタブ貼着装置

Info

Publication number
JP2002321717A
JP2002321717A JP2001123693A JP2001123693A JP2002321717A JP 2002321717 A JP2002321717 A JP 2002321717A JP 2001123693 A JP2001123693 A JP 2001123693A JP 2001123693 A JP2001123693 A JP 2001123693A JP 2002321717 A JP2002321717 A JP 2002321717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pull tab
inner tape
air
packaging material
heating means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001123693A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Sato
宣幸 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tetra Pak KK
Original Assignee
Nihon Tetra Pak KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tetra Pak KK filed Critical Nihon Tetra Pak KK
Priority to JP2001123693A priority Critical patent/JP2002321717A/ja
Publication of JP2002321717A publication Critical patent/JP2002321717A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インナテープにピンホールが発生することがな
く、液体食品が漏れるのを防止することができるように
する。 【解決手段】平板状の加熱面を備えた加熱手段と、加熱
手段と対向させて配設され、加熱手段と共に、インナテ
ープ13、包材11及びプルタブ14の積層体を挟持す
る平板状の加圧面を備えたカウンタドーリー41とを有
する。そして、加圧面に、包材11に形成された注出口
12に対応させて複数の空気吹出口43が形成される。
また、空気吹出口43から吹き出されたキャップエアに
よって前記インナテープ13がプルタブ14に押し付け
られる。この場合、キャップエアが各空気吹出口43か
ら均一に噴射させられるので、注出口12の内周縁12
aの全体にわたってインナテープ13がプルタブ14に
押し付けられる。したがって、インナテープ13とプル
タブ14とを良好に融着させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プルタブ貼(ちょ
う)着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ジュース、牛乳等の液体
食品を収容する包装容器を製造する場合、該包装容器の
上壁面の所定の箇所に注出口を形成し、該注出口にプル
タブを貼着するようにしている。そして、飲用時に該プ
ルタブを引き剥(は)がすことによって前記注出口が開
放される。
【0003】図2はプルタブを貼着した包装容器の斜視
図である。
【0004】図において、10は包装容器であり、該包
装容器10内にジュース、牛乳等の液体食品が収容され
る。該包装容器10の上壁面の所定の箇所には小型のパ
ンチ孔から成る注出口12が形成され、該注出口12
は、内側からインナテープ13によって、外側からプル
タブ14によって密封される。そして、前記インナテー
プ13とプルタブ14とは融着される。
【0005】また、飲用時に前記プルタブ14を引き剥
がすことによって、インナテープ13におけるプルタブ
14と融着された部分が破られ、注出口12が開放され
る。
【0006】図3は従来のプルタブ貼着装置の断面図で
ある。
【0007】図において、11は包装容器10(図2)
を形成するための包材であり、該包材11は、包装容器
10を形成した状態における内側から順に、ポリエチレ
ン樹脂11a、アルミ箔(はく)11b、紙基材11c
及びポリエチレン樹脂11dを積層して形成される。そ
して、前記アルミ箔11bの両側には図示されない接着
性樹脂層が形成され、紙基材11cの外側表面には必要
に応じて印刷が施される。
【0008】12は前記包材11の所定の箇所に形成さ
れたパンチ孔から成る注出口、13は前記包材11の内
側表面に貼着され、前記注出口12を密封する帯状のイ
ンナテープである。該インナテープ13は、ポリエチレ
ン樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂及びポリエチレン樹脂
を順に積層して形成される。
【0009】14はアルミニウムフィルムによって形成
され、一方の面にポリエチレン樹脂14aが被覆された
プルタブであり、該プルタブ14は、前記ポリエチレン
樹脂14aを介して前記包材11の外側表面に貼着され
る。
【0010】そして、プルタブ貼着装置に包材11が供
給される前に、あらかじめ包材11にインナテープ13
が貼着される。
【0011】また、31は少なくとも表面がフッ素樹脂
で形成されたカウンタドーリー、32は該カウンタドー
リー31に対して図示されないカム機構によって上下方
向に移動自在に配設されたプルタブシールヒータ、33
はインナテープ13をプルタブ14に対して押圧するた
めのキャップエアの供給管、34はソレノイドバルブ、
36は前記カウンタドーリー31に形成された貫通口で
ある。
【0012】この場合、プルタブシールヒータ32を上
方向に移動させ、カウンタドーリー31にプルタブシー
ルヒータ32を近接させることによって、前記インナテ
ープ13、包材11及びプルタブ14が挟持されて加圧
されるとともに、加熱される。その結果、インナテープ
13及びプルタブ14が包材11に貼着される。このと
き、ソレノイドバルブ34が開かれ、貫通口36を介し
てカウンタドーリー31とインナテープ13との間の空
間38内に、2〔kg/cm2 〕程度の圧力のキャップ
エアが矢印方向に吹き出される。
【0013】したがって、キャップエアの圧力及びプル
タブシールヒータ32の熱によってインナテープ13と
プルタブ14とが融着させられ、両者間が密着させられ
る。なお、39は前記注出口12の内周縁12aの近傍
においてインナテープ13とプルタブ14との間に形成
されたエアギャップである。
【0014】図4は従来のカウンタドーリーの斜視図、
図5は従来のブラケットの斜視図である。
【0015】図において、71はブラケット、72はカ
ウンタドーリー31を保持するためのアリ溝、73は貫
通口36と対応する位置に形成された空気供給部であ
り、該空気供給部73は、カウンタドーリー31をブラ
ケット71に取り付けたときに、貫通口36と連通させ
られる。また、74は図示されない空気供給源と接続さ
れ、前記空気供給部73にキャップエアを供給する空気
流路、75、76は前記ブラケット71をプルタブ貼着
装置の図示されない受け部材に取り付けるためのボルト
穴である。
【0016】ところで、前記構成のプルタブ貼着装置に
おいては、プルタブ14(図3)を引き剥がすと、イン
ナテープ13におけるプルタブ14と融着された部分が
破られるようになっているが、インナテープ13とプル
タブ14とが十分に融着されていないと、ピール性が低
下し、破られた後の破断面が汚くなる。そこで、ピール
性を向上させるために、プルタブシールヒータ32によ
る融着温度を高くするようにしている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のプルタブ貼着装置においては、プルタブシールヒー
タ32による融着温度を高くすると、インナテープ13
にピンホールが発生しやすくなり、ピンホールが発生す
ると液体食品が漏れやすくなってしまう。
【0018】本発明は、前記従来のプルタブ貼着装置の
問題点を解決して、インナテープにピンホールが発生す
ることがなく、液体食品が漏れるのを防止することがで
きるプルタブ貼着装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のプ
ルタブ貼着装置においては、平板状の加熱面を備えた加
熱手段と、該加熱手段と対向させて配設され、加熱手段
と共に、インナテープ、包材及びプルタブの積層体を挟
持する平板状の加圧面を備えたカウンタドーリーとを有
する。
【0020】そして、前記加圧面に、前記包材に形成さ
れた注出口に対応させて複数の空気吹出口が形成され
る。また、該空気吹出口から吹き出されたキャップエア
によって前記インナテープがプルタブに押し付けられ
る。
【0021】本発明の他のプルタブ貼着装置において
は、さらに、前記キャップエアは間欠的に吹き出され
る。
【0022】本発明の更に他のプルタブ貼着装置におい
ては、さらに、前記包材の搬送を停止させている間に、
前記キャップエアが供給される。
【0023】本発明の更に他のプルタブ貼着装置におい
ては、さらに、前記加熱手段及び前記カウンタドーリー
がインナテープを挟持するタイミングで、前記キャップ
エアが供給される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の実施の形態におけるプルタ
ブ貼着装置の断面図、図6は本発明の実施の形態におけ
るカウンタドーリーの斜視図、図7は本発明の実施の形
態におけるブラケットの斜視図、図8は本発明の実施の
形態におけるカウンタドーリーの平面図、図9は本発明
の実施の形態におけるカウンタドーリーの断面図であ
る。
【0026】図において、47はプルタブ貼着装置、1
1は包装容器10(図2参照)を形成するための包材で
あり、該包材11は、包装容器10を形成した状態にお
ける内側から順に、ポリエチレン樹脂11a、アルミ箔
11b、紙基材11c及びポリエチレン樹脂11dを積
層して形成される。そして、前記アルミ箔11bの両側
には図示されない接着性樹脂層が形成され、紙基材11
cの外側表面には必要に応じて印刷が施される。
【0027】12は前記包材11の所定の箇所に形成さ
れたパンチ孔から成る注出口、13は前記包材11の内
側表面に貼着され、前記注出口12を密封する帯状のイ
ンナテープである。該インナテープ13は、ポリエチレ
ン樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂及びポリエチレン樹脂
を順に積層して形成される。
【0028】14はアルミニウムフィルムによって形成
され、一方の面にポリエチレン樹脂14aが被覆された
プルタブであり、該プルタブ14は、前記ポリエチレン
樹脂14aを介して前記包材11の外側表面に貼着され
る。
【0029】そして、プルタブ貼着装置47に包材11
が供給される前に、あらかじめ包材11にインナテープ
13が貼着される。
【0030】また、32は平板状の加熱面を備えた加熱
手段としてのプルタブシールヒータ、33は図示されな
い空気供給源に接続されたキャップエアの供給管、34
は該供給管33上に配設され、図示されない制御装置か
らの信号に基づいて、間欠的に開閉させられるソレノイ
ドバルブ、41は前記プルタブシールヒータ32と対向
させて配設され、プルタブシールヒータ32と共に、イ
ンナテープ13、包材11及びプルタブ14の積層体を
挟持し、少なくとも表面がフッ素樹脂で形成された平板
状の加圧面を備えたカウンタドーリー、43は前記加圧
面の中央の矩(く)形(正方形)の形状を有する空気吹
出部AR1に、注出口12に対応させて、マトリックス
状に形成された複数の空気吹出口である。前記プルタブ
シールヒータ32は、前記カウンタドーリー41に対し
て図示されないカム機構によって上下方向に移動自在に
配設され、上位置及び下位置を採るとともに、図示され
ない加熱要素を備え、電流が供給されて発熱する。な
お、前記空気吹出部AR1は注出口12の位置及び形状
(図8において、一点鎖線で表される。)に対応させて
形成される。
【0031】また、61はカウンタドーリー41を支持
するブラケット、62はカウンタドーリー41を保持す
るためのアリ溝、63は空気吹出口43と対応する位置
に、前記空気吹出部AR1の全体を覆うように、凹部に
よって形成された空気供給部であり、該空気供給部63
は、カウンタドーリー41をブラケット61に取り付け
たときに、空気吹出口43と連通させられる。そして、
64は前記ソレノイドバルブ34と接続される空気案内
路、65、66は前記ブラケット61をプルタブ貼着装
置47の図示されない受け部材に取り付けるためのボル
ト穴である。
【0032】この場合、前記プルタブシールヒータ32
を上方に移動させて上位置に置き、カウンタドーリー4
1にプルタブシールヒータ32を近接させることによっ
て、前記インナテープ13、包材11及びプルタブ14
が挟持されて加圧されるとともに、加熱される。その結
果、インナテープ13及びプルタブ14が包材11に貼
着される。このとき、ソレノイドバルブ34が開かれ、
空気供給部63及び空気吹出口43を介してカウンタド
ーリー41とインナテープ13との間の空間38内に、
2〔kg/cm2 〕程度の圧力のキャップエアが吹き出
され、インナテープ13をプルタブ14に対して押圧す
る。
【0033】したがって、キャップエアの圧力及びプル
タブシールヒータ32の熱によってインナテープ13と
プルタブ14とが融着させられ、両者間が密着させられ
る。なお、39は前記注出口12の内周縁12aの近傍
においてインナテープ13とプルタブ14との間に形成
されたエアギャップである。
【0034】ところで、前記空気吹出部AR1に複数の
空気吹出口43が形成され、キャップエアが各空気吹出
口43から均一に噴射させられるので、内周縁12aの
全体にわたってインナテープ13がプルタブ14に対し
て均一に押圧される。
【0035】したがって、インナテープ13とプルタブ
14とを良好に融着させることができ、ピール性を向上
させることができるので、プルタブ14を引き剥がすこ
とによってインナテープ13が破られた後の破断面の状
態を良好にすることができる。その結果、プルタブシー
ルヒータ32による融着温度をその分低く(40〔℃〕
程度)することができるので、インナテープ13にピン
ホールが発生することがなく、液体食品が漏れるのを防
止することができる。
【0036】次に、包装容器製造装置について説明す
る。
【0037】図10は本発明の実施の形態における包装
容器製造装置の概略図、図11は本発明の実施の形態に
おける包装容器製造装置の動作を示すタイムチャートで
ある。
【0038】図において、11は包装容器10(図2参
照)を形成するための包材、13はインナテープ、14
aはポリエチレン樹脂、45は上方に配設され上下方向
に移動するパンチ45a及び下方に配設された固定ダイ
45bから成る穿(せん)孔部、46は上方に配設され
上下方向に移動する押圧レール46a及び下方に配設さ
れた高周波誘導加熱コイル46bから成るインナテープ
シール部、47は上方に配設された受け部材47a及び
下方に配設され上下方向に移動するボディ47bから成
るプルタブ貼着装置である。
【0039】この場合、まず、前記穿孔部45は、パン
チ45aと固定ダイ45bとの間に前記包材11を間欠
的に搬送し、注出口12(図1)を穿孔する。次に、前
記包材11がインナテープシール部46に送られると、
該インナテープシール部46は、押圧レール46aと高
周波誘導加熱コイル46bとの間に包材11を間欠的に
搬送し、包材11の外側表面にインナテープ13を貼着
する。
【0040】続いて、包材11がプルタブ貼着装置47
に送られると、該プルタブ貼着装置47は、受け部材4
7aとボディ47bとの間に前記包材11を間欠的に搬
送する。そして、ポリエチレン樹脂14aがボディ47
bに供給されると、プルタブ貼着装置47は、ポリエチ
レン樹脂14aを、前記注出口12が覆われるように包
材11に貼着するとともに、前記インナテープ13と融
着させる。
【0041】なお、前記包材11は、プルタブ貼着装置
47より下流に配設された間欠搬送装置48によって間
欠的に搬送される。該間欠搬送装置48は、外周に稜
(りょう)線を有する多角形の包材位置決めホイール4
9、送りローラ50及び押えローラ51から成る。
【0042】ところで、ソレノイドバルブ34の開閉、
並びに図示されない搬送用モータの駆動及び停止は、図
示されない制御装置によって行われる。そして、該制御
装置は、図11に示されるように、搬送用モータを駆動
して包材11を搬送している間は、ソレノイドバルブ3
4を閉鎖してキャップエアの供給を停止させ、搬送用モ
ータの駆動を停止させて包材11の搬送を停止させてい
る間に、ソレノイドバルブ34を開放してキャップエア
を供給する。したがって、空気吹出口43から噴射させ
られたキャップエアがインナテープ13を常時同じ方向
に向けて押圧するので、インナテープ13とプルタブ1
4とを良好に融着させることができる。
【0043】また、キャップエアは、間欠的に、すなわ
ち、カウンタドーリー41及びプルタブシールヒータ3
2によってインナテープ13、包材11及びプルタブ1
4が挟持されるタイミングで供給されるので、インナテ
ープ13がキャップエアの圧力によって包材11とプル
タブ14との間に入り込むことがない。
【0044】さらに、キャップエアによってインナテー
プ13が膨らんだときに、前記エアギャップ39内の空
気がクッション材の機能を果たすので、インナテープ1
3に脈動が発生することがなくなる。その結果、インナ
テープ13とプルタブ14との間に空気が巻き込まれる
ことがなくなり、インナテープ13とプルタブ14とを
良好に融着することができる。
【0045】また、カウンタドーリー41及びプルタブ
シールヒータ32によってインナテープ13、包材11
及びプルタブ14が挟持されるタイミングまでは、キャ
ップエアが供給されないので、インナテープ13と内周
縁12aの近傍との融着部分がキャップエアに触れる時
間を短くすることができる。したがって、カウンタドー
リー41及びプルタブシールヒータ32による挟持が開
始されるまでに融着部分が固化するのを防止することが
できるので、融着を安定して行うことができる。
【0046】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、プルタブ貼着装置においては、平板状の加熱面を
備えた加熱手段と、該加熱手段と対向させて配設され、
加熱手段と共に、インナテープ、包材及びプルタブの積
層体を挟持する平板状の加圧面を備えたカウンタドーリ
ーとを有する。
【0048】そして、前記加圧面に、前記包材に形成さ
れた注出口に対応させて複数の空気吹出口が形成され
る。また、該空気吹出口から吹き出されたキャップエア
によって前記インナテープがプルタブに押し付けられ
る。
【0049】この場合、前記加圧面に複数の空気吹出口
が形成され、キャップエアが各空気吹出口から均一に噴
射させられるので、注出口の内周縁の全体にわたってイ
ンナテープがプルタブに押し付けられる。
【0050】したがって、インナテープとプルタブとを
良好に融着させることができ、ピール性を向上させるこ
とができるので、プルタブを引き剥がすことによってイ
ンナテープが破られた後の破断面の状態を良好にするこ
とができる。その結果、加熱手段による融着温度をその
分低くすることができるので、インナテープにピンホー
ルが発生することがなく、液体食品が漏れるのを防止す
ることができる。
【0051】本発明の他のプルタブ貼着装置において
は、さらに、前記包材の搬送を停止させている間に、前
記キャップエアが供給される。
【0052】この場合、空気吹出口から噴射させられた
キャップエアがインナテープを常時同じ方向に向けて押
圧するので、インナテープとプルタブとを良好に融着さ
せることができる。
【0053】本発明の更に他のプルタブ貼着装置におい
ては、さらに、前記加熱手段及び前記カウンタドーリー
がインナテープを挟持するタイミングで、前記キャップ
エアが供給される。
【0054】この場合、キャップエアによってインナテ
ープが膨らんだときに、エアギャップ内の空気がクッシ
ョン材の機能を果たすので、インナテープに脈動が発生
することがなくなる。その結果、インナテープとプルタ
ブとの間に空気が巻き込まれることがなくなり、インナ
テープとプルタブとを良好に融着することができる。
【0055】また、カウンタドーリー及び加熱手段によ
ってインナテープ、包材及びプルタブが挟持されるタイ
ミングまでは、キャップエアが供給されないので、イン
ナテープと注出口の内周縁の近傍との融着部分がキャッ
プエアに触れる時間を短くすることができる。したがっ
て、カウンタドーリー及び加熱手段による挟持が開始さ
れるまでに融着部分が固化するのを防止することができ
るので、融着を安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプルタブ貼着装置
の断面図である。
【図2】プルタブを貼着した包装容器の斜視図である。
【図3】従来のプルタブ貼着装置の断面図である。
【図4】従来のカウンタドーリーの斜視図である。
【図5】従来のブラケットの斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるカウンタドーリー
の斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるブラケットの斜視
図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるカウンタドーリー
の平面図である。
【図9】本発明の実施の形態におけるカウンタドーリー
の断面図である。
【図10】本発明の実施の形態における包装容器製造装
置の概略図である。
【図11】本発明の実施の形態における包装容器製造装
置の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
11 包材 12 注出口 13 インナテープ 14 プルタブ 32 プルタブシールヒータ 41 カウンタドーリー 43 空気吹出口 47 プルタブ貼着装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)平板状の加熱面を備えた加熱手段
    と、(b)該加熱手段と対向させて配設され、加熱手段
    と共に、インナテープ、包材及びプルタブの積層体を挟
    持する平板状の加圧面を備えたカウンタドーリーとを有
    するとともに、(c)前記加圧面に、前記包材に形成さ
    れた注出口に対応させて複数の空気吹出口が形成され、
    (d)該空気吹出口から吹き出されたキャップエアによ
    って前記インナテープがプルタブに押し付けられること
    を特徴とするプルタブ貼着装置。
  2. 【請求項2】 前記キャップエアは間欠的に吹き出され
    る請求項1に記載のプルタブ貼着装置。
  3. 【請求項3】 前記包材の搬送を停止させている間に、
    前記キャップエアが供給される請求項1に記載のプルタ
    ブ貼着装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱手段及び前記カウンタドーリー
    がインナテープを挟持するタイミングで、前記キャップ
    エアが供給される請求項1に記載のプルタブ貼着装置。
JP2001123693A 2001-04-23 2001-04-23 プルタブ貼着装置 Pending JP2002321717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001123693A JP2002321717A (ja) 2001-04-23 2001-04-23 プルタブ貼着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001123693A JP2002321717A (ja) 2001-04-23 2001-04-23 プルタブ貼着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002321717A true JP2002321717A (ja) 2002-11-05

Family

ID=18973203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001123693A Pending JP2002321717A (ja) 2001-04-23 2001-04-23 プルタブ貼着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002321717A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920002809B1 (ko) 콘테이너
US4598529A (en) Method and apparatus for forming, filling and sealing flexible plastic bags
JPH0723124B2 (ja) 包装材料のシール装置
US20150274330A1 (en) Method of manufacturing packaging container, spout closure, and packaging container
EP2216260B1 (en) End-face treated liquid pouring nozzle and method of producing the same
JP2001072008A (ja) シールされた流動食品パッケージに対する閉止可能な開口装置の取付け方法、およびシールされた流動食品パッケージ
US6996949B1 (en) Packing container and method of manufacturing the containers
JP4071321B2 (ja) 包材処理装置
JPS6399913A (ja) プラスチックまたは合成樹脂蓋の製造方法、該方法用の型および該方法により得られた蓋
JP2001240083A (ja) スパウト付き容器におけるスパウト装着方法及びスパウト
JP2719705B2 (ja) 注出口を穿設した包装用ウエブにストリップテープを貼着する方法及び装置
KR101017190B1 (ko) 포장 라미네이트 재료를 생산하기 위한 방법
JP4320085B2 (ja) 口栓付き不定容器の製袋方法および装置
JP2002321717A (ja) プルタブ貼着装置
JPH1170599A (ja) 分岐型パウチの製造方法及びその装置
JP2581857Y2 (ja) プルタブ貼着装置
JP5828926B2 (ja) 包装容器の製造法
JP4618625B2 (ja) レンズパッケージ用のヒートシール装置
JP5135721B2 (ja) 紙容器頂部加熱装置
JP5063426B2 (ja) キャップにicタグを取り付ける方法
JP2000190958A (ja) 包装容器
JP2005200065A (ja) プルタブ貼着装置
JP2003170507A (ja) 包装容器の製造方法
JP2011140208A (ja) 注出口取付装置及び注出口取付方法
JPH0249675Y2 (ja)