JP2002321393A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2002321393A
JP2002321393A JP2002121683A JP2002121683A JP2002321393A JP 2002321393 A JP2002321393 A JP 2002321393A JP 2002121683 A JP2002121683 A JP 2002121683A JP 2002121683 A JP2002121683 A JP 2002121683A JP 2002321393 A JP2002321393 A JP 2002321393A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16541Means to remove deposits from wipers or scrapers

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  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイピング後、ワイパ部材に付着したインク
を吸収部材に確実に吸収し、インクジェットヘッドの良
好な吐出状態を維持できるようにする。 【解決手段】 ワイパ部材15は、印字ヘッド10のノ
ズル面の移動面25に突出する位置と、その位置から退
避した位置との2位置に選択的に移動し、突出位置にお
いて、印字ヘッドのノズル面に溜まった余剰インクを拭
き払い、吐出状態を回復させる。ワイパ部材15が退避
位置に移動するとき、インク吸収部材7は、アーム13
の回動によってワイパ部材の前記ノズル面を拭き払った
面と接触する。このとき、ワイパ部材15がインク吸収
部材7と接触する第1オーバラップ幅が、ワイパ部材が
印字ヘッドと接触する第2オーバラップ幅以上となるよ
うに設定することで、ワイパ部材に付着したインクをす
べてインク吸収部材に吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関し、特に、インクジェットヘッドのインク吐
出面に付着した余剰インクを拭き払ってインクの吐出不
良を改善するワイプ装置を備えるインクジェット記録装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置では、インク液
滴をインクジェットヘッドのノズルから吐出して印刷用
紙等の被記録体に付着させてドット記録を行うが、吐出
の際にインクがノズル面に付着し、この付着インクを放
置すればインクの吐出方向が付着インクに引きずられて
本来の方向からはずれ記録結果が乱れる等の吐出不良が
生じる。従って、この付着インクを除去して正常な吐出
状態に回復させるための清浄化を定期的に行う必要があ
る。このため、弾性を有するワイパブレードでノズル面
を拭き払って付着インクを除去するワイパ機構をインク
ジェットヘッドの記録領域の外側に設け、定期的にイン
クジェットヘッドをこのワイパ機構に対面する位置へ移
動させて清浄化を行うようにしている(以下、この拭き
払い動作を「ワイピング」という)。
【0003】ところでノズル面をワイピングしたワイパ
ブレードには当然ながら拭き取ったインクが付着してい
る。これを放置しておくと次回のワイピングの際に逆に
ワイパブレードからインクジェットヘッドにインクが付
着して清浄化が著しく不十分となりかねない。このた
め、ワイピング後にワイパブレード自体をクリーニング
して次回のワイピングに備える必要がある。
【0004】そこでインクジェット記録装置では、ウレ
タンフォーム等のインク吸収性を有する素材で形成した
吸収体を備え、ワイピング後にワイパブレードをこの吸
収体に接触させてワイパブレードに付着したインクを吸
収体に吸収させてワイパブレードのクリーニングを行う
ようにしている。
【0005】図8に示すのは従来のインクジェット記録
装置における吸収体の配置の一例であり、ヘッド71を
搭載するキャリッジ72に吸収体74を取り付けたもの
である。一方ワイパブレード75は、ホルダ76に取り
付けられ、ホルダ76ごと前後に移動可能(矢印U)と
されている。そして、キャリッジ72が非記録領域から
記録領域に向けて移動(矢印T)するときにホルダ76
を前進させてワイパブレード75の先端をヘッド71の
ノズルの移動面に少し突出させる。この状態でキャリッ
ジ72が矢印Tのように移動すると、まずヘッド71が
ワイパブレード75に接触してワイピングが行われ、つ
いで吸収体74がワイパブレード75に接触してワイパ
ブレード75のクリーニングがなされるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術に係るインクジェット記録装置では、吸収体74
によるワイパブレード75のクリーニングは必ずしも十
分なものではなかった。
【0007】その原因は、図8のように吸収体74をキ
ャリッジ72に取り付けている場合は、被印刷体に記録
する際に吸収体74が被印刷体に接触して汚染させるの
を防ぐため、吸収体74の先端をヘッド71のノズル面
77より少し後退させて取り付けざるを得ず、また、吸
収体74がキャリッジ72と一体となって移動するた
め、吸収体74は、ワイパーブレード75と接触後、キ
ャリッジ72の移動に伴って、該ワイパーブレード75
から離間するため、ワイパブレード75に付着したイン
クの一部は吸収体74に完全に吸収されずそのまま残っ
てしまうからである。つまり、図9の拡大図に示すよう
に、このインクジェット記録装置では、ワイパブレード
75とヘッド71とのオーバラップaが、ワイパブレー
ド75と吸収体74とのオーバラップbより大きくなっ
ている。このため、ワイパブレード75のうちヘッド7
1からインクが付着した部分のすべてが吸収体74に接
触するわけでないので、ワイパブレード75に付着した
インクの一部は吸収体74に吸収されずそのまま残って
しまう。このようにワイパブレード75にインクが残留
したまま次回のワイピングを迎えてしまうので、ワイピ
ングによるヘッド71の清浄化が不十分となる。
【0008】図8構成では、ワイパブレード75が吸収
体74に接触するときにはヘッド71に接触するときよ
りも更にホルダ76を前進させてオーバラップbをオー
バラップaより大きくするように構成することも考えら
れるが、ホルダ76の前後移動機構やその制御が著しく
複雑になってしまい現実的でない。
【0009】また、吸収体をキャリッジに取り付けずに
本体フレーム側に設けたインクジェット記録装置も存在
したが、ワイパブレードのクリーニングは必ずしも十分
なものではなかった。
【0010】本発明は従来技術の上記問題点を解消する
ためになされたものであり、ワイピング後、ワイパブレ
ードのクリーニングを良好に行って、インクジェットヘ
ッドの良好な吐出状態を維持できるようにしたインクジ
ェット記録装置を提供する。また、ワイパブレードが吸
収体に接触するときのオーバラップ幅をインクジェット
ヘッドに接触するときのオーバラップ幅より大きくし
て、吸収体によるワイパブレードからのインクの吸収除
去を確実にすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に係るインクジェット記録装置は、ノ
ズルからインクを被記録体に吐出して記録を行う印字ヘ
ッドと、この印字ヘッドを前記被記録体に対向させる第
1の位置と前記被記録体に対向させない第2の位置とに
移動させるキャリッジと、前記印字ヘッドのノズル面を
拭き払って余剰インクを除去し吐出状態を回復させるワ
イパ部材と、このワイパ部材に付着したインクを吸収す
るインク吸収部材と、前記ワイパ部材を保持し、そのワ
イパ部材を前記印字ヘッドのノズル面の移動面に突出す
る位置と、その位置から退避した位置との2位置に選択
的に移動させるワイパホルダと、前記キャリッジ外の位
置に設けられ、前記ワイパ部材が前記退避位置にあると
き、前記ワイパ部材の前記ノズル面を拭き払った面と接
触する接触面を有するインク吸収部材とを備え、前記ワ
イパ部材が前記退避位置において前記インク吸収部材と
接触する第1オーバラップ幅が、前記ワイパ部材が前記
突出位置において前記印字ヘッドと接触する第2オーバ
ラップ幅以上となるようにしたことを特徴とする。
【0012】このインクジェット記録装置では、ワイパ
部材は、印字ヘッドのノズル面の移動面に突出する位置
と、その位置から退避した位置との2位置に選択的に移
動し、突出位置において、印字ヘッドのノズル面に溜ま
った余剰インクを拭き払い、吐出状態を回復させる。ワ
イパ部材が退避位置にあるとき、インク吸収部材は、ワ
イパ部材の前記ノズル面を拭き払った面と接触し、ワイ
パ部材に付着したインクを吸収する。このとき、ワイパ
部材が前記退避位置において前記インク吸収部材と接触
する第1オーバラップ幅が、ワイパ部材が前記突出位置
において前記印字ヘッドと接触する第2オーバラップ幅
以上となるように設定されていることで、ワイパ部材に
付着したインクはすべてインク吸収部材に吸収される。
【0013】上記構成において、前記ワイパ部材は、次
回前記突出位置に移動するときまで、前記退避位置にお
いて前記インク吸収部材と接触していることが好まし
い。これにより、ワイピング後、次回のワイピングまで
の間中、インク吸収部材がワイパ部材の面と接触するの
で、ワイパ部材からインクの除去を完全に行うことがで
きるとともに、ワイパ部材をきれいな状態に保つことが
できる。
【0014】また、上記構成において、前記インク吸収
部材は、一端を前記ワイパホルダに連結した回動可能な
アームの他端に保持され、該アームは、前記ワイパ部材
の前記印字ヘッド拭き払い面が前記突出位置と前記退避
位置とに移動する経路に対し交差する方向に前記インク
吸収部材を回動させるように一軸線のまわりに回動可能
であり、前記ワイパ部材が前記突出位置あるとき、前記
インク吸収部材が前記ワイパ部材から離れ、前記ワイパ
部材が前記退避位置あるとき、前記インク吸収部材が前
記ワイパ部材の前記印字ヘッド拭き払い面と接触するよ
うに、前記ワイパホルダに前記アームの他端を作動連結
させることが好ましい。これにより、ワイパホルダが、
ワイパ部材を前記突出位置から退避位置へ移動させる動
作に連動して、アームが一軸線の周りに回動し、ワイパ
部材の移動経路に対して交差する方向からインク吸収部
材をワイパ部材の側面に接触させ、ワイパ部材からイン
クを除去する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインクジェット記
録装置を具体化した実施の形態を図面を参照しつつ詳細
に説明する。
【0016】まず第1の実施の形態に係るインクジェッ
トプリンタについて説明する。図1に全体の斜視図を示
すインクジェットプリンタ1は、本体フレーム2の前部
に設けられた手差し給紙部3を有しており、そして手差
し給紙部3の後方で本体フレーム2の上部には後述する
印字ヘッド10を搭載するキャリッジ9やワイパ15、
パージ機構18等を内蔵するサブフレーム4を有してい
る。このサブフレーム4の上部後方には、印刷用紙を複
数枚貯蔵する給紙カセット5が脱着可能に取り付けられ
ている。またサブフレーム4の前部右方の裏面側には、
キャリッジ9を印刷用紙に沿って左右に移動させるため
のCRモータ29が設けられている。
【0017】ワイパ15は、印字ヘッド10の吐出面を
拭き払って余剰インクを除去するワイピングを行うもの
であり、インク非吸収性の弾性部材で形成されている。
パージ機構18は、印字ヘッド10の劣化したインクを
負圧により吸引して除去するものである。これらは共
に、印字ヘッド10の吐出状態が悪化したときにこれを
回復させるものである。また、サブフレーム4の内部に
は印刷用紙を搬送するための後述するプラテンローラ6
が配置されている。
【0018】図2及び3に、インクジェットプリンタ1
のキャリッジ9、ワイパ15及びそれらの周辺の平面図
を示す。キャリッジ9は印字ヘッド10を搭載してお
り、キャリッジ軸11に沿ってCRモータ29の駆動に
より移動可能とされている。印字ヘッド10は、吐出口
からインクを印刷用紙に吐出して印刷を行うインクジェ
ット式のヘッドである。番号26で示すのは、印字ヘッ
ド10に堆積した余剰インクである。キャリッジ9の移
動に伴う印字ヘッド10の移動面を一点鎖線25で示
す。キャリッジ軸11は、印刷用紙を搬送するプラテン
ローラ6と平行にサブフレーム4に設けられている。キ
ャリッジ9がプラテンローラ6に対向する範囲内の位置
にあるときには、プラテンローラ6上の印刷用紙に印字
ヘッド10により印刷することが可能である。
【0019】尚、図2及び3に示した範囲より更に右方
には、キャリッジ9の待機位置が設けられている。待機
位置は、インクジェットプリンタ1に印刷指令が入力さ
れるのを待つ間、プラテンローラ6上に印刷用紙を給排
するとき、等にキャリッジ9が待機する位置である。ま
た、印字ヘッド10を図1に示したパージ装置18で覆
い、負圧により印字ヘッド10内部の不良インクを吸引
除去するパージ動作を行う位置でもある。
【0020】ワイパ15は、前後方向(図中では上下方
向)に進退動可能なワイパホルダ12に取り付けられて
いる。ワイパホルダ12には孔20が形成されており、
孔20にはサブフレーム4に固定された突起19が挿通
されている。孔20の後端又は前端が突起19に当接す
ることにより、ワイパホルダ12の前進時、後退時の位
置が規制されるものである。また、ワイパホルダ12の
一側面にはラック24が切られている。また、上面に
は、後述するアーム13を回動させる突起22が形成さ
れている。そして、ワイパホルダ12を前後に移動させ
るための駆動モータ14が設けられており、駆動モータ
14の回転がモータギヤ16、伝達ギヤ17を介してラ
ック24に伝達され、ワイパホルダ12が前後動するよ
うになっている。
【0021】図2は、ワイパホルダ12が前進した状態
を示しており、この状態ではワイパ15の先端は印字ヘ
ッド10の移動面25に突出している。このときのワイ
パ15の突出部分の長さ(図2中「a」で示す)をヘッ
ドオーバラップと称する。図3は、ワイパホルダ12が
後退した状態を示しており、この状態ではワイパ15の
先端は印字ヘッド10の移動面25から退避している。
通常時はこの退避状態とされ、後述するワイピング動作
を行う場合にのみ、図2の突出状態とされる。印字ヘッ
ド10の吐出面にはノンウェットコートが施されている
ので、その耐久性の観点からワイピング回数を最小限に
抑えるためである。
【0022】ワイパホルダ12に近接してアーム13が
設けられており、その一端にはウレタンフォーム等の多
孔質部材で形成されたインク吸収体7が取り付けられて
いる。アーム13は、サブフレーム4に固定されたアー
ム軸21を中心に回動可能とされている。アーム13の
インク吸収体7が取り付けられた端と反対側の端部には
孔23が形成されており、孔23にはワイパホルダ12
の上面の突起22が挿通されている。従って、ワイパホ
ルダ12が進退動するとこれに伴いアーム13は回動す
ることとなる。インク吸収体7は、ワイパ15上の余剰
インクを吸収除去するクリーニングを行うものであり、
ワイパ15と接触する接触面7aが設けられている。
【0023】ワイパホルダ12が前進したときには、ア
ーム13は図中時計回りに回動し、図2に示すようにイ
ンク吸収体7がワイパ15から離間するようになってい
る。
【0024】一方、ワイパホルダ12が後退したときに
は、アーム13は図中反時計回りに回動し、図3に示す
ようにインク吸収体7がワイパ15に接触するようにな
っている。このときインク吸収体7は、プラテンローラ
6と反対側からワイパ15に接近し、接触面7aがワイ
パ15に接触することとなる。また接触した状態では、
インク吸収体7の先端のほうがワイパ15の先端より少
し長い。従ってこの状態では、ワイパ15のプラテンロ
ーラ6と反対側の面の先端部分は、インク吸収体7で覆
われている。尚、このときインク吸収体7がワイパ15
を強く押して大きく変形させることがないように、ワイ
パホルダ12の後退量及びアーム13の形状が定められ
ている。また、このときのワイパ15とインク吸収体7
との接触部分の長さ(図5中「b」で示す)をフォーム
オーバラップと称する。このフォームオーバラップbが
図2中のヘッドオーバラップaより大きくなるように、
ワイパホルダ12の進退量やインク吸収体7の位置及び
形状等が定められている。
【0025】次に、インクジェットプリンタ1の動作を
説明する。
【0026】インクジェットプリンタ1の基本的動作
は、給紙カセット5又は手差し給紙部3から供給された
印刷用紙をプラテンローラ6により搬送しつつ、パソコ
ン等からの指令信号に従いキャリッジ9及び印字ヘッド
10を駆動制御して、印刷用紙上に文字や記号、図形等
の印刷を行うことである。印刷を実行する際には、印刷
用紙がプラテンローラ6により、印刷される行が印字ヘ
ッド10に対面する位置まで送られそこで停止させられ
る。そして、キャリッジ9が図2中プラテンローラ6に
対向する位置で所定の印字速度で駆動され、その間に印
字ヘッド10が指令信号に従いインクを吐出して印刷が
なされる。
【0027】ここで印字ヘッド10がインクジェット式
のヘッドであるため、印刷を実行しているとその吐出面
に余剰インク26が堆積して吐出状態が不良になる場合
がある。このためインクジェットプリンタ1では、印字
ヘッド10を定期的にワイパ15でワイピングするよう
にしている。そして、ワイピングによりワイパ15に付
着した余剰インク26をそのままにしておくと、次回の
ワイピングの際に逆にワイパ15からその余剰インク2
6が印字ヘッド10に移って吐出状態の回復が不十分と
なるので、ワイパ15から余剰インク26を除去するク
リーニングもなされる。以下、このワイピング及びクリ
ーニングについて説明する。
【0028】印字ヘッド10の吐出面に余剰インク26
が堆積して吐出状態が不良になると、ワイピングが必要
となる。その場合には、キャリッジ9をプラテンローラ
6に対面する位置から、図3中右向きに移動させる。こ
のときには図3に示すようにワイパホルダ12が後退し
てワイパ15が退避状態となっているので、ワイパ15
が印字ヘッド10に接触することはない。キャリッジ9
はワイパ15に対面する位置を越えて待機位置まで移動
させられ、そこで停止される。
【0029】ここで、駆動モータ14の駆動によりワイ
パホルダ12が前進させられ、図2の状態となり、ワイ
パ15の先端のヘッドオーバラップaの部分が印字ヘッ
ド10の移動面25に突出する。そしてキャリッジ9を
図2中矢印の向きに移動させると、印字ヘッド10がワ
イパ15のプラテンローラ6と反対側の面に接触し、弾
性のあるワイパ15は撓む。この状態を図4に示す。キ
ャリッジ9が矢印の向きに更に移動されると、印字ヘッ
ド10上の余剰インク26がワイパ15により拭き取ら
れ、印字ヘッド10の吐出状態が回復される。そして余
剰インク26はワイパ15のプラテンローラ6と反対側
の面の先端のヘッドオーバラップaの部分に付着する。
【0030】キャリッジ9が更に移動して印字ヘッド1
0がワイパ15を通過すればワイピングは終了する。ワ
イピングが終了したら、駆動モータ14を駆動してワイ
パホルダ12を後退させる。このとき、アーム13が回
動させられ、インク吸収体7の接触面7aがワイパ15
のプラテンローラ6と反対側の面、即ち、ワイピングの
際に印字ヘッド10が接触した面に接触する。この面に
は、印字ヘッド10から移ったインク26が付着してお
り、そのインク26はインク吸収体7に吸収される。こ
の状態を図5に示す。
【0031】このとき、インク吸収体7の先端のほうが
ワイパ15の先端より少し長く、ワイパ15の印字ヘッ
ド10を拭き払った面の先端部分がインク吸収体7で覆
われている。そして、ワイパ15とインク吸収体7とが
接触するフォームオーバラップbの長さがヘッドオーバ
ラップaより長い。そしてワイパ15上のインク26は
ワイパ15の先端からヘッドオーバラップaの長さの範
囲内に付着している。これらのことから、インク26が
付着している範囲はすべてインク吸収体7に接触するの
で、インク26は残らずインク吸収体7に吸収される。
また、インク吸収体7は、次回のワイピングまでの間じ
ゅうワイパ15に接触し続けるので、作用時間が長くイ
ンクの吸収が完全になされる。こうしてワイパ15のク
リーニングがなされる。従って、ワイパ15にインク2
6が残留しない。
【0032】また、このときインク吸収体7は、ワイパ
15を強く押して大きく変形させることはないので、次
回のワイピングのためにワイパホルダ12を前進させイ
ンク吸収体7をワイパ15から離間させるときでも、ワ
イパ15が反跳することはない。
【0033】このようにインクジェットプリンタ1で
は、ワイパ15におけるフォームオーバラップbをヘッ
ドオーバラップaより長くしたので、ワイパ15のワイ
ピングによりインクが付着した部分はすべてインク吸収
体7に接触し、ワイパ15上のインクは完全にインク吸
収体7に吸収されて除去される。
【0034】続いて、本発明の第2の実施の形態につい
て説明する。第2の実施の形態に係るインクジェットプ
リンタは、前記第1の実施の形態に係るインクジェット
プリンタ1と全体の構成を共通にしつつ、ワイパ15及
びその周辺機構の具体的構成を変更したものである。
【0035】図6に第2の実施の形態に係るキャリッジ
9、ワイパ15及びそれらの周辺の平面図を示す。この
第2実施形態においては、ワイパ15は軸周りに回動可
能なワイパホルダ27に取り付けられている。このワイ
パホルダ27は、駆動モータ14からモータギヤ16、
伝達ギヤ17を介して駆動され、ワイパ15を保持した
まま回動させられるようになっている。そしてインク吸
収体7は、サブフレーム4に対し固定されている。ワイ
パ15は、図中実線で示す状態では印字ヘッド10の移
動面に先端から長さaの部分が突出し、回動させられて
図中二点鎖線で示す状態になったときには印字ヘッド1
0の移動面には突出せずインク吸収体7の接触面7aに
先端から長さbの部分が接触するように配置されてい
る。ここで長さa、bは前記のヘッドオーバラップa、
フォームオーバラップbに相当し、長さaより長さbの
方が長い。
【0036】このインクジェットプリンタでは通常時、
即ちワイピングを行わないときには、ワイパ15は図6
中二点鎖線で示す状態とされ、インク吸収体7と接触し
ている。従って印字ヘッド10とは接触しない。
【0037】印字ヘッド10に余剰インク26が溜って
ワイピングを行うときには、まずキャリッジ9を図6中
右方向に移動させてから、駆動モータ14によりワイパ
ホルダ27を回動させ、ワイパ15を図6中実線で示す
状態とする。このときワイパ15の先端のヘッドオーバ
ラップaの長さに相当する部分が印字ヘッド10の移動
面に突出する。そしてキャリッジ9を図6中左方向(矢
印で示す)に向けて移動させると、印字ヘッド10がワ
イパ15の先端部分のプラテンローラ6と反対側の面に
接触してこれを撓ませ、ワイピングが行われる。
【0038】キャリッジ9が更に左方向に移動して印字
ヘッド10がワイパ15を通過するとワイピングは終了
する。このとき、ワイパ15の先端のプラテンローラ6
と反対側の面であってヘッドオーバラップaの長さに相
当する部分にはインク26が付着している。そこで駆動
モータ14によりワイパホルダ27を回動させ、ワイパ
15を図6中二点鎖線で示す状態にする。これによりワ
イパ15のワイピングを行った面の先端部分がインク吸
収体7の接触面7aに接触する。このときインク吸収体
7に接触する部分の長さbはヘッドオーバラップaより
長いので、ワイパ15に付着したインク26はすべてイ
ンク吸収体7に吸収され、ワイパ15上には残留しな
い。
【0039】尚、図6ではインク吸収体7の接触面7a
と印字ヘッド10の移動面とを平行に配置しているが、
図7のようにこれらが平行でない配置としてもよい。
【0040】このように図6、又は図7のインクジェッ
トプリンタでは、第1の実施形態のものと同様、ワイパ
15におけるフォームオーバラップbをヘッドオーバラ
ップaより長くしたので、ワイパ15のワイピングによ
りインクが付着した部分はすべてインク吸収体7に接触
し、ワイパ15上のインクは完全にインク吸収体7に吸
収されて除去される。
【0041】以上詳細に説明したように、前記各実施の
形態に係るインクジェットプリンタでは、キャリッジ9
の動きにより印字ヘッド10の吐出面をワイピングする
弾性体のワイパ15を設けたので、印字ヘッド10の吐
出面に余剰インク26が堆積した場合には、キャリッジ
9をワイパ15に対向する位置で移動させることにより
印字ヘッド10をワイピングして余剰インク26を除去
し、吐出状態を回復させることができる。また、多孔質
性のインク吸収体7を設けると共にワイパ15を印字ヘ
ッド10の移動面に対し突出又は退避可能に設け、ワイ
パ15が印字ヘッド10の移動面から退避するときには
ワイパ15の印字ヘッド10をワイピングした面がイン
ク吸収体7の接触面7aに接触するようにしたので、印
字ヘッド10をワイピングしてワイパ15に付着したイ
ンク26はインク吸収体7により吸収除去されクリーニ
ングされる。
【0042】そして、ワイパ15の印字ヘッド10と接
触する部分の長さ(ヘッドオーバラップa)より、ワイ
パ15のインク吸収体7と接触する部分の長さ(フォー
ムオーバラップb)の方が長くなるようにしたので、ワ
イパ15のうちワイピングによりインク26が付着した
部分はすべてインク吸収体7に接触し、インクの吸収除
去が完全に行われる。これにより、次回のワイピングを
常にインク汚れのない清浄なワイパ15により行うこと
ができ、印字ヘッド10のワイピングの効果が安定して
得られるものである。
【0043】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。例えば、ワイ
パホルダ12、27の駆動手段として駆動モータ14を
設ける替わりに、キャリッジ9の動きによりアクチュエ
ートされるキック機構を設け、そのキック動をワイパホ
ルダ12、27にリンクして駆動させるようにしてもよ
い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ワ
イパ部材が印字ヘッドのノズル面の拭き払い動作を行う
突出位置から退避位置に移動するだけで、インク吸収部
材が該ワイパ部材の印字ヘッド拭き払い面に接触するの
で、ワイピング後、ワイパ部材からインクの除去を直ち
にかつ良好に行うことができ、インク汚れのない清浄な
ワイパ部材で印字ヘッドの良好な吐出状態を維持するこ
とができる。また、ワイパブレードが吸収体に接触する
ときのオーバラップ幅をインクジェットヘッドに接触す
るときのオーバラップ幅以上としたので、ワイピングに
よりワイパブレードに付着したインクの吸収体による吸
収除去を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の一実施
の形態を示す斜視図である。
【図2】ワイパが印字ヘッドの移動面に突出し、インク
吸収体がワイパから離間している状態を示す平面図であ
る。
【図3】ワイパが印字ヘッドの移動面から退避している
状態を示す平面図である。
【図4】キャリッジが移動して印字ヘッドのワイピング
をしている状態を示す図である。
【図5】インク吸収体によりワイパのクリーニングをし
ている状態を示す図である。
【図6】本発明に係るインクジェット記録装置の別の実
施の形態の要部を示す平面図である。
【図7】本発明に係るインクジェット記録装置の別の実
施の形態の要部を示す平面図である。
【図8】従来のインクジェット記録装置のワイパ及びそ
の周辺部分を示す平面図である。
【図9】図8の要部を拡大して示す図である。
【符号の説明】
7 インク吸収体(インク吸収部材) 7a 接触面 10 印字ヘッド 12 ワイパホルダ 13 アーム 14 駆動モータ 15 ワイパ(ワイパ部材) 27 ワイパホルダ a ヘッドオーバラップ(第2オーバラップ幅) b フォームオーバラップ(第1オーバラップ幅)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルからインクを被記録体に吐出して
    記録を行う印字ヘッドと、 この印字ヘッドを前記被記録体に対向させる第1の位置
    と前記被記録体に対向させない第2の位置とに移動させ
    るキャリッジと、 前記印字ヘッドのノズル面を拭き払って余剰インクを除
    去し吐出状態を回復させるワイパ部材と、 このワイパ部材に付着したインクを吸収するインク吸収
    部材と、 前記ワイパ部材を保持し、そのワイパ部材を前記印字ヘ
    ッドのノズル面の移動面に突出する位置と、その位置か
    ら退避した位置との2位置に選択的に移動させるワイパ
    ホルダと、 前記キャリッジ外の位置に設けられ、前記ワイパ部材が
    前記退避位置にあるとき、前記ワイパ部材の前記ノズル
    面を拭き払った面と接触する接触面を有するインク吸収
    部材とを備え、前記ワイパ部材が前記退避位置において
    前記インク吸収部材と接触する第1オーバラップ幅が、
    前記ワイパ部材が前記突出位置において前記印字ヘッド
    と接触する第2オーバラップ幅以上となるようにしたこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイパ部材は、次回前記突出位置に
    移動するときまで、前記退避位置において前記インク吸
    収部材と接触していることを特徴とする請求項1に記載
    のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インク吸収部材は、一端を前記ワイ
    パホルダに連結した回動可能なアームの他端に保持さ
    れ、 該アームは、前記ワイパ部材の前記印字ヘッド拭き払い
    面が前記突出位置と前記退避位置とに移動する経路に対
    し交差する方向に前記インク吸収部材を回動させるよう
    に一軸線のまわりに回動可能であり、 前記ワイパ部材が前記突出位置あるとき、前記インク吸
    収部材が前記ワイパ部材から離れ、前記ワイパ部材が前
    記退避位置あるとき、前記インク吸収部材が前記ワイパ
    部材の前記印字ヘッド拭き払い面と接触するように、前
    記ワイパホルダに前記アームの他端を作動連結させたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
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