JP2002320842A - 無機微粒子分散液の製造方法及びインクジェット記録材料 - Google Patents

無機微粒子分散液の製造方法及びインクジェット記録材料

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JP2002320842A JP2001128762A JP2001128762A JP2002320842A JP 2002320842 A JP2002320842 A JP 2002320842A JP 2001128762 A JP2001128762 A JP 2001128762A JP 2001128762 A JP2001128762 A JP 2001128762A JP 2002320842 A JP2002320842 A JP 2002320842A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】凝集の起こりにくい分散安定性の優れた無機微
粒子分散液の製造方法を提供する。本発明の他の目的
は、塗布故障が無く、インク吸収性に優れたインクジェ
ット記録材料を提供する。 【解決手段】(1)平均一次粒子径が50nm以下の無
機微粒子分散液の製造方法において、前記無機微粒子を
水溶性多価金属化合物の存在下で分散することを特徴と
する無機微粒子分散液の製造方法。 (2)上記の製造方法で製造された無機微粒子分散液を
用いたことを特徴とするインクジェット記録材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無機微粒子分散液の
製造方法及びインクジェット記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】無機微粒子の分散液は、通常、分散媒
(水や有機溶剤又はそれらの混合物)中に無機微粒子を
一次分散(プレミキシング)して無機微粒子スラリーを
作成し、次にこの無機微粒子スラリーを高圧ホモジナイ
ザー、ボールミル等の分散機で二次分散されて作られ
る。
【0003】無機微粒子、例えばシリカ分散液は、シリ
コンに代表される半導体ウェハーを研磨するときやIC
製造工程中で絶縁層などを研磨するときの研磨剤、メガ
ネレンズなどのプラスチック用ハードコート剤、インク
ジェット記録材料やOHP用コート剤、さらには、各種
フィルムのアンチブロッキング剤、ガラス繊維等の接着
助剤、エマルジョンやワックス等の安定剤として使用さ
れている。
【0004】一方、インクジェット記録方式は、様々な
分野で急速に普及している。そしてインクジェット記録
材料のインク受容層に、無機微粒子を用いることが知ら
れている。例えば、特開昭55−51583号、同56
−157号、同57−107879号、同57−107
880号、同59−230787号、同62−1602
77号、同62−184879号、同62−18338
2号、及び同64−11877号公報等には、シリカ微
粒子を親水性バインダーと共に紙支持体に塗布して得ら
れる記録材料が提案されている。
【0005】また、特公平3−56552号、特開平2
−188287号、同平10−20306号同平10−
81064号、同平10−100397号、同平10−
119423号、同平10−203006号公報等に
は、気相法による合成シリカ微粒子(以降、気相法シリ
カと称す)を用いたインクジェット記録材料が提案され
ている。
【0006】インクジェット記録材料は、通常、支持体
上にインク受容層用塗布液を塗布し乾燥することによっ
て製造される。インク受容層用塗布液は、上記したシリ
カ微粒子等の無機微粒子分散液に、親水性バインダー
(例えばポリビニルアルコール水溶液等)や、その他添
加剤(例えば、カチオン性ポリマー、硬膜剤、界面活性
剤等)を添加し作製する製造方法が知られている。
【0007】インクジェット記録材料の分野では、近年
フォトライクなものが求められている。即ち、光沢が高
く、彩度が高く、かつインク吸収性が高い記録材料が求
められている。これらの特性を満足させるには、平均一
次粒子径が50nm以下の超微粒子が好適であり、例え
ば気相法シリカやアルミナゾルが好ましく用いられてい
る。
【0008】しかしながら、超微粒子の分散液は、分散
安定性が悪く、微粒子が凝集しやすいという問題があ
る。特に、インクジェット記録材料のインク受容層用塗
布液に上記無機微粒子分散液を用いた場合、無機微粒子
微粒子が更に凝集しやすくなり、その結果、ハジキや筋
状の塗布故障の発生、インク吸収性の低下等の問題が生
じる。
【0009】一方、インクジェット記録材料に多価金属
を含有することが知られている。例えば、特開昭60−
257286号、同昭61−16884号公報には塩基
性ポリ水酸化アルミニウム化合物の使用が記載されてお
り、特開平6−32064号、同平10−258567
号、同平10−309862号、同2000−3091
57号公報には周期律表4A族元素及びアルミニウム化
合物の使用が記載されている。しかしながら、これらの
公報は上記金属化合物の存在下で無機微粒子を分散する
ことを開示するものではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、平均一次粒子径が50nm以下の無機微粒子分散液
において、凝集の起こりにくい分散安定性の優れた無機
微粒子分散液の製造方法を提供することにある。本発明
の他の目的は、塗布故障が無く、インク吸収性に優れた
インクジェット記録材料を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の無機微粒子分散液の製造方法及びインクジェット記
録材料によって達成された。 (1)平均一次粒子径が50nm以下の無機微粒子分散
液の製造方法において、前記無機微粒子を水溶性多価金
属化合物の存在下で分散することを特徴とする無機微粒
子分散液の製造方法。 (2)上記の製造方法で製造された無機微粒子分散液を
用いたことを特徴とするインクジェット記録材料。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる無機微粒子としては、合成シリカ、
アルミナ水和物、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等が挙
げられる。これらの中でも特に合成シリカが好ましく用
いられる。特に気相法によって合成されたシリカ微粒子
が好ましく用いられる。
【0013】合成シリカには、湿式法によるものと気相
法によるものがあるが、通常シリカ微粒子といえば湿式
法シリカを指す場合が多い。湿式法シリカとしては、
ケイ酸ナトリウムの酸などによる複分解やイオン交換樹
脂層を通して得られるシリカゾル、またはこのシリカ
ゾルを加熱熟成して得られるコロイダルシリカ、シリ
カゾルをゲル化させ、その生成条件を変えることによっ
て数ミクロンから10ミクロン位の一次粒子がシロキサ
ン結合をした三次元的な二次粒子となったシリカゲル、
更にはシリカゾル、ケイ酸ナトリウム、アルミン酸ナ
トリウム等を加熱生成させて得られるもののようなケイ
酸を主体とする合成ケイ酸化合物等がある。
【0014】一方、気相法シリカは、湿式法に対して乾
式法とも呼ばれ、一般的には火炎加水分解法によって作
られる。具体的には四塩化ケイ素を水素及び酸素と共に
燃焼して作る方法が一般的に知られているが、四塩化ケ
イ素の代わりにメチルトリクロロシランやトリクロロシ
ラン等のシラン類も、単独または四塩化ケイ素と混合し
た状態で使用することができる。気相法シリカは日本ア
エロジル株式会社からアエロジル、トクヤマ(株)から
QSタイプとして市販されており入手することができ
る。
【0015】本発明のインクジェット記録材料におい
て、湿式法シリカに比べて気相法シリカは、空隙率の高
い三次元構造を形成しやすく、好ましく用いられる。こ
の理由は、明確ではないが、表面シラノール基の密度が
影響していると考えられている。即ち、湿式法シリカに
比べて気相法シリカは、表面シラノール基の密度が低
く、そのために粗な軟凝集(フロキュレート)となり、
空隙率が高い構造となると考えられている。インク受容
層の空隙率を高めることはインク吸収速度および吸収容
量を増大させる意味で極めて重要である。
【0016】気相法シリカのなかでも、特に平均一次粒
子径が30nm以下が好ましく、また、BET法による
比表面積で表せば、50m2/g以上の気相法シリカが好
ましい。このような超微粒子の気相法シリカを用いるこ
とによって、フォトライクな光沢、彩度及び高いインク
吸収性を有するインクジェット記録材料が実現できる。
【0017】本発明で云うBET法とは、気相吸着法に
よる粉体の表面積測定法の一つであり、吸着等温線から
1gの試料の持つ総表面積、即ち比表面積を求める方法
である。通常吸着気体としては、窒素ガスが多く用いら
れ、吸着量を被吸着気体の圧、または容積の変化から測
定する方法が最も多く用いられている。多分子吸着の等
温線を表すのに最も著名なものは、Brunauer、Emmett、
Tellerの式であってBET式と呼ばれ表面積決定に広く
用いられている。BET式に基づいて吸着量を求め、吸
着分子1個が表面で占める面積を掛けて、表面積が得ら
れる。
【0018】上記したように、本発明のインクジェット
記録材料には気相法シリカが好ましく用いられる。しか
しその反面、気相法シリカは、前述したように表面シラ
ノール基が少ないことに起因する分散安定性が悪いとい
う問題がある。また、インクジェット記録材料は、イン
ク(染料)の定着性を上げるためにカチオン性ポリマー
を用いることが知られている。シリカ分散液とカチオン
性ポリマーとを混合するとシリカ微粒子が凝集するとい
う問題が起こる。シリカ微粒子の分散安定性を向上させ
るためにカチオン性ポリマーの存在下で分散する技術
が、特開平11−20306号、同平11−10541
1号、同平11−321079号、同2001−194
21号公報に開示されている。しかしながら、インクジ
ェット記録材料の塗布液を支持体に塗布するに際して、
塗布液中にポリビニルアルコールような親水性バインダ
ーとその架橋剤を含有させて塗布後の冷却ゲル化を促進
して塗布性を向上させることが行われているが、上記し
たカチオン性ポリマーの存在下で分散したシリカ微粒子
を用いた場合、ゲル化が起こりにくくなるという問題が
発生することが分かった。この問題は、特にBET法に
よる比表面積が250m2/gより小さい気相法シリカを
用いた場合、更には比表面積が200m2/gより小さい
気相法シリカを用いたときに起こりやすかった。
【0019】従って、本発明は上記問題を解消するため
に成されたものであり、無機微粒子の分散に際し、水溶
性多価金属化合物の存在下で無機微粒子を分散すること
によって、上記問題が解決することを見い出した。本発
明は上記したように、BET比表面積が50m2/g以上
250m2/g未満の気相法シリカに好適であり、特にB
ET比表面積が50m2/g以上200m2/g未満の気相
法シリカに好適である。
【0020】無機微粒子、特にシリカ微粒子の分散方法
は、水を主体とする分散媒中にシリカ微粒子を添加、混
合(一次分散)してシリカスラリーを作製した後、この
シリカスラリーを高圧ホモジナイザーやボールミル等の
分散機で分散(二次分散)する方法が一般的である。上
記分散工程において、水溶性多価金属化合物は、少なく
とも二次分散時に存在しておく必要があり、二次分散の
開始前(例えば、一次分散前、一次分散中)か、あるい
は二次分散中に添加する必要がある。
【0021】本発明に用いられる水溶性多価金属化合物
としては、カルシウム、バリウム、マンガン、銅、コバ
ルト、ニッケル、アルミニウム、鉄、亜鉛、ジルコニウ
ム、クロム、マグネシウム、タングステン、モリブデン
から選ばれる金属の水溶性塩が挙げられる。具体的には
例えば、酢酸カルシウム、塩化カルシウム、ギ酸カルシ
ウム、硫酸カルシウム、酪酸カルシウム、酢酸バリウ
ム、硫酸バリウム、リン酸バリウム、シュウ酸バリウ
ム、ナフトレゾルシンカルボン酸バリウム、酪酸バリウ
ム、塩化マンガン、酢酸マンガン、ギ酸マンガンニ水和
物、硫酸マンガンアンモニウム六水和物、塩化第二銅、
塩化アンモニウム銅(II)ニ水和物、硫酸銅、酪酸銅
(II)、シュウ酸銅、フタル酸銅、クエン酸銅、グルコ
ン酸銅、ナフテン銅、塩化コバルト、チオシアン酸コバ
ルト、硫酸コバルト、酢酸コバルト(II)、ナフテン酸
コバルト、硫酸ニッケル六水和物、塩化ニッケル六水和
物、酢酸ニッケル四水和物、硫酸ニッケルアンモニウム
六水和物、アミド硫酸ニッケル四水和物、スルファミン
酸ニッケル、2−エチルヘキサン酸ニッケル、硫酸アル
ミニウム、亜硫酸アルミニウム、チオ硫酸アルミニウ
ム、ポリ塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム九水和
物、塩化アルミニウム六水和物、酢酸アルミニウム、乳
酸アルミニウム、塩基性チオグリコール酸アルミニウ
ム、臭化第一鉄、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一
鉄、硫酸第二鉄、クエン酸鉄(III)、乳酸鉄(III)三
水和物、三シュウ酸三アンモニウム鉄(III)三水和
物、臭化亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛六水和物、硫酸亜
鉛、酢酸亜鉛、乳酸亜鉛、酢酸ジルコニウム、塩化ジル
コニウム、塩化酸化ジルコニウム八水和物、ヒドロキシ
塩化ジルコニウム、酢酸クロム、硫酸クロム、酢酸マグ
ネシウム、シュウ酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、
塩化マグネシウム六水和物、クエン酸マグネシウム九水
和物、りんタングステン酸ナトリウム、クエン酸ナトリ
ウムタングステン、12タングストりん酸n水和物、12タ
ングストけい酸26水和物、塩化モリブデン、12モリブド
りん酸n水和物等が挙げられる。これらの水溶性多価金
属化合物は2種以上を併用してもよい。本発明におい
て、水溶性多価金属化合物における水溶性とは、20℃
の水に1重量%以上溶解することを意味する。
【0022】上記の水溶性多価金属化合物の中でも、ア
ルミニウムもしくは周期律表4A族金属(例えばジルコ
ニウム、チタン)からなる化合物が好ましい。特に好ま
しくは水溶性アルミニウム化合物である。水溶性アルミ
ニウム化合物としては、例えば無機塩としては塩化アル
ミニウムまたはその水和物、硫酸アルミニウムまたはそ
の水和物、アンモニウムミョウバン等が知られている。
さらに、無機系の含アルミニウムカチオンポリマーであ
る塩基性ポリ水酸化アルミニウム化合物が知られてお
り、好ましく用いられる。
【0023】上記塩基性ポリ水酸化アルミニウム化合物
とは、主成分が下記の一般式1、2又は3で示され、例
えば[Al6(OH)153+、[Al8(OH)204+
[Al13(OH)345+、[Al21(OH)603+、等
のような塩基性で高分子の多核縮合イオンを安定に含ん
でいる水溶性のポリ水酸化アルミニウムである。
【0024】 [Al2(OH)nCl6-nm ・・式1 [Al(OH)3nAlCl3 ・・式2 Aln(OH)mCl(3n-m) 0<m<3n ・・式3
【0025】これらのものは多木化学(株)よりポリ塩
化アルミニウム(PAC)の名で水処理剤として、浅田
化学(株)よりポリ水酸化アルミニウム(Paho)の
名で、また、(株)理研グリーンよりピュラケムWTの
名で、また他のメーカーからも同様の目的を持って上市
されており、各種グレードの物が容易に入手できる。
【0026】本発明に用いられる周期表4A族元素を含
む水溶性化合物としては、チタンまたはジルコニウムを
含む水溶性化合物がより好ましい。チタンを含む水溶性
化合物としては、塩化チタン、硫酸チタンが挙げられ
る。ジルコニウムを含む水溶性化合物としては、酢酸ジ
ルコニウム、塩化ジルコニウム、オキシ塩化ジルコニウ
ム、ヒドロキシ塩化ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、
塩基性炭酸ジルコニウム、水酸化ジルコニウム、乳酸ジ
ルコニウム、炭酸ジルコニウム・アンモニウム、炭酸ジ
ルコニウム・カリウム、硫酸ジルコニウム、フッ化ジル
コニウム化合物等が挙げられる。
【0027】上記した水溶性多価金属化合物は、無機微
粒子に対して0.1〜10重量%の割合で添加するのが
好ましく、0.5〜8重量%がより好ましい。分散液に
おける無機微粒子の濃度は10〜40重量%程度が適当
であり、15〜35重量%が好ましい。
【0028】本発明のシリカ微粒子分散液に用いられる
分散媒は、水を主体とするものであるが、少量の有機溶
剤(低級アルコールや酢酸エチル等の低沸点溶剤)を含
んでもよい。その場合、有機溶剤は全分散媒に対して2
0重量%以下、更には10重量%以下であることが好ま
しい。
【0029】本発明において、一次分散(プレミキシン
グ)は、プロペラ撹拌、タービン型撹拌、ホモミキサー
型撹拌、超音波撹拌等を用いることができる。二次分散
には、高圧ホモジナイザーやボールミル等を用いること
ができる。高圧ホモジナイザーを用いた分散は、例えば
特開平10−31064号公報に記載の方法を用いるこ
とができる。一次分散で得られたスラリーを高圧ホモジ
ナイザーで処理する回数は、1〜数十回の範囲から選ば
れる。
【0030】本発明のインクジェット記録材料は、上記
のようにして製造した無機微粒子分散液とポリビニルア
ルコールような親水性バインダー、その架橋剤、界面活
性剤、カチオン性ポリマー等を混合してインク受容層の
塗布液を作製し、次いでこの塗布液を紙、ポリオレフィ
ン樹脂被覆紙、あるいはプラスチック樹脂フィルム等の
支持体に塗布して製造する。前記塗布液中の無機微粒子
の濃度は、5〜25重量%程度が適当であり、好ましく
は8〜20重量%である。本発明において、インク受容
層が含有する無機微粒子の量は、5〜30g/m2の範囲
が好ましい。
【0031】本発明のインクジェット記録材料に用いら
れる親水性バインダーとしては、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、カルボキメチルセルロース
等のセルロース類、ゼラチン等があるが、好ましくはポ
リビニルアルコールである。ポリビニルアルコールの中
でも、ケン化度が80以上の部分または完全ケン化した
ものが好ましい。平均重合度500〜5000のポリビ
ニルアルコールが好ましい。また、カチオン変性ポリビ
ニルアルコールとしては、例えば特開昭61−1048
3号に記載されているような、第1〜3級アミノ基や第
4級アンモニウム基をポリビニルアルコールの主鎖ある
いは側鎖中に有するポリビニルアルコールである。親水
性バインダーぼ添加量は、無機微粒子に対して5〜40
重量%の範囲が好ましく、10〜25重量%の範囲がよ
り好ましい。
【0032】上記した親水性バインダーの架橋剤(硬膜
剤)を用いるのが好ましい。硬膜剤の具体的な例として
は、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドの如きアル
デヒド系化合物、ジアセチル、クロルペンタンジオンの
如きケトン化合物、ビス(2−クロロエチル尿素)−2
−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5トリアジ
ン、米国特許第3,288,775号記載の如き反応性
のハロゲンを有する化合物、ジビニルスルホン、米国特
許第3,635,718号記載の如き反応性のオレフィ
ンを持つ化合物、米国特許第2,732,316号記載
の如きN−メチロール化合物、米国特許第3,103,
437号記載の如きイソシアナート類、米国特許第3,
017,280号、同2,983,611号記載の如き
アジリジン化合物類、米国特許第3,100,704号
記載の如きカルボジイミド系化合物類、米国特許第3,
091,537号記載の如きエポキシ化合物、ムコクロ
ル酸の如きハロゲンカルボキシアルデヒド類、ジヒドロ
キシジオキサンの如きジオキサン誘導体、クロム明ば
ん、硫酸ジルコニウム、ほう酸及びほう酸塩の如き無機
硬膜剤等があり、これらを1種または2種以上組み合わ
せて用いることができる。硬膜剤の添加量はインク受容
層を構成する水溶性ポリマーに対して0.01〜40重
量%が好ましい。上記硬膜剤の中でも特にほう酸あるい
はほう酸塩が好ましく用いられる。
【0033】本発明のインク受容層には、カチオン性ポ
リマーを含有してもよい。カチオン性ポリマーとして
は、ポリエチレンイミン、ポリジアリルアミン、ポリア
リルアミン、特開昭59−20696号、同59−33
176号、同59ー33177号、同59−15508
8号、同60−11389号、同60−49990号、
同60−83882号、同60−109894号、同6
2−198493号、同63−49478号、同63−
115780号、同63−280681号、特開平1−
40371号、同6−234268号、同7−1254
11号、同10−193776号、同10−21760
1号公報等に記載された1〜3級アミノ基、4級アンモ
ニウム塩基、あるいはホスホニウム塩基を有する水溶性
カチオン性ポリマーが挙げられる。これらのカチオン性
ポリマーの重量平均分子量は、好ましくは5万以下で、
下限は2千程度である。
【0034】上記カチオン性ポリマーの使用量はシリカ
微粒子に対して1〜10重量%が好ましく、1〜5重量
%がより好ましい。使用量が多くなると前述したよう
に、用いる気相法シリカの種類によっては塗布後のゲル
化能が低下する。
【0035】インク受容層には、更に、界面活性剤、硬
膜剤の他に着色染料、着色顔料、インク染料の定着剤、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料の分散剤、消泡剤、レ
ベリング剤、防腐剤、蛍光増白剤、粘度安定剤、pH調
節剤などの公知の各種添加剤を添加することもできる。
【0036】本発明において、前述したインク受容層の
塗布液は支持体上に数十〜数百μmの厚みの塗布層が形
成されるように塗布され、 次いで乾燥される。塗布液
の温度は一般的に30℃〜45℃程度であることが好ま
しい。塗布液が塗布された後、15℃以下、好ましくは
10℃以下の空気で冷却するのが好ましい。次いで高温
低湿の空気、例えば30〜60℃、相対湿度25%以下
の空気で乾燥させる。
【0037】本発明において、塗布液の塗布方法は、特
に限定されず、公知の塗布方法を用いることができる。
例えば、スライドビード方式、カーテン方式、エクスト
ルージョン方式、エアナイフ方式、ロールコーティング
方式、ロッドバーコーティング方式等がある。
【0038】本発明のインクジェット記録材料は、本発
明の無機微粒子分散液を含む単一層のインク受容層で構
成されていてもよく、複数層で構成されていてもよい。
複数層の場合、例えば、シリカ微粒子を含有するインク
受容層と、アルミナ水和物を含有するインク受容層の2
層構成であってもよい。
【0039】本発明に用いられる支持体としては耐水性
支持体が好ましい。例えばポリエチレンテレフタレート
やポリエチレンナフタレートのようなポリエステル樹
脂、ジアセテート樹脂、トリアセテート樹脂、アクリル
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリイ
ミド樹脂、セロハン、セルロイド等の樹脂フィルム、ま
た、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン
樹脂で紙を被覆(ラミネート)した支持体、更にガラス
板等が挙げられる。
【0040】これらの支持体は、透明であっても不透明
であってもよい。本発明に用いられる耐水性支持体の厚
みは、約50〜200μm程度のものが好ましい。本発
明において好ましい支持体は、ポリエチレンテレフタレ
ートやポリオレフィン樹脂被覆紙である。特に、ポリオ
レフィン樹脂被覆紙を用いることによってフォトライク
な記録材料が得られる。以下、ポリオレフィン樹脂被覆
紙について詳細に説明する。
【0041】ポリオレフィン樹脂被覆紙を構成する原紙
は、特に制限はなく、一般に用いられている紙が使用で
きるが、より好ましくは例えば写真用支持体に用いられ
ているような平滑な原紙が好ましい。原紙を構成するパ
ルプとしては天然パルプ、再生パルプ、合成パルプ等を
1種もしくは2種以上混合して用いられる。この原紙に
は一般に製紙で用いられているサイズ剤、紙力増強剤、
填料、帯電防止剤、蛍光増白剤、染料等の添加剤が配合
される。
【0042】さらに、表面サイズ剤、表面紙力剤、蛍光
増白剤、帯電防止剤、染料、アンカー剤等が表面塗布さ
れていてもよい。
【0043】また、原紙の厚みに関しては特に制限はな
いが、紙を抄造中または抄造後カレンダー等にて圧力を
印加して圧縮するなどした表面平滑性の良いものが好ま
しく、その坪量は30〜250g/m2が好ましい。
【0044】樹脂被覆紙の樹脂としては、ポリオレフィ
ン樹脂や電子線で硬化する樹脂を用いることができる。
ポリオレフィン樹脂としては、低密度ポリエチレン、高
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ
ペンテンなどのオレフィンのホモポリマーまたはエチレ
ン−プロピレン共重合体などのオレフィンの2つ以上か
らなる共重合体及びこれらの混合物であり、各種の密
度、溶融粘度指数(メルトインデックス)のものを単独
にあるいはそれらを混合して使用できる。
【0045】また、樹脂被覆紙の樹脂中には、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシウムなどの白色顔
料、ステアリン酸アミド、アラキジン酸アミドなどの脂
肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシ
ウムなどの脂肪酸金属塩、イルガノックス1010、イ
ルガノックス1076などの酸化防止剤、コバルトブル
ー、群青、セシリアンブルー、フタロシアニンブルーな
どのブルーの顔料や染料、コバルトバイオレット、ファ
ストバイオレット、マンガン紫などのマゼンタの顔料や
染料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤などの各種の添加剤を
適宜組み合わせて加えるのが好ましい。
【0046】本発明において好ましく用いられる支持体
である樹脂被覆紙は、走行する原紙上にポリオレフィン
樹脂の場合は、加熱溶融した樹脂を流延する、いわゆる
押出コーティング法により製造され、その両面が樹脂に
より被覆される。また、電子線により硬化する樹脂の場
合は、グラビアコーター、ブレードコーターなど一般に
用いられるコーターにより樹脂を塗布した後、電子線を
照射し、樹脂を硬化させて被覆する。また、樹脂を原紙
に被覆する前に、原紙にコロナ放電処理、火炎処理など
の活性化処理を施すことが好ましい。支持体のインク受
容層が塗布される面(表面)は、その用途に応じて光沢
面、マット面などを有し、特に光沢面が優位に用いられ
る。裏面に樹脂を被覆する必要はないが、カール防止の
点から樹脂被覆したほうが好ましい。裏面は通常無光沢
面であり、表面あるいは必要に応じて表裏両面にもコロ
ナ放電処理、火炎処理などの活性処理を施すことができ
る。また、樹脂被覆層の厚みとしては特に制限はない
が、一般に5〜50μmの厚味に表面または表裏両面に
コーティングされる。
【0047】本発明における支持体には帯電防止性、搬
送性、カール防止性などのために、各種のバックコート
層を塗設することができる。バックコート層には無機帯
電防止剤、有機帯電防止剤、親水性バインダー、ラテッ
クス、硬化剤、顔料、界面活性剤などを適宜組み合わせ
て含有せしめることができる。
【0048】
【実施例】実施例1 《インクジェット記録シート1の作製》次のようにし
て、シリカ微粒子分散液を作製した。尚、部とは重量部
を表す。 <分散液A> 水 376部 変性エタノール 20部 水溶性多価金属化合物 4部 気相法シリカ 100部 (平均一次粒径20nm、BET法による比表面積90m2/g)
【0049】分散媒(水と変性エタノールの混合物)の
中に水溶性多価金属化合物として塩基性ポリ水酸化アル
ミニウム化合物((株)理研グリーン社より市販されて
いるピュラケムWT)を溶解し、次いで粉末の気相法シ
リカ微粒子を添加し混合してシリカ微粒子スラリーを作
製した。次にこのシリカ微粒子スラリーを高圧ホモジナ
イザーで1回処理して、シリカ微粒子の濃度が約20重
量%のシリカ分散液を作製した。
【0050】上記シリカ微粒子分散液Aに8重量%のポ
リビニルアルコール水溶液を固形分で18部になるよう
に添加し、さらに硼酸4部および界面活性剤0.3部を
添加して塗布液を作製した。この塗布液のシリカ微粒子
の濃度は14重量%である。この塗布液をスライドビー
ド塗布装置を用いて、シリカ微粒子の塗布量が18g/
m2になるように、下記の支持体に塗布した後直ぐに10
℃で30秒間冷却し、その後40℃相対湿度20%の空
気で乾燥してインクジェット記録シート1を作製した。
【0051】<支持体>LBKP(50部)とLBSP
(50部)のパルプ配合からなる120g/m2の基紙の
表面に低密度ポリエチレン(70部)と高密度ポリエチ
レン(20部)と酸化チタン(10部)からなる樹脂組
成物を22g/m2塗布し、裏面に高密度ポリエチレン
(50部)と低密度ポリエチレン(50部)からなる樹
脂組成物を18g/m2塗布してなるポリオレフィン樹脂
被覆紙を用意した。
【0052】《インクジェット記録シート2の作製》次
のようにして、シリカ微粒子分散液を作製した。 <分散液B>上記分散液Aの水溶性多価金属化合物に代
えて、カチオン性ポリマー(ポリジメチルジアリルアン
モニウムクロライドホモポリマー;平均分子量約3万)
を用いる以外は同様にして分散液を作製した。
【0053】上記シリカ微粒子分散液Bに8重量%のポ
リビニルアルコール水溶液を固形分で18部になるよう
に添加し、さらに硼酸4部および界面活性剤0.3部を
添加して塗布液を作製した。この塗布液のシリカ微粒子
の濃度は14重量%である。この塗布液をスライドビー
ド塗布装置を用いて、シリカ微粒子の塗布量が18g/
m2になるように、上記と同様に支持体に塗布、乾燥して
インクジェット記録シート2を作製した。
【0054】《インクジェット記録シート3の作製》次
のようにして、シリカ微粒子分散液を作製した。 <分散液C>分散液Aから水溶性多価金属化合物を除い
た以外は同様にして分散液を作製した。
【0055】上記シリカ微粒子分散液Cに、塩基性ポリ
水酸化アルミニウム化合物((株)理研グリーン社より
市販されているピュラケムWT)を4部、8重量%のポ
リビニルアルコール水溶液を固形分で18部になるよう
に添加し、さらに硼酸4部および界面活性剤0.3部を
添加して塗布液を作製した。この塗布液のシリカ微粒子
の濃度は14重量%である。この塗布液をスライドビー
ド塗布装置を用いて、シリカ微粒子の塗布量が18g/
m2になるように、上記と同様に支持体に塗布、乾燥して
インクジェット記録シート3を作製した。
【0056】上記のようにして作成したインクジェット
記録シートについて、インク受容層の塗布面、インク吸
収性を次の基準で評価した。その結果を表1に示す。
【0057】<塗布面評価> ○:塗布面が均一である。 △:筋状の塗布むらが部分的に認められる。 ×:ハジキと筋状の塗布故障が全面に発生。
【0058】<インク吸収性>セイコーエプソン(株)
製PM−770Cカラープリンターを用いて常温常湿条
件下で赤ベタ印字を行い、印字直後にPPC用紙を印字
部に重ねて軽く圧着し、PPC用紙に転写したインク量
の程度を目視で観察し、下記の基準で評価した。 ○:全く転写しない。 △:やや転写する。 ×:転写が著しい。
【0059】
【表1】 ────────────────────────────── 記録シート 塗布面評価 インク吸収性 備考 ────────────────────────────── 1 ○ ○ 本発明 2 △ △ 比較 3 × △ 比較 ──────────────────────────────
【0060】上記結果より、本発明の分散液を用いたイ
ンクジェット記録材料は、塗布面、インク吸収性とも優
れていることが分かる。
【0061】実施例2 実施例1のインクジェット記録シート1に準じてインク
ジェット記録シート4を作製した。但し、シリカ微粒子
分散液中の水溶性金属化合物を硝酸ジルコニウムに代え
た。実施例1に準じて評価した結果、インクジェット記
録シート1と同様な結果が得られた。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、分散安定性に優れた無
機微粒子分散液が得られ、この分散液を用いることによ
って塗布面及びインク吸収性に優れたインクジェット記
録材料が得られる。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H086 BA33 BA46 4G065 AA01 AA02 AA05 BA10 BB06 CA11 DA06 DA09 DA10 EA03 FA01 4G072 AA28 CC04 EE01 EE05 EE06 GG02 HH17 JJ09 UU30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均一次粒子径が50nm以下の無機微
    粒子分散液の製造方法において、前記無機微粒子を水溶
    性多価金属化合物の存在下で分散することを特徴とする
    無機微粒子分散液の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記無機微粒子が気相法シリカである請
    求項1に記載の無機微粒子分散液の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記水溶性多価金属化合物がアルミニウ
    ム化合物である請求項1に記載の無機微粒子分散液の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載の製
    造方法で製造された無機微粒子分散液を用いたことを特
    徴とするインクジェット記録材料。
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