JP2002320604A - X線撮像システム - Google Patents

X線撮像システム

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JP2002320604A
JP2002320604A JP2002081305A JP2002081305A JP2002320604A JP 2002320604 A JP2002320604 A JP 2002320604A JP 2002081305 A JP2002081305 A JP 2002081305A JP 2002081305 A JP2002081305 A JP 2002081305A JP 2002320604 A JP2002320604 A JP 2002320604A
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Japan
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angle
ray
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JP2002081305A
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English (en)
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Asa Vallin
ヴァリン オーサ
Samuel Pakvis
パクヴィス サミュエル
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Siemens Elema AB
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Siemens Elema AB
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上記のような従来技術の欠点を取り除いて、
1つの操作位置から両傾斜角に対する角度情報を確認す
ることができるX線撮像システムを提供し、これにより
オペレータの負担を軽減する。 【解決手段】 X線ヘッド4;16;76と、複数のヘ
ッド角度センサ58,60;78,80と、表示手段6
4;94とが設けられており、前記各ヘッド角度センサ
58,60;78,80が測定された角度を示す出力信
号を提供するように構成されており、前記表示手段6
4;94が、この出力信号に応じて各ヘッド角度センサ
58,60;78,80に関する角度情報を画像表示す
るために配置されておりかつ単一の視認ステーション6
6に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非一体タイプのX
線撮像システムとX線撮像装置に関しており、前記X線
撮像システムは、X線ビームを発生させるためのX線源
を収容したX線ヘッドを有しており、このX線ヘッドが
空間中でX線ビームを向き付けるために旋回可能であ
り、前記X線撮像装置はX線ヘッドと機械的に接続して
いない。
【0002】
【従来の技術】患者のX線検査においては、形成される
像が歪まないように、X線源から放射されるX線ビーム
がレントゲン写真を撮りたい患者の部位を透過後、正確
な角度でX線フィルムまたはデジタル画像受像器等の平
坦な撮像装置に当たることが重要である。これを達成す
るために、撮像装置とX線ヘッドとは適切に互いに向き
付けられていることが重要である(通常、X線源からの
中心線が撮像装置の撮像平面に垂直に当たるようにす
る)。例えばSiemens-Elema AB社のパンフレットMOBILE
TTTM Plus HP“Instruction for Use”に説明されて
いるような公知の移動形X線撮像システムは、X線ヘッ
ドと機械的に接続しないフィルムカートリッジ(または
カセッテ)と共に使用される。このフィルムカートリッ
ジは患者の下に、しばしば患者が横になるマットレスの
下に配置され、オペレータは、X線源とカートリッジと
が互いに適切に向き付けられるまで2つの互いに垂直な
旋回軸線を中心としてX線ヘッドを旋回させることがで
きる。
【0003】この向き付けを容易にするためにヘッド角
度センサを提供することがMOBILETTシステムか
ら公知であり、このヘッド角度センサは、アーチ形の球
溝(または溝)内を可動である球体を有しており、この
球体には透明ディスプレイが被せられていて、この透明
ディスプレイの表面には水平面からのヘッドの傾斜角に
対応する角度がマークされている。これにより、ヘッド
の実際の傾斜角はボールと角度マークとの視覚的一致に
よって示される。これは、ディスプレイから角度を正確
に読み取るためにオペレータがディスプレイのほぼ直前
に立っていなければならないということを意味してい
る。上述のような角度センサはX線ヘッドの互いに垂直
な2つの外壁区分それぞれに配置されており、これによ
り、ヘッドの互いに垂直な2つの旋回軸線のそれぞれを
中心とする水平面に対するヘッドの旋回度を測定する。
使用時にオペレータは、X線ヘッドの旋回軸線に対応す
る一対の軸線のそれぞれを中心とする水平面に対する平
坦な撮像面の傾斜角(所望の角度)を測定し、さらに、
角度センサの補助により、X線ビームの中心線が撮像装
置の平坦な撮像面に対して垂直を成すようにヘッドを同
程度傾斜させる。
【0004】このような装置に伴う1つの問題は角度情
報が互いに垂直な2つの別個の視認ステーションにおい
て表示されることである。これは、オペレータがX線ヘ
ッドの両傾斜角に関する角度情報を同時に見ることがで
きずかつ、ヘッドの傾斜角それぞれを確認するために撮
像システムの周囲を移動しなければならないということ
を意味している。さらにオペレータは所望の角度を記憶
しなければならず、これはシステムを作動させる際のオ
ペレータの負担を増やすだけである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、上記のような従来技術の欠点を取り除いて、1つ
の操作位置から両傾斜角に対する角度情報を確認するこ
とができるX線撮像システムを提供し、これによりオペ
レータの負担を軽減することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】ここに使用されているよ
うに、“視認ステーション”という用語は、1つのオペ
レータ位置から視認可能であるように1つまたは2つ以
上のディスプレイが設置されているようなX線撮像シス
テムの外壁領域または外壁に設けられた領域を意味して
いると理解されるべきである。
【0007】公知のX線撮像システムに関連する問題点
のうちの少なくとも1つのための軽減策が、本明細書の
請求項1に説明されておりかつ請求項1による特徴を有
するような撮像システムによって提供される。検出され
た角度に応じた出力信号を提供する加速度計または傾斜
計等の角度センサを提供することによって、この出力信
号に応じた角度情報を画像表示する関連する表示手段
が、角度センサの位置に関わらず、単一の視認ステーシ
ョンに容易に配置されてよい。
【0008】有利には差形成手段が提供されており、こ
の差形成手段は、各センサによって測定される角度と、
例えばキーパッド等のユーザインタフェースを介してオ
ペレータによって入力されるかまたはX線撮像装置に設
けられた角度センサから自動的に入力される対応する所
望の傾斜角との差を示す信号を発生させ、この信号は差
を視覚表示するために表示手段に供給されかつ表示手段
によって使用される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の典型的な実施例を、添付
図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
【0010】図1を参照すると非一体型X線撮像システ
ム2が示されており、この非一体型X線撮像システム2
はアーム6によって支持された旋回可能なX線ヘッド4
と、患者10の下に配置され患者10の像を記録するた
めのフィルムカートリッジまたはデジタルイメージング
アレイ等の機械的に独立した平坦なX線撮像装置8とを
含んでおり、この撮像装置8は水平面に対してある角度
だけ傾斜して示されている。X線ヘッド4はX線源(図
示せず)を有しており、このX線源を使用して患者10
のX線照射を実施することができる。コンピュータシス
テム12はユーザインタフェースを提供しており、この
ユーザインタフェースを介して、情報、例えばX線源に
よって発生されるX線ビームの照射時間およびエネルギ
を制御するための情報がX線撮像システム2の電源/制
御ユニット13に入力されてよく、電源/制御ユニット
13はこの入力に応答してX線ヘッド4に供給する電力
を変更する。
【0011】移動形X線発生装置14が図2に示されて
いる。このタイプの発生装置14は、通常、X線画像が
必要とされる場合に患者のベッドまで転がして運ぶため
に提供されている。X線ヘッド16はアーム18の一方
の端部に配置されておりかつ、第1の旋回軸22と第2
の旋回軸24とを中心とするアーム18の旋回によって
制御/電源ユニット20に対して垂直方向および水平方
向で効果的に調整されてよい。矢印によって示したよう
にX線ヘッド16が2つの直交する軸線XおよびYのそ
れぞれを中心に独立して旋回するように取り付けられて
いることが、本発明のシステムにとって重要である。
【0012】この分野においてよく知られているよう
に、図3に示したX線ヘッド16はX線源、例えば可動
の絞り板30形式のコリメータ28を備えたX線管26
を有しており、このコリメータ28によりほぼ矩形のX
線ビーム32を発生させることができる。X線ビーム1
7の中心は、検査用テーブル(または患者のベッド)3
8上に配置されるフィルムカートリッジ36等の平坦な
通常矩形の撮像面34の中心と合致させられている。ヘ
ッド16と撮像面34との有利でかつ最も一般的な相互
向き付けが図3に示されており、図3では、X線ビーム
32の中心線40は平坦な撮像面34の中心42に垂直
に当たっている。
【0013】この相互向き付けを補助するために図2の
システムのヘッド16に、図4に示したようにヘッド角
度センサを設けることが公知である。ヘッド16は、ヘ
ッド16が軸線Xを中心として旋回するように、旋回取
付け具46により受け台44に取り付けられている。受
け台44自体は、一方の軸線Xに対して垂直な軸線Yを
中心としてヘッド16が旋回するように、アーム6に結
合された軸48を中心として旋回可能である。上記のMO
BILETTシステムに関して説明したような球体タイプの第
1の公知のヘッド角度センサ50が第1の視認ステーシ
ョン52においてヘッド16の外面に取り付けられてお
り、関連する軸線Xを中心とする旋回により生じる水平
面に対するヘッド16の傾斜角を表示する。第2の公知
のヘッド角度センサ54は、第1のセンサ50に対して
垂直であるように第2の視認ステーション56において
ヘッド16の外面に取り付けられておりかつ、関連する
軸線Yを中心とする旋回により生じる水平面に対するヘ
ッド16の傾斜角を表示する。この図面から分かるよう
に、オペレータは1つの操作位置から両ヘッド角度セン
サ50,54を読み取ることはできない。
【0014】例えば図2に示したような本発明による非
一体型X線撮像システムは、角度センサ50,54の代
わりに、図5に概略的に示した第1および第2の加速度
計または傾斜計58,60等の検出された傾斜角を示す
電気信号出力を提供する公知の角度センサが用いられて
いることを除いて、この図2および図4に示したものと
ほぼ同様であるX線ヘッド16を有している。これらの
ヘッド角度センサ58,60は、軸線Xおよび軸線Yの
それぞれを中心とする旋回によるヘッド16の傾斜を測
定するために配置されており、これにより、公知の角度
センサ50,54と同様の機能を提供する。図5は内部
に配置された第1および第2のヘッド角度センサ58,
60を有するX線ヘッド16の一部を示しており、これ
らのヘッド角度センサ58,60の出力は処理ユニット
62に接続されており、この処理ユニット62は、以下
に説明するような差形成手段の機能を含んでよくかつ表
示手段64を駆動する。表示手段64はここではLCD
(液晶ディスプレイ)ユニット等の視覚表示ユニットと
して示されているが、図6を参照して以下に説明するタ
イプであってもよく、処理ユニット62によって駆動さ
れて第1および第2のヘッド角度センサ58,60によ
って測定された角度に応じた角度情報を表示する。つま
り、表示手段64は単一の視認ステーション66におい
て各ヘッド角度センサ58,60からの角度情報を配列
するように動作し、この表示手段64はここではヘッド
16の外壁区分として示されている。択一的に、処理ユ
ニット若しくは差形成手段62と表示手段64とのうち
の一方またはこれらの両方が、図2の撮像システムの電
源/制御ユニット20内または電源/制御ユニット20
上に配置されてよい。表示手段64は、並置された2つ
のディスプレイ(図示せず)から構成されてもよく、こ
の場合、依然として単一の視認ステーション66に位置
しているにもかかわらず、それぞれ1つが各角度センサ
58,60に関連している。
【0015】表示手段68の別の形式が図6に示されて
おり、この形式は、ヘッド角度センサ58,60のうち
の一方によって測定されたような実際の傾斜角と、以下
でさらに詳細に説明するように、対応する所望の傾斜角
との差を表示する場合に特に有利であり、これにより、
X線ヘッド4の傾斜を変更して適切な向きを達成するた
めにオペレータを直観的に案内する。表示手段68は個
々に作動可能な発光ダイオード(LED)の第1の線形
配列70を含んでおり、この第1の線形配列70はLE
Dの第2の線形配列72とほぼ垂直に交差している。各
線形配列70,72に共通のLED74は、ここでは各
線形配列70,72の中央LEDとして配置されてい
て、線形配列70,72が差を表示するために使用され
た場合には正確な整合(ヘッド16と撮像装置との角度
差がゼロ)を示すように点灯する。この表示手段68の
動作を、図7に示した非一体型X線撮像システムに関し
て以下でさらに詳細に説明する。
【0016】図7に示したように、図2に示したものと
同様のX線ヘッド若しくは撮像ヘッド76は、上に説明
したように、第1および第2のヘッド角度センサ78,
80を有しており、これらの角度センサ78,80は、
垂直軸線XおよびYのそれぞれを中心とするヘッド76
の旋回のための水平面に対するヘッド76のそれぞれの
傾斜角を測定する。ヘッド76は電源/制御ユニット8
2に作用接続されており、この電源/制御ユニット82
はヘッド内のX線源(図示せず)に電力を供給する。さ
らにデジタルイメージングアレイまたはフィルムカート
リッジ等の撮像装置84が、撮像ヘッド76と機械的に
接続されずに提供されており、これにより互いに個別に
向き付け可能である。第1の撮像角度センサ86および
第2の撮像角度センサ88は、水平面に対する撮像装置
84の平坦な撮像面90の傾斜を示す出力信号をそれぞ
れ提供するために撮像装置84に関して配置されてお
り、これにより、ヘッド角度センサ78,80によって
測定された角度を補う。撮像角度センサ86,88によ
って測定された角度は、X線ヘッド76によって達成す
べき(相補的なヘッド角度センサ58,60によって測
定されるような)所望の角度を提供する。択一的に、撮
像角度センサ86,88は、撮像装置84上、有利には
平坦な撮像面90上またはこの撮像面90の近くに取外
し可能に配置可能な支持体上に取り付けられてよい。こ
のような支持体は、各撮像角度センサ86,88のため
に1つずつ、直交して配置された2つの支持バーから適
切に構成されてよく、これらの支持バーは、平坦な撮像
面の隣接側に対してほぼ平行に位置するように撮像装置
84上に配置されてよい。
【0017】プログラム可能なマイクロプロセッサ等の
処理ユニット若しくは差形成手段92は電源/制御ユニ
ット82内に配置されていて、各センサ78,80,8
6,88によって測定された角度を表す全てのセンサ7
8,80,86,88からの信号を受け取りかつ、撮像
角度センサ86,88によって測定された所望の角度
と、相補的なヘッド角度センサ78,80によって測定
されたそれぞれの角度との差を形成するようになってい
る。各旋回軸線XおよびYを中心としてヘッドを旋回さ
せるためのこの差を示す信号は、表示手段若しくは表示
装置94に駆動信号を提供する。この表示手段94は、
単一の視認ステーションにおいて、ヘッド76または電
源/制御ユニット82のうちの一方に配置されている。
この表示手段94は駆動信号に応答して、形成された差
に関する視覚表示を提供する。さらに図7に示したよう
に、キーパッドまたはキーボード(関連ディスプレイ装
備または不装備)等のユーザ入力装置96も提供されて
おり、このユーザ入力装置96を介してオペレータは、
撮像装置84に撮像角度センサ86,88を設ける代替
手段として、公知の形式において手動で測定された所望
の角度を提供してよい。
【0018】図7の実施例を考察すると、表示装置94
は図6のLEDの2つの線形配列70,72を含んでお
り、配列72は、ここではY軸線を中心とするヘッド7
6の旋回に関する差、つまり“Y差”(第2の撮像角度
センサ88の出力から第2のヘッド角度センサ80の出
力を引いたものである)に関連しており、配列70は、
ここではX軸線を中心とするヘッド76の旋回に関する
差、つまり“X差”(第1の撮像角度センサ86の出力
から第1のヘッド角度センサ78の出力を引いたもので
ある)に関連している。
【0019】処理ユニット92はX差を形成するように
プログラムされておりかつ、このX差に応じて位置が変
化する、LED配列70上の1つのLED若しくは表示
セグメント98を選択的に作動させる。この例におい
て、プロセッサ92はLED配列70上の個々のLED
98を点灯させるように動作する。この単独のLED9
8は以下の規則に従って選択される。
【0020】(a)10°以上であるX差の絶対値に対
しては、配列70の各LEDは所望の角度(中央のLE
D74によって表されている)からの10°ずつのずれ
を表す。
【0021】(b)10°以下であるX差の絶対値に対
しては、配列70の各LEDは所望の角度からの1°ず
つのずれを表す。
【0022】したがって、図6に示したように、プロセ
ッサ92は2°または20°〜29°の絶対値を表すX
差を形成している。
【0023】処理ユニット92は、さらにY差を形成す
るようにプログラムされておりかつ、このY差に応じて
位置が変化する、LED配列72上の1つの発光ダイオ
ード若しくは表示セグメント100を選択的に点灯させ
る。この例において、プロセッサ92は、X差に応じて
変化する配列70上の個々のLEDを照明させることに
関して前述したような、Y差に関して適切に修正された
規則に従ってLED配列72上の個々のLEDを照明さ
せるように動作する。
【0024】したがって、図6に示したように、プロセ
ッサ92は4°または40°〜49°の絶対値を表すY
差を形成している。
【0025】処理ユニット92は、さらに、中央LED
74のどちらの側において個々のLEDが点灯されるか
を決定するためにX差およびY差の信号をそれぞれ利用
するようにプログラムされている。
【0026】ディスプレイの解像度を、特定の用途およ
び使用される角度センサ78,80,86,88の解像
度に適合させるために容易に調整することができること
は当業者によって認められる。さらに、個々のLED配
列70,72が、配列70,72の個々のLEDにそれ
ぞれが対応する個々のセグメントを表示するように駆動
される視覚表示ユニットと容易に交換されてよい。これ
らの個々のセグメントは、各配列70,72上における
個々のLED98,100の作動に対応する形式で強調
されてよい。
【0027】共通のLED74は、両方の所望の角度が
X線ヘッド76によって達成されるまで点滅しているよ
うにプロセッサ92によって作動させることができ、所
望の角度が達成された時点で照明は一定になる。この点
滅表示は、ヘッド76の向き付けが不正であるというオ
ペレータに対するより優れた視覚的警告を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用時における非一体型X線撮像システムを示
す図である。
【図2】X線ヘッドのための適切な旋回軸線と共に移動
形X線発生装置を示す図である。
【図3】X線ヘッドからのX線ビームによるX線撮像装
置の照射を示す概略図である。
【図4】図2のX線ヘッドと共に配置された公知の角度
センサを示す図である。
【図5】本発明に従って改められた図2のX線ヘッドの
一部を示す図であり、内部に配置されたヘッド角度セン
サが示してある。
【図6】図5のセンサの出力に応じた角度情報を示すた
めの表示手段を示す図である。
【図7】本発明による非一体型X線撮像システムの実施
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 X線撮像システム、 4 X線ヘッド、 6 アー
ム、 8 X線撮像装置、 10 患者、 12 コン
ピュータシステム、 13 電源/制御ユニット、 1
4 移動形X線発生装置、 16 X線ヘッド、 17
X線ビーム、18 アーム、 20 電源/制御ユニ
ット、 22,24 旋回軸、 26X線管、 28
コリメータ、 30 絞り板、 32 X線ビーム、
34撮像面、 36 フィルムカートリッジ、 38
検査用テーブル、 40中心線、 42 中心、 44
受け台、 46 旋回取付具、 48 軸、50,5
4 ヘッド角度センサ、 52,56 視認ステーショ
ン、58 加速度計、 60 傾斜計、 62 処理ユ
ニット、 64,68 表示手段、 66 視認ステー
ション、 70,72 線形配列、 74 発光ダイオ
ード、76 X線ヘッド、 78,80 ヘッド角度セ
ンサ、 82 電源/制御ユニット、 84 撮像装
置、 86,88 撮像角度センサ、 90 撮像面、
92 処理ユニット、 94 表示手段、 96 ユー
ザ入力装置、 98,100 発光ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C093 AA03 CA15 EA02 EA17 EB12 EB13 EB17 EB21 EC04 EC11 EC22 EE01 FA55 FB02 FG13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線撮像システムであって、 X線ビーム(32)を放射するX線源(26)を有した
    X線ヘッド(4;16;76)が設けられており、該X
    線ヘッド(4;16;76)が空間中で前記放射される
    X線ビーム(32)を向き付けるために複数の軸線
    (X;Y)を中心として旋回可能であり、前記X線ヘッ
    ド(16,76)と共に配置された複数のヘッド角度セ
    ンサ(58,60;78,80)が設けられており、該
    ヘッド角度センサ(58,60;78,80)のそれぞ
    れが前記複数の軸線(X;Y)の異なる一方と関連して
    おり、これにより、関連軸線(X;Y)を中心とする旋
    回により生じる前記X線ヘッド(16;76)の傾斜角
    を測定するようになっており、表示手段(64;94)
    が設けられており、該表示手段(64;94)が、測定
    された角度のそれぞれに関する角度情報を表示するため
    に前記各ヘッド角度センサ(58,60;78,80)
    に作用接続されている形式のものにおいて、 各ヘッド角度センサ(58,60;78,80)が測定
    された角度を示す出力信号を提供するように構成されて
    おり、前記表示手段(64;94)が、この出力信号に
    応じて各ヘッド角度センサ(58,60;78,80)
    に関する角度情報を画像表示するために配置されてお
    り、また前記表示手段(64;94)が単一の視認ステ
    ーション(66)に配置されていることを特徴とする、
    X線撮像システム。
  2. 【請求項2】 さらに差形成手段(62;92)が設け
    られており、該差形成手段(62,92)が、前記各ヘ
    ッド角度センサ(58,60;78,80)から出力信
    号を受け取り、測定された各角度と、対応する所望の傾
    斜角との差を計算し、各軸線(X;Y)に関するこの計
    算された差に応じた信号を発生させるように配置されて
    おり、前記表示手段(64;94)が、前記発生された
    信号に応答して、計算された各差を角度情報として可視
    表示するようになっている、請求項1記載のX線撮像シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記差形成手段(92)に所望の傾斜角
    それぞれを示す信号を提供するための入力手段(96;
    86,88)が設けられている、請求項2記載のX線撮
    像システム。
  4. 【請求項4】 前記X線ヘッド(76)から機械的に分
    離された平坦な撮像装置(84)が設けられており、前
    記入力手段が、前記複数のヘッド角度センサ(78,8
    0)に対応していてかつ前記撮像装置(84)と共に配
    置可能な複数の撮像角度センサ(86,88)を含んで
    おり、該撮像角度センサ(86,88)のそれぞれが前
    記撮像装置(84)の傾斜角に応答してかつ、異なる関
    連する軸線に対する前記撮像装置(84)の傾斜角を示
    した、所望の旋回角度として前記差形成手段(92)に
    供給するための出力を提供する、請求項3記載のX線撮
    像システム。
  5. 【請求項5】 前記ヘッド角度センサ(78,80)
    が、互いに垂直な2つの軸線(X;Y)を中心とするヘ
    ッド(76)の旋回により生じるヘッド(76)の傾斜
    角を測定するために配置されており、前記表示手段(9
    4)が、個々に動作可能な表示セグメント(98;10
    0)の2つの線形配列(70;72)を含んでおり、各
    線形配列(70;72)が軸線(X;Y)の別個の一方
    と関連しており、前記表示手段(94)と差形成手段
    (92)とが、関連する軸線(X;Y)に関する計算さ
    れた差の大きさに応じて選択される各配列(70;7
    2)上の1つまたは2つ以上のセグメント(98;10
    0)を作動させるために協働するように構成されてい
    る、請求項2から4までのいずれか1項記載のX線撮像
    システム。
  6. 【請求項6】 前記2つの線形配列(70;72)が、
    単独の共通セグメント(74)において交差するように
    配置されており、また前記表示手段(94)と差形成手
    段(92)とが、前記関連する軸線(X;Y)に関する
    計算された差の大きさに応じて、前記共通セグメント
    (74)からの最大変位を有する前記線形配列(70;
    72)上の1つまたは2つ以上のセグメント(98;1
    00)を作動させるために協働するように構成されてい
    る、請求項5記載のX線撮像システム。
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