JP2002320236A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2002320236A
JP2002320236A JP2001123897A JP2001123897A JP2002320236A JP 2002320236 A JP2002320236 A JP 2002320236A JP 2001123897 A JP2001123897 A JP 2001123897A JP 2001123897 A JP2001123897 A JP 2001123897A JP 2002320236 A JP2002320236 A JP 2002320236A
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color filter
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Kazuyuki Omori
和之 大森
Hideo Tamamura
秀雄 玉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像条件の調整時と撮像時とで固体撮像素子
を共通に用いた場合に、撮像条件の調整時に光の強度が
減ることや、撮像時に画素の補間を行わなければならな
いことを課題とする。 【解決手段】 被写体情報を得るための複数の画素を含
む撮像領域と、前記撮像領域の光の入射面側に配置され
た被写体からの光の透過特性を変更可能なフィルター部
と、撮像条件を調整するために前記被写体情報を得る第
1のモードと、前記第1のモードで調整された撮像条件
のもとで前記被写体の画像情報を得るために前記被写体
情報を得る第2のモードとにおいて、前記フィルター部
の透過特性を変更するためのゲート・データドライバー
とを有することを特徴とする撮像装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透過光の波長特性
や透過率の変更可能なフィルターを有する撮像装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体を光学的に結像させる光学
系と光学系により作られた光学的被写体像を電気信号に
変換するCCD等の固体撮像素子と、固体撮像素子によ
り撮像された被写体の画像信号を記録する記録系と撮影
された画像を表示する表示系を具備した、所謂デジタル
カメラが銀塩カメラやビデオカメラと同様、画像記録又
は画像表示手段の一つとして、世間に広く認知されるよ
うになった。
【0003】特に静止画を撮影するデジタルカメラは近
年、固体撮像素子の画素数が数十万画素から数百万画素
へと、高画素化の傾向があり、一眼レフタイプのデジタ
ルカメラに於いては400万画素を超える普及タイプも
製品化されている。
【0004】画素数の増加は同時に画像の解像度のアッ
プにつながるので、メリットになるが、固体撮像素子の
大きさも大きくなる為、コストアップという問題も生じ
る。
【0005】そこで、画素数を増やさずに解像度を上げ
る方法として特開平4−131832が提案されてい
る。特開平4−131832は、固体撮像素子内に波長
変調色フィルターを構成し、時分割でフィルター特性を
切り換えることで、1画素毎に完全な色情報、即ち三原
色全部の色信号を得ることが出来るというものである。
【0006】次に、固体撮像素子の高画素化以外の、一
眼レフタイプのデジタルカメラの特徴として、固体撮像
素子とAFセンサーが別々に構成されている点が挙げら
れる。このような構成でのAF方式では以下に述べるよ
うな問題が発生する。それは撮影光束とAF検出光束が
別々である為、諸々の要因により2光学系の光路に差が
生じる。その要因は各構成部材の部品の精度誤差、さら
に各構成部材をデジタルカメラ本体に取り付ける際の取
り付け誤差、各構成部材の各々の材質が異なることによ
る温度変化時の膨張誤差等であり、それらの誤差要因に
よって生じる光路差がAF精度を下げる原因となってい
る。
【0007】そこで、上記問題を解決する方法として特
開2000−156823に示すような方法が挙げられ
る。ここで特開2000−156823を、図18を用
いて簡単に説明すると、撮像素子センサー上に撮像を行
う為のR、G、Bの各カラーフィルターを持った画素
(図18内のR、G、Bと表示している画素)以外に、
カラーフィルターを持たないAF専用の画素(=図18
内のS1、S2と表示している画素)を持っている。こ
の2つのAF専用画素S1、S2の内、一方のAF専用
画素S1は図19(a)に示すように画素の中心から一
方に偏った開口部を持つ遮光層が有り、もう一方のAF
専用画素S2は図19(b)に示すようにS1とは反対
側に画素中心から等距離の所に開口部を持っている。こ
こで、1画素の大きさは数十ミクロンであり、図18の
構成でS1の画素とS2の画素は同一ライン上にあると
近似して考えることが出来る。そこで今、固体撮像素子
に像を結ぶカメラレンズが固体撮像素子上でピントが合
っているならば、S1を含む行のS1群からの像信号
と、S2を含む行のS2群の信号群からの像信号は一致
する。しかし、ピントを結ぶ点が撮像素子のイメージ面
よりも前方もしくは後方に有るならば、S1を含む行の
S1群からの像信号と、S2を含む行のS2群の信号群
からの像信号の位相差を生じる。
【0008】この様な固体撮像素子上で瞳分割する位相
差方式であれば、固体撮像素子とAFセンサーとが同一
部材であるので、上記説明したように固体撮像素子とA
Fセンサーを別構成にした場合の誤差要因は無くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記説明した
特開平4−131832、特開2000−156823
は各々、以下に述べるような課題が新たに発生する。
【0010】まず、特開平4−131832に発生する
課題として、以下のような課題がある。
【0011】AF兼用の固体撮像素子として使用する
と、カラーフィルターを透過した後の強度が低下した光
を元にAF演算を行う為、例えば、低輝度の被写体の場
合、合焦不可や、補助光を用いないと合焦出来なかった
りする等のいわゆるAF精度低下という問題が発生す
る。
【0012】次に、特開2000−156823に発生
する課題として、以下のような果断がある。
【0013】図18のS1、S2はAF専用の画素であ
る為、撮像用の色情報、及び輝度情報は周辺の画素から
補間しなければならず、その分、画像の劣化が生じる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、被写体情報を得るための複数の画素を含む撮像手段
と、前記撮像手段の光の入射面側に配置された被写体か
らの光の透過特性を変更可能なフィルター部と、撮像条
件を調整するために前記被写体情報を得る第1のモード
と、前記第1のモードで調整された撮像条件のもとで前
記被写体の画像情報を得るために前記被写体情報を得る
第2のモードとにおいて、前記フィルター部の透過特性
を変更するための変更手段と、を有することを特徴とす
る撮像装置を提供する。
【0015】また、被写体情報を得るための複数の画素
を含む撮像手段と、含まれる粒子の濃度の変更によっ
て、前記撮像手段の光の入射面側に配置された被写体か
らの光の透過率を変更可能なフィルター部と、前記フィ
ルター部に含まれる前記粒子の濃度を変更することによ
って、前記フィルター部の透過率を変更する変更手段
と、を有することを特徴とする撮像装置を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】最初に、以下の実施の形態1乃至
3に共通の事項について説明する。
【0017】図1は、固体撮像素子の構成を示した図で
ある。この固体撮像素子は、CMOSプロセスで形成さ
れたセンサー(以下CMOSセンサー)であり、被写体
情報を得るための複数の画素を含む撮像領域と、周辺回
路とを同一半導体チップ上に形成することが可能という
利点を有している。
【0018】図1において、1はCMOSプロセスによ
って同一半導体チップ上に形成された固体撮像素子であ
り、撮像領域2、タイミング発生回路3、垂直走査回路
4、水平走査回路5、アナログ信号処理回路6、アナロ
グ/デジタル変換を行うA/D変換回路7、デジタル信
号処理回路8、インターフェイス回路9、ゲートドライ
バー10a、及びデータドライバー10bを集積化して
いる。
【0019】撮像領域2は、フォトダイオード等の光電
変換素子を含む画素を垂直方向及び水平方向に2次元状
に配列した構成であり、被写体情報を得る機能を有して
いる。また、それぞれの画素には、透過する光の波長特
性及び透過率が変更可能なカラーフィルター(カラーフ
ィルターの上下に透明電極が設けられ、この透明電極に
電圧を印加することによって透過特性の変更を行う)が
設けられている。
【0020】タイミング発生回路3は、外部からの基準
周波数であるマスタークロックを元に、撮像領域2内の
各画素を選択するためのタイミング信号を発生し、垂直
・水平走査回路4、5及びゲートドライバー10a、デ
ータドライバー10bを制御する。なお、タイミング発
生回路2から垂直同期信号と水平同期信号を外部に出力
し、固体撮像素子1外でタイミング信号が必要なシステ
ム用に同期信号を提供する。
【0021】垂直・水平走査回路4、5は、タイミング
発生回路3からのタイミング信号に基づいて、所要の走
査制御を行い、各画素内で光電変換された電荷を読み出
す。
【0022】アナログ信号処理回路6は撮像領域2から
読み出された信号をノイズ低減処理、増幅処理、ガンマ
処理、クランプ処理をしてA/D変換回路7に出力する
ためのものである。A/D変換回路7は、アナログ信号
処理回路6からのアナログ信号をデジタル信号に変換し
て出力するものであり、デジタル信号処理回路8はA/
D変換回路7にてデジタル変換された信号に対して、色
処理等の処理を行い、インターフェイス部9に出力する
ためのものである。
【0023】インターフェイス回路9はデジタル信号処
理回路から出力されるデジタル信号を固体撮像素子1の
外部に出力したり、外部からの制御信号の入力を行った
りする。なお、固体撮像素子1は、外部からのコマンド
対応で固体撮像素子1のモードや出力信号形態、信号出
力タイミングなどをコントロール出来、外部からインタ
ーフェイス回路9に所要のコマンドを与えると、インタ
ーフェイス回路9が受けたコマンド対応の制御を行うよ
うに各構成要素を制御する。
【0024】ゲートドライバー10a、データドライバ
ー10bは、画素毎に配置されているカラーフィルタの
透過する光の波長特性及び透過率を変更するための変更
手段であり、撮像領域2上の任意の画素を選択して所定
の電圧をカラーフィルタに印加するように制御する。つ
まり、ゲートドライバー10aにより垂直方向の画素が
選択され、データドライバー10aにより水平方向の画
素が選択される。例えば、ゲートドライバー10aより
一行目のゲート線にパルスが印加され、データドライバ
ー10bにより一列目のデータ線にパルスが印加された
場合には、一行一列目に位置する画素のカラーフィルタ
ーの上下に配置されている透明電極に電圧が印加され
る。
【0025】図2は、図1の撮像領域2の具体的な回路
構成を表す図であり、2×2画素を示しているが、19
20×1080画素等の実用的な画素を持っている。
【0026】図2において、11は光電変換を行うフォ
トダイオード等の光電変換素子、12は光電変換素子1
1で発生した信号を転送するための転送用MOSトラン
ジスタ、13は転送用MOSトランジスタ12によって
転送された信号を増幅して出力するための増幅用MOS
トランジスタ、14は増幅用MOSトランジスタのゲー
トにリセット電位を供給するためのリセット用MOSト
ランジスタ、15は信号を読み出す画素を選択するため
の選択用MOSトランジスタであり、これらによって1
画素を構成する。
【0027】図3は、図2で説明した画素の断面図を表
す図である。なお、画素内の、光電変換素子11以外の
他の回路部は省略している。
【0028】20はp型の半導体領域、21はn型の半
導体領域であり、20と21とで光電変換素子であるフ
ォトダイオードを構成している。
【0029】22は酸化膜、23は遮光膜、24は樹脂
で構成された第1の平坦化層、25は透過特性変更可能
なカラーフィルター、26a、26bは、カラーフィル
ター25の上下に配置された透明電極、28はカラーフ
ィルター上部に形成され、樹脂で構成された第2の平坦
化層、29はマイクロレンズである。
【0030】そして、透明電極に印加する電圧を制御す
ることによって、カラーフィルタ25の透過特性を変更
している。
【0031】本実施の形態では、変更手段であるゲート
ドライバー、データドライバーによって、焦点調整等の
撮像条件の調整を行う場合に、カラーフィルターの透過
率を高くし(好ましくは、カラーフィルターを略透明も
しくは可視光の波長領域を透過する状態にする)、その
撮像条件の下で、被写体の画像情報を得るために撮像を
行う場合には、カラーフィルターの透過特性を限定する
(所定の色(R、G、B等)の波長領域の光のみを透過
する)ようにしている。
【0032】図4を用いて、上記で説明した固体撮像素
子を用いた撮像装置(デジタルカメラ)について説明す
る。
【0033】1は上記で説明した固体撮像素子、31、
32はそれぞれ撮像装置全体を制御するための制御手段
であるメインマイコン、サブマイコン、33は固体撮像
素子1に入射する光の量を決める絞り、34は絞り34
の開閉を行うための絞り駆動部材、35は固体撮像素子
1へ結像する光の焦点を決めるフォーカスレンズ群、3
6はフォーカスレンズ群を移動させるための自動焦点駆
動部、37は被写体の撮像状況が表示される液晶パネ
ル、38はユーザが撮像装置に対して操作を行うための
操作スイッチ、39は固体撮像素子1から出力された信
号が蓄積されるフレームメモリ、40は固体撮像素子か
ら出力された信号をフレームメモリ39へ蓄積させるた
めの制御を行うメモリコントローラ、41は画像圧縮処
理がなされた信号が蓄積される画像蓄積メモリ、42は
PCカードスロット内にあるカード型記録媒体であるP
Cカード、43は画像蓄積メモリ41に蓄積されている
信号をPCカード42へ書き込み制御を行いPCカード
コントローラである。上記で説明したカラーフィルタに
使用される材料について説明する。
【0034】材料の一例として、エレクトロクロミック
(EC)が挙げられる。
【0035】これは素子の酸化還元反応を用いた可逆的
色変化を利用したもので酸化により着色し、還元により
消色するアノーディックEC材料と、還元により着色
し、酸化により消色するカソーディックEC材料の2種
類に分類される。この両者と液体もしくは固体電界質を
適当に組み合わせることによりEC表示が可能となる。
例えば、アノーディックEC材料であるプルシアンブル
ー(PB)を活用してカラーフィルターを作製すると、
+0.2V付近で無色(透明色)→青色(B)の色変化
が、+1V付近で青色→緑色の色変化が起こる。
【0036】また、他の一例として、特開平11ー23
6559に記載されたスマート調光材料がある。
【0037】これは顔料や光錯乱粒子等の粒子を内部に
固定したスマートゲルからなり、電気による酸化、還元
反応により、可逆的な体積変化が起こり、調光特性が変
化する。この原理は、スマートゲルの体積変化による光
吸収面積の変化と粒子の光吸収効率の変化との相乗効果
によるものである。材料としては、カチオン性高分子ゲ
ルと電子受容性化合物とのCT錯体(電荷移動錯体)が
好ましく、具体的にはポリジメチルアミノプロピルアク
リルアミド等のポリ[Nーアルキル置換アミノアルキル
(メタ)アクリルアミド]の架橋体、ポリジメチルアミ
ノエチルアクリレート、ポリジエチルアミノエチルアク
リレート等のポリ(メタ)アクリル酸Nーアルキル置換
アルキルエステルの架橋体、ポリスチレンの架橋体、ポ
リビニルピリジンの架橋体、ポリビニルカルバゾールの
架橋体、ポリジメチルアミノスチレンの架橋体等が挙げ
られる。これらの高分子ゲルとベンゾキゾン、7、7、
8、8ーテトラシアノキノジメタン(TCNQ)、テト
ラシアノエチレン、クロラニル、トリニトロベンゼン、
無水マレイン酸やヨウ素等の電子受容体性化合物とを組
み合わせることで構成される。
【0038】この材料は無色⇔有色(=顔料、光錯乱粒
子の色)の変色しか出来ないので、赤色(R)、緑色
(G)、青色(B)各色用のカラーフィルターを配置す
る必要がある。
【0039】また、この材料は、印加する電圧を上げる
に従い透過率が高くなると同時に透過波長の範囲が広く
(いわゆる透明状態に)なり、印加する電圧を下げるに
従い透過波長が限定(特定の色(R、G、B等)の波長
領域の光のみを透過するように)される。
【0040】以下の実施形態1乃至実施形態3の透過特
性変更可能なカラーフィルターは、カラーフィルターに
用いられる材料の一例であるスマート調光材料を用いた
場合について説明する。
【0041】(実施の形態1)以下に、本発明の実施の
形態1について説明する。
【0042】まず、本実施形態の固体撮像素子の構造に
ついて説明する。図5は、固体撮像素子1内の、任意の
1画素の断面図である。図3と同じ部材については、同
じ番号を付して、説明を省略する。
【0043】本実施の形態は、上記で説明したスマート
調光材料を用いたカラーフィルターであり、そのカラー
フィルターを光の入射方向に2層構造とした構成であ
る。また、上側のカラーフィルター25a〜d(図6参
照)は、4つに分離されており、下側のカラーフィルタ
ー25eは一つで構成されている。
【0044】上側のカラーフィルター25a〜dは、電
圧を印加していない状態では透過率が非常に低い遮光の
状態となり、電圧を印加した状態では透過率が高い略透
明状態となる。なお、左側のカラーフィルター25aに
は、透明電極26a、27aによって電圧が印加され、
右側のカラーフィルター25bには、透明電極26b、
27bによって電圧が印加される。
【0045】下側のカラーフィルター25eは、電圧を
印加していない状態では特定の色(R、G、B等)の波
長領域の光のみを透過し、電圧を印加した状態では透明
もしくは可視光の波長領域が透過状態となる。なお、透
明電極26e、27eによって電圧が印加される。
【0046】図6は、図5の上側のカラーフィルター2
5a〜dを上から見た図であり、図7は、図5の下側の
カラーフィルター25eを上から見た図である。図から
わかるように、上側のカラーフィルターは4つに分離さ
れ、それぞれ独立に電圧を印加出来るような構成となっ
ている。
【0047】次に本実施形態の動作について説明する。
【0048】本実施形態は、最初の焦点調整時(SW
1)に上側のカラーフィルターの半分を遮光色に、下側
のカラーフィルターを略透明のカラーフィルターにし、
撮像時(SW2)に上側のカラーフィルターを略透明
に、下側のカラーフィルターをG色(主としてG色の波
長領域の光を透過する)にするものである。
【0049】以下に本実施形態について実際に撮影を行
う際にどのようなタイミングで、カラーフィルターの色
を変更させるかについて図8のフローチャートを用いて
説明する。
【0050】最初にメインSWを操作して電源をオン
(ステップ1)すると、メインマイコン31は電池の状
態をチェックし、サブマイコン32を介して上面表示パ
ネルに電源状態を表示すると共に、メインマイコン31
内のCPU(中央演算処理装置)を起動して初期化(ス
テップ2)し、撮影可能なスタンバイ状態にする。
【0051】固体撮像素子1は、初期状態は図9(a)
に示すカラーフィルターの配列であり、R、G、Bは
赤、緑、青色からなる色が固定された従来と同等のカラ
ーフィルターであり、NA、NBの部分が上記図6、7
で説明した透過率が変更可能なカラーフィルターであ
る。
【0052】撮影者が撮影準備動作SWであるレリーズ
釦をSW1まで押し下げる(ステップ3)と、この時N
Aは図に示すように、画素中心から下半分を遮光、即ち
25a、25dの2領域を遮光状態(=非透過)に、2
5b、25cを略透明色に色変更する。一方、NBは画
素中心から上半分を遮光、即ち25b、25cの2領域
を遮光に、25a、25dを略透明に色変更する。ま
た、下に配置されたカラーフィルター25eは略透明に
変更する(ステップ4)。
【0053】このような遮光方法を用いて、特開200
0−156823と同様、NAの像とNBの像の、2像
の位相差によるAF方式を用いることが出来る。さて、
NA、及びNB各画素に蓄積した電荷から、NAに出来
た像とNBに出来た像の相関演算を行い、これらの像の
ずれ量から、合焦レンズの移動量を算出する(ステップ
5)。なお、この相関演算は、図4で説明したメインマ
イコン31で行われる。
【0054】そして図4に示す自動焦点駆動部を制御し
てフォーカスレンズ群35を合焦位置まで移動させる
(ステップ6)。
【0055】又同時に、この時の全画素に蓄積された電
荷から測光値も算出する。
【0056】レリーズ釦をSW1からさらに押し下げて
撮影開始動作SWであるSW2まで押し下げると(ステ
ップ7)、図10に示すようにAF用画素であるNA、
NBのカラーフィルター25a〜dは、略透明色に変更
され、下に配置された25eのカラーフィルターは、G
色に変更される。(ステップ8)。
【0057】この後、測光値及び撮影者の入力による値
まで絞り駆動部材34により固体撮像素子1面上に最適
な光量となるように絞り33が絞り込まれる。さらに、
シャッター先幕が走行した後、一定の間隔をおいて、シ
ャッター後幕が走行する(ステップ9)。
【0058】固体撮像素子1はシャッター先幕とシャッ
ター後幕の間の、所定の露光時間に露光された光を各画
素にて蓄積、読み出した後(ステップ10)、A/D変
換を行い、信号処理回路にて輝度・色差信号の生成等の
色処理及び圧縮を行い(ステップ11)、画像蓄積メモ
リに画像ファイルとして保存される(ステップ12)。
【0059】このようにして、従来のAF用画素はGの
カラーフィルターを兼用して使用したが、本実施形態で
は、焦点調整時には略透明色となるので、カラーフィル
ター透過時の光の損失を従来例より、少なくすることが
出来る。その結果、低輝度被写体時でも十分な電荷を固
体撮像素子上に蓄積することが出来るので、補助光が不
要になる撮影シーンが増え、合焦率がアップする等の効
果が有る。
【0060】ここで、本実施の形態では、位相差による
AF方式を提案したが、本実施例では像のコントラスト
によるAF方式を用いてもよい。
【0061】この場合では、図5で説明した画素の構成
において、上側のカラーフィルター25a〜dを除いた
構成にすることが可能となる。そして、このような構成
の画素を撮像領域内の所定の領域に用いる。
【0062】そして、焦点調整時では、カラーフィルタ
ー25eを透過率の高い略透明色に変更し、撮像状態で
は、それぞれフィルタの配列(例えばベイヤー配列)に
より、R色(主としてR色の波長領域の光を透過す
る)、G色(主としてG色の波長領域の光を透過す
る)、B色(主としてB色の波長領域の光を透過する)
等の色に変更する。つまり、撮像領域内の、画素の第1
の領域では透明色とR色で変更するカラーフィルター、
第2の領域では透明色とG色で変更するカラーフィルタ
ー、第3の領域では透明色とB色で変更するカラーフィ
ルターが配置される。
【0063】(実施の形態2)以下に、本発明の実施の
形態2について説明する。
【0064】まず、本実施形態の固体撮像素子の構造に
ついて説明する。図11は、固体撮像素子1内の1画素
の断面図である。図3と同じ部材については、同じ番号
を付して、説明を省略する。
【0065】本実施形態では、図11に示すように光の
入射方向に4層カラーフィルタを配置した画素(図12
のNA、NBの画素)と、図11の1層目がない画素
(図12のNA、NB以外の画素)とを有することを特
徴とする。
【0066】1層目の構造は、上記の実施形態1で説明
した図5の上側のカラーフィルター25a〜dと同じ構
成である。
【0067】2層目のカラーフィルター25fは、略透
明色とR色(主としてR色の波長領域の光を透過する)
とで色変更が可能であり、3層目のカラーフィルター2
5gは、略透明色とG色(主としてR色の波長領域の光
を透過する)とで色変更が可能であり、4層目のカラー
フィルター25hは、略透明色とB色(主としてB色の
波長領域の光を透過する)とで色変更が可能である。
【0068】本実施の形態では、AF専用画素NA、N
Bに於いて、上記で説明した実施形態1と同じ方法で焦
点調整を行い、その後に、AF専用画素NA、NBを含
む全ての画素に於いて、2層目のカラーフィルター25
fのみR色のカラーフィルターに変更し、それ以外のカ
ラーフィルターを略透明色に変更し、固体撮像素子から
R成分の1画面の画像を得る。
【0069】次に、全ての画素に於いて、3層目のカラ
ーフィルター25gのみG色のカラーフィルターに変更
し、それ以外のカラーフィルターを略透明色に変更し、
固体撮像素子からG成分の1画面の画像を得、その後、
全ての画素で、4層目のカラーフィルター25hのみB
色のカラーフィルターに変更し、それ以外のカラーフィ
ルターを略透明色に変更し、固体撮像素子からB成分の
1画面の画像を得る。
【0070】そして、1画面のR成分の画像、1画面の
G成分の画像、及び1画面のB成分の画像を合成するこ
とによって、カラー画像を得る。
【0071】以下に実施形態2について実際に撮影を行
う際にどのようなタイミングで、カラーフィルターの色
を変更させるかについて図13のフローチャートを用い
て説明する。
【0072】電源オンから焦点調整までは、実施形態1
と同様なのでここでは省略する。
【0073】レリーズ釦をSW1からさらに押し下げて
撮影開始動作SWであるSW2まで押し下げると(ステ
ップ17)、メインマイコン30内のカウンターNにN
=1を代入し(ステップ18)、図14に示すようにA
F用画素であるNA、NBの一番上のカラーフィルター
25a〜dは全て略透明色に変更されるとともに、AF
専用画素NA、NBを含む全画素に於いて第2層目のみ
R色のカラーフィルターに変更される。(ステップ1
9)。
【0074】この後、判定条件によりカウンターN=1
ならば、即ち撮像の一回目ならステップ21へ進み、N
が2以上、即ち撮像の2回目以降はステップ21を飛ば
して次のステップへ進む(ステップ20)。つまり、N
=1の時は測光値及び撮影者の入力による値まで絞り駆
動部材により固体撮像素子1面上に最適な光量となるよ
うに絞りが絞り込まれる。
【0075】さらに、シャッター先幕が走行した後、一
定の間隔をおいて、シャッター後幕が走行する(ステッ
プ21)。
【0076】固体撮像素子1はシャッター先幕とシャッ
ター後幕の間の、所定の露光時間に露光された光を各画
素にて蓄積、読み出した後(ステップ22)、カウンタ
ーNの数を1つ繰り上げ(ステップ23)、カウンター
Nが3以下であれば(ステップ24)、ステップ19に
戻り、今度(N=2)は第3層のカラーフィルター25
gのみG色に色変更し(それ以外の層は、略透明色)、
ステップ20、22、23、24までの動作を繰り返
す。
【0077】さらに再度ステップ19に戻った後(N=
3)、4層目のカラーフィルター25hの色のみをB色
に変更して(それ以外を略透明色)、Gと同様、ステッ
プ20、22、23までの動作を繰り返す。
【0078】しかし、今度はステップ24に於いて、カ
ウンターN=4になるので、これら3回分の画像データ
のA/D変換を行い、信号処理回路にて輝度・色差信号
の生成等の色補正、3画面分の画像データの合成及び圧
縮を行い(ステップ25)、記録メディアに画像ファイ
ルとして保存される(ステップ26)。
【0079】このようにして、AF用の画素に於いて
も、周りの画素から補間する事無く、1画素毎にR、
G、Bの輝度情報をもつ事が出来る。従って、従来は不
可能であったAF用画素がAF機能と撮像機能の両方を
持つことが出来るので、画質の劣化ということは無くな
る。
【0080】本実施の形態では、位相差によるAF方式
を提案したが、本実施例では像のコントラストによるA
F方式を用いてもよい。
【0081】この場合では、図11で説明した画素の構
成において、1層目のカラーフィルター25a〜dがな
い構成が可能である。つまり、焦点調整時は、2〜4層
のカラーフィルター25f〜hを略透明状態にすること
によってAF動作が行われる。
【0082】(実施の形態3)以下に、本発明の実施の
形態3について説明する。
【0083】実施形態3は、撮影条件によりAF用のカ
ラーフィルターを持った画素の配置、数が変更するとい
うものである。
【0084】以下に第三の実施形態について実際に撮影
を行う際にどのようなタイミングで、カラーフィルター
の色を変更させるかについて図15のフローチャートを
用いて説明する。なお、電源オンからSW1オンまで
は、実施形態1、2と同様なのでここでは省略する。
【0085】固体撮像素子は、SW1を押す前に、撮影
条件を変更する不図示の撮影条件変更ダイヤルを初期状
態であるオートから風景モードに変更すると、固体撮像
素子は図9から図16へ、NA、NBの配列が変化す
る。さらに撮影条件をスポーツモードに変更すると図1
7のように変更される(ステップ31)。
【0086】以下の動作は実施形態1、2と同様なので
ここでは省略する。このようにして撮影条件変更ダイヤ
ルの撮影モードに応じたNA及びNBの配置レイアウト
を持つことが可能である。
【0087】このようにして、ファインダー内での被写
体の大きさ、位置、動きの有無等の撮影条件により撮像
センサー上のAF専用画素の数や配置を変更する事が可
能になり撮影条件の変化に応じて、常に最適な合焦状態
を保つことが出来る。
【0088】以上のような動作は、全ての画素に、図5
に示す上層のカラーフィルター25a〜dの構成を設け
ることにより実現が可能である。
【0089】上記の実施形態1乃至3では、焦点調整時
とその調整された条件下で撮像する場合とでカラーフィ
ルターの透過特性を変更するものを説明したが、露光条
件調整時とその調整された条件下で撮像する場合とでカ
ラーフィルターの透過特性を変更してもよい。また、焦
点調整時及び露光条件調整時と、その調整された条件の
下で撮像する場合とでカラーフィルターの透過特性を変
更してもよい。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、撮像条件の調整時と撮
像時とで固体撮像素子を共通に用いることが可能とな
り、撮像条件の調整時に光の強度が減ることもなくなる
とともに、撮像時に画素の補間を行わずに画像の形成が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に於ける固体撮像素子を表す図であ
る。
【図2】本実施例に於ける撮像領域を表す図である。
【図3】本実施例に於ける画素の断面を表す図である。
【図4】本実施例に於ける撮像装置(デジタルカメラ)
の構成を示したブロック図である。
【図5】本実施例に於ける画素の断面を表す図である。
【図6】本実施例に於ける画素を上から見た図(その
1)である。
【図7】本実施例に於ける画素を上から見た図(その
2)である。
【図8】本実施例に於ける実施形態1の撮影動作を表す
図である。
【図9】本実施例に於けるカラーフィルター配列(AF
時)を表す図である。
【図10】本実施例に於けるカラーフィルター配列(撮
像時)を表す図である。
【図11】本実施例の実施形態2に於ける画素の断面図
を表す図である。
【図12】本実施例の実施形態2に於けるカラーフィル
ター配列を表す図である。
【図13】本実施例に於ける実施形態2の撮影動作を表
す図である。
【図14】本実施例の実施形態3に於けるカラーフィル
ター配列を表す図である。
【図15】本実施例に於ける実施形態3の撮影動作を表
す図である。
【図16】本実施例の実施形態3に於けるカラーフィル
ター配列を表す図(その1)である。
【図17】本実施例の実施形態3に於けるカラーフィル
ター配列を表す図(その2)である。
【図18】従来例に於ける画素の断面を表す図である。
【図19】従来例に於けるカラーフィルター配列を表す
図である。
【符号の説明】
1 固体撮像素子 2 撮像領域 3 タイミング発生回路 4 垂直走査回路 5 水平走査回路 6 アナログ信号処理回路 7 A/D変換回路 8 デジタル信号処理回路 9 IF回路 25 カラーフィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 7/18 G03B 11/00 5C065 11/00 15/00 U 15/00 19/02 19/02 H04N 5/232 A H04N 5/232 5/238 Z 5/238 G02B 7/11 N Fターム(参考) 2H002 DB01 DB02 DB06 DB19 DB20 DB25 EB17 HA01 JA07 ZA01 ZA03 2H051 AA00 CB13 CB22 CD01 CD23 2H054 AA01 CD00 CD01 2H083 AA01 AA02 AA03 AA05 AA10 AA11 AA14 AA26 AA28 AA31 AA51 AA52 AA53 5C022 AA13 AB03 AB22 AC55 5C065 AA03 BB08 BB11 CC01 CC08 DD01 DD17 EE06 EE09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体情報を得るための複数の画素を含
    む撮像手段と、 前記撮像手段の光の入射面側に配置された被写体からの
    光の透過特性を変更可能なフィルタ部と、 撮像条件を調整するために前記被写体情報を得る第1の
    モードと、前記第1のモードで調整された撮像条件のも
    とで前記被写体の画像情報を得るために前記被写体情報
    を得る第2のモードとにおいて、前記フィルタ部の透過
    特性を変更するための変更手段と、を有することを特徴
    とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記撮像条件は焦点
    条件又は/及び露光条件であること特徴とする撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記フ
    ィルタ部は、それぞれ異なる前記画素に配置した主とし
    て第1の色の波長領域の光を透過するカラーフィルタ
    と、主として前記第1の色と異なる第2の色の波長領域
    の光を透過するカラーフィルタとを含むことを特徴とす
    る撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2において、前記フ
    ィルタ部は、光の入射方向に配置した主として第1の色
    の波長領域の光を透過するカラーフィルタと、主として
    前記第1の色と異なる第2の色の波長領域の光を透過す
    るカラーフィルタとを含むことを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2において、前記変
    更手段は、前記第2のモードにおいて、前記フィルタ部
    の第1の領域の部分では、主として第1の色の波長領域
    の光を透過するように制御し、前記フィルタ部の前記第
    1の領域と異なる第2の領域の部分では、主として前記
    第1の色と異なる第2の色の波長領域の光を透過するよ
    うに制御することを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2において、前記変
    更手段は、前記第2のモードにおいて、前記フィルタ部
    に対して、主として第1の色の波長領域の光を透過する
    場合と主として前記第1の色と異なる第2の色の波長領
    域の光を透過する場合とを時系列的に制御することを特
    徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 被写体情報を得るための複数の画素を含
    む撮像手段と、 含まれる粒子の濃度を変更によって、前記撮像手段の光
    の入射面側に配置された被写体からの光の透過特性を変
    更可能なフィルタ部と、 前記フィルタ部に含まれる前記粒子の濃度を変更するこ
    とによって、前記フィルタ部の透過特性を変更する変更
    手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
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