JP2002320175A - 画像形成方法及び画像形成装置並びにその記録媒体 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置並びにその記録媒体

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JP2002320175A
JP2002320175A JP2001124577A JP2001124577A JP2002320175A JP 2002320175 A JP2002320175 A JP 2002320175A JP 2001124577 A JP2001124577 A JP 2001124577A JP 2001124577 A JP2001124577 A JP 2001124577A JP 2002320175 A JP2002320175 A JP 2002320175A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視線を移動しないで動画プリントの複数のサ
ムネイル画像を見る。 【解決手段】 記録紙30には画像記録領域31〜34
がある。動画の画像ファイルAから選択した画像フレー
ムのサムネイル画像は、画像記録領域31にプリントす
る。サムネイル画像は撮影時間順に記録紙30を替えて
プリントする。画像記録領域31の周囲には切り込み3
1aがあり、画像記録領域31をめくることができる。
撮影時間順に記録紙30を重ね、窓31bに指先を入れ
て画像記録領域31を下から上に順にめくる。視線を移
動しないで画像ファイルAで選択した画像フレームのサ
ムネイル画像を見ることができる。画像ファイルB〜D
もそれぞれ画像記録領域32〜34にサムネイル画像を
プリントすることで、視線を移動しないで選択した画像
フレームのサムネイル画像を見ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成方法及び
画像形成装置並びにその記録媒体に関し、更に詳しくは
動画を構成する多数の画像フレームの中から選択した複
数の画像フレームから縮小サイズのサムネイル画像をそ
れぞれ作成し、これらのサムネイル画像を記録媒体にプ
リントする画像形成方法及び画像形成装置並びにその記
録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、動画をデジタル方式で記録再生可
能なデジタルビデオカメラが普及している。このデジタ
ルビデオカメラは、デジタルビデオ信号を扱うインター
フェース規格であるIEEE1394等によってパーソ
ナルコンピュータに接続することが可能となっており、
撮影した動画を容易にパーソナルコンピュータへ読み込
むことができる。パーソナルコンピュータでは動画の編
集を行ったり、撮影した動画や編集した動画をこれに接
続されたハードディスクやメモリカードなどの外部記憶
媒体に動画ファイルとして記憶させている。このように
動画ファイルを記憶した際には、その動画ファイルを代
表する画像フレームから縮小サイズのサムネイル画像を
作成して記録紙等の記録媒体にプリントし、記憶させた
動画ファイルの内容が確認できるようにしている。
【0003】ところが、ハードディスクやメモリカード
などに記憶される動画ファイルの増加に伴って、単一の
サムネイル画像をプリントするだけでは各画像ファイル
の内容を確認することが難しくなっている。そこで、動
画ファイルの中から選択した複数の画像フレームから縮
小サイズのサムネイル画像をそれぞれ作成して記録紙等
の記録媒体にプリントする画像形成装置を用いて、各サ
ムネイル画像を撮影時間順に並べて記録紙等の記録媒体
にプリントし、動画ファイルの内容が確認し易いように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような画像形成方法及び画像形成装置並びにその記録媒
体では、選択された複数の画像フレームから作成した縮
小サイズの各サムネイル画像を撮影時間順に隣接して並
べた状態で1枚または複数枚の記録紙にプリントする。
このため、各サムネイル画像を動画のように撮影時間順
に見る際には、視線を左右および上下に頻繁に移動させ
なければならないという問題がある。また、1枚の記録
紙に多くのサムネイル画像をプリントしようとすると、
各サムネイル画像のサイズが小さくなって見にくくなる
という問題がある。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、プリントした複数のサムネイル画像を
見る際に視線を移動させることがなく素早く内容が確認
でき、かつ多数のサムネイル画像をプリントする場合で
も各サムネイル画像のプリントサイズが小さくなること
がない画像形成方法及び画像形成装置並びにその記録媒
体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の画像形成方法は、動画を構
成する多数の画像フレームの中から選択した複数の画像
フレームから縮小サイズのサムネイル画像をそれぞれ作
成し、これらのサムネイル画像を記録媒体にプリントす
る画像形成方法において、1つ又は複数の動画からそれ
ぞれ作成した複数のサムネイル画像を記録媒体にプリン
トする際に、1つの記録媒体に対して各動画の撮影時間
順にサムネイル画像を1つずつ配置し、かつ同じ動画か
ら選択された画像フレームのサムネイル画像を各記録媒
体の同じ位置に配置してプリントするものである。請求
項2記載の画像形成方法において、複数のサムネイル画
像のうち、撮影時間が最初のサムネイル画像及び最後の
サムネイル画像は高解像度で各記録媒体にプリントし、
その他の各サムネイル画像は低解像度で各記録媒体へプ
リントすることが好ましい。請求項3記載の画像形成方
法において、サムネイル画像を作成する画像フレームは
任意に選択可能であることが好ましい。請求項4記載の
画像形成方法において、サムネイル画像を作成する画像
フレームは自動的に予め設定された時間間隔で選択され
ることが好ましい。
【0007】また、請求項5記載の画像形成装置は、動
画を構成する多数の画像フレームの中から選択した複数
の画像フレームから縮小サイズのサムネイル画像をそれ
ぞれ作成するサムネイル画像作成手段と、このサムネイ
ル画像作成手段によって1つ又は複数の動画からそれぞ
れ複数の画像フレームを選択して作成された各サムネイ
ル画像を1つの記録媒体に対して各動画の撮影時間順に
サムネイル画像を1つずつ配置し、かつ同じ動画から選
択された画像フレームのサムネイル画像を各記録媒体の
同じ位置に配置する画像レイアウト手段と、画像レイア
ウト手段によって配置された各サムネイル画像を記録媒
体にプリントするプリント手段とを備えているものであ
る。さらに、請求項6記載の記録媒体は、所定の位置に
配置された複数の画像記録領域にそれぞれサムネイル画
像がプリントされる記録媒体において、各画像記録領域
の周囲を囲むようにして略コの字形状に形成され、各画
像記録領域をそれぞれめくることができる切り込みと、
この切り込みの底辺に接して形成され指先を挿入する打
ち抜き窓とが設けられているものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るデジタルビ
デオカメラおよび画像形成装置の構成を示すブロック図
である。デジタルビデオカメラ10は、撮像部11、圧
縮伸張回路12、記録再生部13、画像表示部14、イ
ンターフェース部15等から構成されている。
【0009】図示しないが、撮像部11には撮影レン
ズ、CCDイメージセンサ、アナログ及びデジタル信号
処理回路等が設けられている。撮像部11は、撮影モー
ド時には撮影レンズの後方に配置されたCCDセンサの
光電面に結像する光学的な被写体画像を電気的な撮像信
号に変換するとともに、この撮像信号をデジタル化した
デジタルビデオ信号を生成して圧縮伸張回路12及び画
像表示部14に供給する。
【0010】圧縮伸張回路12は、撮影モード時には撮
像部11から入力されるデジタルビデオ信号をMPEG
形式でデータ圧縮して記録再生部13に供給する。ま
た、再生モード時には記録再生部13から入力されるM
PEG形式でデータ圧縮されたデジタルビデオ信号をデ
ータ伸張して元のデジタルビデオ信号に戻して画像表示
部14に供給する。
【0011】記録再生部13は、撮影モード時にはデー
タ圧縮されたデジタルビデオ信号をデジタルビデオテー
プに記録する。また、再生モード時にはデジタルビデオ
テープからデータ圧縮されたデジタルビデオ信号を読み
出して圧縮伸張回路12に供給する。なお、データ圧縮
形式としてはMPEGの他にDV、Motion JP
EGなどでもよく、記録媒体としてはデジタルビデオテ
ープの他に光ディスクやメモリカード等の半導体メモリ
などでもよい。
【0012】画像表示部14は、撮影モード時には撮像
部11から入力されたデジタルビデオ信号に基づいて、
動画を液晶ディスプレイや電子ビューファインダ等に表
示する。また、再生モード時には圧縮伸張回路12から
入力されたデジタルビデオ信号に基づいて、動画を液晶
ディスプレイや電子ビューファインダ等に表示する。
【0013】インターフェース部15は、外部接続機器
との間でデジタルビデオ信号や各種制御信号の入出力を
行うために設けられている。本実施形態では、デジタル
ビデオ信号を扱うインターフェース規格であるIEEE
1394によってパーソナルコンピュータ18が接続さ
れている。なお、デジタルビデオカメラ10とパーソナ
ルコンピュータ18との接続は、IEEE1394の他
にUSBや無線接続のBluetooth(商標)など
を用いてもよい。
【0014】画像形成装置20は、パーソナルコンピュ
ータ18、ハードディスク21、サーマルプリンタ2
2、モニタ23等から構成されている。この画像形成装
置20は、動画の中から選択した複数の画像フレームが
それぞれ縮小表示されるサムネイル画像をその撮影時間
順に記録紙を替えてプリントした動画プリントを作成す
る。
【0015】パーソナルコンピュータ18には、IEE
E1394によってデジタルビデオカメラ10が接続さ
れる他、ハードディスク21、サーマルプリンタ22、
モニタ23、キーボード24、マウス25などが適宜の
インターフェースによって接続されている。
【0016】記録紙30は、図2に示すように、符号3
1,32,33,34で示す4つの画像記録領域と貫通
穴35とが設けられている。各画像記録領域31〜34
の周囲には切り込み31a〜34aが設けられており、
各画像記録領域31〜34をそれぞれめくることができ
るようになっている。また、各画像記録領域31〜34
の底辺には、記録紙30を重ね合わせたときにめくり易
くするため、指先が挿入できる打ち抜きされた窓31b
〜34bがそれぞれ設けられている。
【0017】貫通穴35は記録紙30の位置決め穴であ
り、後述のサムネイル画像がプリントされた複数枚の記
録紙30を重ねるときに位置決めピン36を挿入して各
記録紙30を所定の位置に位置決めする。
【0018】記録紙30は周知のカラー感熱記録紙であ
り、支持体上にイエロー感熱発色層、マゼンタ感熱発色
層、シアン感熱発色層が順次層設されている。最上層と
なるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱
エネルギーでイエローに発色する。中間層となるマゼン
タ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色
層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色する。
最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大
きな熱エネルギーでシアンに発色する。
【0019】イエロー及びマゼンタ感熱発色層には光定
着性が付与されており、イエロー感熱発色層は発光波長
ピークが420nmの紫色可視光が照射されたときに発
色能力が消失し、マゼンタ感熱発色層は発光波長ピーク
が365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が消
失する。なお、各感熱発色層の位置は、適宜変更するこ
とができる。また、例えばブラック感熱発色層等を設け
て4層以上としてもよい。
【0020】図1において、パーソナルコンピュータ1
8内には、CPU40、インターフェース部41、画像
読込部42、メモリ43、プリント制御部44等が設け
られている。パーソナルコンピュータ18は、インター
フェース部15,41を介してデジタルビデオカメラ1
0から転送されてくる動画のデジタルビデオ信号を画像
ファイルとしてハードディスク21に記憶する。ハード
ディスク21は十分な記憶容量を持っており、多数の画
像ファイルを記憶させることができる。
【0021】モニタ23は各種操作画面、例えば画像フ
ァイルの再生画面、動画プリントのプレビュー画面など
の各種情報を表示する。キーボード24及びマウス25
は、各種操作の指示をする操作スイッチとして機能し、
例えば動画プリントを行う画像ファイルの指定、サムネ
イル画像を作成する画像フレームの指定、動画プリント
開始の指示などを行う。
【0022】画像読込部42は、画像ファイルの動画の
中からユーザーが指定した画像フレームを読み込んで、
これを縮小表示したサムネイル画像を作成する。図3に
示すように、作成されたサムネイル画像45はメモリ4
3内に各画像ファイルA〜D毎に書き込まれる。
【0023】なお、サムネイル画像45をプリントする
記録紙30の画像記録領域31〜34は前述のように4
つ(図2参照)であるので、メモリ43にサムネイル画
像45を書き込むことができる画像ファイルは最大で4
つまでとなる。また、画像フレームの指定は、ユーザー
が予め設定した時間間隔で自動的に行われるようにして
もよい。
【0024】プリント制御部44は、メモリ43に書き
込まれている各画像ファイルA〜Dのサムネイル画像4
5をプリントするプリント位置を決定するとともに、サ
ムネイル画像45を撮影時間順に記録紙30を替えてプ
リントするため各画像ファイルA〜Dのサムネイル画像
45の並べ替えを行う。
【0025】プリント位置は、例えば画像ファイルAの
サムネイル画像45は画像記録領域31、画像ファイル
Bのサムネイル画像45は画像記録領域32、画像ファ
イルCのサムネイル画像45は画像記録領域33、画像
ファイルDのサムネイル画像45は画像記録領域34と
いうように決定される。
【0026】各画像ファイルA〜Dのプリント位置が決
定されると、各画像ファイルA〜Dのサムネイル画像4
5を撮影時間順に1つずつ読み出し、前述した各画像フ
ァイル毎に決定された画像記録領域31〜34に各サム
ネイル画像45を配置する並べ替えが行われる。各サム
ネイル画像45の並べ替えが完了すると、プリントデー
タとしてサーマルプリンタ22に転送される。
【0027】本実施形態では、まず図3に示す各画像フ
ァイルA〜Dの1番目のサムネイル画像「A1 」、「B
1 」、「C1 」、「D1 」がメモリ43から読み出され
る。続いて、図2に示す画像記録領域31に「A1 」、
画像記録領域32に「B1 」、画像記録領域33に「C
1 」、画像記録領域34に「D1 」がプリントされるよ
うにサムネイル画像45を配置する並べ替えが行われた
後、プリントデータが作成されてサーマルプリンタ22
に転送される。以降同様にして、各画像ファイルA〜D
のサムネイル画像45が順次読み出されて並べ替えが行
われた後、プリントデータが作成されてサーマルプリン
タ22に転送される。
【0028】サーマルプリンタ22はサーマルヘッド5
1、プラテンローラ52、光定着器53等から構成され
ており、側面には記録紙30を供給及び排出する記録紙
出入口22aが設けられている。サーマルプリンタ22
内には、図示しない搬送機構が設けられており、記録紙
30を左右方向に搬送する。
【0029】サーマルヘッド51は図示した位置で固定
されており、多数の発熱素子が記録紙の搬送方向と直交
する主走査方向にライン状に配列された発熱素子アレイ
51aを備えている。発熱素子アレイ51aは、図示し
ないドライバを介して駆動制御され、プリント制御部4
4から転送されたプリントデータに応じて各感熱発色層
に適した熱エネルギーを発生する。
【0030】プラテンローラ52は、記録紙30の搬送
時には下方へ待避した待避位置にセットされ、熱記録時
には記録紙30をサーマルヘッド51の発熱素子アレイ
51aとの間に所定の押圧力で挟み込む記録位置にセッ
トされる。
【0031】光定着器53は、サーマルヘッド51の左
方に配置され、イエロー定着ランプ54、マゼンタ定着
ランプ55、リフレクタ56等から構成されている。イ
エロー定着ランプ54及びマゼンタ定着ランプ55は、
図示しないドライバを介して選択的に点灯される。イエ
ロー定着ランプ54は波長が420nmの紫色可視光を
放射し、マゼンタ定着ランプ55は波長が365nmの
紫外線を放射する。リフレクタ56は、イエロー及びマ
ゼンタ定着ランプ54,55の上方及び側方を覆うとと
もに、各ランプ54,55から放射された定着光を反射
して記録紙30に向けて照射する。
【0032】次に、上記構成の作用について説明する。
はじめに、デジタルビデオカメラ10をパーソナルコン
ピュータ18に接続する。そして、キーボード24また
はマウス25を用いてデジタルビデオカメラ10からパ
ーソナルコンピュータ18への動画の転送開始を指示す
る。
【0033】転送開始が指示されると、撮影した動画の
デジタルビデオ信号がインターフェース部15,41を
介して、デジタルビデオカメラ10からパーソナルコン
ピュータ18へ転送される。転送された動画のデジタル
ビデオ信号は、画像ファイルAとしてハードディスク2
1に記憶される。以下、同様にして、画像ファイルB〜
Dがハードディスク21に記憶される。
【0034】画像ファイルA〜Dの動画プリントをプリ
ントする際には、まずキーボード24またはマウス25
を用いてハードディスク21に記憶された画像ファイル
の中から画像ファイルAを選択する。画像ファイルAが
選択されると、画像ファイルAの動画がモニタ23に表
示される。
【0035】ユーザーは、モニタ23に表示される画像
ファイルAの動画を見ながら、キーボード24またはマ
ウス25を用いてプリントを希望する画像フレームを選
択する。選択した画像フレームは、画像読込部42に読
み込まれてサムネイル画像45が作成される。作成され
たサムネイル画像45は、メモリ43内の画像ファイル
Aの領域に書き込まれる。
【0036】以下、同様にしてユーザーが選択した画像
フレームのサムネイル画像45が作成されてメモリ43
に書き込まれていく。また、画像ファイルB〜Dについ
ても、同様にして各画像ファイルの動画を見ながらプリ
ントを希望する画像フレームを選択し、各サムネイル画
像45を作成してメモリ43に書き込む。
【0037】各画像ファイルA〜D内のプリントを希望
する画像フレームの選択が完了して動画プリント開始の
指示がなされると、プリント制御部44は撮影時間順で
各画像ファイルA〜Dの1番目のサムネイル画像45を
メモリ43から読み出す。各サムネイル画像45は、各
画像ファイルA〜D毎に決定された画像記録領域31〜
34にプリントされるように並べ替えられる。各サムネ
イル画像45の並べ替えが完了すると、プリントデータ
としてサーマルプリンタ22に転送される。
【0038】サーマルプリンタ22の記録紙出入口22
aから供給された記録紙30は、搬送機構によって左方
向に搬送される。記録紙30の先端が発熱素子アレイ5
1aに達すると、プラテンローラ52は記録位置にセッ
トされる。さらに記録紙30が搬送されて画像記録開始
位置が発熱素子アレイ51aに達すると、各発熱素子が
プリントデータのイエロー画像の各画素に応じた熱エネ
ルギーを発生してイエロー感熱発色層にイエロー画像を
1ラインずつ熱記録する。
【0039】イエロー感熱発色層への熱記録が終了する
と、記録紙30の搬送が一旦停止してプラテンローラ5
2が待避位置にセットされる。そして、イエロー定着ラ
ンプ54が点灯されて記録紙30が右方向に搬送され
る。この搬送中に、イエロー定着ランプ54から放射さ
れる発光波長ピークが420nmの紫色可視光によって
イエロー感熱発色層が定着される。記録紙30の画像記
録開始位置が、再び発熱素子アレイ51aを通過すると
記録紙30の搬送が停止するとともに、イエロー定着ラ
ンプ54が消灯する。
【0040】次に、マゼンタ画像の熱記録を行うために
再びプラテンローラ52が記録位置にセットされ、記録
紙30が左方向に搬送される。画像記録開始位置が発熱
素子アレイ51aに達すると、各発熱素子がプリントデ
ータのマゼンタ画像の各画素に応じた熱エネルギーを発
生してマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像を1ラインず
つ熱記録する。
【0041】マゼンタ感熱発色層への熱記録が終了する
と、記録紙30の搬送が一旦停止してプラテンローラ5
2が待避位置にセットされる。そして、マゼンタ定着ラ
ンプ55が点灯されて、記録紙30が右方向に搬送され
る。この搬送中に、マゼンタ定着ランプ55から放射さ
れる発光波長ピークが365nmの紫外線によってマゼ
ンタ感熱発色層が定着される。記録紙30の画像記録開
始位置が、再び発熱素子アレイ51aを通過すると記録
紙30の搬送が停止するとともに、マゼンタ定着ランプ
55が消灯する。
【0042】続いて、シアン画像の熱記録を行うために
プラテンローラ52が再び記録位置にセットされ、記録
紙30が左方向に搬送される。画像記録開始位置が発熱
素子アレイ51aに達すると、各発熱素子がプリントデ
ータのシアン画像の各画素に応じた熱エネルギーを発生
してシアン感熱発色層にシアン画像を1ラインずつ熱記
録する。
【0043】シアン感熱発色層への熱記録が終了する
と、記録紙30の搬送が一旦停止してプラテンローラ5
2が待避位置にセットされる。そして、マゼンタ定着ラ
ンプ55が点灯されて、記録紙30が右方向に搬送され
る。この搬送中に、記録紙30の画像が記録されていな
い余白部分が定着(漂白)されてプリントが完了する。
プリントが完了した記録紙30は、記録紙出入口22a
から排出される。
【0044】以降、撮影時間が2番目、3番目という順
にプリントするサムネイル画像45がなくなるまで、上
記と同様にして各サムネイル画像45の並べ替え、プリ
ントデータの作成、記録紙30へのプリントが繰り返さ
れる。こうして、各画像ファイルA〜Dのサムネイル画
像45が各画像記録領域31〜34に配置され、かつ撮
影時間順にそれぞれ記録紙30を替えてプリントされた
動画プリントが得られる。
【0045】このように各画像ファイルA〜Dのサムネ
イル画像45がプリントされた記録紙30は、1番目の
サムネイル画像45がプリントされた記録紙30から順
に重ね、貫通穴35に位置決めピン36を挿入して記録
紙30を所定の位置に位置決めする。そして、各画像フ
ァイルA〜Dのサムネイル画像45を見る場合には、各
窓31b〜34bに指先を入れて各画像記録領域31〜
34をそれぞれ下から上に順にめくることで、視線を移
動することなく撮影時間順に各画像ファイルA〜Dのサ
ムネイル画像45を見ることができる。
【0046】なお、上記実施形態では、記録紙の位置決
めを行う貫通穴を記録紙の角部に1箇所だけ設けている
が、図4に示すように、各画像記録領域61〜64の近
傍に記録紙60を位置決めする貫通穴65をそれぞれ設
けてもよい。また、各画像記録領域の周囲に切り込みを
設けているが、これらの切り込みを設けずに記録紙全体
を順にめくるようにして各画像ファイルのサムネイル画
像を見るようにしてもよい。さらに、この切り込みを設
けていない記録紙を用いる際には、各サムネイル画像を
記録紙の角部にプリントするようにしてもよい。
【0047】上記実施形態では、1枚の記録紙に4つの
画像記録領域を設けているが、本発明はこれに限られ
ず、画像記録領域は2つ、6つ等いずれでもよい。ま
た、画像記録領域にサムネイル画像のみをプリントして
いるが、画像ファイル名、フレーム番号、撮影時刻等の
情報をサムネイル画像とともにプリントしてもよい。
【0048】上記実施形態では、各画像記録領域毎に異
なる画像ファイルのサムネイル画像をプリントしている
が、同一の画像ファイルのサムネイル画像を撮影時間順
に分割してそれぞれの画像記録領域にプリントするよう
にしてもよい。
【0049】上記実施形態では、同じプリント条件で各
サムネイル画像を記録紙にプリントしているが、撮影時
間が最初のサムネイル画像及び最後のサムネイル画像は
高解像度で記録紙にプリントし、その他の各サムネイル
画像は低解像度で記録紙にプリントしてもよい。この場
合には、撮影時間が最初と最後のサムネイル画像以外の
各サムネイル画像は低解像度なので高速にプリントさ
れ、動画プリントを作成する際の全プリント時間を短縮
することができる。
【0050】上記実施形態では、サーマルプリンタを用
いているが、本発明はこれに限られず、インクジェット
プリンタ、熱転写プリンタ、レーザープリンタ等を用い
てもよい。この場合には、記録紙として普通紙、コート
紙等を使用する。
【0051】上記実施形態では、撮影した動画を一旦ハ
ードディスクに画像ファイルとして記憶させてからプリ
ントを希望する画像フレームを選択しているが、デジタ
ルビデオカメラからパーソナルコンピュータへデジタル
ビデオ信号が転送される際に動画をモニタに表示してプ
リントを希望する画像フレームを選択するようにしても
よい。
【0052】上記実施形態では、動画を対象にして画像
フレームを縮小表示したサムネイル画像を記録紙にプリ
ントしているが、対象は静止画であってもよく、この場
合には多数の静止画像でも短時間でその内容を確認する
ことができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像形成方法及
び画像形成装置並びにその記録媒体によれば、1つ又は
複数の動画からそれぞれ作成した複数のサムネイル画像
を記録媒体にプリントする際に、1つの記録媒体に対し
て各動画の撮影時間順にサムネイル画像を1つずつ配置
し、かつ同じ動画から選択された画像フレームのサムネ
イル画像を各記録媒体の同じ位置に配置してプリントす
るので、プリントした複数のサムネイル画像を見る際に
視線を移動させることがなく素早く内容が確認できとと
もに、多数のサムネイル画像をプリントする場合でも各
サムネイル画像のプリントサイズが小さくなって見えず
らくなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルビデオカメラ及び画像形成装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】記録紙の構成を示す概略図である。
【図3】メモリ内のファイル構造の概略を説明する概略
図である。
【図4】第2実施形態の記録紙の構成を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10 デジタルビデオカメラ 18 パーソナルコンピュータ 20 画像形成装置 21 ハードディスク 22 サーマルプリンタ 30 記録紙 31,32,33,34 画像記録領域 42 画像読込部 44 プリント制御部 45 サムネイル画像
フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA01 AA11 AA17 CC11 DD04 FA01 FA03 FA04 FA05 FA06 FD07 FD08 GC03 5C053 FA04 FA06 FA07 FA14 FA21 FA27 GA11 GB37 HA33 KA03 LA01 LA03 LA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画を構成する多数の画像フレームの中
    から選択した複数の画像フレームから縮小サイズのサム
    ネイル画像をそれぞれ作成し、これらのサムネイル画像
    を記録媒体にプリントする画像形成方法において、 1つ又は複数の動画からそれぞれ作成した前記複数のサ
    ムネイル画像を前記記録媒体にプリントする際に、1つ
    の記録媒体に対して各動画の撮影時間順にサムネイル画
    像を1つずつ配置し、かつ同じ動画から選択された画像
    フレームのサムネイル画像を各記録媒体の同じ位置に配
    置してプリントすることを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のサムネイル画像のうち、撮影
    時間が最初のサムネイル画像及び最後のサムネイル画像
    は高解像度で各記録媒体にプリントし、その他の各サム
    ネイル画像は低解像度で各記録媒体にプリントすること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記サムネイル画像を作成する画像フレ
    ームは、任意に選択可能であることを特徴とする請求項
    1または2いずれか記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 前記サムネイル画像を作成する画像フレ
    ームは、自動的に予め設定された時間間隔で選択される
    ことを特徴とする請求項1または2いずれか記載の画像
    形成方法。
  5. 【請求項5】 動画を構成する多数の画像フレームの中
    から選択した複数の画像フレームから縮小サイズのサム
    ネイル画像をそれぞれ作成するサムネイル画像作成手段
    と、このサムネイル画像作成手段によって1つ又は複数
    の動画からそれぞれ複数の画像フレームを選択して作成
    された各サムネイル画像を1つの記録媒体に対して各動
    画の撮影時間順にサムネイル画像を1つずつ配置し、か
    つ同じ動画から選択された画像フレームのサムネイル画
    像を各記録媒体の同じ位置に配置する画像レイアウト手
    段と、画像レイアウト手段によって配置された各サムネ
    イル画像を記録媒体にプリントするプリント手段とを備
    えていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 所定の位置に配置された複数の画像記録
    領域にそれぞれサムネイル画像がプリントされる記録媒
    体において、 前記各画像記録領域の周囲を囲むようにして略コの字形
    状に形成され、各画像記録領域をそれぞれめくることが
    できる切り込みと、この切り込みの底辺に接して形成さ
    れ指先を挿入する打ち抜き窓とが設けられていることを
    特徴とする記録媒体。
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