JP2002320095A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JP2002320095A
JP2002320095A JP2001122490A JP2001122490A JP2002320095A JP 2002320095 A JP2002320095 A JP 2002320095A JP 2001122490 A JP2001122490 A JP 2001122490A JP 2001122490 A JP2001122490 A JP 2001122490A JP 2002320095 A JP2002320095 A JP 2002320095A
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JP
Japan
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color
correction
image processing
spot
special
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001122490A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamori
洋 中森
Atsushi Kido
淳 木戸
Tatsuro Yamamuro
達郎 山室
Tsuyoshi Sugita
剛志 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Image Processing (AREA)
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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特色を他のカラーで表現する場合の色のずれ
を防止する。 【解決手段】 特色に相当する色版データを他の複数の
カラーによって色分解して色分解データとし、この色分
解データを他の複数のカラーのオリジナル成分と合成し
て出力する。色分解を行う前に特色に対して色補正を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタな
どによりカラープルーフを作成する際に用いる画像処理
方法に関し、特に、インクジェット、網点カラープルー
フなどのデジタルカラープルーフ(DCP)システムに
おいて、特色を他の複数のカラーで表現する場合の画像
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷製版工程においては、最終的な印刷
作業を行う前に、出力対象の絵柄、色調、文章、文字等
の確認を行うために、カラープルーフ(校正用サンプ
ル)を作成するのが一般的である。
【0003】このカラープルーフ作業は、製版用フィル
ムに画像情報を記録し、このフィルムを専用の校正機上
で処理することにより行っていたが、近年、コンピュー
タ上で加工されたデジタル画像データをカラー感光材料
上に直接記録することによってカラープルーフを作成す
るダイレクトデジタルカラープルーフ(DDCP)が注
目されている。
【0004】また、デジタルカラープルーフでは、背景
色等を特色Sにより表現する場合があるが、出力装置が
特色に対応していないときには、特色をシアンC、マゼ
ンタM、イエローY、ブラックK等の他のカラーによっ
て擬似的に出力する必要がある。
【0005】図4は、特色Sを他のカラーによって表現
する従来の処理方法を示す。この方法では、特色Sをシ
アンC、マゼンタM、イエローY、ブラックKの4色の
プロセスカラーの色分解テーブルに基づいて分解して、
色分解データSC、SM、SY、SKを得る。そして、
これらの色分解データSC、SM、SY、SKのそれぞ
れを各色に対応したキャリブレーションテーブルのデー
タCalC、CalM、CalY、CalKに基づいて
色補正して第1の補正データSC−1、SM−1、SY
−1、SK−1をそれぞれ得る。その後、第1の補正デ
ータSC−1、SM−1、SY−1、SK−1に対し、
ドットゲイン補正を行って第2の補正データSC−2、
SM−2、SY−2、SK−2を得て出力画像とするも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像処理では、特色をプロセスカラーに色分解する際
に、特色を100%で出力する場合のプロセスカラーの
成分を設定しており、印刷する際に生じるドットゲイン
については考慮されていない。このため、特色を網10
0%で印刷する場合には問題がないが、網100%以外
の中間調で特色を印刷する場合には、色がずれる問題を
有している。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、中間調であっても、適正な色
の特色を出力することが可能な画像処理方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の画像処理方法は、特色に相当する
色版データを他の複数のカラーによって色分解して色分
解データとし、この色分解データを他の複数のカラーの
オリジナル成分と合成して出力する画像処理方法におい
て、前記色分解を行う前に特色に対して色補正を行うこ
とを特徴とする。
【0009】このように特色の色分解を行う前に、特色
の色補正を行うことにより、中間調で印刷を行う場合で
あっても、適正な色のプルーフを出力することができ、
色がずれることなく特色を印刷することが可能となる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の画像処
理方法であって、前記特色を他の複数のカラーに分解す
る際の色成分と、この色成分に対応した中間調における
網点増加率とを関連させたテーブルを設定し、前記網点
増加率を用いて前記特色の色補正を行うことを特徴とす
る。
【0011】このように各特色に対応した網点増加率を
設定することにより、特色の色成分に応じて網点増加率
を算出することができ、異なる中間調の特色であって
も、適正な色のプルーフを印刷することができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1記載の画像処
理方法であって、前記色補正は、実際の印刷機によって
印刷したドットゲインを用いて行うことを特徴とする。
【0013】このように実際の印刷から得たドットゲイ
ンを用いて色補正を行うことにより、異なった印刷媒体
に適合した色補正を行うことができるため、異なった印
刷媒体に対しても適正な中間調の色のプルーフを出力す
ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を実
現するためのDDCPの構成を示す。画像ファイルの加
工、編集を行うコンピュータ1a、1b、……の複数が
バス2を介してサーバー3に接続されていると共に、サ
ーバー3には複数の出力装置4a、4b、……が接続さ
れている。サーバー3には、各出力装置4a、4b、…
…の特性に合わせて画像処理を行うアプリケーションが
格納されており、それぞれのコンピュータ1a、1b、
……から入力された画像データを処理し、出力装置4
a、4b、……に送出する。これにより出力装置4a、
4b、……は、カラー感光材料に対し露光を行ってカラ
ープルーフを作成する。
【0015】図2はこの実施の形態による画像処理のフ
ローを示し、色補正処理、色分解処理、色合成処理を有
している。このフローでは、まず、所望の特色Sに相当
する色版データ及びシアンC、マゼンタM、イエロー
Y、ブラックKに相当する色版データがコンピュータに
入力される。
【0016】そして、特色Sに相当する色版データ及び
それぞれのプロセスカラーに相当する色版データに対
し、ドットゲインを用いた色補正を行う。この色補正は
特色に対して後述する色分解を行う前に行うものであ
る。そして、色補正により、特色Sの色補正値S’及び
各プロセスカラーの色補正値C’、M’、Y’、K’を
得る。すなわち、特色Sに対して、ドットゲイン値Do
tG−Sを用いて演算を行うことにより色補正値S’を
得、プロセスカラーのそれぞれの色に対して、それぞれ
の色のドットゲイン値DotG−C、DotG−M、D
otG−Y、DotG−Kを用いて演算を行って、色補
正値C’、M’、Y’、K’を得る。
【0017】図3は特色の色補正を行うために使用する
テーブル10を示す。このテーブル10では、複数の特
色をSpot1、Spot2、……のように区分けして
識別している。また、識別されたそれぞれの特色に対し
ては、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックK
からなる色成分の網パーセントと、この網パーセントに
対応した中間調における網点増加率(図2におけるDo
tG−S)とが設定されている。例えば、Spot1の
特色は、C:0%、M:35%、Y:70%、B:0%
で構成されると共に、その網点増加率(ドットゲイン)
は13%で設定されており、Spot2の特色は、C:
80%、M:30%、Y:0%、B:0%で構成される
と共に、その網点増加率(ドットゲイン)は15%で設
定されている。
【0018】このテーブル10を用いて特定の特色を色
補正して色補正値S’を求める場合には、その色成分を
選定し、選定した色成分に対応する網点増加率を取り出
してドットゲイン補正を行う。例えば、Spot1の特
色のドットゲインを補正する場合には、Spot1の特
色に対応したドットゲイン13%をテーブル10から取
り出して演算することにより求めることができる。
【0019】このようにしてそれぞれの特色に対して、
網点増加率を設定して色補正を行うことにより、その特
色の色成分に応じた網点増加率を算出することができ
る。これにより、異なる中間調であっても、適正な色の
プルーフを出力(印刷)することができる。
【0020】この実施の形態では、ドットゲイン補正を
後述するキャリブレーション補正前に行うと共に、特色
に対しては、各プロセスカラーに色分解する前に行うた
め、通常のドットゲイン補正と同様に行うことができ
る。このため、プロセスカラーのドットゲインを考慮す
る必要がなく、色補正を簡単に行うことができる。
【0021】ドットゲインによる色補正の後、特色の色
補正値S’に対し色分解を行う。色分解は、プロセスカ
ラーの色版成分のテーブルに基づいて行い、プロセスカ
ラーのそれぞれの色に対応した特色の色分解データS’
c、S’m、S’y、S’kを得る。
【0022】そして、このようにして得られた特色の色
分解データS’c、S’m、S’y、S’kと、上述の
ようにして得られたプロセスカラーの色補正値C’、
M’、Y’、K’とを合成する。この色の合成により合
成データSC、SM、SY、SKを作成する。
【0023】その後、合成データSC、SM、SY、S
Kに対してキャリブレーション補正を行う。キャリブレ
ーション補正では、複数の出力装置4a、4b、……の
それぞれの特性に合わせたキャリブレーションデータC
alC、CalM、CalY、CalKを用いて行う。
このキャリブレーション補正を行うことにより、対応し
た出力装置に合わせた出力画像データSC’、SM’、
SY’、SK’を得ることができる。
【0024】このような実施の形態では、特色の色分解
を行う前に、特色の色補正(ドットゲイン補正)を行う
ため、中間調で印刷を行う場合であっても、適正な色の
プルーフを出力することができ、色がずれることなく特
色を印刷することが可能となる。
【0025】なお、以上の実施の形態では、予め設定し
たテーブル10を用いて色補正を行っているが、テーブ
ル10を用いることなく色補正を行うことも可能であ
る。この場合には、実際の印刷機で印刷した際のドット
ゲインカーブに基づいて色補正を行う。
【0026】このように実際の印刷機で印刷した際のド
ットゲインによって色補正を行う場合には、布や樹脂等
のように異なった印刷媒体に適合した色補正を行うこと
ができ、異なった印刷媒体に対しても適正な中間調の色
のプルーフを出力することが可能となる。
【0027】なお、本発明では、キャリブレーション補
正のデータとしてCMSを用い、CMYKの掛け合わせ
による色補正を行っても良い。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、特色の色分解
を行う前に特色の色補正を行うため、中間調で印刷を行
う場合であっても、適正な色のプルーフを出力すること
ができ、色がずれることなく特色を印刷することが可能
となる。
【0029】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、特色の色成分に応じた網点増加率をテ
ーブルから算出することができるため、異なる中間調の
特色であっても、適正な色のプルーフを印刷することが
できる。
【0030】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、異なった印刷媒体に適合した色補正を
行うことができるため、異なった印刷媒体に対しても適
正な中間調の色のプルーフを出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるDDCPの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるフロー図である。
【図3】本発明の実施の形態に用いるテーブルの一例を
示す正面図である。
【図4】従来の画像処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
1a,1b,…コンピュータ 2 バス 3 サーバー 4a,4b,…出力装置 10 テーブル
フロントページの続き (72)発明者 杉田 剛志 東京都新宿区下宮比町2−26共同ビル コ ニカ株式会社内 Fターム(参考) 2C262 AB15 BA09 BA11 BC01 DA18 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CH07 CH08 5C074 AA08 DD04 DD24 DD27 FF07 FF15 HH04 5C077 LL19 MP02 MP08 PP33 PP37 PQ12 PQ23 SS02 TT02 5C079 HB02 LB01 MA04 MA11 NA03 PA03 PA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特色に相当する色版データを他の複数の
    カラーによって色分解して色分解データとし、この色分
    解データを他の複数のカラーのオリジナル成分と合成し
    て出力する画像処理方法において、前記色分解を行う前
    に特色に対して色補正を行うことを特徴とする画像処理
    方法。
  2. 【請求項2】 前記特色を他の複数のカラーに分解する
    際の色成分と、この色成分に対応した中間調における網
    点増加率とを関連させたテーブルを設定し、前記網点増
    加率を用いて前記特色の色補正を行うことを特徴とする
    請求項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記色補正は、実際の印刷機によって印
    刷したドットゲインを用いて行うことを特徴とする請求
    項1記載の画像処理方法。
JP2001122490A 2001-04-20 2001-04-20 画像処理方法 Pending JP2002320095A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021535692A (ja) * 2018-07-27 2021-12-16 ヒューバーグループ ドイチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 色相を確認するための方法およびシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021535692A (ja) * 2018-07-27 2021-12-16 ヒューバーグループ ドイチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 色相を確認するための方法およびシステム
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