JP2002319942A - 通信制御方法および通信制御装置 - Google Patents

通信制御方法および通信制御装置

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JP2002319942A JP2001126085A JP2001126085A JP2002319942A JP 2002319942 A JP2002319942 A JP 2002319942A JP 2001126085 A JP2001126085 A JP 2001126085A JP 2001126085 A JP2001126085 A JP 2001126085A JP 2002319942 A JP2002319942 A JP 2002319942A
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Takashi Fukushima
孝 福島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アイソクロナス転送において、バス上で確保さ
れたままの未使用リソースの発生を取り除き、リソース
を効率よく使用することにある。 【解決手段】バス上で転送を行うのに要するリソースを
取得する際、バスに接続されるPHYレイヤ1と、LI
NKレイヤ2と、トランザクション・レイヤ4と、各レ
イヤとの間にリソースの取得制御を行うリソース処理装
置3とを有する。処理装置3は、空きリソースを獲得す
るリソース獲得手段31と,未使用リソース検索手段3
2と,未使用リソース開放手段33とを備え、空きリソ
ースが無い場合には、各手段をソフトやハードで制御し
てノードの獲得済み未使用リソースを検索する。その結
果、獲得済み未使用リソースがあるとき、その未使用リ
ソースの開放処理を行ってから再度空きリソースを獲得
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信制御方法および
通信制御装置に関し、特に高速シリアル通信を行う通信
制御方法および通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速シリアル通信システムについ
て、国際標準規格として定められているIEEE139
4規格では、複数の機器(ノード)が接続されるバス上
にデータパケットを転送する際、ノードからノードへデ
ータを転送するために、バス獲得の調停を行った後、ア
イソクロナス転送が行われる。なお、データの転送方式
には、アイソクロナス転送と非同期転送があるが、所定
期間(125μs)のうち最初の100μs(MAX)
はアイソクロナス転送のための領域として用いられ、残
りの期間(例えば、25μs)は非同期転送のための領
域として用いられる。このアイソクロナス転送の方が非
同期転送よりも優先順位は高いため、アイソクロナス転
送が行われている間は、非同期転送を行うことができな
い。
【0003】上述した規格では、アイソクロナス転送を
行うために、IEEE1394バス(以下、単にバスと
称す)上で必要な帯域幅とチャンネル(これらを合わせ
て、リソースと称す)を取得する必要がある。かかるバ
スがホームネットワーク等で使用されると、1つのバス
上に数十台(最大63台)の機器(ノード)が接続され
るため、アイソクロナス・リソース・マネージャー(I
RM)を用いて、限りあるリソースを効率よく使用する
必要がある。
【0004】図9は従来の一例を説明するための通信制
御装置における制御動作フロー図である。図9に示すよ
うに、従来のアイソクロナス・リソースの獲得にあたっ
ては、まずバスのリセット、すなわちノード間の上下関
係を決めるツリーの識別,ルートノード,ノードID
(自己)識別,IRM等の決定を行った後、通常のパケ
ット転送(アイソクロナス、非同期)が開始される。
【0005】ついで、アイソクロナス転送を行うノード
が、現在使用することのできる帯域幅をIRMの帯域幅
有効レジスタから読み出し(ステップA1)、要求する
帯域幅、すなわち獲得したい帯域幅と比較する(ステッ
プA2)。ここで、読み込んできた帯域幅が獲得したい
帯域幅よりも大きい場合は、帯域幅の獲得(ステップA
3)を行った後、チャンネルの獲得を行う(ステップA
4)。一方、読み込んできた帯域幅が獲得したい帯域幅
よりも小さい場合は、要求帯域幅を減らすことができる
か否かの判断を行い(ステップA7)、YESの場合に
は、獲得する帯域幅を減らして再びステップA1に戻っ
て要求する。このステップA7で、要求帯域幅を減らす
ことができない場合は、一定時間経過後、前回要求した
帯域幅と同じ帯域幅で再度アイソクロナス・リソースの
獲得を行う(ステップA8)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のアイソ
クロナス・リソースの獲得方法では、アイソクロナス・
リソースの獲得だけをおこない、アイソクロナス転送を
行っていないノードに対する開放手段が無いので、バス
上に種々の機器(ノード)が接続され、アイソクロナス
・リソース(帯域幅とチャンネル)の獲得と開放を繰り
返し行うと、開放手続きの失敗や機器の状態により、開
放手続きを行わずに且つアイソクロナス・リソースを確
保したまま、アイソクロナス・リソースを使用しない場
合が発生することになる。
【0007】このため、従来のリソース獲得方法は、ア
イソクロナス・リソースの減少を来し、もしくはアイソ
クロナス・リソースの獲得を全くできなくなるという欠
点がある。
【0008】本発明の目的は、バス上で確保されたまま
の未使用リソースの発生を取り除くとともに、限られた
リソースを効率よく使用することのできる通信制御方法
および通信制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の通信制御方法
は、複数の機器が接続されるバス上でアイソクロナス転
送を行うために要する帯域幅およびチャンネルからなる
リソースを取得するにあたり、前記バスに接続されるP
HYレイヤと、前記PHYレイヤの上位層としてのLI
NKレイヤと、前記LINKレイヤとの間でデータ転送
を行うトランザクション・レイヤと、これら各レイヤと
間に接続されて前記リソースの取得処理制御を行うとと
もに、空きリソースを獲得するためのリソース獲得手段
と,前記リソース獲得手段の出力に基づいて前記複数の
機器の獲得済み未使用リソースを検索する未使用リソー
ス検索手段と,前記未使用リソース検索手段の検索結果
により前記未使用リソースを開放する未使用リソース開
放手段を備えたリソース処理装置とを有し、前記リソー
ス処理装置は、前記リソースを獲得する時に前記空きリ
ソースが無い場合には、前記各手段をソフトウェアもし
くはハードウェアで制御して前記複数の機器の獲得済み
未使用リソースを検索し、その結果前記獲得済み未使用
リソースがある場合に、前記獲得済み未使用リソースの
開放処理を行ってから再度前記リソースを獲得するよう
に構成される。
【0010】また、前記ソフトウェアは、リソースの管
理を行っているアイソクロナス・リソース・マネージャ
ーから帯域幅有効レジスタの値を読み込む第1のステッ
プと、前記第1のステップにより読み込んだ値とデータ
の転送を求める機器が要求する帯域幅との大小を比較す
る第2のステップと、前記第2のステップで要求する帯
域幅があるときは、帯域幅の獲得を行う第3のステップ
と、前記第3のステップに続いてチャネルの獲得を行う
第4のステップと、前記第2のステップにおいて要求す
る帯域幅がないときは、前記アイソクロナス・リソース
・マネージャーからチャンネル有効レジスタの値を読み
込む第5のステップと、前記第5のステップで読み込ん
だ結果、他の機器が獲得したリソースのうちに未使用チ
ャネルがあるか否かを判定する第6のステップと、前記
第6のステップで前記未使用チャネルがなかったとき、
要求帯域幅を減らすことができるか否かを判定する第7
のステップと、前記第7のステップで前記要求帯域幅を
減らすことができないときには、所定時間経過後に再度
同一帯域幅で要求して処理を終了する第8のステップ
と、前記第6のステップで前記未使用チャンネルがあっ
たときには、前記バスのリセットを発生させて前記第1
のステップに戻る第9のステップとを備え、前記第7の
ステップで前記要求帯域幅を減らすことができると判定
されたときには、前記第9のステップと同様に、前記第
1のステップに戻って処理を繰返すように形成される。
【0011】また、前記通信制御方法における前記リソ
ース処理装置は、前記リソースの残量を一定時間毎に検
出するリソース残量検出手段を設け、前記リソースの減
少量を一定時間毎に検索し、前記リソースが少なくなる
と、前記リソース残量検出手段と前記未使用リソース検
索手段により前記未使用リソースを検索し、前記未使用
リソースがある場合に前記リソースの開放処理を行うよ
うに形成される。
【0012】また、前記通信制御方法における前記リソ
ース処理装置は、前記リソースの使用制限時間を検出す
るリソース時間制限検出手段を設け、前記リソースの使
用期限までに延長の要求がなく、そのリソ−スが未使用
の場合には、前記リソース時間制限検出手段と前記未使
用リソース検索手段により前記未使用リソースを検索
し、前記未使用リソースがある場合に前記未使用リソ−
スの解放処理を行うように形成される。
【0013】また、前記通信制御方法における前記ソフ
トウェアは、リソースの管理を行っているアイソクロナ
ス・リソース・マネージャーから帯域幅有効レジスタの
値を書き込んでロックトランザクションを発行する第1
のステップと、前記第1のステップにおける書き込みが
成功したか否かを判定する第2のステップと、前記第2
のステップにおけるデータの書き込みが成功したときに
チャネルの獲得を行う第3のステップと、前記第2のス
テップにおけるデータの書き込みが不成功であったとき
に、前記アイソクロナス・リソース・マネージャーから
チャンネル有効レジスタの値を読み込む第4のステップ
と、前記第4のステップで読み込んだ結果、他の機器が
獲得したリソースのうちに未使用チャネルがあるか否か
を判定する第5のステップと、前記第5のステップで前
記未使用チャネルがなかったとき、要求帯域幅を減らす
ことができるか否かを判定する第6のステップと、前記
第6のステップで前記要求帯域幅を減らすことができな
いときには、所定時間経過後に再度同一帯域幅で要求し
て処理を終了する第7のステップと、前記第5のステッ
プで前記未使用チャンネルがあったときには、前記バス
のリセットを発生させて前記第1のステップに戻る第8
のステップとを備え、前記第6のステップで前記要求帯
域幅を減らすことができると判定されたときには、前記
第8のステップと同様に、前記第1のステップに戻って
処理を繰返すように形成される。
【0014】さらに、本発明の通信制御装置は、PHY
レイヤおよびトランザクションレイヤ間に接続され且つ
リンクレイヤ機能とリソース処理機能を持つ未使用リソ
ース検出回路を備え、前記未使用リソース検出回路は、
アイソクロナス・データを受信するアイソクロナス・デ
ータ受信回路と、前記アイソクロナス・データ受信回路
からの受信データを外部に出力するFIFO回路と、前
記アイソクロナス・データ受信回路のアイソクロナス・
データに基づいて全チャンネル番号を格納する全チャン
ネル番号格納回路と、前記アイソクロナス・データを前
記アイソクロナス・データ受信回路に出力する受信チャ
ンネル設定レジスタと、アイソクロナス・リソース・マ
ネージャーのチャンネルレジスタ値を格納している前記
アイソクロナス・リソース・マネージャーのチャンネル
レジスタ値格納回路と、前記チャンネルレジスタ値格納
回路および前記全チャンネル番号格納回路の値を比較
し、不一致のときに不一致信号を出力する比較回路と、
前記FIFO回路を制御するとともに、前記FIFO回
路のデータおよび前記比較回路からの不一致出力を受信
して前記受信チャンネル設定レジスタに受信チャンネル
設定のためのデータを出力するCPUとで構成される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、アイソクロナス転送を
行うために必要な帯域幅とチャネル(リソース)を取得
するシステムにおいて、確保しているものの、アイソク
ロナス転送を行っていない未使用リソースを検索し、そ
の未使用リソースに対してリソースの開放を行って未使
用リソースの発生を取り除くとともに、限られたリソー
スを効率よく使用する通信制御方法および通信制御装置
を実現することにある。
【0016】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を
説明する通信制御装置のブロック図である。図1に示す
ように、本実施の形態は、IEEE1394規格(19
95年規格)で規定されているバスのリソース獲得に対
し、バスの物理的インターフェースをとる物理層として
のPHYレイヤ1と、その上位層としてデータの送受信
やサイクル制御などを行うLINKレイヤ2と、リー
ド,ライト,ロックなどのトランザクションを行うため
の手順を決めるトランザクション・レイヤ4と、プログ
ラム制御によって動作し、これらの各レイヤとリソース
データの転送を行うリソース処理装置3とを有する。こ
こでは、1つのノードをブロック構成として表わしてい
る。なお、複数のノードのうち、ツリーの根幹となるノ
ードもしくはこの根幹となるノードに一番近いノードが
アイソクロナス・リソース・マネージャー(IRM)と
なる。
【0017】このリソース処理装置3は、リソース獲得
手段31と、未使用リソース検索手段32と、未使用リ
ソース開放手段33とを備えており、特にリソース獲得
手段31はPHYレイヤ1と、LINKレイヤ2と、ト
ランザクション・レイヤ4とを通し、リソースの管理を
行っているIRMに対してバスの帯域幅およびチャンネ
ルの取得要求を出力する。
【0018】ここで、獲得しようとした帯域幅が現在使
用可能な帯域幅よりも大きい場合、リソース獲得手段3
1から出力された要求指示により未使用リソース検索手
段32で未使用リソースを検索する。検索の結果、未使
用リソースがあった場合には、未使用リソース検索手段
32から未使用リソース開放手段33を制御し、上述し
たバス・リセットを発生させる。かかるリソース処理装
置3において、バス・リセットが発生すると、バス・イ
ンターフェイス(図示省略)に接続されているノード
は、リソースの再獲得処理を行う。この結果、リソ−ス
の解放に失敗したノ−ドはリソ−スの再獲得を行わない
ため、未使用リソ−スは解放されたことになり、他のノ
ードではこの未使用リソースの使用が可能になる。
【0019】このようにして、バス・リセットをかける
ノードは、使用されていないリソースを開放し、リソー
スを効率よく使用することを可能にする。
【0020】上述したリソースの獲得について、より具
体的に説明すると、リソース獲得手段31は、図示省略
したシリアル・バス・マネージメント(SBM)に設置
されるIRMの帯域幅有効レジスタおよび、チャンネル
有効レジスタに対して、リード・トランザクションを行
う。このとき、要求する帯域幅よりも、IRMの帯域幅
有効レジスタの帯域幅の方が大きい場合、ロック・トラ
ンザクションを使用し、帯域幅の取得およびチャンネル
の取得を行う。
【0021】なお、アイソクロナス・リソース・マネー
ジャ(IRM)対応ノードとバス管理対応ノードは、上
述した帯域幅有効レジスタを実装しなければならない。
このレジスタの書き換えには、ロックトランザクション
のみで書き換えることができる。しかも、このレジスタ
は、アイソクロナス・リソースの使用者がアイソクロナ
ス帯域幅の割り当てと、割り当て解除とを行う目的で提
供するものであり、特にこのレジスタ値には、現在使用
することのできる帯域幅を示している。
【0022】また、自ノードがIRMの場合、自身のレ
ジスタに対して読み込みを行うか、またはコンペア・ス
ワップのロック・トランザクションを行い、帯域幅の取
得およびチャンネルの取得を行う。ここで、上述したロ
ックトランザクションのコンペアスワップ送信は、前述
したIEEE1394−1995規格で規定されている
送受信方法の1つである。つまり、送信側は相手のレジ
スタの値(request arg)とそのレジスタを
変更したい値(request data)を送信す
る。一方、受信側は、自身のレジスタ値(memory
data)とrequest arg値を比較し、一
致しているときに、自身のレジスタ値をrequest
dataの値に書き換える。さらに、送信側は、応答
として書き換わる前のmemory dataを返信す
る。
【0023】ついで、未使用リソース検索手段32は、
要求する帯域幅よりもIRMの帯域幅有効レジスタの帯
域幅の方が小さい場合、現在アイソクロナス転送を行っ
ているチャンネルと、チャンネル有効レジスタで獲得さ
れているチャンネルとを比較し、未使用のチャンネルを
検索する。さらに、未使用リソース開放手段33は、未
使用リソース検索手段32で検索の結果、未使用リソー
スがある場合には、リソース再獲得のためのバス・リセ
ット発生要求を出力し、それによって未使用リソースの
開放を行う。
【0024】上述の動作は、リソース獲得にあたり、リ
ソース処理装置3内の各手段の機能動作について説明し
たが、つぎに全体の制御動作について、図1および図2
を参照して説明する。
【0025】図2は図1における制御動作を説明するた
めのフロー図である。図2に示すように、まずアイソク
ロナス転送を行いたい時に、リソース獲得手段31によ
りIRMの帯域幅有効レジスタからその値を読み込み
(ステップA1)、要求する帯域幅よりも帯域幅有効レ
ジスタの値の帯域幅の方が大きいか否かを調べる(ステ
ップA2)。この結果、要求する帯域幅よりも帯域幅有
効レジスタの値の帯域幅の方が大きいとき、すなわち空
き帯域幅の方が大きいときは、帯域幅を取得(ステップ
A3)し、ついでそのチャンネルを獲得する(ステップ
A4)ことにより、リソース獲得を終了する。一方、要
求する帯域幅よりも帯域幅有効レジスタの値の帯域幅の
方が小さい場合には、未使用チャンネル検索手段32に
よりIRMのチャンネル有効レジスタの値を読み込み
(ステップA5)、現在バス上に出力されているアイソ
クロナス・チャンネルと比較し、未使用チャンネルがあ
るか否かを検索する(ステップA6)。もし、未使用チ
ャンネルがある場合には、リソース開放手段33により
バス・リセット発生要求を出力し(ステップA9)、ス
テップA1に戻ってリソースの獲得動作を繰返えし行
う。また、このステップA6でも、未使用チャンネルが
ない場合には、要求の帯域幅を減らすことができるか否
かを調べ(ステップA7)、帯域幅を減らすことができ
る場合には、要求する帯域幅を減らし、ステップA1に
戻って再び帯域幅とチャンネルの獲得を行う。逆に、ス
テップA7で帯域幅を減らすことができない場合には、
一定時間経過後に再度同じ帯域幅で取得要求を出力す
る。ステップA7において、獲得リソースがないことが
わかると、再度同じ帯域幅で取得要求を出力(ステップ
A8)し、リソース獲得動作を終了する。
【0026】次に、空き帯域幅がない時、すなわち、図
2のステップA5〜A9の場合のリソースの開放動作に
ついて、具体例を用いて説明する。
【0027】図3は図2における動作をより具体的に説
明するためのリソース獲得ノードおよびIRMを中心と
したタイミング図である。図3に示すように、リソース
を獲得したいノードは、IRMの帯域幅有効レジスタに
対して使用可能帯域幅読み込み要求(READ要求)と
してのリード・トランザクションを発行し(ステップD
1)、そのレジスタ値応答から現在使用可能な帯域幅を
確認する(ステップD2)。この応答の結果、空きの帯
域幅がない時、チャンネル有効レジスタに対して再びリ
ード・トランザクションを発行し(ステップD3)、チ
ャンネル読み込み、すなわちレジスタ値の取得を行う
(ステップD4)。
【0028】ついで、リソースを獲得したいノードで
は、IEEE1394バス上でアイソクロナス転送が行
われているチャンネルと、チャンネル有効レジスタ値の
獲得されているチャンネルとを比較し、使用チャンネル
の検出を行う(ステップD5)。このチャンネル有効レ
ジスタにおいて、チャンネルを取得しているが、アイソ
クロナス転送を行っていないチャンネル、すなわち未使
用チャンネルがある(ステップD6)場合、リソースを
獲得したいノードからは、バスリセット発生要求を発行
する(ステップD7)。かかるノードからIRMに対し
バスリセットを発生すると、リソースは開放されるの
で、バス上の各ノードはリソースの再獲得を行う(ステ
ップD8)。
【0029】しかるに、リソースの開放に失敗したノー
ドはリソースの再獲得を行わないため、リソースに空き
ができる。このリソースに空きができ、要求する帯域幅
が使用可能になったとき、帯域幅有効レジスタに対し
て、ロック・トランザクションを発行し(ステップD
9)、IRMからの応答により使用可能帯域幅を確認
(ステップD10)した後、帯域幅を獲得する(ステッ
プD11)。次に、リソース獲得ノードからIRMのチ
ャンネル有効レジスタに対して、ロック・トランザクシ
ョンを発行し、チャンネルを獲得する(ステップD1
2)。ここで、自ノードがIRMの場合、上記のレジス
タに対するアクセスは、トランザクション処理を発行す
る代わりに、自身のレジスタに対して読み込みおよび書
き込みを行う。以上がリソース獲得の手順である。
【0030】図4は本発明の第2の実施の形態を説明す
る通信制御装置のブロック図である。図4に示すよう
に、本実施の形態は、前述した第1の実施の形態と同様
に、PHYレイヤ1と、LINKレイヤ2と、トランザ
クション・レイヤ4と、リソース処理装置5とを備えて
いる。このリソース処理装置5は第1の実施の形態にお
けるリソース処理装置3に加え、未使用リソースの検索
時にリソースの残量を検出するリソース残量検出手段3
4を付加して構成される。このリソース残量検出手段3
4は、未使用リソース検索手段32と接続され、帯域幅
有効レジスタおよびチャネル有効レジスタの値を読み込
み、リソースの残量を一定時間間隔で監視する。すなわ
ち、このリソース残量検出手段34は、リソースを一定
時間間隔で監視し、リソースの残量が少なくなった時
に、未使用リソース検索手段32を介し、未使用リソー
ス開放手段33を駆動して未使用リソースを開放する。
【0031】図5は図4における制御動作を説明するた
めのフロー図である。図5に示すように、まず一定時間
間隔で帯域幅有効レジスタの値を繰返し読み込み(ステ
ップB1)、その読み込んだ値に基いてリソース残量が
少ないか否かの判断を行う(ステップB2)。ついで、
リソースの残量を確認した結果、リソースの残量が少な
い場合には、一定時間間隔でチャンネル有効レジスタの
値を読み込み(ステップB3)、その読み込んだ値で未
使用チャンネルがあるか否かを確認する(ステップB
4)。その結果、未使用チャンネルがある場合には、バ
ス・リセットを発生させ(ステップB5)、残量が少な
くなったときの1回の検出処理を終了させる。
【0032】要するに、ここでは、リソース残量が少な
くなったか否かを一定時間間隔で繰返し監視し、リソー
ス残量が少なくなったときに、未使用チャンネルがある
場合には、バス・リセットを発生させ、1回のバス開放
処理を行う。しかる後、所定時間後に同様の監視を繰返
し行う。
【0033】上述したように、本実施の形態では、前述
した第1の実施の形態に比べ、定期的なリソースの管理
を行う点で相違している。定期的にリソースの減少量を
監視することにより、ほぼ常時に近い状態で無駄な未使
用リソースの減少を防ぐことができ、バス上に接続され
ている機器(ノード)を効率よく制御し、しかも帯域幅
やチャンネルというリソースを高能率で使用することが
できる。
【0034】図6は本発明の第3の実施の形態を説明す
る通信制御装置のブロック図である。図6に示すよう
に、本実施の形態は、前述した第1の実施の形態と同様
に、PHYレイヤ1と、LINKレイヤ2と、トランザ
クション・レイヤ4と、リソース処理装置6とを備えて
いる。このリソース処理装置6は第1の実施の形態にお
けるリソース処理装置3に加え、未使用リソースの検索
時にリソースの時間制限を検出するリソース時間制限検
出手段35を付加して構成される。このリソース時間制
限検出手段35は、未使用リソース検索手段32と接続
され、帯域幅有効レジスタおよびチャネル有効レジスタ
の値を読み込み、リソースに有効時間を監視する。すな
わち、このリソース時間制限検出手段35は、リソース
に有効時間を設け、そのリソースを獲得しているノード
から有効時間の延長要求が無かった場合にリソースを開
放する方法である。
【0035】要するに、本実施の形態は、前述した第1
の実施の形態と比べ、リソースに有効時間を設定する点
で異なる。具体的には、一定時間経過後にリソースの延
長要求が無い場合、未使用リソースであるという判定を
行ってリソースを開放するため、無駄な未使用リソース
の発生を防ぎ、バス上に接続されている機器(ノード)
を効率よく制御し、リソースをより有効に使用すること
ができる。
【0036】図7は本発明の第4の実施の形態を説明す
るための通信制御装置における制御動作フロー図であ
る。前述した第1の実施の形態は1995年規格に基く
ものであったが、図7に示すように、本実施の形態は、
最新の規格IEEE1394a−2000(2000
年)に基くものである。この規格によれば、予めIRM
の帯域幅有効レジスタの値を読み込む必要が無く、獲得
したいリソースに対し、ロック・トランザクションを発
行して直接書き込むことができる。
【0037】すなわち、獲得したい帯域幅をセットし、
IRMの帯域幅有効レジスタに対してロック・トランザ
クションを発行し(ステップC1)、しかる後にロック
・トランザクションが成功したか否かを判定する(ステ
ップC2)。ここで、レジスタへの書き込みに成功する
と、チャンネルの獲得を行って(ステップA4)処理を
終了する。なお、かかるステップA4およびチャンネル
有効レジスタの値の読み込み(ステップA5)からバス
・リセットの発生(ステップA9)までは、前述した第
1の実施の形態における図2のフローと同一であるた
め、説明を省略する。
【0038】本実施の形態によれば、予めIRMの帯域
幅有効レジスタの値を読み込む必要が無いため、第1の
実施の形態に比べ、リソースを管理するための制御時間
が短縮され、機器(ノード)をより一層効率よく制御す
ることができる。
【0039】図8は本発明の第5の実施の形態を説明す
るための通信制御装置における未使用リソース検出回路
の構成図である。図8に示すように、本実施の形態は、
PHY回路100と、未使用リソース検出回路200と
を備えており、前述した図1のブロック構成と比較する
と、PHY回路100がPHYレイヤ1に、また未使用
リソース検出回路200がLINKレイヤ2およびリソ
ース処理装置3に相当している。この検出回路200に
おいては、アイソクロナス・データ受信回路210と、
FIFO回路220と、受信チャンネル設定レジスタ2
30とがリンクレイヤ2に相当し、CPU260を除く
他の回路がリソース処理装置3に相当する。なお、CP
U260は、図1におけるリンクレイヤ2,リソース処
理装置3,トランザクションレイヤ4のいずれに設けて
あってもよいが、トランザクションレイヤ4に相当する
回路は、ここでは省略している。
【0040】この未使用リソース検出回路200は、ア
イソクロナス・データを受信するアイソクロナス・デー
タ受信回路210と、このアイソクロナス・データ受信
回路210からの受信データを外部に出力するFIFO
回路220と、アイソクロナス・データ受信回路210
のアイソクロナス・データに基づいて全チャンネル番号
を格納する全チャンネル番号格納回路270と、アイソ
クロナス・データをアイソクロナス・データ受信回路2
10に渡す受信チャンネル設定レジスタ230と、IR
Mのチャンネルレジスタ値を格納しているIRMのチャ
ンネルレジスタ値格納回路240と、IRMのチャンネ
ルレジスタ値格納回路240および全チャンネル番号格
納回路270の値を比較し、不一致のときに不一致信号
を出力する比較回路250と、FIFO回路220を制
御するとともに、FIFO回路220のデータおよび比
較回路250からの不一致出力を受信して受信チャンネ
ル設定レジスタ230に受信チャンネル設定のためのデ
ータを出力するCPU260とで構成している。
【0041】まず、アイソクロナス・データ受信回路2
10は、受信チャンネル設定レジスタ230で設定され
たチャンネルのアイソクロナス・データを受信する。こ
のアイソクロナス・データ受信回路210で受信したア
イソクロナス・データは、直接外部回路へ出力するとと
もに、FIFO回路220を介して外部回路に渡され
る。また、全チャンネル番号格納回路270は、アイソ
クロナス・データ受信回路210と接続されており、バ
ス上に出力されている全アイソクロナス・データのチャ
ンネルを取得する回路である。IRMのチャンネルレジ
スタ値格納回路240は、チャンネル有効レジスタの値
を格納する回路である。比較回路250は、全チャンネ
ル番号格納回路270に格納されているデータ、すなわ
ちバス上に出力されている全チャンネルのデータと、I
RMのチャンネルレジスタ値格納回路240に格納され
ているチャンネル有効レジスタの値とを比較し、不一致
の時にCPU260に対し通知を行う。これにより、前
述した第1の実施の形態における未使用リソース検出手
段32と同様の検出機能を実現することができる。
【0042】また、前述したように、IEEE1394
規格に決められているリソースの開放処理は、リソース
を獲得したノードしか行うことができないため、リソー
スを開放する手段としてバス・リセットを使用してい
る。このため、IEEE1394規格の上位の規格(プ
ロトコル)に決められているリソースの開放手法をバス
・リセットの代わりに使用することもできる。
【0043】要するに、上述した第1乃至第4の実施の
形態では、未使用リソースの検出をソフトウェアで検出
しているが、第5の実施の形態のように、未使用リソー
スの検出をハードウェアで実現することも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信制御
方法および通信制御装置は、未使用リソースを検索し、
その未使用リソースがある時にバス・リセットを発生さ
せてリソースの再獲得処理を行わせ、未使用リソースを
開放させることにより、リソースを取得したまま開放処
理を行わないリソースに対し、さらには通信エラーなど
により開放処理を行えなかったリソースに対し、リソー
スの開放を行わせることができ、未使用リソ−スの発生
を取り除くとともに、リソースを効率よく利用できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明する通信制御
装置のブロック図である。
【図2】図1における制御動作を説明するためのフロー
図である。
【図3】図2における動作をより具体的に説明するため
のリソース獲得ノードおよびIRMを中心としたタイミ
ング図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を説明する通信制御
装置のブロック図である。
【図5】図4における制御動作を説明するためのフロー
図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を説明する通信制御
装置のブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態を説明するための通
信制御装置における制御動作フロー図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態を説明するための通
信制御装置における未使用リソース検出回路の構成図で
ある。
【図9】従来の一例を説明するための通信制御装置にお
ける制御動作フロー図である。
【符号の説明】
1 PHYレイヤ 2 LINKレイヤ 3 リソース処理装置 4 トランザクション・レイヤ 31 リソース獲得手段 32 未使用リソース検索手段 33 未使用リソース開放手段 34 リソース残量検出手段 35 リソース時間制限検出手段 100 PHY回路 200 未使用リソース検出回路 210 アイソクロナス・データ受信回路 220 FIFO回路 230 受信チャンネル設定レジスタ 240 IRMのチャンネルレジスタ値格納回路 250 比較回路 260 CPU 270 全チャンネル番号格納回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 孝 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番 53 日本電気アイシーマイコンシステム株 式会社内 (72)発明者 堀 高二 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番 53 日本電気アイシーマイコンシステム株 式会社内 Fターム(参考) 5K032 AA01 CA11 CC05 DA01 5K033 AA01 CB06 DA01 DA13 DB04 5K034 AA01 EE05 HH01 HH02 HH07 HH13 MM11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機器が接続されるバス上でアイソ
    クロナス転送を行うために要する帯域幅およびチャンネ
    ルからなるリソースを取得するにあたり、前記バスに接
    続されるPHYレイヤと、前記PHYレイヤの上位層と
    してのLINKレイヤと、前記LINKレイヤとの間で
    データ転送を行うトランザクション・レイヤと、これら
    各レイヤと間に接続されて前記リソースの取得処理制御
    を行うとともに、空きリソースを獲得するためのリソー
    ス獲得手段と,前記リソース獲得手段の出力に基づいて
    前記複数の機器の獲得済み未使用リソースを検索する未
    使用リソース検索手段と,前記未使用リソース検索手段
    の検索結果により前記未使用リソースを開放する未使用
    リソース開放手段を備えたリソース処理装置とを有し、
    前記リソース処理装置は、前記リソースを獲得する時に
    前記空きリソースが無い場合には、前記各手段をソフト
    ウェアもしくはハードウェアで制御して前記複数の機器
    の獲得済み未使用リソースを検索し、その結果前記獲得
    済み未使用リソースがある場合に、前記獲得済み未使用
    リソースの開放処理を行ってから再度前記リソースを獲
    得することを特徴とする通信制御方法。
  2. 【請求項2】 前記ソフトウェアは、リソースの管理を
    行っているアイソクロナス・リソース・マネージャーか
    ら帯域幅有効レジスタの値を読み込む第1のステップ
    と、前記第1のステップにより読み込んだ値とデータの
    転送を求める機器が要求する帯域幅との大小を比較する
    第2のステップと、前記第2のステップで要求する帯域
    幅があるときは、帯域幅の獲得を行う第3のステップ
    と、前記第3のステップに続いてチャネルの獲得を行う
    第4のステップと、前記第2のステップにおいて要求す
    る帯域幅がないときは、前記アイソクロナス・リソース
    ・マネージャーからチャンネル有効レジスタの値を読み
    込む第5のステップと、前記第5のステップで読み込ん
    だ結果、他の機器が獲得したリソースのうちに未使用チ
    ャネルがあるか否かを判定する第6のステップと、前記
    第6のステップで前記未使用チャネルがなかったとき、
    要求帯域幅を減らすことができるか否かを判定する第7
    のステップと、前記第7のステップで前記要求帯域幅を
    減らすことができないときには、所定時間経過後に再度
    同一帯域幅で要求して処理を終了する第8のステップ
    と、前記第6のステップで前記未使用チャンネルがあっ
    たときには、前記バスのリセットを発生させて前記第1
    のステップに戻る第9のステップとを備え、前記第7の
    ステップで前記要求帯域幅を減らすことができると判定
    されたときには、前記第9のステップと同様に、前記第
    1のステップに戻って処理を繰返す請求項1記載の通信
    制御方法。
  3. 【請求項3】 前記リソース処理装置は、前記リソース
    の残量を一定時間毎に検出するリソース残量検出手段を
    設け、前記リソースの減少量を一定時間毎に検索し、前
    記リソースが少なくなると、前記リソース残量検出手段
    と前記未使用リソース検索手段により前記未使用リソー
    スを検索し、前記未使用リソースがある場合に前記リソ
    ースの開放処理を行う請求項1記載の通信制御方法。
  4. 【請求項4】 前記リソース処理装置は、前記リソース
    の使用制限時間を検出するリソース時間制限検出手段を
    設け、前記リソースの使用期限までに延長の要求がな
    く、そのリソ−スが未使用の場合には、前記リソース時
    間制限検出手段と前記未使用リソース検索手段により前
    記未使用リソースを検索し、前記未使用リソースがある
    場合に前記未使用リソ−スの解放処理を行う請求項1記
    載の通信制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ソフトウェアは、リソースの管理を
    行っているアイソクロナス・リソース・マネージャーか
    ら帯域幅有効レジスタの値を書き込んでロックトランザ
    クションを発行する第1のステップと、前記第1のステ
    ップにおける書き込みが成功したか否かを判定する第2
    のステップと、前記第2のステップにおけるデータの書
    き込みが成功したときにチャネルの獲得を行う第3のス
    テップと、前記第2のステップにおけるデータの書き込
    みが不成功であったときに、前記アイソクロナス・リソ
    ース・マネージャーからチャンネル有効レジスタの値を
    読み込む第4のステップと、前記第4のステップで読み
    込んだ結果、他の機器が獲得したリソースのうちに未使
    用チャネルがあるか否かを判定する第5のステップと、
    前記第5のステップで前記未使用チャネルがなかったと
    き、要求帯域幅を減らすことができるか否かを判定する
    第6のステップと、前記第6のステップで前記要求帯域
    幅を減らすことができないときには、所定時間経過後に
    再度同一帯域幅で要求して処理を終了する第7のステッ
    プと、前記第5のステップで前記未使用チャンネルがあ
    ったときには、前記バスのリセットを発生させて前記第
    1のステップに戻る第8のステップとを備え、前記第6
    のステップで前記要求帯域幅を減らすことができると判
    定されたときには、前記第8のステップと同様に、前記
    第1のステップに戻って処理を繰返す請求項1もしくは
    請求項4記載の通信制御方法。
  6. 【請求項6】 PHYレイヤおよびトランザクションレ
    イヤ間に接続され且つリンクレイヤ機能とリソース処理
    機能を持つ未使用リソース検出回路を備え、前記未使用
    リソース検出回路は、アイソクロナス・データを受信す
    るアイソクロナス・データ受信回路と、前記アイソクロ
    ナス・データ受信回路からの受信データを外部に出力す
    るFIFO回路と、前記アイソクロナス・データ受信回
    路のアイソクロナス・データに基づいて全チャンネル番
    号を格納する全チャンネル番号格納回路と、前記アイソ
    クロナス・データを前記アイソクロナス・データ受信回
    路に出力する受信チャンネル設定レジスタと、アイソク
    ロナス・リソース・マネージャーのチャンネルレジスタ
    値を格納している前記アイソクロナス・リソース・マネ
    ージャーのチャンネルレジスタ値格納回路と、前記チャ
    ンネルレジスタ値格納回路および前記全チャンネル番号
    格納回路の値を比較し、不一致のときに不一致信号を出
    力する比較回路と、前記FIFO回路を制御するととも
    に、前記FIFO回路のデータおよび前記比較回路から
    の不一致出力を受信して前記受信チャンネル設定レジス
    タに受信チャンネル設定のためのデータを出力するCP
    Uとで構成したことを特徴とする通信制御装置。
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