JP2002318869A - 技術支援記録システム、技術支援記録装置、技術支援記録用プログラム、技術支援記録用プログラムを記録した記録媒体、及び情報記録方法 - Google Patents

技術支援記録システム、技術支援記録装置、技術支援記録用プログラム、技術支援記録用プログラムを記録した記録媒体、及び情報記録方法

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JP2002318869A
JP2002318869A JP2001124274A JP2001124274A JP2002318869A JP 2002318869 A JP2002318869 A JP 2002318869A JP 2001124274 A JP2001124274 A JP 2001124274A JP 2001124274 A JP2001124274 A JP 2001124274A JP 2002318869 A JP2002318869 A JP 2002318869A
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Hideaki Ohashi
秀明 大橋
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Ricoh Technosystems Co Ltd
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Ricoh Technosystems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データーベースに記録される情報の有効性を容
易に向上させることができる情報記録装置の提供 【解決手段】CEからメンテナンスに対する技術支援に
関して電話による問い合わせを受けた技術支援スタッフ
は、技術支援を指示し、指示した内容に仮ランクを付し
てデータベースに記録する。メンテナンスがうまく行
われた場合には、その技術支援に対するランク付けを
「C」として、データベースに登録する。データベー
スサーバー21は、Cランク付けされた技術支援が適切
であるか否かの確認を技術支援スタッフに求めるべく、
担当の技術支援スタッフに電子メールを送信する。電
子メールを受けとった技術支援スタッフは、技術支援が
適切か否かを判断し、適切であれば、その技術支援に対
するランク付けを「B」とする。適切でなければ、Cラン
クのままとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は技術支援記録システ
ムに関し、特に技術支援毎にランクを付けて記録部に記
録するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報記録装置としては、データベ
ースを記録するコンピューター(以下、データーベース
コンピュータとする。)がある。データベースコンピュ
ータには、例えば、顧客のコンピュータに対して行われ
た保守点検作業に関する情報が、データベースとして記
録される。
【0003】顧客のコンピュータにトラブルが生じる
と、当該顧客を担当するカスタマーエンジニア(以下、
CEとする)が、コンピュータのメンテナンスを行う。最
近のコンピュータは複雑であり、トラブルに対して提供
する対応策も、その原因毎に細分化されている。このた
めトラブルに対するマニュアルも膨大なものとなってい
る。企業は、このようなトラブルに対するマニュアルを
作成している。各CEはこのマニュアルを携帯して顧客の
もとにおもむき、メンテナンスを行っている。
【0004】CEは、膨大なマニュアルから、当該コン
ピュータのトラブルに最も適した対応策を探し出す必要
がある。適当な対応策が見つかれば、その対応策に従っ
てメンテナンスを行う。しかし、適当な対応策が見つか
らなかった場合には、今回のトラブルに類似するトラブ
ルを見つけだし、それに対応する対応策に基づいてメン
テナンスを行う。また、自らの過去の経験に基づいたメ
ンテナンスを行う場合もある。
【0005】近年、IT(Information Technology)の進歩
及びネットワーク技術の進歩が、知識の管理に革命的な
影響を及ぼしている側面がある。このため、前述のコン
ピュータのトラブルに対する技術支援のマニュアル化
が、ナレッジマネジメントというかたちで行われる。
「ナレッジマネジメント」とは、一般には、知識を創造
し、活用するプロセスから生み出される価値を最大限に
発揮させるためのプロセスのデザイン、資産・環境の整
備をいう。
【0006】具体的には、トラブルに対する技術支援を
コンピュータに記録し、技術支援に関するデータベース
を構築する。この際、技術支援をコンピュータの機種、
トラブルが生じた部分、トラブルの内容等に基づいてコ
ード化して、記録する。これにより、記録した技術支援
の検索等が容易に行えるため、トラブルに対する対処を
効率よく行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のデーターベース
コンピュータにおいては、次に示すような問題点があっ
た。CEは、新たに遭遇したトラブルに関して、自らが施
した対応策を技術支援としてデータベースに登録する。
これにより、後に同じトラブルに遭遇したCEが、データ
ベースから技術支援を見つけだすことが可能となる。
【0008】しかし、CEによる技術支援が必ずしも、技
術支援として最も適切であるとは限らない。なぜなら、
CEは対処するコンピュータのことを全て完全に理解して
いるわけではないからである。従って、CEによる対処に
より、一見、トラブルが解決されたように思われても、
他の部分に弊害が現れる場合がある。また、弊害が現れ
ないまでも、次なるトラブルの原因を抱え込んでしまう
ことになる場合もある。
【0009】このような技術支援をデータベースに記録
して残しておくことは、後に発生した同様のトラブルに
対して、同じ対処を行わせることになる。つまり、ただ
単に新たな技術支援をデータベースに登録するだけで
は、有用なデータベースを構築することは難しい、とい
う問題点がある。
【0010】そこで、本発明は、データーベースに記録
される情報の有効性を容易に向上させることができる情
報記録装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】(1)
本発明に係る技術支援記録システム、技術支援記録装
置、技術支援記録用プログラム、及び技術支援記録用プ
ログラムを記録した記録媒体では、前記第1の通信端末
から、前記技術支援と前記第1のランク情報とを関連付
けて記録する旨の判断を示すランク付け判断情報を獲得
すると、当該第1のランク情報と前記所技術支援とを関
連付けて前記記録部に記録し、前記第2の通信端末か
ら、前記技術支援と前記第1のランク情報より上位のラ
ンク付けを示す第2のランク情報とを関連付けて前記記
録部に記録する旨の判断を示す上位ランク付け判断情報
を獲得すると、当該第2のランク情報と前記技術支援と
を関連付けて前記記録部に記録する。
【0012】これにより、技術支援に関して、第1の通
信端末によるランク情報との関連付けを行った上で、第
2の通信端末によるランク情報の関連づけを行うことが
できる。つまり、技術支援に関して2段階のランク情報
との関連付けを行うことができるので、より有効な技術
支援とランク情報との関連づけを行うことができる。
【0013】(2)本発明に係る技術支援記録システ
ム、技術支援記録装置、技術支援記録用プログラム、及
び技術支援記録用プログラムを記録した記録媒体では、
前記第1のランク情報と当該第1のランク情報に対応す
る技術支援とを関連付けて前記記録部に記録した後、前
記技術支援と前記第2のランク情報とを関連付けて記録
するか否かの判断を送信するように促す上位ランク付け
判断要求情報を、前記第2の通信端末に対して送信す
る。
【0014】これにより、第2の通信端末に対して、上
位ランク付け判断情報を送信するように要求することが
できる。従って、第1のランク情報と関連付けられた技
術支援に関して、第2のランク情報と関連付けるか否
か、つまり2段階目のランク情報との関連付けを行うか
否かの判断をより確実に獲得することができる。
【0015】(3)本発明に係る技術支援記録システ
ム、技術支援記録装置、技術支援記録用プログラム、及
び技術支援記録用プログラムを記録した記録媒体では、
前記第1の通信端末に対して、予め定められた初期ラン
ク情報と関連付けられて記録部に記録されている前期技
術支援を、前記第1のランク情報と関連付けて記録部に
記録するか否かの判断を送信するように促すランク付け
判断要求情報を送信する。
【0016】これにより、第1の通信端末に対して、ラ
ンク付け判断情報を送信するように要求するように喚起
することができる。従って、初期ランク情報と関連付け
られた技術支援に関して、第1のランク情報と関連付け
るか否か、つまり1段階目のランク情報との関連付けを
行うか否かの判断をより確実に獲得することができる。
【0017】(4)本発明に係る技術支援記録システ
ム、技術支援記録装置、技術支援記録用プログラム、及
び技術支援記録用プログラムを記録した記録媒体では、
前記ランク付け判断要求情報を送信してから所定の期間
を経過してもランク付け判断情報を獲得できない場合に
は、前記第1の通信端末に対してランク付け判断を送信
する旨を示すランク付け判断催促情報を送信させる。
【0018】これにより、技術支援と1段階目のランク
情報との関連付けを行うか否かの判断をより確実に獲得
することができる。
【0019】(5)本発明に係る情報記録装置、情報記
録用プログラム、及び情報記録用プログラムを記録した
記録媒体では、前記ランク付け判断要求情報、前記上位
ランク付け判断要求情報及び前記ランク付け判断催促情
報の少なくとも一つは、電子メールにより送信する。
【0020】これにより、通信端末の使用者に対して、
より容易にランク付け判断要求情報、上位ランク付け判
断要求情報、ランク付け判断催促情報ランク情報を提供
することができる。
【0021】(6)本発明に係る技術支援記録システ
ム、技術支援記録装置、技術支援記録用プログラム、及
び技術支援記録用プログラムを記録した記録媒体では、
所定の期間が経過しても前記ランク付け判断情報を獲得
できない場合には、当該技術支援を前記記録部から削除
する。
【0022】これにより、第1のランク情報と関連付け
られなかった技術支援を削除することができる。つま
り、少なくとも第1のランク情報とは関連付けられた技
術支援のみを記録部に残すことができる。従って、より
有用な技術支援のみを記録部に残すことができる。
【0023】(7)本発明に係る情報記録方法では、あ
る通信端末から獲得した前記所定の情報と第1のランク
情報とを関連付けて記録する旨の判断に基づいて、前記
記録部に関連付けて記録されている当該所定の情報と当
該第1のランク情報とに関して、前記通信端末とは異な
る通信端末から、前記所定の情報と第2のランク情報と
を関連付けて記録する旨の判断を獲得した場合には、当
該所定の情報と当該第2のランク情報とを関連付けて前
記記録部に記録する。
【0024】これにより、所定の情報に関するランク情
報との関連付けの判断を、異なる通信端末の使用者から
獲得することができるので、より有効なランク情報との
関連づけを行うことができる。
【0025】(8)本発明に係る情報記録方法では、所
定の期間、前記所定の情報と第1のランク情報とを関連
付けて記録する旨の判断を獲得できなかった場合には、
当該所定の情報を前記記録部から削除する。
【0026】これにより、第1のランク情報と関連付け
られなかった所定の情報を削除することができる。つま
り、少なくとも第1のランク情報とは関連付けられた所
定の情報のみを記録部に残すことができる。従って、よ
り有効な所定の情報のみを記録部に残すことができる。
【0027】「所定の情報」とは、第1の通信端末の利
用者が共有する情報であって、ランク情報による階層分
類が可能な情報を含む概念である。また、技術支援だけ
でなく、プロジェクト進行管理、建築技術情報等を含む
概念である。
【0028】「技術支援」とは、第1の通信端末の利用
者が共有する情報であって、ランク情報による階層分類
が可能な情報に含まれる概念である。
【0029】「修理」とは、所定の物が少なくとも本来
の機能を発揮できるようにすることをいい、改造、仕様
の変更等を含む概念である。
【0030】「プログラム」とは、直接実行可能なプロ
グラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理
がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む
概念である。また、プログラムによって実現される機能
は、当該プログラム単独で実現されるのもであってもよ
く、他のプログラム(例えば、オペレーティング・シス
テム)と共同して実現されるものであってもよい。
【0031】「記録媒体」とは、プログラムを記録した
ROM、RΑM、フレキシブルディスク、CD−RO
M、メモリカード、ハードディスク等の記録媒体をい
う。CD−ROMやメモリ等のような形態で記録を行う
ものだけでなく、通信回線、搬送波等のように、その状
態を変化させながら記録内容を伝達するようなものも含
む概念である。また、CPUに接続されて、記録された
プログラムが直接的に実行されるハードディスクのよう
な記録媒体だけでなく、一旦ハードディスク等にインス
トールした後に実行されるプログラムを記録したCD−
ROM等の記録媒体を含む概念である。
【0032】ここで、請求項における構成要素と実施の
形態における構成要素との対応関係を示す。
【0033】技術支援記録システムはデータベースシス
テム1に、技術支援記録装置はデータベースサーバー2
1に、第1の通信端末はCE端末24に、第2の通信端末
はスタッフ端末27に、記録部は、データベースサーバ
ー21のハードディスク43に、それぞれ対応する。
【0034】ランク情報はデータベースD5のランク情
報(図7参照)に、第1のランク情報はCランクのラン
ク情報に、第2のランク情報はBランクのランク情報
に、初期ランク情報は仮ランクのランク情報に、それぞ
れ対応する。
【0035】ランク付け判断情報は結果報告情報に、上
位ランク付け判断情報は認証情報に、ランク付け判断要
求情報は結果報告メールに、上位ランク付け判断要求情
報は確認メールに、ランク付け判断催促情報は催促メー
ルに、それぞれ対応する。
【0036】所定の情報は技術支援に、ある通信端末は
CE端末24に、異なる通信端末はスタッフ端末27に、
それぞれ対応する。
【0037】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態] 1. 概要 本発明に係る情報記録装置に関する一実施形態であるデ
ータベースサーバー21を利用した情報管理システム1
を図1に基づいて説明する。
【0038】CEは、技術支援スタッフに対してシステ
ムメンテナンスに関する技術的な問い合わせをすること
ができる。
【0039】CEからメンテナンスに対する技術支援に
関して電話による問い合わせを受けた技術支援スタッフ
は、技術支援を指示し、指示した内容に仮ランクを付し
てデータベースに記録する。
【0040】問い合わせに対する技術支援を得たCE
は、技術支援に基づいたメンテナンスを行う。
【0041】メンテナンスがうまく行われた場合に
は、その技術支援に対するランク付けを「C」として、
データベースに登録する。
【0042】データベースサーバー21は、Cランク
付けされた技術支援が適切であるか否かの確認を技術支
援スタッフに求めるべく、担当の技術支援スタッフに電
子メールを送信する。
【0043】電子メールを受けとった技術支援スタッ
フは、技術支援が適切か否かを判断し、適切であれば、
その技術支援に対するランク付けを「B」とする。適切
でなければ、Cランクのままとする。
【0044】これにより、技術支援に関して、Cランク
関連付けられるものとBランクに関連付けられるものと
に分けることができる。従って、技術支援に関するデー
タベースをより簡単に有用なものとすることができる。
【0045】2. ハードウェア構成 2.1. データベースシステムのハードウェア構成 本実施形態におけるデータベースサーバー21を利用し
たデータベースシステム1のハードウェア構成を図2に
示す。データベースシステムは、データベースサーバー
21、CEが使用するノート型パーソナルコンピュータ
(以下、CE端末とする。)24、および技術支援スタッ
フが使用するコンピュータ(以下、スタッフ端末とす
る。)27を有している。CE端末24及びスタッフ端末
27はインターネットを介してデータベースサーバー2
1へ接続することができる。
【0046】図2におけるデータベース・サーバー2
1、CE端末24、及びスタッフ端末27のハードウェア
構成を図3、4、5を用いて説明する。
【0047】2.2. データベース・サーバー21のハー
ドウェア構成まず、データベースサーバー21のハード
ウェア構成を図3に基づいて説明す る。データベースサーバー21は、CPU41、メモリ4
2、ハードディスク43、キーボード44、マウス4
5、ディスプレイ46、CD-ROMドライブ47および通信
ボード48を備えている。
【0048】CPU41は、ハードディスク43に記録さ
れているデータベースサーバープログラムに基づいた処
理を行う。メモリ42は、CPU41に対して作業領域を
提供する。ハードディスク43は、オペレーティング・
システム(OS)、データベースサーバープログラム、We
bブラウザ等その他のアプリケーションを記録保持す
る。また、技術支援を登録したデータベース及び各種の
テーブル(後述)を記録保持する。
【0049】キーボード44、マウス45は、外部から
の命令を受け付ける。ディスプレイ46は、ユーザーイ
ンターフェイス等の画像を表示する。CD-ROMドライブ4
7は、データベースサーバープログラムが記録されてい
るCD-ROM49からデータベースサーバープログラムを読
み取る等、CD-ROMからのデータの読み取りを行う。通信
ボード48は、インターネット等に接続する通信回路を
有しており、外部の通信機器とデータの送受信を行う。
【0050】2.2. CEが使用するノートパソコン24の
ハードウェア構成 次に、CE端末24をCPUを用いて実現した場合のハード
ウェア構成を図4に示す。CE端末24のハードウェア構
成は、図3に示すデータベースサーバー21のものと同
様である。また、各部の動作もデータベースサーバー2
1と同様である。
【0051】ただし、CPU51は、ハードディスク53
に記録されているOS、通信プログラム、電子メールプロ
グラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行
う。ハードディスク53は、OS及び各種アプリケーショ
ンのプログラムを記録保持する。また、CD-ROMドライブ
57は、各種プログラムが記録されているCD-ROM59か
らプログラムを読み取る。
【0052】2.3. 技術支援スタッフが使用するスタッ
フ端末27のハードウェア構成 次に、スタッフ端末27のハードウェア構成を図5に基
づいて説明する。スタッフ端末27は、CPU61、メモ
リ62、キーボード64、ディスプレイ66および通信
回路68を備えている。
【0053】ただし、CPU61は、ハードディスク63
に記録されているOS、通信プログラム、電子メールプロ
グラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行
う。ハードディスク63は、OS及び各種アプリケーショ
ンのプログラムを記録保持する。また、CD-ROMドライブ
67は、各種プログラムが記録されているCD-ROM69か
らプログラムを読み取る。
【0054】3. データ構造 データベースサーバー21のハードディスク43に記録
されるデータを図6に示す。ハードディスク43には、
オペレーティングシステム(OS)D1、各種のアプリケ
ーションプログラムD3、技術支援のデータベースD
5、CEテーブルD7及びスタッフテーブルD9が記録さ
れている。
【0055】3.1 データベースD5のデータ構造 次に、技術支援のデータベースD5のデータ構造につい
て図7を用いて説明する。データベースD5は、登録CE
コード記述領域A51、登録スタッフコード記述領域A
53、現象記述領域A55、現象補足記述領域A57、
原因記述領域A59、原因補足記述領域A61、処理記
述領域A63、処理補足記述領域A65、CE登録年月日
記述領域A67、CE最終更新日記述領域A69、スタッ
フ登録年月日記述領域A71、登録日記述領域A73、
及びランク情報記述領域A75を有している。
【0056】登録CEコード記述領域A51には、技術支
援を提供したCEのコード番号を記述する。なお、各CEに
対しては、唯一のコード番号が予め設定されている。
登録スタッフコード記述領域A53には、技術支援をCE
に提供したスタッフのコード番号を記述する。なお、各
スタッフに対しては、唯一のコード番号が予め設定され
ている。
【0057】現象記述領域A55には、トラブルの現象
が簡略に記述される。現象補足記述領域A57には、ト
ラブルの現象が詳細に記述される。
【0058】原因記述領域A59には、トラブルの原因
が簡略に記述される。原因補足記述領域A61には、ト
ラブルの原因を詳細に記述する。
【0059】処理記述領域A63には、メンテナンスの
方法を簡略に記述される。処理補足記述領域A65に
は、メンテナンスの方法が詳細に記述される。
【0060】CE登録年月日記述領域A67には、CEが提
供された技術支援に対して結果を報告した日付が記述さ
れる。具体的には、データベースサーバー21が結果報
告情報を獲得した日が記述される。CE最終更新日記述領
域A69には、CEが登録されている技術支援の内容を変
更した日付が記述される。
【0061】スタッフ登録年月日記述領域A71には、
登録されている技術支援に対してスタッフが確認をした
日付が記述される。具体的には、データベースサーバー
21が認証情報(後述)を取得した日付が記述される。
【0062】登録日記述領域A73には、技術支援がデ
ータベースD5に登録された日付が記述される。
【0063】ランク情報記述領域A75には、登録され
ている技術支援のランクが記述される。ここで、本実施
形態において、登録されている技術支援と関連付けて記
録されるランク情報について説明する。ランク情報は、
ランクの低いものから「仮」ランク、「C」ランク、
「B」ランクに分類される。
【0064】「仮」ランクとは、データベースに技術支
援が登録された際に、当該技術支援に対して最初に自動
的に付与されるランクである。
【0065】「C」ランクとは、CEが付与するランクで
あって、メンテナンスが無事に行うことができた技術支
援に対して付与するものである。
【0066】「B」ランクとは、スタッフが付与するラ
ンクであって、Cランクが付与されている技術支援に対
して付与するものである。
【0067】3.2 CEテーブル及びスタッフテーブルの
データ構造 次に、CEテーブルD7及びスタッフテーブルD9のデー
タ構造を説明する。まず、CEテーブルについて、図8に
基づいて説明する。CEテーブルD7は、登録CEコード記
述領域A81、名前記述領域A83、メールアドレス記
述領域A85、及び担当スタッフ記述領域A87を有し
ている。
【0068】登録CEコード記述領域A81には、CEに付
与されているCEコードを記述する。名前記述領域A83
には、各CEの名前が記述される。メールアドレス記述領
域A85には、各CEが有する電子メールのアドレスが記
述される。担当スタッフ記述領域A87には、CEを担当
するスタッフが有するスタッフコードが記述される。
【0069】次に、スタッフテーブルD9について、図
9を用いて説明する。スタッフテーブルD9は、登録ス
タッフコード記述領域A91、名前記述領域A93、及
びメールアドレス記述領域A95を有している。
【0070】登録スタッフコード記述領域A91には、
スタッフに付与されているスタッフコードを記述する。
名前記述領域A93には、各スタッフの名前が記述され
る。メールアドレス記述領域A95には、各スタッフが
有する電子メールのアドレスが記述される。
【0071】4. フローチャート 4.1 CEからスタッフへの問い合わせ 顧客の元でコンピュータ等のメンテナンスを行っている
CEは、マニュアルに対応策がない、マニュアル通りに対
応したがうまくいかない等の理由により、対応不可能と
判断した場合、技術支援スタッフ(以下、スタッフとす
る。)に対して技術的な具体的対応策を問い合わせるこ
とができる。CEは、電話を利用してスタッフに対して現
状等を報告し適当な技術支援の指示を仰ぐ。このよう
な、スタッフに対して技術支援を仰ぐことを「問い合わ
せ」と呼ぶ。
【0072】問い合わせを受けたスタッフは、技術支援
を電話でCEに伝える。そして、指示した技術支援の内容
をデータベースに登録する。
【0073】技術支援の登録について、データベースサ
ーバー21及びスタッフ端末27の動作を図10に基づ
いて説明する。スタッフは、技術支援の内容をデータベ
ースに登録する際に、スタッフ端末27からデータベー
スサーバー21のデータベースへアクセスする(S27
01)。
【0074】データベースサーバー21は、スタッフ端
末27からデータベースへのアクセス要求があれば(S
2101)、技術支援の登録画面をスタッフ端末27へ
送信する(S2103)。データベースサーバー21が
スタッフ端末27に送信する登録画面の一例を図17に
示す。
【0075】登録画面には、問い合わせを行ってきたCE
のコード番号を入力するCEコード入力領域A1、技術支
援の内容を記述する技術支援記述領域A3、データベー
スへの登録を要求する登録ボタンB1が表示される。さ
らに、技術支援記述領域A3は、トラブルの現象を簡単
に入力する現象記述領域A3a、トラブルの現象を詳細
に入力する現象補足記述領域A3b、トラブルの原因を
簡単に記述する原因記述領域A3c、トラブルの原因を
詳細に記述する原因補足記述領域A3d、技術支援を簡
単に記述する処置記述領域A3e、技術支援を詳細に記
述する処置補足記述領域A3fを有している。
【0076】図10に戻って、スタッフ端末27は、登
録画面を取得したと判断した場合(S2703)、登録
画面をディスプレイ66に表示する(S2705)。ス
タッフ端末27は、キーボード64等の入力手段から、
それぞれの領域の内容を取得する(S2707)。
【0077】図17においては、CEコード記述領域A1
に「30785」が、現象記述領域A3aに「異音」が、現
象補足記述領域A3bに「電源ON時××から異常音」
が、原因記述領域A3cに「△△△ギヤ軸摩耗」が、原
因補足記述領域A3dに「△△△ユニットギヤ軸が摩耗
するとタイミングベルトにこすり音が発生する」が、処
置記述領域A3eに「○○○組み立て交換」が、処置補
足記述領域A3fには「○○○組み立て交換」が記述さ
れている。
【0078】スタッフ端末27は、登録ボタンB1がマ
ウス65等により選択されたか否かを判断する(S27
09)。これにより、スタッフ端末27は、データベー
スサーバー21に対して登録要求情報を送信する(S2
711)。
【0079】4.2 問い合わせに対する技術支援のデー
タベースへの登録 データベースサーバー21は、登録要求情報を獲得する
と(S2105)、CEの問い合わせに対する技術支援を
データベース(図6参照)に登録する(S2107)。
このとき、データベースサーバー21は、ランク情報を
「仮」ランクとして、技術支援と関連付けてデータベー
スD5に記録する。
【0080】技術支援が登録されたデータベースの一例
を図18に示す。問題番号「29347」に対応するランク
情報記述領域A75には「仮」が記録される。また、登
録日記述領域A73には「2001/03/16」が記述される。
なお、登録日は、スタッフがデータベースD5に技術支
援を記録すると、自動的にデータベースサーバー21が
付与する。
【0081】図10に戻って、技術支援の登録が終了す
ると、データベースサーバー21は、問い合わせをして
きたCEに対して、今回の技術支援に対する結果を報告す
る旨、つまり当該技術支援と「C」ランクとを関連付け
て記録するか否かの判断を送信するように促す結果報告
メールを生成する(S2109)。
【0082】そして、結果報告メールの送信先を抽出す
る(S2111)。送信先の抽出は以下のようにして行
う。登録画面(図17参照)のCEコード記述領域A1に
記述されているCEコードを抽出する。そして、ハードデ
ィスク43に記録されているCEテーブル(図7参照)に
基づいて、抽出したCEコードに対応する電子メールアド
レスを抽出する。
【0083】図10に戻って、データベースサーバー2
1は、抽出したCEの電子メールアドレスに対して結果報
告メールを送信する(S2113)。このとき、CEに対
して送信される結果報告メールの一例を図19に示す。
【0084】結果報告メールは、問い合わせに対する技
術支援がデータベースに登録された旨の表示A11及び
データベースに登録された技術支援の内容の表示A13
を有している。さらに、本実施形態においては、スタッ
フによって指示された技術支援に対する結果の報告を、
Web上から行うことができるようにしているので、結果
報告ページへのリンクR1が表示されている。
【0085】本実施形態における結果報告メールは、技
術支援に対する結果を報告しようとするCEがこのリンク
をマウス65等によって選択するだけで、結果報告ペー
ジに簡単にアクセスできるように構成されている。
【0086】CEにとっては、トラブルが解消ことが問題
であり、そのトラブルが解消すると一段落付いたような
感じとなってしまう。このため、結果を報告するという
作業が煩雑に感じられ、結果の報告がなかなか行われな
いことが多い。
【0087】一方、本実施形態においては、Web上から
結果の方向を行えるようにし、さらに当該Webページに
簡単にアクセスできるように結果報告メールに結果報告
ページに対するリンクを設けている。さらに、マウス等
のクリックにより結果報告ページにアクセスすることが
できるので、CEに無駄な手間を掛けることなく結果を報
告できるような構成としている。
【0088】これにより、CEに対して提供した技術支援
に対する結果を確実に回収することができる。したがっ
て、回収した結果に基づいてデータベースを整備してい
くことができるので、技術支援のデータベースとしての
価値を容易により高めることができる。
【0089】4.3 問い合わせの受信〜応答の送信 4.3.1 問い合わせの受信 スタッフから問い合わせに対する技術支援を聞いたCE
は、その技術支援に基づいて、メンテナンスを行い、そ
の結果をデータベースサーバー21に登録する。CEは、
この登録作業をWeb上から行うことができる。データベ
ースサーバー21及びCE端末24の登録作業を図11、
12に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0090】図11において、CE端末24は、結果報告
メールを受信したと判断すると(S2401)、ハード
ディスク53の所定の場所に当該結果報告メールを保存
する(S2403)。電子メールアプリケーションの起
動命令があると(S2405)、電子メールアプリケー
ションを起動し(S2407)、結果報告メールをディ
スプレイ56に表示する。
【0091】図19に示す結果報告メールに表示されて
いる結果報告ページへのリンクR1が選択されたと判断
すれば(S2409)、CE端末24は、通信ボード58
を介してデータベースサーバー21に対して結果報告ペ
ージ要求情報を送信する(S2411)。
【0092】図12において、データベースサーバー2
1は、結果報告ページ要求情報があったと判断した場合
には(S2115)、結果報告ページを送信する(S2
117)。
【0093】4.3.2 問い合わせに対する応答 図11に戻って、CE端末24は、結果報告ページを受信
したと判断した場合には(S2413)、Webブラウザ
を起動し、結果報告ページをディスプレイ56に表示す
る(S2415)。
【0094】ここで、ディスプレイ56に表示される結
果報告ページの一例を図20に示す。結果報告ページ
は、登録されている技術支援の内容を変更するための内
容変更ボタンB31、指示された技術支援によりトラブ
ルが解消し、作業が完了したことを示す完了ボタンB3
3、及び依然としてトラブルが解消されていない等の理
由により報告ができない場合に結果報告を一時保留とす
ることを示す一時保留ボタンB35を有している。
【0095】問い合わせによりスタッフから提示された
技術支援によって、トラブルが解消された場合には、CE
は、完了ボタンB33を選択すればよい。これにより、
CE端末24は、データベースサーバー21に対して完了
ボタンB33が選択された旨、つまり現在「仮」ランク
と関連付けて記録されている技術支援に関して、当該技
術支援と「C」ランクとを関連付けて記録する旨の結果
報告情報を送信する。
【0096】スタッフから提示された技術支援によって
はメンテナンスがうまくいかず、提示された技術支援で
はなく自らの知識等によってメンテナンスを行った場合
には、そのメンテナンスの情報をデータベースサーバー
21に登録する必要がある。この場合、CEは、内容変更
ボタンを選択B31すればよい。これにより、CE端末2
4は、データベースサーバー21に対して内容変更ボタ
ンB31が選択された旨の結果報告情報を送信する。
【0097】さらに、スタッフから提示された技術支援
によってはメンテナンスがうまくいかず、その上自らの
知識等によってもメンテナンスを行うことができなかっ
た場合には、CEは一時保留ボタンB35を選択すればよ
い。これにより、CE端末24は、データベースサーバー
21に対して一時保留ボタンB35が選択された旨の結
果報告情報を送信する。
【0098】CE端末24は、マウス55等によっていず
れかのボタンが選択されたと判断すると(S241
7)、選択されたボタンに対応する結果報告情報を通信
ボード58を介してデータベースサーバー21に送信す
る(S2419)。
【0099】4.4 応答の受信〜登録 図12に戻って、データベースサーバー21は、結果報
告情報を獲得すると(S2119)、当該結果報告情報
の内容が完了ボタンが選択されたものであるか否かを判
断する(S2121)。結果報告情報の内容が完了ボタ
ンが選択された旨を表すものである場合には、データベ
ースに登録されている技術支援のランク情報(図6、1
7参照)を「仮」ランクから「C」ランクに変更し、対
応する技術支援と関連付けてデータベースD5に登録す
る(S2123)。
【0100】データベースサーバー21は、ステップS
2121において、完了ボタンが選択された旨を表す結
果報告でないと判断した場合には、内容変更ボタンが選
択された旨を表すものであるか否かを判断する(S21
25)。内容変更ボタンが選択された旨を表すものであ
ると判断した場合には、データベースに登録されている
技術支援の内容をWeb上から変更するための内容変更ペ
ージを送信する(S2127)。
【0101】図11に戻って、CE端末24は、内容変更
ページを獲得したと判断した場合には(S2421)、
ディスプレイ56上に内容変更ページを表示する。ここ
で、内容変更ページの一例を図21に示す。内容変更ペ
ージには、これまでに登録されている問い合わせに対す
る技術支援の内容が表示されている。CEは、今回施した
技術支援に基づいて、現象、現象補足、原因、原因補
足、処置、処置補足等の各項目を記述し直せばよい。
【0102】図11に戻って、CE端末24は、キーボー
ド54、マウス55等の入力手段からの各項目の変更の
入力を受け付ける(S2425)。変更ボタンが選択さ
れたか否かを判断し(S2425)、変更ボタンが選択
されたと判断した場合には、データベースサーバー21
に対して、変更された技術支援を送信する(S242
7)。
【0103】図12に移って、データベースサーバー2
1は、変更された技術支援を獲得すると(S212
9)、当該技術支援をデータベースに登録する(S21
31)。
【0104】データベースサーバー21は、ステップS
2125において、内容変更ボタンが選択された旨を表
すものではないと判断した場合には、一時保留ボタンが
選択されたものと判断し、データベースに登録されてい
る技術支援には何も変更を加えずにそのままとしてお
く。
【0105】4.5 スタッフへの確認要求 図12に戻って、データベースサーバー21は、データ
ベースの登録内容の変更を終了すると、当該CEの管理を
担当する技術支援スタッフを、スタッフテーブルから抽
出する。データベースサーバー21は、データベースに
登録されている技術支援を適当なものであると認めるか
否か確認するため、つまり当該技術支援と「B」ランク
とを関連付けて記録するか否かを確認するための電子メ
ール(以下、確認メールとする。)を生成する(S21
33)。そして、データベースサーバー21は、抽出し
たスタッフに対して、生成した確認メールを送信する
(S2135)。
【0106】図23に確認メールの一例を示す。確認メ
ールは、CランクからBランクへのランク変更の要求の表
示A31、データベースD5に登録された日付の表示A
33、技術支援に基づいてメンテナンスを行ったCEの名
前の表示A35、データベースに登録された技術支援の
番号の表示A37、及び技術支援の内容の表示A39を
有している。
【0107】データベースサーバー21は、日付の表示
A33、技術支援の番号の表示A37、及び技術支援の
内容の表示A39については、それぞれ、データベース
D5のスタッフ登録年月日記述領域A71から、問題番
号から、及び現象記述領域A55、現象補足記述領域A
57、原因記述領域A59、原因補足記述領域A61、
処理記述領域A63及び処理補足記述領域A65から、
抽出する。また、CEの名前の表示A35については、デ
ータベースD5の登録CEコード記述領域A51及びCEテ
ーブルの名前記述領域A83から抽出する。
【0108】スタッフは、このメールにより簡単に、承
認作業の有無を知ることができる。また、確認メールに
は、承認作業の対象となる技術支援に関する問題番号が
記録されている。スタッフは、この問題番号を手がかり
に、承認しなければならない作業を特定することができ
る。また、確認メールには、トラブルの内容、原因、技
術支援が記載されているので、スタッフは、その技術支
援が適切であるか否かを容易に判断することができる。
【0109】4.6 技術支援に対する結果報告がない場
合 スタッフが提供した技術支援に対する結果の報告がない
場合のデータベースサーバー21の動作を図13に示す
フローチャートに基づいて説明する。データベースサー
バー21は、データベースに登録されている各技術支援
に関して、スタッフが登録してから所定の期間が経過し
たか否かを判断する(S2137)。なお、スタッフが
登録した日は、図18に示すデータベースの項目「スタ
ッフ登録年月日」から抽出する。
【0110】所定の期間が経過していると判断した場合
には、結果の報告、つまり対応する技術支援と「C」ラ
ンクとを関連付けて記録するか否かの判断の送信を催促
する催促メールを生成する(S2139)。そして、該
当するCEに対して催促メールを送信する。ここで、催促
メールの一例を図22に示す。催促メールは、問い合わ
せに対する技術支援がデータベースに登録されてから所
定の期間か経過した旨の表示A21及びデータベースに
登録された技術支援の内容の表示A23を有している。
【0111】さらに、図19に示す結果報告メールと同
様に結果報告ページへのリンクR3が表示されている。
なお、本実施形態においては、前述の所定の期間とし
て、一週間を設定している。また、データベースに登録
された技術支援の内容の表示A23及び結果報告ページ
へのリンクR3については、結果報告メールと同様であ
る。
【0112】4.7 スタッフによる認証 4.7.1 登録情報を認証する場合 スタッフは、データベースに登録されている技術支援に
対する認証作業を、Web上から行うことができる。この
時の、データベースサーバー21及びスタッフ端末27
の動作を図14、15を用いて説明する。
【0113】図14において、スタッフ端末27は、デ
ータベースの検索を行う検索アプリケーションの起動命
令があると(S2721)、検索アプリケーションを起
動する。ここで、スタッフ端末27が、ディスプレイに
表示する検索画面の一例を図24に示す。本実施形態に
おける検索アプリケーションにおいては、複数の項目か
らデータベースD5に登録されている技術支援を検索す
ることができる。
【0114】したがって、検索画面には、検索する項目
名(依頼CEコード、問題番号等)が表示されており、そ
の横にチェックボックスが表示されている。このチェッ
クボックスにチェックを入れることによって、対応する
項目による検索が行われる。
【0115】確認メール(図23参照)には問題番号が
記述されていることから、技術支援に対するBランクの
確定作業においては、通常、問題番号による技術支援の
検索を行うことになる。従って、項目:問題番号の横に
表示されているチェックボックスにチェックを入れる。
これにより、問題番号に対応する項目のみがハイライト
表示され、他の項目については入力不可能となる。
【0116】図24においては、問題番号に対応するチ
ェックボックスにチェックが入れてあり、確認メールに
記述されている問題番号「0000029347」が入力されてい
る。また、検索画面には、データベースサーバー21に
対して、検索を要求するため検索ボタンB51が表示さ
れている。
【0117】図14に戻って、スタッフ端末27は、検
索ボタンB51が選択されたか否かを判断する(S27
25)。検索ボタンB51が選択されたと判断した場合
には、問題番号記述領域に記述された問題番号等を検索
条件情報としてデータベースサーバー21に送信する
(S2727)。
【0118】図15に移って、データベースサーバー2
1は、検索条件情報を獲得したか否かを判断する(S2
151)。検索条件情報を獲得したと判断した場合に
は、獲得した検索条件情報が有する問題番号に基づい
て、データベースから該当する技術支援を抽出する(S
2153)。そして、抽出した技術支援から所定の項目
を検索結果情報として、CE端末24へ送信する(S21
55)。なお、本実施形態においては、ランク情報、機
種情報、CE名、現象、現象補足、処置を検索結果情報と
して送信することとしている。
【0119】図14に戻って、スタッフ端末27は、検
索結果情報を獲得したか否かを判断する(S272
9)。獲得したと判断した場合には、ディスプレイ66
にデータベースサーバー21によって検索された検索結
果情報を表示する(S2731)。ディスプレイ66に
表示された検索結果情報の一例を図25に示す。図25
においては、該当する事案が1件だけ表示されている。
なお、該当する件数が複数存在する場合には、その全て
を表示する。
【0120】図14に戻って、スタッフ端末27は、図
25に示す選択ボタンB61が選択されたか否かを判断
する(S2733)。選択ボタンB61が選択されたと
判断した場合には、どの技術支援が選択されたか否かを
判断し、該当する技術支援の送信を要求する技術支援要
求情報を送信する(S2735)。
【0121】図15に移って、データベースサーバー2
1は、技術支援要求情報を獲得すると(S2157)、
該当する技術支援の詳細な内容をデータベースから獲得
する(S2159)。そして、獲得した技術支援をスタ
ッフ端末27へ送信する(S2161)。
【0122】図14に移って、スタッフ端末27は、技
術支援を取得すると(S2737)、ディスプレイ66
にその技術支援を表示する(S2739)。ディスプレ
イ66に表示された、技術支援の認証画面の一例を図2
6に示す。画面の下部には、登録項目チェック領域が表
示されている。登録項目チェック領域には、「Aラン
ク」「Bランク」「Cランク」「仮ランク」に対応するラ
ジオボタンが表示されており、いずれか一つを択一的に
選択することができる。
【0123】図26においては、スタッフが承認する前
の技術支援であるので、「Cランク」が選択されてい
る。スタッフは、「この技術支援が適切である」と判断
した場合には、「Bランク」をマウス65等によって選
択する。そして、登録ボタンを選択する。
【0124】図14に戻って、スタッフ端末27は、登
録ボタンB71が選択されたか否かを判断する(S27
41)。登録ボタンB71が選択されたと判断した場合
には、選択されたラジオボタンの内容を認証情報とし
て、データベースサーバー21に送信する(S274
3)。
【0125】データベースサーバー21は、認証情報を
獲得すると(S2159)、当該認証情報に基づいてデ
ータベースのランク情報を変更する(S2161)。図
26に示すように、ランク情報が「B」ランクを選択さ
れた旨、つまり対応する技術支援と「B」ランクとを関
連付けてハードディスク43のデータベースD5に記録
する旨を表すものである場合には、図18のデータベー
スD5の項目「ランク情報」を「Cランク」から「Bラン
ク」へと変更する。
【0126】4.7.2 登録情報を認証しない場合 スタッフは、「この技術支援は適切でない」と判断した
場合には、現状のまま、何も選択しない。そして、登録
ボタンを選択する。
【0127】データベースサーバー21は、ランク情報
に変更が加えられた場合と同様に、認証情報に基づい
て、ランク情報を変更する。ただし、結果的には、ラン
ク情報の変更は行われていないので、何も変更が加えら
れていないのと同様となる。
【0128】4.8 「仮」ランクの技術支援の削除 前述のように、データベースサーバー21は、データベ
ースD5に登録された技術支援に対してランク情報とし
て「仮」ランクを付与して、当該技術支援をデータベー
スD5に登録する。そして、CE端末24から完了ボタン
B33が選択された旨の結果報告情報を獲得すると、ラ
ンク情報を「B」ランクに変更して、対応する技術支援
と関連付けてデータベースD5に登録する。
【0129】ここで、データベースサーバー21が、一
時保留ボタンB35が選択された旨の結果報告情報を獲
得した場合について説明する。データベースサーバー2
1が一時保留ボタンB35が選択された旨の結果報告情
報を獲得した場合、技術支援のランク情報は変更されず
「仮」ランクのままとなる。
【0130】本実施形態においては、このような状態の
まま放置された技術支援については、メンテナンスに対
する技術支援としては不適切と判断し、データベースD
5から削除することとしている。
【0131】以下において、データベースD5から技術
支援を削除する際のデータベースサーバー21の動作を
図16に示すフローチャートに基づいて説明する。デー
タベースサーバー21は、データベースD5に登録され
ている各技術支援からCE登録年月日記述領域A67の情
報を取得する(S2171)。CE登録年月日記述領域A
67に情報が記述されているか否かを判断する(S21
73)。
【0132】CE登録年月日記述領域A67に情報が記述
されていないと判断した場合には、登録日記述領域A7
3から登録日を抽出する(S2175)。そして、抽出
した登録日及び現在の年月日に基づいて、登録日から現
在までの期間(以下、放置期間とする。)を算出する
(S2177)。
【0133】算出した放置期間が、予め定めておいた最
大放置期間より大きいか否かを判断する(S217
9)。放置期間が予め定めておいた最大放置期間より大
きいと判断した場合には、該当する技術支援をデータベ
ースD5から削除する(S2181)。これまでの処理
を、データベースD5の全ての技術支援に対して行う
(S2183)。
【0134】このように、「仮」ランクのまま放置され
た技術支援をデータベースD5から削除することによっ
て、結果的にメンテナンスに有効ではなかった技術支援
をデータベースD5に残すことなく、有効である技術支
援のみをデータベースD5に残すことができる。したが
って、より有用な技術支援のデータベースD5を、容易
に構築することができる。
【0135】[その他の実施形態]前述の第1の実施形
態においては、第1の通信端末としてCE端末24(ノー
ト型パーソナルコンピュータ)を例示したが、これに限
定されるものではない。結果報告メール、催促メールを
受信でき、結果報告情報を送信できるものであれば、例
示のものに限定されない。例えば、携帯電話、携帯情報
端末等であってもよい。
【0136】また、結果報告メール、催促メールの受信
と、結果報告情報の送信とを、一のコンピュータによっ
て実現したが、別々のものによって実現するようにして
もよい。例えば、結果報告メール、催促メールの受信を
携帯電話で、結果報告情報の送信をパーソナルコンピュ
ータで実現するようにしてもよい。
【0137】また、第2の通信端末としてのスタッフ端
末27についても同様である。
【0138】前述の第1の実施形態においては、技術支
援の登録行うスタッフ端末27と「B」ランクの確定を
行うスタッフ端末27は同じものとしたが、これに限定
されるものではない。例えば、登録行う端末と「B」ラ
ンクの確定を行う端末とに分けてもよい。
【0139】さらに、前述の第1の実施形態において
は、所定の情報として技術支援を例示したが、これに限
定されるものではない。ランク付けによるデータベース
の構築に適するものであればこれに限定されない。例え
ば、プロジェクトの進行に関する情報、建築技術に関す
る情報であってもよい。
【0140】さらに、前述の第1の実施形態において
は、ランク情報として「仮」ランク、「C」ランク、
「B」ランクを有するランク情報を例示したがこれに限
定されるものではない。階層的にランクを構成するもの
であれば、例示のランク情報に限定されない。
【0141】さらに、前述の第1の実施形態において
は、第1のランク情報を「C」ランクのランク情報、第
2のランク情報を「B」ランクのランク情報としたが、
これに限定されない。第2のランク情報が第1のランク
情報より上位となるものであればこれに限定されない。
【0142】さらに、前述の第1の実施形態において
は、スタッフがデータベースD5に登録する技術支援を
対象として、ランク情報との関連づけを行ったが、当該
データベースD5に登録する技術支援に限定されるもの
ではない。例えば、既にデータベースに登録されている
技術支援であってもよい。予め想定された技術支援に対
して、データベースの整理を行うものとしてもよい。
【0143】さらに、前述の第1の実施形態において
は、所定の期間、「仮」ランクとして放置された技術支
援をデータベースD5から削除するとしたが、削除しな
くともよい。
【0144】さらに、前述の第1の実施形態において
は、結果報告メール等を電子メールにより送信するとし
たが、これに限定されない。結果報告情報を適切に相手
に送信できるものであればよい。例えば、いわゆるメッ
センジャー等であってもよい。
【0145】さらに、前述の第1の実施形態において
は、Web上から結果の報告を行えるようにしたが、これ
に限定されない。つまり、結果の報告をできるものであ
ればこれに限定されない。例えば、CE端末に送信した結
果報告メールから、結果の報告を行えるようにしてもよ
い。
【0146】さらに、前述の第1の実施形態において
は、データベースサーバー21は、CEに対して催促メー
ル送信することとしたが、送信しなくともよい。また、
催促メールを、所定の期間「B」ランクへの確定作業が
ないスタッフに対して、送信するようにしてもよい。こ
れにより、「B」ランクへの確定作業をより確実に行う
ことができる。
【0147】さらに、前述の第1の実施形態において
は、技術支援のデータベースD5の構造を図7に示した
が、データベースD5の構造としてはこれに限定されな
い。技術支援とランク情報とを関連付けて記録する構造
を有するものであればよい。
【0148】さらに、前述の第1の実施形態において
は、データベースサーバー21、CE端末24、スタッフ
端末27の動作のフローチャートを図10、11、1
2、13、14、15、16に示したが、これに限定さ
れない。データベースサーバー21、CE端末24、スタ
ッフ端末27が、それぞれの動作を適切に行えるもので
あれば、これに限定されない。
【0149】さらに、前述の第1の実施形態において
は、結果報告メールを技術支援がデータベースD5に登
録される毎にCE端末24に対して送信することとしてい
るが、これに限定されない。例えば、一人のCEに対して
所定数の技術支援がデータベースD5に登録される毎
に、結果報告メールを送信するようにしてもよい。ま
た、確認メールについても、同様に、所定数の技術支援
毎にスタッフに対して送信するようにしてもよい。
【0150】さらに、前述の第1の実施形態において
は、所定の期間、「仮」ランクで放置された技術支援に
関しては自動的に削除することとした。しかし、対応す
る技術支援を削除する際に、担当するスタッフに対し
て、削除するか否かの判断を仰ぐ用にしてもよい。この
場合、削除するか否かの判断を電子メール等によって、
スタッフに通知するようにしてもよい。
【0151】さらに、前述第1の実施形態においては、
スタッフが技術支援を登録することとしたが、これに限
定されない。例えば、スタッフが登録しようとする技術
支援に対して、データベースサーバー21が、データベ
ースD5に同じ若しくは類似の技術支援が登録されてい
るか否かを判断し、登録されている場合には、スタッフ
が登録しようとする技術支援をデータベースD5に登録
しないようにしてもよい。
【0152】更に、前述の第1の実施形態においては、
技術支援を「C」ランクから「B」ランクへとする判断を
スタッフがするものとしたが、この判断をデータベース
サーバー21が行うこととしてもよい。例えば、予め、
スタッフが判断に用いる知識をデータベース化し、当該
データベースに基づいて、データベースサーバー21が
判断するようにしてもよい。さらに、スタッフが判断に
用いる知識をデータベース化するのではなく、アルゴリ
ズム化するようにしてもよい。また、「仮」ランクから
「C」ランクへの判断も、データベースサーバー21が
行うこととしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る技術支援記録システムの一実施形
態であるデータベースシステム1の概要を示す図であ
る。
【図2】データベースシステム1のハードウェア構成を
示す図である。
【図3】図2におけるデータベースサーバー21のハー
ドウェア構成を示した図である。
【図4】図2におけるCE端末24のハードウェア構成を
示した図である。
【図5】図2におけるスタッフ端末27のハードウェア
構成を示した図である。
【図6】ハードディスク43に記録されているデータを
示した図である。
【図7】図6に示す技術支援のデータベースD5のデー
タ構造を示した図である。
【図8】図6に示すCEテーブルの構造を示した図であ
る。
【図9】図6に示すスタッフテーブルの構造を示した図
である。
【図10】データベースサーバー21及びスタッフ端末
27の動作を示すフローチャートである。
【図11】CE端末24の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】データベースサーバー21の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図13】データベースサーバー21の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図14】スタッフ端末27の動作を示すフローチャー
トである。
【図15】データベースサーバー21の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図16】データベースサーバー21の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図17】スタッフが技術支援をデータベースに登録す
る際に表示される登録画面の一例を示した図である。
【図18】技術支援をデータベースに登録した際の、デ
ータベースの一例を示した図である。
【図19】CE端末24へ送信される結果報告メールの一
例を示した図である。
【図20】CE端末24へ送信される結果報告ページの一
例を示した図である。
【図21】CE端末24へ送信される内容変更ページの一
例を示した図である。
【図22】CE端末24へ送信される催促メールの一例を
示した図である。
【図23】スタッフ端末27へ送信される確認メールの
一例を示した図である。
【図24】スタッフ端末27が表示する技術支援を検索
するための検索画面の一例を示した図である。
【図25】スタッフ端末27に検索結果情報を表示した
際の一例を示した図である。
【図26】スタッフ端末27に表示される技術支援の認
証画面の一例を示した図である。
【符号の説明】
1・・・・・データーベースシステム 21・・・・・データベースサーバー 24・・・・・CE端末 27・・・・・スタッフ端末

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して接続される第1の通
    信端末、第2の通信端末、及び技術支援記録装置を有す
    る技術支援記録システムであって、前記技術支援記録装
    置は、顧客が有する所定の物の修理に関する情報を示す
    技術支援を記録部に記録する際に、前記技術支援と当該
    技術支援のランク付けを示すランク情報とを関連付けて
    記録する技術支援記録システムにおいて、 前記第1の通信端末は、前記技術支援と第1のランク情
    報とを関連付けて記録する旨の判断を示すランク付け判
    断情報を送信し、 前記第2の通信端末は、前記技術支援と前記第1のラン
    ク情報より上位のランク付けを示す第2のランク情報と
    を関連付けて前記記録部に記録する旨の判断を示す上位
    ランク付け判断情報を送信し、 前記技術支援記録装置は、 前記第1の通信端末から、前記技術支援と前記第1のラ
    ンク情報とを関連付けて記録する旨の判断を示すランク
    付け判断情報を獲得すると、当該第1のランク情報と前
    記所定の情報とを関連付けて前記記録部に記録し、 前記第2の通信端末から、前記技術支援と前記第1のラ
    ンク情報より上位のランク付けを示す第2のランク情報
    とを関連付けて前記記録部に記録する旨の判断を示す上
    位ランク付け判断情報を獲得すると、当該第2のランク
    情報と前記所定の情報とを関連付けて前記記録部に記録
    すること、 を特徴とする技術支援記録システム。
  2. 【請求項2】ネットワークを介して第1の通信端末及び
    第2の通信端末と接続される技術支援記録装置であっ
    て、顧客が有する所定の物の修理に関する情報を示す技
    術支援を記録部に記録する際に、前記技術支援と当該技
    術支援のランク付けを示すランク情報とを関連付けて記
    録する技術支援記録装置において、 前記第1の通信端末から、前記技術支援と前記第1のラ
    ンク情報とを関連付けて記録する旨の判断を示すランク
    付け判断情報を獲得すると、当該第1のランク情報と前
    記技術支援とを関連付けて前記記録部に記録し、 前記第2の通信端末から、前記技術支援と前記第1のラ
    ンク情報より上位のランク付けを示す第2のランク情報
    とを関連付けて前記記録部に記録する旨の判断を示す上
    位ランク付け判断情報を獲得すると、当該第2のランク
    情報と前記技術支援とを関連付けて前記記録部に記録す
    ること、 を特徴とする技術支援記録装置。
  3. 【請求項3】ネットワークを介して第1の通信端末及び
    第2の通信端末と接続される技術支援記録装置に、顧客
    が有する所定の物の修理に関する情報を示す技術支援を
    記録部に記録する際に、前記技術支援と当該技術支援の
    ランク付けを示すランク情報とを関連付けて記録するこ
    とを実行させるための技術支援記録用プログラムにおい
    て、 前記技術支援記録装置に、 前記第1の通信端末から、前記技術支援と前記第1のラ
    ンク情報とを関連付けて記録する旨の判断を示すランク
    付け判断情報を獲得すると、当該第1のランク情報と前
    記技術支援とを関連付けて前記記録部に記録し、 前記第2の通信端末から、前記技術支援と前記第1のラ
    ンク情報より上位のランク付けを示す第2のランク情報
    とを関連付けて前記記録部に記録する旨の判断を示す上
    位ランク付け判断情報を獲得すると、当該第2のランク
    情報と前記技術支援とを関連付けて前記記録部に記録す
    ること、 を実行させるための技術支援記録用プログラム。
  4. 【請求項4】請求項3にかかる技術支援記録用プログラ
    ムを記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】請求項1〜4に係る技術支援記録システ
    ム、技術支援記録装置、技術支援記録用プログラム、及
    び技術支援記録用プログラムを記録した記録媒体のいず
    れかにおいて、 前記第1のランク情報と当該第1のランク情報に対応す
    る技術支援とを関連付けて前記記録部に記録した後、前
    記技術支援と前記第2のランク情報とを関連付けて記録
    するか否かの判断を送信するように促す上位ランク付け
    判断要求情報を、前記第2の通信端末に対して送信する
    こと、 を特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項5に係る技術支援記録システム、技
    術支援記録装置、技術支援記録用プログラム、及び技術
    支援記録用プログラムを記録した記録媒体のいずれかに
    おいて、 前記技術支援記録装置は、 前記第1の通信端末に対して、予め定められた初期ラン
    ク情報と関連付けられて記録部に記録されている前期所
    定の情報を、前記第1のランク情報と関連付けて記録部
    に記録するか否かの判断を送信するように促すランク付
    け判断要求情報を送信すること、 を特徴とするもの。
  7. 【請求項7】請求項6に係る技術支援記録システム、技
    術支援記録装置、技術支援記録用プログラム、及び技術
    支援記録用プログラムを記録した記録媒体のいずれかに
    おいて、 前記技術支援記録装置は、 前記ランク付け判断要求情報を送信してから所定の期間
    を経過してもランク付け判断情報を獲得できない場合に
    は、前記第1の通信端末に対してランク付け判断を送信
    する旨を示すランク付け判断催促情報を送信すること、 を特徴とするもの。
  8. 【請求項8】請求項1〜7に係る技術支援記録システ
    ム、技術支援記録装置、技術支援記録用プログラム、及
    び技術支援記録用プログラムを記録した記録媒体のいず
    れかにおいて、 前記ランク付け判断要求情報、前記上位ランク付け判断
    要求情報及び前記ランク付け判断催促情報の少なくとも
    一つは、電子メールにより送信すること、 を特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項1〜8に係る技術支援記録システ
    ム、技術支援記録装置、技術支援記録用プログラム、及
    び技術支援記録用プログラムを記録した記録媒体のいず
    れかにおいて、 前記技術支援記録装置は、 所定の期間が経過しても前記ランク付け判断情報を獲得
    できない場合には、対応する技術支援を前記記録部から
    削除すること、を特徴とするもの。
  10. 【請求項10】所定の情報とランク情報とを関連付けて
    記録部に記録する情報記録方法において、 ある通信端末から獲得した前記所定の情報と第1のラン
    ク情報とを関連付けて記録する旨の判断に基づいて、前
    記記録部に関連付けて記録されている当該所定の情報と
    当該第1のランク情報とに関して、 前記通信端末とは異なる通信端末から、前記所定の情報
    と第2のランク情報とを関連付けて記録する旨の判断を
    獲得した場合には、当該所定の情報と当該第2のランク
    情報とを関連付けて前記記録部に記録すること、を特徴
    とする情報記録方法。
  11. 【請求項11】請求項10に係る情報記録方法におい
    て、 所定の期間、前記所定の情報と第1のランク情報とを関
    連付けて記録する旨の判断を獲得できなかった場合に
    は、当該所定の情報を前記記録部から削除すること、 を特徴とする情報記録方法。
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