JP2002318381A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2002318381A
JP2002318381A JP2001123794A JP2001123794A JP2002318381A JP 2002318381 A JP2002318381 A JP 2002318381A JP 2001123794 A JP2001123794 A JP 2001123794A JP 2001123794 A JP2001123794 A JP 2001123794A JP 2002318381 A JP2002318381 A JP 2002318381A
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liquid crystal
display device
color filter
pixel electrode
color
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JP2001123794A
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Junya Teruhira
淳也 輝平
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射型カラー液晶表示装置において、混色が
生じにくいようにする。 【解決手段】 隣接する画素電極44間におけるデータ
信号ライン42上には樹脂からなる混色防止壁45が設
けられている。この場合、画素電極44は反射層を兼ね
ている。そして、外光は、矢印で示すように、カラーフ
ィルタ要素52Rを透過して当該カラーフィルタ要素5
2R下の画素電極44の右側に設けられた混色防止壁4
5に当接して吸収され、あるいはカラーフィルタ要素5
2R下の画素電極44で反射され、その反射光が当該画
素電極44の右側に設けられた混色防止壁45に当接し
て吸収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラーフィルタ
および外光を反射する反射層を備えた液晶表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の反射型カラー液晶表示装
置の一例の平面図を示したものである。この液晶表示装
置では、表示面側の上ガラス基板1とその反対側の下ガ
ラス基板2とがほぼ方形枠状のシール材3を介して貼り
合わされ、シール材3の内側における両ガラス基板1、
2間に液晶4(図12および図13参照)が封入された
構造となっている。この場合、下ガラス基板2の右辺部
および下辺部は上ガラス基板1から突出されている。そ
して、下ガラス基板2の右辺側突出部2aの上面には、
走査信号を制御するLSI等からなるドライバチップ5
が搭載され、下辺側突出部2bの上面には、データ信号
を制御するLSI等からなるドライバチップ6が搭載さ
れている。なお、二点鎖線で囲まれた領域は表示領域7
であり、横長となっている。また、シール材3の左辺中
央部には液晶注入口3aが設けられている。
【0003】次に、図11は図10に示す液晶表示装置
の下ガラス基板2側の一部の拡大透過平面図を示したも
のである。下ガラス基板2の上面側には走査信号ライン
11が行方向に延びてデータ信号ライン12が列方向に
延びてそれぞれ設けられ、その各交点近傍には薄膜トラ
ンジスタ13および画素電極14が設けられている。画
素電極14は薄膜トランジスタ13を介して走査信号ラ
イン11およびデータ信号ライン12に接続されてい
る。画素電極14は、行方向よりも列方向に長いほぼ長
方形をなしており、かつ、行方向および列方向に一直線
状に配列されている。なお、画素電極よりも一回り小さ
めの一点鎖線で囲まれた領域は、後述するブラックマス
ク21の開口部21aである。
【0004】次に、画素電極14の部分の具体的な構造
について、図11のX−X線に沿う部分に相当する断面
図である図12および図11のY−Y線に沿う部分に相
当する断面図である図13を参照して説明する。下ガラ
ス基板2の上面には走査信号ライン11が設けられ、そ
の上面全体にはゲート絶縁膜15が設けられている。ゲ
ート絶縁膜15の上面には画素電極14およびデータ信
号ライン12が設けられている。この場合、画素電極1
4は、データ信号ライン12と同じ材料であるアルミニ
ウムによって形成されているので、反射層を兼ねてい
る。画素電極14およびデータ信号ライン12を含むゲ
ート絶縁膜15の上面には配向膜16が設けられてい
る。
【0005】一方、上ガラス基板1の下面にはブラック
マスク21、赤、緑、青の各カラーフィルタ要素22
R、22G、22B、対向電極23および配向膜24が
設けられている。このうちカラーフィルタ要素22R、
22G、22Bは、対応する画素電極14に対向して設
けられている。すなわち、各カラーフィルタ要素22
R、22G、22Bは列方向には、各カラフィルター要
素22R、22G、22Bが各画素電極14間も埋める
ように表示領域7の列方向全長に亘り連続してストライ
プ状に形成され、行方向には、各画素電極14の幅より
も少し大きい幅で、赤、緑、青の各カラーフィルタ要素
22R、22G、22Bが順番に各画素電極14の全体
を覆うように配列されている。
【0006】そして、この液晶表示装置では、上ガラス
基板1の上面側から入射された外光が上ガラス基板1、
カラーフィルタ要素22R、22G、22B、対向電極
23、配向膜24、液晶4および配向膜16を透過して
画素電極14で反射され、この反射光が上記とは逆に配
向膜16、液晶4、配向膜24、対向電極23、カラー
フィルタ要素22R、22G、22Bおよび上ガラス基
板1を透過して上ガラス基板1の上面側に出射され、こ
れにより表示を行う。
【0007】ところで、この液晶表示装置を例えば携帯
電話の表示部として用いた場合、一般的に、図10にお
いて下辺側斜め上方から見ることになる。すなわち、図
10において矢印Pで示すように、上辺側斜め上方から
の外光が、図12において矢印で示すように、画素電極
14で反射された反射光を見ることになる。この例の場
合、図12において、右側の画素電極14上のカラーフ
ィルタ要素22Rを透過した外光が右側の画素電極14
で反射され、その反射光が左側の画素電極14上のカラ
ーフィルタ要素22Rを透過し、この透過光を見ること
になる。この場合、右側の画素電極14上のカラーフィ
ルタ要素22Rと左側の画素電極14上のカラーフィル
タ要素22Rとは同色であるので、混色が生じにくく、
表示品位の低下は小さい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外光は
一般的にあらゆる方向から入射され、例えば図10にお
いて矢印Qで示す左辺側斜め上方からも入射される。こ
のような外光は、例えば図13において矢印で示すよう
に、カラーフィルタ要素22Rを透過して画素電極14
で反射され、その反射光がカラーフィルタ要素22Bを
透過することになる。この場合、カラーフィルタ要素2
2Rとカラーフィルタ要素22Bとは異色であるので、
混色が生じ、表示品位が大きく低下してしまう。この発
明の課題は、混色が生じにくいようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、2枚の基板間に液晶が封入され、前記2枚の基板の
うち表示面側の基板の内面にカラーフィルタが設けら
れ、表示面側から入射して前記カラーフィルタおよび前
記液晶を透過した外光を反射する反射層を備えている液
晶表示装置において、前記2枚の基板のうちいずれか一
方の基板の他方の基板との対向面において前記カラーフ
ィルタの異色境界部に対応する部分に混色防止壁が設け
られていることを特徴とするものである。請求項2に記
載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記混色
防止壁はスペーサを兼ねていることを特徴とするもので
ある。請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記
載の発明において、前記混色防止壁の高さは、前記2枚
の基板間のギャップよりも小さく形成されていることを
特徴とするものである。請求項4に記載の発明は、請求
項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記2枚の
基板のうち表示面側とは反対側の基板の内面に列方向の
長さが行方向の長さよりも長い画素電極が配列されてい
ることを特徴とするものである。請求項5に記載の発明
は、請求項4に記載の発明において、前記画素電極は列
方向に直線状に配列されており、前記混色防止壁は前記
画素電極の列方向に沿って設けられていることを特徴と
するものである。請求項6に記載の発明は、請求項4に
記載の発明において、前記画素電極はデルタ配列されて
おり、前記混色防止壁は列方向および行方向の前記画素
電極間に設けられていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記
載の発明において、前記画素電極は前記反射層を兼ねて
いることを特徴とするものである。そして、この発明に
よれば、2枚の基板のうちいずれか一方の基板の他方の
基板との対向面においてカラーフィルタの異色境界部に
対応する部分に混色防止壁を設けているので、混色が生
じにくいようにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態に
おける反射型カラー液晶表示装置の一例の平面図を示し
たものである。この液晶表示装置では、表示面側の上ガ
ラス基板31とその反対側の下ガラス基板32とがほぼ
方形枠状のシール材33を介して貼り合わされ、シール
材33の内側における両ガラス基板31、32間に液晶
34(図3および図4参照)が封入された構造となって
いる。この場合、下ガラス基板32の右辺部および下辺
部は上ガラス基板31から突出されている。そして、下
ガラス基板32の右辺側突出部32aの上面には、走査
信号を制御するLSI等からなるドライバチップ35が
搭載され、下辺側突出部32bの上面には、データ信号
を制御するLSI等からなるドライバチップ36が搭載
されている。なお、二点鎖線で囲まれた領域は表示領域
37であり、横長となっている。また、シール材33の
左辺中央部には液晶注入口33aが設けられている。
【0011】次に、図2は図1に示す液晶表示装置の下
ガラス基板32側の一部の拡大透過平面図を示したもの
である。下ガラス基板32の上面側には走査信号ライン
41が行方向に延びてデータ信号ライン42が列方向に
延びてそれぞれ設けられ、その各交点近傍には薄膜トラ
ンジスタ43および画素電極44が設けられている。画
素電極44は薄膜トランジスタ43を介して走査信号ラ
イン41およびデータ信号ライン42に接続されてい
る。画素電極44は、行方向よりも列方向に長いほぼ長
方形をなしており、かつ、行方向および列方向に一直線
状に配列されている。なお、画素電極44よりも一回り
小さめの一点鎖線で囲まれた領域は、後述するブラック
マスク51の開口部51aである。
【0012】次に、画素電極44の部分の具体的な構造
について、図2のX−X線に沿う部分に相当する断面図
である図3および図2のY−Y線に沿う部分に相当する
断面図である図4を参照して説明する。下ガラス基板3
2の上面には走査信号ライン41が設けられ、その上面
全体にはゲート絶縁膜46が設けられている。ゲート絶
縁膜46の上面には画素電極44およびデータ信号ライ
ン42が設けられている。この場合、画素電極44は、
データ信号ライン42と同じ材料であるアルミニウムに
よって形成されているので、反射層を兼ねている。画素
電極44およびデータ信号ライン42を含むゲート絶縁
膜46の上面には配向膜47が設けられている。データ
信号ライン42上における配向膜47の上面には混色防
止壁45が設けられている。
【0013】一方、上ガラス基板31の下面にはブラッ
クマスク51、赤、緑、青の各カラーフィルタ要素52
R、52G、52B、対向電極53および配向膜54が
設けられている。このうちカラーフィルタ要素52R、
52G、52Bは、対応する画素電極44に対向して設
けられている。すなわち、各カラーフィルタ要素52
R、52G、52Bは列方向には、各カラフィルター要
素52R、52G、52Bが各画素電極44間も埋める
ように表示領域37の列方向全長に亘り連続してストラ
イプ状に形成され、行方向には、各画素電極44の幅よ
りも少し大きい幅で、赤、緑、青の各カラーフィルタ要
素52R、52G、52Bが順番に各画素電極44の全
体を覆うように配列されている。
【0014】ここで、混色防止壁45は、図2に図示さ
れるように、各カラフィルター要素52R、52G、5
2Bの境界部のブラックマスク51に対向する位置に、
各画素電極52とほぼ同じ長さに形成されている。各混
色防止壁45は、列方向における各画素電極44間には
形成されておらず、その幅はブラックマスク51の幅よ
りも狭く、その高さは両配向膜47、54間の間隔(ギ
ャップ)よりも小さくされており、これにより、ギャッ
プ内における液晶の充填が均一になり、かつ、輝度の低
下を小さくしている。
【0015】そして、この液晶表示装置では、上ガラス
基板31の上面側から入射された外光が上ガラス基板3
1、カラーフィルタ要素52R、52G、52B、対向
電極53、配向膜54、液晶34および配向膜47を透
過して画素電極44で反射され、この反射光が上記とは
逆に配向膜47、液晶34、配向膜54、対向電極5
3、カラーフィルタ要素52R、52G、52Bおよび
上ガラス基板31を透過して上ガラス基板31の上面側
に出射され、これにより表示を行う。
【0016】ところで、この液晶表示装置を例えば携帯
電話の表示部として用いた場合、一般的に、図1におい
て下辺側斜め上方から見ることになる。すなわち、図1
において矢印Pで示すように、上辺側斜め上方からの外
光が、図12において矢印で示すように、画素電極44
で反射された反射光を見ることになる。この例の場合、
図3において、右側の画素電極44上のカラーフィルタ
要素52Rを透過した外光が右側の画素電極44で反射
され、その反射光が左側の画素電極44上のカラーフィ
ルタ要素52Rを透過し、この透過光を見ることにな
る。この場合、右側の画素電極44上のカラーフィルタ
要素52Rと左側の画素電極44上のカラーフィルタ要
素52Rとは同色であるので、混色が生じることはな
い。
【0017】一方、外光は一般的にあらゆる方向から入
射され、例えば図1において矢印Qで示す左辺側斜め上
方からも入射される。このような外光は、例えば図4に
おいて矢印で示すように、カラーフィルタ要素52Rを
透過して当該カラーフィルタ要素52R下の画素電極4
4の右側に設けられた混色防止壁45に当接して吸収さ
れ、あるいはカラーフィルタ要素52R下の画素電極4
4で反射され、その反射光が当該画素電極44の右側に
設けられた混色防止壁45に当接して吸収される。した
がって、混色が生じにくいようにすることができ、表示
品位を向上することができる。
【0018】なお、上記第1実施形態では、図4に示す
ように、混色防止壁45を下ガラス基板42の配向膜4
7上に設けた場合について説明したが、これに限定され
るものではない。例えば、図5に示すこの発明の第2実
施形態のように、混色防止壁45を上ガラス基板41の
配向膜54下において異色のカラーフィルタ要素52
R、52G、52の境界部に対応する部分に設けるよう
にしてもよい。なお、図4および図5では、混色防止壁
45の高さを両配向膜47、54間の間隔(ギャップ)
のほぼ半分としているが、これより高くしても低くして
もよい。
【0019】そして、この第2実施形態の場合、図1に
おいて矢印Qで示す左辺側斜め上方から入射された外光
は、例えば図5において矢印で示すように、カラーフィ
ルタ要素52Rを透過して当該カラーフィルタ要素52
Rの右側に設けられた混色防止壁45に当接して吸収さ
れ、あるいは隣のカラーフィルタ要素52G下の画素電
極44で反射され、その反射光が当該画素電極44の右
側に設けられた混色防止壁45に当接して吸収される。
したがって、この場合も、混色が生じにくいようにする
ことができ、表示品位を向上することができる。
【0020】また、図6に示すこの発明の第3実施形態
のように、混色防止壁45の高さを両配向膜47、54
間の間隔(ギャップ)と同じとし、スペーサを兼ねるよ
うにしてもよい。この場合、図1において矢印Qで示す
左辺側斜め上方から入射された外光は、例えば図6にお
いて矢印で示すように、カラーフィルタ要素52Rを透
過して当該カラーフィルタ要素52Rの右側に設けられ
た混色防止壁45に当接して吸収される。したがって、
この場合も、混色が生じにくいようにすることができ、
表示品位を向上することができる。なお、混色防止壁4
5の一部にスペーサを兼ねさせ、残りを図4または図5
に示すようにしてもよい。
【0021】また、上記第1実施形態では、図2に示す
ように、データ信号ライン42上において画素電極44
の列方向のほぼ全域に亘って混色防止壁45を設けた場
合について説明したが、これに限定されるものではな
い。例えば、図7に示すこの発明の第4実施形態のよう
に、データ信号ライン42上において画素電極44の列
方向のほぼ全域に対して2つ(または3つ以上)の混色
防止壁45を設けるようにしてもよい。このようにした
場合には、図1を参照して説明すると、シール材33の
液晶注入口33aを介して液晶を注入するとき、液晶注
入経路をより多く確保することができる。
【0022】また、上記第1実施形態では、図1に示す
ように、表示領域37を横長とした場合について説明し
たが、これに限らず、例えば図8に示すこの発明の第5
実施形態のように、表示領域37を縦長としてもよい。
この場合、図9に示すように、走査信号ライン41は列
方向に延びて設けられ、データ信号ライン42は行方向
に延びて設けられている。画素電極44の配列は図2に
示す場合と同じである。そして、この場合、混色防止壁
45は、行方向に隣接する画素電極44における走査信
号ライン41上において画素電極の列方向のほぼ全域に
亘って設けられている。
【0023】また、上記各実施形態では、各カラフィル
ター要素52R、52G、52Bがストライプ状に配列
された場合で説明したが、この発明は、各カラフィルタ
ー要素52R、52G、52Bが行毎に各画素電極44
のピッチに対して半ピッチ或いは1.5ピッチずれた、
所謂、デルタ配列の場合にも適用できる。デルタ配列の
場合には、各カラフィルター要素52R、52G、52
Bは各画素電極44よりも一回り大きい長方形状または
正方形状に形成されているが、この場合、各混色防止壁
45は、上記各実施形態と同様に、行方向の各画素電極
14間のみに形成してもよいが、異色のカラフィルター
要素52R、52G、52B間に設ける方が望ましいの
で、列方向の各カラフィルター要素52R、52G、5
2B間に設けても良い。但し、その場合には、液晶の注
入に支障がないように、列方向のカラフィルター要素5
2R、52G、52B間に設ける各混色防止壁45は、
ギャップの高さよりも低くするか、あるいは、中間部ま
たは行方向のカラフィルター要素52R、52G、52
B間に形成された混色防止壁45との間に空隙を設ける
必要がある。
【0024】さらに、上記説明では、画素電極に反射層
を兼ねさせた場合について説明したが、これに限らず、
画素電極をITO等の透明な金属によって形成し、下ガ
ラス基板の下面側に反射層を設けるようにしてもよい。
加えて、下ガラス基板の下面側に半透過反射層を設け、
その下面側にバックライトを設け、透過型としても使用
することができるようにしてもよい。
【0025】このように、この発明は、その趣旨の範囲
内で種々変形することが可能であるが、特に、画素電極
44が列方向に長い長方形状の場合に効果が大きい。そ
の理由は、液晶表示装置を見る場合、観察者の上下方向
である列方向に対しては、表示面にほぼ垂直な入射光の
みが観察者の目に入るが、観察者の左右方向である行方
向に対しては、大きい傾斜角の入射光が観察者の目に入
り、各カラフィルタ要素間の混色が生じやすいからであ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、2枚の基板のうちいずれか一方の基板の他方の基板
との対向面においてカラーフィルタの異色境界部に対応
する部分に混色防止壁を設けているので、混色が生じに
くいようにすることができ、表示品位を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態における液晶表示装置
の平面図。
【図2】図1に示す液晶表示装置の下ガラス基板側の一
部の拡大透過平面図。
【図3】図2のX−X線に沿う部分に相当する断面図。
【図4】図2のY−Y線に沿う部分に相当する断面図。
【図5】この発明の第2実施形態を説明するために示す
図4同様の断面図。
【図6】この発明の第3実施形態を説明するために示す
図4同様の断面図。
【図7】この発明の第4実施形態を説明するために示す
図2同様の拡大透過平面図。
【図8】この発明の第5実施形態における液晶表示装置
の平面図。
【図9】図8に示す液晶表示装置の下ガラス基板側の一
部の拡大透過平面図。
【図10】従来の液晶表示装置の一例の平面図。
【図11】図10に示す液晶表示装置の下ガラス基板側
の一部の拡大透過平面図。
【図12】図11のX−X線に沿う部分に相当する断面
図。
【図13】図11のY−Y線に沿う部分に相当する断面
図。
【符号の説明】
31 上ガラス基板 32 下ガラス基板 33 シール材 34 液晶 41 走査信号ライン 42 データ信号ライン 43 薄膜トランジスタ 44 画素電極 45 混色防止壁 51 ブラックマスク 52R、52G、52B カラーフィルタ要素 53 対向電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H048 BB02 BB08 BB24 BB44 2H089 LA11 QA16 TA01 TA09 TA12 TA13 TA17 TA18 2H091 FA02Y FA14X FA35Y FA41Z GA01 GA08 GA13 LA30 2H092 GA13 JA24 JA34 JB22 NA25 PA01 PA03 PA08 PA09 PA12 PA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の基板間に液晶が封入され、前記2
    枚の基板のうち表示面側の基板の内面にカラーフィルタ
    が設けられ、表示面側から入射して前記カラーフィルタ
    および前記液晶を透過した外光を反射する反射層を備え
    ている液晶表示装置において、前記2枚の基板のうちい
    ずれか一方の基板の他方の基板との対向面において前記
    カラーフィルタの異色境界部に対応する部分に混色防止
    壁が設けられていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記混
    色防止壁はスペーサを兼ねていることを特徴とする液晶
    表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の発明におい
    て、前記混色防止壁の高さは、前記2枚の基板間のギャ
    ップよりも小さく形成されていることを特徴とする液晶
    表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記2枚の基板のうち表示面側とは反対側の基
    板の内面に列方向の長さが行方向の長さよりも長い画素
    電極が配列されていることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の発明において、前記画
    素電極は列方向に直線状に配列されており、前記混色防
    止壁は前記画素電極の列方向に沿って設けられているこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の発明において、前記画
    素電極はデルタ配列されており、前記混色防止壁は列方
    向および行方向の前記画素電極間に設けられていること
    を特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記画素電極は前記反射層を兼ねていることを
    特徴とする液晶表示装置。
JP2001123794A 2001-04-23 2001-04-23 液晶表示装置 Pending JP2002318381A (ja)

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