JP2002318151A - レベルスイッチ - Google Patents
レベルスイッチInfo
- Publication number
- JP2002318151A JP2002318151A JP2001159705A JP2001159705A JP2002318151A JP 2002318151 A JP2002318151 A JP 2002318151A JP 2001159705 A JP2001159705 A JP 2001159705A JP 2001159705 A JP2001159705 A JP 2001159705A JP 2002318151 A JP2002318151 A JP 2002318151A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- tank
- magnet
- level switch
- reed switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
従来のレベルスイッチを構成していたマイクロスイッチ
を磁気感応スイッチに取替えることで、そのスイッチ作
動の機械的駆動を省いて、磁気結合のみとした。 【課題】タンク等の液位を監視、制御するための簡便
で、信頼性の高いレベルスイッチがなかった。 【解決手段】タンク内の液位を計測するためのフロート
アームと、このフロートアーム端部に磁石を取り付け、
その磁石に相対する位置にタンク密封用非磁性体を介し
てタンク外にアーム位置を検出するリードスイッチ設け
ることにより、接点駆動力が低く、また構造が簡単で、
精度、および信頼性の高いレベルスイッチを構成した。
を磁気感応スイッチに取替えることで、そのスイッチ作
動の機械的駆動を省いて、磁気結合のみとした。 【課題】タンク等の液位を監視、制御するための簡便
で、信頼性の高いレベルスイッチがなかった。 【解決手段】タンク内の液位を計測するためのフロート
アームと、このフロートアーム端部に磁石を取り付け、
その磁石に相対する位置にタンク密封用非磁性体を介し
てタンク外にアーム位置を検出するリードスイッチ設け
ることにより、接点駆動力が低く、また構造が簡単で、
精度、および信頼性の高いレベルスイッチを構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液面を計測する設
備、特にタンクの側面に取り付けられて、その位置での
液位を検出する。またその液位のコントロールにも利用
できるレベルスイッチに関わるものである。
備、特にタンクの側面に取り付けられて、その位置での
液位を検出する。またその液位のコントロールにも利用
できるレベルスイッチに関わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この様なレベルスイッチは図3に
示すように検出部にマイクロスイッチを使用しており、
このマイクロスイッチの作動に過大な作動力を要するも
のであった。通常このタンク側面に取り付けるレベルス
イッチはタンク内の液体の流出を防止する為完全密封が
望まれる。従って、タンク内と、タンク外は構造的に完
全に遮断された構成となっている。このため、タンク内
の液面を検出するフロートアームの位置情報を、タンク
外の検出部に非接触で伝達する必要があった。
示すように検出部にマイクロスイッチを使用しており、
このマイクロスイッチの作動に過大な作動力を要するも
のであった。通常このタンク側面に取り付けるレベルス
イッチはタンク内の液体の流出を防止する為完全密封が
望まれる。従って、タンク内と、タンク外は構造的に完
全に遮断された構成となっている。このため、タンク内
の液面を検出するフロートアームの位置情報を、タンク
外の検出部に非接触で伝達する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたものであって、タンク内の液面を検出する
フロートアームの位置を、タンク外の検出部に非接触で
伝達する。具体的には、タンク内のフロートアームの先
端に取付られた磁石により、タンク内の液体の流出を防
止する為の非磁性密封体7を介してタンク外の磁石に相
対する位置に設置された磁石付きラッチを駆動すること
で、マイクロスイッチを作動させる。このマイクロスイ
ッチを作動させるための駆動力は比較的に大きく、また
伝達効率をあげるため、その磁石間の距離を精度良く製
作することが必要であった。
鑑みなされたものであって、タンク内の液面を検出する
フロートアームの位置を、タンク外の検出部に非接触で
伝達する。具体的には、タンク内のフロートアームの先
端に取付られた磁石により、タンク内の液体の流出を防
止する為の非磁性密封体7を介してタンク外の磁石に相
対する位置に設置された磁石付きラッチを駆動すること
で、マイクロスイッチを作動させる。このマイクロスイ
ッチを作動させるための駆動力は比較的に大きく、また
伝達効率をあげるため、その磁石間の距離を精度良く製
作することが必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
なされたものであって、タンク外にあって、タンク内の
フロートアームの位置を検出する検出部に従来のマイク
ロスイッチに替えて、リードスイッチを用いて検出部の
駆動を磁気結合のみとすることにより、機械的可動部を
省略でき、より小さい磁石で駆動することができる。ま
たその磁石との距離もマイクロスイッチに比べて大きく
する事ができる。
なされたものであって、タンク外にあって、タンク内の
フロートアームの位置を検出する検出部に従来のマイク
ロスイッチに替えて、リードスイッチを用いて検出部の
駆動を磁気結合のみとすることにより、機械的可動部を
省略でき、より小さい磁石で駆動することができる。ま
たその磁石との距離もマイクロスイッチに比べて大きく
する事ができる。
【0005】さらに本発明によれば、検出部にリードス
イッチを用いて、フロートアームの先端に設けられた前
記磁石の作動方向に対して、前後、または左右方向に傾
斜させて取り付ける事により、リードスイッチの感応域
を磁界に対して移動させることで、その接点作動点を一
点に絞ることができる。また接点状態を非作動時に閉に
することで、このリードスイッチを用いた制御系の信頼
性を向上させている。
イッチを用いて、フロートアームの先端に設けられた前
記磁石の作動方向に対して、前後、または左右方向に傾
斜させて取り付ける事により、リードスイッチの感応域
を磁界に対して移動させることで、その接点作動点を一
点に絞ることができる。また接点状態を非作動時に閉に
することで、このリードスイッチを用いた制御系の信頼
性を向上させている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す図
である。図3に示すように通常このレベルスイッチはタ
ンク側面に取り付けられその位置においての液位を検出
する為に用いられる。タンク内のフロートアーム4の先
端に取付られた磁石5と、それと相対する位置に非磁性
密封体7を介して取付られたリードスイッチ6とで構成
されている。
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す図
である。図3に示すように通常このレベルスイッチはタ
ンク側面に取り付けられその位置においての液位を検出
する為に用いられる。タンク内のフロートアーム4の先
端に取付られた磁石5と、それと相対する位置に非磁性
密封体7を介して取付られたリードスイッチ6とで構成
されている。
【0007】次に図3において、このレベルスイッチの
設置方法の一例について述べる。この図3において、タ
ンク1の側面上部に上限レベルスイッチ2、側面下部に
下限レベルスイッチ3が取り付けられている。タンク1
内の液位はこれらのレベルスイッチの中間部にある。こ
の時、上限レベルスイッチ2、および下限レベルスイッ
チ3は共に非作動状態であり、リードスイッチ接点は閉
状態である。つまり、上限レベルスイッチ2、および下
限レベルスイッチ3は上下方向に逆向きに取付られてい
る。これに対して、上下方向に同方向に取付ることも可
能である。
設置方法の一例について述べる。この図3において、タ
ンク1の側面上部に上限レベルスイッチ2、側面下部に
下限レベルスイッチ3が取り付けられている。タンク1
内の液位はこれらのレベルスイッチの中間部にある。こ
の時、上限レベルスイッチ2、および下限レベルスイッ
チ3は共に非作動状態であり、リードスイッチ接点は閉
状態である。つまり、上限レベルスイッチ2、および下
限レベルスイッチ3は上下方向に逆向きに取付られてい
る。これに対して、上下方向に同方向に取付ることも可
能である。
【0008】非作動状態の時には、このリードスイッチ
接点は閉状態であるので、この接点を通じて電流を流す
ことで接点の故障等の警報に利用することができる。
接点は閉状態であるので、この接点を通じて電流を流す
ことで接点の故障等の警報に利用することができる。
【0009】次に図5、および図6は本発明の一実施例
を示す図1のリードスイッチ接点の作動状態を示してい
る。図5に示されているのはタンク内のフロートアーム
4の先端に取付られた磁石5の回動方向に対してリード
スイッチ6は垂直に取り付けられているため、この磁石
5の磁界とリードスイッチ6の感応域が複数の作動点を
発生させている。
を示す図1のリードスイッチ接点の作動状態を示してい
る。図5に示されているのはタンク内のフロートアーム
4の先端に取付られた磁石5の回動方向に対してリード
スイッチ6は垂直に取り付けられているため、この磁石
5の磁界とリードスイッチ6の感応域が複数の作動点を
発生させている。
【0010】また、図6に示されているのはタンク内の
フロートアーム4の先端に取付られた磁石5の回動方向
に対してリードスイッチ6はその回動方向の前後方向に
傾斜して取り付けられているため、この磁石5の磁界と
リードスイッチ6の感応域とで、作動点を一点に絞るこ
とができる。またこのリードスイッチ6はその回動方向
の左右方向に傾斜して取り付けても同じ効果を発揮でき
る。
フロートアーム4の先端に取付られた磁石5の回動方向
に対してリードスイッチ6はその回動方向の前後方向に
傾斜して取り付けられているため、この磁石5の磁界と
リードスイッチ6の感応域とで、作動点を一点に絞るこ
とができる。またこのリードスイッチ6はその回動方向
の左右方向に傾斜して取り付けても同じ効果を発揮でき
る。
【0011】また図7に示す様に、磁性体をこの磁石5
の磁界とリードスイッチ6の中間部に挿入してリードス
イッチ6の感応域を変化させることでも作動点を一点に
絞ることができる。
の磁界とリードスイッチ6の中間部に挿入してリードス
イッチ6の感応域を変化させることでも作動点を一点に
絞ることができる。
【0012】本発明の別の実施形態を列記する。図8に
は本発明と同じ構成でありながら、その構造がより簡単
なレベルスイッチを提供できる。タンク内の温度が高い
場合、リードスイッチの耐温度が最大120℃であるた
め、そのリードスイッチを収納する部分を熱絶縁体で構
成して、リードスイッチを収納する部分への熱の伝達を
防ぎ、放熱フィンでタンク外にリードスイッチを収納す
る部分の熱を逃がすことで、150℃のタンク内温度に
も耐えるものを製作することができる。
は本発明と同じ構成でありながら、その構造がより簡単
なレベルスイッチを提供できる。タンク内の温度が高い
場合、リードスイッチの耐温度が最大120℃であるた
め、そのリードスイッチを収納する部分を熱絶縁体で構
成して、リードスイッチを収納する部分への熱の伝達を
防ぎ、放熱フィンでタンク外にリードスイッチを収納す
る部分の熱を逃がすことで、150℃のタンク内温度に
も耐えるものを製作することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロスイッチをリ
ードスイッチに替えることにより、タンク内に設置され
た磁石によるタンク外の接点に対する非接触接点作動力
を大幅に低下させることができる。このことで磁石5を
より小さくすることができる。またレベルスイッチの製
作精度、および全体構成を単純化することができる。ま
た、本発明はリードスイッチのみに限定されずに、リー
ドスイッチ以外の磁気感応スイッチであってもよい。
ードスイッチに替えることにより、タンク内に設置され
た磁石によるタンク外の接点に対する非接触接点作動力
を大幅に低下させることができる。このことで磁石5を
より小さくすることができる。またレベルスイッチの製
作精度、および全体構成を単純化することができる。ま
た、本発明はリードスイッチのみに限定されずに、リー
ドスイッチ以外の磁気感応スイッチであってもよい。
【0014】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】従来のレベルスイッチを示す図である。
【図3】本レベルスイッチの取り付け状態を示す図であ
る。
る。
【図4】従来のレベルスイッチの接点作動状態を示す図
である。
である。
【図5】リードスイッチの感応域と、磁界との関係を示
す図である(垂直取付)。
す図である(垂直取付)。
【図6】リードスイッチの感応域と、磁界との関係を示
す図である(傾斜取付)。
す図である(傾斜取付)。
【図7】リードスイッチに磁性体を挿入して感応域を変
化させることを示す図である。
化させることを示す図である。
【図8】別の実施例を示す図である。
1 タンク 2 上限レベルスイッチ 3 下限レベルスイッチ 4 フロートアーム 5 磁石 6 リードスイッチ 7 非磁性密封体
Claims (3)
- 【請求項1】タンク内のフロートアームの端部に取付ら
れた磁石と、それと相対する位置のタンク外に取付られ
たリードスイッチと、その中間に非磁性密封体を介在さ
せて構成されたことを特徴とするレベルスイッチ。 - 【請求項2】前記フロートアームの端部に設けられた磁
石の作動方向に対して、前記リードスイッチを傾斜させ
て取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のレベル
スイッチ。 - 【請求項3】前記リードスイッチの接点は非作動状態時
に閉であることを特徴とする請求項1、および請求項2
に記載のレベルスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001159705A JP2002318151A (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | レベルスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001159705A JP2002318151A (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | レベルスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002318151A true JP2002318151A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=19003238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001159705A Pending JP2002318151A (ja) | 2001-04-19 | 2001-04-19 | レベルスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002318151A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100844156B1 (ko) | 2007-09-04 | 2008-07-04 | 엘지전자 주식회사 | 식기 세척기의 수위 감지 장치 |
US8054809B2 (en) | 2004-12-27 | 2011-11-08 | Lg Electronics Inc. | Retransmission method for multiple antenna system |
JP2013160593A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Nikkiso Co Ltd | 液位センサ |
-
2001
- 2001-04-19 JP JP2001159705A patent/JP2002318151A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8054809B2 (en) | 2004-12-27 | 2011-11-08 | Lg Electronics Inc. | Retransmission method for multiple antenna system |
KR100844156B1 (ko) | 2007-09-04 | 2008-07-04 | 엘지전자 주식회사 | 식기 세척기의 수위 감지 장치 |
JP2013160593A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Nikkiso Co Ltd | 液位センサ |
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