JP3453165B2 - 液体タンクの液面検知装置 - Google Patents
液体タンクの液面検知装置Info
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Description
のレベルよりも上昇又は降下するとこれを電気的に検出
するようにした液体タンクの液面検知装置であり、電気
的検出手段を液体タンクやチャンバーから可及的離れた
位置に設置できるようにした液面検知装置に関するもの
である。
されているものが多く、また、液面計を設置しないタン
クにおいても、貯蔵液体によってはタンク内の液面が所
定のレベル位置よりも上昇又は下降した場合に液面検知
装置によって検知し、報知信号の点灯、警報の発音、所
要回路の遮断、バルブの閉止等の必要な制御動作を行わ
せるようにしたものがある。
連通されていて液体タンク内の液面に対応する液面を有
する非磁性体からなるチャンバー内に第1のマグネット
を有するフロートを浮遊させ、該第1のマグネットと吸
引し合うように第2のマグネットを内蔵した指示体をチ
ャンバーに沿って配置して、タンク内の液面の移動に伴
って指示体を移動させることによりタンク内の液面を表
示するようにしたマグネットフロート式の液面計があ
る。従来は、このようなマグネットフロート式の液面計
を取り付けたタンクに上記液面検知装置を設置する場
合、上記フロートが所定のレベルよりも上昇又は降下し
た際に該フロートのマグネットの磁界作用を受けて作動
するようにチャンバー近くにリードスイッチを配置して
いる。
ドスイッチがチャンバーの近くに配置されているため、
タンク内の液体、従ってまたチャンバー内の液体が30
0゜C等という高温液体の場合や厳寒時に液体が低温と
なった場合等にはその温度によりリードスイッチが悪影
響を受けて誤作動する欠点があった。また、チャンバー
の近傍は蒸気が充満していたり塵埃が浮遊する等、概し
て雰囲気が悪いため、その外的環境による悪影響を受け
てリードスイッチが誤作動することもあった。
消し、スイッチ等の電気的検出手段をチャンバーから可
及的離れた位置に配置することができてチャンバー内の
液体の高低温や雰囲気による悪影響を受けないようにす
ると共にフロートの所定レベル位置からの変位を無接点
的に上記電気的検出手段に伝達して確実に作動させるこ
とができる液体タンクの液面検知装置を提供することに
ある。
の液面検知装置は、液体タンクに連通していて液体タン
ク内の液面に対応する液面を有する非磁性体からなるチ
ャンバー内に、マグネットを有するフロートを浮遊さ
せ、上記フロートが所定の液面レベル位置よりも上昇又
は下降した際に作動する電気的検出手段を上記チャンバ
ーから離れた位置に配置し、上記チャンバーの側方位置
と上記電気的検出手段との間にはボデーが配置されると
共に該ボデー内に、外周に分周的にNS極が着磁されて
いてフロート(2)の上下動に伴って該フロート内のマ
グネット(21)との吸磁作用で回転するようにチャン
バー(12)の側方に配置されている作動マグネット
(5)と、該作動マグネット(5)の回転により吸磁作
用で最後に回転して回転して電気的検出手段(3)を作
動させる駆動マグネット(7)とを含むものである。
の回転による磁界作用で開閉するリードスイッチとした
り、駆動マグネットの回転軸に設けたカムで開閉するリ
ミットスイッチやマイクロスイッチとすることができ、
或いは、駆動マグネットの側方に電磁誘導コイルを配置
して駆動マグネットが回転すると起電力が生じるように
してもよい。
内のマグネットフロートが所定のレベル位置よりも上昇
又は下降すると、上記フロートのマグネットとの吸磁作
用で作動マグネットが回転し、この作動マグネットの回
転により最後に駆動マグネットが回転する。この駆動マ
グネットの回転により電気的検出手段たるスイッチがオ
ン・オフし、或いは電磁誘導コイルに起電力が生じるか
ら、これを信号源としてタンク内液面の変位を確実に検
出することができる。
置に設置されているから、チャンバー周辺の雰囲気やチ
ャンバー内液体の高・低温による悪影響を受けることが
ない。また、上記フロートの上昇又は下降の変位は回転
マグネット群の磁性作用によって無接点的に電気的検出
手段に伝達されるから、伝達経路中における伝達力のロ
スはなく、電気的検出手段は確実に作動する。
置の概略を示す側面図であり、液体タンク1に連通路1
1を介して連通されている非磁性体からなるチャンバー
12は液体タンク1内の液面に対応する液面を有し、こ
のチャンバー12内にマグネット21を有するフロート
2を浮遊させる。この場合、マグネットフロート式液面
計が取り付けられているタンクにおいては該液面計のフ
ロートをそのまま利用することができる。上記フロート
2が所定の液面レベル位置よりも上昇又は下降した際に
作動する電気的検出手段3を上記チャンバー12から離
れた位置に配置し、上記チャンバー12の側方位置と上
記電気的検出手段3との間には回転マグネット群4を配
置して、上記フロート2の上下動による上記マグネット
21の磁界の変位をきっかけとして回転マグネット群4
を順次回転させて上記電気的検出手段3を作動させるよ
うにする。
クにおいては指示体(図示しない)はチャンバー12の
正面側に配置されるのが通常であるから、上記電気的検
出手段3はチャンバー12の側面方向に配置される。回
転マグネット群4は、外周に分周的にNS極が着磁され
ていてフロート2の上下動に伴って該フロート2内のマ
グネット21との吸磁作用で回転するようにチャンバー
12の側方に配置されている作動マグネット5と、該作
動マグネット5の回転により吸磁作用で回転するように
配置された中間マグネット6と、該中間マグネット6の
回転により吸磁作用で回転して上記電気的検出手段3を
作動させる駆動マグネット7とで構成されている。8は
それぞれの回転マグネットの回転軸である。
ネット群4はボデー41内に収容され、上記作動マグネ
ット5、中間マグネット6及び駆動マグネット7は直線
的に配置されており、上記電気的検出手段3としては、
駆動マグネット7の回転による磁界作用で開閉するリー
ドスイッチ31が用いられている。また、ボデー41の
外方には断熱材つきのカバー40が取り付けられてい
る。上記中間マグネット6の個数を任意に設定すること
により上記リードスイッチ31をチャンバー12からよ
り遠くの位置に設置することができる。図2の構成にお
いて、実験的に中間マグネット6を2個だけ配置し、チ
ャンバー12の中心点からリードスイッチ31の端部ま
での距離を215mmに設定した位置での測定結果で
は、チャンバー内の液体が400゜Cのとき、リードス
イッチ31の周囲の温度は約80゜Cであった。図3は
図2のA−A断面図であり、図中、42はリング、51
はマグネット、52はスリーブ、53はガイドリング、
54は固定ピンである。
は、図4及び図5に示すように、それぞれの回転マグネ
ット5,6,7が振動等により誤作動を起こさないよう
にそれぞれの回転マグネットの側方に補助マグネット9
を配置したり、図6に示すように、回転マグネット群4
をそれぞれの回転マグネットが千鳥型になるように配置
することにより、上記振動等による誤作動防止と各回転
マグネットの回転をスムーズに行わせるようにすること
ができる。
態であり、各回転マグネットに4極以上のものを用いて
図のように配置することができる。図8はこの場合の各
回転マグネットの極性の変位を示し、図9はこの場合の
ベクトルの方向性を説明する図である。このような配置
形態にした場合には極性及び力の方向性においてきわめ
て安定性に優れたものとなる。また、多極マグネットを
使用した場合には、図10で示すように、リードスイッ
チ31を取り付けることができ、検出をより確実なもの
とすることができる。
スイッチ又はマイクロスイッチ32を用いた構成例を示
し、(A)は平面図、(B)は側面図であり、駆動マグ
ネット7の回転軸8に設けたカム81で開閉させるよう
になっている。また、図12は電気的検出手段3とし
て、駆動マグネット7の側方に電磁誘導コイル33を配
置した例であり、駆動マグネット7が回転すると起電力
が生じるから、これによって検出する。
によれば、液体タンク内の液面の変位に伴ってチャンバ
ー内のマグネットフロートが所定のレベル位置よりも上
昇又は下降すると作動マグネットが回転し、該作動マグ
ネットの回転による吸磁作用で最後に駆動マグネットが
回転し、該駆動マグネットの回転により作動する電気的
検出手段でその変位を確実に検出することができる。
れた位置に設置されているから、チャンバー周辺の雰囲
気やチャンバー内液体の高・低温による悪影響を受ける
ことがない。しかも、上記フロートの上昇又は下降の変
位は回転マグネット群の磁性作用によって無接点的に電
気的検出手段に伝達されるから、伝達経路中における伝
達力のロスはなく、電気的検出手段を確実に作動させる
ことができる。
す側面図。
す平面図。
側方に補助マグネットを配置した例を示す側面図。
側面図。
面図。
す側面図。
変位を示す説明図。
図。
り付けた例を示す側面図。
マイクロスイッチを用いた例を示す図であり、(A)は
平面図、(B)は側面図。
た例の概略を示す側面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 液体タンク(1)に連通していて液体タ
ンク内の液面に対応する液面を有する非磁性体からなる
チャンバー(12)と、マグネット(21)を有してい
て上記チャンバー(12)内に浮遊させたフロート
(2)と、上記チャンバー(12)から離れた位置に配
置されていて上記フロート(2)が所定の液面レベル位
置よりも上昇又は下降した際に作動する電気的検出手段
(3)と、上記チャンバー(12)の側方位置と上記電
気的検出手段(3)との間に配置されたボデー(41)
内に収容され、外周に分周的にNS極が着磁されていて
フロート(2)の上下動に伴って該フロート内のマグネ
ット(21)との吸磁作用で回転するようにチャンバー
(12)の側方に配置されている作動マグネット(5)
と、該作動マグネット(5)の回転により吸磁作用で最
後に回転して電気的検出手段(3)を作動させる駆動マ
グネット(7)とを含むことを特徴とする液体タンクの
液面検知装置。 - 【請求項2】 電気的検出手段(3)が回転マグネット
の回転による磁界作用で開閉するリードスイッチ(3
1)であることを特徴とする請求項1記載の液体タンク
の液面検知装置。 - 【請求項3】 電気的検出手段(3)が回転マグネット
の回転軸(8)に設けたカム(81)で開閉するリミッ
トスイッチ又はマイクロスイッチ(32)であることを
特徴とする請求項1記載の液体タンクの液面検知装置。 - 【請求項4】 電気的検出手段(3)が回転マグネット
の回転により起電力が生じるようにした電磁誘導コイル
(33)であることを特徴とする請求項1記載の液体タ
ンクの液面検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14675893A JP3453165B2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 液体タンクの液面検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14675893A JP3453165B2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 液体タンクの液面検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06331425A JPH06331425A (ja) | 1994-12-02 |
JP3453165B2 true JP3453165B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=15414911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14675893A Expired - Lifetime JP3453165B2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 液体タンクの液面検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3453165B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5642096B2 (ja) * | 2012-02-03 | 2014-12-17 | 日機装株式会社 | 液位センサ |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP14675893A patent/JP3453165B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06331425A (ja) | 1994-12-02 |
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