JP2002317653A - 絞り弁制御装置 - Google Patents

絞り弁制御装置

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JP2002317653A
JP2002317653A JP2001120286A JP2001120286A JP2002317653A JP 2002317653 A JP2002317653 A JP 2002317653A JP 2001120286 A JP2001120286 A JP 2001120286A JP 2001120286 A JP2001120286 A JP 2001120286A JP 2002317653 A JP2002317653 A JP 2002317653A
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JP
Japan
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drum
throttle
return spring
cruise control
throttle valve
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JP2001120286A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Kikuchi
俊博 菊地
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Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内周側のリターンスプリングを半径方向外側に
取り出すことによる干渉を回避し、アクセルペダルおよ
びクルーズコントロール装置に連動する2つの操作ドラ
ムをそれぞれ円滑且つ有効に回動させる。 【解決手段】第1のリターンスプリング60を装着した
スロットルドラム(第1の操作ドラム)22がスロット
ル軸18に回転自在に装着され、このスロットルドラム
22の外側に第2のリターンスプリング76を装着した
クルーズコントロールドラム(第2の操作ドラム)64
が回動自在に装着される。このとき、少なくとも内周側
の第1のリターンスプリング60の他端部がスロットル
軸18に一体的に回動する支持ロッド62に係止され
る。これにより、第1、第2のリターンスプリング6
0、76を取り出すために外周側に位置する第1および
第2の操作ドラムに切欠を設ける必要がなくなる。ま
た、第1および第2のリターンスプリング60および7
6の総荷重特性を緩やかに設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクセルペダルに
よって回動可能なスロットルドラムと定速走行用のクル
ーズコントロールドラムとを、スロットル軸に固定され
たスロットルレバーにそれぞれ個別に当接させて該スロ
ットル軸を回動させることにより絞り弁の開閉を行う絞
り弁制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所望の車両速度に達した際、スイッチ操
作により、その後のアクセルペダルの操作を行うことな
く速度を維持して定速走行することが可能なクルーズコ
ントロール装置が知られている。
【0003】本出願人は、クルーズコントロール装置を
併用する車両において、スロットル軸の軸長を短くする
とともに、アクセルペダルおよびクルーズコントロール
装置に連なるスロットルドラムおよびクルーズコントロ
ールドラムを備えた絞り弁制御装置を発明「絞り弁制御
装置」として提案している(特開平8−284694号
公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の絞り
弁制御装置に関連してなされたものであり、アクセルペ
ダルおよびクルーズコントロール装置の作動の一層の円
滑性を確保し、アクセルペダルの操作時のフィーリング
を損なうことなく、しかも耐久性と信頼性を向上させる
ことを可能とする絞り弁制御装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、アクセルペダルによって回動可能な第
1の操作ドラムと定速走行用の第2の操作ドラムとを、
スロットル軸に固定されたスロットルレバーにそれぞれ
当接させて該スロットル軸を回動させることにより絞り
弁を開閉する絞り弁制御装置において、前記第1の操作
ドラムの半径方向外側に第1のリターンスプリングが設
けられ、前記第2の操作ドラムの半径方向外側に第2の
リターンスプリングが設けられ、前記第1または第2の
操作ドラムのいずれか一方の操作ドラムが外周に設けら
れ、他方の操作ドラムがスロットル軸に同芯的に配置さ
れ、前記第1のリターンスプリングの一端部は前記第1
の操作ドラムに係止され、前記第2のリターンスプリン
グの一端部は前記第2の操作ドラムに係止され、少なく
とも前記内周側の操作ドラムのリターンスプリングの他
端部は前記スロットル軸と一体的に回動する作動部材に
係止されることを特徴とする。
【0006】また、本発明は、第1のワイヤを介してア
クセルペダルによって回動可能なスロットルドラムと第
2のワイヤを介して回動可能な定速走行用のクルーズコ
ントロールドラムとを、それぞれスロットル軸に固定さ
れたスロットルレバーに係合させて該スロットル軸を回
動させることにより絞り弁を開閉する絞り弁制御装置で
あって、前記スロットルドラムが前記スロットル軸に配
設されるとともに、前記スロットルドラムのドラム部の
半径方向外側に該スロットルドラムを所定の姿勢に戻す
ための第1のリターンスプリングが配設され、前記クル
ーズコントロールドラムが前記第1のリターンスプリン
グの半径方向外側に配設されるとともに、前記クルーズ
コントロールドラムのドラム部の半径方向外側に該クル
ーズコントロールドラムを所定の姿勢に戻すための第2
のリターンスプリングが配設され、前記第1のリターン
スプリングの一端部が前記スロットルドラムに係止さ
れ、他端部が前記スロットル軸と一体的に回動する作動
部材に係止されることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、スロットル軸を中心にし
てスロットルドラムが内側に、クルーズコントロールド
ラムが外側になるように同芯的に配置し、ワイヤが係合
される円板部を絞り弁側に接近させて配置するため、ア
クセルペダルから延在するワイヤのスロットルドラムに
係合する荷重点をスロットル軸の支点であるベアリング
により一層接近させることが可能となり、前記スロット
ルドラムとクルーズコントロールドラムの円滑な作動が
達成され、しかもアクセルぺダルの操作時のフィーリン
グが損なわれることがない。
【0008】この場合、内周側に位置する第1のリター
ンスプリングの他端部を半径方向外側から取り出す必要
がなく、外周側部材の切欠が不要なため、内周側および
外周側の操作ドラムはともに開閉動作が安定し、絞り弁
制御装置の耐久性と信頼性を向上させることができる。
【0009】さらに、このようなスプリングの係合方法
により、第1および第2のリターンスプリングの荷重特
性を緩やかに設定できる。
【0010】なお、前記スロットルドラムおよび前記ク
ルーズコントロールドラムは、それぞれドラム部および
円板部を備え、前記スロットルドラムのドラム部の外周
に前記クルーズコントロールドラムのドラム部を配設
し、前記スロットルドラムの円板部に前記クルーズコン
トロールドラムの円板部を隣接させてもよい。
【0011】このように構成すれば、第1および第2の
リターンスプリングの他端部を一方および他方の操作ド
ラムの半径方向外側から取り出す必要がなく、第1およ
び第2のリターンスプリングの端部を係止するための支
持ロッドを設ける必要がなくなる。
【0012】また、前記クルーズコントロールドラムの
ドラム部は、一端部が前記スロットルドラムの円板部に
嵌合し、他端部が支持部材に嵌合しているので、該ドラ
ム部を支持するガイド部位が確保されるとともに、ドラ
ム部自体の長さを短くすることができるので、スロット
ル軸の軸長の短尺化が可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る絞り弁制御装置につ
いて、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しな
がら、以下詳細に説明する。
【0014】図1乃至図3は、本発明の第1の実施の形
態に係る絞り弁制御装置10の構成を示す。前記絞り弁
制御装置10は、燃料噴射用の他に気化器用等にも使用
可能であるが、本実施の形態においては燃料噴射に使用
する場合を例示して説明する。
【0015】絞り弁制御装置10を構成する装置本体1
2は、その内部に通路14を有する。前記通路14を開
閉する絞り弁16が装置本体12に回転自在に配設され
る。前記絞り弁16は、スロットル軸18に固定され、
このスロットル軸18の一端が軸部24まで延在する。
【0016】前記スロットル軸18の他端は、ベアリン
グ28を介して装置本体12のボス部26に回動自在に
支持されており、その先端側に切欠30a、30bが設
けられて断面略長円形状に形成される。スロットル軸1
8には、前記切欠30a、30bを介してスロットルレ
バー20が一体的に装着される。前記スロットルレバー
20は、図2に示されるように、略円板状を呈し、その
中央部に前記切欠30a、30bの形状に対応した略長
円形状の孔部32が形成されるとともに、その一端に前
記スロットル軸18の軸方向(矢印X方向)に延在して
第1の係合部34が設けられる。なお、前記第1の係合
部34の直径方向の反対側には第2の係合部36が設け
られる。
【0017】スロットル軸18には、スロットルドラム
(第1の操作ドラム)22が回転自在に装着される。前
記スロットルドラム22は、スロットル軸18の軸方向
に延在するドラム部38と、このドラム部38の端部に
直径方向に延在して一体形成される円板部40とを有す
る。なお、ドラム部38と円板部40とは、図1に示さ
れるように、該ドラム部38がセットカラー44を介し
てスロットル軸18に支承される。この場合、ドラム部
38と円板部40は、それぞれ別体に成形されたものを
一体的に固定してもよい。
【0018】円板部40の外周部には、スロットルレバ
ー20の係合部34に当接自在な突部46が形成される
とともに、この円板部40に一端が固定された第1のワ
イヤ48は、前記円板部40に一体成形された断面U字
状の溝を有するガイド部(ワイヤ係合部)50を介して
図示しないアクセルペダルに連なっている。
【0019】スロットルドラム22のドラム部38の外
周には、軸受用のガイド部材52が配置され、このガイ
ド部材52の外周にクルーズコントロールドラム(第2
の操作ドラム)64が回動自在に配設される。前記ガイ
ド部材52は、スロットル軸18の軸方向に延在する筒
状部54と、この筒状部54の一端に一体成形される円
板部56とを有する。前記円板部56の中央には、前記
スロットル軸18の切欠30a、30bの形状に対応す
る孔部58が形成され、該スロットル軸18に固定され
る。
【0020】前記スロットルドラム22の円板部40と
前記ガイド部材52との間には、該スロットルドラム2
2のドラム部38の外周に位置する第1のリターンスプ
リング60が配設される。前記第1のリターンスプリン
グ60の一端部は、スロットルドラム22の円板部40
に着座されるとともに、その他端部はガイド部材52の
円板部56に形成された孔部(図示せず)を介してスロ
ットルレバー(作動部材)20に係止される。この場
合、第1のリターンスプリング60は、スロットルドラ
ム22を矢印B方向(図2および図3参照)に常時付勢
して該スロットルドラム22の突部46が支持ロッド6
2に当接するように所定の姿勢に保持されている。
【0021】クルーズコントロールドラム64はスロッ
トル軸18の軸方向に延在するドラム部66と、このド
ラム部66の一端部から外方に延在するように一体成形
される円板部68とを有し、前記ドラム部66はスロッ
トルドラム22のドラム部38の外周に位置し、該ドラ
ム部38と同軸的に配置される。前記クルーズコントロ
ールドラム64の円板部68の外周部には、断面略U字
状の溝を有するガイド部(ワイヤ係合部)70が形成さ
れるとともに、該クルーズコントロールドラム64の外
周部から外方に延在してスロットルレバー20の第1の
係合部34に当接する突部72が設けられる。ガイド部
70には、円板部68に一端が固定される第2のワイヤ
74が係合され、該第2のワイヤ74は図示しないクル
ーズコントロール装置に連なっている。
【0022】図1に示されるように、スロットルドラム
22の円板部40とクルーズコントロールドラム64の
円板部68との間には、該クルーズコントロールドラム
64のドラム部66の外周に位置する第2のリターンス
プリング76が配設される。前記第2のリターンスプリ
ング76の一端部は、クルーズコントロールドラム64
の円板部68に着座されるとともに、その他端部はドラ
ム部66の外方に位置する支持ロッド62に係止され
る。第2のリターンスプリング76は、クルーズコント
ロールドラム64を矢印B方向(図2および図3参照)
に常時付勢して該クルーズコントロールドラム64の突
部72が支持ロッド62の当接する所定の姿勢に保持さ
れている。
【0023】装置本体12とスロットルレバー20との
間には、絞り弁16を閉塞位置に戻すための第1のスロ
ットルリターンスプリング78が介装されている。すな
わち、前記第1のスロットルリターンスプリング78
は、その一端部が装置本体12のボス部26の近傍に係
止され、その他端部がスロットルレバー20の第2の係
合部36に係止される。図1において、参照符号80
は、ストッパプレートを示す。このストッパプレート8
0にはスロットル軸18の先端部の形状に対応する略長
円形状の孔部82(図2参照)が形成され、前記孔部8
2は該スロットル軸18の先端部に装着されてナット8
4で緊締される。
【0024】本発明の第1の実施の形態に係る絞り弁制
御装置10は、基本的には以上のように構成されるもの
であり、次にその動作および作用効果について説明す
る。
【0025】先ず、図示しないアクセルペダルおよびク
ルーズコントロール装置が操作されていないとき、絞り
弁16は第1のスロットルリターンスプリング78の弾
発力を介して戻り位置、即ち、通路14を閉塞する位置
に配置されている(図1参照)。
【0026】そこで、アクセルペダル(図示しない)が
踏み込まれると、スロットルドラム22に係止されてい
る第1のワイヤ48が引張され、図3に示すように、前
記スロットルドラム22は、第1のリターンスプリング
60の弾発力に抗して矢印A方向に回動する。このた
め、スロットルドラム22の突部46がスロットルレバ
ー20の係合部34を矢印A方向に押圧し、該スロット
ルレバー20がスロットル軸18と一体的に矢印A方向
に回転する。スロットル軸18の回転により絞り弁16
が所定の角度だけ回動し、通路14が開成される。
【0027】その際、クルーズコントロールドラム64
は、第2のリターンスプリング76の弾発力により突部
72が支持ロッド62に当接された位置、すなわち、所
定位置に保持されており、スロットルドラム22の回動
時に連れ回りを防止することができる。なお、アクセル
ペダルの操作が解除されると、スロットルドラム22
は、第1のリターンスプリング60の引張作用下に矢印
B方向に回転し、突部46を支持ロッド62に当接した
所定の戻り位置に復帰させる。
【0028】この状態で、図示しないクルーズコントロ
ール装置を介して第2のワイヤ74が引張されると、こ
の第2のワイヤ74が係着されるクルーズコントロール
ドラム64は、第2のリターンスプリング76の弾発力
に抗して矢印A方向に回転する。このため、クルーズコ
ントロールドラム64の突部72がスロットルレバー2
0の係合部34に当接して該スロットルレバー20を矢
印A方向に回動させ、前記スロットルレバー20に固着
されたスロットル軸18が所定の角度位置に保持され
る。これによって、車両の定速走行が行われる。このク
ルーズコントロールドラム64の回動時に、スロットル
ドラム22は、第1のリターンスプリング60の引張作
用下に連れ回りが防止される。
【0029】以上のように、第1の実施の形態に係る絞
り弁制御装置10では、クルーズコントロールドラム6
4がスロットルドラム22の外側に配置されているた
め、該スロットルドラム22を直接またはスロットル軸
18に近い位置で該スロットル軸18に嵌合することが
でき、スロットルドラム22のドラム部38の直径が小
さいほどスロットルドラム22のドラム部38とスロッ
トル軸18との間のクリアランスが実質的に小さく、該
スロットル軸18とスロットルドラム22のドラム部3
8またはこの周囲との間に形成されるクリアランスを最
小にすることができる。これによって、スロットルドラ
ム22は円滑に回動することが可能になり、アクセルペ
ダルを操作するペダルフィーリングを向上させることが
できる。
【0030】一方、内側に配設される第1のリターンス
プリング60の両端部は、それぞれスロットルドラム2
2の円板部40とスロットルレバー20に係止される構
成を採用している。具体的には、前記第1のリターンス
プリング60の両端部のうち、例えば、一端部がスロッ
トルドラム22の円板部40に係止され、他端部がスロ
ットル軸18と共動するスロットルレバー(作動部材)
20に係止されている。このため、第1のリターンスプ
リング60の両端部を外方に導出するための切欠をクル
ーズコントロールドラム64に形成する必要がない。特
に、第1のリターンスプリング60とクルーズコントロ
ールドラム64との干渉を回避することができるため、
絞り弁制御装置10の構成を簡素化することができる。
【0031】この第1の実施の形態に係る絞り弁制御装
置10では、内周側をスロットルドラム22としたが、
該内周側をクルーズコントロールドラム64にしてもよ
い。この場合、いずれも内周側に位置するリターンスプ
リングと外周側の操作ドラムとの干渉が防止できる。
【0032】図4に、本発明の第2の実施の形態に係る
絞り弁制御装置100の一部を示す。なお、第1の実施
の形態に係る絞り弁制御装置10と同一の構成要素には
同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
以下、後述する第3および第4の実施の形態についても
同様とする。
【0033】この第2の実施の形態に係る絞り弁制御装
置100は、スロットルドラム22をスロットルレバー
20に近接して配設させた点に特徴がある。すなわち、
スロットル軸18にセットカラー44を介して回転自在
に装着されたスロットルドラム22は、その円板部40
がスロットルレバー20の円板部に当接される。従っ
て、スロットルドラム22に形成されたガイド部50
は、スロットルレバー20に近接して配置されている。
このため、ガイド部50に作用する第1のワイヤ48の
荷重点がベアリング28に近くなり、スロットル軸18
に作用する荷重および該荷重によるスロットルドラム2
2の軸方向に直交する方向での倒れを阻止することがで
きる。すなわち、アクセルペダルの操作時に第1のワイ
ヤ48の荷重点をより一層ベアリング28に接近させる
ことが可能となるため、支点となるベアリング28まで
のスパンを短縮し、荷重による曲げモーメントが小さく
なり、操作時に起こる振動を抑えることができ、耐久性
と信頼性とが向上する効果が得られる。
【0034】さらに、この第2の実施の形態では、第1
のリターンスプリング60の両端部のうち、例えば、一
端部が軸受用のガイド部材52を介してストッパプレー
ト(作動部材)80に係止され、他端部がスロットルド
ラム22の円板部40に係止されている。このため、第
1のリターンスプリング60の端部を半径方向外側に導
出する必要がないため、ガイド部材52の筒状部54お
よびクルーズコントロールドラム64のドラム部66に
該第1のリターンスプリング60を挿通するための切欠
が不要になる。従って、前述した第1の実施の形態に係
る絞り弁制御装置10と同様の効果が得られる。この場
合、クルーズコントロールドラム64を内周側に配置し
てもよい。
【0035】図5および図6は、本発明の第3の実施の
形態に係る絞り弁制御装置120を示す。この第3の実
施の形態に係る絞り弁制御装置120は、図1に開示さ
れている絞り弁制御装置10と比較して明らかなよう
に、スロットルドラム122およびクルーズコントロー
ルドラム134の配置を変更することに伴い形状を変更
している。
【0036】すなわち、スロットルドラム122は、そ
の円板部40がスロットルレバー20に近接乃至当接す
るように構成される。スロットルドラム122のドラム
部38の一端部には段差部124が設けられ、この段差
部124にスロットル軸18に対し一体的に回動自在な
支持部材126が挿嵌される。前記支持部材126は、
ストッパプレート142に係合されナット84によりス
ロットル軸18に固着される。前記支持部材126は、
図5から諒解されるように、スロットル軸18の軸方向
に延在し第1のリターンスプリング60をガイドするリ
ング状の内ガイド部128と、この内ガイド部128と
同軸的に配置され第2のリターンスプリング76をガイ
ドするリング状の外ガイド部130とを有する。前記内
ガイド部128および外ガイド部130は、スロットル
軸18の半径方向に延在するフランジ部132により一
体的に形成される。この場合、支持部材126は、樹脂
系材料で形成されているので、スロットル軸18の端部
側が軽量になる。また、第1および第2のリターンスプ
リング60、76の端部着座部位が損傷することがな
い。
【0037】クルーズコントロールドラム134では、
ドラム部136の一側部がスロットルドラム122の円
板部40の環状凹部138に嵌着され、他側部に支持部
材126の外ガイド部130が嵌合され、且つ円板部1
40がスロットルドラム122の円板部40に隣接され
る。
【0038】一方、ストッパプレート(作動部材)14
2は、外周面にスロットル軸18の軸方向に折曲する係
合部144が形成され、第1および第2のリターンスプ
リング60、76の他方の端部を係止する機能を有す
る。なお、参照符号146は、第2のスロットルリター
ンスプリングを示している。この第2のスロットルリタ
ーンスプリング146は第1のスロットルリターンスプ
リング78の外側に配置され、装置本体12とスロット
ルレバー20との間に介装される。ここで、前記第2の
スロットルリターンスプリング146は、その一端部が
図示しない本体と一体的に係止され、その他端部がスロ
ットルレバー20の第2の係合部36に係止される。
【0039】以上のような構成において、第1のリター
ンスプリング60の他端部が支持部材126を介してス
トッパプレート142に係止され、第2のリターンスプ
リング76の他端部が支持部材126を介してストッパ
プレート142の係合部144に係止される。換言すれ
ば、第1および第2のリターンスプリング60、76の
両端部は、スロットル軸18と一体的または相対的に作
動するスロットルドラム122、クルーズコントロール
ドラム134およびスロットル軸18と一体的に作動す
るストッパプレート142に係止されている。このた
め、第1および第2のリターンスプリング60、76の
端部を半径方向外側に導出する必要がなく、前述した第
2の実施の形態に係る絞り弁制御装置100と同様の効
果が得られる。
【0040】特に、前記第1および第2のリターンスプ
リング60、76の端部を係止するための支持ロッド6
2が不要になるという効果も得られる。
【0041】さらに、クルーズコントロールドラム13
4のドラム部136をスロットルドラム122の円板部
40の環状凹部138に嵌合させるとともに、支持部材
126によりスロットル軸18の軸方向に直交する方向
の変位が支持されているので、該クルーズコントロール
ドラム134のドラム部136を支持するガイド長を確
保することができる。また、クルーズコントロールドラ
ム134の軸方向の位置はストッパプレート142によ
り設定されている。従って、クルーズコントロールドラ
ム134の軸方向に直交する方向での倒れが阻止され
る。
【0042】さらにまた、スロットルドラム122の円
板部40とクルーズコントロールドラム134の円板部
140とを互いに隣接する構成にしたので、アクセルペ
ダルの操作時に第1および第2のワイヤ48、74の荷
重点をスロットル軸18の内方のベアリング28側によ
り一層接近させることができ、スロットル軸18の曲げ
モーメントを小さくすることが可能となる。このため、
前述の第2の実施の形態に係る絞り弁制御装置100と
同様の効果が得られる。この場合、クルーズコントロー
ルドラム134を内周側に設けてもよい。
【0043】図7は、第4の実施の形態に係る絞り弁制
御装置150を示す。この絞り弁制御装置150は、第
1および第2のリターンスプリング60、76のそれぞ
れの他端部がストッパプレート142の係合部144に
係止されている。この構成によっても第3の実施の形態
に係る絞り弁制御装置120と同様の効果が得られる。
【0044】ここで、第3および第4の実施の形態に係
る絞り弁制御装置120、150におけるスロットルド
ラム122およびクルーズコントロールドラム134の
作動時のスプリングトルク特性について、図8および図
9を参照して説明する。
【0045】図8はスロットルドラム122の作動時に
おける第1および第2のリターンスプリング60、76
と第1および第2のスロットルリターンスプリング7
8、146のトルク特性を示す。この場合、図5および
図7に示されるように、第1および第2のリターンスプ
リング60、76のそれぞれは、その一端部がスロット
ルドラム122、クルーズコントロールドラム134に
係止され、他端部がスロットル軸18と一体的に回動す
るストッパプレート142に係止されている。
【0046】このため、第1のリターンスプリング60
に対応するスロットルドラム122が回動するときに
は、該第1のリターンスプリング60のトルクは、二点
鎖線Dで示されるように略一定で変化しない。しかもス
ロットル軸18とスロットルドラム122との間の相対
運動が発生しないため、該スロットル軸18とスロット
ルドラム122との相対角は変化しない。これにより、
第1のリターンスプリング60の弾発力によるトルクは
他の部材、例えば、スロットルレバー20に付勢され
ず、実線A+Bで示されるように、該スロットルレバー
20を絞り弁16の閉塞位置に戻す第1および第2のス
ロットルリターンスプリング78、146のトルクに加
算されない。このため、実線A+Bで示される第1およ
び第2のスロットルリターンスプリング78、146の
合計トルクはスロットル軸18の開度とともに増加する
がその増加量は比較的に小さく、前記実線A+Bに示さ
れるトルクの増加は緩やかであることは容易に諒解され
よう。
【0047】一方、スロットルドラム122が回転する
ことなく、クルーズコントロールドラム134が回動す
るときには、該クルーズコントロールドラム134の回
動に伴いスロットル軸18と第1のリターンスプリング
60に対応するスロットルドラム122との間に相対運
動が発生し、該スロットル軸18とスロットルドラム1
22との相対角は変化する。このため、第1のリターン
スプリング60の弾発力がスロットル軸18に作用する
が、該第1のリターンスプリング60の弾発力の作用方
向は絞り弁16の開方向であり、第1および第2のスロ
ットルリターンスプリング78、146の弾発力の作用
方向である絞り弁16の閉方向とは逆方向になる。
【0048】このため、第2のリターンスプリング76
のトルクは第1および第2のスロットルリターンスプリ
ング78、146のトルクに加算されず、一点鎖線Cで
示されるように、スロットル軸18が絞り弁16の開方
向に進行するとともに徐々に減少する。
【0049】図9はクルーズコントロールドラム134
の作動時における第1および第2のリターンスプリング
60、76と第1および第2のスロットルリターンスプ
リング78、146のトルク特性を示す。この場合も、
図5および図7に示されるように、第1および第2のリ
ターンスプリング60、76のそれぞれの一端部がスロ
ットルドラム122、クルーズコントロールドラム13
4に係止され、他端部がスロットル軸18と一体的に回
動するストッパプレート142に係止されている。
【0050】このため、第2のリターンスプリング76
に対応するクルーズコントロールドラム134が回動す
るときには、該第2のリターンスプリング76のトルク
は、二点鎖線Cで示されるように略一定で変化しない。
さらに、スロットル軸18とクルーズコントロールドラ
ム134との間の相対運動が発生しないため、該スロッ
トル軸18とクルーズコントロールドラム134との相
対角は変化しない。これにより、第2のリターンスプリ
ング76の弾発力によるトルクは他の部材、例えば、ス
ロットルレバー20にも付加されず実線A+Bで示され
るように、スロットルレバー20を絞り弁16の閉塞位
置に戻す第1および第2のスロットルリターンスプリン
グ78、146のトルクに加算されない。
【0051】次いで、クルーズコントロールドラム13
4が回転することなく、スロットルドラム122が回動
するときには、該スロットルドラム122の回動に伴い
スロットル軸18と第2のリターンスプリング76に対
応するスロットルドラム122との間に相対運動が発生
し、該スロットル軸18とクルーズコントロールドラム
134との相対角は変化する。このため、第2のリター
ンスプリング76の弾発力がスロットル軸18に作用す
るが、該第2のリターンスプリング76の弾発力の作用
方向は絞り弁16の開方向であり、第1および第2のス
ロットルリターンスプリング78、146の弾発力の作
用方向である絞り弁16の閉方向とは逆方向になる。
【0052】よって、第1のリターンスプリング60の
トルクは第1および第2のスロットルリターンスプリン
グ78、146のトルクに加算されず、一点鎖線Dで示
されるように、スロットル軸18が絞り弁16の開方向
に進行するとともに徐々に減少する。
【0053】これに比較して図10および図11は図示
しない従来の絞り弁制御装置におけるスロットルドラム
およびクルーズコントロールドラムの作動特性を示す。
この場合、第1および第2のリターンスプリングの他端
部は、装置本体または該装置本体と一体になる支持ロッ
ドに係止されている。このため、第1および第2のリタ
ーンプリングのそれぞれに対応する操作ドラムの絞り弁
の開方向への回動とともに該操作ドラムの全閉状態に付
勢されるトルクが増加し、この増加分のトルクが第1お
よび第2のスロットルリターンスプリングのトルクに加
算される。
【0054】よって、図10および図11に示されるよ
うに、スロットルレバーを回動させるスロットルリター
ンスプリングのトルク特性はそれぞれ一点鎖線(A+
B)+D、(A+B)+Cで示される線図になり、該ト
ルク値はスロットル軸の開度とともに大きくなる。
【0055】これに対して、本発明の第3および第4の
実施の形態に係る絞り弁制御装置120、150おける
スロットルドラム122およびクルーズコントロールド
ラム134の作動時のトルク特性は、図8および図9に
示すように、一点鎖線および二点鎖線C、Dで示される
第1または第2のリターンスプリング60、76のトル
クは、点線Aにより示される第1のスロットルリターン
スプリング78のトルクまたは点線Aと実線A+Bによ
り示される第2のスロットルリターンスプリング146
のトルクよりも小さくすることが必要である。これによ
り、第1および第2のリターンスプリング60、76と
第1および第2のスロットルリターンスプリング78、
146の合計のトルクを小さくすることができる。
【0056】さらに、第1および第2のスロットルリタ
ーンスプリング78、146のトルクの増加は緩やか
に、且つ自由に設定することができる。
【0057】なお、図8および図9に示される第3およ
び第4の実施の形態に係る絞り弁制御装置120、15
0におけるスロットルドラム122およびクルーズコン
トロールドラム134の作動時のスプリングトルク特性
は、下記のように、第1および第2の実施の形態に係る
絞り弁制御装置10、100におけるスロットルドラム
22およびクルーズコントロールドラム64の作動時の
スプリングトルク特性と一部同じ効果を奏することがで
きる。
【0058】すなわち、第1および第2の実施の形態に
係る絞り弁制御装置10、100においては、第1のス
ロットルリターンスプリング78が設けられ、第2のス
ロットルリターンスプリング146は設けられていな
い。このため、一方の操作ドラム、例えば、クルーズコ
ントロールドラム64が回動するとき、該クルーズコン
トロールドラム64には支持ロッド62が係止された第
2のリターンスプリング76により第2のスロットルリ
ターンスプリング146と同じ閉方向のトルク、すなわ
ち、第1のスロットルリターンスプリング78と第2の
リターンスプリング76または第1のリターンスプリン
グ60とを加算したトルクA+C(またはD)と、スロ
ットルレバー20に作用する第1のリターンスプリング
60との合計トルクであるA+C(またはD)−D(ま
たはC)が作用する。
【0059】クルーズコントロールドラム64が回転す
ることなく、スロットルドラム22が回動するときに
は、第1のリターンスプリング60の他端部はスロット
ルレバー20に係止されており、且つ該スロットルレバ
ー20と同時に回転するので支持ロッド62に係止され
た第2のリターンスプリング76は作用せず、一定荷重
が第1のスロットルリターンスプリング78に上乗せさ
れた状態となる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、内側に配設される第1
のリターンスプリングの両端部は、それぞれスロットル
ドラムの円板部、スロットル軸と一体的に作動する部材
に係止される構成を採用している。このため、第1のリ
ターンスプリングの端部を外方に導出するための切欠を
クルーズコントロールドラムに形成する必要がない。こ
れによって、内周側および外周側の操作ドラムはともに
開閉動作が安定し、しかもクルーズコントロールドラム
を円滑に回動させることができる。特に、第1のリター
ンスプリングとクルーズコントロールドラムとの干渉を
回避することができるため、構造が簡素化され、装置の
小型化が促進されるという利点がある。
【0061】また、スロットルドラムに形成された円板
部のワイヤ係合部位はスロットル軸の軸方向に沿って内
方に配設され、且つスロットルレバーに近接して配置さ
れている。このため、スロットルドラムのガイド部に作
用する荷重点が内方に位置するため、スロットル軸に作
用する荷重および該荷重によるスロットルドラムの軸方
向に直交する方向での倒れを阻止することができる。
【0062】また、スロットルドラムおよびクルーズコ
ントロールドラムの円板部を互いに隣接させたので、ク
ルーズコントロールドラム側の曲げモーメントを小さく
し、且つ第1および第2のリターンスプリングの端部を
半径方向外側に取り出す必要がないので、これら第1お
よび第2のリターンスプリングの端部を係止する支持ロ
ッドを不要とすることができる。
【0063】さらに、第1および第2のリターンスプリ
ングと第1および第2のスロットルリターンスプリング
の合計のトルクを小さく且つ自由に設定できるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る絞り弁制御装
置の要部縦断面説明図である。
【図2】図1の絞り弁制御装置のスロットルドラム、ク
ルーズコントロールドラム、スロットルレバー、第1の
リターンスプリング、第2のリターンスプリングおよび
支持ロッドの位置関係を示す要部分解斜視図である。
【図3】図1の絞り弁制御装置の概略側面図である。
【図4】第2の実施の形態に係る絞り弁制御装置の要部
縦断面説明図である。
【図5】第3の実施の形態に係る絞り弁制御装置の要部
縦断面説明図である。
【図6】図5の絞り弁制御装置のスロットルドラム、ク
ルーズコントロールドラム、スロットルレバー、第1の
リターンスプリング、第2のリターンスプリングおよび
支持部材の位置関係を示す要部分解斜視図である。
【図7】第4の実施の形態に係る絞り弁制御装置の要部
縦断面説明図である。
【図8】第3および第4の実施の形態に係る絞り弁制御
装置におけるスロットルドラムの作動時のスプリングト
ルク特性の動作説明図である。
【図9】第3および第4の実施の形態に係る絞り弁制御
装置におけるクルーズコントロールドラムの作動時のス
プリングトルク特性の動作説明図である。
【図10】従来の絞り弁制御装置におけるスロットルド
ラムの作動時のスプリングトルク特性の動作説明図であ
る。
【図11】従来の絞り弁制御装置におけるクルーズコン
トロールドラムの作動時のスプリングトルク特性の動作
説明図である。
【符号の説明】
10、100、120、150…絞り弁制御装置 12…装置本体 14…通路 16…絞り弁 18…スロットル
軸 20…スロットルレバー 22、122…ス
ロットルドラム 38、66、136…ドラム部 40、56、6
8、140…円板部 48、74…ワイヤ 50、70…ガイ
ド部 60、76…リターンスプリング 62…支持ロッド 64、134…クルーズコントロールドラム 78、146…スロットルリターンスプリング 80、142…ストッパプレート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクセルペダルによって回動可能な第1の
    操作ドラムと定速走行用の第2の操作ドラムとを、スロ
    ットル軸に固定されたスロットルレバーにそれぞれ当接
    させて該スロットル軸を回動させることにより絞り弁を
    開閉する絞り弁制御装置において、 前記第1の操作ドラムの半径方向外側に第1のリターン
    スプリングが設けられ、 前記第2の操作ドラムの半径方向外側に第2のリターン
    スプリングが設けられ、 前記第1または第2の操作ドラムのいずれか一方の操作
    ドラムが外周に設けられ、他方の操作ドラムがスロット
    ル軸に同芯的に配置され、 前記第1のリターンスプリングの一端部は前記第1の操
    作ドラムに係止され、 前記第2のリターンスプリングの一端部は前記第2の操
    作ドラムに係止され、 少なくとも前記内周側の操作ドラムのリターンスプリン
    グの他端部は前記スロットル軸と一体的に回動する作動
    部材に係止されることを特徴とする絞り弁制御装置。
  2. 【請求項2】第1のワイヤを介してアクセルペダルによ
    って回動可能なスロットルドラムと第2のワイヤを介し
    て回動可能な定速走行用のクルーズコントロールドラム
    とを、それぞれスロットル軸に固定されたスロットルレ
    バーに係合させて該スロットル軸を回動させることによ
    り絞り弁を開閉する絞り弁制御装置であって、 前記スロットルドラムが前記スロットル軸に配設される
    とともに、前記スロットルドラムのドラム部の半径方向
    外側に該スロットルドラムを所定の姿勢に戻すための第
    1のリターンスプリングが配設され、 前記クルーズコントロールドラムが前記第1のリターン
    スプリングの半径方向外側に配設されるとともに、前記
    クルーズコントロールドラムのドラム部の半径方向外側
    に該クルーズコントロールドラムを所定の姿勢に戻すた
    めの第2のリターンスプリングが配設され、 前記第1のリターンスプリングの一端部が前記スロット
    ルドラムに係止され、他端部が前記スロットル軸と一体
    的に回動する作動部材に係止されることを特徴とする絞
    り弁制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の絞り弁制御装置において、 前記スロットルドラムおよび前記クルーズコントロール
    ドラムは、それぞれ円板部を有し、前記スロットルドラ
    ムに対する第1のワイヤの荷重点となる円板部が前記ク
    ルーズコントロールドラムに対する第2のワイヤの荷重
    点となる円板部よりも前記スロットル軸の軸方向におい
    て前記絞り弁側に接近して配設されることを特徴とする
    絞り弁制御装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の絞り弁制御装置において、 前記スロットルドラムおよび前記クルーズコントロール
    ドラムは、それぞれドラム部と一体的な円板部を備え、
    前記スロットルドラムのドラム部の外周に前記クルーズ
    コントロールドラムのドラム部を配設し、前記スロット
    ルドラムの円板部に前記クルーズコントロールドラムの
    円板部を隣接させることを特徴とする絞り弁制御装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の絞り弁制御装置において、 前記クルーズコントロールドラムのドラム部は、一端部
    が前記スロットルドラムの円板部に嵌合され、他端部が
    支持部材に嵌合されていることを特徴とする絞り弁制御
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016504533A (ja) * 2013-01-24 2016-02-12 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテルハフツングMAHLE International GmbH 内燃エンジン用復元ユニット

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