JP2002317570A - 型枠パネル、型枠及びこの型枠を使用したコンクリート構造物の構築方法 - Google Patents

型枠パネル、型枠及びこの型枠を使用したコンクリート構造物の構築方法

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JP2002317570A
JP2002317570A JP2001123164A JP2001123164A JP2002317570A JP 2002317570 A JP2002317570 A JP 2002317570A JP 2001123164 A JP2001123164 A JP 2001123164A JP 2001123164 A JP2001123164 A JP 2001123164A JP 2002317570 A JP2002317570 A JP 2002317570A
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Kenichi Abe
健一 阿部
Shigeki Sekiya
重樹 関谷
Kenichi Okada
謙一 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の型枠パネルでは、ライニング槽等のコ
ンクリート構築物を構築する場合に、型枠構築作業等が
煩雑であるという課題があった。 【解決手段】 本発明の型枠パネルは、薄板(ライニン
グ板2)の端部2s側の一方の面において、当該縁端部
より突出する如く補強材(アングル材4)が取付けられ
ているものとした。また、薄板の縁端部側の一方の面に
おいて、当該縁端部から内側に引込んだ位置に補強材
(アングル材5)が取付けられているものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、槽の内側
表面にステンレス等の金属薄板を有するライニング槽等
のコンクリート構造物を構築するための型枠パネルや型
枠及びこの型枠を用いた上記コンクリート構造物の構築
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原子力関連施設や一般化学プラン
ト等において、図6に示すように、槽の内側表面にステ
ンレス等の金属薄板によるライニング板10を有するコ
ンクリート構造物としてのライニング槽11が使用され
ている。このライニング槽11は、例えば、原子力発電
所から放出される主として液体の放射性廃棄物12を貯
留する目的で使用されている。このライニング槽11に
貯留される貯留物は放射能を帯びたものであるから、漏
洩(リーク)のないように上記ライニング板10の接続
部13の溶接を完全に行なわなければならない。
【0003】図7に上記接続部13の従来の構成を示
す。従来、図7に示すように、コンクリート躯体14に
おけるライニング板10の接続部13付近に下地材とし
て断面L字状のアングル材15を埋め込んでおいて、こ
のアングル材15の表面16に、一方のライニング板1
0Aと他方のライニング板10Bの縁端部10s側にお
ける一方の面10aを接続する。この場合、一方のライ
ニング板10Aの縁端部10sと他方のライニング板1
0Bの縁端部10sとの間に離間部を設けた状態で各ラ
イニング板10A,10Bの縁端部10sとアングル板
15とを隅肉溶接17Aし、そして、この離間部を被う
ように上記一方のライニング板10Aと他方のライニン
グ板10Bの縁端部10s,10s側における他方の面
10bにステンレス等の金属薄板18を隅肉溶接17B
して接続することで、上記アングル材15の表面16、
一方のライニング板10Aと他方のライニング板10B
の縁端部10s,10s、金属薄板18とで囲まれた上
記離間部によるリーク検知溝19を設けるようにしてい
る。尚、隅肉溶接17A,17Bは現場にて行われる。
【0004】尚、ライニング板10(10A,10B)
にアングル材15や金属薄板18の溶接接続を行なって
から、コンクリートを打設するようにしてライニング槽
11を構築する場合もある。即ち、ライニング板10を
型枠パネルとして用い、各ライニング板10A,10B
の縁端部10s,10sをアングル材15や金属薄板1
8を用いて溶接接続して成る型枠によりライニング槽1
1を構築する場合もある。
【0005】また、リーク検査は、例えば、接続部13
における隅肉溶接17Bの近辺に石鹸を塗布しておき、
リーク検知溝19に加圧気体移送管20で加圧空気を送
り、隅肉溶接17Bの近辺に塗布した石鹸の気泡の発生
の有無を調べることにより行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ライニング板10
を型枠パネルとして用いる場合において、薄板のライニ
ング板10を用いた場合は、リーク検知溝19を形成す
る箇所以外の箇所において、平板である上記ライニング
板10同士を単に接続したのでは型枠としての剛性が確
保できず、別途補強材を設けなくてはならないので、型
枠構築作業が煩雑であるという課題があった。また、リ
ーク検知溝19を形成する箇所においても、別途上記ア
ングル材15のような下地材を設けなくてはならないの
で、型枠構築作業及び検知溝形成作業が煩雑であるとい
う課題があった。
【0007】本発明は、作業を容易にできる型枠パネ
ル、型枠、及びこの型枠を用いてコンクリート構造物を
構築する方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の型枠パネルは、
薄板の縁端部側の一方の面において、当該縁端部より突
出する如く補強材が取付けられているものとした。本発
明の別の型枠パネルは、薄板の縁端部側の一方の面にお
いて、当該縁端部から内側に引込んだ位置に補強材が取
付けられているものとした。本発明の型枠は、薄板の縁
端部側の一方の面に補強材を取付けて成る複数の型枠パ
ネルの当該薄板の縁端部側同士を接続部を介して接続し
て構成される型枠であって、上記接続部は、薄板の縁端
部側に、当該縁端部より突出する如く第1の補強材が取
付けられた一方の型枠パネルと、薄板の縁端部側に、当
該縁端部から内側に引込んだ位置に第2の補強材が取付
けられた他方の型枠パネルとを備え、上記一方の型枠パ
ネルの薄板に取付けられた上記第1の補強材を、上記他
方の型枠パネルの薄板の縁端部とこの縁端部から内側に
引込んだ位置に取付けられた上記第2の補強材との間に
接続して構成されるものとした。また、上記一方の型枠
パネルと他方の型枠パネルは、上記一方の型枠パネルの
縁端部と他方の型枠パネルの縁端部との間に離間部を設
けた状態で上記第1の補強材により接続されるととも
に、上記一方の型枠パネルと他方の型枠パネルの縁端部
側における他方の面に上記離間部を被う如く当て板が取
付けられ、上記第1の補強材と上記各型枠パネルの薄板
と上記当て板とで囲まれた上記離間部により、コンクリ
ート構造物のリーク検知溝が設けられて成る型枠とし
た。また、上記型枠パネルの薄板としてステンレス等の
金属薄板を用いた。また、上記型枠の第1,第2の補強
材側にコンクリートを打ち込んで表面に上記薄板又は上
記金属薄板を有するコンクリート構造物を構築するよう
にした。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1 以下、図1〜図4に基づいて本発明の実施の形態1によ
る型枠パネル、型枠及びこの型枠を使用したコンクリー
ト構造物としてライニング槽の構築方法を説明する。図
1は型枠の一部をコンクリート打設側から見た図、図2
は図1の平面図、図3は図1の縦断面図、図4は型枠を
構成する型枠パネル同士の接続部の詳細を示す図であ
る。
【0010】図1は、例として、ライニング槽(例えば
5m四方の大きさのもの)を形成する型枠のうち、四方
の内壁の一面を形成する型枠の一部を構成する4つの型
枠パネル1A,1B,1C,1Dをコンクリート打設側
から見た図である。
【0011】上記複数の型枠パネル1A,1B,1C,
1D…(例えば縦1800mm×横2400mm)は、
薄板としてのステンレス製のライニング板2(例えば6
mm厚)の縁端部2s側の一方の面2aに枠体として補
強材(アングル材4,5)を取付けて成るものであり、
これら複数の型枠パネルの縁端部側同士が接続部3を介
して接続されてライニング槽を形成するための型枠が構
成される。
【0012】型枠パネルの縁端部側同士の接続部3は、
図2,図3の丸で囲んだように構成される。図4は図2
の丸で囲んだ、型枠パネル1Aと1Bの接続部3を拡大
した図であり、接続部3をこの図4に基づいて説明する
と、接続部3は、ライニング板2の縁端部2s側に、当
該縁端部2sに沿ってこの縁端部2sより突出する如く
工場で隅肉溶接4aにて断面L字状の長尺なアングル材
4(第1の補強材)が取付けられた型枠パネル1A(一
方の型枠パネル)と、ライニング板2の縁端部2s側
に、当該縁端部2sから内側に引込んだ位置にこの縁端
部2sに沿って工場で隅肉溶接5aにて断面L字状の長
尺なアングル材5(第2の補強材)が取付けられた型枠
パネル1B(他方の型枠パネル)とを備え、上記型枠パ
ネル1Aのライニング板2に取付けられたアングル材4
を、上記型枠パネル1Bのライニング板2の縁端部2s
とこの縁端部2sから内側に引込んだ位置に取付けられ
たアングル材5との間に、現場で隅肉溶接45aもしく
は45bのどちらか一方あるいは両方を接続して構成さ
れる。
【0013】尚、図1中の型枠パネル1Dと1C,型枠
パネル1Aと1D,型枠パネル1Bと1Cの接続部3に
ついても同様である。
【0014】また、アングル材5は、アングル材4が上
記型枠パネル1B(他方の型枠パネル)のライニング板
2の縁端部2s側に重ねて接続できるように上記型枠パ
ネル1Bのライニング板2の縁端部2sとこの縁端部2
sから内側に引込んだ位置で、かつ、なるべく、アング
ル材4に近い位置に設けることが望ましい。即ち、アン
グル材5は、図4に示すように、ライニング板2の縁端
部2s側とアングル材4の重ね接続部25が形成できる
ように、かつ、アングル材4に近い位置に設けることが
望ましい。尚、重ね接続部25を形成するためにアング
ル材4は、接続板部4Aの長さがアングル材5の接続板
部5Aの長さより長いものを用いるのが望ましい。
【0015】上記接続部3においては、各型枠パネル
は、一方の型枠パネル(例えば型枠パネル1A)のライ
ニング板2の縁端部2sと他方の型枠パネル(例えば型
枠パネル1B)のライニング板2の縁端部2sとの間に
離間部を設けた状態で上記一方の型枠パネルのアングル
材4により接続されるとともに、上記一方の型枠パネル
と他方の型枠パネルのライニング板2,2の縁端部2
s,2s側における他方の面2b,2bに上記離間部を
被う如くステンレス等の当て板としての金属薄板6が現
場で隅肉溶接6aにて取付けられることにより、上記ア
ングル材4と上記一方の型枠パネル及び他方の型枠パネ
ルのライニング板2,2の縁端部2s,2sと上記金属
薄板6とで囲まれた上記離間部により、ライニング槽の
リーク検知溝7が設けられた型枠が構成される。
【0016】尚、リーク検知溝7には、加圧気体移送管
(図示せず)が接続されて加圧空気が送られ、リーク検
査が行われる。
【0017】このようにリーク検知溝7が形成されるよ
う接続部3を介して接続された複数の型枠パネルによ
り、ライニング槽を形成するための型枠が構成される。
即ち、上記型枠パネルを、図6のように、ライニング槽
の内壁,床に相当する位置に配置し、鉄筋を配設した後
に生コンクリートを打設することによりコンクリート構
造物としてのライニング槽が構築される。尚、図1〜3
ではライニング槽の床が完成した後に壁を施工する場合
を示しており、型枠の下端は床止アングル材で固定され
ている(図1,3のように型枠パネル1C,1Dの下端
が床止アングル材8で固定されている)。
【0018】また、各型枠パネルのライニング板2の縁
端部2s側以外の箇所の一面2aにも、補強用に補助ア
ングル材が接続されている。例えば、図1の各型枠パネ
ル1A,1B,1C,1Dのように、ライニング板2の
横方向の中央にセンター補助アングル材45が設けら
れ、ライニング板2の縦方向の上下内側にも補助アング
ル材45A,45Bが設けられている。
【0019】上記実施の形態1によれば、薄板としての
ステンレス製のライニング板2の縁端部2sより突出す
る如く補強材としてのアングル材4が取付けられて成る
一方の型枠パネル(例えば型枠パネル1A)と、薄板と
してのステンレス製のライニング板2の縁端部2sから
内側に引込んだ位置にアングル材5が取付けられて成る
他方の型枠パネル(例えば型枠パネル1B)とを備える
ので、型枠パネル同士を接続する場合に、従来のように
補強材と下地材を別途設ける必要がなく、縁端部2sよ
り突出する如く取付けられているアングル材4をガイド
にして接続作業を行なえるので、一方の型枠パネルに他
方の型枠パネルを接続する作業(即ち、型枠を構築する
作業)及びリーク検知溝7を形成する作業を容易に行な
えるようになる。また、アングル材4をガイドにして接
続作業を行なえるので、精度の高い型枠を構築でき、ま
た、精度の高いリーク検知溝7を形成することができ
る。また、アングル材4をガイドにできることにより、
接合する型枠パネルの縁端部2s,2s間の距離の調整
が容易となり、形成するリーク検知溝7の大きさを調整
することが容易になる。また、型枠パネルのライニング
板2としてステンレス製の薄板を用いているので、型枠
パネルの材料コストを安くでき、また、軽量化が図れる
ので、扱いやすい型枠パネルが得られる。また、型枠パ
ネルは、補強材としてのアングル材4やアングル材5を
備えるので、ライニング板2としてステンレス製の薄板
を用いても剛性の高い型枠パネルとなり、剛性の高い型
枠を構築できる。従って、上記型枠パネルを用いて構築
される型枠により、精度の高いライニング槽を効率良く
容易に施工できるようになる。さらに、各型枠パネルに
はセンター補助アングル材45,補助アングル材45
A,45Bが設けられており、さらに型枠パネル自体の
剛性が増し、型枠の剛性も増すので、型枠全体の変形を
防止でき、より精度の高いライニング槽を構築できる。
【0020】実施の形態2 尚、上記実施の形態1では補強材としてアングル材4,
5を用いたが、図5に示すように、補強材としてH形鋼
40,50を用いてもよい。この場合でも、実施の形態
1と同様な効果が得られる。
【0021】ただし、図4のアングル材4,5や図5の
H形鋼40,50の下側には鉄筋が配設され、アングル
材4,5や図6のH形鋼40,50を埋めるためのコン
クリート被りHが必要になる。実施の形態2の場合、こ
のコンクリート被りHは、H形鋼40,50の断面幅
(図5のH形鋼40,50の上下高さ)が、例えば10
cm程度であれば10cm程度必要になるため、大量の
コンクリートが必要となり、コスト高になる可能性があ
る。
【0022】しかし、上記実施の形態1のように、型枠
パネルの接続部3に上記アングル材4,5を用いる場合
においては、接続板部4A,5Aに対する垂直部4B,
5Bの長さを調整することにより、コンクリート被りH
を少なくすることができ、コスト低減化が図れる。
【0023】尚、上記実施の形態では、コンクリート構
造物としてライニング槽を構築する場合について説明し
たが、本発明は、ライニング槽以外のコンクリート構造
物を構築する場合においても適用できる。また、ライニ
ング槽以外のコンクリート構造物を構築する場合におい
ては、リーク検知溝7は、必要がなければ設けなくても
よい。また、この場合、上述した型枠パネルのライニン
グ板2の薄板として、合成樹脂製等の金属以外の薄板を
用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の型枠パネルによれば、型枠パネ
ル同士を接続する場合に、一方の型枠パネルに他方の型
枠パネルを接続する作業(即ち、型枠を構築する作業)
を容易に行なえる。また、精度の高い型枠を構築でき
る。また、ライニング槽の型枠を構築する場合は、検知
溝を形成する作業を容易に行なえ、また、精度の高い検
知溝を形成することができる。また、接合する型枠パネ
ルの縁端部間の距離の調整が容易となり、形成する検知
溝の大きさを調整することが容易になる。また、型枠パ
ネルは、薄板の縁端部側に補強材を備えるので、型枠パ
ネルの材料コストを安くでき、また、軽量化が図れるの
で、扱いやすい型枠パネルが得られる。また、剛性の高
い型枠パネルとなり、剛性の高い型枠を構築できる。従
って、上記型枠パネルを用いて構築される型枠により、
精度の高いライニング槽等のコンクリート構造物を効率
良く容易に施工できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による型枠の一部をコ
ンクリート打設側から見た図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図1の縦断面図である。
【図4】 型枠を構成する型枠パネル同士の接続部の詳
細を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態2による型枠を構成する
型枠パネル同士の接続部の詳細を示す図である。
【図6】 従来のコンクリート構造物としてのライニン
グ槽の構造を示す断面図である。
【図7】 従来のライニング板の接続部の構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D 型枠パネル、2 ライニング
板(薄板)、3 接続部、4 アングル材(第1の補強
材)、5 アングル材(第2の補強材)、6金属薄板、
7 リーク検知溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 謙一 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板の縁端部側の一方の面において、当
    該縁端部より突出する如く補強材が取付けられているこ
    とを特徴とする型枠パネル。
  2. 【請求項2】 薄板の縁端部側の一方の面において、当
    該縁端部から内側に引込んだ位置に補強材が取付けられ
    ていることを特徴とする型枠パネル。
  3. 【請求項3】 薄板の縁端部側の一方の面に補強材を取
    付けて成る複数の型枠パネルの当該薄板の縁端部側同士
    を接続部を介して接続して構成される型枠であって、 上記接続部は、薄板の縁端部側に、当該縁端部より突出
    する如く第1の補強材が取付けられた一方の型枠パネル
    と、薄板の縁端部側に、当該縁端部から内側に引込んだ
    位置に第2の補強材が取付けられた他方の型枠パネルと
    を備え、上記一方の型枠パネルの薄板に取付けられた上
    記第1の補強材を、上記他方の型枠パネルの薄板の縁端
    部とこの縁端部から内側に引込んだ位置に取付けられた
    上記第2の補強材との間に接続して構成されること特徴
    とする型枠。
  4. 【請求項4】 上記一方の型枠パネルと他方の型枠パネ
    ルは、上記一方の型枠パネルの縁端部と他方の型枠パネ
    ルの縁端部との間に離間部を設けた状態で上記第1の補
    強材により接続されるとともに、上記一方の型枠パネル
    と他方の型枠パネルの縁端部側における他方の面に上記
    離間部を被う如く当て板が取付けられ、上記第1の補強
    材と上記各型枠パネルの薄板と上記当て板とで囲まれた
    上記離間部により、コンクリート構造物のリーク検知溝
    が設けられて成ることを特徴とする請求項3に記載の型
    枠。
  5. 【請求項5】 上記型枠パネルの薄板としてステンレス
    等の金属薄板を用いたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の型枠パネルあるいは請求項3又は請求項
    4に記載の型枠。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし請求項5のいずれかに記
    載の型枠を用いてコンクリート構造物を構築する方法で
    あって、 上記型枠の第1,第2の補強材側にコンクリートを打ち
    込んで表面に上記薄板又は上記金属薄板を有するコンク
    リート構造物を構築するようにしたことを特徴とするコ
    ンクリート構造物の構築方法。
JP2001123164A 2001-04-20 2001-04-20 型枠パネル、型枠及びこの型枠を使用したコンクリート構造物の構築方法 Withdrawn JP2002317570A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018056402A1 (ja) * 2016-09-26 2018-03-29 株式会社Ihi タンクの構築方法

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WO2018056402A1 (ja) * 2016-09-26 2018-03-29 株式会社Ihi タンクの構築方法

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