JP2002317484A - 乾燥機能付き温水洗浄便座 - Google Patents

乾燥機能付き温水洗浄便座

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JP2002317484A
JP2002317484A JP2001121125A JP2001121125A JP2002317484A JP 2002317484 A JP2002317484 A JP 2002317484A JP 2001121125 A JP2001121125 A JP 2001121125A JP 2001121125 A JP2001121125 A JP 2001121125A JP 2002317484 A JP2002317484 A JP 2002317484A
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drying nozzle
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Shiro Takeshita
志郎 竹下
Masao Noguchi
正夫 野口
Tomohide Matsumoto
朋秀 松本
Hideki Ono
英樹 大野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、洗浄後の被洗浄部の乾燥を蓄圧ブ
ローで行う温水洗浄便座に関するものであり、乾燥ノズ
ルを揺動させながら空気を噴射し臀部に付着した水滴を
確実に吹飛ばし短時間乾燥を実現すること。 【解決手段】 肛門部に向けて洗浄水を噴出する洗浄ノ
ズル15を有した洗浄水供給手段16と、空気を加圧し
乾燥ノズル17より断続的に噴射する空気噴射手段18
と、乾燥ノズル17を揺動する揺動機構部25とこれら
を制御する制御部19とを備え、乾燥ノズル17を揺動
させるため肛門部に広範囲に噴射流があたるように臀部
に付着している水滴を効果的に除去でき、また温風によ
る乾燥と併用して仕上げることにより、乾燥感の向上と
短時間でしかも確実な乾燥が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臀部を温水で洗浄
し、その後温風等で乾燥させる乾燥機能付き温水洗浄便
座に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、用便後に洗浄を行うことで濡れた
状態となった肛門部の乾燥を行うこの種の温水洗浄便座
としては例えば図10に示すように、電気ヒータで加熱
した温風を臀部に当てて乾燥するものが通常である。
【0003】同図において1は便器、2は温水洗浄便座
であり、暖房便座3、便蓋4、洗浄装置(図示せず)を
内蔵する本体5および便器1内に突出して人体6の肛門
部洗浄を行う洗浄ノズル7より構成されている。また、
8は本体5に内蔵される乾燥装置で、送風機9、加熱ヒ
ータ10、送風ダクト11から構成されている。
【0004】そして上記構成において便器1内でモータ
等により肛門部下方に位置するように本体5内から突出
された洗浄ノズル7によって洗浄した後、乾燥スイッチ
(図示せず)の投入により加熱ヒータ10に通電される
とともに送風機9が駆動され、温風が人体の後方から矢
印Aに示すように供給され、肛門部を乾燥するようにな
っていた。また特許的には特許第625291号公報に
記載されるように、便座内に高圧空気通路を設け便座に
複数個の空気噴出ノズルを設けて肛門部に高圧空気を噴
射させたり、前方にノズルを設けて同様に便座内の高圧
空気通路を介して前方から空気を噴射させるものがあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、肛門部洗浄後の水滴が肛門部周囲の皮膚
等に付着した状態に対して、臀部後方の本体に配設され
た送風ダクトから吹出される40℃前後の温風を当てて
乾燥を行う方式であるが、温風流れが座位状態の臀部を
なでるように流れ肛門部には直接あたらないため、付着
水分をほとんど乾燥させるのに要する時間が非常に長く
なり、又、使用時の単調感に対して使用者がいらいらし
たり苦痛を感じるといった課題があった。また、最近で
は皮膚表面の水分が多いままで無理に温度を上げ水分を
蒸発させて乾燥を行うため、皮膚が過乾燥状態となり、
皮膚のかゆみ、かぶれ等が生じるといった課題も見受け
られる。
【0006】一方、便座から高圧空気を噴出させる方式
は、時間短縮という点では効果が見られるが、肛門部に
対してノズル位置の角度が自由に取れず肛門部中心付近
が弱くなる点や、肛門部との距離が遠くなり噴出流が弱
くなること等により満足できる乾燥効果が得られず、ま
た便座自体を高耐圧化や密閉性を上げる等の製造上の課
題が大きく実現性に乏しいものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、空気を加圧し乾燥ノズルより断続的に噴射す
る空気噴射手段と、乾燥ノズルを揺動する揺動機構部を
備えたものである。
【0008】これによって、空気噴射手段により送られ
てきた高圧の空気を乾燥ノズルから肛門部周囲に噴射さ
せ、さらに乾燥ノズルを揺動機構部により揺動させるこ
とにより、肛門部のみならず周囲の臀部表面に付着する
大きな水滴等を確実に除去しかつ高圧噴流を断続的に噴
射し続けることができるため、乾燥を確実に行うと共に
乾燥に要する時間を大幅に短縮することができ、
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、本体内
に被洗浄部に向けて洗浄水を噴出する洗浄ノズルを有し
た洗浄水供給手段と、加圧空気を断続的に噴射する乾燥
ノズルを有した空気噴射手段と、洗浄水供給手段と空気
噴射手段を制御する制御部と、乾燥ノズルを揺動する揺
動機構部を備えたことにより、空気噴射手段により送ら
れてきた高圧の空気を乾燥ノズルから肛門部に噴射させ
ると共に、揺動機構部の動きに従って乾燥ノズルが肛門
部周囲を移動し噴射するため、肛門部のみならず周囲の
洗浄後に残った付着水滴量を確実に減少でき、乾燥に要
する時間を大幅に短縮することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、空気噴射手段と
共に被洗浄部を乾燥させる温風吹出し口を有した温風供
給手段を備えたことにより、空気噴射手段で吹飛ばされ
た後の表面に薄く残った水分だけを温風で蒸発させれば
いいため、温風乾燥効果による効果が得られ、乾燥を確
実に行うと共に時間をさらに短縮することができ、乾燥
感を向上することができる。また、人体皮膚表面に付着
した水分量を大幅に減少させて温風乾燥を行うことがで
きるため、過乾燥等の問題を減らすことができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1
または2記載の制御部による揺動機構部の制御を、乾燥
ノズルを揺動させながら乾燥ノズルより空気を噴射させ
るようにしたことにより、肛門部周囲の多くのポイント
に連続的に噴射流があたるため、付着水滴をさらに確実
に吹き飛ばすことができると共に使用者間で生じる残水
滴量のバラツキを改善することができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の制御部による揺動機構部の制御
を、乾燥開始と共に乾燥ノズルを本体内より被洗浄部下
方のほぼ中央に移動させ、乾燥ノズルの入口側を支点と
して水平面状で左右に揺らすようにすることにより、被
洗浄部中央を中心として左右に同一角度でもって振れる
ので左右の臀部に付着した水滴を効果的に吹き飛ばすこ
とができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、特に請求項4に
記載の制御部による揺動機構部の制御を、左右最大振れ
角で乾燥ノズルの軸芯を中心に被洗浄部側へ回転させる
制御を行うことにより、乾燥ノズルからの噴出流を被洗
浄部中心側へ向けることができ水滴を臀部表面に広げる
ことなく吹き落とすことができる。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の制御部による揺動機構部の制御
を、乾燥開始と共に乾燥ノズルを本体内より被洗浄部下
方のほぼ中央に移動させ、乾燥ノズルの軸芯を中心に左
右に回転揺動させる制御を行うことにより、乾燥ノズル
を駆動させる揺動機構部の構成が簡単化でき、かつ左右
に回転させるために乾燥範囲も広くすることができる。
【0015】請求項7に記載の発明は、洗浄部下方の中
央付近に乾燥ノズルを配した時、被洗浄部の中央付近を
中心として噴出孔を左右に対称に設けた乾燥ノズルを備
えたことにより、夫々の噴射位置で広範囲の噴射流が形
成できるためさらに効果的な水滴の除去が可能となる。
【0016】請求項8に記載の発明は、温風吹出し口上
流部と空気噴射手段の吸気部とを連通したことにより、
温かい空気を乾燥ノズルから噴射できるため乾燥速度が
向上しさらに乾燥時間が短縮される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0018】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける乾燥機能付き温水洗浄便座の概観斜視図を示すもの
である。
【0019】図1において、11は洋風の便器、12は
温水洗浄便座本体であり、この温水洗浄便座本体12に
は使用者が座って用を足す便座13、非使用時の便座を
覆う便蓋14が回動自在に設置してある。また、温水洗
浄便座本体12内には用便後の肛門部を洗浄するための
洗浄ノズル15を有した洗浄水供給手段16と乾燥ノズ
ル17を有した空気噴射手段18とそれらの駆動制御を
行う制御部19等が設けられている。洗浄水供給手段1
6は洗浄ノズル15を肛門部下方の便器内に移動させる
駆動部(図示せず)や温水をつくるヒータ(図示せ
ず)、噴出させるための機能部品(図示せず)で構成さ
れている。一方、空気噴射手段18は図2に示すように
エアポンプ20の吐出側に圧力容器21を接続し、その
下流側に流路を開成と閉止状態に切換える電磁弁22が
接続ホース23を介して噴出孔24を設けた乾燥ノズル
17と接続されている。そして乾燥ノズル17はそれら
を前後に可動しかつ揺動させるステッピングモータ(図
示せず)やギア(図示せず)およびラック(図示せず)
等で構成される揺動機構部25を介して固設される。こ
の温水洗浄便座本体12が行う洗浄、乾燥、脱臭等の動
作の入り切りやさまざまな設定は外部に設けたリモート
コントローラ(以下リモコン)26を使用者が操作する
ことでなされる構成となっている。
【0020】図3を用いてリモコン26操作で動作を説
明する。リモコン26には使用者が用便後のおしり洗浄
を行うおしりスイッチ27、女性が小用後主に使用する
ビデスイッチ28、洗浄後に肛門部の乾燥を行う乾燥ス
イッチ29、それぞれの動作を停止させる停止スイッチ
30、また使用者調節用として洗浄時の水勢調節スイッ
チ31、洗浄水温度調節スイッチ32、乾燥用加圧空気
の断続パターンを選択できる断続スイッチ33、洗浄及
び乾燥ノズルの位置を調節する前後スイッチ34等が設
けられ、各スイッチからの送信信号により本体12側の
マイクロコンピュータを内蔵した制御部19へ信号が送
られ目的に一致する動作が行われる。
【0021】先ず、使用者が便座13に着座して用を足
した後、リモコン26にあるおしりスイッチ27を操作
すると、本体12内より洗浄ノズル15が便器11内の
所定位置に送り出され洗浄水が所定の条件で噴出し肛門
部の洗浄がなされる。この洗浄動作の途中で使用者が水
勢調整スイッチ31を操作すると、洗浄水の水勢が変更
され、また前後スイッチ34を操作すると洗浄水の当た
る位置を可変することができる。使用者は洗浄を行った
後、乾燥スイッチ29を押すことにより、洗浄ノズル1
5が本体12側に収納されて洗浄水で濡れた部位を乾燥
させるための動作が開始される。
【0022】この動作は制御部19によってその制御が
なされるが、まず制御部19は、エアポンプ20を駆動
し、圧力容器21内に空気を送り込む。このとき、電磁
弁22は閉止させてあるので、圧力容器21内の圧力は
エアポンプ20の能力に応じた閉止圧力まで上昇する。
また、制御部19はこの動作開始と同時に揺動機構部2
5を駆動し乾燥ノズル17を肛門部下方の所定位置まで
突出せしめ、その後電磁弁22を所定周期で開閉動作さ
せ、加圧空気を噴出孔24から肛門部に向けて断続的に
噴射させる。その際、一定時間経過後に揺動機構部25
によって乾燥ノズル17位置を左右又は前後に揺動させ
る制御が行われる。
【0023】以上のように、本実施例においては揺動機
構部25によって乾燥ノズル17を一箇所だけでなく複
数個所に動かすことができ、それぞれの部位で高圧の噴
出流を吹き当てることができるため、肛門部のみならず
洗浄後に残った臀部の付着水滴量を減少でき、乾燥に要
する時間を大幅に短縮することができる。
【0024】(実施例2)図4は、本発明の実施例2の
乾燥機能付き温水洗浄便座の概観斜視図を示すものであ
る。図4において実施例1の構成と異なるところは被洗
浄部を乾燥させる温風吹出し口35を便器12内に開口
した温風供給手段36を設けた点である。温風供給手段
36は送風ファン37とその吹出し口近傍に設けたヒー
タ38とヒータ38を包含する形で設けたエアダクト3
9から構成されている。
【0025】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0026】次に動作と作用を説明する。使用者がおし
り洗浄を終え乾燥スイッチ29を操作すると、制御部1
9は洗浄水の供給および加熱をやめ、空気噴射手段18
により乾燥ノズル17からの高圧空気の噴射動作と同時
にヒータ38への通電を開始するとともに送風ファン3
7を駆動し、エアダクト39から温風の供給を開始す
る。
【0027】以上のように、本実施例においては空気噴
射手段18で吹飛ばされた後の表面に薄く残った水分だ
けを温風で蒸発すればよいため、乾燥を確実に行うと共
に乾燥時間をさらに短縮することができ、人体皮膚表面
に付着した水分量を大幅に減少させて温風乾燥を行うこ
とができるので、過乾燥等の問題を減らすことができ
る。
【0028】(実施例3)本発明の実施例3の乾燥機能
付き温水洗浄便座は、揺動機構部25に対して乾燥ノズ
ル17を揺動させながら噴出孔24より高圧空気を噴射
させるようにしたことである。
【0029】次に動作、作用を説明する。使用者がおし
り洗浄を終え乾燥スイッチ29を操作すると、制御部1
9は洗浄水の供給および加熱をやめ、同時にヒータ38
への通電を開始するとともに送風ファン37を駆動し、
エアダクト39から温風を吹き出させると共に乾燥ノズ
ル17を揺動させながら噴出孔24から高圧空気が使用
者の肛門部めがけて勢いよく噴射させる。この水切りの
動作は実施例1と同様であるのでこれ以上の説明はここ
では避ける。
【0030】以上のように、本実施例においては乾燥ノ
ズル17の揺動中にも噴射動作が繰り返し行われ、肛門
部周囲に対して連続的に蓄圧ブロー作用が働くので、付
着水滴をさらに確実に吹き飛ばすことができると共に臀
部の形等の使用者間で生じる残水滴量のバラツキを改善
することができる。
【0031】(実施例4)図5は、本発明の実施例4の
乾燥機能付き温水洗浄便座の乾燥ノズル17の動作モデ
ルを示すものである。図5において実施例3と異なると
ころは、乾燥ノズル17を乾燥ノズル17の空気入口側
を支点として水平面状で左右に揺らしながら噴出孔24
より加圧空気を噴射させるようにしたことである。
【0032】以上のように、本実施例においては水滴が
付着し易い肛門部両サイドの臀部に対して、肛門部中央
を中心(O)として左(L)右(R)に同一角度でもっ
て乾燥ノズル17を振れるので左右の臀部に付着した水
滴を効果的に吹き飛ばすことができる。
【0033】(実施例5)図6は、本発明の実施例5の
乾燥機能付き温水洗浄便座の乾燥ノズル17の動作モデ
ルを示すものである。図6において実施例4と異なると
ころは、乾燥ノズル17を左右最大振れ角(L,R)の
位置で乾燥ノズル17の軸芯を中心に肛門部側へ回転さ
せるようにしたことである。
【0034】以上のように、本実施例においては水平面
上に広範囲に振った乾燥ノズル17をその位置でさらに
肛門部中心側へ向けることができるため、水滴を臀部表
面に広げることなく吹き落とすことができる。
【0035】(実施例6)図7は、本発明の実施例6の
乾燥機能付き温水洗浄便座の乾燥ノズル17の動作モデ
ルを示すものである。図7において実施例3〜5と異な
るところは、乾燥ノズル17を乾燥ノズル17の軸芯を
中心に左右に回転揺動させるようにしたことである。
【0036】以上のように、本実施例においては、乾燥
ノズル17を駆動させる揺動機構部25の構成が簡単化
できて、かつ加圧空気の噴射が左右対称に広範囲にでき
る。
【0037】(実施例7)図8は、本発明の実施例7の
乾燥機能付き温水洗浄便座の乾燥ノズル17の構成図を
示すものである。洗浄部下方の中央付近に乾燥ノズル1
7を配した時、肛門部の中央付近を中心として噴出孔2
4を左右に対称に設け空気を噴射させるようにしたこと
である。又、図8において(B)の噴出孔24部断で示
すように、噴出孔24を設けている箇所に角度を設け
て、より肛門部にあたり易くしてもよい。
【0038】以上のように、本実施例においては、夫々
の噴射位置で左右の噴出孔24から噴射流が形成できる
ため、さらに効果的な水滴の除去が可能となる。
【0039】(実施例8)図9は、本発明の実施例8の
乾燥機能付き温水洗浄便座の構成ブロック図を示すもの
である。図9において実施例1〜7と異なる構成は、ヒ
ータ38と温風吹出し口35間と空気噴射手段18の吸
気側とを連通したことである。
【0040】以上のように、本実施例においては温風乾
燥用の温かい空気を乾燥ノズル17から噴射できるた
め、乾燥初期の濡れた状態で噴射流を受けた時の冷風感
がなくなり、冬場でも問題なく加圧空気による乾燥がで
き、また高温度による噴射流で乾燥速度が向上しさらに
乾燥時間が短縮される。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、乾
燥ノズルからの加圧空気の噴射流が肛門部に広範囲にあ
たるように乾燥ノズル自体を揺動させるため、洗浄時に
臀部に付着した大粒の水滴が確実に吹飛ばされ、さらに
温風乾燥と同時に乾燥を行うことにより乾燥時間を大幅
に短縮することができる。また請求項7は噴射流自体を
高温化することができるため乾燥時間をさらに短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における乾燥機能付き温水洗
浄便座の概観を示す斜視図
【図2】本発明の実施例1における空気噴射手段の構成
を示すブロック図
【図3】本発明の実施例1におけるリモコンの平面図
【図4】本発明の実施例2における乾燥機能付き温水洗
浄便座の概観を示す斜視図
【図5】本発明の実施例4における乾燥機能付き温水洗
浄便座の乾燥ノズル17の動作モデル図
【図6】本発明の実施例5における乾燥機能付き温水洗
浄便座の乾燥ノズル17の動作モデル図
【図7】本発明の実施例6における乾燥機能付き温水洗
浄便座の乾燥ノズル17の動作モデル図
【図8】本発明の実施例7における乾燥機能付き温水洗
浄便座の乾燥ノズル17の構成図
【図9】本発明の実施例8における乾燥機能付き温水洗
浄便座の要部構成ブロック図
【図10】従来の乾燥機能付き温水洗浄便座の要部側面
構成図
【符号の説明】
12 本体 15 洗浄ノズル 16 洗浄水供給手段 17 乾燥ノズル 18 空気噴射手段 19 制御部 25 揺動機構部 35 温風吹出し口 36 温風供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 朋秀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大野 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D038 JC15 JF00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に被洗浄部に向けて洗浄水を噴出
    する洗浄ノズルを有した洗浄水供給手段と、加圧空気を
    断続的に噴射する乾燥ノズルを有した空気噴射手段と、
    前記乾燥ノズルを揺動する揺動機構部と、前記洗浄水供
    給手段と前記空気噴射手段と前記揺動機構部を制御する
    制御部とを備えてなる乾燥機能付き温水洗浄便座。
  2. 【請求項2】 空気噴射手段と共に被洗浄部を乾燥させ
    る温風吹出し口を有した温風供給手段を備えた請求項1
    記載の乾燥機能付き温水洗浄便座。
  3. 【請求項3】 制御部は乾燥ノズルを揺動させながら前
    記乾燥ノズルより空気を噴射させる制御を行う請求項1
    または2記載の乾燥機能付き温水洗浄便座。
  4. 【請求項4】 制御部は乾燥開始と共に乾燥ノズルを本
    体内より被洗浄部下方のほぼ中央に移動させ、前記乾燥
    ノズルの入口側を支点として水平面状で左右に揺らす制
    御を行う請求項1〜3のいずれか1項記載の乾燥機能付
    き温水洗浄便座。
  5. 【請求項5】 制御部は左右最大振れ角で乾燥ノズルの
    軸芯を中心に被洗浄部側へ回転させる制御を行う請求項
    4記載の乾燥機能付き温水洗浄便座。
  6. 【請求項6】 制御部は乾燥開始と共に乾燥ノズルを本
    体内より被洗浄部下方のほぼ中央に移動させ、前記乾燥
    ノズルの軸芯を中心に左右に回転揺動させる制御を行う
    請求項1〜3のいずれか1項記載の乾燥機能付き温水洗
    浄便座。
  7. 【請求項7】 被洗浄部下方の中央付近に乾燥ノズルを
    配した時、前記被洗浄部の中央付近を中心として噴出孔
    を左右に対称に設けた乾燥ノズルを備えた請求項1〜6
    のいずれか1項記載の乾燥機能付き温水洗浄便座。
  8. 【請求項8】 温風吹出し口上流部と空気噴射手段の吸
    気側とを連通した請求項1〜7のいずれか1項に記載の
    乾燥機能付き温水洗浄便座。
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