JP2002316551A - クルーズコントロール装置におけるセット車速表示装置 - Google Patents

クルーズコントロール装置におけるセット車速表示装置

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JP2002316551A
JP2002316551A JP2001120235A JP2001120235A JP2002316551A JP 2002316551 A JP2002316551 A JP 2002316551A JP 2001120235 A JP2001120235 A JP 2001120235A JP 2001120235 A JP2001120235 A JP 2001120235A JP 2002316551 A JP2002316551 A JP 2002316551A
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Japan
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vehicle speed
set vehicle
tachometer
display
display scale
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Application number
JP2001120235A
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English (en)
Inventor
Hayato Kikuchi
隼人 菊池
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別の液晶ディスプレイを追加することな
く、既存のメータユニットを利用してクルーズコントロ
ール装置のセット車速を表示できるようにする。 【解決手段】 車速が自動調整されるためにタコメータ
5を機能させる必要のないクルーズコントロール中に、
タコメータ5を利用してセット車速を表示する。タコメ
ータ5はクルーズコントロール装置の非作動時に点灯す
るエンジン回転数表示目盛7と、クルーズコントロール
装置の作動時に点灯するセット車速表示目盛8とを備え
ており、クルーズコントロール装置の作動時に指針4で
セット車速表示目盛8を指し示すことでセット車速を表
示する。またセット車速および現在車速がそれぞれタコ
メータ5およびスピードメータ3により共にアナログ表
示されるので、アナログ表示およびデジタル表示を併用
する場合に比べて、セット車速および現在車速を容易か
つ速やかに確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指針式のタコメー
タを利用してクルーズコントロール装置のセット車速を
表示するクルーズコントロール装置におけるセット車速
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ACCシステム(アダプティブ・クルー
ズ・コントロール・システム)は、レーダーやカメラ等
を用いて先行車を検知し、先行車を検知しない場合は設
定された車速(セット車速)を維持する「定速走行制
御」を行ない、先行車を検知した場合は設定された車間
距離(セット車間距離)を維持する「追従走行制御」を
行なうシステムである(例えば、特開平9−20761
0号公報参照)。
【0003】ACCシステムでは、ドライバーがセット
車速、セット車間距離、システムの作動・非作動等を任
意に選択でき、また先行車の状況により制御モード、走
行車速、車間距離等が自動的に変化する。従って、これ
らの情報をドライバーに的確に報知する必要がある。
【0004】最低限ドライバーに報知する必要がある情
報は以下の〜の5種類であり、従来、前記〜の
5種類の情報はメータユニットおよび液晶ディスプレイ
上に表示していた(図13参照)。 ドライバーが設定したセット車速 ドライバーが設定したセット車間距離 先行車の有無 システムの作動・非作動状態 フェイル表示
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図13に
示す従来のものは、メータユニットの他に液晶ディスプ
レイが必要となるためにコストが増加する問題があるだ
けでなく、液晶ディスプレイの設置スペースを確保する
必要が生じる。またメータユニットは現在車速をアナロ
グ表示するのに対して液晶ディスプレイはセット車速を
デジタル表示するため、現在車速およびセット車速を瞬
時に確認しずらいという問題がある。また機構上アナロ
グ表示のメータは入力車速と表示車速との間に若干の表
示誤差が生じてしまうが、デジタル表示の液晶ディスプ
レイでは前記表示誤差は生じない。従って、定速走行制
御によりセット車速で走行していても、メータの表示車
速と液晶ディスプレイの表示車速とが不一致になってド
ライバーに違和感を与える可能性がある。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、特別の液晶ディスプレイを追加することなく、既存
のメータユニットを利用してクルーズコントロール装置
のセット車速を表示できるようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、セット車速で
車両を定速走行制御する定速走行制御手段を備えたクル
ーズコントロール装置において、車速を表示するための
車速表示目盛および指針を有するスピードメータと、ス
ピードメータに並置されてエンジン回転数を表示するた
めのエンジン回転数表示目盛および指針を有するタコメ
ータと、定速走行制御のセット車速を表示する表示手段
と、タコメータに設けられてセット車速を表示可能なセ
ット車速表示目盛とを備え、表示手段は、定速走行制御
手段による定速走行制御中に、タコメータの指針でセッ
ト車速表示目盛を指し示してセット車速を表示すること
を特徴とする、クルーズコントロール装置におけるセッ
ト車速表示装置が提案される。
【0008】上記構成によれば、クルーズコントロール
装置の定速走行制御手段による定速走行制御中に、タコ
メータの指針でセット車速表示目盛を指し示してセット
車速を表示するので、特別の液晶ディスプレイを追加す
ることなく既存のタコメータを利用してセット車速を表
示することができる。この場合、タコメータでエンジン
回転数を表示することができなくなるが、車速が自動調
整される定速走行制御中であるために特に支障はない。
またセット車速および現在車速がそれぞれタコメータお
よびスピードメータにより共にアナログ表示されるの
で、アナログ表示およびデジタル表示を併用する場合に
比べて、セット車速および現在車速を容易かつ速やかに
確認することができるだけでなく、セット車速および現
在車速間の表示誤差を減少させることができる。
【0009】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、進行方向の物体を検知する物
体検知手段と、物体検知手段の検知結果に基づいて先行
車を判定する先行車判定手段と、先行車判定手段により
判定した先行車との間にセット車間距離を維持して車両
を追従走行制御する追従走行制御手段と、追従すべき先
行車の有無に応じて定速走行制御および追従走行制御を
切り換えるモード切換手段とを備え、表示手段は、追従
走行制御手段による追従走行制御中に、タコメータの指
針でセット車速表示目盛を指し示してセット車速を表示
することを特徴とする、クルーズコントロール装置にお
けるセット車速表示装置が提案される。
【0010】上記構成によれば、クルーズコントロール
装置が追従走行制御手段を備え、物体検知手段が検知し
た先行車の有無に応じてモード切換手段が定速走行制御
から追従走行制御に切り換えたとき、タコメータの指針
でセット車速表示目盛を指し示してセット車速を表示す
るので、追従走行制御中に、特別の液晶ディスプレイを
追加することなく既存のタコメータを利用してセット車
速を表示することができる。この場合、タコメータでエ
ンジン回転数を表示することができなくなるが、車速が
自動調整される追従走行制御中であるために特に支障は
ない。またセット車速および現在車速がそれぞれタコメ
ータおよびスピードメータにより共にアナログ表示され
るので、アナログ表示およびデジタル表示を併用する場
合に比べて、セット車速および現在車速を容易かつ速や
かに確認することができるだけでなく、セット車速およ
び現在車速間の表示誤差を減少させることができる。
【0011】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1または請求項2の構成に加えて、セット車速表
示目盛は、エンジン回転数表示目盛と同心に弧状に配置
されることを特徴とする、クルーズコントロール装置に
おけるセット車速表示装置が提案される。
【0012】上記構成によれば、タコメータのセット車
速表示目盛がエンジン回転数表示目盛と同心に弧状に配
置されるので、指針が指し示すセット車速表示目盛の読
み取りが容易になる。
【0013】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、セッ
ト車速表示目盛は、実際の車速がセット車速と同等であ
るときのスピードメータの指針の方向と、前記セット車
速表示目盛を指し示すタコメータの指針の方向とが一致
するように配置されていることを特徴とする、クルーズ
コントロール装置におけるセット車速表示装置が提案さ
れる。
【0014】上記構成によれば、タコメータのセット車
速表示目盛を指し示す指針の方向と、スピードメータの
車速表示目盛を指し示す指針の方向とが、実際の車速が
セット車速と同等であるときに一致するので、実際の車
速がセット車速に一致しているか否かを瞬時に判断する
ことができる。
【0015】また請求項5に記載された発明によれば、
請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、タコ
メータは、定速走行制御手段による定速走行制御中およ
び追従走行制御手段による追従走行制御中にはセット車
速表示目盛を表示し、それ以外の場合にはエンジン回転
数表示目盛を表示することを特徴とする、クルーズコン
トロール装置におけるセット車速表示装置が提案され
る。
【0016】上記構成によれば、セット車速を表示する
定速走行制御中および追従走行制御中にセット車速表示
目盛を表示し、エンジン回転数を表示する前記以外の場
合にはエンジン回転数表示目盛を表示するので、不必要
な目盛が表示されて読み違いが発生するのを防止するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0018】図1〜図4は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はセット車速表示機能を備えたメータユニッ
トの通常時の状態を示す図、図2はメータユニットでA
CCシステムのセット車速を表示している状態を示す
図、図3は作用を説明するフローチャート、図4〜図8
はメータユニットの種々の表示状態を示す図である。
【0019】図1に示すように、車両のダッシュボード
にドライバーにより視認可能なメータパネル1が設けら
れており、その右側および左側には指針2を有するスピ
ードメータ3と指針4を有するタコメータ5とが配置さ
れる。スピードメータ3は周知のように車速を表示する
もので、0km/hから180km/hまでの車速表示
目盛6と、2km/h毎の数値とが表示されており、指
針2が指し示す車速表示目盛6の値で車速を表示する。
タコメータ5は周知のようにエンジン回転数を表示する
もので、0rpmから8000rpmまでのエンジン回
転数表示目盛7と、1000rpm毎の数値とが表示さ
れており、指針4が指し示すエンジン回転数表示目盛7
の値でエンジン回転数を表示する。タコメータ5のエン
ジン回転数表示目盛7はランプから構成され、点灯・消
灯が可能である。
【0020】タコメータ5のエンジン回転数表示目盛7
の内側には、定速走行制御のセット車速を表示するセッ
ト車速表示目盛8と、先行車の有無を表示する先行車表
示ランプ9と、長さの異なる3本のバーで追従走行制御
のセット車間距離を表示するセット車間距離表示ランプ
10と、ACCシステムが作動中であることを表示する
ACC作動ランプ11と、ACCシステムの故障を表示
するACCフェイルランプ12とが点灯・消灯可能に設
けられる。
【0021】タコメータ5のセット車速表示目盛8はエ
ンジン回転数表示目盛7と同心かつ弧状に配置されてお
り、共通の指針4によって指し示せるように考慮されて
いる。またタコメータ5のセット車速表示目盛8とスピ
ードメータ3の車速表示目盛6とは、同じ車速に対して
指針4,2の方向が同一になるように配置されている。
例えば、セット車速が100km/hのときのタコメー
タ5の指針4の方向と、現在車速が100km/hのと
きのスピードメータ3の指針2の方向とは同じになる。
従って、セット車速と現在車速とが一致しているか否か
を、2本の指針2,4の角度差により瞬時に読み取るこ
とが可能となる。
【0022】更に、タコメータ5が通常のエンジン回転
数表示機能を発揮するときにはエンジン回転数表示目盛
7が点灯してセット車速表示目盛8が消灯し、タコメー
タ5がセット車速表示機能を発揮するときにはエンジン
回転数表示目盛7が消灯してセット車速表示目盛8が点
灯するので、エンジン回転数およびセット車速を取り違
えて読み取るミスを確実に防止することができる。
【0023】またスピードメータ3の右側には燃料の残
量警告ランプ13、アンチロックブレーキシステムのフ
ェイルランプ14、サイドエアバッグのフェイルランプ
15、シートベルトのフェイルランプ16、エアバッグ
のフェイルランプ17およびブレーキのフェイルランプ
18が配置され、タコメータ5の左側にはエンジンのフ
ェイルランプ19、オイルのフェイルランプ20、バッ
テリのフェイルランプ21およびブレーキランプの電球
切れ警告ランプ21が配置され、スピードメータ3およ
びタコメータ5の間にはドアのフェイルランプ22が配
置される。
【0024】メータパネル1には、ACCシステムの定
速走行制御手段M1および追従走行制御手段M2が表示
手段M3を介して接続される。またレーダー装置やカメ
ラから構成されて先行車等の物体を検知する物体検知手
段Sが先行車判定手段M4を介して追従走行制御手段M
2に接続され、先行車判定手段M4は定速走行制御およ
び追従走行制御を切り換えるモード切換手段M5を介し
て定速走行制御手段M1および追従走行制御手段M2に
接続される。
【0025】図1はACCシステムが作動していない状
態であって、タコメータ5はエンジン回転数表示目盛7
が点灯して通常の機能を発揮している。具体的には、タ
コメータ5はエンジン回転数が2500rpmの状態を
表示し、またスピードメータ3は車速が82km/hの
状態を表示している。
【0026】図2はACCシステムが作動中の状態を示
しており、タコメータ5のエンジン回転数表示目盛7が
消灯し、代わりにセット車速表示目盛8が点灯してい
る。タコメータ5の指針4はセット車速表示目盛8の1
00km/hの位置を指し示してセット車速が100k
m/hであることを表示している。また先行車表示ラン
プ9が点灯して先行車が存在することを表示し、セット
車間距離表示ランプ10の3本のバーのうちの2本が点
灯してセット車間距離が「中」であることを表示し、A
CC作動ランプ11が点灯してACCシステムが作動中
であることを表示している。このとき先行車が存在して
いるために追従走行制御が行われており、スピードメー
タ3は自車がセット車速である100km/hよりも遅
い82km/hで走行中であることを表示している。
【0027】次に、本発明の第1実施例の作用を、図3
のフローチャートを参照して説明する。
【0028】先ずステップS1でACCシステムのメイ
ンスイッチがオンしていなければ、つまりACCシステ
ムによらない通常の走行中であれば、ステップS2でタ
コメータ5は通常どおりエンジン回転数を表示する(図
1参照)。前記ステップS1でACCシステムのメイン
スイッチがオンしていれば、ステップS3でタコメータ
5のエンジン回転数表示目盛7を消灯し、ステップS4
でセット車速表示目盛8を点灯する(図2参照)。そし
てステップS5でACCシステムにフェイルが有れば、
ステップS6でACCフェイルランプ12を点灯する。
【0029】前記ステップS5でACCシステムにフェ
イルが無ければ、ステップS7でACC作動ランプ11
を点灯し、続くステップS8でセット車速が無ければ、
ステップS9でタコメータ5の指針4によりエンジン回
転数表示目盛7の0rpmの位置を指し示す。一方、前
記ステップS8でセット車速が有れば、ステップS10
でタコメータ5の指針4によりセット車速表示目盛8の
セット車速に対応する位置を指し示す。
【0030】続くステップS11でACCシステムが制
御中でなくスタンバイ状態であり、ステップS12で車
間距離のセットスイッチが操作されると、ステップS1
3で新たなセット車間距離に合わせてセット車間距離表
示ランプ10を5秒間点灯する。一方、前記ステップS
11でACCシステムが制御中であれば、ステップS1
4でセット車間距離に合わせてセット車間距離表示ラン
プ10を点灯する。そしてステップS15で先行車が存
在しなければ、ステップS16で先行車表示ランプ9を
消灯し、先行車が存在すれば、ステップS17で先行車
表示ランプ9を点灯する。
【0031】次に、図4〜図8に基づいてACCシステ
ムの作動状態の表示例をいくつか説明する。
【0032】図4に示す例は、ACCシステムがスタン
バイ状態で、セット車速が無い場合である。
【0033】図5に示す例は、ACCシステムがスタン
バイ状態で、セット車速が80km/hの場合である。
【0034】図6に示す例は、ACCシステムが制御中
で、先行車が無し、セット車速が80km/h、セット
車間距離が「遠」の場合である。
【0035】図7に示す例は、ACCシステムが制御中
で、先行車が有り、セット車速が100km/h、セッ
ト車間距離が「近」の場合である。
【0036】図8に示す例は、ACCシステムがフェイ
ルした場合である。
【0037】以上のように、ACCシステムが作動して
いない通常の走行中にはタコメータ5にエンジン回転数
表示機能を発揮させ、車速が自動調整されるためにタコ
メータ5を必要としないACCシステムの作動中にはタ
コメータ5を用いてセット車速を表示するので、セット
車速を表示するために特別の液晶ディスプレイを設ける
必要がなくなってコスト削減に寄与することができる。
しかもセット車速および現在車速がそれぞれタコメータ
5およびスピードメータ3により共にアナログ表示され
るので、従来のアナログ表示およびデジタル表示を併用
するものに比べて、セット車速および現在車速の確認が
容易になるだけでなく、従来のアナログ表示およびデジ
タル表示を併用するものに比べて、セット車速および現
在車速間の表示誤差を減少させることができる。
【0038】次に、図9〜図12に基づいて本発明の第
2実施例を説明する。
【0039】図9に示すように、第2実施例は先行車表
示ランプ9およびセット車間距離表示ランプ10(図1
参照)の機能を兼ね備えた先行車・セット車間距離表示
ランプ23を備えており、その他の構成は第1実施例と
同じである。
【0040】図9の例では、先行車・セット車間距離表
示ランプ23の3個のランプのうちの中央のランプが点
灯しており、先行車が有り、セット車間距離が「中」の
場合を示している。
【0041】図10の例では、先行車・セット車間距離
表示ランプ23の3個のランプのうちの下のランプが点
灯しており、先行車が有り、セット車間距離が「近」の
場合を示している。
【0042】図11の例では、先行車・セット車間距離
表示ランプ23の3個のランプのうちの上のランプが点
灯しており、先行車が有り、セット車間距離が「遠」の
場合を示している。
【0043】図12の例では、先行車・セット車間距離
表示ランプ23の3個のランプが全て消灯しており、先
行車が無い場合を示している。この場合、セット車間距
離は表示することができない。
【0044】しかして、第2実施例によっても前記第1
実施例と同じ作用効果を達成することができる。
【0045】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0046】例えば、実施例では定速走行制御中および
追従走行制御中の両方においてタコメータ5でセット車
速を表示しているが、定速走行制御中だけにタコメータ
5でセット車速を表示しても良い。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、クルーズコントロール装置の定速走行制御手
段による定速走行制御中に、タコメータの指針でセット
車速表示目盛を指し示してセット車速を表示するので、
特別の液晶ディスプレイを追加することなく既存のタコ
メータを利用してセット車速を表示することができる。
この場合、タコメータでエンジン回転数を表示すること
ができなくなるが、車速が自動調整される定速走行制御
中であるために特に支障はない。またセット車速および
現在車速がそれぞれタコメータおよびスピードメータに
より共にアナログ表示されるので、アナログ表示および
デジタル表示を併用する場合に比べて、セット車速およ
び現在車速を容易かつ速やかに確認することができるだ
けでなく、セット車速および現在車速間の表示誤差を減
少させることができる。
【0048】また請求項2に記載された発明によれば、
クルーズコントロール装置が追従走行制御手段を備え、
物体検知手段が検知した先行車の有無に応じてモード切
換手段が定速走行制御から追従走行制御に切り換えたと
き、タコメータの指針でセット車速表示目盛を指し示し
てセット車速を表示するので、追従走行制御中に、特別
の液晶ディスプレイを追加することなく既存のタコメー
タを利用してセット車速を表示することができる。この
場合、タコメータでエンジン回転数を表示することがで
きなくなるが、車速が自動調整される追従走行制御中で
あるために特に支障はない。またセット車速および現在
車速がそれぞれタコメータおよびスピードメータにより
共にアナログ表示されるので、アナログ表示およびデジ
タル表示を併用する場合に比べて、セット車速および現
在車速を容易かつ速やかに確認することができるだけで
なく、セット車速および現在車速間の表示誤差を減少さ
せることができる。
【0049】また請求項3に記載された発明によれば、
タコメータのセット車速表示目盛がエンジン回転数表示
目盛と同心に弧状に配置されるので、指針が指し示すセ
ット車速表示目盛の読み取りが容易になる。
【0050】また請求項4に記載された発明によれば、
タコメータのセット車速表示目盛を指し示す指針の方向
と、スピードメータの車速表示目盛を指し示す指針の方
向とが、実際の車速がセット車速と同等であるときに一
致するので、実際の車速がセット車速に一致しているか
否かを瞬時に判断することができる。
【0051】また請求項5に記載された発明によれば、
セット車速を表示する定速走行制御中および追従走行制
御中にセット車速表示目盛を表示し、エンジン回転数を
表示する前記以外の場合にはエンジン回転数表示目盛を
表示するので、不必要な目盛が表示されて読み違いが発
生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セット車速表示機能を備えたメータユニットの
通常時の状態を示す図
【図2】メータユニットでACCシステムのセット車速
を表示している状態を示す図
【図3】作用を説明するフローチャート
【図4】メータユニットの表示状態を示す作用説明図
【図5】メータユニットの表示状態を示す作用説明図
【図6】メータユニットの表示状態を示す作用説明図
【図7】メータユニットの表示状態を示す作用説明図
【図8】メータユニットの表示状態を示す作用説明図
【図9】第2実施例に係るメータユニットでACCシス
テムのセット車速を表示している状態を示す図
【図10】メータユニットの表示状態を示す作用説明図
【図11】メータユニットの表示状態を示す作用説明図
【図12】メータユニットの表示状態を示す作用説明図
【図13】従来のメータユニットおよび液晶ディスプレ
イを示す図
【符号の説明】
2 指針 3 スピードメータ 4 指針 5 タコメータ 6 車速表示目盛 7 エンジン回転数表示目盛 8 セット車速表示目盛 M1 定速走行制御手段 M2 追従走行制御手段 M3 表示手段 M4 先行車判定手段 M5 モード切換手段 S 物体検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01P 1/10 G01P 1/10 Z G08G 1/16 G08G 1/16 C Fターム(参考) 2F041 UA00 3D044 AA01 AA25 AA50 AB01 AC58 AC59 AE03 AE21 BA03 BA14 BA21 BA26 BA28 BB01 BD02 3G093 AA01 BA07 BA23 CB10 DB05 DB16 FA01 5H180 AA01 CC27 EE15 LL01 LL04 LL08 LL09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セット車速で車両を定速走行制御する定
    速走行制御手段(M1)を備えたクルーズコントロール
    装置において、 車速を表示するための車速表示目盛(6)および指針
    (2)を有するスピードメータ(3)と、 スピードメータ(3)に並置されてエンジン回転数を表
    示するためのエンジン回転数表示目盛(7)および指針
    (4)を有するタコメータ(5)と、 定速走行制御のセット車速を表示する表示手段(M3)
    と、 タコメータ(5)に設けられてセット車速を表示可能な
    セット車速表示目盛(8)とを備え、 表示手段(M3)は、定速走行制御手段(M1)による
    定速走行制御中に、タコメータ(5)の指針(4)でセ
    ット車速表示目盛(8)を指し示してセット車速を表示
    することを特徴とする、クルーズコントロール装置にお
    けるセット車速表示装置。
  2. 【請求項2】 進行方向の物体を検知する物体検知手段
    (S)と、 物体検知手段(S)の検知結果に基づいて先行車を判定
    する先行車判定手段(M4)と、 先行車判定手段(M4)により判定した先行車との間に
    セット車間距離を維持して車両を追従走行制御する追従
    走行制御手段(M2)と、 追従すべき先行車の有無に応じて定速走行制御および追
    従走行制御を切り換えるモード切換手段(M5)とを備
    え、 表示手段(M3)は、追従走行制御手段(M2)による
    追従走行制御中に、タコメータ(5)の指針(4)でセ
    ット車速表示目盛(8)を指し示してセット車速を表示
    することを特徴とする、請求項1に記載のクルーズコン
    トロール装置におけるセット車速表示装置。
  3. 【請求項3】 セット車速表示目盛(8)は、エンジン
    回転数表示目盛(7)と同心に弧状に配置されることを
    特徴とする、請求項1または請求項2に記載のクルーズ
    コントロール装置におけるセット車速表示装置。
  4. 【請求項4】 セット車速表示目盛(8)は、実際の車
    速がセット車速と同等であるときのスピードメータ
    (3)の指針(2)の方向と、前記セット車速表示目盛
    (8)を指し示すタコメータ(5)の指針(4)の方向
    とが一致するように配置されていることを特徴とする、
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のクルーズコン
    トロール装置におけるセット車速表示装置。
  5. 【請求項5】 タコメータ(5)は、定速走行制御手段
    (M1)による定速走行制御中および追従走行制御手段
    (M2)による追従走行制御中にはセット車速表示目盛
    (8)を表示し、それ以外の場合にはエンジン回転数表
    示目盛(7)を表示することを特徴とする、請求項1〜
    請求項4の何れか1項に記載のクルーズコントロール装
    置におけるセット車速表示装置。
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