JP2002316274A - 摩擦攪拌接合用中空形材 - Google Patents

摩擦攪拌接合用中空形材

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stir welding
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昌邦 江角
Kazunari Fukuyori
一成 福寄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で良好な接合ができる摩擦攪拌接合方法
を提供する。 【解決手段】 中空形材10の面板11、12と中空形
材20の面板21、22とを突き合わせている。突き合
わせ部の面板11、12の溝18に面板21、22の凸
部28が入っている。接続板14は面板11、12に直
交している。中空形材20の端部には面板21、22に
直交する接続板はない。摩擦攪拌接合による熱によっ
て、面板21(22)は中空形材10、20の厚さ方向
に移動しようとするが、溝18と凸部28によって移動
が抑制される。このため、突き合わせ部を平らに接合で
きる。中空形材20においては接続板14に相当する接
続板を除くことができ、軽量にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は摩擦攪拌接合に用い
る中空形材に関する。
【0002】
【従来の技術】摩擦攪拌接合方法は、接合部に挿入した
丸棒(回転工具という)を回転させながら接合線に沿っ
て移動させ、接合部を発熱、軟化させて塑性流動させ、
固相接合する方法である。回転工具は大径部と小径部か
らなる。小径部を接合すべき部材に挿入し、大径部の端
面を前記部材に接触させている。小径部にはねじを設け
ている。
【0003】接合すべき2つの部材の回転工具の挿入側
に凸部を設け、この凸部の金属を原資として2つの部材
の間の隙間を埋めるようにしている。回転工具の大径部
は凸部内に入れている。回転工具を接合部の金属に挿入
しなければならないので、接合部には大きな力がかか
る。このため、中空形材を接合する際には、中空形材の
2つの面板を接続する接続板の部分を他方の中空形材と
の摩擦攪拌接合位置としている。これは前記接続板で前
記力を支え、中空形材の変形を防止しながら摩擦攪拌接
合するものである。
【0004】これらは特開平9−309164号公報
(EP0797043A2)、特開平11−90655
号公報(USP6050474)に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】2つの板の突き合わせ
部を溶接(または摩擦攪拌接合)すると、溶接熱によっ
て変形する。その変形の1つとして板の厚さ方向に板が
変形する。このため、溶接部の一方の板と他方の板との
間に段差が生じ、平面度が悪くなりやすい。このため、
中空形材においては、溶接部の近傍には並列な2つの面
板を接続する板を設け、面板が厚さ方向に変形するのを
防止する。この接続板は中空形材のそれぞれの溶接部の
近傍に設けている。この接続板は面板に直交している。
【0006】摩擦攪拌接合はアーク溶接に比べて接合温
度は低いので、変形は少ないが、それなりの変形が考え
られる。このため、前記特開平9−309164号公報
(EP0797043A2)、特開平11−90655
号公報(USP6050474)でも前記接合板を設け
ている。前記特開平11−90655号公報(USP6
050474)ではそれぞれの中空形材の端部に前記接
続板を設けている。このため、強度を無視して議論すれ
ば、接続板によって質量が増大する。
【0007】なお、前記特開平9−309164号公報
(EP0797043A2)では摩擦攪拌接合する一対
の中空形材の一方のみに接続板を設けている。本発明の
目的は、軽量で良好な接合ができる摩擦攪拌接合用中空
形材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的のための一方の
中空形材は、2つの面板と、前記2つの面板を接続する
ものであって、少なくとも一端は中空形材の幅方向の端
部を除いた位置に接続した第1の接続板と、前記2つの
面板の前記端部同士を接続するものであって、前記面板
に実質的に直交した第2の接続板と、前記第2の接続板
と前記2つの面板とのそれぞれの接続部に設けられ、中
空形材の幅方向の外方および厚さ方向の外方にそれぞれ
開口した凹部と、他方の前記凹部において、前記幅方向
の外方に向けて開口した溝または前記外方に向けて突出
した凸部と、から構成することによって達成できる。
【0009】上記目的のための他方の中空形材は、2つ
の面板と、前記2つの面板を接続するものであって、少
なくとも一端は中空形材の幅方向の端部を除いた位置に
接続した接続板と、該中空形材の幅方向の前記端部の一
方の前記面板の先端に設けたものであって、該中空形材
の幅方向の外方に向けて突出した凸部または前記外方に
向けて開口した溝と、該中空形材の幅方向の前記端部の
他方の前記面板の先端に設けたものであって、該中空形
材の幅方向の外方に向けて突出した凸部または前記外方
に向けて開口した溝と、から中空形材を構成することに
よって達成できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1から図3
によって説明する。鉄道車両の車体500は、側面を構
成する側構体501、屋根を構成する屋根構体502、
床を構成する台枠503、長手方向の端部を構成する妻
構体504からなる。側構体501、屋根構体502、
台枠504は、それぞれ複数の押し出し形材10、20
を接合して構成している。押し出し形材10、20の長
手方向(押し出し方向)を車体500の長手方向に向
け、車体500の周方向に多数並べている。押し出し形
材10、20はアルミニウム合金製の中空形材である。
【0011】側構体501を構成する中空形材10と2
0との接合部について説明する。他の箇所の中空形材の
接合部も同様にできる。中空形材10(20)は、実質
的に平行な2枚の面板11(21)、12(22)と、
この2枚の面板を接続する複数の接続板13(23)、
14と、からなる。接続板13(23)は面板11(2
1)、12(22)に対して傾斜している。つまり、面
板11(21)、12(22)、接続板13(23)に
よってトラスを構成している。中空形材10、20の使
用個所によっては、一方の面板11、21は他方の面板
12、22に対して傾斜したり、円弧状になったり、全
体が円弧状になっている。
【0012】中空形材10の幅方向の端部の接続板14
は面板11、12に対して実質的に直交している。中空
形材20の端部には面板21、22に対して直交する接
続板はない。接続板14と面板11、12とのそれぞれ
の接続部には中空形材20の面板21、22の端部が重
なる凹部がある。前記それぞれの接続部には面板21、
22を支える突出片15がある。突出片15は接続板1
4から中空形材10の幅方向の端部側に突出している。
前記凹部は面板11(12)、接続板14、突出片15
から構成される。凹部は中空形材10の幅方向の外方お
よび厚さ方向の外方に向けて開口している。凹部に面板
21、22を重ねたとき、面板21、22の端面と面板
11、12の端面とが突き合わせられる。
【0013】面板11、12(21、22)の端部には
中空形材10、20の厚さ方向の外側に突出する凸部1
7(27)がそれぞれある。面板11、12(21、2
2)の端面および凸部17(27)の端面は中空形材1
0(20)の厚さ方向に沿っている。面板11、12お
よび凸部17の端面(中空形材10の幅方向の端部)は
接続板14の板厚の中心Cの延長線上にある。面板2
1、22および凸部27の端面(中空形材20の幅方向
の端部)は接続板14の板厚の中心Cの延長線上にあ
る。
【0014】中空形材10と中空形材20とを組み合わ
せたとき、接続板14の板厚の中心Cの延長線上に、面
板11、12、21、22および凸部17、17、2
7,27の端面がある。この組み合わせによって、中空
形材10の面板11(12)および凸部17(17)の
端面と中空形材20の面板21(22)および凸部27
(27)の端面とが突き合わせられる。このとき、突き
合わせ部の隙間はできるだけ小さくなるように各部を設
けている。すなわち、面板21、22の間隔、凹部の間
隔を定めている。
【0015】中空形材10、20を突き合わせた時、面
板11、12の外面と面板21、22の外面とは実質的
に同一面にあり、凸部17、27の突出代は同一であ
る。2つの凸部17、27の幅は同一である。2つの凸
部17、27を合わせた幅は回転工具50の大径部51
の径よりも大きい。凸部17、27の金属は、突き合わ
せた部分の隙間を埋める金属の原資となる。
【0016】中空形材10の突き合わせ部の端面(中空
形材10の厚さ方向に沿った凹部の面(面板11、12
に実質的に直交する面、中心Cに沿った面。))には中
空形材10の長手方向に沿って溝18、18がある。中
空形材20の突き合わせ部の端面(面板21、22に実
質的に直交する面、中心Cに沿った面。)には中空形材
20の長手方向に沿って凸部28、28がある。凸部2
8は溝18に入る。
【0017】凸部28を溝18に挿入しやすくするた
め、溝18および凸部28を台形状にしている。凸部2
8の幅は先端側が基部よりも小さい。溝18の幅は底部
が開口部側よりも小さい。溝18、凸部28のそれぞれ
の角部は円弧状にしている。両者を組み合わせたとき、
両者の間の隙間は小さくなるように、凸部28、溝18
の大きさを定めている。特に、中空形材10、20の厚
さ方向における溝18と凸部28との間の隙間は小さく
している。または、中空形材10、20の厚さ方向にお
いて、溝18と凸部28とは接触していることが望まし
い。
【0018】中空形材10(20)の厚さ方向における
溝18(凸部28)の位置は面板11、12(21、2
2)と凸部17、17(27、27)とを合わせた厚さ
の範囲内にあればよい。
【0019】面板11、12、21、22の突き合わせ
部の板厚は他の部分の厚さよりも厚くしている。中空形
材の厚さ方向の外面側は実質的に平らにしなければなら
ないので、面板の内面側に向けて突出させて、厚くして
いる。この厚さは突き合わせ部から遠ざかるにしたがっ
て徐々に薄くしている。凹部の底面は面板11、12、
21、22の外面に実質的に平行である。
【0020】接合に当たって、2つの中空形材10、2
0を図1のように嵌め合わせる。凸部28、28が溝1
8、18に入る。溝18は中空形材の幅方向の端部側に
向けて開口し、凸部は中空形材の幅方向の端部側に向け
て突出しているので、嵌め合わせは容易にできる。嵌め
合わせたら、中空形材10、20を架台100に固定す
る。101は下面の凸部17、27が入る溝である。固
定後、突き合わせ部の上面側を間欠的に仮止め溶接す
る。
【0021】回転工具50は大径部51の先端に小径部
52を設けている。小径部52にはねじを設けている。
接合に際しては、突き合わせ部に回転工具50を挿入す
る。回転工具50の軸心は接続板14の板厚の中心Cの
延長線上に位置させる。大径部51の下端は面板11、
21(12、22)の外面の延長線と凸部17、27
(17、27)の頂面との間に位置させる。小径部52
は面板11(12)と面板21(22)との突き合わせ
部に挿入する。小径部52の下端は突出片15の上面
(凹部の底面)よりも若干挿入している。少なくとも突
出片15まで塑性流動するように、小径部52を挿入す
る。
【0022】回転工具50の軸心を接続板14の板厚の
中心Cの延長線上に位置させたとき、溝18は小径部5
2の径の範囲内に位置する。凸部28は小径部52の径
の範囲内に位置する。この状態で、回転工具50を回転
させながら、突き合わせ部の接合線に沿って移動させ
る。
【0023】一方の面側の摩擦攪拌接合が終了したら、
中空形材10、20を上下に反転させ、同様に摩擦攪拌
接合を行う。
【0024】次に、車体500の外面側に位置する凸部
17、27を切削して、接合部の外面を面板11、21
(12,22)の外面と同一面にする。これによれば、
摩擦攪拌接合による摩擦熱によって面板21(22)が
変形しようとしても、凸部28と溝18とが嵌め合わせ
られているので、面板21(22)の上下方向の移動を
防止または抑制する。このため、面板11(12)と面
板21(22)との間に段差の少ない接合ができる。
【0025】このため、摩擦攪拌接合後、前記段差を少
なくする切削作業を少なくできる。このため、安価にで
きるものである。また、中空形材20の端部において面
板21、22に直交する接続板を予め除くことができ
る。このため、中空形材20を安価で、軽量にできるも
のである。
【0026】回転工具50の軸心を接続板14の板厚の
中心Cの延長線上に位置させたとき、溝18は小径部5
2の径の範囲内に位置する。凸部28は小径部52の径
の範囲内に位置する。このため、溝18と凸部28との
間に隙間があっても、隙間は埋められ、接合される。溝
18および凸部28が小径部52の径の範囲内に位置し
なくても、小径部52によって、溝18および凸部28
が塑性流動するように、溝18および凸部28の位置お
よび大きさを定める。
【0027】回転工具50は接続板14の板厚の延長線
上に位置するので、摩擦接合の際の荷重は接続板14で
支えられ、接合部が変形することが少ない。接続板14
はこの荷重を支える剛性を有する。接続板14の板厚の
中心Cの延長線上に回転工具50の軸心が位置するのが
よい。
【0028】面板11、21、12、22(凸部17、
27の部分を除く)の外面の延長線よりも外面側の凸部
17、27の部分(凸部17、27の突出代の部分)
に、溝18および凸部28の一部を設置しているので、
所要の大きさの溝18および凸部28を容易に設けるこ
とができるものである。接続板14の板厚の中心Cの延
長線上に、回転工具50の軸心、凸部17、27の端部
が実質的に位置しているのが望ましい。
【0029】上記実施例では中空形材10の凹部に溝1
8を設け、中空形材20に凸部28を設けているが、中
空形材10の凹部に凸部28を設け、中空形材20の面
板21、22の端部に溝18を設けることができる。し
かし、前者の方が、押し出し形材を製作する際に正確に
できると考えられる。
【0030】また、一方の面板11側(一方の凹部側)
に溝18を設け、他方の面板12側(他方の凹部側)に
凸部28を設け、一方の面板21に凸部28を設け、他
方の面板22に溝18を設けることができる。
【0031】図4、図5の実施例を説明する。接続板1
4の板厚の中心Cの延長線上に、溝18の深さの中心が
位置する。このため、面板11、12および凸部17の
突き合わせ部の端面は接続板14の板厚の中心Cよりも
中空形材10の端部側に突出している。中空形材20の
突き合わせ部はこれに対応して設けている。すなわち、
面板21、22および凸部27の突き合わせ部の端面
(凸部28を除く。)は接続板14の板厚の中心Cの延
長線上よりも中空形材10の幅方向の他端側に突出して
いる。このため、凸部17の幅が凸部27の幅よりも大
きい。
【0032】回転工具50の軸心を接続板14の板厚の
中心Cの延長線上に位置させて摩擦攪拌接合を行う。摩
擦攪拌接合に当たって、凸部17、27の突き合わせ部
の位置を求め、その位置から中空形材10側に所定量偏
寄させた位置を回転工具50の位置とする。これによれ
ば、溝18および凸部28に対する回転工具50(小径
部52)の軸心の位置ずれの許容量を大きくできるもの
である。接続板14の板厚の中心Cの延長線上に、回転
工具50の軸心、溝18の深さの中心が実質的に位置し
ているのが望ましい。
【0033】上記各実施例では、摩擦攪拌接合時の荷重
を支持するために、接続板14を設けている。しかし、
面板11、12、21、22、および接続板13、23
からなる空間に支持部材を配置して、前記荷重を支持す
るようにすれば、接続板14を除くことができる。中空
形材10、20の幅方向の端部の位置(溝18、凸部2
8の位置、すなわち突き合わせ部の位置)は実質的に同
一位置にある。支持部材は例えば下方の面板12、22
に載る。
【0034】本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の
各請求項に記載の文言あるいは課題を解決するための手
段の項に記載の文言に限定されず、当業者がそれから容
易に置き換えられる範囲にも及ぶものである。
【0035】
【発明の効果】本発明のよれば、軽量で良好な摩擦攪拌
接合ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の中空形材の接合部の縦断面
図。
【図2】図1の中空形材の接合部の全体の縦断面図。
【図3】鉄道車両の車体の斜視図。
【図4】本発明の他の実施例の中空形材10の接合部の
縦断面図。
【図5】図4の接合部に用いる中空形材20の接合部の
縦断面図。
【符号の説明】
10、20:中空形材、11、12、21、22:面
板、15:突出片、17、27:凸部、18:溝、2
8:凸部、50:回転工具、51:大径部、52:小径
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福寄 一成 山口県下松市大字東豊井794番地 日立笠 戸機械工業株式会社内 Fターム(参考) 4E067 AA05 BG00 DA13 DA17 EA00 EB00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの面板と、 前記2つの面板を接続するものであって、少なくとも一
    端は中空形材の幅方向の端部を除いた位置に接続した第
    1の接続板と、 前記2つの面板の前記端部同士を接続するものであっ
    て、前記面板に実質的に直交した第2の接続板と、 前記第2の接続板と前記2つの面板とのそれぞれの接続
    部に設けられ、中空形材の幅方向の外方および厚さ方向
    の外方にそれぞれ開口した凹部と、 他方の前記凹部において、前記幅方向の外方に向けて開
    口した溝または前記外方に向けて突出した凸部と、 からなることを特徴とする摩擦攪拌接合用中空形材。
  2. 【請求項2】 請求項1の摩擦攪拌接合用中空形材にお
    いて、前記第1の接続板の板厚の延長線上に、前記溝ま
    たは前記凸部があること、を特徴とする摩擦攪拌接合用
    中空形材。
  3. 【請求項3】 請求項1の摩擦攪拌接合用中空形材にお
    いて、前記第2の接続板の板厚の実質的な中心の延長線
    上に、前記溝または前記凸部があること、を特徴とする
    摩擦攪拌接合用中空形材。
  4. 【請求項4】 請求項1の摩擦攪拌接合用中空形材にお
    いて、前記第2の接続板の板厚の実質的な中心の延長線
    上に、前記溝の深さの中心または前記凸部の突出代の中
    心があること、を特徴とする摩擦攪拌接合用中空形材。
  5. 【請求項5】 請求項1の摩擦攪拌接合用中空形材にお
    いて、 前記凹部側の一方の前記面板の端部、前記凹部側の他方
    の前記面板の端部のそれぞれには前記厚さ方向の外方に
    突出する第2の凸部があり、 前記溝の一部または前記凸部の一部は前記第2の凸部の
    突出代の範囲に位置していること、 を特徴とする摩擦攪拌接合用中空形材。
  6. 【請求項6】 請求項1の摩擦攪拌接合用中空形材にお
    いて、前記それぞれの凹部には前記溝または前記凸部と
    して前記溝があること、を特徴とする摩擦攪拌接合用中
    空形材。
  7. 【請求項7】 請求項1の摩擦攪拌接合用中空形材にお
    いて、前記それぞれの凹部には前記溝または前記凸部と
    して前記凸部があること、を特徴とする摩擦攪拌接合用
    中空形材。
  8. 【請求項8】 2つの面板と、 前記2つの面板を接続するものであって、少なくとも一
    端は中空形材の幅方向の端部を除いた位置に接続した接
    続板と、 該中空形材の幅方向の前記端部の一方の前記面板の先端
    に設けたものであって、該中空形材の幅方向の外方に向
    けて突出した凸部または前記外方に向けて開口した溝
    と、 該中空形材の幅方向の前記端部の他方の前記面板の先端
    に設けたものであって、該中空形材の幅方向の外方に向
    けて突出した凸部または前記外方に向けて開口した溝
    と、 からなる摩擦攪拌接合用中空形材。
  9. 【請求項9】 請求項8の摩擦攪拌接合用中空形材にお
    いて、前記それぞれの面板の端部には前記凸部または前
    記溝として前記凸部があること、を特徴とする摩擦攪拌
    接合用中空形材。
  10. 【請求項10】 請求項8の摩擦攪拌接合用中空形材に
    おいて、前記それぞれの面板の先端には前記凸部または
    前記溝として前記溝があること、を特徴とする摩擦攪拌
    接合用中空形材。
  11. 【請求項11】 請求項8の摩擦攪拌接合用中空形材に
    おいて、 前記凸部または前記溝がある前記一方の面板の端部、前
    記他方の面板の端部のそれぞれには前記厚さ方向の外方
    に突出する第2の凸部があり、 前記凸部または前記溝の一部は前記第2の凸部の突出代
    の範囲に位置していること、 を特徴とする摩擦攪拌接合用中空形材。
  12. 【請求項12】 請求項8の摩擦攪拌接合用中空形材に
    おいて、前記中空形材の幅方向において、前記凸部また
    は前記溝がある前記一方の面板の端部と、前記他方の面
    板の端部とは、実質的に同一位置にあること、を特徴と
    する摩擦攪拌接合用中空形材。
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