JP2002315564A - 紅色酢およびその製造方法 - Google Patents
紅色酢およびその製造方法Info
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Abstract
酸発酵を行い、紅麹の有する色を生かした紅色酢を製造
する方法を提供すること。 【解決手段】 紅色の色調を有し、50%1,1−ジフ
ェニル−2−ピクリルヒドラジル(DPPH)消去能が
10μl/ml以下である紅色酢および1.0から10
容量%濃度のエタノール溶液に、1リットル当たり10
0から600gの紅麹を加えた後、これに紅麹の存在下
でもエタノールを酢酸に変換できる酢酸発酵菌を接種
し、これを培養することを特徴とする上記紅色酢の製造
方法。
Description
に詳細には、紅麹由来の紅色と抗酸化性を併せ持つ紅色
酢およびその製造方法に関する。
ナスカス(Monascus)属菌を蒸米に生育させた
米麹のことで、古くから紅酒、紅腐乳、漬物などの原料
として使用されている。また中国の漢方書「本草綱目」
に消食活血、健脾操胃と示されているように麹の中で唯
一、漢方薬としても用いられていた。この紅麹は、交易
によって中国から琉球へ伝わり、琉球王家御用達滋養食
品である豆腐ようの製造や、赤飯、花イカの着色に使わ
れるようになったものである。
レステロール低下作用、血圧降下作用を有することが認
められている。また、本出願人はモナスカス属菌を利用
した食品の付加価値を高めるため、生理活性の探索を行
った結果、ある種の菌株で調製した米麹が高い抗酸化活
性を有することを発見し、これまでにラットに対する腹
腔内および経口投与により肝毒性軽減作用の効果を確認
している。
にしたキビ酢等の飲用製品が血圧改善等の生体調節機能
を有することが明らかになり需要が高まっている。本出
願人は、すでに紅麹をエタノール溶液中に特定の条件で
浸漬し、糖化、成分抽出を進行させることにより鮮やか
な紅色かつ甘味があり、抗酸化活性の高い新規なエタノ
ール溶液(紅麹酒)を製造する技術を開発しており、こ
れらの流れの中から、紅麹の有する成分を含有し、きれ
いな紅色を呈する酢の開発に着手した。
ら、単純に紅麹酒を酢酸発酵させれば紅色酢が得られる
というものではなく、紅麹の有効成分を保持しながらき
れいな紅色を呈する酢を得ることは簡単でないことが明
らかになってきている。
が有する抗酸化活性を損なうことなく、酢酸発酵を行
い、紅麹の有する色を生かした紅色酢を製造する方法の
提供をその課題とするものである。
分を生かした紅色酢を得べく鋭意研究を重ねた結果、紅
麹をエタノール溶液に添加し、同時仕込み法によること
により、抗酸化活性と紅色の色調を併有する酢が得られ
ることを、これが紅麹の活性成分を維持した状態で酢と
なる範囲は極めて限られた範囲であることを見出し、本
発明を完成した。
0%1,1−ジフェニル−2−ピクリルヒドラジル(D
PPH)消去能が10μl/ml以下である紅色酢を提
供するものである。
のエタノール溶液に、1リットル当たり100から60
0gの紅麹を加えた後、これに紅麹の存在下でもエタノ
ールを酢酸に変換できる酢酸発酵菌を接種し、これを培
養することを特徴とする紅色酢の製造方法を提供するも
のである。
液中に紅麹を加え、これに酢酸発酵菌を接種し、酢酸を
製造するという、いわゆる同時仕込み発酵により得るこ
とができるものである。
件でも良いというものでなく、原料として使用するエタ
ノール溶液の濃度は、1.0から10容量%、特に4.5
から7.5容量%の範囲の範囲が好ましい。エタノール
溶液の濃度が、この範囲より低い場合は、酢酸発酵が進
みにくく、また、この範囲を越える場合は、酢酸発酵の
効率が悪く経済的ではない。このエタノール溶液として
は、焼酎、泡盛、スピリッツ類、清酒、醸造アルコール
等が用いられる。
麹としては、抗酸化性と高い色素能を有するものである
ことが好ましい。このような紅麹は、例えば次のような
方法によりスクリーニングし、得ることができる。
5mlを加え、室温で1時間、時々撹拌して色素の抽出
を行う。次いでこの抽出液を8000rpmで10分間
遠心分離した後、0.45μmのフィルターでろ過して
試料液とする。この試料液を1cmのガラスセルに取
り、分光光度計により500nmにおける吸光度を測定
し、色素量とした。なお、色素量が多い時は、適宜希釈
して測定し、色素量を求める。
ャー法で抗酸化活性の測定を行なう。すなわち、凍結乾
燥した紅麹粉末0.5gに20%エタノール5mlを加
え、ホモジナイズし、遠心分離後、上澄み液を0.45
μmのフィルターでろ過して試料液を得た。この試料液
を96穴マイクロプレート上で段階的に希釈し、各希釈
試料液100μlに0.75mM DPPH(1,1−ジ
フェニル−2−ピクリルヒドロジル)50μlを加え、
20分後に515nmの吸光度をプレートリーダー(Mo
lecular Devices M-Tmax)で測定した。試料の用量−反
応曲線からDPPHを50%消去する量を求め、活性と
した。なお、この数値が低いほど抗酸化活性が高いこと
を示す。
く(例えば、吸光度15以上)、また、抗酸化活性が高
い(例えば、4mg/ml以下)ものとして選ばれた紅
麹を用いれば良い結果が得られる。例えば、本発明者ら
が台湾の紅豆腐乳から分離した紅麹、TTC−152
は、吸光度26.82、DPPHの50%消去能が3.
8、TTC−153は、吸光度21.66、DPPHの
50%消去能が2.2であり、本発明において有利に利
用しうるものである。
の量は、100から600g/lの範囲であることが好
ましい。この紅麹の量は、多くなるほど、甘みが強くな
る傾向があり、また香りについては、フルーティーな香
りがするという意見がある一方、紅麹配合量が多いもの
については、麹臭を感じる場合もある。更に紅色につい
ては、当然ながら紅麹配合量が多いほど、高い傾向を示
した。
を配合した原料エタノール溶液の酢酸発酵に用いること
のできる酢酸発酵菌は、どのようなものでも良いという
ものでなく、特定のものに限られる。すなわち、紅麹の
存在下でもエタノールを酢酸に変換できる酢酸発酵菌に
限られる。このような酢酸発酵菌は、酢酸発酵菌のう
ち、例えば、アルコール濃度6容量%の泡盛に紅麹を4
00g/lで加えた液体培地中で酢酸発酵するものとし
て選択、使用することができる。上記した性質を有する
酢酸発酵菌としては、例えば、アセトバクター・アセチ
(Acetbactor aceti)IFO3283、アセトバクター
・アセチIFO3284や、これらと類似する生育性を
有する酢酸発酵菌が挙げられる。
たアルコール濃度、紅麹量および酢酸発酵菌を除き、一
般的な条件で行うことができる、すなわち、原料エタノ
ール溶液に添加する酢酸発酵菌の量は0.1から20%
程度、特に1から10%程度が好ましい。また、発酵の
温度は、25から40℃程度、特に30から35℃程度
が好ましく、発酵時間は7日から28日程度で良い。な
お、発酵は静置発酵により行うことが好ましい。
により濾過等の処理により精製され製品とされる。この
紅色酢は、きれいな紅色をしているほか、良好な味覚と
紅麹に基づく優れた抗酸化性を有するものであり、料理
の調味料として、あるいは直接飲用する健康酢飲料とし
て利用される。
種の応用製品として利用することもできる。すなわち、
本発明方法により得られた紅色酢を利用した応用製品例
としては、卵を浸漬した酢卵がまず挙げられる。酢卵
は、卵の栄養成分の他、食酢由来の各種有機酸やアミノ
酸やビタミンが多く含まれるものである。また、卵の殻
に含まれるカルシウムが酢の作用によって吸収されやす
い状態で、豊富に含まれているために、糖尿病、高血
圧、骨粗鬆症などに効果があるといわれ、健康飲料とし
て親しまれている。
したところ、赤色が鮮やかな酢卵が得られた。またこの
ものは紅麹由来のフルーティな香りのするものであり、
その味覚も良好であった。
などのドレッシング類が挙げられる。この紅色酢を使っ
たマヨネーズは、淡い赤色を有するものであり、一般の
マヨネーズと異なる外観のものであった。また、その味
も米酢を使ったマヨネーズと遜色のないものであった。
するが、本発明はこれら実施例により何ら制約されるも
のではない。なお、実施例における各酢の物性は、以下
の方法で測定した。
より分析した。カラムはDB−WAX(φ0.25μm
×30m)を使用した。 (b)酸度 酸度は、試料をN/10 NaOHで滴定し、酢酸量と
して算出した。 (c)pH pHは、ガラス電極pHメーター(堀場製作所M−1
3)で測定した。 (d)ブリックス ブリックスは、ブリックス計(アタゴPR−101)で
測定した。 (e)色素 色素は、分光光度計(日本分光V−530型)を使用
し、赤色色素として500nm、黄色色素として400
nmの吸収を測定した。 (f)還元糖量 還元糖はSomogyi−Nelson法を用いて、グ
ルコース量に換算した。 (g)窒素量 全窒素量は、セミミクロケルダール法によって測定し
た。
(DPPH)ラジカルスカベンジャー法では反応時間が
短く、また、1検体ずつ分光光度計で測定するので、多
数のサンプル測定が困難であったり、定量範囲が狭く、
測定誤差が大きいなどの問題があるため、DPPH濃度
を高くし、反応時間を延ばしてマイクロプレートによる
測定を行った。すなわち、プレート上で段階的に希釈し
た試料溶液100μlに0.75mM DPPH50μ
lを加え、20分後に515nmの吸光度をプレートリ
ーダー(Molecular Devices M−T
max)で測定した。試料の用量−反応曲線から50%
DPPHを消去する量を求め、50%DPPHを消去能
とした。
により、味、香りおよび色について評点法により評価し
た。
℃で20分間オートクレーブ処理をした。室温まで冷や
した後、PDA斜面培地で培養した紅麹菌を接種し、3
0℃で7日間培養した。紅麹菌は、台湾産紅豆腐乳から
分離取得したTTC−153株を用いた。
クター・アセチIFO3283株、アセトバクター・ア
セチIFO 3284株並びに沖縄県工業技術センター
保存菌9006株および9007株を酢酸発酵用供試菌
として使用した。
森県工業試験場年報、第40号、第40−42頁(19
94))の用いた組成に準じた。すなわち、グルコース
0.5%、ペプトン0.5%、酵母エキス0.5%、Mg
SO4・7H2O 0.1%およびKH2PO4・6H2O
0.1%を含む溶液を120℃で、20分間加熱処理
し、エタノールを3%加えた。これにスラントから各供
試菌を取って接種し、振盪培養(30℃、48hr)し
たものを種酢とした。
%、6%および8%に希釈し、これに前述で得られた紅
麹をそれぞれ400g/l加え、室温で3時間静置し
た。その後、全量に対して1%量の種酢を添加し、30
℃の恒温室で2週間静置培養した。
よび酢酸濃度、酸度、pH、Brix、色素量並びに5
0%DPPH消去能を測定した結果を表1に示した。
3284株の初発エタノール濃度6%および8%では、
エタノールが消費されて酢酸が生成されていた。しか
し、初発エタノール濃度4%ではエタノールが残存し、
酢酸の生成量も低い値であった。また、他の3菌株は、
いずれのエタノール濃度でもエタノールはほとんど減少
しておらず、酢酸の生成もほとんどみられなかった。p
Hは酢酸発酵が順調に進んだものはpH3.5程度であ
ったが、その他はpH4.6程度であった。
んだIFO3283株とIFO3284株が20%〜2
2%であり、酢酸発酵が進まなかった他の3株より高く
なる傾向であった。
みられ、赤色色素を示す500nmの吸光度は、酢酸発
酵が進んだIFO3283株とIFO3284株が他の
3菌株に比べ低い値となっていた。紅麹のモナスカス色
素はpHによって色素の変化がなく、耐熱性、耐薬品
性、耐微生物性等は良好といわれているが、pH4以下
の酸性域では若干、溶解性や耐光性が劣るようである。
そのため、酢酸の生成によりpHが低下したために、吸
光度が低くなったと思われる。
び9007株では発酵途中で麹の菌糸が液上面に繁殖し
て、白い皮膜を形成した。そのため、酢酸菌の繁殖が抑
えられたために酢酸が生成されなかったと思われる。こ
れは、エタノール濃度が低いほど皮膜は厚くなる傾向で
あった。同様に、IFO3283株およびIFO328
4株ともに初発エタノール濃度4%では、麹の繁殖によ
り酢酸発酵が抑制さてしまっていた。また、6%と8%
では、最終の酢酸濃度が変わらないことから、8%では
酢酸発酵効率が悪い結果であった。以上のことにより、
初発エタノール濃度は6%が適当と判断された。
のエタノール濃度が約6%となるように希釈し、この希
釈液1Lに対して紅麹を200g、400gおよび60
0gの割合で加え、室温で3時間静置した。その後、全
量に対して1%量の種酢を添加し、30℃の恒温室で約
2週間静置培養した。
3284株のうち、紅麹配合量200gと400gでは
順調に酢酸発酵が進み、発酵14日目では酸度が4.0
%前後まで上昇した。しかし、紅麹配合量600gでは
酸生成速度が遅く、IFO3284株では酸度は3.0
%までしか上昇しなかった。これは、紅麹の量が多いた
め、紅麹が液上面に浮き上がり、紅麹の菌糸が繁殖して
液面を塞ぎ、絶対好気性菌である酢酸菌の繁殖が抑えら
れたために酢酸が生成しなかったと思われる。
の紅麹配合量でも酢酸の生成はみられなかった。これら
の菌株は、今回のようなエキス分が高い仕込条件では菌
の生育が阻害されているためと思われる。
284株を用い、それぞれ紅麹配合量が200g/l、
400g/lおよび600g/lの場合の酸度およびp
Hと、ブリックス、還元糖量、色素、全窒素量および5
0%DPPH消去能を示した。この結果、ブリックス以
下は紅麹配合量に比例して高くなる傾向を示した。ま
た、菌株による抗酸化活性の差はみられなかった。
比較的良好であったIFO3283株とIFO3284
株を用いた紅麹酢について、その味、香りおよび色につ
いて官能試験を6名のパネルによりおこなった。各項目
で最も良好なものを5点、最も悪いものを1点とし、そ
の平均点を求めた。この結果を表3に示した。
ど、甘みが強くなる傾向であったが、その中でも試料E
のIFO3284株、紅麹配合量400g/Lが最も平
均点が高い結果であった。香りについては、フルーティ
ーな香りがするという意見がある一方、紅麹配合量が多
いものについては、麹臭がするなどの意見もあり、好み
にばらつきがみられ、平均点はほとんど差がなかった。
また、色はIFO3283株および3284株とも紅麹
配合量が多いほど、平均点が高い傾向を示した。
味や色素量は高いが、酸生成速度が遅く、酢化率が低い
ものであり、また、配合量200gでは甘味や色素量が
低いことから、酢酸菌としてIFO3284株を用い、
紅麹配合量は400g程度が最も適当と判断した。
釈した泡盛1Lに対し、紅麹を600gの割合で加え、
25℃の恒温室に4週間放置し、糖化、色素および呈味
成分の抽出を行い紅麹酒とした。その後圧搾し、エタノ
ール濃度が約6%になるように希釈後、全量に対して1
%量の種酢を添加して30℃の恒温室で約2週間静置培
養した。
が進行しなかった9007株が、今回の試験では最も酸
生成速度が速く、発酵10日目で酸度4.0%に達し、
その後一定となった。次にIFO3283株が酸生成速
度が速く、発酵15日目で酸度3.9%に達した。IF
O3284株は、今回の仕込条件では酸生成速度が遅
く、発酵17日目で酸度3.2%程度であった。
好に進みやすかったが、色素量や抗酸化活性は同時仕込
発酵に比べて極めて低い値であった。
発明の同時仕込発酵で紅麹配合量を変えて調製した紅色
酢2種類と比較例1の二段仕込で調製した紅色酢と市販
食酢の抗酸化活性を測定した結果を表4に示した。
に比べて抗酸化活性が高く、紅麹配合量が多いほど活性
が高い傾向を示した。しかし、二段仕込による紅麹酢
は、抗酸化活性が低かった。一方、最近健康酢として人
気の高い黒酢は、3種類ともに活性は低かった。また、
泡盛の製造過程で生じた蒸留粕を絞ったもろみ酢は、酢
酸発酵による食酢ではないが、クエン酸を多く含んでい
る健康飲料として最近人気のあるもので、これも比較的
高い抗酸化活性を示した。
酢200mlをガラス瓶に入れ、冷暗所に2〜7日間静
置する。柔らかくなった殻を取り除き、卵黄と卵白をか
き混ぜ、ハチミツを適宜溶かし込んで紅色酢卵を得る。
紅麹由来のフルーティな香りを有し、その味覚も良好で
あった。
明の紅色酢45mlを加え、良く混合する。次いで、攪
拌下、200mlのサラダ油を徐々に加え、十分に混ぜ
合わせてマヨネーズを得る。
ものであり、一般の白色のマヨネーズと対照的な色彩で
あった。また、その味も米酢を使ったマヨネーズと遜色
のないものであった。 以 上
Claims (6)
- 【請求項1】 紅色の色調を有し、50%1,1−ジフ
ェニル−2−ピクリルヒドラジル(DPPH)消去能が
10μl/ml以下である紅色酢。 - 【請求項2】 1.0から10容量%濃度のエタノール
溶液に、1リットル当たり100から600gの紅麹を
加えた後、これに紅麹の存在下でもエタノールを酢酸に
変換できる酢酸発酵菌を接種し、これを培養することに
より得られたものである紅色酢。 - 【請求項3】 1.0から10容量%濃度のエタノール
溶液に、1リットル当たり100から600gの紅麹を
加えた後、これに紅麹の存在下でもエタノールを酢酸に
変換できる酢酸発酵菌を接種し、これを培養することを
特徴とする紅色酢の製造方法。 - 【請求項4】 エタノール溶液濃度が4.5から7.5容
量%である請求項第3項記載の紅色酢の製造方法。 - 【請求項5】 紅麹の存在下でもエタノールを酢酸に変
換できる酢酸発酵菌がアセトバクター・アセチIFO3
283もしくはIFO3284またはこれらと類似する
生育性を有する酢酸発酵菌である請求項第3項または第
4項記載の紅色酢の製造方法。 - 【請求項6】 エタノール溶液が焼酎、泡盛、スピリッ
ツ類、清酒または醸造アルコールである請求項第3項な
いし第5項の何れかの項記載の紅色酢の製造方法。
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