JP2002315355A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JP2002315355A JP2001113830A JP2001113830A JP2002315355A JP 2002315355 A JP2002315355 A JP 2002315355A JP 2001113830 A JP2001113830 A JP 2001113830A JP 2001113830 A JP2001113830 A JP 2001113830A JP 2002315355 A JP2002315355 A JP 2002315355A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力消費に応じて高調波電流を抑制し、かつ
安価で小型な電力変換装置を提供する。 【解決手段】 3相交流電流検出値ir,is,itの
有効電力成分電流値と、倍率算出器18で算出される係
数とを乗算器20で乗算し、消費した電力より小さな直
流電流指令を発生する。係数は電源電圧と直流電圧との
偏差によって補正され、直流電圧が上昇しない臨界点に
保たれる。3相交流電圧の電源電圧位相値θから交流信
号発生器22により電源電圧の各相に同期した交流信号
を発生し、直流電流指令と乗算することで得られた3相
交流電流指令iR*,iS*,iT*に基づいて、有効電
力成分電流値が所定レベル以上の場合に、3相交流電流
をフィードバック制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電源を直流に
変換する電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機械の駆動源に使用される各種モータを
可変速運転するインバータの直流電源である電力変換装
置は、交流を直流に変換するときに高調波電流が流れ
る。近年、この高調波電流による進相コンデンサやリア
クトル等の電源設備への悪影響が問題となっており、各
種の高調波電流の抑制機能をもった電力変換装置が実用
化されている。
【0003】第一の従来例を図4を用いて説明する。
【0004】第一の従来例では、入力される交流電流が
電流検出器6を介して検出され、この検出値に基づい
て、入出力される交流電流が正弦波波形になる様にフィ
ードバック制御する。
【0005】3相交流電源1は電力変換装置Cの入力端
子51に接続される。入力端子51はチョークコイル7
を介して、トランジスタおよびダイオードによって構成
されるコンバータ4に接続される。コンバータ4で交流
電圧が直流電圧に変換され、出力端子52から出力され
る。出力された直流電圧は、平滑コンデンサ5によって
平滑され、インバータ回路2の直流電源として接続され
る。インバータ回路2では、再び直流から交流へ変換
し、交流モータ3の可変速度制御が行われる。
【0006】ここで、図4中の枠の制御回路Dの動作を
説明する。
【0007】直流電圧Vdcの目標電圧としては、電源
電圧に応じて変化するように、アイソレータ8を介して
絶縁され、ピークホールド回路24によって検出された
電源電圧のピーク値と基準電圧26とを加算器28によ
って加算した値が設定される。この目標電圧からは、減
算器25において直流電圧Vdcの検出値が引き算さ
れ、電圧偏差信号が得られる。この電圧偏差信号は、誤
差増幅器27によって増幅され、直流電流指令が作成さ
れる。
【0008】次に、アイソレータ8を介して絶縁された
3相交流電源電圧を入力として、位相検出器9が電源電
圧位相値を出力する。位相検出方法については、本出願
人らは電源電圧が歪んだ場合にも位相検出可能な電力変
換装置を特願平7−133881号において提案してお
り、詳細な説明は省略する。
【0009】この位相検出値をもとに交流信号発生器1
1では各相電圧と同位相,同周波数の交流信号を指令周
期毎に発生する。この交流信号と直流電流指令を乗算器
12によって乗算して交流電流指令iR*,iS*,iT
*を作成する。
【0010】この交流電流指令は、減算器15によっ
て、電流検出器6で検出した電流検出値ir,is,i
tと引き算され、さらに誤差増幅器16で増幅されて交
流電圧指令となり、PWM制御回路10に入力される。
この交流電圧指令を基にPWM制御回路10では、入力
された信号をキャリヤ信号によってパルス幅変調し、こ
れによってトランジスタTr1〜Tr6のON/OFF制
御信号が作成される。このPWM制御回路10の動作は
インバータの制御回路に一般的に用いられるものであ
り、詳細な説明は省略する。これらの回路の働きによっ
て、コンバータ4に流れる電流は、電源電圧と直流電圧
検出値から作られた正弦波の電流指令の通りにフィード
バック制御される。よって、コンバータ4の各相に流れ
る電流iR,iS,iTは、図7のような正弦波電流と
なる。
【0011】しかしながら、高調波のない正弦波状に電
流制御を行うため、常にPWM制御を行う必要があり、
トランジスタのスイッチング損失による発熱が大きく、
この熱を冷却する高価で大容量の放熱板を必要とし、結
果として電力変換装置の小型化および低価格化が困難と
なっていた。また、正弦波電流にするには直流電圧Vd
cの目標電圧を通常電源電圧のピーク値に対して数十V
昇圧する必要があり、結果として高価な耐圧の高い素子
を選定する必要があった。さらには、正弦波電流に含ま
れる通常数k〜十数kHzの高周波のキャリヤ周波数成
分電流により、電源ラインに接続されたコンデンサと電
源インダクタンスとの間で発生する共振電流を誘発する
恐れがあり、共振電流によるコンデンサの破損を防ぐた
めキャリヤ周波数成分電流を吸収するフィルタを必要と
していた。
【0012】これらの問題を解決するため、本出願人ら
は特願平10−212741号の電力変換装置におい
て、トランジスタの発熱を抑え、高調波電流を抑制しつ
つ、安価で小型の電力変換装置を提案している。
【0013】この特願平10−212741号の電力変
換装置を第二の従来例として図5を用いて説明する。な
お、図5は図4に対応させて示した図であり、同一構成
個所は同符号を付けてその説明を省略する。
【0014】以下に電力変換装置E内の制御回路Fの動
作を説明する。
【0015】まず、電流検出器6で検出した3相交流電
流は、3相2相変換を行うことにより
【数1】,
【数2】のような有効電力成分i1dと無効電力成分i1q
に変換し、直流量として扱うことができる。
【0016】
【数1】i1d=ir・sinθ+is・sin(θ−120°)+it・s
in(θ+120°)
【数2】i1q=ir・cosθ+is・cos(θ−120°)+it・c
os(θ+120°) この3相2相変換を行うため、アイソレータ8を介して
検出された3相交流電源電圧から位相検出器9によって
電源電圧の位相を検出し、この位相値をもとに交流信号
発生器22では交流信号sinθ,sin(θ−120°),sin
(θ+120°)を発生する。この交流信号と電流検出器6
からの電流検出値とから乗算器13および加算器21を
用いて積和演算を行い有効電力成分電流i1dを算出す
る。
【0017】ここで、モータ負荷による電力消費が多く
なった場合、ダイオードd1〜d6の働きによって図6
のような電流が流れ、この電流を3相2相変換して有効
電力成分の電流を算出する。この有効電流には多くのリ
ップル成分があるためフィルタ19を通して安定化させ
る。そしてこの安定化した有効電流と、通常0.5〜
0.8程度の1以下の係数α27とを乗算器20によっ
て乗算し、直流電流指令を作成する。直流電流指令は乗
算器12によって各相電圧と同位相,同周波数の交流信
号と乗算され、3相交流電流指令iR*,iS*,iT*
が出力される。
【0018】この交流電流指令からは、減算器15によ
って電流検出器6で検出した電流検出値が引き算され、
さらに誤差増幅器16で増幅されて交流電圧指令が作成
され、これがPWM制御回路10に入力される。この交
流電圧指令を基にPWM制御回路10では、入力された
信号をキャリヤ信号によってパルス幅変調し、これによ
ってトランジスタTr1〜Tr6のON/OFF制御信号
が作成される。
【0019】交流電流指令とダイオードd1〜d6の働
きによって流れるダイオード電流とは図2のような関係
となる。前記係数αは1以下であるので、交流電流指令
の中央付近ではダイオード整流による電流が指令を上回
り、対応する相のコンバータ4のトランジスタはスイッ
チングしない停止状態となる。つまり、図2のPWM制
御区間部分のみPWM制御が行われる。PWM制御区間
としては、半周期を0〜180°で表すとPWM制御区
間の合計が120°から90°程度、つまり半周期の内
の2/3から1/2となるような電流指令が適正であ
る。部分的なPWMの結果として、他の相電流の影響で
ピーク電流付近が減少し、昇圧することなしに電流歪み
が改善され、高調波成分が大幅に減少した電流となる。
【0020】基準電圧23にはPWM制御回路10の制
御開始レベルが設定される。制御開始レベルと直流電流
指令とは比較器17によって比較され、直流電流指令が
制御開始レベルを越えた場合にPWM制御回路10の出
力が開始される。これは、電力消費が少ない場合には高
調波電流がもともと少ないこと、さらには、少ない高調
波電流を抑制しようとするとPWM制御区間が長くなり
トランジスタの発熱の低減効果が少ないことが理由であ
る。このため、電力消費が多くなった場合、つまり高調
波電流が所定のレベル以上の場合に制御を開始する。
【0021】これらの回路の働きによって、コンバータ
4に流れる電流は、高調波電流が所定のレベル以上の場
合にフィードバック制御され、高調波電流を抑制した電
流となる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述した第一の従来例
においては、電力消費が多くなった場合、常にPWM制
御する必要があり、トランジスタのスイッチング損失に
よる発熱が大きく、この熱を冷却する高価で大容量の放
熱板を必要とし、結果として電力変換装置の小型化およ
び低価格化することが困難となっていた。また、正弦波
電流にするには直流電圧Vdcの目標電圧を通常電源電
圧のピーク値に対して数十V昇圧する必要があり、結果
として高価な耐圧の高い素子を選定する必要があった。
さらには、正弦波電流に含まれる通常数k〜十数kHz
の高周波のキャリヤ周波数成分電流により、電源ライン
に接続されたコンデンサと電源インダクタンスとの間で
共振電流を誘発する恐れがあり、共振電流によるコンデ
ンサの破損を防ぐためキャリヤ周波数成分電流を吸収す
るフィルタを必要としていたことが問題となっている。
【0023】第二の従来例においては、電源環境により
電源インピーダンスが異なるため、電源インピーダンス
によって変わるダイオード整流による電流波形も、電源
環境によって変化することになる。しかし、係数αは電
流波形によって最適値を調整する必要があることから、
結果として電源環境に応じて係数α27を最適に調整す
るという行為が必要となる。係数α27の設定によって
は制御不能、もしくはトランジスタの発熱が増加した
り、昇圧してしまうといった問題が生じる。
【0024】具体的には、係数α27の設定を小さく設
定した場合、PWM制御区間が少なくなりトランジスタ
の発熱は減少するものの、電流指令の半周期つまり0〜
180°の内、PWM制御区間が合計で90°から60
°程度まで減少すると、電流指令に対して実際に流れる
電流に遅れを生じ、無効電流が増加して制御不能とな
る。
【0025】また、係数α27の設定を大きく設定した
場合、実際に流れる電流は電流指令のとおりに流れるも
のの、トランジスタの発熱の増加、さらには、電流を流
しすぎることにより直流電圧が昇圧してしまうという問
題を生じていた。
【0026】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、先に本出願人らが提案した特願平10
−212741の電力変換装置の技術に加えて、どのよ
うな電源環境においても設定変更することなしに安定し
て発熱を抑え、高調波電流を抑制しつつ、安価で小型の
電力変換装置を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の電力変換装置
は、複数のトランジスタ及びこの複数のトランジスタに
それぞれ逆並列に接続された複数のダイオードによって
構成され、入力された交流電圧指令に応じてこれら複数
のトランジスタをPWM制御するコンバータによって3
相交流電圧から直流電圧への変換を行う電力変換装置に
おいて、前記3相交流電圧を検出して電源電圧位相値を
出力する手段と、前記コンバータに入力される3相交流
電流を検出して3相交流電流検出値を出力する手段と、
前記電源電圧位相値と前記3相交流電流検出値から3相
2相変換を行い有効電力成分電流値を出力する手段と、
前記3相交流電圧を検出して電源電圧ピーク値を出力す
る手段と、前記電源電圧ピーク値と前記直流電圧との偏
差に応じて可変する係数を出力する手段と、前記有効電
力成分電流値に前記係数を乗算して直流電流指令値を発
生する手段と、前記電源電圧位相値から電源電圧の各相
に同期した交流信号を発生する手段と、前記直流電流指
令値と前記交流信号とを乗算して3相交流電流指令を発
生する手段と、前記有効電力成分電流値が所定レベル以
上の場合に前記3相交流電流検出値と前記3相交流電流
指令との誤差に基づき前記3相交流電流をフィードバッ
ク制御する手段とを備えたものである。
【0028】
【作用】本発明による電力変換装置においては、3相交
流電流検出値の有効電力成分電流値と係数とを乗算し、
直流電流指令値を発生する。つまり、消費した電力によ
り供給する電流指令が作成され、PWM制御する際スイ
ッチングしない期間を発生するよう作用する。また、前
記係数は、電源電圧のピーク値と直流電圧との偏差に応
じて可変される。3相交流電圧の電源電圧位相値から電
源電圧の各相に同期した交流信号を発生する。この交流
信号と直流電流指令値とを乗算することで3相交流電流
指令を得る。
【0029】有効電力成分電流値が所定レベル以上の場
合、つまり消費電力が多くなって高調波電流が増加した
場合、3相交流電流指令に基づいて3相交流電流をフィ
ードバック制御するよう作用する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1を参照し説明する。なお、本実施の形態において
前述の図4,図5に示す要素に付した符号と同一符号を
付した要素は同一機能を有し、説明は省略する。
【0031】図1は本発明に係る電力変換装置の一例で
ある。
【0032】以下に電力変換装置A内の制御回路Bの動
作を説明する。この回路はマイクロプロセッサ等を利用
して実現され、その動作はソフトウエアによって実現さ
れる。
【0033】3相交流電流は、電流検出器6により検出
され、交流信号発生器22、乗算器13、加算器21、
フィルタ19の働きによって有効電流が算出される。
【0034】この有効電流と、倍率算出器18から出力
される値とが乗算器20によって乗算され、直流電流指
令が作成される。
【0035】直流電流指令は乗算器12によって、交流
信号発生器11から出力される各相電圧と同位相・同周
波数の交流信号と乗算され、3相交流電流指令iR*,
iS*,iT*が出力される。
【0036】この交流電流指令は、減算器15によっ
て、電流検出器6で検出した電流検出値と引き算され、
さらに誤差増幅器16で増幅されて交流電圧指令とな
り、PWM制御回路10に入力される。この交流電圧指
令を基にPWM制御回路10では、入力された信号をキ
ャリヤ信号によってパルス幅変調し、これによってトラ
ンジスタTr1〜Tr6のON/OFF制御信号が作成さ
れる。
【0037】消費電流が少ない場合は、もともと高調波
電流が少なく、またPWM制御区間が長くなりトランジ
スタの発熱が増加する傾向にあるため制御は行わない。
このため、基準電圧23に制御開始レベルが設定され、
比較器17によって有効電流が制御開始レベルを越えた
場合にPWM制御回路10の出力が開始される。これ
は、電力消費が多くなった場合、つまり高調波電流が所
定のレベル以上の場合に制御が開始されることを意味す
る。
【0038】倍率算出器18では、PWM制御区間の不
足により制御不能となることを防止するため、初期設定
の係数として1程度もしくは1以上のやや高めの数値を
設定する。ここで有効電流が基準電圧23で設定されて
いる制御開始レベルに達した場合、PWM制御が開始さ
れる。倍率算出器18からは初期設定の値が出力される
ため、消費電流の有効電流以上の電流が流れ、結果とし
て直流電圧Vdcが上昇する。
【0039】しかし、ピークホールド回路24から出力
される電源電圧ピーク値と直流電圧Vdcとの偏差が減
算器14によって算出され、その値が倍率算出器18に
入力される。この電源電圧ピーク値と直流電圧Vdcと
の偏差によって、倍率算出器18では出力する値を図3
のように補正する。つまり、直流電圧Vdcが電源電圧
のピーク値を上回った場合に、係数を下げて直流電圧が
上昇しないように値を小さくする。これによって、直流
電圧が上昇しない臨界点で安定するように、倍率算出器
18の出力が可変、補正される。
【0040】ダイオード整流による電流は高調波成分を
多く含んでおり、臨界点での電流指令はダイオード整流
電流のピーク値より小さい振幅の適度な電流指令とな
る。このため、正弦波電流制御のような全区間PWM制
御とはならず、また、電流指令が小さすぎることにより
PWM制御区間が不足して制御不能となることもない。
さらに、電源インピーダンス等の異なる電源環境におい
ても最適な電流指令となるため、係数を調整する行為な
しに安定して制御できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
一の従来例のようなPWM制御に比べスイッチング期間
を減らすことができる。つまりトランジスタの発熱を抑
えつつ高調波電流が抑制でき、高周波キャリヤ周波数成
分電流による共振電流の影響も抑制できる。
【0042】つまり、トランジスタの発熱が少ないので
放熱板を安価で小型にでき、共振電流の影響も少ないの
でキャリヤ周波数成分電流用のフィルタを必要としな
い。さらに、昇圧する必要がないので、耐圧の高い高価
な素子を選定する必要がなく、電力変換装置を小型でし
かも安価にできる。
【0043】また、第二の従来例のように電源環境によ
って設定を変更する必要がなく、また、制御不能化もし
くは昇圧することなく安定して制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電力変換装置を示
すシステム構成図である。
【図2】 実施形態における電流と電流指令との関係を
示す図である。
【図3】 実施形態における制御内容を示す図である。
【図4】 第一の従来技術による電力変換装置を示すシ
ステム構成図である。
【図5】 第二の従来技術による電力変換装置を示すシ
ステム構成図である。
【図6】 ダイオード整流電流を示す図である。
【図7】 第一の従来技術による流れる電流を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 3相交流電源、2 インバータ回路、3 交流モー
タ、4 コンバータ、5 平滑コンデンサ、6 電流検
出器、7 チョークコイル、8 アイソレータ、9 位
相検出器、10 PWM制御回路、11,22 交流信
号発生器、12,13,20 乗算器、14,15,2
5 減算器、16,27 誤差増幅器、17 比較器、
18 倍率算出器、19 フィルタ、21,28 加算
器、23,26 基準電圧、24 ピークホールド回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H006 AA02 BB05 CA01 CA07 CA12 CA13 CB01 CC01 DA02 DA04 DB05 DC02 DC05 5H007 AA02 AA08 BB06 CA01 CC12 DA05 DC02 DC05 EA02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトランジスタ及びこの複数のトラ
    ンジスタにそれぞれ逆並列に接続された複数のダイオー
    ドによって構成され、入力された交流電圧指令に応じて
    これら複数のトランジスタをPWM制御するコンバータ
    によって3相交流電圧から直流電圧への変換を行う電力
    変換装置において、 前記3相交流電圧を検出して電源電圧位相値を出力する
    手段と、 前記コンバータに入力される3相交流電流を検出して3
    相交流電流検出値を出 力する手段と、前記電源電圧位相値と前記3相交流電流
    検出値から3相2相変換を行い有効電力成分電流値を出
    力する手段と、 前記3相交流電圧を検出して電源電圧ピーク値を出力す
    る手段と、 前記電源電圧ピーク値と前記直流電圧との偏差に応じて
    可変する係数を出力する手段と、 前記有効電力成分電流値に前記係数を乗算して直流電流
    指令値を発生する手段と、 前記電源電圧位相値から電源電圧の各相に同期した交流
    信号を発生する手段と、 前記直流電流指令値と前記交流信号とを乗算して3相交
    流電流指令を発生する手段と、 前記有効電力成分電流値が所定レベル以上の場合に前記
    3相交流電流検出値と前記3相交流電流指令との誤差に
    基づき前記3相交流電流をフィードバック制御する手段
    とを備えた電力変換装置。
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