JP2002315061A - 移動通信装置およびこれを用いたデータ通信方法 - Google Patents
移動通信装置およびこれを用いたデータ通信方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インターネット通信および短距離無線通信の
双方利用した種々のサービスに柔軟に対応することので
きる移動通信装置を提供すること。 【解決手段】 指示データ受信部２０８は、一連のデー
タのやりとりの手順が記述された指示データを受信し、
指示データ解析部２０９は、受信された指示データを解
析し、解析結果に基づいて受信切り替え部２０３および
送信切り替え部２０５を制御する。受信切り替え部２０
３は、指示データ解析部２０９の制御に従ってインター
ネット受信部２０１もしくは短距離無線受信部２０２か
らデータを受け取る。送信切り替え部２０５は、指示デ
ータ解析部２０９の制御に従い、インターネット送信部
２０６もしくは短距離無線送信部２０７にデータを出力
する。
双方利用した種々のサービスに柔軟に対応することので
きる移動通信装置を提供すること。 【解決手段】 指示データ受信部２０８は、一連のデー
タのやりとりの手順が記述された指示データを受信し、
指示データ解析部２０９は、受信された指示データを解
析し、解析結果に基づいて受信切り替え部２０３および
送信切り替え部２０５を制御する。受信切り替え部２０
３は、指示データ解析部２０９の制御に従ってインター
ネット受信部２０１もしくは短距離無線受信部２０２か
らデータを受け取る。送信切り替え部２０５は、指示デ
ータ解析部２０９の制御に従い、インターネット送信部
２０６もしくは短距離無線送信部２０７にデータを出力
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信装置に関
し、より特定的には、短距離無線通信機能を有する外部
機器およびネットワーク上に存在するサーバの双方と通
信可能に接続され、外部機器およびサーバのそれぞれと
所定の手順にしたがってデータをやりとりするための移
動通信装置に関する。
し、より特定的には、短距離無線通信機能を有する外部
機器およびネットワーク上に存在するサーバの双方と通
信可能に接続され、外部機器およびサーバのそれぞれと
所定の手順にしたがってデータをやりとりするための移
動通信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、インターネット接続が可能な携帯
端末が急速に普及している。この携帯端末によってユー
ザはいつでもどこでもインターネットにアクセスするこ
とができる。インターネット上にはさまざまなコンテン
ツやサービスが存在し、ユーザは携帯端末を通じてこれ
らコンテンツやサービスを利用することができる。
端末が急速に普及している。この携帯端末によってユー
ザはいつでもどこでもインターネットにアクセスするこ
とができる。インターネット上にはさまざまなコンテン
ツやサービスが存在し、ユーザは携帯端末を通じてこれ
らコンテンツやサービスを利用することができる。
【０００３】インターネット通信機能の他に、近くの外
部機器とデータをやりとりするための赤外線通信機能が
付加された携帯端末もある。ユーザは、この赤外線通信
機能を利用して、電話帳情報やアドレス帳情報やスケジ
ュール情報などを携帯端末からパソコンに転送したり、
逆にそれらの情報をパソコンから携帯端末に転送したり
することができる。
部機器とデータをやりとりするための赤外線通信機能が
付加された携帯端末もある。ユーザは、この赤外線通信
機能を利用して、電話帳情報やアドレス帳情報やスケジ
ュール情報などを携帯端末からパソコンに転送したり、
逆にそれらの情報をパソコンから携帯端末に転送したり
することができる。
【０００４】このような携帯端末を用いたサービスの一
例として、店頭での割引サービスが考えられる。これは
例えば、携帯端末を通じてサービス業者に対して個人情
報を登録したユーザに対して割引クーポンが与えられる
というものである。ユーザは商品購入の際にその割引ク
ーポンを用いることができる。サービス業者は、アンケ
ートの回答結果と割引クーポンの利用情報とを統合し、
これをマーケット調査に役立てることができる。以下、
この従来の割引サービスシステムについて説明する。
例として、店頭での割引サービスが考えられる。これは
例えば、携帯端末を通じてサービス業者に対して個人情
報を登録したユーザに対して割引クーポンが与えられる
というものである。ユーザは商品購入の際にその割引ク
ーポンを用いることができる。サービス業者は、アンケ
ートの回答結果と割引クーポンの利用情報とを統合し、
これをマーケット調査に役立てることができる。以下、
この従来の割引サービスシステムについて説明する。
【０００５】図７に、割引サービスシステムの全体構成
を示す。割引サービスシステムは、ユーザが携帯する携
帯端末７０１とサービス業者が管理するサーバ７０２と
レジ端末７０３とで構成される。携帯端末７０１とサー
バ７０２とは無線インターネットアクセスによって通信
可能に接続される。また携帯端末７０１とレジ端末７０
３とは赤外線通信によって通信可能に接続される。レジ
端末７０３とサーバ７０２とはサービス業者の社内ネッ
トワークにより接続されている。
を示す。割引サービスシステムは、ユーザが携帯する携
帯端末７０１とサービス業者が管理するサーバ７０２と
レジ端末７０３とで構成される。携帯端末７０１とサー
バ７０２とは無線インターネットアクセスによって通信
可能に接続される。また携帯端末７０１とレジ端末７０
３とは赤外線通信によって通信可能に接続される。レジ
端末７０３とサーバ７０２とはサービス業者の社内ネッ
トワークにより接続されている。
【０００６】図８に、割引サービスシステムの動作シー
ケンスを示す。ユーザは、携帯端末７０１を用いて、無
線基地局７０４およびインターネットを経由してサーバ
７０２に個人情報を登録する。個人情報の登録が完了す
ると、サーバ７０２は携帯端末７０１に割引クーポンを
送信する。ユーザは、商品購入の際、赤外線通信によっ
て携帯端末７０１からレジ端末７０３へ割引クーポンを
送信し、この割引クーポンに応じた割引を受ける。この
後、レジ端末７０３からサーバ７０２に利用情報が送信
され、サーバ７０２からレジ端末７０３に個人情報が送
信される。こうして個人情報と利用情報とが統合され
る。
ケンスを示す。ユーザは、携帯端末７０１を用いて、無
線基地局７０４およびインターネットを経由してサーバ
７０２に個人情報を登録する。個人情報の登録が完了す
ると、サーバ７０２は携帯端末７０１に割引クーポンを
送信する。ユーザは、商品購入の際、赤外線通信によっ
て携帯端末７０１からレジ端末７０３へ割引クーポンを
送信し、この割引クーポンに応じた割引を受ける。この
後、レジ端末７０３からサーバ７０２に利用情報が送信
され、サーバ７０２からレジ端末７０３に個人情報が送
信される。こうして個人情報と利用情報とが統合され
る。
【０００７】図９に、携帯端末７０１の構成を示す。そ
の動作を簡単に説明する。インターネット受信部９０１
は、無線インターネットアクセスにより、インターネッ
ト上の所定のＵＲＬ（この場合サーバ７０２）からデー
タを受信する。短距離無線受信部９０２は、赤外線通信
により、近接した外部機器（この場合レジ端末７０３）
から所定のデータを受信する。データ処理部９０９は、
予め定められた手順（例えば図８に示す動作シーケン
ス）にしたがって通信を制御する。受信切り替え部９０
３は、データ処理部９０９の制御を受けて、インターネ
ット受信部９０１および短距離無線受信部９０２のいず
れか一方から受信データを受け取る。受信データは、デ
ータ蓄積部９０４に蓄積される。その後、受信データ
は、サーバ７０２や外部機器７０３に送信すべき適切な
データに適宜変換されて、送信データとして送信切り替
え部９０５に供給される。送信切り替え部９０５は、デ
ータ処理部９０９の制御を受けて、インターネット送信
部９０６および短距離無線送信部９０７のいずれか一方
へ送信データを供給する。インターネット送信部９０６
は、無線インターネットアクセスにより、送信切り替え
部９０５から供給された送信データをインターネット上
の所定のＵＲＬへ送信する。短距離無線送信部９０７
は、赤外線通信により、送信切り替え部９０５から供給
された送信データを近接した外部機器７０３へ送信す
る。
の動作を簡単に説明する。インターネット受信部９０１
は、無線インターネットアクセスにより、インターネッ
ト上の所定のＵＲＬ（この場合サーバ７０２）からデー
タを受信する。短距離無線受信部９０２は、赤外線通信
により、近接した外部機器（この場合レジ端末７０３）
から所定のデータを受信する。データ処理部９０９は、
予め定められた手順（例えば図８に示す動作シーケン
ス）にしたがって通信を制御する。受信切り替え部９０
３は、データ処理部９０９の制御を受けて、インターネ
ット受信部９０１および短距離無線受信部９０２のいず
れか一方から受信データを受け取る。受信データは、デ
ータ蓄積部９０４に蓄積される。その後、受信データ
は、サーバ７０２や外部機器７０３に送信すべき適切な
データに適宜変換されて、送信データとして送信切り替
え部９０５に供給される。送信切り替え部９０５は、デ
ータ処理部９０９の制御を受けて、インターネット送信
部９０６および短距離無線送信部９０７のいずれか一方
へ送信データを供給する。インターネット送信部９０６
は、無線インターネットアクセスにより、送信切り替え
部９０５から供給された送信データをインターネット上
の所定のＵＲＬへ送信する。短距離無線送信部９０７
は、赤外線通信により、送信切り替え部９０５から供給
された送信データを近接した外部機器７０３へ送信す
る。
【０００８】以上のような動作により、携帯端末７０１
は、インターネット上のサーバ７０２および近接の外部
機器７０３の双方に対して、予め定められた手順に従っ
てデータ通信を行うことができる。その結果、サーバ７
０２と外部機器７０３との間で所定のデータをやりとり
することにより実現される種々のサービスを実現するこ
とができる。なお特開２０００−１４８６３７号公報に
は、上記のような近接した外部機器にアクセスする移動
通信装置について開示されている。
は、インターネット上のサーバ７０２および近接の外部
機器７０３の双方に対して、予め定められた手順に従っ
てデータ通信を行うことができる。その結果、サーバ７
０２と外部機器７０３との間で所定のデータをやりとり
することにより実現される種々のサービスを実現するこ
とができる。なお特開２０００−１４８６３７号公報に
は、上記のような近接した外部機器にアクセスする移動
通信装置について開示されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな携帯端末７０１は、データ処理部９０９の処理内容
が固定的であるため、サーバ７０２や外部機器７０３と
の間で所定のデータを予め定められた固定的な手順でや
りとりする処理しかできない。したがって図８に示すよ
うなサービスにおいて、サーバ７０２とのシーケンス・
レジ端末７０３とのシーケンス・割引クーポンのデータ
書式・レジ端末７０３へのデータ送信順序などといった
通信手順を変更しようとした場合、データ処理部９０９
自体を変更しなければならないという問題がある。つま
りサービスの変化に柔軟に対応することができないとい
う問題がある。
うな携帯端末７０１は、データ処理部９０９の処理内容
が固定的であるため、サーバ７０２や外部機器７０３と
の間で所定のデータを予め定められた固定的な手順でや
りとりする処理しかできない。したがって図８に示すよ
うなサービスにおいて、サーバ７０２とのシーケンス・
レジ端末７０３とのシーケンス・割引クーポンのデータ
書式・レジ端末７０３へのデータ送信順序などといった
通信手順を変更しようとした場合、データ処理部９０９
自体を変更しなければならないという問題がある。つま
りサービスの変化に柔軟に対応することができないとい
う問題がある。
【００１０】例えば図１０は、図８に示す割引サービス
のシーケンスの変更例を示している。この変更例による
と、まず携帯端末７０１は、まずレジ端末７０３から店
舗情報を得て、この店舗情報をサーバ７０２へ転送する
処理を行う必要がある。しかしながらデータ処理部９０
９がこの新しいシーケンスに対応していないため、携帯
端末７０１はこの割引サービスを利用することができな
い。
のシーケンスの変更例を示している。この変更例による
と、まず携帯端末７０１は、まずレジ端末７０３から店
舗情報を得て、この店舗情報をサーバ７０２へ転送する
処理を行う必要がある。しかしながらデータ処理部９０
９がこの新しいシーケンスに対応していないため、携帯
端末７０１はこの割引サービスを利用することができな
い。
【００１１】それゆえに本発明の目的は、インターネッ
ト通信および短距離無線通信の双方利用した種々のサー
ビスに柔軟に対応することのできる移動通信装置を提供
することである。
ト通信および短距離無線通信の双方利用した種々のサー
ビスに柔軟に対応することのできる移動通信装置を提供
することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第１の
発明は、短距離無線通信機能を有する外部機器およびネ
ットワーク上に存在するサーバの双方と通信可能に接続
され、外部機器およびサーバのそれぞれと所定の手順に
したがってデータをやりとりするための移動通信装置で
あって、外部機器からデータを受信する短距離無線受信
手段と、サーバからデータを受信するネットワーク受信
手段と、外部機器へデータを送信する短距離無線送信手
段と、サーバへデータを送信するネットワーク送信手段
と、一連のデータのやりとりを行う前に、この一連のや
りとりの手順を指示する指示データを外部より受信する
指示データ受信手段と、指示データ受信手段によって受
信された指示データを解析する解析手段と、指示データ
の解析結果に基づく所定の手順で外部機器およびサーバ
とのデータのやりとりを行うように、短距離無線受信手
段、ネットワーク受信手段、短距離無線送信手段および
ネットワーク送信手段を適宜に選択してデータの送受信
経路を切り替える切り替え手段とを備える。
発明は、短距離無線通信機能を有する外部機器およびネ
ットワーク上に存在するサーバの双方と通信可能に接続
され、外部機器およびサーバのそれぞれと所定の手順に
したがってデータをやりとりするための移動通信装置で
あって、外部機器からデータを受信する短距離無線受信
手段と、サーバからデータを受信するネットワーク受信
手段と、外部機器へデータを送信する短距離無線送信手
段と、サーバへデータを送信するネットワーク送信手段
と、一連のデータのやりとりを行う前に、この一連のや
りとりの手順を指示する指示データを外部より受信する
指示データ受信手段と、指示データ受信手段によって受
信された指示データを解析する解析手段と、指示データ
の解析結果に基づく所定の手順で外部機器およびサーバ
とのデータのやりとりを行うように、短距離無線受信手
段、ネットワーク受信手段、短距離無線送信手段および
ネットワーク送信手段を適宜に選択してデータの送受信
経路を切り替える切り替え手段とを備える。
【００１３】上記のように、第１の発明によれば、短距
離無線通信機能を有する外部機器およびネットワーク上
のサーバの双方に対して、外部より供給される指示デー
タに基づく手順でデータのやりとりを行う。したがって
サービスの手順が変更された場合などであっても移動通
信装置自体の構成を変更することなく新たなサービスに
柔軟に対応することができる。なお手順とは、データを
送受信する順番や、データの送受信先や、データの属性
といった、データ通信に係る種々の取り決めを意味する
ものとする。
離無線通信機能を有する外部機器およびネットワーク上
のサーバの双方に対して、外部より供給される指示デー
タに基づく手順でデータのやりとりを行う。したがって
サービスの手順が変更された場合などであっても移動通
信装置自体の構成を変更することなく新たなサービスに
柔軟に対応することができる。なお手順とは、データを
送受信する順番や、データの送受信先や、データの属性
といった、データ通信に係る種々の取り決めを意味する
ものとする。
【００１４】第２の発明は、第１の発明において、指示
データがＸＭＬ（Ｅｘｔｅｎｓｉｂｌｅ Ｍａｒｋｕｐ
Ｌａｎｇｕａｇｅ）によって記述されることを特徴と
する。
データがＸＭＬ（Ｅｘｔｅｎｓｉｂｌｅ Ｍａｒｋｕｐ
Ｌａｎｇｕａｇｅ）によって記述されることを特徴と
する。
【００１５】上記のように、第２の発明によれば、指示
データとして既存のＸＭＬによって記述されたデータを
用いれば、指示データを解釈するための機能を移動通信
装置に容易に組み込むことができる。
データとして既存のＸＭＬによって記述されたデータを
用いれば、指示データを解釈するための機能を移動通信
装置に容易に組み込むことができる。
【００１６】第３の発明は、第１の発明において、指示
データは、サーバおよび外部機器の一方から他方へ所定
のデータを転送する指示を含む。
データは、サーバおよび外部機器の一方から他方へ所定
のデータを転送する指示を含む。
【００１７】上記のように、第３の発明によれば、移動
通信装置が、サーバと外部機器との間でデータを中継す
ることができる。よってサーバと外部機器間が通信回線
で接続されていない場合であっても、両者間のデータ転
送を利用したサービスが利用可能となり、例えば直接に
は互いに接続されていないサーバと外部機器との間で割
引クーポンなどのデータを中継することができる。
通信装置が、サーバと外部機器との間でデータを中継す
ることができる。よってサーバと外部機器間が通信回線
で接続されていない場合であっても、両者間のデータ転
送を利用したサービスが利用可能となり、例えば直接に
は互いに接続されていないサーバと外部機器との間で割
引クーポンなどのデータを中継することができる。
【００１８】第４の発明は、第１の発明において、指示
データは、サーバとデータをやりとりする際のアクセス
先を指定するアドレス情報を含む。
データは、サーバとデータをやりとりする際のアクセス
先を指定するアドレス情報を含む。
【００１９】上記のように、第４の発明によれば、例え
ばサービスの変更に伴い、サーバとデータをやりとりす
る際のアクセス先が変更された場合であっても、移動通
信装置の構成を変更することなく新たなサービスに柔軟
に対応することができる。
ばサービスの変更に伴い、サーバとデータをやりとりす
る際のアクセス先が変更された場合であっても、移動通
信装置の構成を変更することなく新たなサービスに柔軟
に対応することができる。
【００２０】第５の発明は、第１の発明において、指示
データは、セッションＩＤを含み、解析手段によって解
析された指示データに含まれるセッションＩＤを送信デ
ータに付加するセッションＩＤ付加手段をさらに備え
る。
データは、セッションＩＤを含み、解析手段によって解
析された指示データに含まれるセッションＩＤを送信デ
ータに付加するセッションＩＤ付加手段をさらに備え
る。
【００２１】上記のように、第５の発明によれば、セッ
ションＩＤを送信データに付加することで、複数の指示
データを単一のセッションとして指示することができ
る。これにより、例えばあるセッションの途中で状況に
応じて以降の手順が２通りに変化するような場合であっ
ても、変化後の２パターンにそれぞれ対応する２つの指
示データを用意しておくことにより、各指示データのサ
イズを低減することができる。その結果、移動通信装置
の記憶容量を有効に利用することができる。また指示デ
ータに記述すべき内容が簡素化されるので、指示データ
を容易に記述することができる。
ションＩＤを送信データに付加することで、複数の指示
データを単一のセッションとして指示することができ
る。これにより、例えばあるセッションの途中で状況に
応じて以降の手順が２通りに変化するような場合であっ
ても、変化後の２パターンにそれぞれ対応する２つの指
示データを用意しておくことにより、各指示データのサ
イズを低減することができる。その結果、移動通信装置
の記憶容量を有効に利用することができる。また指示デ
ータに記述すべき内容が簡素化されるので、指示データ
を容易に記述することができる。
【００２２】第６の発明は、短距離無線通信機能を有す
る外部機器およびネットワーク上に存在するサーバの双
方と通信可能に接続された移動通信装置を用いて、外部
機器およびサーバのそれぞれと所定の手順にしたがって
データをやりとりするためのデータ通信方法であって、
一連のデータのやりとりを行う前に、この一連のやりと
りの手順を指示する指示データを外部より受信する指示
データ受信ステップと、受信された指示データを解析す
る解析ステップと、指示データの解析結果に基づいて、
外部機器およびサーバのそれぞれと、指示データにより
指示された手順にしたがってデータをやりとりするデー
タ通信ステップとを備える。
る外部機器およびネットワーク上に存在するサーバの双
方と通信可能に接続された移動通信装置を用いて、外部
機器およびサーバのそれぞれと所定の手順にしたがって
データをやりとりするためのデータ通信方法であって、
一連のデータのやりとりを行う前に、この一連のやりと
りの手順を指示する指示データを外部より受信する指示
データ受信ステップと、受信された指示データを解析す
る解析ステップと、指示データの解析結果に基づいて、
外部機器およびサーバのそれぞれと、指示データにより
指示された手順にしたがってデータをやりとりするデー
タ通信ステップとを備える。
【００２３】上記のように、第６の発明によれば、短距
離無線通信機能を有する外部機器およびネットワーク上
のサーバの双方に対して、外部より供給される指示デー
タに基づく手順でデータのやりとりを行う。したがって
サービスの手順が変更された場合などであっても移動通
信装置自体の構成を変更することなく新たなサービスに
柔軟に対応することができる。
離無線通信機能を有する外部機器およびネットワーク上
のサーバの双方に対して、外部より供給される指示デー
タに基づく手順でデータのやりとりを行う。したがって
サービスの手順が変更された場合などであっても移動通
信装置自体の構成を変更することなく新たなサービスに
柔軟に対応することができる。
【００２４】第７の発明は、第６の発明において、指示
データがＸＭＬ（Ｅｘｔｅｎｓｉｂｌｅ Ｍａｒｋｕｐ
Ｌａｎｇｕａｇｅ）によって記述されることを特徴と
する。
データがＸＭＬ（Ｅｘｔｅｎｓｉｂｌｅ Ｍａｒｋｕｐ
Ｌａｎｇｕａｇｅ）によって記述されることを特徴と
する。
【００２５】第８の発明は、第６の発明において、指示
データは、サーバおよび外部機器の一方から他方へ所定
のデータを転送する指示を含む。
データは、サーバおよび外部機器の一方から他方へ所定
のデータを転送する指示を含む。
【００２６】第９の発明は、第６の発明において、指示
データは、サーバとデータをやりとりする際のアクセス
先を指定するアドレス情報を含む。
データは、サーバとデータをやりとりする際のアクセス
先を指定するアドレス情報を含む。
【００２７】第１０の発明は、第６の発明において、指
示データは、セッションＩＤを含み、解析ステップによ
って解析された指示データに含まれるセッションＩＤを
送信データに付加するセッションＩＤ付加ステップをさ
らに備える。
示データは、セッションＩＤを含み、解析ステップによ
って解析された指示データに含まれるセッションＩＤを
送信データに付加するセッションＩＤ付加ステップをさ
らに備える。
【００２８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の種々の実施形態に
ついて図面を参照して説明する。 （第１の実施形態）図１に、本発明の第１の実施形態に
係る移動通信装置を用いたシステムの全体構成を示す。
移動通信装置（携帯端末１０１）は、無線インターネッ
ト通信機能と赤外線通信機能とを有する。携帯端末１０
１は、無線基地局１０４およびインターネットを介して
サーバ１０２と通信可能に接続される。また携帯端末１
０１は、近接するレジ端末１０３と赤外線通信により通
信可能に接続される。なお図１ではシステムの一例とし
てサーバ１０２およびレジ端末１０３を一つのサービス
業者が管理している場合について示しているが、本発明
はこれに限らない。
ついて図面を参照して説明する。 （第１の実施形態）図１に、本発明の第１の実施形態に
係る移動通信装置を用いたシステムの全体構成を示す。
移動通信装置（携帯端末１０１）は、無線インターネッ
ト通信機能と赤外線通信機能とを有する。携帯端末１０
１は、無線基地局１０４およびインターネットを介して
サーバ１０２と通信可能に接続される。また携帯端末１
０１は、近接するレジ端末１０３と赤外線通信により通
信可能に接続される。なお図１ではシステムの一例とし
てサーバ１０２およびレジ端末１０３を一つのサービス
業者が管理している場合について示しているが、本発明
はこれに限らない。
【００２９】なお、ここでは携帯端末１０１がインター
ネットを介してサーバ１０２に接続されるとしたが、こ
れに限らず、他のネットワーク（例えばイントラネット
など）を介してサーバ１０２に接続されても良い。また
携帯端末１０１とレジ端末１０３とは赤外線通信により
通信可能に接続されるとしたが、これに限らず、他の短
距離無線通信（例えば ブルートゥースなど）により通
信可能に接続されても良い。
ネットを介してサーバ１０２に接続されるとしたが、こ
れに限らず、他のネットワーク（例えばイントラネット
など）を介してサーバ１０２に接続されても良い。また
携帯端末１０１とレジ端末１０３とは赤外線通信により
通信可能に接続されるとしたが、これに限らず、他の短
距離無線通信（例えば ブルートゥースなど）により通
信可能に接続されても良い。
【００３０】図２を参照して移動通信装置１０１につい
て説明する。図２において、移動通信装置１０１は、イ
ンターネット受信部２０１と、短距離無線受信部２０２
と、受信切り替え部２０３と、データ蓄積部２０４と、
送信切り替え部２０５と、インターネット送信部２０６
と、短距離無線送信部２０７と、指示データ受信部２０
８と、指示データ解析部２０９とを備える。以下、移動
通信装置１０１の動作を説明する。
て説明する。図２において、移動通信装置１０１は、イ
ンターネット受信部２０１と、短距離無線受信部２０２
と、受信切り替え部２０３と、データ蓄積部２０４と、
送信切り替え部２０５と、インターネット送信部２０６
と、短距離無線送信部２０７と、指示データ受信部２０
８と、指示データ解析部２０９とを備える。以下、移動
通信装置１０１の動作を説明する。
【００３１】インターネット受信部２０１は、インター
ネットからデータを受信し、受信切り替え部２０３へデ
ータを渡す。短距離無線受信部２０２は、赤外線通信機
能を備えた外部機器１０３からデータを受信し、受信切
り替え部２０３へデータを渡す。受信切り替え部２０３
は、指示データ解析部２０９の制御に従ってインターネ
ット受信部２０１もしくは短距離無線受信部２０２から
データを受け取り、データ蓄積部２０４にデータを出力
する。データ蓄積部２０４は、受信切り替え部２０３か
らのデータを蓄積し、指示データ解析部２０９の制御に
よりデータを出力する。送信切り替え部２０５は、指示
データ解析部２０９の制御に従い、インターネット送信
部２０６もしくは短距離無線送信部２０７にデータを出
力する。インターネット送信部２０６は、送信切り替え
部２０５からのデータをインターネットへ出力する。短
距離無線送信部２０７は、送信切り替え部２０５からの
データを短距離無線通信により外部に送信する。指示デ
ータ受信部２０８は、指示データを受信し、指示データ
解析部２０９へ出力する。指示データ解析部２０９は、
指示データ受信部２０８によって受信された指示データ
を解析し、解析結果に基づいて受信切り替え部２０３お
よび送信切り替え部２０５を制御する。
ネットからデータを受信し、受信切り替え部２０３へデ
ータを渡す。短距離無線受信部２０２は、赤外線通信機
能を備えた外部機器１０３からデータを受信し、受信切
り替え部２０３へデータを渡す。受信切り替え部２０３
は、指示データ解析部２０９の制御に従ってインターネ
ット受信部２０１もしくは短距離無線受信部２０２から
データを受け取り、データ蓄積部２０４にデータを出力
する。データ蓄積部２０４は、受信切り替え部２０３か
らのデータを蓄積し、指示データ解析部２０９の制御に
よりデータを出力する。送信切り替え部２０５は、指示
データ解析部２０９の制御に従い、インターネット送信
部２０６もしくは短距離無線送信部２０７にデータを出
力する。インターネット送信部２０６は、送信切り替え
部２０５からのデータをインターネットへ出力する。短
距離無線送信部２０７は、送信切り替え部２０５からの
データを短距離無線通信により外部に送信する。指示デ
ータ受信部２０８は、指示データを受信し、指示データ
解析部２０９へ出力する。指示データ解析部２０９は、
指示データ受信部２０８によって受信された指示データ
を解析し、解析結果に基づいて受信切り替え部２０３お
よび送信切り替え部２０５を制御する。
【００３２】上記のように移動通信装置１０１は、イン
ターネット上のサーバ１０２とデータのやりとりを行
い、また赤外線通信によりレジ端末１０３ともデータの
やりとりを行う。この携帯端末１０１の送受信手順は指
示データに基づいて制御される。指示データは、インタ
ーネット上のサーバ１０２に保存されており、インター
ネット経由で携帯端末１０１に供給される。ただし指示
データは、通信等によって外部から供給されるのであれ
ば良く、必ずしもインターネット経由で供給される必要
はない。
ターネット上のサーバ１０２とデータのやりとりを行
い、また赤外線通信によりレジ端末１０３ともデータの
やりとりを行う。この携帯端末１０１の送受信手順は指
示データに基づいて制御される。指示データは、インタ
ーネット上のサーバ１０２に保存されており、インター
ネット経由で携帯端末１０１に供給される。ただし指示
データは、通信等によって外部から供給されるのであれ
ば良く、必ずしもインターネット経由で供給される必要
はない。
【００３３】図３に指示データの具体例を示す。この例
では指示データはＸＭＬ言語によって記述されている。
図３において指示データ３０１は、ＸＭＬで記述されて
いることを宣言してデータの解釈方法を指定するＸＭＬ
宣言部３０２と、実際の送受信シーケンスに関するデー
タが書かれているデータ記述部３０３とで構成される。
なお指示データ７０１は、ＸＭＬ言語に限らず、他の方
法で記述されたものでも良い。
では指示データはＸＭＬ言語によって記述されている。
図３において指示データ３０１は、ＸＭＬで記述されて
いることを宣言してデータの解釈方法を指定するＸＭＬ
宣言部３０２と、実際の送受信シーケンスに関するデー
タが書かれているデータ記述部３０３とで構成される。
なお指示データ７０１は、ＸＭＬ言語に限らず、他の方
法で記述されたものでも良い。
【００３４】データ記述部３０３について詳しく説明す
る。セッションＩＤ記述部３０４ではセッションＩＤが
指定されている。赤外線データ送信記述部３０５では、
赤外線通信によりデータを送信することが＜ｗｒｉｔｅ
Ｄａｔａ＞タグにより記述されており、その際の送信デ
ータについても記述されている。インターネット送信記
述部３０６では、赤外線通信によってデータを受信し、
この受信データを＜ｗｒｉｔｅＤａｔａＴｏＵＲＬ＞タ
グで囲まれたサーバに送信することが記述されている。
インターネット受信記述部３０７では、インターネット
データを＜ｒｅａｄＤａｔａＦｒｏｍＵＲＬ＞タグで囲
まれたサーバから受信し、赤外線で接続された外部機器
に送信することが記述されている。赤外線データ受信記
述部３０８は、＜ｒｅａｄＤａｔａ＞タグで赤外線通信
によりデータを受信することが記述されおり、その内容
についても記述されている。なおこれらタグは上から順
に処理される。これらタグの種類や順番や組み合わせや
内容を適宜に変更することにより、実現したいサービス
内容に応じた手順を指示データとして記述することがで
きる。
る。セッションＩＤ記述部３０４ではセッションＩＤが
指定されている。赤外線データ送信記述部３０５では、
赤外線通信によりデータを送信することが＜ｗｒｉｔｅ
Ｄａｔａ＞タグにより記述されており、その際の送信デ
ータについても記述されている。インターネット送信記
述部３０６では、赤外線通信によってデータを受信し、
この受信データを＜ｗｒｉｔｅＤａｔａＴｏＵＲＬ＞タ
グで囲まれたサーバに送信することが記述されている。
インターネット受信記述部３０７では、インターネット
データを＜ｒｅａｄＤａｔａＦｒｏｍＵＲＬ＞タグで囲
まれたサーバから受信し、赤外線で接続された外部機器
に送信することが記述されている。赤外線データ受信記
述部３０８は、＜ｒｅａｄＤａｔａ＞タグで赤外線通信
によりデータを受信することが記述されおり、その内容
についても記述されている。なおこれらタグは上から順
に処理される。これらタグの種類や順番や組み合わせや
内容を適宜に変更することにより、実現したいサービス
内容に応じた手順を指示データとして記述することがで
きる。
【００３５】次に、図３に示す指示データ３０１に基づ
く携帯端末１０１の動作を具体的に説明する。図４は、
その際の携帯端末１０１、サーバ１０２およびレジ端末
１０３の動作シーケンスを示している。携帯端末１０１
は、図４に示す手順の実行を開始する前に、インターネ
ット経由でサーバ１０２から指示データ３０１を受信す
る。そしてこの指示データ３０１に基づいて図４に示す
ようなデータのやりとりを行う。携帯端末１０１は、赤
外線データ送信記述部３０５に基づいて「Ｇｉｖｅ ｍ
ｅ Ｓｈｏｐ Ｎｏ．」という店舗ナンバー要求コマン
ドを赤外線通信によりレジ端末１０３に送信する。この
とき送信切り替え部２０５は、指示データ解析部２０９
による制御にしたがって店舗ナンバー要求コマンドを短
距離無線送信部２０７に渡す。次に携帯端末１０１は、
インターネット送信記述部３０６に基づいて、赤外線通
信によりレジ端末１０３から店舗ナンバーを受け取り、
この店舗ナンバーを、インターネット記述部３０６で指
定されているＵＲＬ（サーバ１０２）へインターネット
経由で送信する。このとき受信切り替え部２０３は、指
示データ解析部２０９による制御にしたがって店舗ナン
バーを短距離無線受信部２０２から受け取り、一方、送
信切り替え部２０５は、この店舗ナンバーをインターネ
ット送信部２０６に渡す。次に携帯端末１０１は、イン
ターネット受信記述部３０７に基づいて、指定されたＵ
ＲＬからインターネット経由で割引クーポンを受け取
り、この割引クーポンを赤外線通信によりレジ端末１０
３に送信する。このとき受信切り替え部２０３は、指示
データ解析部２０９による制御にしたがって割り引きク
ーポンをインターネット受信部２０１から受け取り、一
方、送信切り替え部２０５は、この割引クーポンを短距
離無線送信部２０７へ渡す。次に携帯端末１０１は、赤
外線データ受信記述部３０８に基づいて「Ｅｎｄ」とい
う完了通知を赤外線通信によりレジ端末１０３から受信
する。このとき受信切り替え部２０３は、指示データ解
析部２０９による制御にしたがって終了通知を短距離無
線受信部２０２から受け取る。なおインターネット経由
のデータの送受信にはＨＴＴＰによる通信が用いられ
る。
く携帯端末１０１の動作を具体的に説明する。図４は、
その際の携帯端末１０１、サーバ１０２およびレジ端末
１０３の動作シーケンスを示している。携帯端末１０１
は、図４に示す手順の実行を開始する前に、インターネ
ット経由でサーバ１０２から指示データ３０１を受信す
る。そしてこの指示データ３０１に基づいて図４に示す
ようなデータのやりとりを行う。携帯端末１０１は、赤
外線データ送信記述部３０５に基づいて「Ｇｉｖｅ ｍ
ｅ Ｓｈｏｐ Ｎｏ．」という店舗ナンバー要求コマン
ドを赤外線通信によりレジ端末１０３に送信する。この
とき送信切り替え部２０５は、指示データ解析部２０９
による制御にしたがって店舗ナンバー要求コマンドを短
距離無線送信部２０７に渡す。次に携帯端末１０１は、
インターネット送信記述部３０６に基づいて、赤外線通
信によりレジ端末１０３から店舗ナンバーを受け取り、
この店舗ナンバーを、インターネット記述部３０６で指
定されているＵＲＬ（サーバ１０２）へインターネット
経由で送信する。このとき受信切り替え部２０３は、指
示データ解析部２０９による制御にしたがって店舗ナン
バーを短距離無線受信部２０２から受け取り、一方、送
信切り替え部２０５は、この店舗ナンバーをインターネ
ット送信部２０６に渡す。次に携帯端末１０１は、イン
ターネット受信記述部３０７に基づいて、指定されたＵ
ＲＬからインターネット経由で割引クーポンを受け取
り、この割引クーポンを赤外線通信によりレジ端末１０
３に送信する。このとき受信切り替え部２０３は、指示
データ解析部２０９による制御にしたがって割り引きク
ーポンをインターネット受信部２０１から受け取り、一
方、送信切り替え部２０５は、この割引クーポンを短距
離無線送信部２０７へ渡す。次に携帯端末１０１は、赤
外線データ受信記述部３０８に基づいて「Ｅｎｄ」とい
う完了通知を赤外線通信によりレジ端末１０３から受信
する。このとき受信切り替え部２０３は、指示データ解
析部２０９による制御にしたがって終了通知を短距離無
線受信部２０２から受け取る。なおインターネット経由
のデータの送受信にはＨＴＴＰによる通信が用いられ
る。
【００３６】なお図４に示す例において、サーバ１０２
は、携帯端末１０１を介してレジ端末１０３から受け取
った店舗ナンバーに基づいて割引額を指定することがで
きる。これにより、店舗によって割引額が異なるような
割引サービスを提供することができる。さらに変形例と
して、サーバ１０２は、携帯端末１０１に店舗ナンバー
に応じてさらに個別の指示データを発行することもでき
る。これにより、店舗毎に個別のサービスを提供するこ
とができる。例えば、ある店舗では単に無条件に割引ク
ーポンを発行するが、別の店舗ではユーザがアンケート
に答えた場合のみ割引クーポンを発行するといったこと
も可能である。“近距離無線通信による接続先の外部機
器を特定するための情報”でありさえすれば、“店舗ナ
ンバー”以外の他の情報を用いても上記と同じことがい
える。その結果、ユーザがいる場所に応じたサービスを
提供することも容易に可能となる。
は、携帯端末１０１を介してレジ端末１０３から受け取
った店舗ナンバーに基づいて割引額を指定することがで
きる。これにより、店舗によって割引額が異なるような
割引サービスを提供することができる。さらに変形例と
して、サーバ１０２は、携帯端末１０１に店舗ナンバー
に応じてさらに個別の指示データを発行することもでき
る。これにより、店舗毎に個別のサービスを提供するこ
とができる。例えば、ある店舗では単に無条件に割引ク
ーポンを発行するが、別の店舗ではユーザがアンケート
に答えた場合のみ割引クーポンを発行するといったこと
も可能である。“近距離無線通信による接続先の外部機
器を特定するための情報”でありさえすれば、“店舗ナ
ンバー”以外の他の情報を用いても上記と同じことがい
える。その結果、ユーザがいる場所に応じたサービスを
提供することも容易に可能となる。
【００３７】図５に、携帯端末１０１の全体的な動作を
示す。携帯端末１０１は、サービスを受けようとすると
き、まず指示データをサーバ１０２より受信する（ステ
ップＳ５０１）。次に携帯端末１０１は、受信した指示
データを解析する（ステップＳ５０２）。そして解析結
果に基づく手順でデータ通信処理（例えば図４に示すよ
うな一連の処理）を行う（ステップＳ５０３）。
示す。携帯端末１０１は、サービスを受けようとすると
き、まず指示データをサーバ１０２より受信する（ステ
ップＳ５０１）。次に携帯端末１０１は、受信した指示
データを解析する（ステップＳ５０２）。そして解析結
果に基づく手順でデータ通信処理（例えば図４に示すよ
うな一連の処理）を行う（ステップＳ５０３）。
【００３８】以上のように、第１の実施形態によれば、
短距離無線通信機能を有する外部機器およびネットワー
ク上のサーバの双方に対して、外部より供給される指示
データに基づく手順でデータのやりとりを行う。したが
ってサービスの手順が変更された場合などであっても移
動通信装置自体の構成を変更することなく新たなサービ
スに柔軟に対応することができる。
短距離無線通信機能を有する外部機器およびネットワー
ク上のサーバの双方に対して、外部より供給される指示
データに基づく手順でデータのやりとりを行う。したが
ってサービスの手順が変更された場合などであっても移
動通信装置自体の構成を変更することなく新たなサービ
スに柔軟に対応することができる。
【００３９】（第２の実施形態）図６に、本発明の第２
の実施形態に係る移動通信装置の構成を示す。なお図６
において図２に示す構成と同一の構成には同一の参照符
号を付し、その説明を省略する。図６に示す構成が図２
に示す構成と異なる点は、セッションＩＤ付加部６１０
をさらに備える点である。全体構成は図１に示す全体構
成と同様である。以下、第２の実施形態の特にセッショ
ンＩＤ付加部６１０に関係する動作について説明する。
の実施形態に係る移動通信装置の構成を示す。なお図６
において図２に示す構成と同一の構成には同一の参照符
号を付し、その説明を省略する。図６に示す構成が図２
に示す構成と異なる点は、セッションＩＤ付加部６１０
をさらに備える点である。全体構成は図１に示す全体構
成と同様である。以下、第２の実施形態の特にセッショ
ンＩＤ付加部６１０に関係する動作について説明する。
【００４０】指示データ受信部２０８は、インターネッ
ト経由でサーバ１０２から指示データを受信する。指示
データ解析部２０９は、指示データ３０１のセッション
ＩＤ記述部３０４に基づいてセッションＩＤを読み取
り、これをセッションＩＤ付加部６１０に通知する。セ
ッションＩＤ付加部６１０は、送信切り替え部２０５を
通じて送信される送信データに、指示データ解析部２０
９から通知されたセッションＩＤを付加する。
ト経由でサーバ１０２から指示データを受信する。指示
データ解析部２０９は、指示データ３０１のセッション
ＩＤ記述部３０４に基づいてセッションＩＤを読み取
り、これをセッションＩＤ付加部６１０に通知する。セ
ッションＩＤ付加部６１０は、送信切り替え部２０５を
通じて送信される送信データに、指示データ解析部２０
９から通知されたセッションＩＤを付加する。
【００４１】以上のように、第２の実施形態によれば、
第１の実施形態と同様の効果が得られる。さらに、セッ
ションＩＤを送信データに付加することで、複数の指示
データを単一のセッションとして指示することができ
る。これにより、例えばあるセッションの途中で状況に
応じて以降の手順が２通りに変化するような場合であっ
ても、変化後の２パターンにそれぞれ対応する２つの指
示データを用意しておくことにより、各指示データのサ
イズを低減することができる。その結果、移動通信装置
の記憶容量を有効に利用することができる。また指示デ
ータに記述すべき内容が簡素化されるので、指示データ
を容易に記述することができる。
第１の実施形態と同様の効果が得られる。さらに、セッ
ションＩＤを送信データに付加することで、複数の指示
データを単一のセッションとして指示することができ
る。これにより、例えばあるセッションの途中で状況に
応じて以降の手順が２通りに変化するような場合であっ
ても、変化後の２パターンにそれぞれ対応する２つの指
示データを用意しておくことにより、各指示データのサ
イズを低減することができる。その結果、移動通信装置
の記憶容量を有効に利用することができる。また指示デ
ータに記述すべき内容が簡素化されるので、指示データ
を容易に記述することができる。
【図１】図１は、本発明の第１の実施形態に係る移動通
信装置を用いたシステムの全体構成を示すブロック図で
ある。
信装置を用いたシステムの全体構成を示すブロック図で
ある。
【図２】図２は、本発明の第１の実施形態に係る移動通
信装置の構成を示すブロック図である。
信装置の構成を示すブロック図である。
【図３】図３は、指示データの具体例を示す図である。
【図４】図４は、全体システムの動作を示すシーケンス
図である。
図である。
【図５】図５は、移動通信装置の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図６】図６は、本発明の第２の実施形態に係る移動通
信装置の構成を示すブロック図である。
信装置の構成を示すブロック図である。
【図７】図７は、従来の割引サービスシステムの全体構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図８】図８は、従来の割引サービスシステムの動作を
示すシーケンス図である。
示すシーケンス図である。
【図９】図９は、従来の移動通信装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図１０】図１０は、従来の他の割引サービスシステム
の動作を示すシーケンス図である。
の動作を示すシーケンス図である。
１０１…携帯端末 １０２…サーバ １０３…レジ端末 １０４…無線基地局 ２０１…インターネット受信部 ２０２…短距離無線受信部 ２０３…受信切り替え部 ２０４…データ蓄積部 ２０５…送信切り替え部 ２０６…インターネット送信部 ２０７…短距離無線送信部 ２０８…送信データ受信部 ２０９…指示データ解析部 ３０１…指示データ ３０２…ＸＭＬ宣言部 ３０３…データ記述部 ３０４…セッションＩＤ記述部 ３０５…赤外線データ送信記述部 ３０６…インターネット送信記述部 ３０７…インターネット受信機述部 ３０８…赤外線データ受信記述部 ６１０…セッションＩＤ付加部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大岸 聖史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 和田 浩美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 加藤 淳展 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 Ｆターム(参考） 5B089 GA21 HA10 HB18 5K027 AA11 AA13 BB01 CC08 5K034 AA17 EE03 EE10 HH63 5K067 DD17 DD57 EE03 EE10 EE16 EE23 EE35 EE37
Claims (10)
- 【請求項１】 短距離無線通信機能を有する外部機器お
よびネットワーク上に存在するサーバの双方と通信可能
に接続され、当該外部機器および当該サーバのそれぞれ
と所定の手順にしたがってデータをやりとりするための
移動通信装置であって、 前記外部機器からデータを受信する短距離無線受信手段
と、 前記サーバからデータを受信するネットワーク受信手段
と、 前記外部機器へデータを送信する短距離無線送信手段
と、 前記サーバへデータを送信するネットワーク送信手段
と、 一連のデータのやりとりを行う前に、当該一連のやりと
りの手順を指示する指示データを外部より受信する指示
データ受信手段と、 前記指示データ受信手段によって受信された指示データ
を解析する解析手段と、 前記指示データの解析結果に基づく所定の手順で前記外
部機器および前記サーバとのデータのやりとりを行うよ
うに、前記短距離無線受信手段、前記ネットワーク受信
手段、前記短距離無線送信手段および前記ネットワーク
送信手段を適宜に選択してデータの送受信経路を切り替
える切り替え手段とを備える移動通信装置。 - 【請求項２】 前記指示データがＸＭＬ（Ｅｘｔｅｎｓ
ｉｂｌｅ Ｍａｒｋｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）によって
記述されることを特徴とする、請求項１記載の移動通信
装置。 - 【請求項３】 前記指示データは、前記サーバおよび前
記外部機器の一方から他方へ所定のデータを転送する指
示を含む、請求項１記載の移動通信装置。 - 【請求項４】 前記指示データは、前記サーバとデータ
をやりとりする際のアクセス先を指定するアドレス情報
を含む、請求項１記載の移動通信装置。 - 【請求項５】 前記指示データは、セッションＩＤを含
み、 前記解析手段によって解析された指示データに含まれる
前記セッションＩＤを送信データに付加するセッション
ＩＤ付加手段をさらに備える、請求項１記載の移動通信
装置。 - 【請求項６】 短距離無線通信機能を有する外部機器お
よびネットワーク上に存在するサーバの双方と通信可能
に接続された移動通信装置を用いて、前記外部機器およ
び前記サーバのそれぞれと所定の手順にしたがってデー
タをやりとりするためのデータ通信方法であって、 一連のデータのやりとりを行う前に、当該一連のやりと
りの手順を指示する指示データを外部より受信する指示
データ受信ステップと、 受信された指示データを解析する解析ステップと、 前記指示データの解析結果に基づいて、前記外部機器お
よび前記サーバのそれぞれと、前記指示データにより指
示された手順にしたがってデータをやりとりするデータ
通信ステップとを備える、データ通信方法。 - 【請求項７】 前記指示データがＸＭＬ（Ｅｘｔｅｎｓ
ｉｂｌｅ Ｍａｒｋｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）によって
記述されることを特徴とする、請求項６記載のデータ通
信方法。 - 【請求項８】 前記指示データは、前記サーバおよび前
記外部機器の一方から他方へ所定のデータを転送する指
示を含む、請求項６記載のデータ通信方法。 - 【請求項９】 前記指示データは、前記サーバとデータ
をやりとりする際のアクセス先を指定するアドレス情報
を含む、請求項６記載のデータ通信方法。 - 【請求項１０】 前記指示データは、セッションＩＤを
含み、 前記解析ステップによって解析された指示データに含ま
れる前記セッションＩＤを送信データに付加するセッシ
ョンＩＤ付加ステップをさらに備える、請求項６記載の
データ通信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001394317A JP3601712B2 (ja) | 2001-01-19 | 2001-12-26 | 移動通信装置およびこれを用いたデータ通信方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001011250 | 2001-01-19 | ||
| JP2001-11250 | 2001-01-19 | ||
| JP2001394317A JP3601712B2 (ja) | 2001-01-19 | 2001-12-26 | 移動通信装置およびこれを用いたデータ通信方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002315061A true JP2002315061A (ja) | 2002-10-25 |
| JP3601712B2 JP3601712B2 (ja) | 2004-12-15 |
Family
ID=18878406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001394317A Expired - Fee Related JP3601712B2 (ja) | 2001-01-19 | 2001-12-26 | 移動通信装置およびこれを用いたデータ通信方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7016681B2 (ja) |
| EP (1) | EP1225776B1 (ja) |
| JP (1) | JP3601712B2 (ja) |
| DE (1) | DE60204062T2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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