JP2002314656A - 携帯通信端末 - Google Patents

携帯通信端末

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JP2002314656A
JP2002314656A JP2001112559A JP2001112559A JP2002314656A JP 2002314656 A JP2002314656 A JP 2002314656A JP 2001112559 A JP2001112559 A JP 2001112559A JP 2001112559 A JP2001112559 A JP 2001112559A JP 2002314656 A JP2002314656 A JP 2002314656A
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buttons
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Tsutomu Zaima
力 財満
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム時などにおいて連打など素早く激しい
押圧動作がされた際にも、安定して操作入力可能な携帯
通信端末を提供する。 【解決手段】 携帯通信端末Sは、筐体ケース1の外面
10から突出する複数のキーボタン30を有しており、
外面10のうち、特定キーボタン30Bが突出する周囲
の所定範囲40Bを、範囲40B以外の部分である範囲
40Aより低く設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話や携帯情
報端末など、キーボタンを有する携帯通信端末に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話(携帯通信端末)でゲー
ムをすることが行われているが、これは携帯電話に設け
られているキーボタンを押圧操作することによって行わ
れる。携帯電話のキーボタンは、携帯電話の筐体ケース
(筐体)の外面から所定量突出したものであって、電源
キーや数字キーなど複数のキーボタンを有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話で
ゲームをする場合、数字キーボタンが多く使用される
が、特に、特定の数字キーボタンが使用され、連打され
る場合が多い。しかしながら、従来の数字キーボタンで
は、筐体ケースからの突出量がそれぞれほぼ同じに設定
されているので誤操作をしやすい。また、従来の数字キ
ーボタンではその突出量が小さく、隣接する他のキーボ
タンとの指先の感覚による識別が難しいため、携帯電話
に設けられている表示部(液晶ディスプレイなど)を見
ながらゲームをすることが困難である。更に、ゲームに
おいては、隣接するキーボタンを交互にあるいは不規則
に連打するため、激しい指の動きをしたときに、押圧力
が不十分になりやすく、キーボタンを押したつもりでも
操作入力されていない場合が多い。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ゲーム時などにおいて連打など素早く激しい
押圧動作がされた際にも、安定して操作入力可能な携帯
通信端末を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の携帯通信端末は、筐体の外面から突出する
複数のキーボタンを有する携帯通信端末において、前記
外面のうち、特定のキーボタンが突出する周囲の所定範
囲を、前記所定範囲以外の部分より低く設けたことを特
徴とする。
【0006】本発明によれば、筐体の外面のうち、特定
のキーボタンが突出する周囲の所定範囲を、この所定範
囲以外の部分より低く設けたことによって、特定のキー
ボタンは、ボタン形状や押し込むストロークを変更する
ことなく、筐体からの突出量を大きく設定されたことに
なる。したがって、この特定のキーボタンを操作入力す
る際の操作性を向上することができる。
【0007】また、本発明の携帯通信端末は、前記特定
のキーボタンは複数設けられており、複数の特定のキー
ボタンのそれぞれの周囲の前記所定範囲は連続している
ことを特徴とするので、複数の特定のキーボタンのそれ
ぞれを特化させることができるとともに、これら複数の
特定のキーボタンのそれぞれを使用した所定の操作の操
作性を向上することができる。
【0008】また、本発明の携帯通信端末は、前記キー
ボタンのそれぞれは所定の配列規則で配置されており、
前記特定のキーボタンどうしの間隔は、他のキーボタン
どうしの間隔より大きく設定されていることを特徴とす
るので、複数の特定のキーボタンどうしをまたがるよう
にして操作入力する場合の操作性を向上することができ
る。また、指先の感覚だけでも複数の特定のキーボタン
のそれぞれを認識しやすくなるので、操作性を向上する
ことができる。
【0009】また、本発明の携帯通信端末は、前記特定
のキーボタンのうち前記筐体から突出した部分の表面積
は、他のキーボタンより大きく設定されていることを特
徴とするので、表面積の大きさの違いによっても特定の
キーボタンを特化させることができる。
【0010】更に、本発明の携帯通信端末は、前記特定
のキーボタンの形状は、他のキーボタンと異なることを
特徴とするので、形状の違いによっても特定のキーボタ
ンを特化させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯通信端末につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の携
帯通信端末の正面図、図2は図1の側面図である。図1
において、携帯通信端末Sは、筐体ケース(筐体)1
と、筐体ケース1の外面から突出する複数のキーボタン
2と、画像を出力可能な液晶ディスプレイからなる表示
部3と、マイク4と、スピーカ5と、アンテナ6とを備
えている。本実施形態において、携帯通信端末Sは携帯
電話である。なお、携帯通信端末Sとしては、PHS、
PDAなど、キーボタンを有するものであればなんでも
よい。
【0012】キーボタン2は、電源ONキーボタン21
と、電源OFFキーボタン22と、ファンクションキー
ボタン23,24と、十字ファンクションキーボタン2
5と、数字キーボタン30とを備えている。本実施形態
において、数字キーボタン30は、図1中、「1」〜
「9」、「0」、「*」、「#」である。これらキーボ
タン2は、図2に示すように、筐体ケース1の外面(表
面)10から所定量突出している。
【0013】数字キーボタン30のうち、「1」〜
「7」、「*」の数字キーボタンは平面視楕円形状に形
成されている。一方、「8」、「9」、「0」、「#」
の数字キーボタンは平面視円形状に形成されている。こ
こで、以下の説明において、「1」〜「7」、「*」の
数字キーボタンを「通常キーボタン30A」と称し、
「8」、「9」、「0」、「#」の数字キーボタンを
「特定キーボタン30B」と称する。
【0014】図1,図2に示すように、筐体ケース1の
外面10のうち、特定キーボタン(特定のキーボタン)
30Bが設けられている周囲の所定範囲は、通常キーボ
タン(他のキーボタン)30Aが設けられている範囲4
0Aより低く設けられている。このとき、複数の特定キ
ーボタン30Bのそれぞれの周囲の所定範囲は連続して
おり、範囲40Bを形成している。すなわち、筐体ケー
ス1の外面10のうち、複数の特定キーボタン30Bの
それぞれが配置されている部分に相当する範囲40B
は、通常キーボタン30Aが配置されている部分に相当
する範囲40Aより一段低く形成されている。
【0015】ここで、図2に示すように、通常キーボタ
ン30A及び特定キーボタン30Bからなる数字キーボ
タン30のそれぞれの高さ位置(外面10のうち範囲4
0Aに対する高さ位置)はほぼ同じに設定されている。
すなわち、図2において、数字キーボタン30のそれぞ
れの表面のY方向における位置はほぼ同じに設定されて
いる。そして、筐体ケース1のうち範囲40Bが範囲4
0Aより一段低く設定されていることにより、すなわ
ち、筐体ケース1のうち範囲40Bが範囲40Aより+
Y側に形成されていることにより、特定キーボタン30
Bの筐体ケース1に対する突出量が、通常キーボタン3
0Aの筐体ケース1に対する突出量より大きく設定され
ている。
【0016】図1に示すように、数字キーボタン30の
それぞれは所定の配列規則で配置されている。通常キー
ボタン30Aのそれぞれは、Z方向に距離Z1、X方向
に距離X1の間隔を有して配置されている。ここで、
「2」は「1」に対して+Z側にずれて配置されてお
り、「1」と「3」とはZ方向において同じ位置に配置
されている。
【0017】一方、特定キーボタン30Bのそれぞれ
は、Z方向に距離Z2、X方向に距離X2の間隔を有し
て配置されている。そして、距離Z2>Z1、距離X2
>X1となっている。すなわち、特定キーボタン30B
どうしの間隔は、通常キーボタン(他のキーボタン)3
0Aどうしの間隔より大きく設定されている。
【0018】ここで、「8」は「9」に対して+Z側に
ずれて配置されている。すなわち、特定キーボタン30
Bのそれぞれは、X方向に対して傾斜して配置されてお
り、本実施形態において、「9」、「#」が、「8」、
「0」に対して−Z側に配置されている。つまり、筐体
ケース1の+X側の端部に配置されている特定キーボタ
ン30B(「9」、「#」)が−Z側にずれて配置され
ている。
【0019】マイク4は、筐体ケース1の外面10う
ち、範囲40A側に設けられている。また、電源ON、
OFFキーボタン21,22、ファンクションキーボタ
ン23,24、十字ファンクションキーボタン25は数
字キーボタン30より+Z側に配置されている。十字フ
ァンクションキーボタン25はZ方向及びX方向にそれ
ぞれ2つずつ、合計4つの押圧部を有しており、押圧部
のそれぞれを押圧することによって操作入力可能となっ
ている。
【0020】ここで、本実施形態における携帯通信端末
Sは、通話機能や電子メール送受信機能の他に、ゲーム
(遊戯)機能を有している。そして、携帯通信端末Sに
は、ゲームに関するソフトウエア(プログラム)や、表
示部3で動画閲覧をするためのソフトウエア(プログラ
ム)が予めインストールされている。また、ゲームに関
する音声(効果音など)はスピーカ5から出力され、ゲ
ームに関する操作入力は、複数あるキーボタン2のう
ち、いずれかのキーボタン23,24,25,30A,
30Bを押圧することによって行われる。本実施形態に
おいて、ゲームは、キャラクターが移動しつつショット
を行うものとし、十字ファンクションキーボタン25を
押圧操作することによって、表示部25に表示されるキ
ャラクターの移動を行い、特定キーボタン30B(すな
わち、「8」、「9」、「0」、「#」)を押圧操作す
ることによって、ショット・決定などを行う。したがっ
て、特定キーボタン30Bは連打・早打ちなど激しく押
圧操作されるとともに、複数の特定キーボタン30Bの
それぞれを素早くまたがるように押圧操作されることに
なる。
【0021】以上説明した構成を備える携帯通信端末S
を用いてゲームをする方法について説明する。上述した
ように、携帯通信端末Sには、ゲームに関するプログラ
ムが予めインストールされており、所定のキーボタン
(例えばファンクションキーボタン23など)を押圧操
作することにより、ゲームが開始される。
【0022】ゲームを進行するに際し、表示部3に表示
されているキャラクターの移動は十字ファンクションキ
ーボタン25による操作入力によって行われる。一方、
ショット・決定などは、筐体ケース1の外面10のう
ち、範囲40Bに配置されている特定キーボタン30B
による操作入力によって行われる。このとき、左手の指
先によって十字ファンクションキーボタン25が操作さ
れ、右手の指先によって特定キーボタン30Bが操作さ
れる。
【0023】特定キーボタン30Bは、筐体ケース1の
+X側(すなわち、正面視右手側)に配置されているの
で、右手の指先による特定キーボタン30Bの操作性が
向上されている。また、最も+X側に配置されている特
定キーボタン30B(「9」、「#」)が−Z側にずれ
て配置されているので、例えば、「8」から「9」に移
動する際の右手親指による操作性が向上されている。
【0024】特定キーボタン30Bは、筐体ケース1に
おいて通常キーボタン(他のキーボタン)30Aが配置
されている範囲40Aより一段低く設けられている範囲
40Bに配置されており、筐体ケース1に対する突出量
が大きく設定されているので、それぞれのキーボタンの
違いを指先による感覚だけで識別しやすくなっている。
すなわち、例えば、「8」と「9」との違いを指先によ
る感覚だけで識別しやすくなっている。そして、連打・
早打ちなどをする際、表示部3を見ながらでも正確な操
作が可能となっている。
【0025】特定キーボタン30Bは、範囲40Aより
一段低く設けられている範囲40Bに配置されているの
で、通常キーボタン30Aに対して特化されており、し
たがって、ゲーム中に誤って通常キーボタン30Aを押
圧してしまう可能性が低減されている。
【0026】特定キーボタン30Bが配置されている範
囲40Bの+X側の端部及び−Z側の端部は開放されて
いる。すなわち、筐体ケース1の外面10のうち範囲4
0Bにおいて、+X側及び−Z側には段差がない。この
場合、特定キーボタン30Bを押圧操作する際、筐体ケ
ース1の形状によって指先がひっかかるといった不快感
が回避されている。また、特定キーボタン30Bを右手
親指を用いて操作する際、筐体ケース1に指をあてがい
やすくなっている。一方、範囲40Bの−X側の端部及
び+Z側の端部には段差が形成されているので、指先の
範囲40A側への移動(侵入)が規制されている。
【0027】更に、ゲームに使用する特定キーボタン3
0Bの突出量が大きく設定されているので、激しい指の
動きをしたときでも、押圧力が不十分で特定キーボタン
30Bを押したつもりでも操作入力されないといった恐
れが低減されている。すなわち、特定キーボタン30B
は突出量を大きく設定されているので、たとえ、早打ち
の際に斜め方向から特定キーボタン30Bを押圧したと
しても、操作入力されやすくなっている。また、突出量
を大きく設定したことによって、ゲーム中における押し
込み感が向上されている。
【0028】以上説明したように、筐体ケース1の外面
10のうち、特定キーボタン30Bが突出する周囲の範
囲40Bを、この範囲40B以外の部分である範囲40
Aより低く設けたことによって、特定キーボタン30
は、ボタン形状や押し込むストロークを変更することな
く、筐体1からの突出量を大きく設定されたことにな
る。したがって、この特定キーボタン30Bを操作入力
する際の操作性を向上することができる。また、特定キ
ーボタン30Bの周囲の範囲40Bのみを低く設けるこ
とによって、特定キーボタン30Bを特化させることが
できる。したがって、誤って通常キーボタン30Aを押
圧することなく、特定キーボタン30Bを使用した所定
の操作(ショット・決定など)の操作性を向上すること
ができる。
【0029】また、特定キーボタン(特定のキーボタ
ン)30Bどうしの間隔は、通常キーボタン(他のキー
ボタン)30Aどうしの間隔より大きく設定されている
ので、複数の特定キーボタン30Bどうしをまたがるよ
うにして操作入力する場合の操作性を向上することがで
きる。また、指先の感覚だけでも複数の特定キーボタン
30Bのそれぞれを認識しやすくなるので、操作性を向
上することができる。
【0030】また、特定キーボタン30Bの形状は平面
視円形状であり、通常キーボタン30Aの形状は平面視
楕円形状であって互いに異なる形状を有している。した
がって、形状の違いによっても特定キーボタン30Bは
特化されており、誤操作の可能性を低減することができ
る。
【0031】また、本実施形態においては、特定キーボ
タン30Bの突出量は、筐体ケース1の範囲40Bが低
く形成されていることによって大きくなっている。すな
わち、特定キーボタン30Bのストローク(押し込み可
能量)や形状などを設計変更することなく、筐体ケース
1の形状を変更するだけで、特定キーボタン30Bの突
出量を大きく設定可能な構成であるため、容易に低コス
トで特定キーボタン30Bの操作性を向上することがで
きる。
【0032】マイク4は筐体ケース1の範囲40Aに配
置されているので、ゲーム中に特定キーボタン30Bが
激しく押圧されても、マイク4が押圧される可能性は低
減されている。したがって、マイク4が故障・破損する
危険性は低減される。
【0033】なお、本実施形態において、筐体ケース1
の外面10のうち、特定キーボタン30Bの突出する周
囲の所定範囲を低く設け、この所定範囲を連続させるこ
とによって範囲40Bを形成しているが、図3に示すよ
うに、特定キーボタン30Bの突出する周囲の所定範囲
を低く設けた際、この所定範囲を連続させなくても、特
定キーボタン30Bの筐体ケース1に対する突出量を大
きくして特定キーボタン30Bを特化させることができ
る。一方、上記実施形態のように、所定範囲を連続させ
て範囲40Bを形成することにより、例えば「8」と
「9」とを交互に押圧するなど、隣接する特定キーボタ
ン30Bをまたがって連打する際の操作性を向上するこ
とができる。
【0034】次に、本発明の携帯通信端末の他の実施形
態について、図4〜図7を参照しながら説明する。ここ
で、上記実施形態と同一又は同等の構成部分について
は、その説明を簡略もしくは省略するものとする。図4
に示す携帯通信端末S2は、通常キーボタン30Aと特
定キーボタン30Bとを備えている。図4において、通
常キーボタン30Aは「1」、「3」、「7」、
「9」、「*」、「0」、「#」であり、特定キーボタ
ン30Bは「2」、「4」、「5」、「6」、「8」で
ある。通常キーボタン30Aのそれぞれは平面視楕円形
状であり、特定キーボタン30Bのそれぞれは平面視円
形状であり、互いに異なる形状に設定されている。そし
て、通常キーボタン30Aのそれぞれは、筐体ケース1
の範囲40Aに配置されており、特定キーボタン30B
のそれぞれは、範囲40Aより一段低く設けられた範囲
40Bに配置されている。本実施形態において、範囲4
0Bは、筐体ケース1の外面10のほぼ中央部に設けら
れており、平面視略十字形状となっている。そして、範
囲40Bの+X側及び−X側のそれぞれの端部は開放さ
れている。
【0035】このように、ゲーム操作に使用する特定キ
ーボタン30Bは、複数ある数字キーボタン30のうち
任意のボタンを用いることができる。そして、特定キー
ボタン30Bが配置される筐体ケース1の外面10を一
段低くして範囲40Bとし、特定キーボタン30Bの筐
体ケース1に対する突出量を大きくすることにより、操
作性を向上することができる。
【0036】図5に示す携帯通信端末S3は、通常キー
ボタン30Aと特定キーボタン30Bとを備えている。
図5において、通常キーボタン30Aは「1」〜
「7」、「「*」であり、特定キーボタン30Bは
「8」、「9」、「0」、「#」である。図5におい
て、通常キーボタン30Aのそれぞれは平面視楕円形状
であり、特定キーボタン30Bのそれぞれも平面視楕円
形状である。ここで、特定キーボタン30Bの表面積
は、通常キーボタン30Aの表面積より大きく設定され
ている。つまり、特定キーボタン30Bの筐体ケース1
から突出(露出)している部分の面積は、通常キーボタ
ン30Aの筐体ケース1から突出している部分の面積よ
り大きく設定されている。
【0037】このように、通常キーボタン30Aと特定
キーボタン30Bとの表面積を異ならせることによって
も、特定キーボタン30Bを特化させることができる。
この場合、特定キーボタン30Bどうしの間隔は狭くな
るが、特定キーボタン30Bのそれぞれは押しやすくな
る。なお、筐体ケース1に段部を設けなくても、表面積
の違いだけで特定キーボタン30Bを特化させることが
可能であるが、筐体ケース1の外面10に段部を形成し
て範囲40Bを設け、この範囲40Bに特定キーボタン
30Bを配置することにより、特定キーボタン30Bの
操作性は向上する。つまり、特定キーボタン30Bのう
ち筐体ケース1から突出している部分の形状と、通常キ
ーボタン30Aのうち筐体ケース1から突出している部
分の形状とが異なっている。
【0038】図6に示す携帯通信端末S4は、通常キー
ボタン30Aと特定キーボタン30Bとを備えている。
図6において、通常キーボタン30Aは「1」〜
「7」、「「*」であり、特定キーボタン30Bは
「8」、「9」、「0」、「#」である。図6におい
て、通常キーボタン30Aのそれぞれは平面視楕円形状
であり、特定キーボタン30Bのそれぞれ平面視四角形
状である。
【0039】このように、特定キーボタン30Bの形状
を、通常キーボタン30Aと異ならせることによって
も、特定キーボタン30Bを特化させることができる。
なお、筐体ケース1に段部を設けなくても、形状の違い
だけで特定キーボタン30Bを特化させることが可能で
あるが、筐体ケース1の外面10に段部を形成して範囲
40Bを設け、この範囲40Bに特定キーボタン30B
を配置することにより、特定キーボタン30Bの操作性
は向上する。
【0040】図7に示す携帯通信端末S5は、通常キー
ボタン30Aと特定キーボタン30Bとを備えている。
ここで、図7に示すように、筐体ケース1の外面(表
面)10は全面において同じ高さ(Y方向の位置)に設
定されているとともに、特定キーボタン30Bの高さ位
置(外面10に対する高さ位置)は通常キーボタン30
Aより高く設定されている。こうして、特定キーボタン
30Bの筐体ケース1に対する突出量が、通常キーボタ
ン30Aの筐体ケース1に対する突出量より大きく設定
されている。
【0041】このように、特定キーボタン30Bの外面
10に対する高さを、通常キーボタン30Aと異ならせ
ることによっても、特定キーボタン30Bを特化させる
ことができる。
【0042】なお、上記各実施形態において、通常キー
ボタン30Aのストローク(押し込み可能量)と特定キ
ーボタン30Bのストロークとは同じでもよいし、異な
らせてもよい。
【0043】上記各実施形態において、十字ファンクシ
ョンキーボタン25は数字キーボタン30の+Z側に設
けられているが、−Z側に設けてもよい。
【0044】なお、上記各実施形態において、数字キー
ボタン30のうち、特定キーボタン30Bの周囲の所定
範囲が一段低く形成されているが、電源ONキーボタン
21、電源OFFキーボタン22、ファンクションキー
ボタン23,24、十字ファンクションキーボタン25
の周囲の所定範囲が一段低く形成されていてもよい。
【0045】なお、ゲームに関するプログラムは、例え
ば、工場出荷時などに予めインストールされていてもよ
いし、回線(電気通信回線、携帯電話通信網など)を介
して取得(ダウンロード)してもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、筐体の外面のうち、特
定のキーボタンが突出する周囲の所定範囲を、この所定
範囲以外の部分より低く設けたことによって、特定のキ
ーボタンは、ボタン形状や押し込むストロークを変更す
ることなく、筐体からの突出量を大きく設定されたこと
になる。したがって、この特定のキーボタンを操作入力
する際の操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯通信端末の一実施形態を示す正面
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の携帯通信端末の他の実施形態を示す図
である。
【図4】本発明の携帯通信端末の他の実施形態を示す図
である。
【図5】本発明の携帯通信端末の他の実施形態を示す図
である。
【図6】本発明の携帯通信端末の他の実施形態を示す図
である。
【図7】本発明の携帯通信端末の他の実施形態を示す図
である。
【符号の説明】
1 筐体ケース(筐体) 2 キーボタン 3 表示部 4 マイク 5 スピーカ 10 外面 25 十字ファンクションキーボタン 30 数字キーボタン 30A 通常キーボタン(他のキーボタン) 30B 特定キーボタン(特定のキーボタン) 40B 範囲(所定範囲) S 携帯通信端末

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の外面から突出する複数のキーボタ
    ンを有する携帯通信端末において、 前記外面のうち、特定のキーボタンが突出する周囲の所
    定範囲を、前記所定範囲以外の部分より低く設けたこと
    を特徴とする携帯通信端末。
  2. 【請求項2】 前記特定のキーボタンは複数設けられて
    おり、 複数の特定のキーボタンのそれぞれの周囲の前記所定範
    囲は連続していることを特徴とする請求項1に記載の携
    帯通信端末。
  3. 【請求項3】 前記キーボタンのそれぞれは所定の配列
    規則で配置されており、 前記特定のキーボタンどうしの間隔は、他のキーボタン
    どうしの間隔より大きく設定されていることを特徴とす
    る請求項2に記載の携帯通信端末。
  4. 【請求項4】 前記特定のキーボタンのうち前記筐体か
    ら突出した部分の表面積は、他のキーボタンより大きく
    設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の携帯通信端末。
  5. 【請求項5】 前記特定のキーボタンの形状は、他のキ
    ーボタンと異なることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の携帯通信端末。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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